悪役(ヴィラン)・悪漢が主役級の活躍をする映画のまとめ。悪漢映画の歴史。ディズニー・アニメの古典的名作に登場する人気ヴィランからダース・ベイダー(スター・ウォーズ)やホラー映画・スラッシャー映画に登場する人気の殺人鬼であるフレディ(エルム街の悪夢)、ジェイソン(13日の金曜日シリーズ)など悪のカリスマ・悪のヒーロー(キャラクター)が活躍する映画を年代順にまとめた年代記(クロニクル)。

60年代までの悪役/ディズニー映画の古典的名作の悪役(ディズニー・ヴィランズ)

邪悪な女王/魔女(「白雪姫」のヴィラン)

『白雪姫』(1937年)に登場する邪悪な女王・魔女

『白雪姫』(1937年)に登場する邪悪な女王・魔女

『白雪姫』は、1937年、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作のアメリカ映画。グリム兄弟による童話『白雪姫』が原作の世界初のカラー長編アニメーション映画。

女王がいつものように魔法の鏡に『世界で一番美しいのは誰?』と聞くと、魔法の鏡は『世界で一番美しいのは白雪姫です。』と答えてしまう。

女王がいつものように魔法の鏡に『鏡よ、鏡、世界で一番美しいのは誰?』と聞くと、魔法の鏡は『世界で一番美しいのは白雪姫です。』と答えてしまう。

邪悪な女王/魔女は、白雪姫の継母。自分の美貌を世界一と思っており、それが他人に脅かされることを断じて許そうとしない高慢かつ残酷な性格の持ち主。

邪悪な女王ラヴェンナ(2012年公開のダークファンタジー映画『スノーホワイト』)

グリム童話『白雪姫』を原作とした、ダークファンタジー映画『スノーホワイト』の邪悪な女王ラヴェンナ

グリム童話『白雪姫』を原作とした、ダークファンタジー映画『スノーホワイト』の邪悪な女王ラヴェンナ

『スノーホワイト』(原題: Snow White & the Huntsman)は、グリム童話『白雪姫』を原作とした、ルパート・サンダース監督、ホセイン・アミニとイヴァン・ドーハーティ脚本による2012年公開のダークファンタジー映画。

邪悪な女王ラヴェンナ(演:シャーリーズ・セロン、日本語吹替:小雪)は、永遠の若さと美貌を求める魔女。他の女達からの精気を吸い、容姿と命を維持している。スノーホワイトの心臓を狙う。

西の魔女(「オズの魔法使」のヴィラン)

西の魔女(オズの魔法使)

西の魔女(オズの魔法使)

『オズの魔法使』(The Wizard of Oz)は、1939年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジー・ミュージカル映画。西の悪い魔女は、東の悪い魔女の妹で、東の悪い魔女より邪悪。ドロシーが姉を殺したと思い、ドロシーの命と、ドロシーが履くルビーの赤い靴を狙う。

西の魔女の最期はあっけなかった。カカシから始末しようと、魔女がカカシに火をつける。火を消そうとするドロシーは、そばにあったバケツに入った水をカカシにかけると、魔女にも水がかかってしまう。魔女は水に溶けてしまう性質のようで、恨み節を言いながら、溶けて消えてしまう。

ハートの女王(「ふしぎの国のアリス」のヴィラン)

『ふしぎの国のアリス』(1951年)に登場するトランプの「ハートの女王」

『ふしぎの国のアリス』(1951年)に登場するトランプの「ハートの女王」

『ふしぎの国のアリス』(原題:Alice in Wonderland)は『不思議の国のアリス』を原作とする1951年7月28日にアメリカ合衆国で公開されたウォルト・ディズニー・プロダクション製作の長編アニメーション映画。

ハートの女王(Queen of Hearts)は、本作のディズニー・ヴィランズ。大柄でわがままで怒りっぽい帝政国家の元首。「首をはねよ!」が口癖。

フック船長(「ピーター・パン」のヴィラン、実写映画「フック」)

『ピーター・パン』(1953年)に登場する悪役の「フック船長」

『ピーター・パン』(1953年)に登場する悪役の「フック船長」

『ピーター・パン』(Peter Pan)は、1953年2月5日にアメリカ合衆国で公開されたディズニーの長編アニメーション作品。

『フック』(1991年)に登場するフック船長と大人になったピーターパン

『フック』(1991年)に登場するフック船長と大人になったピーターパン

フック船長は、ディズニー・ヴィランズ(ディズニー作品やアトラクションの悪役 (villain)キャラクター)の一人。

『フック』(原題: Hook)は、1991年公開のアメリカ映画。40歳の大人になった永遠の子供ピーター・パンが、宿敵フック船長と再び闘うSF・コメディ・ファンタジー・アクション作品。

マレフィセント(劇場版アニメ「眠れる森の美女」のヴィラン、実写映画「マレフィセント」)

マレフィセント(ディズニーの長編アニメーション映画『眠れる森の美女』(1959年)の劇中より)

マレフィセント(ディズニーの長編アニメーション映画『眠れる森の美女』(1959年)の劇中より)

『眠れる森の美女』(ねむれるもりのびじょ、原題:Sleeping Beauty)は、1959年1月29日公開のアメリカ映画。ファンタジー映画。ディズニーの長編アニメーション映画。

マレフィセント(2014年)は、ディズニーアニメ『眠れる森の美女』ではオーロラ姫に呪いをかけた悪役だった、邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジー。

マレフィセント(2014年)は、ディズニーアニメ『眠れる森の美女』ではオーロラ姫に呪いをかけた悪役だった、邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジー。

