ポゼッション(1981年)

地下鉄の構内で、身体中をけいれんさせ、のたうち回り、叫び、吠える。口から牛乳を吐き、 身体中から血を流し…。イザベル・アジャーニーが鬼気迫る演技を見せた。

地下鉄の構内で、身体中をけいれんさせ、のたうち回り、叫び、吠える。口から牛乳を吐き、 身体中から血を流し…。イザベル・アジャーニーが映画史に残る鬼気迫る演技を見せた。イザベル・アジャーニが発狂する演技が多くの映画ファンにショックを与え、また絶賛され、いまだに強い支持を受けている。

『ポゼッション』(原題:Possession)は、アンジェイ・ズラウスキー監督による1981年のフランスと西ドイツ合作のホラー映画。自分の妄想が生み出した魔物に欲情する女性アンナが、心の葛藤の中で次第に狂気に陥っていく姿と、そんな彼女に翻弄されて自分を見失っていく夫マルクの姿を描く。

イザベル・アジャーニーが鬼気迫る演技を見せた狂気のラブストーリー。単身赴任から戻った夫が浮気をしていたことが分かり、狂気に堕ちていく妻アンナの姿を描く。

イザベル・アジャーニーが演じる狂気に堕ちていく妻アンナと異形の怪物とのセックス描写が話題になった。今でも語り継がれる。

イザベル・アジャーニーが演じる狂気に堕ちていく妻アンナと異形の怪物とのセックス描写が話題になった。アンナの妄想が創り上げた「怪物」とのセックスは、今でも語り継がれる。

狂おしいまでの愛が、異形の怪物を生んだ。イザベル・アジャーニが体当たりの演技をしたことで有名。イザベル・アジャーニがカンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いた戦慄の物語。

訳の分からない奇妙な不条理作品(分類が難しいゲテモノ)として有名。


『ポゼッション 40周年HDリマスター版』予告編

愛と狂気と異形の神話。私はとりつかれ、その怪物を生んだ――

<ストーリー>
西ドイツ、ベルリン郊外。単身赴任を終え、妻子の待つ我が家に帰って来たマルク。だが、妻アンナの態度はどこかよそよそしい。アンナの友人マージからある“男”の存在を聞いたマルクは妻を責めるが、彼女は浮気を認めるどころか夫を完全に拒絶する。混乱と悲嘆の中、一人息子のボブを学校に送ったマルクは、そこで妻とそっくりの教師ヘレンと出会う。やがて問題の“男” ハインリッヒと顔を合わせることになったマルク。しかし、彼もアンナの全てを知っている訳ではなかった。新たに浮上した“第3の男”の真相を追い求めるマルクは、私立探偵にアンナの尾行を依頼するのだが・・・。

デビルスピーク(1981年)

『デビルスピーク』は、悪魔が憑依しているスタンリー・クーパースミスは、残虐な復讐を開始する。オカルト・スプラッターのカルト映画。

『デビルスピーク』は、悪魔が憑依しているスタンリー・クーパースミスは、残虐な復讐を開始する。オカルト・スプラッターのカルト映画。

『デビルスピーク』(原題:Evilspeak)は、1981年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。悪魔崇拝・邪神降臨を題材にしたオカルト映画。コンピューターを利用して悪魔を召喚し、復讐を果たす。

『デビルスピーク』冒頭の黒ミサの生贄儀式では、美しい女性がいきなり生首を切り飛ばされる。本作では、あまりにも残酷な首チョンパシーンが3回もある。

『デビルスピーク』冒頭の黒ミサの生贄儀式では、美しい女性がいきなり生首を切り飛ばされる。本作では、あまりにも残酷な首チョンパシーンが3回もある。阿鼻叫喚のオカルト・スプラッター。

浴室の全裸美女を野豚の大群が襲い、白い肢体を食い荒す超残酷シーンが見せ場のひとつ。野豚が狂暴性をおび檻を破って入浴中のミス・フリードメイヤーを喰い殺した。悪魔崇拝・悪魔憑依ものは、エロティックな作品が多い。

浴室の全裸美女を野豚の大群が襲い、白い肢体を食い荒す超残酷シーンが見せ場のひとつ。野豚が狂暴性をおび檻を破って入浴中のミス・フリードメイヤーを喰い殺した。悪魔崇拝・悪魔憑依ものは、エロティックな作品が多い。

【ストーリー】
いじめの標的にされていた陸軍士官学校の生徒スタンリー・クーパースミスが、学校の敷地内の教会の地下で偶然、中世の聖職者が行ったといわれる悪魔崇拝の痕跡を発見。さらに、得意とするコンピューターの力を借りて悪魔を呼び出し、いじめっ子に仕返しする。

ザ・リッパー(1982年)

ルチオ・フルチ監督の「ザ・リッパー」は、エロティック・ジャッロ/ジャーロにカテゴリー分けされる傑作スラッシャー映画。女性器に割れたガラスを突き刺したり、カミソリの刃で乳首や目玉を切り裂く残酷描写は、相変わらず冴えわたっている。

ルチオ・フルチ監督の「ザ・リッパー」は、エロティック・ジャッロ/ジャーロにカテゴリー分けされる傑作スラッシャー映画。女性器に割れたガラスを突き刺したり、カミソリの刃で乳首や目玉を切り裂く残酷描写は、相変わらず冴えわたっている。

ザ・リッパー(原題:Lo squartatore di New York / The New York Ripper)は、ルチオ・フルチ監督による1982年のイタリアの殺人ミステリー・スプラッター映画。劇場公開当時、残酷で暴力的で最も悲観的な「ジャッロ/ジャーロ映画」と評され、「女性蔑視の極み」であると批判され物議を醸し、日本公開直前で上映禁止を食らった作品。

冬近いニューヨークで連続殺人事件が発生。犯人に襲われながらも一命を取り留めたフェイは、事件の晩の混乱した記憶をたどりながら殺人犯の正体を暴こうとするのだが…。本作は、多種多様な手口を駆使した殺人描写が満載。被害者は美しい女性ばかり。残酷描写は、情け容赦なく、緊迫感に溢れている。

  • 元ミス・イタリアのC・ポンティ(Cinzia de Ponti)が演じる(自転車に乗っている)若い女性の上半身を滅多切りにして惨殺。
  • 「人喰族」にて伝説の「乳房宙吊り」を演じたゾーラ・ケローヴァ(Zora Kerova)の股間(女性器)を割れた瓶で突き刺す(突き通す)。股間から血をドクドク流して叫びながら倒れて死亡した。
  • A・デリ・コリ(Alexandra Delli Colli)は下腹をバッサリ切り開かれる。
  • 白いパンティ1枚の姿で拘束された警部と仲のよい愛人(娼婦)キティ役のダニエラ・ドリア(Daniela Doria)は顔や全身を切り刻まれる。当時問題になったカミソリの刃で乳首や眼球を真っ二つに切り裂くショックシーンは、「最大の見せ場」としてあまりにも痛々しい。
警部と仲のよい愛人(娼婦)キティ役のダニエラ・ドリアがカミソリの刃で切り刻まれていくシーンは、最大の見せ場になっている。

