『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』に登場する「勇者「ダイ」率いる勇者パーティ」と「大魔王バーン率いる魔王軍」の主要キャラの戦闘能力(呪文・魔法・必殺技)のまとめ。『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』は、監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司による日本の漫画、およびそれに基づいたアニメ作品。テレビアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は、東映動画制作で1991年10月17日から1992年9月24日まで2019年12月21日に放映された。『ジャンプフェスタ2020』にて、東映アニメーションの制作で2020年秋に2度目のアニメ化を行うことが発表された。
勇者「ダイ」率いる勇者パーティ
勇者「ダイ」
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の主人公。元々勇者に憧れており、かつての勇者アバンとの出会いをきっかけに魔王軍との戦いに乗り出す。

ダイの正体は、本来は存在しないはず(バランの発言より)の竜の騎士と人間のハーフ。本名は『ディーノ・アルキード』。父親は竜騎将バラン、母親はアルキード王国の王女ソアラ。
出生上、生まれつきの能力として「竜(ドラゴン)の紋章」を持つ。本来の竜の騎士は、マザードラゴンによって代々の竜の騎士から受け継がれる「闘いの遺伝子」を持ち生まれるのだが、人間である母親の血を濃く受け継いでいたダイには存在しなかった。
双竜紋のダイへの進化

大魔王バーンと決戦の直前、魔力炉とその管理人・ゴロアの思わぬ邪魔が入るも、父親・バランの死で継承されていた本来の紋章を左腕に宿しており、両腕に竜の紋章を発現させる「双竜紋」に覚醒。結果的に大幅にレベルアップした。右手の甲にはダイの竜の紋章、左手の甲には歴代竜の騎士達が継承し続けた竜の紋章が浮かんでいる。双竜紋のダイは、老バーンを圧倒する。
竜魔人ダイとして完全覚醒

左手の紋章のリミッターを外し、竜魔人として覚醒する。両の拳の紋章が一つとなり、再びダイの額で輝き、竜魔人として完全覚醒。

竜魔人化して、大魔王バーン以上の化け物となってしまったダイ。このままでは勝てないと悟ったバーンは、自身も最後の切り札である『鬼眼』の力を開放し、鬼眼王バーンとして立ちはだかった。二人の戦いは地上を飛び出し、大宇宙へと広がる。バーンは拳が砕け、ダイも真魔剛竜剣が折れてしまうほどの互いに一歩も譲らない激闘を繰り返す最中、ダイが太陽を背にした時…
バーンとの決戦後、正体を明かしたキルバーンの策略を止めるため、運命を共にするポップを振り切り行方不明となってしまう。劇中最終回に於いては、ダイの行方は依然分かってはいない。
アバン先生とアバンの使徒
勇者アバンに師事し卒業の証「アバンのしるし」を授かった者たち。
アバン=デ=ジニュアール3世(アバン先生)

かつて魔王ハドラーを倒した勇者。ダイ達の師(先生)。

アバン先生は、復活した魔王ハドラーとの交戦時、ダイ達を救うために自己犠牲呪文メガンテを使用したため死んだと思われていたが、魔王ハドラーとの決戦前にフローラから「輝聖石(のちの「アバンのしるし」)」と交換に授かった「カールの守り」を所持していたことが幸いし一命を取り留める。


魔法使い「ポップ」 後に大魔道士に成長

アバンの使徒のひとりで、魔法使い→大魔道士。主人公であるダイとはメンバー中で最も付き合いが長い一人。ポップの切り札的な呪文は「メドローア」。


キルバーンは「成長度だけならダイ以上」「(勇者一行の中でも)真っ先に始末しなければならない相手」と発言し、「ポップが死ねば誰一人としてバーンの元にはたどり着けないだろう」と高い評価を下していた。ポップは、人間らしい弱さを抱え、それを乗り越えて戦い続けたその姿は「劇中で最も成長したキャラクター」と言われる。

