ファンタジー映画の古典的名作や原点・さきがけとなる作品から、ハリー・ポッターシリーズとロード・オブ・ザ・リングシリーズなどの代表的なシリーズ作品、最新作までをまとめた年代記。
ファンタジー映画の古典・原点から1960年代まで
世界初のSF映画「月世界旅行」(1902年)

『月世界旅行』(げつせかいりょこう)は1902年にフランスのジョルジュ・メリエスが脚本・監督した、モノクロ・サイレント映画。世界初のSF映画とされており、映画史を語る上で必ず登場する重要な作品の一つである。この映画の現存する着色版はデジタル・リストア版で修復されており、このバージョンが2011年にカンヌ国際映画祭で上映された。
ジョルジュ・メリエス 月世界旅行(1902) リマスターサウンド付き ノーマル・エンディング・バージョン
「月世界旅行」あらすじ
天文学会のメンバーである6人の学者が、月世界旅行を企てる。巨大な砲弾に乗って彼らは月に着陸する。
そこは、見たこともない景色が広がる奇妙奇天烈な世界だった。探索の途中で、彼らは異星人の襲撃を受ける。奮闘むなしく生け捕りにされた彼らは、月の王に差し出される。
果たして彼らは無事に地球に戻れるのか-。
不思議の国のアリス(1903年)
[日本語字幕]『ふしぎの国のアリス』(1903) “Alice in Wonderland”
『不思議の国のアリス』(原題:Alice in Wonderland)は、1903年のイギリス映画である。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』の映画化である。
オズの魔法使い(1939年)

『オズの魔法使』(The Wizard of Oz)は、1939年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジー・ミュージカル映画。
『オズの魔法使』(1939年)の主題曲「虹の彼方に」(Over the Rainbow)
「虹の彼方に」(にじのかなたに、原題: Over the Rainbow)は、1939年のミュージカル映画『オズの魔法使』でジュディ・ガーランドが歌った劇中歌。映画公開後のヒット以来、スタンダード・ナンバーとして世界的に広く親しまれ、数知れぬカバーの対象となってきた。
バグダッドの盗賊(1940年)
『バグダッドの盗賊』(原題:The Thief of Bagdad)は、1940年に製作されたイギリスとアメリカ合作の映画である。陰謀により捕われの身となったバグダッド王の数奇な運命を描いた傑作スペクタクル。バグダッドの王が、悪徳執務官の陰謀によって投獄させられた。王は牢獄で盗賊の少年と出会い、2人は脱出後、権謀術策渦巻く王姫争奪戦に参加することになる。空飛ぶ木馬、巨大な魔王ジニー、魔法の絨毯などが登場するSFXファンタジーアドベンチャー。
バグダッドのアーマッド王はジャファル大宰相に裏切られ、牢獄に入れられてしまう。牢獄には、盗みの罪で投獄されたバグダッドの盗賊と呼ばれている少年アブウがいた。二人は処刑される朝に脱獄をはかり、バスラへ逃れる。そこには、美しい王女がおり、アーマッドと王女はたちまち恋に落ちてしまう。ところが、王妃に求婚をしていた魔法使いに横恋募され、アーマッドは盲目に、アブウは犬へと姿を変えられてしまった。元の体になったアーマッドとアブウは小船で姫を追うが、嵐に遭い、アブウは一人或る海岸に漂着。
様々の危難に遭いながら首尾よくルビーを盗み出したアブウは、アーマッドの居所を知り一緒になることが出来た。姫を救いにアーマッドはひとり宮殿にかけつけたが、忽ち捕えられて死刑を待つばかりとなってしまった。千里眼で一部始終を知ったアブウは口惜しさの余りルビーを岩に投げつけた。するとあたりはお伽の国に一変、アブウは魔法の弓矢を貰い、空飛ぶ絨毯に乗ってジャファルを倒しに飛び立つのだった。
美女と野獣(1946年)

『美女と野獣』(フランス語原題:フランス語: La Belle et la Bête )は、1946年のフランスの恋愛ファンタジー映画。フランスを代表する監督、ジャン・コクトーによる不朽の名作。美しい娘と哀しい野獣との愛の物語を描いたファンタジーで、91年にディズニーのリメイクでも大ヒットした映画の元祖。
シンバッド七回目の航海(1958年)

『シンバッド七回目の航海』(The 7th Voyage of Sinbad)は、1958年のアメリカ合衆国の冒険ファンタジー映画。一つ目の巨人や双頭の巨大ワシ、さらにはガイコツとシンドバッドのチャンバラなど、映画史上に残る優れたシーンが満載の特撮冒険ファンタジー映画の名作。特に骸骨との剣戟シーンは映画史に残る物で、人形アニメーションの頂点を極めている。

メリー・ポピンズ(1964年)

『メリー・ポピンズ』(原題: Mary Poppins)は、『メアリー・ポピンズ』を原作とする1964年に製作されたウォルト・ディズニー・カンパニー製作のミュージカル映画である。
やんちゃな子供たちの元に、風に乗ってやって来た不思議な家庭教師メリー・ポピンズ。優しくて美人で、おまけに魔法まで使えるメリーに、子供たちは大喜び。ところが彼らのパパは型破りな彼女を快く思わず……。
1970年代から90年代のファンタジー映画
70年代の名作
ロバと王女(1970年)