警部と仲のよい愛人(娼婦)キティ役のダニエラ・ドリアがカミソリの刃で切り刻まれていくシーンは、最大の見せ場になっている。

衝撃的なカミソリの刃で乳首を切り裂くショックシーン

衝撃的なカミソリの刃で乳首を切り裂くショックシーン。あまりにも痛々しい見せ場。

カミソリの刃で眼球を切り裂くショックシーン。ルチオ・フルチ監督の渾身の目玉を切り裂くシーンが本作の目玉となっている。

カミソリの刃で眼球を切り裂くショックシーン。サンゲリア(1979年)同様にルチオ・フルチ監督の渾身の目玉を切り裂くシーンが本作の目玉となっている。

ダニエラ・ドリアは、ルチオ・フルチ監督のお気に入りの殺される美人女優。作品の見せ場を支える女優。

ダニエラ・ドリアは、ルチオ・フルチ監督のお気に入りの殺される美人女優。作品の見せ場を支える女優。

ザ・リッパーは、エログロ描写がやたら多い、まさにセックス(エロ)とバイオレンス(残酷)を兼ね備えたホラー映画。その道の愛好家にはたまらない魅力となっている。

Unhinged(1982年)

グロリアは、何者かに斧を叩きこまれて絶命・・・マサカリが脳天直撃。女子大生3人が次々と殺されていく。

グロリアは、何者かに斧を叩きこまれて絶命・・・マサカリが脳天直撃。女子大生3人が次々と殺されていく。

Unhinged(原題)は、1982年のアメリカのスプラッター・ホラー映画。日本未公開。ホラー映画の流通・所持が禁じられる英国のビデオナスティーズに指定され弾圧された作品。「サマーキャンプ・インフェルノ」的なラストのオチも、ホラー愛好家・ファンには有名。

テリーは、殺人鬼と思われたカールを射殺したが、真犯人は違った。翌年の「サマーキャンプ・インフェルノ」(1983年)と同じオチの衝撃的なラスト。中年の独身女性マリオンはなんと男だった。

テリーは、殺人鬼と思われたカールを射殺したが、物語は終わらなかった。真犯人は違った。翌年の「サマーキャンプ・インフェルノ」(1983年)と同じオチの衝撃的なラスト。中年の独身女性マリオンはなんと男だった。声が・・・胸毛が・・・。

ブラッド・ピーセス/悪魔のチェーンソー(1983年)

リアル人体パズルを完成させるために、プールで胴体を、校庭で首を、更衣室で下半身を女生徒の肢体(したい)から取り出し収集する変態殺人鬼。

リアル人体パズルを完成させるために、プールで胴体を、校庭で首を、更衣室で下半身を女生徒の肢体(したい)から取り出し収集する変態殺人鬼。

ブラッド・ピーセス/悪魔のチェーンソー(原題:PIECES / MIL GRITOS TIENE LA NOCHE)は、1982年のスペインとアメリカのスプラッター映画。「象牙色のアイドル」(1970年)が元ネタ。

チェーンソーが轟音を上げて美女に迫るスプラッターホラー。女性のヌードパズル遊びを咎めた母親を、斧で叩き殺した上にバラバラに切り刻んだ少年。40年後、人知れず心の奥底で異常衝動を育んだ彼は、平和な学園で再び殺人遊戯に手を染める。青春を謳歌する女子学生たちに唸るチェーンソーを振り下ろし、切断した肉片で夜な夜な究極の人体パズルに没頭する謎の殺人鬼とは。
チェーンソーで美女の肉体を切り刻み、気に入った“部品”で、究極の美女パズルを完成させようとする。倫理的、道徳的にかなり問題がある猟奇的殺人事件が描かれる。

ラストシーン間近で、殺人鬼が、死体のパーツを繋ぎ合わせて作ったリアル美女パズル(合体死体)が登場する。

ラストシーン間近で、殺人鬼が、死体のパーツを繋ぎ合わせて作ったリアル美女パズル(フランケンシュタインのようなツギハギの合体死体)が視聴者を驚かす形で登場する。

殺人鬼は銃殺され事件は解決した。殺人鬼が、死体のパーツを繋ぎ合わせて製造したツギハギのリアル美女死体パズル(合体美女死体)が、タンスから飛び出し、主人公のケンドルに覆いかぶさる。悲鳴を上げるケンドル。突然のことにケンドル同様に視聴者も驚かされる。

動かないはずの殺人鬼が作り上げた合成死体美女に、ケンドルの男性器が握りつぶされるというある意味衝撃的なラストを迎える。キャリーの有名なラストをアレンジしたオチ。

動かないはずの殺人鬼が作り上げた合成死体美女に、ケンドルの男性器が握りつぶされるというある意味衝撃的なラストを迎える。キャリー(1976年)の有名なラストを悪乗りして悪趣味にアレンジしたようなオチ。

ラストシーンは、キャリー(1976年)の有名なラストシーンをオマージュしたと思われるややオカルトなオチ。不条理なギャグ展開。シーツをかぶせてある動くはずがないリアル美女死体パズルから突然、腕がケンドルの股間へ向けて伸びる。その手がなんとケンドルの男性器を握りつぶし、大出血。急所を破壊され、苦悶の表情を浮かべるケンドルのアップで物語は終わる。節操のない軽薄なケンドルは、殺された女性たちの怨念によって、最後の最後でお仕置きをされたようである・・・と解釈するべきなのだろうか。

象牙色のアイドル(1970年)
屋根裏部屋で、フルノーは、息子のルイスが殺した女生徒たちの死体を見つけた。フルノーは、ルイスの本性・狂気を知り驚愕する。

屋根裏部屋で、フルノーは、息子のルイスが殺した女生徒たちの死体を見つけた。フルノーは、ルイスの本性・狂気を知り驚愕する。

象牙色のアイドル(原題:THE FINISHING SCHOOL / LA RESIDENCIA / THE HOUSE THAT SCREAMED)は、スペインの1970年のサイコサスペンス映画。年ごろの少女ばかりが住む寄宿学校を舞台に、次々に殺されていく少女たちと美貌の院長のフルノーの息子の謎をさぐるミステリー。上記「ブラッド・ピーセス/悪魔のチェーンソー」の元ネタ。この作品が大ヒットしたことで、スペインでホラー映画が量産されるようになった。スペインのホラー映画の金字塔。

屋根裏部屋で、狂ったルイスはとんでもないことをしていた。死体のパーツを組み合わせて理想の女性を生み出そうとして、ミイラのような死体が作られていた。

屋根裏部屋で、狂ったルイスはとんでもないことをしていた。死体のパーツを組み合わせて理想の女性を生み出そうとして、ミイラのような死体が作られていた。

根暗な少年ルイスは女校長である母親に女生徒達と顔を合わせることを禁じられている。だが彼はひそかに少女イザベルと密会していた。そんな中、彼女が何者かに殺害された。やがて他の娘たちも次々と姿を消して行き……。古びた寄宿学校を舞台に展開するサスペンス・ホラー。

屋根裏部屋では、一人息子ルイスの手によって、顔や手や足を切り取られて組み合わされたミイラのような死体が作られていたのだ。

一人息子のルイスの狂気におののくフルノーは絶叫する。

一人息子のルイスの狂気におののくフルノーは絶叫する。

ルイスは、自身に近づいてきた美少女たちを殺害し、死体から切断した身体の一部を組み合わせて、理想的な女性を造りあげようとしていた・・・

「母親のような理想の女の子を造らなきゃ・・・」とつぶやきながら・・・フルノーの絶叫が寄宿学校にこだまする!

