ヒドインは、作品に登場するキャラクター設定があまりにも酷過ぎるヒロイン。鬼畜な行動を取るヒロインらしからぬヒロイン、顔はいいが中身は外道で、他人を蹴落とすこともいとわないヒロイン。「ゲスイン」(ゲスなヒロイン)とも呼ばれる。類義語としては「残念な美少女」「残念な美人」「鬼畜ヒロイン」などが挙げられる。ヒドインは残念(残念な美人)を通り越したレベルのキャラ。ヒドイン一覧では、ヒドインの代表例などをまとめて一覧する。

ヒドインの代表格といえるキャラクター

アルベド、シャルティア・ブラッドフォールン(オーバーロード)

アルベド(オーバーロード)

アルベド(オーバーロード)はモモンガへの愛情表現が半端ではないヤンデレなヒドイン。

「残念な美人」ないし「残念な美少女」を通り越して「ヒドイン」に属する女性キャラクターが「オーバーロード」には数多く登場する。中でも「アルベド」と「シャルティア・ブラッドフォールン」はヒドインの代名詞的な存在といえるキャラクター。

アルベドは、丸山くがねの小説、およびこれを原作としたアニメ『オーバーロード』の登場人物兼メインヒロイン的存在。ナザリック地下大墳墓の守護者たちを統括する最高位の悪魔(サキュバス)。

シャルティア・ブラッドフォールン

シャルティア・ブラッドフォールンは、アインズのことを心の底から愛し、度々その事でアルベドと衝突している。

シャルティア・ブラッドフォールンは『オーバーロード』に登場するナザリック地下大墳墓1~3階層「墳墓」の守護を任された階層守護者。同性愛・嗜虐趣味、語尾に「~でありんす」をつける廓言葉を使用している。数ある性癖の一つ「ネクロフィリア」の関係もあってかアインズのことを心の底から愛し、書籍版では度々その事でアルベドと衝突している。

邪神ちゃん・花園ゆりね(邪神ちゃんドロップキック

邪神ちゃん・花園ゆりね

『邪神ちゃんドロップキック』の主人公である悪魔「邪神ちゃん」と邪神ちゃんを召喚したもう一人の主人公「花園ゆりね」

邪神ちゃんとは、『邪神ちゃんドロップキック』の主人公キャラクター。上半身は美少女(ギャル)だが下半身は蛇(コブラ)の姿をしている悪魔。自分より弱い者に対して尊大な態度を取り、いじめや嫌がらせ、食料の強奪を平然と行う。
他にも自分が勝つために卑怯な手段を用いたり、逆に自分より強い者には及び腰になったりなど、基本的にはゆりねからは「クズ」と称されるほどの外道な性格。メデューサには普段自分の要求する物を買わせたり、金をせがむ事が多い。趣味のパチンコやソシャゲで生活費を使い込んだりしている。

ミノスからは「魔界最弱」と評されており、自身がよくいじめている下級悪魔である氷ちゃんにも能力を使われたら敗北するほどに弱いが、一般人なら睨んだだけで怯えさせる事が可能。

刃物で突き刺される、尻尾を切断される、チェーンソーで切り刻まれてミンチにされるなどといった普通なら死んでもおかしくないほどの目に合わされてもしばらくすると復活している事から、ほとんど不死身に近い再生能力を有しているが、ゆりねに対して恐怖心を持っていることから、痛みや死を普通に恐れてはいる様子。

花園ゆりねとは、『邪神ちゃんドロップキック』のもう一人の主人公。神保町のボロアパートで暮らしている邪神ちゃんを召喚した女子大生。ホラーやオカルトが大好きで、ゴスロリファッションに眼帯と中二病をこじらせている。

戦場ヶ原ひたぎ(『化物語』および〈物語〉シリーズのメインヒロイン)

戦場ヶ原ひたぎは、『化物語』および〈物語〉シリーズのメインヒロイン。自他共に認めるツンデレキャラだが、デレの「デ」の字も見せなかった最初期には阿良々木暦から「ツンデレというよりツンドラ」と評されていた。ヒドインを自称している。

園川モモカ(さばげぶっ!)