『ロバと王女』は、1970年のフランスのファンタジー・ミュージカル映画。宝石を生むロバを持つ裕福な王(父親)に求婚されて困った王女は、(近親婚を避けるため)家畜の世話係になって身を隠すうち、彼女に一目惚れする王子と結ばれる。
ロバと王女(字幕版)予告編
宝石を生むロバのおかげで大変裕福な王がおりました。しかしお妃が「私より美しい女性と再婚して」と遺言を残し亡くなってしまいました。お妃より美しい女性はこの世にただ一人、王女だけ。王さまは王女に結婚を申し込みます。困った王女はロバの皮に身を隠し、姿を消してしまいます。家畜の世話係として暮らし始める王女。正体を知らずに、王女に一目惚れする王子。幸せをつかむために王女が考えた、恋の魔法とは…!?
夢のチョコレート工場(1971年)
『夢のチョコレート工場』は、1971年に公開されたメル・スチュアート監督によるアメリカ合衆国のファンタジー映画。原作はロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』。2005年公開のティム・バートン監督による『チャーリーとチョコレート工場』は、同じ原作からの2度目の映画化作品になる。
スター・ウォーズシリーズ(1977年)

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は、1977年に公開されたアメリカ映画。アメリカでの公開当初のタイトルは『Star Wars』で、日本での公開当初のタイトルは『スター・ウォーズ』だった。
『スター・ウォーズ(Star Wars)』シリーズ
新三部作(プリクエル・トリロジー)
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年)
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年)
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年)
旧三部作(オリジナル・トリロジー)
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年)
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年)
続三部作(シークエル・トリロジー)
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年)
- スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年)
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年12月20日に公開予定)
「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」特報
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(原題: Star Wars: The Rise Of Skywalker)は、2019年12月20日に公開予定のアメリカ映画。アメリカのスペースオペラである『スター・ウォーズ』シリーズにおける実写映画本編の第9作品目で、レイを主人公とする続三部作(シークエル・トリロジー)の第3章『エピソード9』に当たる完結作。
『ウィズ』(原題:The Wiz)(1978年)

『ウィズ』(原題:The Wiz)は、アメリカ合衆国のモータウン・プロダクションズとユニバーサル・ピクチャーズがコラボし1978年10月24日に公開されたミュージカル冒険映画。「オズの魔法使い」を元にしたブロードウェイミュージカルを、シドニー・ルメット監督が映画化。小学校教師・ドロシーと仲間たちの冒険を描く。

公開当初批評的、商業的成功に欠けていたにも関わらず、『ウィズ』はオズのファン、アフリカ系アメリカ人からカルト映画として人気があり、特にマイケル・ジャクソン唯一のドラマ映画主演作品として注目されるようになった。
クリスマスの夜、突然発生した雪の竜巻に飲み込まれ、魔法の国に迷い込んだドロシー(ダイアナ・ロス)。彼女はここで、故郷に帰るためにはエメラルドシティに住むウィズに会わなければならないと知る。道中出逢ったかかし(マイケル・ジャクソン)、ブリキ男、ライオンとともに、数々の困難を乗り越え、エメラルドシティにたどり着いたドロシーだったが、ウィズは望みを叶えることと引き換えに、西に住む残酷な魔女イヴリーンを殺せと命じるのだった。
『天国から来たチャンピオン』(1978年)
『天国から来たチャンピオン』(Heaven Can Wait)は、1978年のアメリカ合衆国のファンタジー映画。『幽霊紐育を歩く』(1941年制作、1946年日本公開)のリメイク作品である。
前途有望なプロ・フットボール選手が交通事故で即死するが、それは天使のミスによるものだった。困った天界は彼の魂を殺されたばかりの若き実業家の中に送り込む。全く新しい人物となった彼は、再びフットボールの世界に乗り出すが……。
80年代の名作
タイタンの戦い(1981年)

『タイタンの戦い』(原題: Clash of the Titans)は、1981年にアメリカ合衆国のチャールズ・H・シュニーア・プロが製作したファンタジー映画。ギリシャ神話を基に若くたくましい英雄ペルセウスの恋と冒険を描くファンタジー映画。大神ゼウスの血を受けて生まれた英雄ペルセウスが、王女アンドロメダを守るため、神々に助けられながら獣人カリボス、蛇女メデューサ、大海獣クラーケンらを相手に大冒険を繰り広げる。神話スペクタクル映画の原点。

SFファンタジーの金字塔「ダーククリスタル」(1982年)

『ダーククリスタル』(The Dark Crystal)は、1982年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジー映画。人形劇映画「ダーククリスタル」は全編を通して、マペット(人形)とアニマトロニクスによるクリーチャーのみで描かれた史上初のファンタジーアドベンチャー映画。本作は、SFファンタジーの金字塔として、いつまでも色褪せることなく時代を超えて異彩を放ち続けている。
<ストーリー>
1000年前、宇宙を支配するクリスタルが砕け、悪の化身スケクシス、平和を愛するミスティクスの2つの種族が誕生した。以来世界はスケクシスが支配し、腐敗と貪欲がはびこっていた。予言では3つの太陽が重なる大会合の前に、クリスタルをもとに戻さないと世界は永久に悪に支配されてしまうと言う。ミスティクスはゲルフリンの少年ジェンに望みを託す。
Netflixオリジナルシリーズ「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」
「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」は、Netflixが配信するフランク・オズによる伝説の人形劇映画『ダーククリスタル』(1982)の前日譚ドラマシリーズ。2019年8月30日に全世界同時配信予定。
『ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス』ティーザー予告編 – Netflix
闇の力に挑む冒険が始まる。3人のゲルフリン族の若者達が、世界を救うために立ち上がる。
コナン・ザ・グレート(1982年)