大魔王のメラゾーマ「カイザーフェニックス」を魔法力を集中させた指先で引き裂くという離れ業でバーンを驚愕させた。
マァム(僧侶戦士→武闘家)

勇者アバンの仲間だった戦士ロカと僧侶レイラの間に生まれた一人娘。父からは男勝りの体力と力を、母から回復魔法を使いこなす能力を受け継いだ、打撃による戦闘と回復魔法の使用の双方を得意とする僧侶戦士。

修行を積んで武闘家に転職。魔弾銃が壊れ、回復呪文もレオナより下回り自身の戦力不足を痛感していたところ、マトリフの「父譲りのバカ力」という言葉を聞き、それを活かして武闘家を志すことになった。

ヒュンケル(魔剣戦士)

アバンの使徒でありながら正義を憎悪し、魔王軍に身を置いていたが、ダイたちとの戦いを経て改心。以後はアバンの使徒の長兄役として、共に魔王軍と戦っていく。戦士ゆえに魔法は使えないが、剣術の腕は作中最高クラス。得意技の「ブラッディースクライド」は、鎧の魔剣や鎧の魔槍といった武器を高速回転させて生み出す螺旋状の剣圧で対象を貫く技である。

レオナ姫(賢者・パプニカ王国の王女)

パプニカ王国の第一王女。職業は「賢者」。一人前ではないという事で「賢者の卵」と表現されることもあった。戦闘では専ら回復呪文を主に使い、仲間のサポート役に回るが、攻撃、間接もこなす。カリスマ性と芯の強さを併せ持つことから、正面から戦闘に参加する機会に乏しいため活躍が目立たない一方、アバンの使徒のリーダーとして味方を牽引する役割を担っている。

レオナとは事実上の相思相愛だったダイが色恋沙汰を苦手にしていることもあってか、互いに面と向かって想いを打ち明けることはなく、作品を通して自身の恋愛関係に進展はなかった。最終決戦後、地上を守るために姿を消したダイの事を、いつの日か自分たちの元へ帰ってくると信じて待ち続けている。
クロコダイン(獣王) 魔王軍からダイたちの味方になる
元魔王軍百獣魔団長で「獣王」の肩書きを持つワニ男(リザードマン)。アバンの使徒と最も早い段階で戦った軍団長であり、魔王軍から最も早い段階で寝返った人物でもある。
巨漢&パワータイプのクロコダインは典型的な「かませ犬」

バトル漫画において「巨漢&パワータイプはかませ犬」が通例でありクロコダインもその例に漏れずとなっている。巨体故にスピードがないことと的がでかいため回避能力が低いことが仇となり敵の攻撃をモロに喰らってしまう場面が多い。