園川モモカ(そのかわももか)は、「さばげぶっ!」に登場するキャラクター。主人公。毒舌かつ外道。やられた相手には即座に数倍返し、自分を慕う仲間を盾にして身を守る、降参を宣言した相手や自分が提案した引き分けを受け入れさせた相手に躊躇なく発砲する、ガンシューティングゲーム対決で負けそうになった相手を殴って気絶させてる間に逆転する等、悪行が目立つ。

うるおいちゃん(ぷるるんっ!しずくちゃん)

うるおいちゃんは、テレビ東京系列他で放映されたファミリー向けテレビアニメ作品『ぷるるんっ!しずくちゃん』、第2期『ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆』に登場するキャラクター。本作のヒロイン。ツンデレ。化粧水の妖精でお洒落好き。自己中で気まぐれ屋である。短気で嫉妬深く好戦的。子供向けアニメのヒロインでありながらその苛烈なキャラクター性で第一話から強烈なインパクトを残し、視聴者のハートを掴んだヒドイン。

うるおいちゃんは、そのぶっ飛んだキャラクター性からアフレコ時に共演者からも『うるおいちゃんヒドイw』と驚きの声が上がっており、ヒロインではなく『ヒドイン』と呼ばれていた。

引用元: ニコニコ大百科「うるおいちゃん」

メアリー・スー(幼女戦記

メアリー・スー(幼女戦記)

メアリー・スー(幼女戦記)は、戦場でターニャ・デグレチャフが関わると理性を蒸発させてしまい、度々暴走。激しい憎悪をターニャに向ける。画像は『劇場版 幼女戦記』劇中より。

メアリー・スーは、「幼女戦記」に登場するキャラクター。幼女戦記におけるもう一人の主人公とでもいうべきキャラ。協商連合軍の魔導士官アンソン・スーの愛娘。祖国を帝国軍に占領される直前、父親の伝手を頼りに合州国へ亡命。しかし父親の戦死の報と祖国を取り戻したいという純粋な思いから、合州国軍の義勇兵に志願。そして義勇兵部隊として連合王国軍に配属されるが、帝国軍の戦闘中に自分が父に贈った銃をターニャ・デグレチャフが鹵獲して使用していたために父の仇と断定。激しい憎悪をターニャに向けることになる。

戦場でターニャが関わると理性を蒸発させてしまい、度々暴走。彼女のスタンドプレーの果てに友軍魔導師一個中隊が丸ごと全滅する等、冗談では済まない事態も引き起こしている。

主なヒドインの例

残念な美少女、ヤンデレ、重度の百合キャラなどのキャラクター属性において有名であり、ヒドイン(の範疇)とも評されることが多いキャラクター。

安達垣愛姫(政宗くんのリベンジ)

安達垣愛姫(あだがきあき)は、『政宗くんのリベンジ』に登場するキャラクター。男子生徒からは多数の告白を受けるが、本人は大の男嫌いで、告白してくる男子の素性や行動を徹底的に調べ上げ、それに応じた酷いあだ名をつけ、しかも人前で堂々と振る。このことから学園内では「残虐姫」と呼ばれている。

烏丸千歳(ガーリッシュナンバー)

烏丸千歳(からすまちとせ)は、『ガーリッシュナンバー』の主人公。ナンバーワンプロダクション所属の新人声優で、現役女子大生。公式が認めるほど性格がクズ。口癖は「勝ったなガハハ!」

「まあこのクソアニメ嫌いじゃないけどね」
アニメ「ガーリッシュナンバー」第12話(最終話)『烏丸千歳と……』のラストシーン近辺で放たれた烏丸千歳の名セリフ。

蛇喰夢子(賭ケグルイ)

蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)は、「賭ケグルイ」の主人公。大変なギャンブル狂である。普段はお淑やかな振る舞いをしているが、その実態は「リスクを負う極限のギャンブル」を異常なまでに好む、破滅的思考の狂ったギャンブル中毒者。

「ギャンブルは狂っているほど面白い!さあ、賭け狂いましょう!」

創立122年を迎える名門校、私立百華王学園は、上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校。そこは、圧倒的なギャンブルの腕を持つという生徒会長・桃喰綺羅莉のもと、生徒同士のギャンブルによる階級制度によって支配されていた。そこに、蛇喰夢子という少女が転校してくる。蛇喰夢子はおっとりした才媛に見えるが、実は生粋のギャンブル狂・賭ケグルイであった。

花畑よしこ(アホガール)

花畑よしこ(はなばたけよしこ)は、『アホガール』の主人公。全教科で0点を取り、人の話も通じないどころか自分の名前すら忘れることもある筋金入りのアホの子。頭の中は根拠のない自信と的外れな思い込みで溢れ返っており、他者との会話さえまともに成立しないレベルのアホである。

阿久津明に幼い頃からしつこくアプローチしては拒絶されているが、懲りる様子が微塵もない。

羽咲綾乃(はねバド!)

羽咲綾乃(はねバド!)は態度が豹変していく。

羽咲綾乃(はねさきあやの)は、高校女子バドミントンを題材にした作品「はねバド!」の主人公。登場当初は気弱で臆病な少女として描かれるが、芹ヶ谷 薫子(せりがや かおるこ)曰く生来より母親譲りの攻撃的で負けず嫌いの性格であり、羽咲 有千夏(はねさき うちか)が綾乃の許を去った反動と、過剰ともいえる過保護な周囲の環境によって本来の感情が押し殺されていただけであったといえる。

しかし、次第にバドミントン選手としての意志が呼び覚まされると、生来持っていた傲慢な性格が露顕する一方で、逆に自分が本能的に意識していた「人とのつながり」を損ないつつある姿に気付き、涙ながらに(人として)優しくなりたいとも強く願うようになり、それまで以上に人とのつながりを強く意識するようになる。ファンからは魔王、ラスボスなどと評されるほどの闇墜ちキャラ(闇墜ちしたように見える演出)として話題に。

松坂さとう(ハッピーシュガーライフ)

松坂さとうは、『ハッピーシュガーライフ』の主人公。物語が始まる前は愛という感情を理解できず男遊びを繰り返していたが、神戸しおとの出会いにより愛とはなにかを知り、彼女との暮らしを守るためにバイトに励んでいる。

自分の愛をどんな手を使っても守り抜こうとするヤンデレ・ロリコン・クレイジーサイコレズの三重苦。

美神令子(GS美神)

美神令子(みかみれいこ)とは、椎名高志の漫画「GS美神 極楽大作戦!!」の主人公。とにかく自己中で、助手の横島を薄給(時給250円)で、おキヌちゃんに至っては超薄給(日給30円)でこき使っている守銭奴。かつ呑兵衛で部屋を片付けられないなど残念な美人の王道を行く。横島のセクハラに対する制裁はともかく金銭の為なら詐欺や脱税も平気で行う金の亡者。

ルーシー(エルフェンリート)

にゅう、またはルーシーとは、漫画『エルフェンリート』のキャラクター。本作のメインヒロイン。ディクロニウスと呼ばれるミュータントの女性。『ルーシー』(国立生態科学研究所に捕われていたときにつけられたコードネーム)としての本来の人格および、『DNAの声』(ディクロニウスが本能として持ちつ人類に対する殺意が人格として形成されたもの)、『にゅう』(主人公のコウタによってつけられた名前)の3人格を持つ。

神原駿河(物語シリーズ)

神原駿河とは、『物語』シリーズの登場人物である。礼儀正しいスポーツ少女かと思いきや徐々に変態キャラがデフォルト化。しかも腐の人。自宅で全裸はほぼ日常茶飯事。

春日野うらら(さばげぶっ!)

