1980年代から90年代のオカルト映画

首だけ女の恐怖(1981年)

超強烈な内蔵丸出し首だけ妖怪が話題のインドネシア作品。首だけ女は、インドネシアに伝承される妖怪がモデルになっている。
超強烈な内蔵丸出し首だけ妖怪が話題のインドネシア作品。首だけ女は、インドネシアに伝承される妖怪がモデルになっている。

首だけ女の恐怖(原題:MYSTICS IN BALI/LEAK)は、1981年のインドネシアのホラー映画。

キャシーは、首から内臓を垂らして飛び回る「首だけの妖怪」にされてしまう。夜な夜な徘徊する妖怪首だけ女。
キャシーは、首から内臓を垂らして飛び回る「首だけの妖怪」にされてしまう。夜な夜な徘徊する妖怪首だけ女。

アメリカから来た魔術研究家のキャシーは、バリ土着のリアクと呼ばれる黒魔術のマスターに暗い森の中で秘儀を教わる。キャシーは、首から内臓を垂らして飛び回る妖怪「首だけ女」にされてしまう。

キャシーの生首(首だけ女)は、産気づいている妊婦の股間に顔を埋め、胎児を食べてしまう(妊婦のお腹がへこんでいく演出)。
キャシーの生首(妖怪・首だけ女)は、産気づいている妊婦の股間に顔を埋め、胎児を吸いだして食べてしまう(妊婦のお腹がへこんでいく演出)。

妊婦が、「妖怪首だけ女」に胎児を吸い出されて死ぬシーン。

妊婦の胎児を食べ終わり、猛スピードで夜空を飛んで行くキャシーの生首(首だけ女)。
妊婦の胎児を食べ終わり、猛スピードで夜空を飛んで行くキャシーの生首(首だけ女)。

デビルスピーク(1981年)

冒頭の黒ミサの生贄儀式では、美しい女性が生首を切り飛ばされる。
『デビルスピーク』冒頭の黒ミサの生贄儀式では、美しい女性がいきなり生首を切り飛ばされる。残虐シーンではじまるオカルト・スプラッター。
書物の内容をコンピューターで解読したクーパースミスは、悪魔との交信に成功。サタンの弟子となり血塗られた復讐を開始する・・・。
書物の内容をコンピューターで解読したクーパースミスは、悪魔との交信に成功。サタンの弟子となり血塗られた復讐を開始する・・・。邪心が降臨した瞬間。

『デビルスピーク』(原題:Evilspeak)は、1981年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。悪魔崇拝・邪神降臨を題材にしたオカルト映画。コンピューターを利用して悪魔を召喚し、復讐を果たす。泣き虫学生の召還した首切り悪魔が、学園に血の雨を降らせる――派手なスプラッターの数々。

浴室の全裸美女を野豚の大群が襲い、白い肢体を食い荒す超残酷シーンが見せ場のひとつ。
浴室の全裸美女を野豚の大群が襲い、白い肢体を食い荒す超残酷シーンが見せ場のひとつ。
野豚が狂暴性をおび檻を破って入浴中のミス・フリードメイヤーを喰い殺した。
野豚が狂暴性をおび檻を破って入浴中のミス・フリードメイヤーを喰い殺した。

魂を悪魔に売った彼は、超能力を身につけ、復讐行為を実行に移す。そして、地下室真上の礼拝堂は、信じられないようなパニック状態に陥り、阿鼻叫喚のるつぼと化すのだった。

悪魔が憑依しているスタンリー・クーパースミスは、残虐な復讐を開始する。
悪魔が憑依しているスタンリー・クーパースミスは、残虐な復讐を開始する。

クラスのみんなから虐げらていた1人の少年「スタンリー・クーパースミス」がコンピューターを駆使して悪魔パワーを身につけ、悪魔の弟子と化し人間に報復する。

「キャリー」「オーメン」を凌ぐ阿鼻叫喚のオカルト・スプラッター。デビルパワーで殺戮神と化す。生首が飛び、頭を切り裂くスプラッター・エンタテイメント。

【ストーリー】
いじめの標的にされていた陸軍士官学校の生徒スタンリー・クーパースミスが、学校の敷地内の教会の地下で偶然、中世の聖職者が行ったといわれる悪魔崇拝の痕跡を発見。さらに、得意とするコンピューターの力を借りて悪魔を呼び出し、いじめっ子に仕返しする。