サマーキャンプ・インフェルノ(1983年)

『サマーキャンプ・インフェルノ』(Sleepaway Camp)は、1983年のアメリカ映画。キャンプ場で繰り広げられる殺人を描いたホラー作品である。衝撃のラスト(殺人鬼の意外な正体や真相が明らかになるオチ)は、語り草になっている。

サマーキャンプ・インフェルノ(1983年)は、衝撃のラストで、男性器が露出することで、有名な作品。その予想外の展開により、実はアンジェラ(姉)の正体はピーター(弟)であることが分かる。

サマーキャンプ・インフェルノ(1983年)は、衝撃のラストで、男性器が露出することで、有名な作品。その予想外の展開により、実はアンジェラ(姉)の正体はピーター(弟)であることが分かる。

アンジェラは父と弟ピーターと共にキャンプ場に来ていたが、湖に居る時、暴走する水上スキーに撥ねられ、父と弟は事故死してしまう。そして、一人残されたアンジェラは叔母で医者のマーサに引き取られる。その8年後、高校生になったアンジェラは、マーサの息子でいとこのリッキーと共にサマーキャンプに出かけるが・・・。

鮮血と絶叫のメロディ/引き裂かれた夜(1983年)

オーストリアの大量殺人犯のWerner Kniesek(ウェルナー・クニーセク)という実在のサイコキラーをモデルにした主人公が殺人を犯していく様子を一人称で追っていく構成のスラッシャー映画。

オーストリアの大量殺人犯のWerner Kniesek(ウェルナー・クニーセク)という実在のサイコキラーをモデルにした主人公が殺人を犯していく様子を一人称で追っていく構成のスラッシャー映画。

鮮血と絶叫のメロディ/引き裂かれた夜(原題:Angst/FEAR)は、1983年製作のオーストリアのスプラッター映画。実話を基にした衝撃の犯罪スリラー。

出所したばかりのサイコパスが、さっそく殺人衝動を抑えきれなくなりタクシー運転手を殺害。森の中をさまよい、やがて一軒家に侵入すると、そこに帰ってきた住人を殺害してゆく・・・。

刑務所から出所したサイコパスが大豪邸に侵入そこの住人を殺していくホーム・インベーション形式のスプラッター映画。

刑務所から出所したサイコパスが大豪邸に侵入そこの住人を殺していく(一家を全員惨殺する)ホーム・インベーション(自宅侵入ホラー)形式のスプラッター映画。美女をレイプした後、包丁でめった刺しにするシーン。

本作はエンタメ的要素を排し、殺人鬼の異常性のみを際立たせたカルト作品として名高い。ギャスパー・ノエとミヒャエル・ハネケへの影響も大きい。後半、知的障害者を虫けらの様に弄び、風呂場で水死させるという、超過激で反道徳極まる描写も物議を醸し出し、当然の事ながら上映禁止処分に追い込まれ、殆どの国でソフト化も禁止されていた。

肉欲のオーディション/切り裂かれたヒロインたち(1983年)

スケート靴を履いた不気味すぎる「おばあちゃん」のマスクをかぶった殺人鬼がこちらに向かってくる。恐ろしいほどに不気味な仮面は、一度見たら忘れられないトラウマに。

スケート靴を履いた不気味すぎる「おばあちゃん」のマスクをかぶった殺人鬼がこちらに向かってくる。恐ろしいほどに不気味な仮面は、一度見たら忘れられないトラウマに。

視覚的インパクトが抜群の老婆の仮面を被った殺人鬼

視覚的インパクトが抜群の老婆の仮面を被った殺人鬼

子供が泣き出すレベルの恐怖のおばあちゃんの仮面。

子供が泣き出すレベルの恐怖のおばあちゃんの仮面。

肉欲のオーディション/切り裂かれたヒロインたち(原題:THE CURTAIN)は、1983年のカナダのスラッシャー映画。80年代のカルトホラーとして語り草になっている。

トラウマキャラとして悪名高い「不気味な老婆の仮面を被った殺人鬼」が片手に鎌を持って凍った池をスケート靴で滑りながら、襲ってくるのだが、一度見たら忘れられないほど、とにかく視覚的インパクトが強すぎる。

また、劇中出てくる人形の顔がムチャクチャ不気味で、アナベル人形より怖いという人も。


Curtains (1983) Modernized Trailer

デッドリー・スポーン(1983年)

80年代に『死霊のはらわた』と共にスプラッターブームを作った幻のモンスターホラー。口が誇張されたくさんの牙があり凄まじいデザインの怪物が貪欲に人を喰い始めた。

80年代に『死霊のはらわた』と共にスプラッターブームを作った幻のモンスターホラー。口が誇張されたくさんの牙があり凄まじいデザインの怪物が貪欲に人を喰い始めた。

デッドリー・スポーン(原題:The Deadly Spawn/THE RETURN OF THE ALIEN’S DEADLY SPAWN)は、1983年のアメリカのスプラッター・モンスター映画。1980年代ビデオ・バブル時期に『死霊のはらわた』とともにスプラッターブームを作った幻のモンスター映画。

口しか無いクリーチャーがとにかく人間を喰らい尽くすスプラッター・モンスター映画。次から次へと犠牲者が出ていくので阿鼻叫喚の地獄絵図。

口しか無いクリーチャーがとにかく人間を喰らい尽くすスプラッター・モンスター映画。次から次へと犠牲者が出ていくので阿鼻叫喚の地獄絵図。

【ストーリー】
ある日、燃える隕石が飛来し、中からおたまじゃくしのような怪物が出現。キャンプの若者たちを襲い、喰い散らかして大きくなった。そいつらは付近の別荘へ侵入すると、地下でたくさんの子供を生む。子供たちは下水管などを通ってえさを求めて上の部屋へ。そこは丁度パーティーの真っ最中で、表に出た怪物たちは貪欲に人を喰い始めた。逃げ惑う人たち。まさに血の池地獄である。怪物が聴覚だけを頼りに襲っていることに気づいたホラーマニアのチャールズ(C.G.ヒルデブランド)は、ゴムのホラーマスクに爆弾を詰め込みステレオでおびき寄せる作戦に出た。まんまと罠にかかり、母怪物は大爆発と共に粉みじんに。子供たちの巣食う別荘も焼き払われ、すべては終わったはずだったが、1匹残っていたのだった・・・・。

