ヤンデレとは、萌え文化に特有のキャラクター類型の1つ。「病んでる」と「デレ」の合成語。ファンが好む「萌え要素/属性」(キャラクター・作品などの萌えの対象を構成する要素・記号、キャラクターや作品に属する特徴・性質)のひとつ。正常な状態からヤンデレ化することを「病み化」、「闇化」、「黒化」などともいう。
ヤンデレという語が知られるようになったのは2005年に発売されたアダルトゲーム『School Days』および同年に放送されたテレビアニメ『SHUFFLE!』がきっかけであるとされている。その後、ヤンデレのキャラクターが登場する漫画やアニメ、ゲームが注目され、ブームとなった。
「ヤンデレ」キャラのー例
ヤンデレ四天王/ヤンデレの代名詞とも言える人物
ヤンデレ時代の幕開けとなったのは、2005年に発売されたアダルトゲーム『School Days』および同年に放送されたテレビアニメ『SHUFFLE!』がきっかけであるとされている。
- 「未来日記」PV
- 未来日記は、「未来の出来事が書かれた携帯日記=未来日記」の所有者間で繰り広げられる殺人ゲームに巻き込まれてしまった中学生・天野雪輝が主人公のサスペンス・アクション。内向的で冷めている雪輝の成長、雪輝を盲目的に愛する最強のヤンデレヒロイン・我妻由乃の動向、そして個性的な12人の未来日記所有者によるバトルなどが見所。
©えすのサカエ・角川書店/12人の日記所有者たち
- 桂言葉(『School Days』(スクールデイズ))
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『School Days』のメインヒロインである「桂言葉」(かつら ことのは)は、伊藤誠を一途に愛する。あまりにも一途に誠を愛しすぎたがゆえに「ヤンデレ」へと変貌する。 桂言葉(かつら ことのは)は、アダルトゲーム『School Days』のメインヒロイン。「niceboat.」当事者。伊藤誠を一途に愛しすぎたがゆえ泣く子も黙るヤンデレへと変貌する。本人がそうした凶行に至った経緯が細かく描写されており、元祖ヤンデレの人。「中に誰もいませんよ」(テレビアニメ版)や、「死んじゃえ」(ゲーム版)などのセリフも有名。居合いの経験があることがSummerDays中で明らかになり、刃物の使い方が異様にうまいのはこのためである。
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桂言葉が西園寺世界を殺害したのち、世界の妊娠を確かめるために、遺体の腹部を鋸で裂き、子宮を覗いている描写の後に「中に誰もいませんよ」という伝説のセリフをつぶやく。 原作ゲーム版「SchoolDays」の最も有名なエンディング『鮮血の結末』で、桂言葉が西園寺世界を殺害する際に言ったセリフ「死んじゃえ」は、伝説のヤンデレ名言として語り継がれている。 「鮮血の結末」とは、PC版「School Days」の最も有名なバッドエンド。桂言葉は伊藤誠と関係修復を図ろうと近づくが彼女を快く思わない世界の友人らに妨害されてしまい、妨害、いじめの実態を知らない誠は西園寺世界との関係を深めていく。そしていじめと妨害を受け続けた言葉は精神、行動に異常をきたす程追い詰められて行き、最後は鋸を手に世界を惨殺してしまう。
アダルトゲーム『SchoolDays』のバッドエンド『鮮血の結末』にて、桂言葉は、鋸によって西園寺世界を惨殺する。 「永遠に」とは、ゲーム「School Days」におけるバッドエンドシナリオの一つ。「私、二人は幸せになれないと思います」「二人を幸せになんか…しませんから」。主人公の伊藤誠を恋敵の世界に奪われたヒロイン・桂言葉の復讐。桂言葉は、誠と世界の心に「永遠に」居続ける(トラウマを与える)為に目の前で飛び降り自殺を図る。
アダルトゲーム『SchoolDays』のバッドエンド『永遠に』。家を出た誠と世界の後ろで、何か落ちる音。それは、言葉の携帯だった。見上げる二人の目の前に、言葉が落ちてきて・・・・地面に叩き付けられる瞬間、誠と世界に向かって残酷な微笑を浮かべた言葉。 誠と世界の心だけでなく、ゲームプレイヤーの心にもトラウマを植え付けた。 - 我妻由乃(未来日記)