マレフィセント(Maleficent)は、本作のディズニーヴィランズ。黒くねじれた2本のツノと、炎のような黒い服を着た魔女。

『マレフィセント』(Maleficent)は、ロバート・ストロンバーグ監督、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ポール・ディニ(英語版)とリンダ・ウールヴァートン脚本による2014年のアメリカ合衆国のダーク・ファンタジー映画。敵役にアンジェリーナ・ジョリーを起用したこの映画は1959年のディズニーのアニメーション映画『眠れる森の美女』のリメイクとなっており、マレフィセントの視点から物語が描かれる。

「マレフィセント2」予告編
『マレフィセント2』(原題:Maleficent: Mistress of Evil)は、2019年制作のアメリカ合衆国のファンタジー映画。「眠れる森の美女」の悪役マレフィセントを主人公にしたファンタジー映画『マレフィセント』の続編。

アンジェリーナ・ジョリーが再びディズニー史上最恐の“悪女”に!“邪悪な妖精”として恐れられていたマレフィセントが真実の愛を見つけた数年後。穏やかに暮らすマレフィセントとオーロラの絆を引き裂き、彼女を再び邪悪な存在へ連れ戻そうとする敵が忍び寄る―。『眠れる森の美女』から誕生したヴィランの、衝撃の<その後>―

クルエラ・ド・ヴィル(アニメ映画『101匹わんちゃん』のヴィラン、実写映画『101』)

クルエラ・ド・ヴィル(Cruella de Vil)は、アニメ映画『101匹わんちゃん』に登場する架空の人物。ディズニー・ヴィランズの一人であり、抜群のファッションセンスを持つ悪女。アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100チャートで39位を獲得した。有名なデザイナーだが、犬を殺して毛皮を剥ぎコートを作る危険な毛皮マニア。

『101』(ワンオーワン、原題:101 Dalmatians)は、1996年制作のアメリカ映画。『101匹わんちゃん』を原作とする実写映画。『101』のクルエラ・ド・ヴィルは、アニタの働くファッションデザイン会社「HOUSE OF DEVIL」の社長。この作品でのクルエラは非常に傲慢で悪辣、自分に逆らう者を徹底的に潰すなど自分勝手な人物として描かれ、まさに魔女と言うべき残虐な本性を持っている。

60年代の悪役(登場映画)

ボニー&クライド(俺たちに明日はない)

『俺たちに明日はない』(1967年)は世界恐慌時代の実在の銀行強盗である「ボニーとクライド」の壮絶な青春を描いた。

『俺たちに明日はない』(1967年)は世界恐慌時代の実在の銀行強盗である「ボニーとクライド」の壮絶な青春を描いた。

『俺たちに明日はない』(原題:Bonnie and Clyde)は、1967年製作のアメリカ映画。世界恐慌時代の実在の銀行強盗であるボニーとクライド(クライド・バロウ/ボニー・パーカー)の、出会いと死に至るまでを描いた犯罪映画。アメリカン・ニューシネマの先駆的作品として有名。30年代、経済恐慌にあえぐアメリカではギャングが横行していた。なかでもひときわ悪名高い男女の2人組みが、ボニー&クライド。ボニーとクライドの壮絶な青春を描いたアメリカン・ニューシネマの金字塔的作品。反体制のカリスマになった悪漢ギャング・カップル。


「俺たちに明日はない」の有名なラストシーン

ラストでボニーとクライドの2人が87発の銃弾を浴び、踊るように身もだえて絶命するシーン(通称「死のバレエ」)はあまりにも有名。怪我から回復した後、買い物をするため隠れ家から出てきたボニーとクライドは、待ち伏せしていたヘイマーたちの一斉射撃を浴びて絶命する。

007シリーズの悪役

ゴールドフィンガー(007 ゴールドフィンガー)

ゴールドフィンガー(007 ゴールドフィンガー)

ゴールドフィンガー(007 ゴールドフィンガー)

『007 ゴールドフィンガー』は、イアン・フレミングの長編小説『007』第7作。また1964年の『007』シリーズ映画第3作。この映画の大ヒットで、007が世界的ヒーローとして定着した。悪役ゴールドフィンガーには、ドイツの名優ゲルト・フレーベが扮し、その右腕を演じた日系レスラー、ハロルド坂田の怪演も見ものである。


ゴールドフィンガー (字幕版)予告編
<ストーリー>
イギリスの金が大量に海外に流出。ボンドはその黒幕とされる“ゴールドフィンガー”に接触を試みる。彼は世界有数の金保持者で、自分の持つ金の価値を高めるためにアメリカの金を核汚染させようと企んでいたのだ……。

犯罪組織スペクターの首領エルンスト・スタブロ・ブロフェルド(007は二度死ぬ)

「007は二度死ぬ」(1967年)に登場する犯罪組織スペクターの首領「ブロフェルド」

「007は二度死ぬ」(1967年)に登場する犯罪組織スペクターの首領「ブロフェルド」

『007は二度死ぬ』は、イアン・フレミングの長編小説『007』シリーズ第11作。また、1967年公開の『007』シリーズ映画第5作。それまで顔が映ることのなかった犯罪組織「スペクター」の首領・ブロフェルドが、本作で初めてその姿を現した。ドナルド・プレザンスが演じるブロフェルドはスキンヘッドで顔の右側に縦の傷跡がある。

『007 スペクター』(2015年)に登場するブロフェルド=オーベルハウザーは顔の右側に傷を負う。

『007 スペクター』(2015年)に登場するブロフェルド=オーベルハウザーは顔の右側に傷を負う。「007は二度死ぬ」(1967年)のブロフェルドの見た目の特徴をオマージュした演出になっている。

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる『007 スペクター』のブロフェルド=オーベルハウザーは、映画終盤にほぼ同様の顔右側の傷を負う(オマージュ演出)。

サイコサスペンス・スリラー

ノーマン・ベイツ(サイコ)

ノーマン・ベイツ(サイコ)