悪魔の毒々モンスター(1984年)

毒々モンスターは、メルヴィンが有毒廃棄物を浴びてモンスター化した姿。顔は醜く歪んでいるがマッチョで巨漢。悪を本能で嗅ぎつけ町中の悪者を殲滅する。

毒々モンスターは、メルヴィンが有毒廃棄物を浴びてモンスター化した姿。顔は醜く歪んでいるがマッチョで巨漢。悪を本能で嗅ぎつけ町中の悪者を殲滅する。

『悪魔の毒々モンスター』(原題:The Toxic Avenger)は、1984年にトロマ・エンターテインメントによって制作されたアメリカ映画。『悪魔の毒々モンスター』シリーズ第1作。トロマ・エンターテインメントはB級映画を専門的に製作している。

毒々モンスターは、掃除用のモップ片手にいじめっ子や不良、強盗、環境を破壊する悪徳市長まで、町のクズどもを次々と凄惨な方法で退治してヒーローとなり、美しい盲目の娘サラと結ばれる。

毒々モンスターは、掃除用のモップ片手にいじめっ子や不良、強盗、環境を破壊する悪徳市長まで、町のクズどもを次々と凄惨な方法で退治してヒーローとなり、美しい盲目の娘サラと結ばれる。

映画ファンからカルト的人気を誇るスプラッター・モンスター・ホラーコメディ。いじめられっ子が産業廃棄物の中に落ちて正義のヒーロー“毒々モンスター”に変身、街にはびこる悪を退治しようとする…。映画史上最も醜いヒーロー映画。“カルト・ムービー”として映画史に語り継がれる作品。

【ストーリー】
ひ弱ないじめられっ子のメルヴィンは不良グループに騙され、有毒廃棄物が入ったドラム缶に飛び込んでしまう。化学反応によって体はみるみるうちに変異し醜悪な”毒々モンスター”へと変身を遂げる。“悪”を嗅ぎ付け、殲滅する本能が備わったメルヴィンは掃除用のモップ片手に町にはびこるクズ共を退治するうちに町中のヒーローとなりやがて盲目の美女サラと出会い二人は恋に落ちていく。悪徳市長は町が安全で清潔な町になってしまうことを恐れモンスターをなきものにしようと画策する。

フェノミナ(1984年)

『フェノミナ』(Phenomena)は、元祖「美少女虐待スリラー」として語り継がれている名作。ジェニファー(演:ジェニファー・コネリー)が蛆虫だらけのプールに落ちるシーンは、観客の心に強烈な印象を残した。

『フェノミナ』(Phenomena)は、元祖「美少女虐待スリラー」として語り継がれている名作。ジェニファー(演:ジェニファー・コネリー)が蛆虫だらけのプールに落ちるシーンは、観客の心に強烈な印象を残した。このシーンはスタントなしで本人が演じているが、この蛆虫はおがくずなどを使ったフェイクである。

『フェノミナ』(Phenomena)は、1984年制作のイタリア映画。ダリオ・アルジェント監督作品、ジェニファー・コネリー主演。昆虫と交信できる不思議な能力を持った少女を巡る殺人事件を描くホラー作品。同監督は、この作品の他に少女を主役に据えたホラー作品である『サスペリア』、『トラウマ〜鮮血の叫び〜』を制作しており、そのため日本発売ビデオではパッケージに「美少女虐待サディスティックホラー三部作」と記載されたことがある。当時14歳のジェニファー・コネリーの無垢な美少女ぶりが清々しく、日本でも人気になった。

美少女が殺害される場面で、右側のガラス窓に、黒いジャケット、白い服を着た人が映り込んでしまっている。本物の幽霊ではないかと話題になったが、真相は現在も不明である。

美少女が殺害される場面で、右側のガラス窓に、黒いジャケット、白い服を着た人が映り込んでしまっている。本物の幽霊ではないかと話題になったが、真相は現在も不明である。

劇中前半、窓越しに主人公の目の前で女性が殺害される場面で、本筋には無関係な人影がガラスに映り込んでおり、本物の幽霊ではないかと話題になった。真相は現在も不明である。


【アルジェント】フェノミナ PHENOMENA 【サスペンス・ホラー】

問題作「悪魔のサンタクロース/惨殺の斧」(1984年)

「悪い子にはお仕置きだ!」 トラウマがフラッシュバックしてしまったビリー・チャップマン(Billy Chapman)は豹変する。

「悪い子にはお仕置きだ!」 トラウマがフラッシュバックしてしまったビリー・チャップマン(Billy Chapman)は豹変する。サイコパスと違って普通の子供だったビリーが、様々な不幸の連続で狂って行く様子は、見ていて鬱になるかもしれない。

『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』(Silent Night, Deadly Night)は、1984年のアメリカ映画。ホラームービー。サンタクロースに扮装した強盗に両親を殺された少年が、大人になってからサンタクロース姿の殺人鬼に変貌してしまうというストーリー。「子供の夢」を打ち壊す内容ゆえ、全米のキリスト教団体やPTAから猛烈な非難を浴び、一部の州では、公開禁止に追い込まれた例もあったという。しかしこの騒動ゆえに知名度が高まり、合計で5作もの続編シリーズが作られる運びとなった。

ビリーの凶行は凄まじい。恋人トミーを家に連れ込みセックスをしようとしていたデニースを鹿の剥製の尖った角に突き刺し磔にする。

ビリーの凶行は凄まじい。恋人トミーを家に連れ込みセックスをしようとしていたデニースを鹿の剥製の尖った角に突き刺し磔にする。

本作はポスターやテレビCMなどの宣伝にてサンタクロースの格好をした殺人鬼が登場するのを強調した為、1980年代のホラー映画の中で物議を醸す作品の一つとなった。PTAは映画の内容とクリスマスを題材とした点から、映画の公開中止を訴えた。

引用元: ウィキペディア(Wikipedia)『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』

デッドリー・フレンド(1986年)

超怪力の人造人間となったサマンサが、意地悪婆の顔面をバスケット・ボールで粉砕する場面は、血肉が飛散る強烈なゴア場面として有名。

超怪力の人造人間となったサマンサが、意地悪婆の顔面をバスケット・ボールで粉砕する場面は、血肉が飛散る強烈なゴア場面として有名。

『デッドリー・フレンド』(原題:DEADLY FRIEND)は、1986年のアメリカのSFホラー映画。顔面破壊の驚愕のスプラッター描写と衝撃のラストで有名。主人公のポールは、病院から脳死状態のサマンサの遺体を盗み、コンピューター・ロボットBBのICチップを脳に埋め込み、蘇らせたが、ロボットの電子頭脳と融合した人造人間サマンサは、暴走を開始してしまう。