『コナン・ザ・グレート』(原題: Conan the Barbarian )は、ロバート・E・ハワードの小説『英雄コナン』シリーズを原作とする1982年のアメリカ映画。世界的に有名なヒロイック・ファンタジー小説をアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化した作品で、シュワルツェネッガー初のメジャー大作でもある。
剣と魔法の世界で繰り広げられる勇者の冒険を描いた骨太のアドベンチャー・ロマン。両親を殺され故郷を失ったコナンが逞しい剣士として成長。仇である妖術使いを求めて復讐の旅を続けるコナンとその仲間たちを描く。
キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2(1984年)

『キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2』(Conan the Destroyer)は、ロバート・E・ハワードの小説『英雄コナン』シリーズを原作とする1984年のアメリカ映画である。シュワルツェネッガー主演のコナン・シリーズ映画第2作にあたる。
鍛えられた肉体で次々と難題を解決してゆくコナン。そのコナンに女王が「富と繁栄をもたらすダゴスの角」を探し出すよう命令する。美しいプリンセスや魔法使い、行く手を阻む事件、そして強大な敵の数々! ユニークな仲間を率いて旅にでるコナンの大冒険が再び幕を開ける──!
レッドソニア(1985年)
『レッドソニア』(Red Sonja)は、1985年のアメリカ映画。A・シュワルツェネッガーの出世作『コナン』シリーズの番外篇。村を焼き打ちされ姉を殺された女戦士ソニアは、戦士カリドーに助けられ復讐の旅に出る。ブリジット・ニールセンとアーノルド・シュワルツェネッガーの共演によるファンタジーアクション。
ネバーエンディング・ストーリー(1984年)

『ネバーエンディング・ストーリー』(1984年)主題歌「The NeverEnding Story」
父親と暮らす少年バスチアンは、ある日いじめっ子達から逃げていた途中に入った古本屋で立派な装飾を施した一冊の本を見つける。表紙に「はてしない物語」と書かれたその本の世界、「ファンタージェン」には、猛スピードで動くカタツムリのパスタ、夜魔を乗せて飛ぶ巨大コウモリのブーブ、石を食べる大きな怪物ロックバイター、底なし沼に棲む巨大な老亀モーラ、空飛ぶ白い竜ファルコンなどの奇想天外なクリーチャーが生息していた。そして原因不明の病に侵された幼き女王“幼ごころの君”を救うために選ばれた勇敢な少年アトレーユ。彼が荒野を駆け巡る冒険の世界に魅了され、誰も居ない校舎で一人読み進めるバスチアンだったが・・・。

グレムリン(1984年)

『グレムリン』(Gremlins)は、1984年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジー映画。可愛くて、いたずら好き、不思議な生き物モグワイがクリスマスに巻き起こす大騒動。
父親からクリスマス・プレゼントとして貰った小動物モグワイ。飼うには3つの約束があったのだが、その約束は次々と破られ、モグワイは怪物“グレムリン”へと変身してしまう…。どんどん増えるグレムリンに街中は大パニック。
ラビリンス/魔王の迷宮(1986年)
『ラビリンス/魔王の迷宮』は、1986年に制作されたアメリカ映画。主人公、魔王以外はほとんど全てがマペットで演じられている。デヴィッド・ボウイとジェニファー・コネリー共演で贈る冒険ファンタジー。ゴブリン王の魔王・ジャレスに幼い弟をさらわれてしまった少女・サラが、弟を取り戻すため魔王の迷宮を目指して旅に出る。
ラビリンス 魔王の迷宮 (字幕) – 予告編
【STORY】
おとぎ話が大好きな少女サラは、泣き止まない幼い弟に腹を立て、愛読書“ラビリンス”に出てくる呪文を唱えてしまう。その瞬間、魔王ジャレスが本当に現れ、彼女の希望通り弟を連れ去ってしまう。慌てたサラは弟を取り戻す為、迷路を抜けてゴブリン・シティの城に向かうが・・・。
レジェンド / 光と闇の伝説(1986年)
『レジェンド / 光と闇の伝説』(原題:Legend)は、1985年製作のアメリカ映画。北欧神話を題材としたファンタスティック・アドベンチャーである。トム・クルーズ主演によるファンタジー。

<ストーリー>
禁断のユニコーンに触れてしまったために、呪いをかけられ、闇の魔王に連れ去られてしまった王女リリー。森に住む若者、ジャックは森の魔物やこびとたちと共に囚われの姫を救出すべく作戦を練るのだが……。
ティム・カリーが演じた闇の王ロード・オブ・ダークネスは米Yahoo!ムービーの「偉大な映画のクリーチャー20」にも選ばれ、現在でも関連商品がリリースされるなど人気が高い。
ウィロー(1988年)
『ウィロー』(Willow)は、1988年のアメリカのファンタジー映画。「モーフィング」の技術が初めて使われた作品。 舞台は神話と魔法の世界。暗黒の世を救うと予言された赤ん坊を拾った小さき者たちの種族の若者ウィロー(ワーウィック・ディヴィス)は、豪傑マッド・マーティガン(ヴァル・キルマー)たちの力を借りて、妖術使いの悪の女王に立ち向かっていく。
ウィロー(1988年)の「モーフィング」の技術が使用された有名なシーン
【ストーリー】
中世のとある国.世界を救うと予言された赤ん坊が生まれた。予言を恐れた魔女は殺すことを命じるが、難を逃れて河に流される。その赤ん坊を拾ったのは、小人族・ネルウィン人の魔術師見習いウィローだった。だが、災いの元になる子どもは村では預かれず、ウィローは仲間たちとともに人間族に赤ん坊を返しに行くことに…。途中であった荒くれ者の人間マッドマーティガンを仲間に加え、ウィロー一行は恐ろしい魔女の市外から赤ん坊を守るべく、大いなる戦いに巻き込まれていく。
バロン(1989年)
『バロン』(原題: The Adventures of Baron Munchausen)は、1989年のテリー・ギリアム監督によるイギリスのファンタジー映画。実在した世界一のほらふき男爵「バロン・フォン・ミュンヒハウゼン」をモデルに、月・地底・海への奇想天外な夢の旅を映像化したユーモアたっぷりの冒険物語。