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テレビアニメ『未来日記』の第一話で、ヒロイン・我妻由乃が取った恍惚のヤンデレポーズ。ストーカー少女・我妻由乃は、「大丈夫、ユッキーは…(吐息)…由乃が守ってあげる。ねえ、ユッキー……」と恍惚の表情を浮かべながら雪輝を命がけで守ると宣言する。 我妻由乃とは、えすのサカエによるサバイバル・サスペンス漫画『未来日記』のヒロイン。主人公の天野雪輝のストーカーで典型的なヤンデレ。雪輝のことを『ユッキー』と呼び、執拗に付きまとう。「恍惚のヤンデレポーズ」当事者。流血系末期の逸材で「ヤンデレクイーン」の異名を持つ。雪輝を守るためならあらゆる犠牲、被害を厭わない。
我妻由乃の正体は、タイムリープしてきた我妻由乃(一週目)であり、現在の我妻由乃(二周目)を殺害し入れ替わっていた。我妻由乃は自分に殺された。 - 芙蓉楓(テレビアニメ『SHUFFLE!』)
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アニメ版『SHUFFLE!』では土見稟と楓の先輩である時雨亜沙との間に三角関係が生じ、その中で芙蓉楓が精神的に追い詰められ破綻していく。 芙蓉楓(フヨウカエデ)は、テレビアニメ版『SHUFFLE!』の「空鍋」で有名に(19話「忘れ得ぬ想い」では、病んでしまった楓が空の鍋をかき回すという異常行動が描かれた)。「ヤンデレ」誕生の契機となった一人と言われている。ただし原作ではヤンデレキャラではないため要注意。
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芙蓉楓が虚ろな目で中身の入っていない空の鍋をお玉でかき混ぜるシーン(通称:空鍋)(アニメ版『SHUFFLE!』第19話「忘れ得ぬ想い」で描かれた通称「空鍋」のシーン) 「空鍋」のシーンでの芙蓉楓の台詞「稟くんのお世話をするのが私の生きがいですから…稟くんが幸せならそれでいいんです」
空鍋は、アニメ版SHUFFLE!19話の精神崩壊した楓が虚ろな目で空の鍋をかき回すシーン。楓のヤンデレ化の象徴的な名場面。 絶叫する芙蓉楓「あんたなんか、死んじゃえばいいんだぁっ」 楓で有名なネタの一つは、時雨亜沙に対して「あんたなんか、死んじゃえばいいんだ!」(「死んじゃえバインダー」と聞こえる)と言い放った台詞。
時雨亜沙に詰め寄り、芙蓉楓は「稟くんを…返して…」と声を絞り出す。 - 園崎詩音(ひぐらしのなく頃に)
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園崎 詩音(そのざき しおん)は、『ひぐらしのなく頃に』「目明し編」の言動などから“ヤンデレ”の代表的なキャラクターとして挙げられることも多い。 園崎 詩音(そのざき しおん)は、『ひぐらしのなく頃に』に登場する「目明し編」及び外伝作品「現壊し編」の主人公。魅音の双子の妹。自分の恋人の北条悟史(ほうじょう さとし)が行方知れずになったことが原因で次第に狂気が露わになり、関わった人物達を虐殺していく。彼女のヤンデレ属性は、「人間不信」「疑心暗鬼」「被害妄想」といった症状を呈する風土病の「雛見沢症候群」によるところが大きいと思われるので要注意。
実は、 現在「詩音」と名乗っている方が本来双子の姉である「魅音」だった 。元より、普段から衣服を替えたら双子の区別を付けられなくなるのを良いことに時々入れ替わっていたのだが、たまたま、「魅音」の背中に頭首の証である入れ墨を入れるという、園崎家にとって非常に大事な日に、本当にたまたま入れ替わってしまっていたため、それ以来「魅音」と「詩音」が完全に入れ替わってしまったのだった。
その他のヤンデレキャラ(50音順)
アニメ、漫画、ゲーム分野においてヤンデレキャラと評されることが多い有名な女性キャラクターを50音順にまとめて一覧。
あ行
- 暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ)
『魔法少女まどか☆マギカ』の主要キャラクターであり、謎の転校生。第10話においてほむらの過去が語られた。まどかを魔法少女にさせないため、幾度となく同じ時を繰り返した少女。まどかに対するツンデレ・クーデレキャラであり、ヤンデレキャラでもある。
「このときを待ってた」 TV版ラストで「円環の理」となったまどか。ほむらは、とうとう、まどかを現世に引きずり戻す(世界を再編成する)ことに成功した。 - アデネラ(異世界召喚アニメ「慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜」)
アデネラとは『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』に登場する統一神界の女神。いつもボロボロの服と髪で、とても女神には見えない。剣神のセルセウスを上回る強さを持つ軍神だが、外見は陰気な少女。竜宮院聖哉に剣の奥義「連撃剣(エターナル・ソード)」を授けるが、聖哉に惚れ込んでしまい、可愛らしい姿に大変身。しかし、修行の相手としての関係以上を望まない聖哉にこっぴどくフラれることになる。
