サンゲリア(1979年)

『サンゲリア』の眼窩にミミズが蠢く有名な腐乱ゾンビのシーン

『サンゲリア』の眼窩にミミズが蠢く有名な腐乱ゾンビのシーン

『サンゲリア』(原題:ZOMBIE )は、ルチオ・フルチ監督のゾンビものホラー映画。悪趣味でトンデモない残酷描写の見せ場のオンパレード。特殊メイクでリアルに醜く腐乱させたことで注目され、フルチ監督と特殊メイクを担当したデ・ロッシの名を高めた。目玉串刺し、カニバリズム、血管引きずりだし、顔面切断など強烈な人体破壊の残酷シーンが目白押し。

サンゲリア(1979年)の木片による眼球串刺しシーン

彼女の目玉は大変なことになってしまう。有名な目玉串刺しシーン。サンゲリア(1979年)の木片による眼球串刺しシーンは、ホラー史上屈指のトラウマシーン。

彼女の目玉は大変なことになってしまう。有名な目玉串刺しシーン。サンゲリア(1979年)の木片による眼球串刺しシーンは、ホラー史上屈指のトラウマシーン。木片がゆっくりと突き刺さる恐ろしく痛いシーン。ウルトラゴア描写の「目玉串刺し」が本作の目玉(最大の見せ場のひとつ)になっている。

ファンタズム(1979年)

『ファンタズム』(原題:Phantasm)は、ドン・コスカレリ監督による1979年制作のアメリカ合衆国のホラー映画。カルト映画として世界中で根強い人気を誇る『ファンタズム』シリーズは、監督が自身の夢を映像化した作品で、背の高い老人トールマンと、人を殺す銀の球がトレードマークになっている。

謎の銀色の球体「シルバー・スフィア」の恐怖は、一度観たら脳裏から離れることは無いトラウマ級の恐怖。

謎の銀色の球体「シルバー・スフィア」の恐怖は、一度観たら脳裏から離れることは無いトラウマ級の恐怖。

強烈な印象を残した空飛ぶ殺人銀球「シルバー・スフィア」は、刃物が飛び出して犠牲者の血を抜く空飛ぶ金属球。

謎の銀色の球体「シルバー・スフィア」の恐怖と得体の知れない悪魔トールマンは、ショッキングでスタイリッシュなイメージのファンタズムの最大の売り要素。

謎の銀色の球体「シルバー・スフィア」の恐怖と得体の知れない悪魔トールマンは、ショッキングでスタイリッシュなイメージのファンタズムの最大の売り要素。

神出鬼没なトールマンと空飛ぶ殺人銀球「シルバー・スフィア」のパワーアップした恐怖が続編においても見どころとなっている。

神出鬼没なトールマンと空飛ぶ殺人銀球「シルバー・スフィア」のパワーアップした恐怖が続編においても見どころとなっている。

【ストーリー】
兄の友人の葬式をきっかけに、霊園で何か奇妙なことが起きていると感じた少年マイク。内部に潜入した彼は、そこが異空間との接点である事を知った。宙を舞い、内部から鋭利な刃を突き出し顔面に食い込む銀球。切り落とした墓守の指からは黄色の液体が漏れ、やがてそれは奇怪な虫に変身。そして、霊廟の中を蠢く奇妙なコビトたち……。怪異なヴィジュアルに満ちた独特の映像構成と少年期特有の心情描写が相まったホラーファンタジーの傑作。

1980年代

1980年代のビデオ・ソフトブームにおいては、特に「スラッシャー映画(殺人鬼ホラー)」と「スプラッター映画」が大量生産、大量消費された時代であった。1980年代はスプラッター映画が数多く製作されたが、絶叫シーンが1つの恐怖演出方法として確立された時期だとも考えられる。80年代に殺人鬼映画があふれ出したのは殺しのテクニック・手口や殺人鬼を表現するための特殊メイクの進化があったため。特殊メイクを駆使したリアルな殺害場面や残酷描写は、ホラー映画以外にもSF・ファンタジー映画やアクション映画にも広がっていく。

スラッシャー映画の金字塔『13日の金曜日』(1980年)

スラッシャー映画の金字塔『13日の金曜日』(1980年)

スラッシャー映画の金字塔『13日の金曜日』(1980年)

『13日の金曜日』(英語: FRIDAY THE 13TH)は、1980年に第1作が公開されたアメリカ合衆国のホラー映画(スプラッター映画)シリーズ。特殊効果と特殊メイクの革新的な進化によって、残酷な殺害描写を露骨に、人体破壊描写(ゴア・スプラッター描写)を丹念に細密に見せたことが売りとなった。当時の観客を大いに刺激しトラウマを刻み込んだ。試写を見た学生が「私は死んでしまった」(17才、学生)という意味不明なすごいコメントを残したことも有名。

巨匠トム・サヴィーニによる血みどろ特殊メイクアップを駆使した革新的な人体破壊描写(血まみれ効果/ゴア・エフェクト)が続出

ジャック・バーレル(当時は無名だったケヴィン・ベーコン)は、マーシーとの性交後、二段ベッドの下に潜んでいたパメラに鋭い矢で喉を貫かれ死亡した。当時、この場面は「本当に俳優を殺したに違いない」とまで言われた。

ジャック・バーレル(当時は無名だったケヴィン・ベーコン)は、マーシーとの性交後、二段ベッドの下に潜んでいたパメラに鋭い矢で喉を貫かれ死亡した。当時、この場面は「本当に俳優を殺したに違いない」とまで言われた。