90年代の名作
シザーハンズ(1990年)

『シザーハンズ』(原題: Edward Scissorhands)は、1990年のアメリカ合衆国のファンタジー映画。純真無垢な心を持つ人造人間「エドワード・シザーハンズ」(演:ジョニー・デップ)と少女の交流を描いたファンタジー映画。ジョニー・デップが、心優しい人造人間を演じている。
フック(1991年)

『フック』(原題: Hook)は、1991年公開のアメリカ合衆国のファンタジー映画。40歳の大人になった永遠の子供ピーター・パンが、宿敵フック船長と再び闘うSF・コメディ・ファンタジー・アクション作品。スピルバーグによるSFXを駆使したピーター・パンの実写映画化。
40歳になったピーターが里帰りした夜、子供たちが何者かに誘拐。途方に暮れる彼の前に突然、ティンカーベルが出現。彼は子供たちを救うべく再び、フックが待つネバーランドへと向かう。
ハリー・ポッターシリーズ

『ハリー・ポッターシリーズ』(英: Harry Potter)は、イギリスの作家J・K・ローリングによる児童文学、ファンタジー小説。日本での通称は「ハリポタ」。1990年代のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活や、ハリーの両親を殺害した張本人でもある強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語。史上最も売れたシリーズ作品となっている。
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- 『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)
- ホグワーツ魔法魔術学校への入学を許可します」。幼い頃に両親を亡くし孤独な日々を送っていた、ハリー・ポッターのもとに驚くべき手紙が届く。ハリーの両親は名高い魔法使いで、彼もその血を受け継いでいたのだ。魔法魔術学校での新たな生活に心躍らせるハリー。しかし巨大な怪物トロールの出現をきっかけに、不気味な事件が起こりはじめる。事件の核心に迫ったハリーを待ち受けていたのは、両親の死にも関わる宿命の対決だった…。
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- 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)
- 叔母と叔父から容赦ない仕打ちを受け、楽しい夏休みを過ごせないハリーの下に、屋敷のしもべ妖精・ドビーが現れる。ボグワーツ魔法魔術学校で2年目を迎えた少年とその仲間たちが謎の事件に立ち向かう姿を壮大なスケールで描く。
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- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)
- 3年生に進級したハリーは、両親を死に追いやったシリウス・ブラックが牢獄・アズカバンから脱走したことを知り…。13歳になったハリーを待ち受けるかつていない危機と驚愕の真実。ハリーが直面する両親の死の真相、そして“存在の意味”とは…。
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- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)
- 世界の三大魔法学校が魔力を競い合う伝説のイベント“三大魔法学校対抗試合”の開催が決定した。“炎のゴブレット”が各校の代表選手を選び出す中、立候補すらしていないハリー・ポッターがなぜか代表の一人に選ばれてしまう。かくしてハリーは、火を吐くドラゴンとの対決、深い湖へのダイビング、そして呼吸する不気味な迷路からの脱出などの試練に挑むことに。不穏な空気の中、ついに“例のあの人”が蘇り、運命の対決が迫りくる。
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- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年)
- ヴォルデモートの復活話をでっちあげたとし追い込まれるハリー。そこで有志を集め“ダンブルドア軍団”を結成し、闇の力に対抗する為の訓練を秘かに開始する…。
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- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)
- 魔法界から、私たちが住む人間界に入り込む魔の手―。未来を救うカギは【過去】にある!時をさかのぼり、ついに見つけた宿敵ヴォルデモート卿の最大の弱点、隠し続けてきた命取りの秘密とは?行く手に待ち受けるまさかの出来事。そしてかつてない大きな悲しみが、ハリーを襲う!
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- 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010年)
- ハリー、ロン、ハーマイオニーはヴォルデモートを倒すため、彼の不死身の鍵を握る“分霊箱”を探しだし、破壊するという危険な任務に旅立つ。もはや孤立無援で追われる身となった3人は、これまで以上に絆を深め、支え合わなければならない……だがそんな彼らの結束を、闇の力が今にも引き裂こうとおびやかす。その一方で魔法界は、既に無法地帯と化していた。長年恐れていた戦争がついに始まり、闇の帝王が魔法省、さらにホグワーツまでを手中に収め、彼に楯突く疑いのある者を片っ端から弾圧していたのだ。そしてその命を受けた死喰い人が、“選ばれし者”ハリーを執拗に付け狙う。彼を捕らえ、ヴォルデモートのもとへ差し出すために……しかも、生かしたままで。
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- 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)
- J・K・ローリング原作によるファンタジーシリーズ第7作の第2部にして完結編。魔法界を善と悪に二分した戦いは本格的な全面戦争に突入。宿敵・ヴォルデモート卿とハリー・ポッターの最終決戦を壮大なスケールで描く。
『ハリー・ポッター』の映画シリーズのスピンオフ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them)は、2016年に公開された映画。人気シリーズの『ハリー・ポッター』の映画シリーズのスピンオフ「ファンタスティック・ビーストシリーズ」の第1作目にあたり、2016年11月18日に初公開された。「ハリー・ポッターシリーズ」の新作として映画化が発表され、全5部作予定。
魔法使いのニュート・スキャマンダーは、優秀だけどおっちょこちょい、そして魔法動物をこよなく愛する変わり者──。世界中を旅しては魔法動物を研究し、不思議なトランクの中に保護している。ある時ニュートは、旅の途中でニューヨークへ立ち寄ったが、ひょんなことから自分のトランクが普通の人間(ノー・マジ)のトランクと入れ替わってしまう! トランクの中から魔法動物たちは逃げ出してしまい、ニューヨーク中を巻き込む大騒動に! そこで出会う仲間たちや奇想天外な魔法動物とともに、ニュートの新しい冒険が始まる!
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では全盛期に近いゲラート・グリンデルバルドが黒幕として登場している。後にヴォルデモート卿が現れなければ、彼こそが史上最強の闇の魔法使いになっていた言われている。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald)は、2018年に公開されたアメリカ合衆国・イギリスのファンタジー映画である。『ファンタスティック・ビーストシリーズ』第2作目。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』コミコン予告編
新たに送りだされるシリーズ最新作。 捕らえらえていた強大な敵“黒い魔法使い”グリンデルバルドが逃げ出したことを知ったニュートは、ホグワーツ魔法魔術学校の恩師ダンブルドア先生に頼まれ、 魔法界や人間界の支配を目論むグリンデルバルドを追って仲間とパリへと向かう!
ロード・オブ・ザ・リングシリーズ
『ロード・オブ・ザ・リング』(The Lord of the Rings)は、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』を原作とし、ピーター・ジャクソンが監督・共同脚本を務めたファンタジー冒険映画の三部作である。
ロード・オブ・ザ・リング(予告編)
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- 『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』(2001年)
- 遥か昔のミドル・アース、闇の帝王サウロンは密かに、世界を滅ぼす魔力を秘めた1つの指輪を作り出した。彼らは自らの残忍さ、邪悪さ、そして生きるものすべてを支配したいと言う欲望をこの指輪に注ぎ込んだのだ。数千年の時を経て復活したサウロンは指輪を手にしようとし、再び指輪が世界を揺るがす時が来た。”指輪”を破壊しなければならない-その方法はただ一つ。”滅びの亀裂”の火口に投げ込むしかない。新たな指輪の所有者となったホビット族の青年フロドはエルフ、ドワーフ、魔法使い、そして人間たち、9人の”旅の仲間”とともに指輪を破壊すべく旅に出る。
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- 『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002年)
- 遥か中つ国では、アイゼンガルドのオルサンクの塔を拠点とするサルマンと、モルドールのバラド=ドゥアの塔にいる冥王サウロンが手を結んだことで闇の勢力がますます力を増大させていた。そんな中、離ればなれになってしまった旅の仲間たちは三方に分かれたまま旅を続けるのだった。二人だけで滅びの山を目指していたフロドとサム。そんな彼らの後を怪しげな人影が付け回す・・・。サルマンの手下に連れ去られたメリーとピピンは好きを見つけて逃げ出し、幻想的なファンゴルンの森のエント族の長老”木の髭”と出会う。一方、アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人は、メリーとピピンを追う途中で、国王サルマンの呪いに苦しめられているローハンの騎士の一団と遭遇、周りを取り込まれてしまう。
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- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)
- 邪悪な指輪のを滅びの山にすてるため、旅の仲間を結成し、そのストーリーは始まった。そして、出会いと別れ、壮絶な戦いを経て・・・。フロドは指輪を滅びの山の亀裂にすてることができるのか?冥王サウロンが率いる20万もの軍との最後の戦いは?旅の仲間たちはもう一度めぐり会えるのか?愛と友情と裏切り、失われる尊い命。壮絶な旅が終わるとき、ここにすべての冒険が完結する。