アデネラは、聖哉から拒絶されると心を乱し、まるで闇堕ちしたかのように発狂し、ヤンデレ化した。荒れ狂って暴走したり、聖哉の命を狙うような行動も取った。竜宮院聖哉にフラれたアデネラは、ヤンデレ化して暴走する。 聖哉のためにケーキを作ったアデネラ「わ…私の気持ち5時間かけて作った。受け取って…」
聖哉「まずい、いらん」5時間もかけて作ったケーキを用意して聖哉に告白をするものの、修行の相手以上の関係を望まない聖哉にこっぴどく振られてしまう。闇堕ち、ヤンデレ化アデネラ『そ…そうだよね…私なんてまったくいらんよね…』
アデネラ『ケーキと一緒でまったくいらんよねー!』リスタルテがアデネラの部屋に来てみると、部屋の壁一面に、びっしり「殺す」の文字が…。(リスタ「こ…これはやばい!やばすぎる!」) ホラー演出で描かれるアデネラ『リ…リスタルテ…お…お前が帰ってきてるってことはあの勇者も…ヒヒヒ…帰ってきてるんだね?』 - アネモネ(交響詩篇エウレカセブン)
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凶暴で残虐な戦い方で主人公たちを脅かすアネモネ。精神安定のための薬物投与により躁鬱が激しい。最高司令官デューイへ無邪気になつく。アネモネの心の闇を救うのは世話係のドミニク。 アネモネは、ボンズ制作のSFロボットアニメ『交響詩篇エウレカセブン』に登場するキャラクター。ニルヴァーシュ type the END(ジ・エンド)のライダー。様々な場面でヒロインの少女エウレカと対比される少女。副ヒロイン。デューイ・ノヴァクを慕うが、陰では複雑な感情ものぞかせる。自分の世話係であるドミニク・ソレルへの想いに自覚がなかったが、彼の連邦軍造反を知って取り乱す。
正体はエウレカの代わりとして作り上げられた人型コーラリアン。そのため、エウレカにはコンプレックスを抱き、激しい憎悪を剥き出しにする。
いわゆるヤンデレであり、回を追うごとにそのヤンデレぶりが度を増していった。
- 天倉繭(ホラーゲーム『零〜紅い蝶〜』および『眞紅の蝶』)
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天倉繭は、妹の澪を強く思うが故に、いつかは彼女と離れて別々に生きていかなければならないことを非常に恐れている。ヤンデレな強度のシスコン。「紅い蝶」エンドでは、望んでいた通りに儀式によって澪の手で絞殺され、紅い蝶となった。 天倉繭とは、ホラーゲーム(鬱ゲー)『紅い蝶』の主人公。澪の双子の姉。
ヤンデレエンドの「虚」エンドでは、澪と共に村から脱出し、虚を覗き失明してしまった彼女を支える。バッドエンドだがヤンデレの繭にとっては、ハッピーエンド。目が不自由になった澪に寄り添って介助する繭。その口元は、微かにほころんでいるのだった。 澪への依存が強すぎるヤンデレな天倉繭にとって、澪が失明したことで(介護が必要な体になったため)思うがままに独占しやすくなる。そのため、「いつも一緒だから」とつぶやき、ラストシーンで微笑を浮かべている。
- 新垣あやせ(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
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新垣あやせ「桐乃のためならわたし……加奈子だって殺せるよ!!」 新垣あやせは、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のメインヒロインで隠れオタクの高坂桐乃(こうさか きりの)の友人として登場する女子中学生。あやせにとって桐乃は友人というよりも、一種の崇拝と呼べる感情を抱いている対象。本性はヤンデレ的な気質を持っており、本気で怒ると桐乃がたじろぐほどおっかない。
- アンナ・錦ノ宮(下ネタという概念が存在しない退屈な世界)
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ヤンデレ的な一面を持ち、嫉妬を覚えると包丁を持ち出すなど色々と過激な性格をしている。 テレビアニメ「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の裏ヒロイン的存在。時岡学園高等部の2年生で生徒会長。奥間狸吉と事故でキスして以来、下腹部に熱を覚え、彼に病的なまでの何かの感情を抱くようになり、執拗なまでに彼を求めるようになる。ヤンデレ化してしまった。