春日野うららは、「さばげぶっ!」に登場するキャラクター。最初は部長に気安く近づく相手に鉄拳制裁を加える腹黒&ドSだったが、主人公に敗北して以降は、主人公の容赦ない制裁に喜びを感じ、隙あらば性的な意味で襲おうとする変態&ドMへと変貌した。腹黒、極度の百合キャラ。「さばげぶっ!」に登場する女性キャラクター全般が「残念な美人」だらけである。

神楽(銀魂)

神楽(かぐら)は、『銀魂』のヒロインである夜兎族の少女。万事屋の紅一点。ジャンプ史上異例のゲロを吐いたヒロイン。それ以外にもヒロインらしからぬ行動が目立つ(例:堂々と鼻をほじる、腕力で解決等)が、挙げだしたらきりがない。

我妻由乃(未来日記)

我妻由乃(がさいゆの)は、えすのサカエによるサバイバル・サスペンス漫画『未来日記』の登場人物。実は主人公の天野雪輝のストーカーで典型的なヤンデレ。色々なストーカー行為をするほど異常なまでに主人公を好きすぎる極度のヤンデレ。主人公との関係を邪魔にするものに対し敵意を持ち容赦なく襲いまくる。

鴨居つばめ(うちのメイドがウザすぎる!)

鴨居つばめは、漫画『うちのメイドがウザすぎる!』に登場するキャラクター。本作におけるもう一人の主人公。高梨家のメイドとして働いており、右目は病気で失明(アニメ第12話にて発覚)しており黒いバラ模様の眼帯を装着している。前職は航空自衛隊一等空曹(しかもF-2パイロット)ということもあって、長身に体は筋肉隆々。

重度のペドフィリア。かなりの幼女好き。本人いわく「初潮を過ぎた女子には興味がない」。

枝垂ほたる(だがしかし)

枝垂ほたる(しだれほたる)は、「週刊少年サンデー」連載の漫画『だがしかし』の登場人物。都会的な雰囲気のスタイル抜群な美少女で、その正体は超大手お菓子メーカー「枝垂カンパニー」の社長令嬢。

だがしかし、病的な駄菓子好きで、駄菓子の事となると我を忘れ、ハイテンションにトリビアを語りまくる残念な美少女でもある。ノンアルコールの駄菓子ビールで酔っぱらったり、ビンラムネで禁断症状に近い表情を見せる等、厨二病丸出しの行動をとる。アニメ版では痛い人振りに拍車がかかり、残念な美少女を超えて、ヒドインと化していた。

谷崎ゆかり(あずまんが大王

谷崎ゆかり(たにさきゆかり)は、あずまきよひこによる漫画『あずまんが大王』の登場人物。破天荒で自由奔放な性格の持ち主。勤務中にゲームを買いに抜け出したり、「飽きた」と言う理由で脈絡も無く英語の授業を体育の授業に変更したりする。


あずまんが大王 第1話 『こども高校生』『天才です』『こわいかな?』『爆走ともちゃん!』『大阪人や』

黒沢みなも(にゃも)曰く、酒を飲むとヒドイらしい。マイペースかつズボラな性格で、自己中心的な素行と言動で周囲の生徒や他の教師を振り回すトラブルメーカー。傍若無人でずぼら、運転技術が壊滅的過ぎてちよのトラウマになってしまった。相当ひどい「残念な美人」といえるキャラクター。

リノン・トロス(ゾイド新世紀/ゼロ)

リノン・トロスは、「ゾイド新世紀/ZERO」に登場するキャラクター。外見は可愛らしいのだが、性格は豪快かつ凶暴であり、入浴中に誤って風呂場に入ってきたビットとジェミーを半殺しにし、逃走するビットをプテラスボマーで爆撃。その後バックドラフト団に捕まるも、敵艦を破壊して単身で脱出(第4話)、自らの個人ポイントを稼ぐため、味方もろとも対戦相手を攻撃(第3話・第18話)などのエピソードを持つ、わがままなトラブルメーカーである。

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