売れっ子の特殊メイクアーティストの「トム・サヴィーニ」の得意とする究極のゴア・エフェクト(血まみれ効果)とトリック的な撮影が冴えわたる人体破壊描写は、世界を震撼させ観客にトラウマを植え付けた。殺害場面の出来があまりにも良すぎてリアルに見えすぎる(本当に人を殺していると誤解される)とレイティングでもめることになり、一番の見せ場がカットされることにもなった。

マーシー・カニンガム(ジャニーヌ・テイラー)は、ジャックとの性交後、トイレで忍び込んだパメラによって顔面に斧を叩き込まれ死亡した。

マーシー・カニンガム(ジャニーヌ・テイラー)は、ジャックとの性交後、トイレで忍び込んだパメラによって顔面に斧を叩き込まれ死亡した。

ボーヒーズ夫人/パメラ・ボーヒーズ

第1作目『13日の金曜日』の殺人鬼の正体は、ジェイソンの母親である「パメラ・ボーヒーズ」。

第1作目『13日の金曜日』の殺人鬼の正体は、ジェイソンの母親である「パメラ・ボーヒーズ」。 息子がクリスタルレイク湖で溺死して行方知れずになってからパメラは精神に異常をきたして二重人格になってしまう。

ボーヒーズ夫人/パメラ・ボーヒーズは、第一作目の主人公でありキャンプ場の監視員候補生を次々と殺害する殺人鬼の正体。最後の生存者アリスに首を切断されて死亡した。1作目はジェイソンの母親のパメラ・ボーヒーズが復讐鬼となるサイコサスペンス調のスラッシャーものであった。最後の生存者アリスに首を切断されて死亡した。2作目以降からジェイソン・ボーヒーズ本人が殺人鬼として活躍する。

ジェイソンの母パメラ·ボーヒーズ(ベッツィ・パーマー)は最後の一人(通称「ラスト・ガール」「ファイナル・ガール」)となったアリス・ハーディー(エイドリアン・キング)を追い詰めるが、アリスの反撃によって首をナタ(マチェーテ)で切断され、死亡する。

ジェイソンの母パメラ·ボーヒーズ(ベッツィ・パーマー)は最後の一人(通称「ラスト・ガール」「ファイナル・ガール」)となったアリス・ハーディー(エイドリアン・キング)を追い詰めるが、アリスの反撃によって首をナタ(マチェーテ)で切断され、死亡する。

13日の金曜日(1980年)の映画史に残る伝説的な衝撃のラスト(アリスの幻覚)

13日の金曜日(1980年)の伝説的な衝撃のラスト。心臓が止まるほどビックリした観客が多数。警察も到着し、もう絶対的に事態は安全だと観客は油断をしていた。アリスが目覚めると、背後から突然・・・

13日の金曜日(1980年)の伝説的な衝撃のラスト。心臓が止まるほどビックリした観客が多数。警察も到着し彼女に声をかけて呼んでいる。警察も来て、もう絶対的に事態は安全だと観客は油断をしていた。アリスが目覚めると、背後から突然・・・この心臓破りの衝撃のラストの恐怖感を忘れられない人は多い。

「13日の金曜日」は、惨劇は終わったと油断していると・・・恐怖のオチが襲う「衝撃のラスト」で有名。湖から飛び出してきた腐乱したジェイソンがアリスを湖に引きずり込む「衝撃のラスト」は、一生忘れられないトラウマとして視聴者の心に刻まれた。観客は完全に安心しきっていたので、不気味なジェイソンが突然飛び出してきた時点で心臓が止まりそうになった。

第1作目『13日の金曜日』のラストシーンにて、主人公のアリスに襲い掛かるジェイソンの素顔(このシーンは主人公のアリスが見た一種の幻覚という扱い)

第1作目『13日の金曜日』のラストシーンにて、主人公のアリスに襲い掛かるジェイソンの素顔(このシーンは主人公のアリスが見た一種の幻覚という扱い)。スプラッター映画の金字塔『13日の金曜日』では、ラスト、惨劇が終わり湖畔のボートでうなだれるヒロインを、死んでいるはずの不気味な様相のジェイソン少年が水中に引き入れるシーンが、観客に大きな衝撃を与えた。『キャリー』(1976年)の衝撃のラストと同様に不意打ちで心臓に悪い衝撃のラストとなった。

映画史に残る伝説の衝撃のラスト。この衝撃的なラストの恐怖演出が「13日の金曜日」の差別化・ブランド強化に一躍買った。

映画史に残る伝説の衝撃のラスト。この衝撃的なラストの恐怖演出が「13日の金曜日」の差別化・ブランド強化に一躍買った。強烈なドッキリ演出により観客席から悲鳴が上がった。客席は湧きあがった。

ボーヒーズ夫人を倒し、ただ一人生き残ったアリスは湖に浮かぶボートで目を覚ます。すべては終わったのだ(観客はみな、そう思い油断していた)。

その刹那、醜く歪んだおぞましい顔をしたジェイソン少年が湖から飛び出してくる。湖に引きずり込まれるアリス(観客はみな、驚きのあまり飛び上がって絶叫した)。

気が付くとアリスは病院のベッドの上で絶叫している。すべてはアリスが見た夢だったのだろうか?