ポルターガイスト(1982年)

ポルターガイスト(1982年)を象徴する放送終了後のテレビ画面に末娘が何かを発見するシーン
ポルターガイスト(1982年)を象徴する放送終了後のテレビ画面に末娘が何かを発見するシーン

『ポルターガイスト』(原題: Poltergeist)は、1982年のアメリカ映画。ある平凡な一家を襲う怪奇現象を描いた SFXホラームービー。スティーヴン・スピルバーグが製作したホラーシリーズの第1作。その後 2本の続編が作られたが、出演者の怪死(恋人による殺害、原因不明の病による死など、ほとんどが若年層で最年少は12歳)が相次ぐという不幸が話題となった。

『ポルターガイスト』は、「呪われた映画」の筆頭格。次女役のヘザー・オルークは3作目の撮影終了直後に、まだ12歳なのに病気で急死するなど、数あるエピソードのなかでも「ポルターガイスト」シリーズの悲劇は強烈。
『ポルターガイスト』は、「呪われた映画」の筆頭格。次女役のヘザー・オルークは3作目の撮影終了直後に、まだ12歳なのに病気で急死するなど、数あるエピソードのなかでも「ポルターガイスト」シリーズの悲劇は強烈。

エンティティー/霊体(1982年)

エンティティー/霊体(1982年)は、霊体にレイプされるというショッキングな実話を基に製作されたオカルト・ホラー。見えない存在にレイプされる迫真の演技を披露するB・ハーシー。
エンティティー/霊体(1982年)は、霊体にレイプされるというショッキングな実話を基に製作されたオカルト・ホラー。見えない存在にレイプされる迫真の演技を披露するB・ハーシー。

『エンティティー 霊体』(The Entity)は、1981年に製作されたアメリカ合衆国のホラー映画。

ロサンゼルスに実在した、実体のない霊体(ポルターガイスト)にレイプされ続けた女性を題材にしている。霊に襲われる女性を描く実話に基づいたオカルト映画。

“性欲を持った霊体が美女をレイプする──。実際に起こった超常現象を映画化したオカルト映画の超大作!

<ストーリー>
カーラ・モーランは30そこそこの美人で3人の子持ち。夫とは別居中で、会社の受付係をしながら秘書になるために勉強する毎日だった。ある夜、彼女は姿なき何者かに寝室に襲われ、乱暴されてしまう。あり得ない出来事に彼女はおびえ、精神科医の診察を受けるが医師はカーラの話を信じずに、極端な性的罪悪感が原因の精神分裂症と診断を下す。やがてカーラは2人の超心理学者に出会い、調査を依頼したところ、彼らは確かに霊体の存在を確認し、その正体を暴こうとする……。

パラダイム(1987年のオカルト映画)

『パラダイム』(原題: Prince of Darkness)は、1987年製作のアメリカ合衆国のホラー映画。ジョン・カーペンター監督作。SFホラー界の鬼才、ジョン・カーペンター監督によるオカルトホラー。悪魔の復活とその恐怖を描いた戦慄のオカルト・ホラー。

決して解けない―、 呪いがある。ロサンゼルスの、廃墟と化した教会。その扉を開けた一人の司教が、そこに不気味な緑の液体を発見する。悪魔の復活を予感した彼は超常現象の研究を進める教授ほか数名の研究員と共に教会に乗り込み、調査を開始する……。

第七の予言(1988年)

第七の予言(1988年)は、新約聖書の黙示録に記された“七つの予言”を基にしたオカルト・スリラー。
第七の予言(1988年)は、新約聖書の黙示録に記された“七つの予言”を基にしたオカルト・スリラー。

『第七の予言』(The Seventh Sign)は、1988年のアメリカ合衆国のホラー映画。デミ・ムーア、マイケル・ビーン出演。子どもが生まれ、幸せいっぱいのアビーとラッセル夫婦。ある日、夫婦は近所に越して来た謎の男から古いユダヤの伝説を聞かされ、彼らの赤ちゃんが聖書に記された世界崩壊の鍵を握っていることを知る。