『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚にあたる『ホビットシリーズ』

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- 『ホビット思いがけない冒険』(2012年)
- ピーター・ジャクソン監督が「ロード・オブ・ザ・リング」で描かれた世界の60年前を舞台に描く冒険ファンタジー3部作の第1部。ホビット族のビルボ・バギンズはある日突然魔法使いガンダルフに誘われ、恐るべきドラゴンに奪われたドワーフ王国を取り戻す為、危険な冒険へと旅立つ…。
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- 『ホビット竜に奪われた王国』(2013年)
- 小さくて臆病なホビット族のビルボ・バギンズ。ある日ひょんなことから、勇敢なるドワーフの一行と共に、彼らの王国を取り戻すため危険な旅に乗り出すことになる。王国を奪ったのは、一頭の竜。行く手にあるものはすべて炎を吹きかけて破壊する、恐るべきスマウグだ。さらに、ビルボたちの旅を阻むものたちが次々と現れる。森でどう猛で巨大なクモの群れと戦い、エルフの牢獄に閉じ込められ、激流を下りながらオークと死闘を繰り広げ、たどり着いた湖の町では人間たちに捕まってしまう。そして、彼方にそびえるはなれ山に待つ最強の敵、スマウグ――果たして彼らは竜のもとにたどり着き、王国を取り戻すことが出来るのか――?
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- 『ホビット決戦のゆくえ』(2014年)
- 「ホビット」3部作、感動のラストへ。ホビット族のビルボは竜に奪われたドワーフの国と財宝を取り戻すべく冒険の旅に出た。旅の仲間は13人のドワーフと、魔法使いのガンダルフ。やがて、森のエルフたちも加勢して、いよいよ竜と対峙する。火炎を吐く竜の凄まじい襲撃、財宝の奪還によって生じた仲間たちの対立、その裏側に忍び寄るさらに巨大な敵の存在――ついに明らかにされる冥王サウロンの邪悪な企み! 押し寄せる敵の大群に、破滅の足音が近づいてくる。団結か全滅か。大地を二分する壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされる!
定番人気のファンタジー映画シリーズ
『トワイライト・サーガ』シリーズ