「キャリー」のパクリ演出ではあったが、「ジェイソン」が飛び出してくる場面で、全世界の観客は、一人残らず飛びあがって絶叫した。映画史に残る伝説のショック場面・衝撃のラスト(初見殺しな演出)となった。

不気味なジェイソン少年にアリスは湖に引き込まれてしまった・・・というのは病院で静養中のアリスの見た悪夢であった。

不気味なジェイソン少年にアリスは湖に引き込まれてしまった・・・というのは病院で静養中のアリスの見た悪夢であった。不気味なジェイソン少年の登場は、アリスの幻覚に過ぎなかったというオチ。

連続殺人鬼「ジェイソン・ボーヒーズ」

『13日の金曜日 PART2』に登場するジェイソン・ボーヒーズ。片目を覗かせる穴を開けた白い麻布袋のマスクを被って顔を隠している。

『13日の金曜日 PART2』に登場するジェイソン・ボーヒーズ。片目を覗かせる穴を開けた白い麻布袋のマスクを被って顔を隠している。

ボーヒーズ夫人の息子。35年前にクリスタル湖で溺れ行方不明となった少年。顔面に先天的な奇形を患っている。作中では殺人鬼やアリスの幻覚として登場する。続編『13日の金曜日 PART2』では実は生き延びていたことが判明し、母親を殺された復讐のため、殺人鬼となる。クリスタルレイク付近へやってくる人間を母親の仇と見なし、一人ずつ殺害していく。

ホッケーマスクをかぶったジェイソン(「13日の金曜日 PART3」以降)

ジェイソン・ボーヒーズの象徴とも言えるホッケーマスクが初めて登場した歴史的な作品の「13日の金曜日 PART3」

ジェイソン・ボーヒーズの象徴とも言えるホッケーマスクが初めて登場した歴史的な作品の「13日の金曜日 PART3」

シリーズ第三作目『13日の金曜日 PART3』にて、ジェイソンの容姿が前作から変更され、ホッケーマスクをかぶった大男として設定されており、のちにこのホッケーマスクは彼のトレードマークとして知られるようになる。

カニバリズム映画・モンド映画の金字塔「食人族」(1980年)

「食人族」の残酷描写は衝撃的だが、中でも有名なのは「女体串刺しシーン」。このカットは、本作のメインビジュアルとして利用されている。

「食人族」の残酷描写は衝撃的だが、中でも有名なのは「女体串刺しシーン」。このカットは、本作のメインビジュアルとして利用されている。

『食人族』(原題:Cannibal Holocaust)は、イタリアの映画監督、ルッジェロ・デオダートによる食人や強姦を題材にしたセクスプロイテーション、ホラー映画、カニバリズム(人喰い・食人)を題材にしたモンド映画である。日本では1983年1月に公開され、インパクトの強いCMの影響もあり、驚くほどの大ヒットを記録した。本作は、動物虐待、人肉食、強姦シーンが盛り込まれた映画であり、強姦や女性器への拷問など猟奇的な性描写が含まれているが、ポルノの代替として観客の性的興奮を煽り興行収入を得ようとする本作のような手法はセクスプロイテーション映画と呼ばれている。

ドキュメンタリー映画調に構成されたフィクション(モキュメンタリー)であるが、配給側は意図的にスナッフフィルムのように宣伝したため、実際に起こった事件だと誤解する観客が続出した。劇中で殺された動物に関しても抗議が殺到した。

正視するのがキツイくらいにグロテスクで気持ちが悪いシーンが続出する。映画後半で延々と繰り広げられる悪趣味な見せ場の数々に本気で激怒したり、気分が悪くなる観客が続出した。


「食人族」に描かれた映画史に残る残虐な見せ場「亀の解体・捕食」シーン

頭や足を切断されながらもジタバタと暴れる亀。動物捕食シーンは本物を使っているため、生々しく陰惨すぎる。亀の解体描写は、やり過ぎだったと監督も反省しているほど残虐。興業目的で動物を殺害する映像を収めた「アニマル・スナッフ」と言える。

ジャンク 死と惨劇(1980年)

暴行・殺人犯の電気椅子処刑シーン。囚人は、84歳の老女を暴行・殺害したラリー・デ・シルバ。手足を固定され、両眼にガーゼをあてがわれて2000ボルトの電流が送り込まれる。囚人は絶命した。

暴行・殺人犯の電気椅子処刑シーン。囚人は、84歳の老女を暴行・殺害したラリー・デ・シルバ。手足を固定され、両眼にガーゼをあてがわれて2000ボルトの電流が送り込まれる。囚人は絶命した。

ジャンク(原題:Faces of Death)は、アメリカと日本の映画作品シリーズ。作品内容は幅広いが、解剖、処刑、事故、屠殺といった「死」の風景ばかりを扱うのが特徴。なおドキュメンタリーの体裁を取っているが、1999年のインタビュー等でシュワルツ監督が語ったところによれば、特撮を用いたやらせも数多い。飛行機衝突・墜落事故現場の惨劇や、自然公園で熊に襲われ喰いちぎられる男など、世界の各地で起こった“死”の残酷な情景を追ったドキュメンタリー映画。

牛や豚、にわとりや羊などの残酷な屠殺シーン

牛や豚、にわとりや羊などの残酷な屠殺シーン。動物を本当に殺す「アニマル・スナッフ」映画の側面も持つ。

本作は当時のモンド映画ブーム、スプラッタ映画ブームの中で製作されているが、その中にあっても過激さで特筆され、DVDボックスの宣伝文句によれば46ヶ国で上映禁止処分を受けている。世界中の悲惨かつ残虐な“死の瞬間”の一部始終を収録。

猿の脳みそ料理。中東のシーンにおいて、伝統的な食事をしている一団が猿脳(えんのう)を食するため穴の開いたテーブルを使っている。

猿の脳みそ料理。中東のシーンにおいて、伝統的な食事をしている一団が猿脳(えんのう)を食するため穴の開いたテーブルを使っている。猿の頭を殴って殺すシーンでは猿が悲鳴を上げており、とても見ていられない。