【ストーリー】母親とともに町に引っ越してきた天才少年ポールは、サマンサ(クリスティ・スワンソン)という少女に恋をする。しかし彼女は父親の虐待を受けたあげく、脳死状態に。悲しみに暮れるポールは彼女の体に、自ら作り上げたロボットのコンピューターを埋め込む。だが、ロボットとして復活したサマンサはやがて殺人を犯すことに……。少年の悲劇的な恋、そして惨劇を描く青春ホラー。

奇想天外などんでん返しのラストは、猛烈に後味が悪い。酷評もある。ポールがサマンサの顔を見つめていると、みるみるサマンサの顔や腕の皮が剥がれていき…。

奇想天外などんでん返しのラストは、猛烈に後味が悪い。酷評もある。ポールがサマンサの顔を見つめていると、みるみるサマンサの顔や腕の皮が剥がれていき…。

ネクロマンティック(1987年)

ネクロマンティック(Nekromantik)は、1987年に公開された、ドイツの映画監督ユルグ・ブットゲライトによるホラー映画、エログロ映画である。『死の3部作』の第1弾となる本作は多くの国で上映禁止となった挙句、制作国であるドイツでは、裁判所からネガやフィルムを含めた素材全ての破棄を命じられるなど物議を醸している。ネクロフィリア(屍姦(しかん)・死体愛好)と大胆な描写のためにカルト映画としても知られている。ベティとともに屍体と性交する描写、老人の頭をスコップで吹き飛ばす場面、ロベルトが最後に自殺の描写など、淫蕩で、グロテスクで、残虐な場面が数多い。


ネクロマンティック【HDリマスター版】予告編

いま蘇る!映画史上最大の危険映像!!死体清掃会社で働くロベルトの楽しみは、死体を手に入れる事だった!そしてある日、彼は最高の白骨化死体を自宅に持ち帰り、彼女も交え、死体と禁断の行為に耽るのだが…。

【あらすじ】死体清掃会社で働くロベルト(ダクタリ・ロレンツ)。誰もが嫌がるその仕事だが、彼にとっては趣味と実益を兼ねた物だった。そう、彼はネクロフィリア(死体愛好)で、仕事を通して手に入れた死体の一部を保存・鑑賞する事を、最大の至福としていた。

そして同嗜好の趣味を持つガールフレンドのベティ(ベアトリス・M)と共に、そのコレクションを楽しんでいたのだった。 そんなある日、彼は仕事で、事故死でありながら、全身が綺麗に揃った死体に出会う。そして、密かにその死体を自宅に持ち帰ってしまう。その見事なまでの死体を目にし、興奮しながら喜ぶベティは、スチールパイプを死体の股間部分に突き立て、そのままベッドでロベルトも交えて、禁断の行為に耽るのだった…。

ネクロマンティック2(1991年)

ネクロマンティック2(原題:NEKROMANTIK 2)は、1991年に公開されたドイツのホラー映画。本国ドイツにて上映禁止・素材廃棄処分を受けて世界で物議を醸した正真正銘の問題作である『ネクロマンティック』の続編。前作以上にエログロ描写の度合いは高まっている。主人公のモニカは、前作で登場したロベルトやベティと同じネクロフィリア(死体愛好)。

墓から男の死体を掘り起こした死体愛好家モニカは、死体を自宅に持ち帰り死姦をはじめる…。ドイツで上映禁止処分を受けた『ネクロマンティック 特別編』の完全版。

【ストーリー】
黙々と墓を掘り起こす女・モニカ。彼女は腐り果てた死体を棺桶から出すと、自宅に持ち帰り一緒に暮らし始めた。そう、彼女はネクロフィリア(死体愛好)で、死体とセックスする事に興味を抱いていた。さっそく持ち帰った死体と行為に及ぶモニカだが、あまりの腐臭にゲロを吐いてしまい、最後までイク事が出来ない。
そんなある日、モニカはポルノ映画の吹替え声優をしているマークという男にナンパされる。彼に興味を抱いたモニカは、彼とのセックスを楽しむが、やはり満たされない。さらに密かに保存していた死体は徐々に腐りはじめていく。困り果てた彼女は、死体の頭部と局部を切断し、冷蔵庫に保管する。そして自分の欲望を満たす、凄惨な解決策を思いつくのだった…。

モニカは容赦なく鉈を押し込んでマークの首を切断した(ネクロマンティック2)。

モニカは容赦なく鉈を押し込んでマークの首を切断した(ネクロマンティック2)。

マークとロベルト、2人の彼氏の死体と屍姦するラスト。モニカは容赦なく鉈を押し込んでマークの首を切断した。マークが絶命した後、大事に保存しておいたロベルトの腐敗した生首とすげ替え、まだ少し痙攣しているマークの性器を再び挿入してセックスを再開。激しく腰を振るモニカは両手でロベルトの頭部を抱きかかえ、遂に最高のエクスタシーに達した。

マークの首を切断し、大事に保存しておいたロベルトの腐敗した生首とすげ替えてセックスを再開するモニカ…(ネクロマンティック2)。

マークの首を切断し、大事に保存しておいたロベルトの腐敗した生首とすげ替えてセックスを再開するモニカ…(ネクロマンティック2)。

死姦映画らしく、最後には生首を挿げ替えてのセックスによってエクスタシーに達するモニカ。最後には妊娠するというオチで終幕。

死姦映画らしく、最後には生首を挿げ替えてのセックスによってエクスタシーに達するモニカ。最後には妊娠するというオチで終幕。

スラッシャー映画の記念碑的作品「エルム街の悪夢」(1984年)

スラッシャー映画の記念碑的作品「エルム街の悪夢」(1984年)

スラッシャー映画の記念碑的作品「エルム街の悪夢」(1984年)

『エルム街の悪夢』(原題:A Nightmare on Elm Street)は、1984年にアメリカで公開されたホラー映画。夢の中で人々を襲う殺人鬼、フレディ・クルーガー(Freddy Krueger)の恐怖を描いている。2010年にはリメイク・リブート版が公開された。

殺人鬼「フレディ・クルーガー」

殺人鬼フレディ(エルム街の悪夢)は、夢の中に住む殺人鬼なので、その殺し方はリアルというよりも、ぶっ飛んだ奇想天外なものばかりである。そこが面白さの広がりになった。

殺人鬼フレディ(エルム街の悪夢)は、夢の中に住む殺人鬼なので、その殺し方はリアルというよりも、ぶっ飛んだ奇想天外なものばかりである。そこがフレディの面白さの広がりになった。

電話の受話器から殺人鬼フレディの舌が出てくる有名なシーン。

電話の受話器から殺人鬼フレディの舌が出てくる有名なシーン。気が付いたら悪夢の真っただ中にいるという恐怖を感じられるイメージ。

フレディ・クルーガーは、ホラー映画『エルム街の悪夢』シリーズに登場するキャラクター。眠っている人の夢に出現し、右手の庭師用手袋にはめられた鉄の爪で相手を引き裂く殺人鬼。夢の中で彼に殺された者は、現実でも同様の傷を負って死に至る。第一作目のフレディは、後のシリーズで見られるブラックジョークなどは一切なく、冷酷な殺人鬼として描かれている。