ディアボロス/悪魔の扉(1997年)

ディアボロス/悪魔の扉(1997年)は、キアヌ・リーヴスとアル・パチーノの共演で贈るオカルトサスペンス。敏腕若手弁護士・ケヴィンはミルトン法律事務所で働き始める。忙しい毎日を送る中、彼の周囲で奇妙な出来事が起こり始め…。
ディアボロス/悪魔の扉(1997年)は、キアヌ・リーヴスとアル・パチーノの共演で贈るオカルトサスペンス。敏腕若手弁護士・ケヴィンはミルトン法律事務所で働き始める。忙しい毎日を送る中、彼の周囲で奇妙な出来事が起こり始め…。

『ディアボロス/悪魔の扉』(原題:The Devil’s Advocate)は、1997年制作のアメリカ合衆国のオカルト・スリラー映画。キアヌ・リーヴス、アル・パチーノ、シャーリーズ・セロンらが出演。大都会ニューヨークを舞台に、悪魔が法曹界の黒幕となり若き弁護士の魂を狙うという訴訟王国アメリカならではのオカルト映画。

フロリダの青年弁護士ケビンは、天才と評判のミルトンという法律家が経営する法律事務所に誘われる。ケビンはニューヨークに移り住み、ミルトンのもとで働くことになる。だが、裁判中に検事補が突然倒れるなど、奇妙な事件が続発。それらはすべて、ミルトンの仕業だった。ミルトンは自分が悪魔であることをケビンに告白、ケビンは必至に抵抗を試みるが……。

エンド・オブ・デイズ(1999年)

『エンド・オブ・デイズ』(End of Days)は、1999年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。アーノルド・シュワルツェネッガー主演、ピーター・ハイアムズ監督。オカルト色の強いアクション・ホラー。


『エンド・オブ・デイズ』 予告編

1999年12月31日、<ミレニアム>最後の日、地獄の扉が開かれ闇の支配者・悪魔が復活する…。悪魔(サタン)は次の千年を支配するため人類滅亡の瞬間を待ち受けていた。しかし、その運命を変える可能性を秘めた一人の女がいた。そして、その女を守るために一人の男が立ち上がった…。アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFXアクション・スペクタクル大作。

ナインスゲート(1999年)

ジョニー・デップ主演のオカルト・ホラー。世界中の希少本を探す、書籍の探偵コルソ。彼はある富豪の依頼を受け、世界に3冊しかないという伝説の悪魔の祈祷書を探していた。ニューヨークからスペイン、ポルトガルと祈祷書を追って旅するコルソ。だがそんな彼の周囲では、不可思議な殺人が続発してゆく。
ジョニー・デップ主演のオカルト・ホラー。世界中の希少本を探す、書籍の探偵コルソ。彼はある富豪の依頼を受け、世界に3冊しかないという伝説の悪魔の祈祷書を探していた。ニューヨークからスペイン、ポルトガルと祈祷書を追って旅するコルソ。だがそんな彼の周囲では、不可思議な殺人が続発してゆく。

『ナインスゲート』(The Ninth Gate)は、1999年に制作されたフランス、スペイン映画。ジョニー・デップ主演によるオカルト・サスペンス・ホラー。禁断の書と言われる“悪魔の書”を手にした書物ブローカーに起こる迷宮的恐怖を描く。禁断の悪魔の書をめぐって不可解な事件が次々に起こる。第9の扉が意味するものとは…

90年代後半から始まるJホラーブーム

リング(1998年)

「ブラウン管から這い出てくる貞子」の恐怖映像は、「呪いのビデオ」を生み出した、リングシリーズを通してのすべての元凶の山村 貞子を有名にしたトラウマシーンであり最大の見せ場。
「ブラウン管から這い出てくる貞子」の恐怖映像は、「呪いのビデオ」を生み出した、リングシリーズを通してのすべての元凶の「山村 貞子」を(ホラーアイコンとして)有名にした一度見たら忘れられないトラウマシーンであり最大の見せ場。