死体解剖のシーン

死体解剖のシーン

スプラッター映画の古典「死霊のはらわた」(1981年)

スプラッター映画の記念碑的な名作「死霊のはらわた」(1981年)

スプラッター映画の記念碑的な名作「死霊のはらわた」(1981年)公開当時のパンフレット

『死霊のはらわた』(原題: The Evil Dead)は、1981年公開のアメリカのスプラッター映画。1980年代のスプラッター・ブームを発生させた作品として知られ、続編として『死霊のはらわたII』、『キャプテン・スーパーマーケット』があり、当作品を含む3部作は映画史上最高のカルト映画三部作として非常に有名。日本公開時に「スプラッター(スプラッタ)・ムービー」という呼び方がはじめて劇場宣伝コピーに使われた作品として知られている。

シェリルが悪霊に憑依されて死霊と化し、リンダの足首を鉛筆で刺して負傷させる。スコットは斧で反撃してシェリルを地下室へ閉じ込めるが・・・

シェリルが悪霊に憑依されて死霊と化し、リンダの足首を鉛筆で刺して負傷させる。スコットは斧で反撃してシェリルを地下室へ閉じ込めるが・・・

シェリルは森の中で木にレイプされる。木の枝が手足を押さえ、身動きができなくなったシェリルの両足がこじ開けられ、太い枝が股間を攻める。触手プレイの元祖的なものかもしれない。

シェリルは森の中で木にレイプされる。木の枝が手足を押さえ、身動きができなくなったシェリルの両足がこじ開けられ、太い枝が股間を攻める。触手プレイの元祖的なものかもしれない。

飛び散りまくる肉片、画面を赤く染める大出血は、「スプラッター」というサブ・ジャンルを確立させ、後続の映画に多大な影響を与えた。シリーズ中最も怖い究極のバイオレンス・スプラッター映画の傑作。

ゾンゲリア(1981年)

ゾンゲリア (1981)は、生き返った死人たちによって行われる奇怪な殺人事件を描いたミステリー・タッチのホラー。話題となったショッキングシーンである眼球を刺す注射針、顔面溶解や遺骸復元のシーンなど特殊メイクも秀逸。

ゾンゲリア (1981)は、生き返った死人たちによって行われる奇怪な殺人事件を描いたミステリー・タッチのホラー。話題となったショッキングシーンである眼球を刺す注射針、顔面溶解や遺骸復元のシーンなど特殊メイクも秀逸。

『ゾンゲリア』(原題:Dead & Buried)は、1981年のアメリカ映画。全編に漂う陰鬱とした雰囲気や激しい残虐描写も特徴だが、一方でミステリー的要素もある。

次々と死者が甦るという奇妙な事件の捜査のため町へやって来た保安官が体験する、驚愕の事実と恐怖を描いたゾンビホラー。『エイリアン』のダン・オバノン、ロナルド・シュゼット脚本コンビが描くゾンビホラー。ある港町で起こった奇怪な殺人事件を捜査する保安官が体験する恐怖と衝撃の結末を描く。眼球注射、硫酸を流し込まれて顔面溶解などスプラッターシーンを特殊メイクでリアルに映像化。

どんでん返しの衝撃のラストでも有名なサスペンス・ミステリー作品でもある。主人公の保安官に対するヒントが控えめだったため「シックス・センス」よりは驚きがあるオチになっている。


ゾンゲリア(日本語)予告編

もうひとりでは寝られない。子供時代に見たら、トイレにいけなくなるレベルのトラウマ級の予告編。

(ストーリー)
テキサスの田舎町の保安官が、ある殺人事件を追及。検死官にして葬儀屋の男が、死体の美化蘇生に見入られ、殺しては墓をあばきゾンビに仕立てていることが判明する。だが時すでに遅く……。監督に「ザ・モンスター」のG・A・シャーマン、脚本に「エイリアン」のD・オバノン、そして特殊メイクに「ターミネーター」のS・ウィンストンという、通好みのスタッフが手掛けたゾンビものの怪作。

80年代のスラッシャー映画(殺人鬼映画)、スプラッター映画を代表する傑作ホラーが続々と作られる

「ハロウィン」と「13日の金曜日」の影響のためか、「血のバレンタイン」、「プロム・ナイト」のように、スラッシャー映画は特定の祝祭日やイベントなどに殺戮が行われるというパターンが多い。スラッシャー映画に登場する殺人鬼・犯人は、基本的に精神異常者、サイコパスが多い。彼らは、バラエティ豊かな殺害方法で観客を楽しませてくれる。

江戸川乱歩の美女シリーズ(1977年から1994年)

ヒッチコックの『サイコ』の浴室惨殺シーンからヒントを得た「江戸川乱歩の美女シリーズ」名物の入浴シーン(入浴中の美女が惨殺されることが多い)が売り。

ヒッチコックの『サイコ』の浴室惨殺シーンからヒントを得た「江戸川乱歩の美女シリーズ」名物の入浴シーン(入浴中の美女が惨殺されることが多い)が売り。

『江戸川乱歩の美女シリーズ』(えどがわらんぽのびじょシリーズ)は、1977年から1994年までテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で17年間放送されたテレビドラマシリーズ。名優・天知 茂が明智小五郎を演じたエロティック・ミステリー・サスペンス。浴室の美女に忍び寄る謎の影……といった映像が出てくると、いっきに視聴率が高まってくる。二時間ドラマにおける時間の変わり目で視聴者をつなぎとめる手段として井上監督は、「ヒッチコックの『サイコ』の浴室惨殺シーンからヒントを得て、必ずヌードを出すことにした。」と語っている。