大魔王バーン率いる魔王軍
魔界の神と称される大魔王バーンが魔王ハドラーを復活させ組織した軍勢。
大魔王バーン
頭部の左右に一本ずつ太い角を持つ。また、額には膨大な魔力の源となる第3の瞳「鬼眼」を有する。全盛期の肉体を封印しそれを側近のミストバーンとして管理させていた。このため「若さと力」を持った肉体は年を取らなくなったが、引き換えに本体(ベース)は老人の姿となっている。
老バーン状態 / 老人姿のバーンが初登場した時には、その意外性に当時の読者は大変驚かされた。
外見は長い顎髭を生やした白髪の老人で、兜を被り長いローブを羽織っている。彼が真の姿を初めて読者に披露したのは、ハドラーの超魔生物改造後に謁見をした時であり、ハドラーもバーンの姿を見るのはこの時が初めてだった。
大魔王バーンはカーテン越しに影を晒すだけで、謎の存在のような雰囲気があったため、老人姿のバーンが初登場した時には、その意外性に当時の読者は大変驚かされた。
ポップの「あっ…あんな小さな火の粉なのに…大魔王のメラゾーマはおれの何倍の威力もあるってのかよ…!!!」というセリフに対する魔王軍の総帥・大魔王バーンの名言「今のはメラゾーマではない、メラだ」(『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』第22巻の劇中より)
テレビアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」第57話「魔界の神」 / 大魔王バーンの名言「今のはメラゾーマでは無い…メラだ」
…同じ呪文といえども使う者の魔法力の絶対量によって、その威力は大きく異なる。つまり余のメラとおまえのメラゾーマでは、余の呪文のほうが威力が大きいということだ…
大魔王のメラゾーマは、想像を絶する威力と優雅な姿から、魔界では「カイザーフェニックス」と呼ばれる。
テレビアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」第57話「魔界の神」 / 大魔王バーンの名言「知らなかったのか…?大魔王からは逃げられない…!!!」
逃げる事すら許さない大魔王バーンの非情さと絶望的な状況を表す伝説の名言。
真・大魔王バーン状態
ミストバーンに預けていた全盛期時代の肉体と合体した真なる姿。老バーンの膨大な魔力と知性に若々しい強靭な魔族の肉体が合わさって比類なき実力を誇る。本来の姿へと戻った英知と魔力、若さと力を合わせたバーンの実力は圧倒的で、ダイの力でも太刀打ちはできなかった。
真・大魔王バーンの最大の奥義『天地魔闘の構え』
天地魔闘の構えは、大魔王バーンの究極技。「天」は攻撃、「地」は防御、「魔」は魔力の使用を意味する。相手の攻撃を静かに待ちながら、全てを切り裂く手刀カラミティエンド、全ての呪文を弾き返すフェニックスウイング、そして最強な炎呪文カイザーフェニックスの三必殺技を「連続して同時に」繰り出すカウンター技。
ポップの奇策で「天地魔闘の構え」を破られ、ダイの攻撃で片腕を切断され、左の心臓を突かれるなど大ダメージを受けてからは次第に追い込まれていく。その後は双竜紋の力を全開にした竜魔人となったダイとの一騎討ちで敗北。
鬼眼王バーン状態(最終形態)
鬼眼王バーンは、第3の眼『鬼眼』の力を全開放した形態。ラストバトルにおける最終形態に相当する。
竜魔人と化した「ダイ」に追い詰められた「真・大魔王バーン」が、自らの魔力の源である鬼眼の力を解放し、肉体に上乗せして魔獣化した最強の姿。今までの魔法や必殺技などは一切使わず、単純な打撃一辺倒だがそれだけでも恐ろしいほどのパワーを誇る。
変身前の本体に突き立てられたダイの剣を放置していた事が命取りとなり、それを起点としたダイの斬撃により急所でもある『鬼眼』ごと巨体を真っ二つにされて爆散。残った本体の上半身は石化した状態で、宇宙空間へ消えていった。
大魔王バーンの側近
魔影参謀ミストバーン
大魔王バーンの最大の秘密の鍵を握る側近。反旗を翻したハドラーに代わって魔軍司令を務める。
ミストバーンの正体
ミストバーンの素顔
その正体は暗黒闘気の集合体である魔界の魔物ミスト。実態は持たず闇の塊が形をなしており、上半身は(一応)人型、下半身は蜘蛛のような無数の足を持った不気味な形状となっている。生物に憑依する能力を持っており、この能力をバーンに見込まれ「若さを持った肉体」に憑依することで主を守っていた。
大魔王バーンは「英知と魔力」を持った本体と、「若さと力」を持った肉体に分離しており、「若さと力」を持った肉体に憑依し活動していたのがミストバーンだった。
ミストバーンの正体とは「魔影生物ミスト」が「大魔王バーンの全盛期の肉体」に宿った状態であった。マァムに憑依しようとする魔影生物ミスト。
死神キルバーンとピロロ(使い魔)
大魔王バーンの側近の一人であるキルバーン。非常に残酷な性格をしており、弱者を卑劣な手段で嬲り殺すことが大好きなサディストである。
死神キルバーンは、大魔王バーンの元へと派遣された冥竜王ヴェルザーの部下。常に使い魔のピロロと行動を共にしている。
キルバーンは死神の異名どおり大振りの鎌「死神の笛」を武器として使用する。
キルバーンの正体
使い魔のピロロが正体を明かす「そう・・・僕が、本当のキルバーンだ・・・」。なんと機械人形が本物のキルバーンを演じ、本物のキルバーンが使い魔を演じていた。登場人物はもとより、読者にすら正体をさとられなかった。
使い魔のピロロこそが真のキルバーンだった。表向きのキルバーンである機械人形(ロボット)を操っていた。
その正体は機械人形(ロボット)で、使い魔のピロロこそがそれを操る本物のキルバーンであった。この事実が判明したのは原作漫画の最終回においてである。最終話にて機械人形の核晶が作動した際、ダイとポップが取った最後の手段は、爆発に巻き込まれることも省みず、爆発物を持って被害が及ばない上空へ運び隔離するという捨身の方法となってダイはポップを庇って行方不明になった。
キルバーンの正体は、使い魔ピロロ(真のキルバーン)の操り人形。機械人形(ロボット)。機械人形キルバーンの仮面の下には黒の核晶が隠されていた。
最高幹部
ハドラー(魔軍司令)
かって魔王ハドラーはアバンに敗れたが生きていた。魔界の神である「大魔王バーン」の大魔力によって救われていた。
物語開始の時点では魔王軍の魔軍司令として登場。かつては魔王ハドラーと呼ばれ、自身の軍勢を率いて地上の平和を脅かした。その後勇者アバンに倒されるも、大魔王バーンの手により6大軍団を統括する魔王軍の司令官として復活を遂げ、ダイを始めとするアバンの使徒たちと死闘を繰り広げる。
大魔王バーンの全軍(大魔王6軍団)を束ねる総司令官、魔軍司令ハドラー。
魔王ハドラーは勇者アバンによって命を断たれ、魔軍司令ハドラーはその弟子・ヒュンケルによって命を断たれることとなった。最終的には魔族の体を捨てて超魔生物となるに至った。
超魔生物ハドラー(親衛騎団王)