アンソニー・パーキンスが演じる「ノーマン・ベイツ」(サイコホラーの原点「サイコ」)

サイコ(Psycho)は、サスペンス映画の神様とも称されるアルフレッド・ヒッチコック監督による1960年のアメリカ合衆国のホラー映画。サイコサスペンス・スリラー映画の語源と言われ、マリオン・クレイン(演:ジャネット・リー)が刺殺される有名な「シャワーシーン」(モノクロでも凄惨な映像と音楽)は、スプラッター映画・スラッシャー映画の原点とも評される。


アンソニー・パーキンスが精神を病んだ青年ノーマン・ベイツを主演。青年の住む古くて暗い家と、それに隣接するモーテルで無事に夜を過ごす者はいない。不運な宿泊客マリオン・クレイン(ジャネット・リー)は、有名な”シャワーシーン”で犠牲者になる。彼女の行方を捜して、私立探偵そしてマリオンの妹(ヴェラ・マイルズ)がモーテルを訪れる。殺人犯人の正体が明かされるクライマックスへ向けて、恐怖とサスペンスが高まっていく!

フレデリック・クレッグ(コレクター)

『コレクター』(1965年)の主人公「フレデリック・クレッグ」は、クロロホルムを使ってミランダ・グレイを誘拐し、地下室に閉じ込めた。

『コレクター』(1965年)の主人公「フレデリック・クレッグ」は、クロロホルムを使ってミランダ・グレイを誘拐し、地下室に閉じ込めた。

『コレクター』(The Collector)は、1965年に制作されたイギリスとアメリカの合作映画。原作は、ジョン・ファウルズの同名小説『コレクター』。孤独な男の女性に対する倒錯した愛情を描いたサイコ・サスペンス作品。蝶を収集することを唯一の趣味とする男が、ある日大金を手に入れることで女子大生を誘拐し、蝶を飼うかのごとく監禁する。狂った理屈で突っ走る、あまりにも独善的な人間性に戦慄させられる。

【ストーリー】
蝶の収集を唯一の趣味とする内気な銀行員フレディ。彼はある日大金を手にしたことから、一軒家を買い取り、若く美しい女子大生ミランダを誘拐、蝶を収集するかの如く監禁するという、恐ろしい計画を実行し始めた。ミランダは4週間の期限付きで、僅かな自由しか与えられない囚われの身となる。彼女に異常な愛情を注ぐフレディと、何度も逃亡を試みるミランダ。約束の期限が過ぎた時、彼はミランダに結婚を申し込み、彼女もそれを承諾するのだが…。

70年代

70年代は刑事ドラマがブームに

70年代のアメリカでは、『フレンチ・コネクション』(1971年)や『ダーティハリー』(1971年)のヒットで、刑事ドラマがブームとなった。

スコルピオ(ダーティーハリー)

スコルピオ(ダーティーハリー)は、異常者すぎるキャラ設定で観客を震撼させた。

スコルピオ(ダーティーハリー)は、異常者すぎるキャラ設定で観客を震撼させた。理由なき狂気、本物の狂人の怖さ。「ダークナイト」(2008年)のジョーカーのキャラクター造形にも影響を与えていると言われる。

スコルピオは、1971年製作のアメリカ合衆国の刑事アクションの傑作映画『ダーティハリー』(原題 Dirty Harry)に登場する凶悪な連続殺人犯。罪のない市民を狙撃し市長に身代金を要求し、さらには14歳の少女を監禁し強姦した上にマンホールに閉じ込め窒息死させるという残忍な殺人犯である。最後には「ダーティハリー」の異名をもつハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)に追い詰められ、最後の抵抗を試みるも44マグナムに体を貫かれ射殺された。


『ダーティハリー』(原題 Dirty Harry)予告編

70年代のホラー映画の人気ホラーアイコン

悪魔パズズ/リーガン・マクニール(パズズに取り憑かれる少女)(エクソシスト)

悪霊パズズに憑依されたリーガン・マクニール(エクソシスト)

悪霊パズズに憑依されたリーガン・マクニール(エクソシスト)

12才の少女リーガン・マクニール(演:リンダ・ブレア)に取り付いた悪魔パズズと二人の神父の戦い。悪魔パズズが取り付いた怖すぎるリーガンの豹変は、視聴者にトラウマを刻み込んだ。日本の1970年代の懐かしいオカルトブームを牽引したオカルト映画の金字塔。昭和時代のトラウマ映画の代表格。

サメ(ジョーズ)

サメ(ジョーズ)

サメ(ジョーズ)

動物・生物パニック映画の金字塔「ジョーズ」に登場する巨大人食い鮫(ホオジロザメ)は、体長約8m/体重約3tの(現実には確認されていないレベルの)巨大な鮫。実際のホオジロザメの生態とはかけ離れた描写が多い。「はぐれ者」となって1匹でアミティ沿岸にたどり着き、数多くの人間を殺害、捕食する。映画では、口に噛まされた空気ボンベを狙撃され爆死、海の底へと沈んでいった。

ダミアン(オカルト映画「オーメン」)

頭に「666」のアザを持つ悪魔の子「ダミアン」(オーメン)1976年

頭に「666」のアザを持つ悪魔の子「ダミアン」(オーメン)1976年

『オーメン』(原題:The Omen)は、1976年に製作されたアメリカ合衆国の映画作品。1973年の「エクソシスト」とともに70年代後半のオカルト映画ブームを牽引したオカルト映画の金字塔。6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。

エイリアン(SFホラーの金字塔「エイリアン」)