『天国と地獄の美女(パノラマ島奇譚)』(1982年1月2日) 叶和貴子が「人間花火」となる衝撃のラスト。
現代の民放のテレビ放送では放映が不可能なエログロ展開が満載であった。『江戸川乱歩の美女シリーズ』は、エロスだけでなく、血みどろの人体破壊描写の宝庫でもあった。

現代の民放のテレビ放送では放映が不可能なエログロ展開が満載であった。『江戸川乱歩の美女シリーズ』は、エロスだけでなく、血みどろの人体破壊描写の宝庫でもあった。

『江戸川乱歩の美女シリーズ』の中でもエログロ指数の高い『天国と地獄の美女(パノラマ島奇譚)』(1982年1月2日)は、お正月の特番で放送された。ヒロイン役を演じた叶和貴子は体当たりのヌードも見せて、まさに伝説のお年玉映像となっていた。イタリアの猟奇サスペンスである「ジャーロ」シリーズに当たる作品。昭和を代表する「残酷」と「エロ」が同居した傑作シリーズ。日本のドラマ史上最高のスプラッターサスペンスドラマ。

『天国と地獄の美女(パノラマ島奇譚)』のラストには、「人間花火」として壮絶な最期を迎える叶和貴子。

『天国と地獄の美女(パノラマ島奇譚)』のラストには、「人間花火」として壮絶な最期を迎える叶和貴子。

叶和貴子は、テレビドラマ史に残る伝説の「人間花火」も見せた。人間花火として空へ打ち上げられた千代子(叶和貴子)の血は、まるで花火の火の粉のように空から落ちてきて人工の小さな池を赤く染めた。そこへヒラヒラと舞い落ちてくるドレスの生地の切れ端たち。壮絶な血しぶきが舞う最期。

叶和貴子が「人間花火」となる血みどろの衝撃のラスト。70年代から80年代の昭和のテレビドラマは、こういう残酷シーンが満載だった。

叶和貴子が「人間花火」となる血みどろの衝撃のラスト。70年代から80年代の昭和のテレビドラマは、こういう残酷シーンが満載だった。

プロムナイト(1980年)

『プロムナイト』(原題:Prom Night)は、1980年制作のカナダのホラー映画。レスリー・ニールセン、ジェイミー・リー・カーティス出演。プロムの夜に高校内で起きる殺人事件の謎を描く。シリーズ化され、第4作まで制作された。誰もが楽しみと喜びに浸る、学年末パーティの夜(=プロムナイト)が一転、殺人鬼と登場で恐怖の一夜と化す。


『プロムナイト』予告編
学園を舞台したホラー映画に多大なる影響を与えた金字塔的作品。
【ストーリー】
とある廃屋で5人の子供たちが鬼ごっこで遊んでいたが、その中の1人の少女がほかの4人から執拗な追い立てを受け、転落死してしまう。4人は、この事は絶対に秘密にすると固く誓い合う。──6年後、4人が入学したハミルトン高校で、年に一度のプロムが開かれようとしていた。この年の学校一のカップル“プロム・キング&クイーン”に、ハモンド校長(レスリー・ニールセン)の娘キム(ジェイミー・リー・カーティス)とニックが選ばれた。そして迎えたプロムの夜、黒いマスクで顔を覆った何者かが生徒を1人また1人と殺害していく。そう、被害者は6年前の少女殺人事件の加害者である少年少女たちであった。犯人の正体とは一体?

地獄の門(1980年)

ルチオ・フルチ監督の作品の中でも過激な残酷描写で有名な「地獄の門」(1980年)

『地獄の門』の伝説の「内臓ゲロ吐き」 口から吐き出された内臓が滝のように噴きだす。

『地獄の門』の伝説のショックシーン「内臓ゲロ吐き」 口から吐き出された内臓が滝のように噴きだす。視覚的な刺激・インパクトは最強レベルのスプラッター描写。

『地獄の門』(原題:Paura nella città dei morti viventi)は、ルチオ・フルチ監督のゾンビ物ホラー映画。アメリカでの公開タイトルは『THE GATES OF HELL』。フルチが『サンゲリア』に続いて発表したグロ・ゾンビ映画第2弾。過激な残酷描写が話題となった衝撃作。地獄の扉が開き、世に放たれた悪霊たちが世界を支配していく様を描くスプラッタホラー。頭が握りつぶされて脳が飛び散り、口から吐き出された内臓が噴き出し、頭をドリルが貫通し、ウジの大群が降り注ぎと、フルチの作品の中でも過激な残酷描写で有名である。生々しい血みどろ場面の連続。

『地獄の門』は、頭をドリルが貫通するなど、壮絶な残酷描写で有名になったスプラッタホラー。

『地獄の門』の有名なショックシーン「脳天ドリル刺し」 『地獄の門』は、頭をドリルが貫通するなど、壮絶な残酷描写で有名になったスプラッタホラー。

誕生日はもう来ない(1980年)

バージニアの周りで連続失踪事件が発生。失踪した彼らは全員、酷たらしい方法で殺されていた。衝撃のラスト、意外な変装が上手い真犯人。後味が悪いバッドエンド。

バージニアの周りで連続失踪事件が発生。失踪した彼らは全員、酷たらしい方法で殺されていた。衝撃のラスト、意外な変装が上手い真犯人。後味が悪いバッドエンド。

『誕生日はもう来ない』(原題:Happy Birthday to me)とは、1981年10月31日公開のカナダのホラー映画。「13日の金曜日」以降、雨後の筍のように量産された残酷“記念日”ホラーの一本。名門私立高校を舞台にクラスのエリートたち“トップテン”の男女が続々に失踪するというホラー映画。名門高校に通う少女バージニアが18歳の誕生日に恐ろしい光景を目撃する。