オカルト映画、心霊系ホラーといえば、日本のお家芸である怪談系やJホラー・ブームの火付け役である「リング」も熱狂的に支持されている。

山村貞子の顔面アップは、最大の見せ場であり、貞子の怖さを象徴する有名なキービジュアル。貞子は恐ろしい形相で高山を睨みつけて呪い殺す。
この画像、山村貞子の前髪から覗く左目中心の顔面アップは、最大の見せ場であり、貞子の不気味な怖さを象徴する有名なキービジュアル。貞子は恐ろしい形相で高山を睨みつけて呪い殺す。

山村貞子のキャラクターを有名にしたのが1998年の映画版におけるクライマックスの場面、突然に点灯したテレビの映像の中で井戸の中から現れ、不自然な歩き方でにじり寄ってきた貞子が、ブラウン管から這い出て、生々しい実体を伴って高山竜司の部屋に現れ、恐ろしい形相で高山を睨みつけて呪い殺す場面である。

「呪怨」シリーズ

佐伯 伽椰子(さえき かやこ)は、ホラー映画『呪怨』シリーズでは呪いの家(佐伯家)に存在し、それらに関わった者を必ず呪い殺す怨霊として登場する。
佐伯 伽椰子(さえき かやこ)は、ホラー映画『呪怨』シリーズでは呪いの家(佐伯家)に存在し、それらに関わった者を必ず呪い殺す怨霊として登場するトラウマキャラクター。稀に見るとんでもなく質の悪い怨霊または地縛霊として有名。

『呪怨』(じゅおん)は、2000年に発売された清水崇監督・脚本によるホラーのビデオ作品。また、それを原作とする2003年1月25日に単館系で公開されたホラー映画。劇場版は、2003年8月23日に続編が公開された。

徳永仁美(演:伊東美咲)のベッドの中に現れた伽椰子。とうとうベッドの中も安心できないという恐ろしいトラウマシーン。
徳永仁美(演:伊東美咲)のベッドの中に現れた伽椰子。とうとうベッドの中も安心できないという恐ろしいトラウマシーン。

2000年代以降のオカルト映画の状況

アザーズ(2001年)

ニコール・キッドマン出演の話題作『アザーズ』
ニコール・キッドマン出演の話題作『アザーズ』

『アザーズ』(英語: The Others、スペイン語: Los Otros)は、2001年製作のアメリカ・スペイン・フランス合作のスリラー映画。幽霊を題材としたゴシックホラー映画。ニコール・キッドマン主演。トム・クルーズが製作総指揮で加わっている。

シックス・センス並みに衝撃のラスト(どんでん返し)で有名な作品のひとつ。

アザーズ(2001年)は、シックスセンスのような「どんでん返し」の衝撃のラスト(結末)が強烈な作品。
アザーズ(2001年)は、シックスセンスのような「どんでん返し」の衝撃のラスト(結末)が強烈な作品。

1945年、霧深い英国ジャージー島の屋敷。夫は戦線から戻らず、2人の子供は日光アレルギー。美しい女主人は邸内に光を入れないよう神経を尖らせている。やがて屋敷にいるはずのない「アザーズ(他者)」の物音が響き出す。いったい誰が……。

エミリー・ローズ(2005年)

エミリー・ローズ(2005年)は、アメリカで実際に行なわれた、前代未聞の悪魔ばらい裁判の事件を基にした異色作。悪魔ばらいの結果、19歳の女子大生を死なせてしまった神父をめぐる法廷ドラマが展開する。
エミリー・ローズ(2005年)は、アメリカで実際に行なわれた、前代未聞の悪魔ばらい裁判の事件を基にした異色作。悪魔ばらいの結果、19歳の女子大生を死なせてしまった神父をめぐる法廷ドラマが展開する。

『エミリー・ローズ』(原題: The Exorcism of Emily Rose)とは、2005年に製作されたアメリカ映画。ジャンルはホラー・サスペンス(「ホラーではなく実話である」ともされている)。