『エルム街の悪夢』の有名なバスシーン。ナンシー、目を覚まして!アワの中からゆっくり主人公の「ナンシー・トンプソン」に近づくフレディの鉄の爪。

『エルム街の悪夢』の有名なバスシーン。ナンシー、目を覚まして!アワの中からゆっくり主人公の「ナンシー・トンプソン」に近づくフレディの鉄の爪。この有名なシーンは2010年のリブート版でも再現されている。

当初、フレディは冷徹な殺人鬼として描かれていたが、シリーズを追うごとにブラックジョークを口にし、残虐ながらもコミカルな殺害方法を見せるようになっていく。


ナンシーの恋人「グレン」(演:ジョニー・デップ)が殺害されるシーン。『エルム街の悪夢』は、ジョニー・デップにとっては、映画・初出演作。

「キャリー」や「13日の金曜日」の有名なラストシーンをオマージュしたような、「エルム街の悪夢」のラストシーン。

「キャリー」や「13日の金曜日」の有名なラストシーンをオマージュしたような、「エルム街の悪夢」のラストシーン。「サスペリア」のパットの殺害シーンの影響も受けている。

ナンシーが最後の手段として、グレンの言った「背を向けてエネルギーを奪う」の言葉通りにするとフレディは消滅。ナンシーが目覚めるとそこでは死んだはずの友人も母親も生きていた。すべては元通りの世界に見えたが、そこに突如フレディが現れたのだった。物語は現実と虚構の境目が分からなくなる。

シリーズ最大のヒットになった『エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃』(1988年)

アリスの友人のデビー・スティーヴンスは、ゴキブリになってしまうという酷い死に方。ゴキブリにされて、フレディに 握り潰されてしまう。

アリスの友人のデビー・スティーヴンスは、ゴキブリになってしまうという酷い死に方。ゴキブリにされて、フレディに 握り潰されてしまう。

次々とフレディの毒牙に倒れた仲間の力を一身に背負った新女主人公アリスが敢然とフレディに立ち向かうクライマックスはシリーズの方向性を決定づける物になる。アリスの友人のデビー・スティーヴンスは、フレディの悪夢に会い、無残な最期を遂げてしまう。

死霊のえじき(1985年)

『死霊のえじき』のもう一人の主人公であるゾンビの「バブ」は、本編後半でローガン博士が殺された際には人間のように泣き叫び、クライマックスでは拳銃を手にとって博士の仇であるヘンリー・ローズ大尉に発砲していた。バブが軍人だった名残として敬礼するシーンは、ゾンビ映画屈指の感動の名シーンとして名高い。

『死霊のえじき』のもう一人の主人公であるゾンビの「バブ」は、本編後半でローガン博士が殺された際には人間のように泣き叫び、クライマックスでは拳銃を手にとって博士の仇であるヘンリー・ローズ大尉に発砲していた。ローズ大尉に対してバブが軍人だった名残として敬礼するシーンは、ゾンビ映画屈指の感動の名シーンとして名高い。

『死霊のえじき』(しりょうのえじき、Day of the Dead)は、1985年7月3日にアメリカで公開されたゾンビ映画。監督はジョージ・A・ロメロ。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』から続く、ロメロが手がけたゾンビ三部作の第3作目である。

独裁者として振舞っていたローズ大尉がゾンビの大群に襲われ、下半身を引きちぎられて内臓がこぼれ落ちていくクライマックスは、ゾンビ映画の残酷美を極めた名スプラッターシーンとして語り継がれている。

バブに右脇腹を撃たれショック状態のローズ大尉がゾンビの大群に襲われ、下半身を引きちぎられて内臓がこぼれ落ちていくクライマックスは、ゾンビ映画の残酷美を極めた名スプラッターシーンとして語り継がれている。

和製スプラッター「ギニーピッグ」シリーズ(1985年)

1985年の第1作『ギニーピッグ 悪魔の実験』

封印作品:スナッフフィルムの再現を目指す1985年の第1作『ギニーピッグ 悪魔の実験』

『ギニーピッグ』は、日本のスプラッター・ビデオ作品シリーズ。1985年の第1作『ギニーピッグ 悪魔の実験』以後、オリジナル作品が全7作、総集編が全3作製作されている。『ギニーピッグ1』『ギニーピッグ2』ではスナッフフィルムの再現を目指すなど、初期作品には主たるストーリーは存在しなかったが、後期の作品はドラマ仕立てとなっている。現在活躍中の国内外のスプラッター映画監督が何らかの影響を受けた作品である。

1989年、連続幼女誘拐殺人事件加害者である宮崎勤の部屋から、『ギニーピッグ4』が押収された。以降、残酷描写のある作品を鑑賞した人間に悪影響を及ぼすという風潮が高まり有害図書指定となった。

ギニーピッグ2 血肉の華(1985年)

第一作である『ギニーピッグ 悪魔の実験』と同じくスナッフフィルムの再現を目指したスプラッターホラー映画。今回は夜に女性を拉致してそれを男が解体していく様子をおさめている。

第一作である『ギニーピッグ 悪魔の実験』と同じくスナッフフィルムの再現を目指したスプラッターホラー映画。今回は夜に女性を拉致してそれを男が解体していく様子をおさめている。

夜間に帰宅する女性を狙って拉致し、実況しながら生きたまま解体していくというスナッフ・フィルム仕立てではあるが、被害者は苦痛を快楽に感じる薬で意識混濁しているという設定で、もがき苦しんだり悲鳴をあげたりすることはなく、横たわったまま淡々と解体され、最後にはバラバラになった死体片がプランターなどにデコレイトされて終わる。

もっとも悪名高い『ギニーピッグ2 血肉の華』はあのチャーリー・シーンが本物のスナッフ・ビデオと勘違いして、FBIに通報するほどのリアルさと残虐さを誇っています。

もっとも悪名高い『ギニーピッグ2 血肉の華』はあのチャーリー・シーンが本物のスナッフ・ビデオと勘違いして、FBIに通報するほどのリアルさと残虐さを誇っています。

宮崎勤事件との関りが深いとされる作品だが、宮崎勤が所有していた作品はコメディ色の強い『ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん』だったのだが、バラバラに人体を切り刻む描写の多い『ギニーピッグ2 血肉の華』とマスコミにより意図的に混同されてしまったようだ。

LSD -ラッキースカイダイアモンド-(1990年)

ヨーコ(網浜直子)の頭蓋骨をドリルであけて脳みそを弄る

ヨーコ(網浜直子)の頭蓋骨をドリルであけて脳みそをクチュクチュ弄る。

「LSD -ラッキースカイダイアモンド-」は、ギニーピッグシリーズの7作目のオリジナル作品として企画制作されたが、発売直前に宮崎事件が発生したため一旦お蔵入りになり、1990年に『ギニーピッグ』の冠を外してようやく発売されたという経緯を持つ。佐野史郎が狂気の演技を披露し、カルト的な支持を獲得した。