「誕生日はもう来ない」では、トレイに乗った生首が印象的だった。

「誕生日はもう来ない」では、トレイに乗った生首が印象的だった。

有名な「バーベキューで喉元串刺し」の痛々しい残酷シーン。

有名な「バーベキューで喉元串刺し」の痛々しい残酷シーン。

犯人の正体、衝撃の結末(どんでん返し)で当事話題になった映画。驚くほど真犯人は意外であり、変装が上手い。ラストシーンにて、失踪していた少年たちがミイラ化してテーブルを囲んでいるのだ。そして中に混っていたバージニアが突然、手にした刃物で父親の首を切った。しかしそれはバージニアのマスクをかぶったアン(トレイシー・ブレグマン)だった。

マニアック(1980年)

夜ごと街に出ては殺人を犯し、絶命した女性の額をカッターで切り裂き頭皮を剥ぎ取っていた。

殺人鬼は夜ごと街に出ては殺人を犯し、絶命した女性の額をカッターで切り裂き頭皮を剥ぎ取っていた。おぞましいコレクションが増えていく。

『マニアック』(原題:Maniac)は1980年のアメリカ合衆国のホラー映画。 名脇役として知られる俳優ジョー・スピネルが製作総指揮・原案・脚本・主演し、特殊メイクアップアーティストのトム・サヴィーニが特殊効果を担当するとともに、役者としても出演している。

巨漢のマザコン男のフランクが夜毎に女を捕まえてはその頭皮をはぎ取る姿を描く。冬のニューヨークで、女性の頭皮を次々と剥ぐという猟奇的な事件が発生する。

猟奇!喰人鬼の島(1980年)

首を絞めて殺害した妊婦の股間から胎児を引きずり出して胎児を食する恐ろしい残酷描写で悪名高い「猟奇!喰人鬼の島」(1980年)。

首を絞めて殺害した妊婦の股間から胎児を引きずり出して胎児を食する恐ろしい残酷描写で悪名高い「猟奇!喰人鬼の島」(1980年)。

猟奇!喰人鬼の島(原題:ANTROPOPHAGUS/THE GRIM REAPER)は、1980年のジョー・ダマト監督によるゴア・スプラッター・ホラー映画。(妊婦の腹から胎児を引き出して)胎児食い、喉笛噛みちぎりなど凄惨な見せ場を連発する鬼畜系ホラーの代表格。孤島・田舎系ホラー、カニバリズム映画。

バカンスで地中海の離島を訪れた一行は、島から住人が消えている事を知るが、それは血に飢えた食人鬼の仕業だった。食人鬼の正体が、海難事故で漂流して飢餓の果てに人肉を喰うようになった航海士らしいという事が判る……。

妊婦の股間に手を突っ込み胎児をズルズルと引きずり出して、その血まみれの胎児を喰らうという衝撃のカニバリズム描写。倫理観を破壊する鬼畜・悪趣味映像の極みとして名高い。

妊婦の股間に手を突っ込み産まれる前の胎児をズルズルと引きずり出して、その血まみれの胎児を喰らうという衝撃のカニバリズム描写。倫理観を破壊する鬼畜・悪趣味映像の極みとして名高い。

喰人鬼は、妊婦のマギーの首を絞めて絞殺し、妊婦の股間に手を伸ばし、マギーの女性器に手を突っ込んで、まだ産まれる前の血まみれの胎児を掴み出してムシャムシャと喰らい尽くしてしまう。へその緒をぶら下げた血まみれの胎児を喰らうシーンは、あまりにも凄惨な見せ場として悪名高い。倫理を超越したスプラッター映画史に残る伝説の残酷映像として語り草になっている。

松田優作の「なんじゃこら」のような感じで、自身の内臓を掴みだし、喰らいだす。自分の内臓食い。

食人鬼は、松田優作の「なんじゃこら」のような感じで、自身の内臓を掴みだし、喰らいだす。自分の内臓食い。ジュリーは唖然として見ている。

生き残ったジュリーに飛び掛かった食人鬼は、逆にツルハシを下腹に打ち込まれて、溢れ出る自分の内臓に食らいつくと、そのまま倒れた。溢れ出る自分の内臓を喰らうシーンも伝説の残酷シーンとして名高い。

最後には、自身の切り裂かれた腹からこぼれ落ちる内臓も喰らう食人鬼。自分の内臓を食べるおぞましい残酷シーンも、胎児食いに並んで語り草になっている。

最後には、自身の切り裂かれた腹からこぼれ落ちる内臓も喰らう食人鬼。自分の内臓を食べるおぞましい残酷シーンも、胎児食いに並んで語り草になっている。

バーニング(1981年)

バーニング (1981年)学生たちで賑わうキャンプ場に出現した殺人鬼。巨大なハサミを武器に若者たちは次々と犠牲になって行く……。

バーニング (1981年)学生たちで賑わうキャンプ場に出現した殺人鬼。巨大なハサミを武器に若者たちは次々と犠牲になって行く……。

『バーニング』(原題:The Burning)は、1981年制作のアメリカ合衆国・カナダのホラー映画。この映画におけるクロプシーの狂気に満ちた殺人シーンや、女性の身体をはさみで切る場面は、イギリスにおいて問題とされていた。劇中に登場する復讐鬼・殺人鬼はキャンプ場の管理人「クロプシー」。「13日の金曜日」(映画) とは、キャンプ場で連続殺人事件が起きるという設定が共通している。