雨と霧の町フォークスに引っ越してきた内気な高校生ベラと、そこで彼女が出会う完璧な容姿を持つヴァンパイア・エドワードとのロマンスを描く恋愛ファンタジー映画。
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- トワイライト〜初恋〜(2008年)
- 『トワイライト〜初恋〜』(Twilight)は、2008年のアメリカ映画。原作はステファニー・メイヤーのベストセラー小説『トワイライト』。雨と霧の町フォークスに引っ越してきた内気な高校生ベラと、そこで彼女が出会う完璧な容姿を持つヴァンパイア・エドワードとのロマンスを描く。
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- ニュームーン/トワイライト・サーガ(2009年)
- 「トワイライト」シリーズの第2弾。エドワードと別れたベラはオオカミ人間のジェイコブ・ブラック(テイラー・ロートナー)と親しくなるが、そのことで、より深く神秘の世界に関わることに。
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- エクリプス/トワイライト・サーガ(2010年)
- 美青年ヴァンパイア・エドワードとの愛を確かめ合った人間の少女ベラ。永遠のときを共に過ごすため、全てを捨ててヴァンパイアになることを決意する。しかし、誰よりも近くでベラを支えてくれた幼馴染であり、狼族の末裔であるジェイコブからの告白に心が揺れる。一方、シアトルで無差別殺戮を繰り返す新生ヴァンパイアの一軍が、ベラの命を狙い襲撃に備えていることが明らかになる。エドワードとジェイコブはヴァンパイアと狼族の数世紀に渡る敵対関係を一時的に取り下げ、ともに愛した女性を守るために立ち上がる。新生ヴァンパイアの目的は何なのか?そして、禁断の三角関係が複雑にもつれあう死闘の果てに見えるのは―!?
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- トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1(2011年)
- 世界中に大ブームを巻き起こした世紀のラブロマンスが、いよいよクライマックスへと動き出す! いくつもの困難を超えて、遂にエドワードと同じヴァンパイアになり、<永遠>の生を送る決意をしたベラ。 人間である間に結婚式をあげて、オオカミ族・ジェイコブに別れを告げ、ハネムーンに旅立つ。はじめてのふたりだけの至福の日々。しかし、事態は大きく変わる。 ベラが妊娠。その子の成長は余りにも早く、彼女は衰弱していく。 さらに友好関係にあったヴァンパイアとオオカミ族は、その子供の存在をめぐり、対立していく。 そしてベラの命が危機に瀕したとき、新たな戦いが始まってしまう。 ベラとエドワード、そしてジェイコブ、さらに新しい生命の運命は-!?
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- トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2(2012年)
- ベラとエドワードの娘をヴァンパイアを滅亡させる“不滅の子”だと考え、カレン家の抹殺に乗り出したヴァンパイアの王族ヴォルトゥーリ族。全てをかけた最終決戦。母となりヴァンパイアに転生したベラ、父となったエドワード、運命が大きく変わったジェイコブ…究極の三角関係の果てに、運命共同体となった三人と、その家族。全世界待望の最強シリーズの最終話は、さらなる壮大な争いとドラマが描かれ、集大成にして最大のクライマックスを迎える!
アンダーワールドシリーズ

『アンダーワールド』(Underworld)は、2003年制作のアメリカ合衆国のSFホラー映画/ゴシックホラー映画/ファンタジー映画。吸血鬼一族と狼男一族の間に続く、何百年にもわたる戦いを描くSFアクション映画。
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- アンダーワールド (2003年の映画)
- ブラックレザーのロングコートに身を包み、夜の街を見下ろす一人の美女。その正体はヴァンパイア、名前はセリーン。長年戦い続けている宿敵、ライカン(狼男族)の処刑人である。ある夜、彼女はマイケルという青年医師に出会うが、ライカンが彼を執拗に追いかけていることに気づき不審に思う。彼こそは両種族にとって、この戦いの鍵である恐るべき秘密を握っていた。そして、遂に驚愕の過去が明かされる時、セリーンは本能のまま最後の戦いへと身を投じるのだった。
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- アンダーワールド: エボリューション(2006年)
- 闇の歴史、種族の血闘・・・ 長老殺しの罪を負い、必死で同族の追手から逃れるヴァンパイアの処刑人セリーン。そんな彼女を待ち受けていたのは、狼男の血を得て最強の混血種となったマーカスだった。彼の隠された目的を何なのか。そして、創世にまつわる秘密が解き明かされる時、進化した種族の宿命のバトルが始まる!
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- アンダーワールド ビギンズ(2009年)
- 数世紀に渡り、闇の世界でヴァンパイア族とライカン(狼男)族は人知を超えた戦いを繰り広げていた。その戦いは、一人の美しい女処刑人セリーンを誕生させることに。家族をライカンに虐殺された復讐のため、抗争の中に身を投じたセリーン。しかし、なぜ彼女は過酷な運命を背負わなければならなかったのか・・・。そこには、もう一人の女戦士の存在があった。前2作では語られることのなかった女処刑人セリーン誕生の謎がいま、明かされる。
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- アンダーワールド 覚醒(2012年)
- 人類による非人類種への粛清が行われ、ヴァンパイアとライカン(狼族)とのハイブリッドであるマイケルとセリーンは軍に捕らえられてしまう。その後、セリーンはアンティジェンというバイオテック企業で冷凍され、12年の間“被検体2”として実験台となっていた。“被検体1”の脱走がきっかけで覚醒したセリーンは脱走し、ライカンに襲われていたイヴという少女を救う。セリーンとイヴはヴァンパイアたちが暮らす地下世界に身を寄せるが…。
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- アンダーワールド ブラッド・ウォーズ(2016年)
- 長老殺しの罪により同胞から追放され逃亡の日々を送るセリーン(ケイト・ベッキンセール)は、兵士の養成のためにとヴァンパイア族に呼び戻される。新たなリーダー、マリウス(トビアス・メンジーズ)の統率のもと勢力を強めているライカン族の猛攻に遭い、ヴァンパイア族は劣勢にあえいでいた。その特別な血ゆえにライカンに狙われている行方不明の娘イヴを守るためにも、セリーンは戦いに挑むことを決意。マリウスの襲撃を受け、死闘の末窮地に陥った彼女は、新たに手にした“ある能力”を駆使し、反撃に出る――
パイレーツ・オブ・カリビアン