- 江迎怒江(漫画「めだかボックス」)
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『めだかボックス』の「江迎 怒江」(えむかえ むかえ)のセリフ量は桁外れの多さ。「江迎 怒江」は偶然出会った「人吉善吉」に一目惚れし、出会って1分もしないうちに、見開き2ページに渡る膨大な量のセリフを喋り倒した。 江迎怒江(えむかえむかえ)は、人吉善吉の優しさ(というか鈍感型博愛)に触れ、一気に盲目的な愛情と異様な執着・独占欲をあらわに交際・結婚を迫る。キレっぷりと危険度は半端ではないヤンデレキャラ。
江迎怒江の超長台詞「あ、あの! 人吉くん! 私江迎怒江っていうんだけど! 子供はっ…子供は何人欲しい?・・・(中略)・・・だって可哀想だもんね私ばっかり幸せになったら。人吉くんもそう思うでしょう?」
人吉善吉が発したとっさの一言「……うんっ!そうだなっ!」
典型的なヤンデレの「江迎 怒江」(えむかえ むかえ)の「めだかボックス・第10巻・カバー裏」のセリフも凄い量。
か行
- 雪華綺晶(ローゼンメイデン)
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雪華綺晶(きらきしょう)は、ローゼンメイデンシリーズの第7ドール。彼女の行動は狂気に囚われている。 雪華綺晶(きらきしょう)はローゼンメイデンに登場するキャラクター。一人称は『私』で、口調は丁寧だがその行動は狂気を孕んでおり、人格、思考ともに破綻しているうえにストーカーかつヤンデレ気質であるためかなりの危険人物。
「私は私を補って、至高の少女になるのです」
アニメ初登場のシーンでは、雛苺を捕食(右目の薔薇で包み込んで吸収)するという事をやってのけ、衝撃を覚えた視聴者も多い。
- 霧島翔子(バカとテストと召喚獣)
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霧島翔子は、浮気の疑いやセクシーな人物(瑞希や秀吉など)が登場すると、 目潰しやアイアンクロー等をブチかますお茶目な面もある。スタンガンを常備し夫に浮気疑惑があると所かまわずお仕置きをする。 愛だから仕方がない。 霧島 翔子(きりしま しょうこ)は、『バカとテストと召喚獣』のサブヒロインの一人。学年首席のクールビューティー。坂本雄二とは小学校からの幼なじみ。雄二を一途に想っている。
- 紅赤朱秋葉(『月姫』『MELTY BLOOD』)
- 紅赤朱秋葉(くれないせきしゅあきは)は、TYPE-MOONのノベルス作品を原作とする「渡辺製作所」の対戦型格闘ゲーム『MELTY BLOOD』に登場するキャラクター。「紅赤朱」とは、混血の者が、自己に眠る魔の血を最大限に引き出した状態のこと。一度こうなると、もう二度と人には戻れない。「紅赤朱秋葉」は、完全に反転し、紅赤朱に変じた秋葉。遠野志貴の義妹・遠野秋葉が鬼として完全に反転した状態。性格は重度のツンデレに拍車がかかって極度のヤンデレと化している。
- 上月由良(カルタグラ~ツキ狂イノ病~)
- 上月由良(こうづき・ゆら)は、アダルトゲームブランド『Innocent Grey』のアダルトゲーム『カルタグラ~ツキ狂イノ病~』に登場するキャラクター。行方不明となっている女性。典型的なヤンデレヒロインであり本作の猟奇事件の黒幕。
上月由良は、外出先で使用人とはぐれ難儀していたところを主人公の高城秋五(たかしろ・しゅうご)に助けられる。生まれて初めて偏見も同情も持たない本心からの優しさに触れ、以降、高城秋五に妄執し、秋五だけが彼女の全てになる。
秋五の出征後、由良は失踪し生死不明となる。しかし彼女は自身の能力によって、ある新興宗教団体の教主の座に収まっていた。そして信者を使って、秋五に好意を寄せる邪魔な人間を、片端から殺害した(させた)。「この女さえ死ねば、『和菜』として貴方に愛されるのは私だけ…」
ヤンデレの上月由良(こうづきゆら)は、闇化後、デレ対象である主人公の高城秋五に近づく女性を殺害し、さらに妹の上月和菜を殺害し入れ替わろうとした。 後に上月和菜(こうづき・かずな)と秋五が恋仲になっていると知った由良は、和菜を消し、さらに自分と和菜の外見上の唯一の違いである眼の色を隠して、「失明した和菜」として秋五に愛されようと考える。そのために、自分の眼をナイフで潰そうとした。
- 木之坂霧乃(テレビアニメ『Gift 〜eternal rainbow〜』)