最後に明らかになる『バーニング』の殺人鬼クロプシーの醜い顔。

最後に明らかになる『バーニング』の殺人鬼クロプシーの醜い顔。

ファンハウス/惨劇の館(1981年)

人権的な配慮もあって善良な人々として描かれることが多いフリークスを殺人鬼として描いたストーリーのため、倫理的に問題があるとして非難もされた。普段はフランケンシュタインのマスクをかぶっている。

人権的な配慮もあって善良な人々として描かれることが多いフリークスを殺人鬼として描いたストーリーのため、倫理的に問題があるとして非難もされた。普段はフランケンシュタインのマスクをかぶっている。

『ファンハウス/惨劇の館』(The Funhouse)は、1981年のアメリカ映画。トビー・フーパー監督のホラームービー。フランケンシュタイン・マスクのフリークス殺人鬼は一度見たら絶対忘れられないインパクト。見世物小屋では口の割れた牛、双頭の牛など本物のフリーク・アニマルが登場するところが見どころのひとつになっている。

本物のフリーク・アニマルである「双頭の牛」などが登場する。

奇形動物が並ぶ見世物小屋。本物のフリーク・アニマルである「双頭の牛」などが登場する。

映画の冒頭シーンは、シャワー室の美女に迫るナイフ・・・「サイコ」(1960年)のオマージュになっている。天下のトビー・フーパーも「サイコ」がやりたいのかと揶揄された。

映画の冒頭シーンは、シャワー室の美女に迫るナイフ・・・「サイコ」(1960年)のオマージュになっている。天下のトビー・フーパーも「サイコ」がやりたいのかと揶揄された。この殺害シーンは、弟のいたずらであった。

とある田舎町のカーニバルに4人の若い男女が遊びにやってくる。4人はそこのお化け屋敷ファンハウスに入ってみる。だが、その中で4人は偶然マスクを被った男が女を殺害する場面を目撃してしまい、ファンハウスからの脱出を試みるが出口が見つからず・・・。

血のバレンタイン(1981年)

酸素マスクを着用した殺人鬼によって、シャワー代わりに使われている鉄パイプに後頭部を叩きつけられた少女が、口からお湯を吹き出す有名なシーン。

酸素マスクを着用した殺人鬼によって、シャワー代わりに使われている鉄パイプに後頭部を叩きつけられた少女が、口からお湯を吹き出す有名なシーン。

『血のバレンタイン』(原題:My Bloody Valentine)は、1981年制作のカナダのホラー映画。あまりにも暴力的な内容のために殺人表現の規制が緩かったカナダでも成人指定を食らった。劇場公開当時、本国カナダとアメリカでは残酷シーンをカットして公開、日本版だけ残酷シーンをカットせず、完全版で公開した。つるはしで、ドリルで、無差別に人を襲い殺しては心臓をえぐり出す黒い殺人鬼による聖バレンタインの日に起こる惨劇。スラッシャー映画ブーム時において、最も過激な映画のひとつと評価された。

シャワー代わりの鉄パイプに後頭部を叩きつけられて殺害された少女が、口からお湯を吹き出す有名なシーン。

シャワー代わりの鉄パイプに後頭部を叩きつけられて殺害された少女が、口からお湯を吹き出す有名なシーン。

20年前のバレンタインの日に炭鉱町で起きた猟奇殺人。再びその惨劇が繰り返され始めた。「13日の金曜日」クローンの一本で、今回の殺人鬼は炭鉱夫のスタイルで手にしたツルハシが武器。菓子箱に入った血のしたたる心臓などのショック・シーンも。

ローズマリー(1981年)

『ローズマリー(THE PROWLER)』は、80年代のスラッシャー映画を代表する傑作ホラー。見所は、トム・サヴィーニによるメカニカルプロップと生身の人間への特殊メイクを巧みに使い分けた残酷描写。

『ローズマリー(THE PROWLER)』は、80年代のスラッシャー映画を代表する傑作ホラー。見所は、トム・サヴィーニによるメカニカルプロップと生身の人間への特殊メイクを巧みに使い分けた残酷描写。

ローズマリー(原題:THE PROWLER)は、1981年制作のアメリカ合衆国のサスペンス・ホラー映画。1980年代スラッシャー映画を代表する衝撃のホラー・ムービー。スラッシャー映画ブームの中で、最強・最凶の殺害描写を見せる大傑作。全寮制の女子学院で35年前に起きた惨劇が再び起こる。アヴァロン・ベイの住人たちの記憶に残る忌まわしい殺人事件─。かつて、町の女学園での卒業パーティーで起こった惨殺事件。犯人は不明のまま数十年が過ぎ、久しぶりに再開されることになった卒業パーティだったが…。

喉をナイフで切り裂かれる。本当に殺しているのではないかと当時は疑われるほどリアルで生々しい残酷シーンになっている。

プールで喉をナイフで切り裂かれる。本当に殺しているのではないかと当時は疑われるほどリアルで生々しい残酷シーンになっている。

ポスターやDVDジャケットのキービジュアルにもなっている特殊メイクを駆使したプールで喉を切り裂かれる殺害シーンは圧巻。水中に引きずり込み首を切り裂く。観客から「本当に殺しているんじゃないのか?」と勘違いされたほどリアルなショックシーンが連発する。

頭頂部から喉元へと突き刺すこの「脳天ぶち抜き・目ん玉白目向き」の殺害シーンは、スプラッターホラー史に残る名残酷シーンのひとつとして語り継がれている。

長剣を頭頂部から喉元へと突き刺すこの「脳天ぶち抜き・目ん玉白目向き」の殺害シーンは、スプラッターホラー史に残る名残酷シーンのひとつとして語り継がれている。犠牲者は白目をむいて、この世のものとは思えないうめき声をあげる。口からあふれ出す血のりの量も半端ない。