『パイレーツ・オブ・カリビアン』(Pirates of the Caribbean) は、ウォルト・ディズニーのテーマパーク、「カリブの海賊」を元にしたファンタジー・冒険映画シリーズ。映画史に残る成功を収めた。
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- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第1作目。ブラックパール号を率いる冷酷な海賊の船長バルボッサが町を襲撃し、総督の娘エリザベスがさらわれる。密かにエリザベスに恋心を抱いていたウィルは、一匹狼の海賊ジャックと手を組み、彼女を救い出すことに。呪いによって生きた屍と化していたバルボッサと船員たちの狙いは、エリザベスが身に付けている黄金のメダル。そしてその最後の持ち主だったウィルこそが、死よりも苦しい地獄のような呪いを解く鍵となる。ブラックパール号を奪われた過去を持つジャックは、復讐として一発の銃弾をバルボッサに撃ち込むが―。
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- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)
- ジャックが13年前に自らの魂と引き換えに、深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズと交わした〈血の契約〉の期間が終わりに近づいていた。デイヴィ・ジョーンズの幽霊船で永遠の労役に服すという地獄から逃れるため、ジャックは〈死者の宝箱(デッドマンズ・チェスト)〉を追いはじめる。また結婚式の直前に、ジャックの逃亡を助けた罪で捕えられたウィルとエリザベスも、抗うことのできない運命に操られこの冒険に巻き込まれていく。その時、カリブの海に封印された恐るべき秘密が甦ろうとしていた―。
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- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007年)
- 七つの海を駆けめぐった海賊の時代が終わろうとしていた。世界制覇をもくろむ東インド会社のベケット卿に対抗するには、9人の“伝説の海賊”を招集し、世界中の海賊たちを蜂起させて決戦を挑むのみ。しかしその鍵を握る9人目の人物こそ、“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー(海の墓場)”に囚われているジャック・スパロウだった。エリザベスとウィルは、甦った不死の海賊バルボッサと共に、ジャック奪還の手掛かりを握る中国海賊の長サオ・フェンの元へ。彼らの運命が再び交差する時、海賊史上最初にして最後の決戦がはじまる―。
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- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011年)
- 孤高の海賊ジャックの前に、過去にジャックが愛した女海賊アンジェリカが突然現れる。彼女が敵なのか、味方なのかも分からないまま、ジャックはアンジェリカと共に、永遠の命をもたらすという伝説の<生命(いのち)の泉>を探す旅に出る。その頃、史上最恐の海賊“黒ひげ”や、海軍に寝返った元海賊バルボッサも、この禁断の宝を求めて動き出していた。彼らの行く手を阻むのは、<生命の泉>の鍵を握る美しくも恐ろしい人魚たち。それぞれの野望と裏切りが渦巻く中で、<生命の泉>に辿り着くのは一体誰なのか…?
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- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)
- 孤高の海賊ジャック・スパロウの過去を知る最恐の敵、“海の死神”サラザールが解き放たれた時、海賊全滅へのカウントダウンが始まった。ジャックVS海の死神の決戦の行方は?<最後の冒険>がついに幕を開ける!
『ナルニア国物語』
『ナルニア国物語』(原題:The Chronicles of Narnia)は、イギリスの文学者でありキリスト教の信徒伝道者C・S・ルイスの、全7巻からなる子供向け小説の総称。ウォルデン・メディア製作による実写映画化がなされた。Netflix製作でシリーズが再映画化される予定。
ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女 予告編(字幕版)
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- 『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005年)
- 田舎に疎開してきたイギリス人4兄弟がナルニア国へ迷い込み、世界を冬の時代へと変えた白い魔女を倒すため、ライオンのアスランと共に戦う姿を描く。
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- 『ナルニア国物語第2章カスピアン王子の角笛』(2007年)
- ペヴェンシー4兄弟が1300年経ち、テルマール人が治めるようになったナルニアを再び訪れ、悪い叔父から王座を取り戻そうとするカスピアン王子と共に戦う姿を描く。
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- 『ナルニア国物語第3章アスラン王と魔法の島』(2010年)
- エドマンドとルーシー・ペベンシー、そしてそのいとこのユースチスがナルニアを訪れ、新たにナルニア王となったカスピアンと共に朝びらき丸に乗り、行方不明となった7人の貴族を探す冒険を描く。
2000年代以降のファンタジー映画
スコーピオン・キング(2002年)
『スコーピオン・キング』(The Scorpion King)は、2002年に公開されたアメリカ映画である。『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』に登場した敵役スコーピオン・キングを主人公に据えたスピンオフ作品である。
『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)