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深峰莉子 (ふかみね りこ)の悪夢にでてきて怨んでいる木之坂霧乃 (このさか きりの)。霧乃は、悪夢 (恋愛絡み)を見ると、爪を血が出るほど噛む癖がある。 木之坂霧乃(このさか きりの)は、MOONSTONEから発売されたアダルトゲーム「Gift ~ギフト~」に登場するキャラクター。主人公の家のお隣さんかつ幼馴染。おしとやかでやや引っ込み思案な性格。主人公に淡い想いを抱いており、毎朝起こしてくれたり朝食を作ってくれたりと何かと世話を焼いてくる。主人公の妹の座を渇望している幼馴染キャラ。
天海春彦 (あまみ はるひこ)にフラれて、精神崩壊した木之坂霧乃が虚ろな目で相手が居ない糸電話と会話を始めるシーン。通称「一人(独り)糸電話」。SHUFFLE!(アニメ版)の芙蓉楓の「空鍋」を彷彿させる。 木之坂霧乃は、テレビアニメ版『Gift 〜eternal rainbow〜』で何故かヤンデレ化させられてしまったヒロイン。精神崩壊した霧乃が虚ろな目で相手が居ない糸電話と会話を始めるシーンがある。通称:一人(独り)糸電話。
木之坂霧乃 (このさか きりの)は、落ち込むと暗い部屋で独りで「糸電話」をかける。
さ行
- 沙条愛歌(『Fate/Prototype』の黒幕、前日譚『蒼銀のフラグメンツ』の主人公)
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セイバーに対して臆面なく愛情を向けており、その願いも彼の願いを叶える事であると述べている。「早く会いたい、早く会いたい、早く会いたい!私のセイバー!私の、私だけの王子様!」 沙条愛歌(さじょうまなか)は、『Fate/Prototype』の黒幕にして、前日譚『蒼銀のフラグメンツ』の主人公。8年前の聖杯戦争にて、セイバーを召喚した最強のマスター。セイバーに恋をし、彼の願いを叶えるべく、聖杯戦争を暗躍するが…。労苦もなくその勝利者となったが、セイバーの造反によって胸を刺し貫かれて死亡。その亡骸はセイバーによって大聖杯にくべられていた。しかし聖杯の力で復活し、サーヴァント・ビーストのマスターとして現界する。令呪の位置は胸部中央。また胸部には8年前にセイバーによって貫かれた傷が今でも残っている。
- 佐々井夕奈(アダルトゲーム「銀色」)
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佐々井夕奈(ササイユウナ)は、萌えキャラ属性の一種「ヤンデレ」の始祖とされるゲームキャラクター。 銀色(ゲーム)は、2000年8月31日に発売された、ねこねこソフトの第2作。全編を通して非常にシリアスな展開が続き、ひとつのシナリオを除いて悲劇的な結末に至るため、鬱ゲー、泣きゲーのひとつに数えられることも多い。泥沼の三角関係に陥ってしまい、取り返しのつかない悲劇的な結末へ突き進んでしまう。
佐々井夕奈「安心しなさい、朝奈。あなたの肉は私が食べてあげる。でも飲みこんであげないわ。口に含んでから不味そうに吐き捨てるの」 第三章に登場する佐々井夕奈は、主人公への恋慕と妹の朝奈への嫉妬から狂気に堕ちていく、いわゆるヤンデレヒロインのひとり。だが当時はまだ馴染みのないジャンルだったこともあり注目されることは少なく、ファンの間ではネタキャラ的に扱われていた。現在ではヤンデレヒロインの始祖的な存在と評される。
佐々井夕奈が想いを寄せていた青年と信じてきた妹の朝奈が結ばれた時、優しかった夕奈の姿は嫉妬心で豹変する(闇化・黒化)。「謝るなっ!虫唾が走るわ」「この嘘つきの、裏切り者がっ!」「そうねぇ、死んだ貴方だったら愛してあげてもいいわ」といった罵詈雑言を叩きつけて妹の首を締め上げるという凶行に、当時の萌えユーザーは戦慄したものだった。
- 千石撫子(「化物語」、「偽物語」、「囮物語」、『恋物語』)
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千石撫子は、囮物語にて、あまりの豹変ぶり。ヤンデレからまるでラスボス化。ブチギレした千石撫子のあまりの豹変ぶり(闇化・黒化)に視聴者は度肝を抜かれた。 千石撫子とは、『化物語』の登場人物で「なでこスネイク」、「なでこメドゥーサ」のメインキャラクター。 阿良々木暦のことが大好きである。 『囮物語』および『恋物語』において忍野扇にそそのかされて蛇神となる。「囮物語」にて、ヤンデレ化により性格が豹変した。
撫子「うっせーんだよ!進展なんてあるわけねぇだろ!?