ローズマリー(ROSEMARY’S KILLER / THE PROWLER) 1981 trailer

ビヨンド(1981年)

イタリアンホラーの帝王ルチオ・フルチの最高傑作『ビヨンド』の残酷描写の見せ場の一つである「硫酸で顔面が溶ける」シーン。

イタリアンホラーの帝王ルチオ・フルチの最高傑作『ビヨンド』の残酷描写の見せ場の一つである「硫酸で顔面が溶ける」シーン。

『ビヨンド』(原題:…E tu vivrai nel terrore! L’aldilà, 英題:The Beyond)は、1981年4月29日公開のイタリア映画。ルチオ・フルチ監督による、ゾンビもののホラー映画。ルチオ・フルチ監督の最高傑作の残酷ゾンビ映画とも評される「ビヨンド」では、「冒頭の凄惨なリンチシーン」「顔面握りつぶし」「硫酸シャワー(硫酸で顔面が溶ける)」「タランチュラの大群が人肉を喰らう、タランチュラによる眼球えぐり出し」「犬に喉笛を噛み切られる」「ゾンビの頭を拳銃で吹っ飛ばす」などの壮絶な残酷シーン、血みどろ描写が満載。

ジョンはバンバン拳銃を撃ちまくるが胸に当たっても腹にあたってもゾンビは死なない。ゾンビの頭をぶちぬくと倒れた。ゾンビの急所は頭なのだ。頭を吹き飛ばす。

ジョンはバンバン拳銃を撃ちまくるが胸に当たっても腹にあたってもゾンビは死なない。ゾンビの頭をぶちぬくと倒れた。ゾンビの急所は頭なのだ。頭を吹き飛ばす。

ゾンビの怪力。恐怖の顔面握りつぶし。指で目玉が押し出される。

ゾンビの怪力。恐怖の顔面握りつぶし。指で目玉が押し出される。

盲目の女性エミリー(サラ・ケナー)は、犬に喉を噛まれドクドク血を流しながら絶叫する。犬に喉笛を噛み切られるホラー史に残る残酷シーン。「サスペリア」の盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されるシーンのオマージュかもしれない。

盲目の女性エミリー(サラ・ケナー)は、犬に喉を噛まれドクドク血を流しながら絶叫する。犬に喉笛を噛み切られるホラー史に残る残酷シーン。「サスペリア」の盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されるシーンのオマージュかもしれない。

ヘルナイト(1981年)

古い屋敷に4人の男女が泊まり込むことになった。新入生歓迎の恒例行事のためである。しかしそこは、狂った殺人鬼が跋扈する恐怖の館だった……。伏線通り、殺人鬼が二人いるという意表を突くオチが斬新であった。

古い屋敷に4人の男女が泊まり込むことになった。新入生歓迎の恒例行事のためである。しかしそこは、狂った殺人鬼が跋扈する恐怖の館だった……。伏線通り、殺人鬼が二人いるという意表を突くオチが斬新であった。

ヘルナイトは、1981年のアメリカ合衆国のスラッシャー映画。新入生歓迎の恒例行事で古い屋敷に泊ることになった4人の学生に殺人鬼が襲い掛かる。『ハロウィン』のアーウィン・ヤブランス製作、『エクソシスト』で全世界を震撼させたホラー女王リンダ・ブレアと、プロテニス選手のヴィンセント・ヴァン・パタンが主演を務めた名作スラッシャー。随所に仕掛けられた肝試しの悪戯ドッキリと、頭をへし折り、生首が転がる凄惨な殺人。鬼才トム・デ・シモーネ監督の意表を突くショックの波状攻撃に筋金入りのホラーファンも騒然。伝統あるシッチェス恐怖映画祭で特別賞に輝いた衝撃作。

ヘルナイト(1981年)の「ストーリー」
大学クラブの新入生を歓迎する恒例行事“ヘルナイト”。それはかつて一家心中の忌まわしい惨劇が起きたガース館で一晩を過ごす恐怖の肝試し。美少女マーティ(L・ブレア)ら新入生4人は、クラブの会長ピーターに連れられて廃墟同然の屋敷に案内されるが、広大な邸内には人知れず心中を逃れた何者かが潜んでいた。迷路のような地下室で、無人の屋上で、暗闇の庭園で次々に惨殺される若者たち。門には錠がかけられ脱出不可能。殺人鬼が跋扈する館から逃れる術はあるのか……?

ナイトメア(1981年) 両親を斧で殺害する場面が衝撃的。

こちらを見ている目線(カメラ目線)の床に転がった母親の生首と切断面をこちらに向けてベッドに横たわっている首なし死体が同一フレームに入っている。スプラッター映画史に残るパーフェクトな切株映像として語り継がれている。

こちらを見ている目線(カメラ目線)の床に転がった母親の生首と切断面をこちらに向けてベッドに横たわっている首なし死体が同一フレームに収まっている絶妙なショックシーン。スプラッター映画史に残るパーフェクトな切株描写(映像)として語り継がれている。

少年時代のジョージによる両親の殺害シーンの全容が、徐々に明らかになっていく展開。少年ジョージは、SMに夢中になっていた母親の首を後ろからフルスイングの斧で吹き飛ばし、父親の頭には斧を叩き突けて殺害していた。凄まじい残酷描写になっている。英国では流通・所持が禁じられたビデオナスティーズ(低俗ビデオ)の筆頭格と評される。

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