片山と姉は手術によって開頭され晒されたヨーコの脳を弄りながら、性行為(フェラチオ)に興じる

片山と姉は手術によって開頭され晒されたヨーコの脳を弄りながら、性行為(フェラチオ)に興じる

なぜか、開頭された脳の中からゴキブリが這き出てくる。

なぜか、開頭された脳の中からゴキブリが這き出てくる。

なんとゴキブリを食べる佐野史郎。

なんとゴキブリを食べる佐野史郎。狂気な演技が冴えわたる。

はらわたが飛び出る網浜直子と段ボール戦士と化した佐野史郎とのポンコツな決戦。

はらわたが飛び出る網浜直子と段ボール戦士と化した佐野史郎とのポンコツな決戦。

若き天才医師である恋人の片山(佐野史郎)が院長を務めるクリニックで、毎日、不気味な悪夢にうなされつづける少女ヨーコ(網浜直子)は、姉の桜子(中村れい子)の看病と片山の治療も空しく症状がいっこうに回復しない。姉の桜子はヨーコの容体に疑問をもち、片山に詰め寄ると、深刻な精神障害を患っており、これを治すには脳を手術するしかない、と言われてしまう。ヨーコは姉や片山の強引な説得に、半信半疑ながらも手術に同意するが、片山と姉は手術によって開頭され晒されたヨーコの脳を弄りながら、性行為に興じるのだった。手術後にもさらに狂気じみた言動でヨーコを圧迫するふたりに恐怖し、逃亡しようとするヨーコに、狂気を露わにした片山と姉が襲いかかる。断片的に思い出される記憶、それはヨーコは歓楽街で拉致され、片山と実は姉ではない女に患者に仕立てられていたのだった。ふたりに逆襲して何とか倒したヨーコだったが、闘いの中で脳はむき出しになっており、手当たり次第にクリニックに残された薬をあおる状態になっていた。その数日後にヨーコは発見、救出された。

80年代和製スプラッター・ホラー

うばわれた心臓(1985年)

原作:楳図かずおの漫画『恐怖』の人気作品「うばわれた心臓」を実写ビデオ映像化したスプラッターホラー。オリジナル・ビデオ映画の登場は1985年からで、バンダイ『うばわれた心臓』はまさに最初の作品。

原作:楳図かずおの傑作短編ホラー漫画『恐怖』の人気作品「うばわれた心臓」を実写ビデオ映像化したスプラッターホラー。オリジナル・ビデオ映画の登場は1985年からで、バンダイ『うばわれた心臓』はまさに最初の作品。

1985年、バンダイのエモーションレーベルが30分の短編ながら早川光監督の『うばわれた心臓』を製作し発売。
オリジナルビデオ製作の背景にはスプラッター映画のブームがあった。

『処女のはらわた』(1986年)

日本最初のスプラッター映画と言われている作品。グロさ以上にエロさに重点を置いているスプラッター・エロス映画の金字塔。

日本最初のスプラッター映画と言われている作品。グロさ以上にエロさに重点を置いているスプラッター・エロス映画の金字塔。

一見華やかに見える広告業界の虚飾にみちた実態を血とセックスで徹底的に断罪する。血しぶきポルノ、本格的なスプラッタ・ポルノ時代の幕開けを告げる画期的な一篇。

『美女のはらわた』(1986年)

ヤクザの姐さんは、怪物のペニスによって犯され、腹を突き破られる。

ヤクザの姐さんは、怪物のペニスによって犯され、腹を突き破られる。

欲求不満でラリっているヤクザの姐さんを触手のような長大なペニスで犯し、怪物のようなペニスが腹をぶち破って飛び出るシーンは、まるでエイリアンの有名なあのシーンのようだ。

欲求不満でラリっているヤクザの姐さんを触手のような長大なペニスで犯し、怪物のようなペニスが腹をぶち破って飛び出るシーンは、まるでエイリアンの有名なあのシーンのようだ。

『エイリアン』でチェストバスターが出てくる有名なシーンのように、怪物のペニスがヤクザの姐さんの女性器・腹を突き破って飛び出しているシーン。

『エイリアン』でチェストバスターが出てくる有名なシーンのように、怪物のペニスがヤクザの姐さんの女性器・腹を突き破って飛び出しているシーン。

『美女のはらわた』は、『処女のはらわた』に続くスプラッタ・エロス第二弾。日本映画界最高の特殊メイク陣を起用して、他とは一味違った手造りスプラッタ映画に挑戦。 エロスとホラーの融合を最大の目標に、ロマンポルノに新風を吹き込むべく製作され、若いファンを中心として圧倒的支持をうけた前作をさらに上回る官能と恐怖を実現した。

怪物の出産シーンで腹を突き破る元祖「モンスター・パニック」(1980年)
『モンスター・パニック』は、半魚人による女性へのレイプや出産といったショッキングなシーンで悪名高い作品。

『モンスター・パニック』は、半魚人による女性へのレイプや出産といったショッキングなシーンで悪名高い作品。

『モンスター・パニック』(原題:Humanoids from the Deep ,別題:Monster)は1980年のアメリカの恐怖パニック・怪物映画。全長2メートル、体を黒い粘液質で覆われ、脳はむき出し、手には水かきを持つ“モンスター”が、なぜか女性だけを狙い暴れだすモンスターパニック作品。モンスターに犯されたペギーの肉体から、世にも恐ろしい胎児が生まれたのだ。それは、種族保存のために女性ばかり襲っていたモンスターと人間の間に生まれた生き物だったのだ。町の不安は続いた……。

モンスターに犯されたペギーの出産シーンにおいて、エイリアン(1979年)の幼体(チェストバスター)が腹を突き破るトラウマシーンのオマージュである子宮と腹を突き破って不気味な怪物が生まれるシーンが描かれた。

モンスターに犯されたペギーの出産シーンにおいて、エイリアン(1979年)の幼体(チェストバスター)が腹を突き破るトラウマシーンのオマージュである子宮と腹を突き破って不気味な怪物が生まれるシーンが描かれた。

『GUZOO 神に見捨てられしもの』(1986年)

太古の怪物の残虐な触手攻撃。口から入った触手が内臓を突き破る。恐るべきスプラッター・グロ映像。

太古の怪物の残虐な触手攻撃。口から入った触手が内臓を突き破る。恐るべき触手スプラッター・グロ映像。

『GUZOO(グズー) 神に見捨てられしもの』は、1986年に日本でオリジナルビデオとして製作されたスプラッター・ホラー映画。「ギニーピッグ」などを筆頭とする当時の和製スプラッターブームの真っ只中に発売された。グロテスクなクリーチャーである太古の怪物の触手が美少女の肉体を切り裂く残酷描写が見もの。

日本のテレビドラマ史上唯一のスプラッター・ホラー『魔夏少女』(1987年)