撫子「俺様にテメェの仕事押し付けてんじゃねぇぞ!ああん!?」
撫子「どうなるもこうもねぇよ!無茶な頼み事だっていうのはテメェが一番分かってんだろーが!ああん!?」
撫子「おとなしい奴が本当におとなしいと思ってんな!」忍野扇にそそのかされて蛇神となった「千石撫子」。 - 惣流・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)
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惣流・アスカ・ラングレーは、EVAとのシンクロ率は2桁を切るという状態になり、弐号機の起動すら不可能になる(『新世紀エヴァンゲリオン』第24話「最後のシ者」より)。 惣流・アスカ・ラングレーは、『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するヒロインの1人であるが、綾波レイ(第一話初登場)と異なり、アスカは第八話にて初登場。ツンデレも兼ねる(初期)。劇中後半での精神崩壊への過程や、劇場版でのEVA量産型との戦闘における鬼気迫る表情、追加されたシーンも含め補完計画中に吐露されたシンジへの独占的な執着心などから、「ヤンデレでは?」との指摘もあり、『ヤンデレ大全』(出版社:インフォレスト)においても記載がある。
アスカ「シンクロ率ゼロ・・・・・・セカンドチルドレンたる資格なし」
アスカ「もう私がいる理由もないわ 誰も私を見てくれないもの パパもママも誰も・・・」
アスカ「私が生きてく理由もないわ」惣流・アスカ・ラングレーは、完全に精神崩壊を起こし物言わずベッドに横たわるだけの廃人と化した。
た行
- 月島美夏(狂った果実)
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月島美夏は「元祖ヤンデレ」 未だなおエロゲー史上最狂最悪のヤンデレと称される伝説のヒロイン。恋人と片目を失った主人公・狩野哲「イツカ・カナラズ・コロシテヤルカラナ」。憎悪と言う感情で哲の心に自分を刻むことに成功した。 月島美夏(つきしまみなつ)は、フェアリーテールより1992年に発売されたサスペンス鬱ゲー「狂った果実」のヒロインにしてラスボス。生半可なヤンデレではない。初めて目にした主人公・狩野哲に恋と言う言葉では生ぬるいほど強い執着を抱き、哲にアプローチを掛ける女性をことごとく血祭りにあげていく。まだ「ヤンデレ」という言葉が確立していなかった当時において、犯人の動機が完全なヤンデレであり、ギャルゲー業界における「元祖ヤンデレ」である点としても、非常に画期的な作品といえる。
な行
- ノヴァ(アニメ版『魔法騎士レイアース』第二章)
- ノヴァは、アニメ版『魔法騎士レイアース』第二章のオリジナルキャラクター。後悔や懺悔、憤りといった光の負の感情から生まれた、もう一人の獅堂光ともいうべき存在であり、光の心の影。獅堂光に対して固執や執着といった感情を寄せ、逆に光の好きなものや大事に思っているものへは激しい憎悪の感情を見せる(ヤンデレ気質)。
は行
- 柊真昼(終わりのセラフ)
- 柊真昼(ひいらぎまひる)は、『終わりのセラフ』に登場するキャラクター。一瀬グレンへの愛のために何もかも巻き込んで行動する危険さを持ち、自らを実験台に提供したり、人体実験にまで手を出し、巨大組織同士の戦争まで引き起こしている。いわゆるヤンデレでメンヘラと言える。少女の妄想じみた言動が特徴。
- 藤乃静留(アニメ『舞-HIME』)
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最強にして、最狂のHiMEである藤乃静留。京女がガチレズのヤンデレ狂女として暴れ狂う。劇中で玖我なつきの寝込みを襲ってしまうシーンも。 藤乃静留(ふじのしずる)とは、アニメ『舞-HIME』に登場するキャラクター。常に慌てず騒がずがモットーのおっとりした生徒会長。京都弁が特徴の物腰おだやかな美少女。後輩の女生徒たちからは慕われているが…実はレズビアンであり、彼女自身は親友である筈の玖我なつきに激しい恋愛愛情を抱いている。なつきを害するものには容赦がない。狂気のレズビアンという極めて特異なキャラ。