人間の体内に寄生していたエイリアンが胸部を食い破って飛び出すシーンはホラー史に残る屈指のトラウマシーン。

人間の体内に寄生していたエイリアンが胸部を食い破って飛び出すシーンはホラー史に残る屈指のトラウマシーン。

ギルバート・ケインは、1979年公開のSF映画『エイリアン』に登場するキャラクター。船外活動でエイリアン・エッグに近づき、フェイスハガーに寄生される。最期はチェストバスターにより胸部を食い破られ、エイリアンの最初の犠牲者となる。

ジャック・トランス(シャイニング)

叩き割ったドアの裂け目から顔を出したジャック・トランス(演:ジャック・ニコルソン)の狂気に満ちた表情は、この映画の象徴。

叩き割ったドアの裂け目から顔を出したジャック・トランス(演:ジャック・ニコルソン)の狂気に満ちた表情は、この映画の象徴。

『シャイニング』(原題:The Shining)は、1980年に制作されたホラー映画。スティーヴン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した。

SF・ファンタジー映画

ダース・ベイダー(スター・ウォーズ)

ダース・ベイダー(スター・ウォーズ)

ダース・ベイダー(スター・ウォーズ)は映画界を代表する有名な悪党。全宇宙の悪のヒーロー。

ダース・ベイダー(Darth Vader)は、アメリカ合衆国のSF映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するキャラクター。かつてジェダイだった時の名前はアナキン・スカイウォーカー。悪堕ちしたアンチヒーロー。ジェダイの予言にある「フォースにバランスをもたらす者」を体現した者であった。

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』において、オビ=ワン・ケノービとの決闘で負った重傷と後遺症から、皇帝ダース・シディアスやヨーダをも遥かに凌ぐと予見されていた潜在能力の全てが開花することはなくなったが、シディアスの下で暗黒面の攻撃的なフォースの術技を学んだことと、持ち前のライトセーバーの剣技やスターファイターの操縦技術は依然として高い実力を誇っていた。

サイコサスペンス・スリラー

イブリン(恐怖のメロディ)

パーソナリティ障害を持った本性を現した「イブリン」(恐怖のメロディ)。本格的なストーカー描写が冴えわたる。じわじわと迫りくる怖さ。リアルにストーカーを描いた。

パーソナリティ障害を持った本性を現した「イブリン」(恐怖のメロディ)。本格的なストーカー描写が冴えわたる。じわじわと迫りくる怖さ。リアルにストーカーを描いた。

『恐怖のメロディ』(原題:Play Misty for Me)は、1971年のアメリカ合衆国のサイコスリラー映画。クリント・イーストウッドの監督によるサスペンス映画である。主人公に異常なまでに執着するストーカーの恐怖を描くスリラー。本作が公開された1970年代当時は、まだストーカー行為という概念自体が浸透していなかったため、このタイプのスリラー映画としては非常に先進的な映画である。

アレックス(時計じかけのオレンジ)

アレックス(時計じかけのオレンジ)

邪悪なアレックス(時計じかけのオレンジ)は究極の「悪のヒーロー」の一人。

『時計じかけのオレンジ』(原題:A Clockwork Orange)は、アンソニー・バージェスが1962年に発表した同名の小説を原作とする1971年公開の映画。スタンリー・キューブリック監督。『俺たちに明日はない』『ワイルドバンチ』『ダーティハリー』『わらの犬』とともに映画における暴力的表現の規制緩和に一定の役割を果たした作品。主人公のアレックスはアメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100で悪役として12位となっている。

冷酷な看護婦長ミルドレッド・ラチェッド(カッコーの巣の上で)

『カッコーの巣の上で』に登場する「ミルドレッド・ラチェッド看護婦」

『カッコーの巣の上で』に登場する「ミルドレッド・ラチェッド看護婦」は、精神病院を支配する冷酷無比な看護婦長。

『カッコーの巣の上で』(原題: One Flew Over the Cuckoo’s Nest)は、1975年のアメリカ映画。衝撃のラストでも有名な作品。

『カッコーの巣の上で』でミルドレッド・ラチェッド看護婦役を演じたルイーズ・フレッチャーは、アカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。

1963年9月のある日、オレゴン州立精神病院に一人の男が連れられてきた。ランドル・P・マクマーフィ。彼は刑務所の強制労働を逃れるために狂人を装っていた。しかし精神病院はもっと悲惨な状況にあった。絶対権限を持って君臨する婦長によって運営され、患者たちは無気力な人間にされていたのだ。さまざまな手段で病院側に反抗しようとするマクマーフィに、患者たちも心を少しずつ取り戻し始めた。そんな彼の行動に脅威を感じた病院は、電気ショック療法を開始するが、マクマーフィも脱走を計画し始める…。

クリスチャン・ゼル(マラソンマン)による映画史に残る恐怖の名場面「歯神経ドリル拷問」

ナチス残党の歯科医のクリスティアン・ゼル博士が、歯にドリルを突き立ててベーブを拷問するという非常に生々しいシーンで有名になった。

サスペンス映画『マラソンマン』は、ナチス残党の歯科医のクリスティアン・ゼル博士(演:ローレンス・オリヴィエ)が、歯にドリルを突き立ててベーブ(演:ダスティン・ホフマン)を拷問するという非常に生々しいシーンで有名になった。映画史に残る恐怖の名場面のひとつ。

『マラソンマン』(原題:Marathon Man)は1976年制作のアメリカ映画。ウィリアム・ゴールドマンの同名小説の映画化。原作者のゴールドマンが脚本も兼ねたので、原作に忠実に描かれている。

マラソンが趣味の大学院生ベーブ(演:ダスティン・ホフマン)は、恋人といるところを何者かに襲われる。やがてその事件は、ベイブを、ナチ戦犯が画策するダイヤ密輸事件へと引き込んでいく……。

80年代

アクション・アドベンチャー映画

T-800(ターミネーター)