『魔夏少女』は、伝説のオカルトホラードラマ。スプラッター・オカルトホラーの名作。キャリー (1976年の映画)のような超能力少女を描く。

『魔夏少女』は、伝説のオカルトホラードラマ。スプラッター・オカルトホラーの名作。キャリー (1976年の映画)のような超能力少女を描く。

『魔夏少女』(まなつしょうじょ)は、1987年8月12日(水曜) 21:02 – 22:54 (日本標準時)にTBS系列の『水曜ドラマスペシャル』枠で放送されたTBS製作の単発テレビドラマである。念力によって他人を出血させる超能力をもった少女が巻き起こす悲劇を描いた日本のテレビドラマ史上唯一のスプラッター・ホラー。

原田美枝子・小川範子の伝説衝撃ホラー! 放送当時、衝撃的な映像で話題を呼んだ伝説のオカルトドラマ。体の一部から血が吹き出す等残酷かつ残虐な描写が多いため、現在地上波での再放送は不可とも言われている。

『魔夏少女』のクライマックスでは、父親の脳髄が丸見えになる「頭部破裂シーン」が描かれた。このグロ・スプラッター描写は、テレビドラマ史に残る屈指の残酷シーンで、多くの人にトラウマを刻み込んだ。

『魔夏少女』のクライマックスでは、父親の脳髄が丸見えになる「頭部破裂シーン」が描かれた。このグロ・スプラッター描写は、テレビドラマ史に残る屈指の残酷シーンで、多くの人にトラウマを刻み込んだ。

ある日突然ひとりの少女が超能力を身につけ、その力で同級生を傷つけた罪の意識から、夜毎悪夢にうなされ、激しい頭痛や不眠症に悩まされるようになる。母は自分が勤める病院で精密検査を受けさせるが、何の異変も見つからない。担当医から精神科の医師を紹介され、動揺する。母の心配をよそに、少女の状態は益々悪化してゆき、ついに最悪の事態が起こってしまう。

それから1年後。横浜にある母の実家近くに居を移し、すっかり以前と同じような明るさを取り戻したように見えたが…。

隠れたオカルトホラーの名作として『魔夏少女』は一部のファンに語り継がれている。

【ストーリー】
小学6年の少女(小川範子)がある日、熱におかされる。それは超能力が備わる前兆であった・・・。その後、彼女の廻りで不可解な事件が次々とおこる。
少女は、念じる事で相手を出血させる力をもってしまい苦悩する。最初は、その力をコントロール出来なかったが次第にコントロール出来るようになり、気に入らない相手に対して、その力を使ってしまう。ついには・・・。

日本初の本格スプラッター・ホラー『死霊の罠』(1988年)と、その第2弾となる『死霊の罠2 ヒデキ』(1992年)


『死霊の罠』(しりょうのわな)は、1988年5月14日に公開された日本のホラー映画。和製スプラッターホラーの先駆け、日本初の本格的スプラッター映画と言われる。小野みゆき演じる女性レポーターに届けられたスナッフムービーでは、冒頭から「ナイフによる眼球突き刺し映像」という特殊メイクを駆使した最大の見せ場であるショックシーンを迎える。そのスナッフビデオを追いかける取材チームは「串刺し」「ワイヤーによる首吊り」「ナタによる一閃」といった殺害方法で殺戮されていく。

(劇中ニュースでは、スギウラ・レイと呼称される)麗(演:小林ひとみ)が官能的なセックスシーンで美しいヌードを見せた後に、超常現象的な力による鉄柱3本の串刺しで無残にも殺される。最大の見せ場のひとつ。

(劇中ニュースでは、スギウラ・レイと呼称される)スタイリストの麗(演:小林ひとみ)が官能的なセックスシーンで美しいヌードを見せた後に、超常現象的な力による鉄柱3本の串刺しで無残にも殺される。小林ひとみのエロ・グロシーンは、最大の見せ場のひとつ。

「死霊の罠」の後半では、殺人劇を仕組んだ謎のヌルヌル触手系寄生生物の「ヒデキ」との対決が待っている。

「死霊の罠」の後半では、殺人劇を仕組んだ謎のヌルヌル触手系寄生生物の「ヒデキ」との対決が待っている。

〔ストーリー〕
人気TVレポーター名美(小野みゆき)のもとへ、一本のビデオテープが送られて来た。何気なくテープをセットした彼女の前に映し出されたのは、全裸で両手を縛られた女の殺人シーンだった。絶叫する女の顔、それはいつしかテープを見ている名美の顔と瓜二つであることに気づく。いったい目的は何なのか、殺人シーンは本物なのだろうか?

職業意識と好奇心に駆られ、プロデューサー原田(島田紳助)の制止を振り切り、名美は、制作仲間であるライターの雅子(桂木文)、デスクの理江(中川えり子)、スタイリストの麗(小林ひとみ)、そして唯一の男であるTV局のAD・近藤(阿部雅彦)を引き連れて、テープの撮影現場である郊外の基場跡へと車を走らせた。広大な敷地の中に入った5人は3手にわかれ、人気のない木造兵舎やコンクリートの建物の中へ…。ひとり別行動の名美は、不審な男(本間優二)と出会う。弟ヒデキを捜しているという男は「気をつけろよ」と言い残して、名美の前から姿を消したが、しかし…。

『死霊の罠2/ヒデキ』(しりょうのわな2/ひでき)は、1992年7月11日に公開された日本映画。ジャンルはスプラッター、ホラー、オカルト。前作『死霊の罠』でのグロテスクな描写や演出がより過激となり、血みどろな殺戮シーンにはじまり、被害者の全身は判別がつかないほどの状態を出すためSF特殊メイクを多用したほか、狂気を佐野に委ね前作で登場したヒデキという謎めいた霊体の素材を深く掘り下げクローズアップさせるなど、ストーリーや映像にも凝ったものとなった。

〔ストーリー〕
恋人に棄てられ、子供を堕した経験を持つ亜紀(中島唱子)。以来、亜紀は対人恐怖症に陥り、仕事も映画館の映写技師に変え、現実逃避の日々を送っていた。

ある夜、仕事終わりにテレビレポーターである友人の絵美(近藤理枝)に呼び出された亜紀。そこで彼女は絵美の不倫相手である倉橋(佐野史郎)を紹介されるのだが、その日以降、倉橋はなぜだか亜紀につきまとい始めるのだった。

「ギニーピッグ」シリーズを思わせる超過激スプラッター「オールナイトロング」シリーズ(1992年)

超過激スプラッター「オールナイトロング」シリーズ(1992年)

超過激スプラッター「オールナイトロング」シリーズ(1992年)

『オールナイトロング』は、1992年に製作された日本のホラー映画。集団リンチやレイプ、SM殺人等々あまりにも過激な残虐描写で話題を呼んだ。

日本中のマスコミを騒然とさせた衝撃のバイオレンス作品『オールナイトロング』の続編。

  • オールナイトロング2(1995)
  • オールナイトロング3 最終章(1996)
  • オールナイトロング R(リターンズ) (2001)
  • オールナイトロング イニシャルO(2003)
  • オールナイトロング 誰でもよかった(2009)
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