藤乃静留は、親友である玖我なつきに対し激しい恋愛感情を抱いており寝ている間になつきの貞操を奪ってしまった。 物語中盤まではほとんど出番が無かったが、終盤に向かうにつれて百合とヤンデレの本領を発揮。一番地をエレメント片手にひとりで殲滅、なつきを傷つけた奈緒や雪之のチャイルドをあっさり倒す。仕舞いには最愛のなつきにまで刃を向ける。その様はまさに狂気…。
藤乃静留は、狂気の同性愛者(ガチレズ)という極めて特異なヤンデレ・キャラクター。玖我なつきへの激しくも一途な愛が男女問わず共感を呼びシリーズで一番の人気キャラクターになっている。
- ブランシェ(ショコラの魔法)
- ブランシェは、『ショコラの魔法』に登場するキャラクター。「白き魔女」と呼ばれる、哀川ショコラと同じショコラティエ。カカオ・テオブロマのことが大好きで、カカオと一緒にいるショコラを憎んでいる(所謂ヤンデレ)。カカオに異常な愛情を抱いている。
- 星野 あさみ(アニメ版「Myself;Yourself」)
- 星野 あさみは、PS2用ゲームソフト『Myself;Yourself』の登場人物。テレビアニメ版『Myself;Yourself』がゲームに先行して2007年10月から12月まで放送された。成績優秀で人当たりも良く、周囲から注目されている。真面目で責任感が強く、クラスの学級委員を務める他、生徒会にも所属。「ヤンレズ」という新しいキャラクター類型を生み出したほどヤンデレで百合的な一面がある。若月 朱里(わかつき しゅり)に好意を寄せており、過去に告白したこともある。受け入れこそされなかったものの、その後も変わらない態度で接してくれる朱里の優しさに満足し、友人としての付き合いを続けていた。しかし、自分も含め周囲の人間には見せられることのない朱里の弱い部分が修輔にだけ晒されているのを目の当たりにすると、それが自分にも向くように、頼ってくれるようにと思い、朱里と修輔が性的関係を持ったとする偽りの手紙を学校に送ったりなどの嫌がらせをするなど、朱里に対して屈折した感情を持つようになった。
星野 あさみの告白・感情の吐露朱里に対する感情はかなり病んでおり、8分に渡ってマシンガンのごとく吐き出される感情の吐露は圧巻。
ともかく「朱里と修輔がラブホテルに入っていくのを見た」という手紙を出して家庭を崩壊させようとした彼女の企みは成功し、朱里は修輔と共に兄弟で駆け落ちしてしまうのだった…
- 星伽白雪(ほとぎ しらゆき)(緋弾のアリア)
- 星伽白雪(ほとぎ しらゆき)とは、緋弾のアリアの登場人物である。幼馴染である遠山キンジに対して好意を持っているのだが、想いが強すぎるあまり、行き過ぎた行為に走る事が多々ある。
- 穂村愛美(君が望む永遠)
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「君が望む永遠」のヤンデレキャラとして有名な穂村愛美。通称は「マナマナ」。主人公の鳴海孝之と関係を持ってしまうと彼への依存心は異常とも呼べるほどにまで強くなっていく。それに恐れた孝之が愛美を拒否すると、偏執的な愛情で孝之を追い詰めていくことになる。 穂村愛美(ほむらまなみ)は、「君が望む永遠」のヒロインの一人。鬱展開が比較的多いとされる本作品において、最恐と言われるのが彼女の攻略ルートである。鳴海孝之が相談をしに家に行った時、突き落とし気を失った隙に口枷、手枷をし自室に監禁する。
ま行
- 松坂さとう(ハッピーシュガーライフ)
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「ヤンデレ少女」の松坂さとうは、神戸しおとの間を邪魔する者に対しては徹底的な制裁を下し、場合によっては殺すことさえも躊躇わない。 松坂さとう(まつざかさとう)は、『ハッピーシュガーライフ』の主人公。神戸しおとの出会いにより愛とはなにかを知り、彼女との暮らしを守るためにバイトに励んでいる。しおこそが自分に愛を教えてくれる存在だと信じて疑わず、その幸せを壊そうとする者には容赦はせず、感情をあらわにして襲いかかる。
- 間桐桜(『Fate/Staynight』、『Fate/Zero』)