『ターミネーター』(原題: The Terminator)は、1984年のアメリカ映画。ターミネーターシリーズの第一作である。アーノルド・シュワルツェネッガーが演じる悪の殺人サイボーグ(T-800)がどこまでも追ってくる恐怖。

T-800(正式名称:Cyberdyne Systems Model 101 Series 800 Version 2.4)は、映画『ターミネーター』をはじめとしたターミネーターシリーズに登場する架空のアンドロイドである。アーノルド・シュワルツェネッガーが主に演じた。


ターミネーター(T-800) – アーノルド・シュワルツェネッガー
2029年時、スカイネットの脅威と成り得た人類抵抗軍を指揮するジョン・コナーの存在を事前に抹消するべく1984年にタイムスリップし、ジョンの出生母体となるロサンゼルス在住でサラ・コナーという姓名を持つ女性を全て抹殺、出生を未然に阻止するようプログラムされたヒト型潜入掃討アンドロイド。戦闘用に作られただけに、武器や兵器の扱いに長けており、戦略眼も優れている。

アーノルド・エルンスト・トート(レイダース/失われたアーク《聖櫃》)

アーノルド・エルンスト・トート(レイダース/失われたアーク《聖櫃》)

アーノルド・エルンスト・トート(レイダース/失われたアーク《聖櫃》)

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(原題:Raiders of the Lost Ark)は、1981年のアメリカ映画。アドベンチャー映画。『インディ・ジョーンズ シリーズ』の第1作である。

映画史に残る残酷なショック場面「顔面崩壊」

映画史に残る残酷なショック場面「アーノルド・エルンスト・トートの顔面崩壊」。最も悲惨な悪役・外道の死にざまとして名高い。

アーノルド・エルンスト・トート(ロナルド・レイシー)は、ゲシュタポのエージェントで、荒手の拷問を得意とする。ラーの杖飾りを手に入れるべくマリオンの酒場に現われるが、火事の火によって高温になった杖飾りに触れたため右手に火傷を負い、紋章の跡が刻まれる。常に黒いレインコート姿で薄笑いを浮かべている。襟には黄金ナチ党員バッジが確認できる。

レイヴェン(ストリート・オブ・ファイヤー)

主人公トム・コーディと人気を二分したのが、現在でも性格俳優として活躍するウィレム・デフォーが演じる、敵のバイカー集団ボンバーズのボスであるレイブン。

主人公トム・コーディと人気を二分したのが、現在でも性格俳優として活躍するウィレム・デフォーが演じる、敵のバイカー集団ボンバーズのボスであるレイブン。ウッチャンナンチャンもネタにしたツッパリ野郎。

『ストリート・オブ・ファイヤー』(原題:Streets of Fire)は、1984年製作のアメリカ合衆国の映画。西部劇の形式を踏襲したロック映画。人が一人も死なないという珍しいアクション映画である。

イワン・ドラゴ(ロッキー4/炎の友情)

イワン・ドラゴ(ロッキー4/炎の友情)

イワン・ドラゴ(ロッキー4/炎の友情)

『ロッキー4/炎の友情』(原題:Rocky IV)は、1985年のアメリカ映画。当時のロナルド・レーガン大統領は、スタローンをホワイトハウスに招いて本作を観賞しその内容を絶賛した一方、ソ連のメディアは「あからさまな反ソ、反共宣伝映画」としてスタローンを非難するなど、本作は政治的にも大きな話題となった。


アポロが殺される衝撃的な展開。ドラゴとロッキーの決戦は米ソの冷戦構造を反映させた弔い合戦になる。

最初はアポロが往年のテクニックでドラゴを翻弄し余裕を見せつけていたが、ドラゴが反撃に転じると、アポロはその強烈なパンチになす術もなく打ちのめされてゆく。もはやエキシビションなどではなく、ドラゴが本気でアポロを叩き潰そうとしている事に気付いたロッキーは試合を止めさせようとするが、ボクサーとしての闘志に火が付いたアポロはそれを拒否し、諦めずに立ち向かっていく。だがそれも空しく、ドラゴの強打を浴び続けた末にアポロはリングに倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。

クラレンス・ボディッカー(ロボコップ)

『ロボコップ』の悪役クラレンス・ボディッカーはトラウマキャラとして名高い。

『ロボコップ』の悪役クラレンス・ボディッカーはトラウマキャラとして名高い。映画史に残る残虐なキャラクターとして知られるのが、『ロボコップ』に登場するマフィアのボスである「クラレンス・ボディッカー」。

『ロボコップ』(RoboCop)は、1987年に公開されたアメリカ映画およびこの映画に登場するサイボーグの名称。殉職した警官の遺体を利用したサイボーグ警官「ロボコップ」が活躍するSFアクション映画である。あまりに激しい暴力描写のため、ヨーロッパでの公開では『映画のレイティングシステム』に合わせて、シーン削除が行なわれた。テレビ放送用に撮影された別カット版も存在する。卑語、流血シーンに再編集が加えられている。公開当時、一見ヒーロー映画にも関わらず、激しい暴力描写でR指定を受けたことなどが話題になった。

ハンス・グルーバー(ダイ・ハード)

ハンス・グルーバー(ダイ・ハード)の最後は転落死

ハンス・グルーバー(ダイ・ハード)の最後は転落死

『ダイ・ハード』(原題:Die Hard)は、1988年のアメリカのアクション映画。

ハンス・グルーバーは、強盗グループのリーダーで、西ドイツ民族解放機構(架空の左翼テロ組織)に所属していた元テロリスト。単身転落死する悲惨な最期は有名。

実写映画に登場する「ジョーカー」の歴史

バットマンの最大の敵として名高いジョーカー(The Joker)は、DCコミックスの出版するアメリカンコミック『バットマン』に登場する架空のスーパーヴィラン。ジョーカーは犯罪の首謀者として描かれ、歪んだユーモアを持つサイコパスとして登場した。