『チャーリーとチョコレート工場 』(Charlie and the Chocolate Factory)は、2005年製作のアメリカ合衆国のファンタジー映画。ティム・バートン監督。ロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』が原作である。同作品の映画化は1971年製作の『夢のチョコレート工場』(メル・スチュワート監督)に次いで2度目となる。謎に包まれたチョコレート工場と、風変わりな格好をしている工場主ウィリー・ウォンカを描いた、ティム・バートン監督&ジョニー・デップの強力タッグによるファンタジー。
『パンズ・ラビリンス』(2006年)
『パンズ・ラビリンス』(原題: El laberinto del fauno, 英題: Pan’s Labyrinth)は、2006年のメキシコ・スペイン・アメリカ合衆国のファンタジー映画。内戦後のスペインに生きる薄幸の少女を描くダーク・ファンタジー。少女の目線から見た世界がどこまで現実なのかは観客に委ねられているが、衝撃のラスト、救いのないバッドエンド映画としても有名な作品。
パンズ・ラビリンス(予告編)
ありのままの現実は、生きるにはつらすぎた。しかし、絶望はやがて金色の光に変わる―。少女の無垢な魂がたどり着く残酷なまでにピュアなラストが、全世界の心を揺さぶった感動の傑作。恐怖の政治が国を覆っていたスペインの暗黒時代に、少女オフェリアは生を受けた。優しかった父が死に、身重の母親と二人で直面する現実は目を覆うようなことばかり。新しい父親はまさに独裁のシンボルのような恐ろしい大尉。生まれてくる自分の息子にしか興味を示さず、オフェリアの生きる世界は閉ざされていた。そんなとき、彼女が見つけたのはうす暗い森の中の秘密の入り口。妖精の化身である虫たちに導かれて、迷宮の世界への冒険が始まる…。

エラゴン 遺志を継ぐ者(2006年)

『エラゴン 遺志を継ぐ者』(エラゴン いしをつぐもの、Eragon)は、2003年に発表されたクリストファー・パオリーニによるファンタジー小説。『ドラゴンライダー』シリーズの1作目。
農場で暮らす17歳の少年、エラゴンが、森の中で見つけた青い卵を孵化させる。生まれたのは、翼を持った雌のドラゴン、サフィラ。邪悪な王によって滅ぼされた伝説の「ドラゴンライダー」を復活させるため、エラゴンの大冒険が始まる。
スターダスト(2007年)

『スターダスト』(Stardust)は、ニール・ゲイマンのファンタジー小説、及びそれを原作とした2007年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジー映画。越えてはならない壁の向こうに落ちた流れ星を探すため、壁の外に広がる魔法の国を旅する青年の冒険を描く。
アナと雪の女王(2013年)
『アナと雪の女王』(原題:Frozen)は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。日本では『アナ雪』の略称でも呼ばれる。運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描いた感動のストーリー。
映画『アナと雪の女王』松たか子が歌う「レット・イット・ゴー」(Let It Go)本編映像クリップ
触れたものを凍らせてしまう秘密の力を持った姉・エルサの日本語吹き替えを担当する女優の松たか子が、本作の代表的ナンバー「レット・イット・ゴー」(Let It Go)を熱唱する。世界各国では、本作のファンが「レット・イット・ゴー」を歌う映像をYouTubeなどで公開する例が多数見られた。本作は累計興収254億7,000万円を超え、記録的な大ヒットとなり社会現象を巻き起こした。
アナと雪の女王2(2019年11月22日公開予定)
『アナと雪の女王2』(原題:Frozen II)は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2019年公開予定のアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。2013年公開の『アナと雪の女王』の続編。2019年11月22日に日米同時公開予定。
前作では語られなかったエルサの持つ魔法の力がすべてのはじまりだった。なぜエルサに力は与えられたのか?彼女が目覚めさせてしまった精霊とは?アナとエルサに待ち受ける冒険と明かされるすべての秘密とは一体・・・?
『PAN ネバーランド、夢のはじまり』2015年
『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』(原題:Pan)は、2015年のイギリス・アメリカ合衆国・オーストラリア合作の冒険ファンタジー映画である。ジェームス・マシュー・バリーによる戯曲『ピーター・パン』の物語を基に、主人公ピーター・パンの生い立ちから、彼がネバーランドを訪れ、永遠の少年となるまでを描いている。
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』2016年

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(英: Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children)は2016年にアメリカ合衆国で製作されたダーク・ファンタジー映画。スチームパンク映画。孤独な少年と、現実世界では生きられない“奇妙なこどもたち”。彼らの不思議な友情と驚くべき冒険の物語を描く、かけがえのない愛おしさに満ちたダーク・ファンタジー。
映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」予告
<ストーリー>
フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な少年。そんな彼の唯一の理解者である祖父が謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で古めかしい屋敷を発見。そこには美しくも厳格なミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちが住んでいた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿ったある“力”に気づき、屋敷に迫る恐るべき脅威に立ち向かっていくのだった……。

リメイクファンタジー映画
- 『アリス・イン・ワンダーランド』2010年
- 『美女と野獣』 (2017年の映画)
- アラジン (2019年の映画)
- ライオン・キング (2019年の映画)
- ディズニー実写版「ムーラン」(2020年の映画)
(日本語字幕付き!)ディズニー実写版「ムーラン」海外版予告編
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