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「マキリの杯」となった間桐桜(通称:黒桜)。復讐者のサーヴァント・この世全ての悪(アンリマユ)との契約の影響で、性格や態度まで変貌。禍々しい姿になった。 間桐桜(まとうさくら)は、TYPE-MOONの作品『Fate/stay night』のメインヒロインの一人。遠坂凛の実妹。「Fate」(セイバールート)と「Unlimited Blade Works」(遠坂凛ルート)の二つのルートでは彼女の取り巻く環境が明かされないため、中盤からフェードアウト。ヒロインとなる「Heaven’s Feel」にてその全貌と本質が明かされる。“桜ルート”と呼ばれる最終ルート「Heaven’s feel」を3部作で映画化した劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」 が2017年から放映されている。
桜ルートの劇場アニメ化である「Fate/stay night 〔Heaven’s Feel〕」は、制作はufotableで、全3部作。
- 第1章『Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower』は2017年10月14日公開。主題歌はAimerの「花の唄」。
- 第2章『Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly』は2019年1月12日公開。主題歌はAimerの「I beg you」。
- 第3章『Fate/stay night [Heaven’s Feel] Ⅲ.spring song』は2020年3月28日公開予定。主題歌はAimerの「春はゆく」。
劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song 予告編│2020年3月28日公開【ストーリー】
「俺は、桜にとっての正義の味方になるって決めたから」 少年は、真実からもう目を逸らさない。少女を救うために。自分の選んだ正義を貫くために。魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が万能の願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。 その戦いは歪んでいた。ひとりの少女――間桐 桜は犯した罪と共に、昏い闇に溺れてしまった。桜を守ると誓った少年・衛宮士郎は遠坂 凛と共闘し、「聖杯戦争」を終わらせるため、過酷な戦いに身を投じる。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは闘争の真実を知る者として、その運命と向き合い、間桐臓硯は桜を利用して己が悲願を叶えようとする。「だから──歯をくいしばれ、桜」
激しい風に抗い、運命に挑む少年の願いは、少女に届くのか。終局を迎える「聖杯戦争」──。 最後の戦いが、遂に幕を上げる。
や行
- 山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)
- 山岸由花子(やまぎしゆかこ)は、「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する人物。成績優秀かつ料理や裁縫も上手いハイスペック少女。その一方で、非常に思い込みが激しく身勝手な性格の持ち主であり、自分の意に沿わない相手には平然と危害を加える。広瀬康一に一方的な好意を抱いており、たとえ康一に相手にされないとしても愛し続ける事を心に誓った。
1992年にして『普段は温厚だが偏執的な愛で男性を追い詰める美少女』というヤンデレ女のテンプレ設定を完備した存在であり、おそらくジャンプ史上初、日本の漫画作品でも最初期のヤンデレキャラである。ただし連載当時はヤンデレという言葉がなかったため、作中では「プッツン由花子」という表現が使われていた。
引用元: ピクシブ百科事典:山岸由花子
- ユベル(遊戯王デュエルモンスターズGX)
- ユベルは、アニメ「遊戯王デュエルモンスターズGX」及び「遊戯王オフィシャルカードゲーム」に登場するキャラクター・モンスターカード。遊戯王GX第3期のラスボスであり、主人公・遊城十代に対し異常な程の愛情と独占欲を持ち、それ故に世界を消滅寸前まで追い込んだ。 後に主人公・遊城十代の精神的パートナーとなる。
ら行・わ行
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