テレビドラマシリーズ「怪鳥人間バットマン」 (1966年–1968年)に登場するシーザー・ロメロが演じるジョーカー。

テレビドラマシリーズ「怪鳥人間バットマン」 (1966年–1968年)に登場するシーザー・ロメロが演じるジョーカー。本作でのジョーカーは、知性と歪んだユーモアを持つサディスティックなサイコパスではなく、無害なイタズラ泥棒である 。

ジャック・ニコルソンのジョーカー:バットマン (映画) (1989年)

ジャック・ニコルソンのジョーカーはシーザー・ロメオの滑稽なキャラと異なり当時の漫画に会わせ暗く描いているがロメオを意識したスタイルになっている。

ゴッサム・シティのマフィアの有力者であるカール・グリソムの右腕ジャック・ネイピア。劇中で登場する過去のジャックの写真から、逮捕歴や服役歴がある。グリソムの情婦を寝取ったことから罠に嵌められ、化学薬品工場で警官隊との銃撃戦になる。現れたバットマンに発砲した際、跳弾が顎に当たり、更にその弾みで薬品槽に落下。肌は漂白され、跳弾による傷で顔の筋肉が麻痺し、常にひきつった笑みを浮かべる自らの顔を見て狂気に陥り、ジョーカーを名乗る。

ヒース・レジャーのジョーカー:ダークナイト (2008年)

ジョーカーの衣装・メイクはパンクロックバンド セックス・ピストルズのジョニー・ロットンをモチーフにされている。ヒース・レジャーは演じるにあたり『怪鳥人間バットマン』でジョーカーを演じたシーザー・ロメロの口調や喋り方を意識し、性格は『時計じかけのオレンジ』のアレックス(アレキサンダー・デ・ラージ)を参考に演じた。ヒース・レジャーは撮影後に急死。

指紋やDNAの情報がデータベースにない、顔にピエロのメイクを施した正体不明の謎の男。

ジャレッド・レトのジョーカー:スーサイド・スクワッド (映画) (2016年)

ジャレッド・レトが演じた。ハーレイ・クインのオリジンに登場し、彼女を誘惑する全身にタトゥーを入れたギャングのボスとして演出されている。

ホアキン・フェニックスのジョーカー:ジョーカー (映画) (2019年)

『ジョーカー』(原題:Joker)は、2019年のアメリカ合衆国のスリラー映画。DCコミックス『バットマン』に登場する最強の悪役(スーパーヴィラン)ジョーカーが誕生する経緯を描く。ホアキン・フェニックスがジョーカーを演じる。

ゴッサム・シティでピエロの派遣業で働いてるアーサー・フレック。認知症の母を介護する傍らスタンダップコメディアンを目指しながらピエロの仕事をして下積みをしている。幼い頃からトゥレット障害により感情が高ぶると反射的に笑いだす障害を持っていた。福祉サービスによって薬が提供され症状は抑えられていたが、トーマス・ウェインによる政策で医療福祉の解体によって、薬の服用が出来なくなり悪化する事になる。

サスペンス/サイコサスペンス

マティ・ウォーカー(白いドレスの女)

常夏のフロリダで暑さにうだっていた弁護士のネッドが、20歳も年上の男を夫にもつ美女、マティと知り合う。マティはネッドに、夫を殺して遺産を相続する計画を話した。ネッドは強盗を装って屋敷へ忍び込むが…。人間の奥底にじりじりと燃え広がる物欲と情欲。そのしがらみにがんじがらめになった男と女は、運命のふちに転落していく。

常夏のフロリダで暑さにうだっていた弁護士のネッドが、20歳も年上の男を夫にもつ美女、マティと知り合う。マティはネッドに、夫を殺して遺産を相続する計画を話した。ネッドは強盗を装って屋敷へ忍び込むが…。人間の奥底にじりじりと燃え広がる物欲と情欲。そのしがらみにがんじがらめになった男と女は、運命のふちに転落していく。

『白いドレスの女』(原題: Body Heat)は、1981年に製作されたアメリカの犯罪ミステリー映画。ローレンス・カスダン監督作品。きまじめな弁護士が、ふとした出会いから“白いドレスの女”に人生を狂わされていく様子を描いた傑作サスペンス・ロマン。官能という言葉が相応しい魅惑のサスペンス。

サウス・フロリダに事務所を構える弁護士ネッド・ラシーンは、ある暑い晩、白いドレスの美しい女に出逢う。彼女の名はマティ・ウォーカー。その日以来どうしても彼女を忘れられないネッドはついに彼女を探し出し、互いに激しい欲望をぶつけ合う。誰にも知られることのない情事は、やがてマティの20歳も年上の夫の殺人計画を紡ぎ出していく…。

マティ・ウォーカー(演:キャスリーン・夕ーナー)は、映画史に残る悪女・魔性の女(ファム・ファタール)と評される。キャスリーン・ターナーの妖艶な魅力が画面にさく裂し、官能的なハスキーボイスが観客を魅了する。

アレックス・フォレスト(危険な情事)

ヤリ捨て男・身勝手な男に対するストーカー女のアレックス・フォレスト(危険な情事)の復讐劇。

ヤリ捨て男・身勝手な男に対するストーカー女のアレックス・フォレスト(危険な情事)の復讐劇。粘着質で劇場型のストーカー攻撃。

『危険な情事』(原題:Fatal Attraction)は、1987年のアメリカ合衆国のスリラー映画。ニューヨークで弁護士を勤めるダンは、妻のベスと娘のエレンと平和な日々を過ごしていた。だが、妻子が所用で実家に帰っていた際、ふと参加したパーティーで雑誌編集者のアレックスと知り合い、肉体関係を結んでしまう。ダンにとっては一夜の遊びであったが、アレックスはそれを運命の出会いと思い込み、ダンにつきまとい始める。