ごく普通の19歳の女子大生、エミリー・ローズ。ある夜、彼女は突然恐ろしい幻覚に襲われ。凄まじい痙攣を引き起こす。自分に何かが取り憑いていることを確信した彼女は、医学ではなくムーア神父に自らの運命を託すことにした。しかし、悪霊祓いの儀式の後、エミリーは命を落としてしまう。やがて、起訴されたムーア神父の裁判が始まった。証拠品として提出された悪魔祓いを記録したテープと死の直前に彼女が書き残した1通の手紙が裁判を衝撃の結末へ導いていく。

コンスタンティン(2005年)

キアヌ・リーブスが演じるジョン・コンスタンティンは、自身の持つ特殊な力を駆使して人間界で悪魔祓いを生業にしている探偵。
キアヌ・リーブスが演じるジョン・コンスタンティンは、自身の持つ特殊な力を駆使して人間界で悪魔祓いを生業にしている探偵。

『コンスタンティン』(原題: Constantine)は2005年制作のアメリカ合衆国のファンタジー・アクション映画。フランシス・ローレンス監督、主演はキアヌ・リーブス。キアヌ・リーブス主演によるホラーアクション。特殊な能力を使ってこの世に蔓延る“異変”を取り払うエクソシスト、ジョン・コンスタンティンの孤独な戦いを描く。

【STORY】
ジョン・コンスタンティンには、普通の人間には見えないものが見える。末期の肺ガンに冒されてもタバコを吸い続けるヘビースモーカーである彼は、厭世的ですさんだ生活を続けていた。生まれたときから備わった「特殊な能力」で、超常現象を専門に扱う変り種の探偵を生業としている。普段は誰も気づかない、この世のわずかな空気の乱れを敏感に察知するコンスタンティン。異変はすでに起こりつつあった。友人の神父から依頼を受け、悪魔に取り憑かれた少女のもとへ赴いたコンスタンティンは、いつもの悪魔祓いの儀式の途中で、言い知れぬ恐怖を覚える。これまでとは何かが違う…。

長い間保たれてきた天国と地獄のバランスが崩れ去ろうとしている予感。それを裏付けるようにコンスタンティンの周囲で蠢きだす不気味な出来事の数々。病魔に冒された現実と、得体の知れない謎を抱え込んだ彼のもとに、アンジェラ・ドッドソン刑事が、自殺した姉妹イザベルの死の真相を探るべく、協力を求めにやってきた。アンジェラの頼みをいったんは断ったコンスタンティンだが、その背後につきまとう悪魔の姿を見て、彼女こそが謎を解く鍵を握る人物と知る…。この世とあの世の境界線で、いったい何が起ころうとしているのか?ただひとつ確かなことは、かろうじてこの世を成り立たせてきた危ういバランスがついに崩壊を始めたということ。それは、終末への序章なのか?越えてはいけない一線を越えて、何かとてつもないことが動き出そうとしているのだ—–。

リーピング(2007年)

リーピング(2007年)は、旧約聖書にある“十の災い”に似た怪奇現象が起こる町で、科学者が遭遇する恐怖をミステリアスに描く。
リーピング(2007年)は、旧約聖書にある“十の災い”に似た怪奇現象が起こる町で、科学者が遭遇する恐怖をミステリアスに描く。

『リーピング』(The Reaping)は、2007年に公開されたアメリカのオカルト・ホラー・サスペンス映画。出エジプト記の十の災いを基に製作されている。

大学教授キャサリン・ウィンター(ヒラリー・スワンク)は奇跡を信じない。今までに彼女が解明できなかった“聖なる”謎は一つもなかった。そんなある日、アメリカ南部の小さな町ヘイブンの教師ダグ・ブラックウェル(デビッド・モリッシー)がキャサリンのもとを訪れ、町の人々が神のなせる業だと信じている一連の不可解な出来事を解明してくれるよう頼む。その小さな町で起きた、一人の少年の不可解な死。そして事件と同時に真っ赤に染まった川の水。それはまるで旧約聖書に登場する“十の災い”の始まりそのもの。その後も立て続けに起こる“十の災い”に酷似した怪奇現象は科学的説明のつかないものばかり・・・。町中を覆い尽くした恐怖と疑惑は、死んだ少年の妹ローレン(アナソフィア・ロブ)へと向けられ、そして村人たちは信じ始める。『この少女を葬れば、町は救われる』。さらに、キャサリンの古き友である神父(スティーブン・レイ)が発した恐るべき警告。『その少女を殺らなければ、世界は終る』。そして、一連の怪奇現象の謎の真相に近づくにつれ、キャサリンはヘイブンに隠された、恐ろしい真相を知ってしまう・・・。