超魔生物ハドラー(親衛騎団王)は、超魔生物化したことで肉体的に強化されたばかりでなく、宿敵であるダイたちを倒すという強い決意によって、それまでの精神的な脆さが克服され、結果として大幅に戦闘能力が向上した。
ハドラーの最期
ポップとともにキル・トラップに取り残された際には、自分のために彼が脱出できなかったことを悔やんで落涙し、「この素晴らしい男だけは殺さないで欲しい」と生まれて初めて神に祈った。

アバンが生きて帰ってきたことと、その腕の中で最期を迎えられることに心から感謝し「人間の神もなかなか粋な奴のようだ」と語りながら消えゆく彼に、ポップは「まぎれもなく自分たちの仲間だった」と言葉を贈った。
超竜軍団
バラン(竜騎将/竜の騎士・ダイの父親)

魔王軍の超竜軍団長。一般に「竜騎将バラン」と呼ばれる。その正体は最後の純血の「竜の騎士」にして主人公・ダイ(本名ディーノ)の父親である。得意技は「真魔剛竜剣」から繰り出される「ギガブレイク」でギガディンを唱え魔法剣にし、渾身の一撃を放つ。

竜の騎士の最強戦闘形態(マックスバトルフォーム)。バランが左目の「竜の牙」を握り締めて上空に掲げ、雷をその身に受けることにより、竜・魔族・人の3つの力を持つ「竜魔人」にその姿を変えることができる。

竜魔人バランは息子のダイを黒のコアの大爆発から守るため自らの命をかけて、はかなく死んでいく。ダイたちに看取られて命を落とす。最期にダイがバランの手を握った際にバランの竜の紋章は彼に受け継がれ、後に双竜紋となる。また、死後もその魂はダイと共にあった。
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