ゴードン・ゲッコー(ウォール街)

ウォール街の頂点に君臨していた大物投資家ゴードン・ゲッコー(ウォール街)。最後はインサイダー取引で逮捕される。

ウォール街の頂点に君臨していた大物投資家ゴードン・ゲッコー(ウォール街)。最後はインサイダー取引で逮捕される。

『ウォール街』(Wall Street)は、1987年公開のアメリカ映画。出世願望の強い若手証券マンと、冷酷かつ貪欲な投資家による企業買収を描いた金融サスペンス。作品は実際のウォール街にも大きな影響を与え、主人公である投資家、ゴードン・ゲッコーに憧れて投資銀行に入社する者や、マイケル・ダグラスが演じたゴードンのファッションを真似る者などが後を絶たなかった、とオリバーストーン氏がDVDの解説で言っている。

「Greed is good.(強欲は善だ)」「Money never sleeps.(金は眠らんぞ)」「君の質問には3語で十分、Buy my book(ウチは買いだ)」は名台詞として知られる。

90年代

サイコサスペンス・スリラー

アニー・ウィルクス(ミザリー)

アニー・ウィルクス(ミザリー)

映画史に残る狂人・サイコパスのひとり「アニー・ウィルクス」(ミザリー)。ストーカー女の異常行動を描いた映画として有名。

『ミザリー』(原題:Misery)は、1990年製作のアメリカ映画。スティーヴン・キングの同名小説の映画化作品で、主演のキャシー・ベイツがアカデミー主演女優賞を受賞した。

人気作家を監禁し続けるサイコパス女性のアニー・ウィルクスの狂気がすごい。ずっと一緒にいられると考え、ハンマーで作家の足を破壊する痛々しいシーンは有名。

ハンニバル・レクター(羊たちの沈黙)

ハンニバル・レクター(羊たちの沈黙)

ハンニバル・レクター(サイコサスペンス映画の金字塔「羊たちの沈黙」)

『羊たちの沈黙』(原題:The Silence of the Lambs)は、1991年公開のアメリカ映画。監督はジョナサン・デミ。原作はトマス・ハリスの同名小説。主演はジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン。連続殺人事件を追う女性FBI訓練生と、彼女にアドバイスを与える猟奇殺人犯で元精神科医との奇妙な交流を描く。

「羊たちの沈黙」に登場する有名な猟奇的な死体アート。過激な残酷描写を伴うサイコサスペンス時代の幕開けとなる。サイコサスペンスに猟奇的な殺人劇や遺体が登場するのが当たり前の流れを作った。

「羊たちの沈黙」に登場する有名な猟奇的な死体アート。過激な残酷描写を伴うサイコサスペンス時代の幕開けとなる。サイコサスペンスに猟奇的な殺人劇や遺体が登場するのが当たり前の流れを作った。

マックス・ケイディ(ケープ・フィアー)

全身にイレズミを施したデ・ニーロが、復讐に燃える狂気の男を過剰とも思える演技で見せる。

全身にイレズミを施したデ・ニーロが、復讐に燃える狂気の男を過剰とも思える演技で見せる。

マックス・ケイディは、映画『ケープ・フィアー』でロバート・デ・ニーロが演じた復讐鬼。凶悪な暴行魔。肉体に入れ墨を掘っている。マックス・ケイディは獄中で肉体を鍛え上げ、学問を学び、14年の刑期を終えて、かつて自分をろくに弁護しなかった弁護士サムとその一家に壮絶な復讐を行う。マックス・ケイディのビジュアルと強烈かつ独特のキャラクター造詣に、カルト的なファンは多い。

『ケープ・フィアー』(原題:Cape Fear)は、1991年のアメリカ映画。1962年に公開されたジョン・D・マクドナルド原作による『恐怖の岬』のリメイク。出所したレイプ犯が、自分を有罪にした憎き弁護士の一家を襲うサスペンススリラー。当時流行のホラー映画からの影響も色濃く、復讐の鬼と化し、不死身の悪魔さながらの趣で弁護士家族に襲いかかっていく、クライマックスのデ・ニーロの演技は迫力。

キャサリン・トラメル(氷の微笑)

映画史に残る印象的な取調室での名シーン。シャロン・ストーンが取調室で足を組みかえるシーンは有名。

映画史に残る印象的な取調室での名シーン。シャロン・ストーンが取調室で足を組みかえるシーンは有名。

『氷の微笑』(こおりのびしょう、原題: Basic Instinct)は、1992年のアメリカ映画。主演を務めたマイケル・ダグラスとシャロン・ストーンの駆け引きが展開されるエロティック・サスペンス映画。1992年、圧倒的なエロチシズムとサスペンスで世界中にセンセーションを巻き起こした「氷の微笑」。

強烈なセックスアピールを放ち、傲慢さと危険な香り、そして妖しい官能美を放つ究極のファム・ファタール、キャサリン・トラメル。

パウルとペーター(胸糞悪い映画の代名詞「ファニーゲーム」)

パウルとペーター(ファニーゲーム)

パウルとペーター(ファニーゲーム)は、人畜無害なルックスなのに、実は狂暴なキチガイ。不条理な暴力ドラマ『ファニーゲーム』には胸糞悪くなるメタ映画的な仕掛けも施されている。

『ファニーゲーム』 (Funny Games) は、1997年のオーストリア映画。日本では2001年10月20日、シネカノン配給で公開された。

パウルとペーターは、ショーバー一家を襲う二人組みの男。パウルとペーターが映画を鑑賞している観客に時折サインを見せたり、語りかけてくるメタ演出なども特徴。二人は一切の救済なく家族を追い詰めていく。「胸糞悪いトラウマ映画」の代名詞的な存在。

ピーターが殺されるがリモコンで時間が巻き戻されて生き返る等の理不尽なメタ演出がある。これは虚構の世界であって現実世界ではないということを強調している。

軍隊・戦争もの

アーモン・ゲート(シンドラーのリスト)

アーモン・ゲート(シンドラーのリスト)

『シンドラーのリスト』の悪役である冷酷なSS将校「アーモン・ゲート」

『シンドラーのリスト』(英: Schindler’s List)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年のアメリカ映画。

アーモン・レオポルト・ゲートは、ドイツのナチス親衛隊将校。第二次世界大戦中、クラクフ・プワシュフ強制収容所の所長を務めた。戦後にポーランドの法廷から戦争犯罪人として起訴され、ユダヤ人虐殺の責任を問われて死刑判決を受け、刑死した。スティーヴン・スピルバーグの映画『シンドラーのリスト』の悪役として著名。

ルブリン・ゲットーはじめ各地のゲットー解体(ゲットー住民を働ける者・働けない者に選別し、それに応じて殺害もしくは絶滅収容所・強制収容所への移送を行うこと)の作戦に従事した。その際の残虐さからゲートは「ルブリンの血に飢えた犬」と呼ばれた。

刑事ドラマ

ジャッカル(ジャッカル)

ジャッカル(ジャッカル)

ジャッカル(ジャッカル)

『ジャッカル』(原題: The Jackal)は、1997年製作のアメリカ映画。1973年の映画『ジャッカルの日』のリメイク作品である。ジャッカルは、名前だけが知らされている、神出鬼没の謎の殺し屋。

2000年代

SF・ファンタジー映画

エージェント・スミス(マトリックス リローデッド)

エージェント (Agent) は、映画『マトリックス』シリーズに登場する架空の治安組織、およびその組織に所属をしている架空の人物(ソフトウェアエージェント)の総称。エージェント・スミスは、「エージェント」の1人。第1作ではエージェントのリーダー的存在として登場した。

サウロン(ロード・オブ・ザ・リング)

闇の冥王サウロンは、巨大な炎の眼の姿で居城バラド=ドゥーアの頂上の尖塔から、モルドールをはじめとする各地をサーチライトのように照射して監視している。

闇の冥王サウロンは、巨大な炎の眼の姿で居城バラド=ドゥーアの頂上の尖塔から、モルドールをはじめとする各地をサーチライトのように照射して監視している。

サウロンは、『指輪物語』における邪悪の根源でありラスボス。全てを統べる一つの指輪の作り主。『指輪物語』ではほとんど直接的な姿は描写されず、「火にふち取られた目」という心象表現としてもっぱら登場する。

ピーター・ジャクソンの映画の第一部『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』のオープニングで描かれる最後の同盟との戦いで、巨大な黒い甲冑の戦士の姿でサウロンが登場している。しかしエレンディルとギル=ガラドとの戦いは省略され、不用心に付きだした手をイシルドゥアに指輪を嵌めた指ごと斬られてあっけなく敗北した。その戦いに敗れた以降は肉体を失い、巨大な炎の眼の姿で居城バラド=ドゥーアの頂上の尖塔から、モルドールをはじめとする各地をサーチライトのように照射して監視している。

ヴォルデモート(「ハリー・ポッター」シリーズ)

ヴォルデモート(「ハリー・ポッター」シリーズ)

ヴォルデモート(「ハリー・ポッター」シリーズ)

ヴォルデモート卿(英: Lord Voldemort)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の人物で魔法使い。主人公ハリー・ポッターの最大最強の敵。イギリス魔法界で広く恐れられる、「名前を言ってはいけないあの人」というフレーズでおなじみの闇の魔法使い。

ヴォルデモート卿は自身の魂を7つに分裂させ、生物や道具といったあらゆる有機物に隠していた。それが「分霊箱」であり、彼は分霊箱に魂を保存することで、不死能力を得ていた。

ハーレイ・クイン(スーサイド・スクワッド)

DCコミックスの悪役たちがチームを組んで戦う姿を描き、世界中で大ヒットを記録した「スーサイド・スクワッド」(2016)。

DCコミックスの悪役たちがチームを組んで戦う姿を描き、世界中で大ヒットを記録した「スーサイド・スクワッド」(2016)。

『スーサイド・スクワッド』(Suicide Squad)は、2016年のアメリカ合衆国のアクション映画。DCコミックスが出版するアメリカン・コミックスに登場する複数の犯罪者(スーパーヴィラン)を主役に据えた作品。

通称「スーサイド・スクワッド」のメンバーはベルレーブ刑務所に収監されている殺し屋のデッドショット、元精神科医のハーレイ・クイン、元ギャングのエル・ディアブロ、強盗のキャプテン・ブーメラン、遺伝子の突然変異したキラー・クロック、縄を使う暗殺者のスリップノットなど危険な犯罪者から選ばれた。

ハーレイ・クインは、「スーサイド・スクワッド」に登場しセクシーでクレイジーなヒロインとして人気を博した。

ハーレイ・クインは、「スーサイド・スクワッド」に登場しセクシーでクレイジーなヒロインとして人気を博した。

ハーレイ・クインはアニメ『バットマン』の第7話「ジョーカーの陰謀(原題:Joker’s Favor)」(1992年9月)で宮廷道化師のコスチュームに身を包んだジョーカーのパートナーとして登場した。

ハーレイ・クインが主役の映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」
マーゴット・ロビーがDCコミックスの人気キャラクターを演じる「バーズ・オブ・プレイ(原題)」が、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」の邦題で、2020年3月20日に公開される。

マーゴット・ロビーがDCコミックスの人気キャラクターを演じる「バーズ・オブ・プレイ(原題)」が、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」の邦題で、2020年3月20日に公開される。

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