インシディアス(2010年)

『インシディアス』(原題: Insidious)は、2010年のアメリカ合衆国のホラー映画である。『ソウ』シリーズ1作目にてコンビを組んだジェームズ・ワンとリー・ワネルが再びタッグを組み、さらに『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリが製作を務めている。古い屋敷に引っ越して来たある家族が、その直後から起こり始める不可思議な現象に悩まされる恐怖に迫る。古く老朽化した家に引っ越してきたジョシュら5人の家族。ところがすぐに、屋根裏から不審な音が聞こえたり、物が勝手に動いたりという異変が続出する。そんなある日、小学生の息子ダルトンがハシゴから落ちて昏睡状態に。家族はすぐに引っ越すも、“何者か”の魔の手は家族に迫っており、ダルトンの身体を奪おうとする。


映画『インシディアス』:予告編

ルネ(ローズ・バーン)と夫のジョシュ(パトリック・ウィルソン)は3人の子供たちと共に新居に引っ越してくる。ところが、引越し後間もなく、おかしな現象が起き始める。屋根裏から不審な音、勝手に配置が変わる物、赤ちゃん用のモニターから聞こえてくる謎の声。 そんな時、小学生の息子ダルトン(タイ・シンプスキン)が梯子から落ちて昏睡状態に陥ってしまう。家族はすぐにこの家から引っ越すが、既に見えない“何か”は家でなくジョシュたち家族を狙っていた・・・。 原因不明の昏睡状態のダルトンに医者もお手上げ状態に。霊媒師や牧師まで呼び出しルネとジョシュはあらゆる手を尽くしてみるが、状況は悪化の途をたどるばかりだった。 “何か”は着実に彼ら一家に近づきつつあった。”何か“の狙いとはいったい・・・?

死霊館(2013年)‎

『死霊館』
40年もの間、関係者全員が口を閉ざし続けた戦慄の<実話>『死霊館』

『死霊館』(しりょうかん 原題: The Conjuring)は、2013年制作のアメリカ合衆国のホラー映画で、死霊館シリーズの第1作目となる作品である。1960年以降、アメリカを中心に数々の心霊事件を解決に導いてきた実在の心霊研究家 ウォーレン夫妻。彼らが極秘にしてきた事件を描き、世界中に“真実の恐怖”を叩きつけた『死霊館』。

死霊館シリーズ

  • 死霊館 (2013)
  • 死霊館 エンフィールド事件 (2016)
エンフィールド事件に登場する不気味な修道女の幽霊。
ヴァラクは、エンフィールド事件に登場する不気味な修道女の幽霊。事件を解決するための鍵となる存在。『死霊館のシスター』(2018年)は、悪魔のシスター「ヴァラク」のルーツに迫る前日譚。


映画 『死霊館 エンフィールド事件』本予告

「エンフィールド事件」は、“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”として心霊史に残る悪名高き事件で、人々は“ポルターガイスト”という言葉と、その恐ろしさを知ることとなりました。“極限の恐怖”の舞台はロンドン北部エンフィールド。正体不明の音・不穏な囁き声・人体浮遊など数々の不可解現象に苦しむ少女ジャネットと4人の子を育てるシングルマザーを救うためウォーレン夫妻は再び恐怖の元凶と対峙することとなります。

死霊館シリーズのスピンオフ作品『死霊館のシスター』

『死霊館のシスター』(The Nun)は2018年のアメリカ合衆国のホラー映画。死霊館シリーズのスピンオフ作品で、『死霊館 エンフィールド事件』に登場した悪魔のシスター「ヴァラク」のルーツに迫る前日譚であり、シリーズの時系列では最も古い作品であるため、死霊館・アナベルシリーズでの元凶(悪魔)が明かされる。


映画『死霊館のシスター』本予告【HD】

1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。不可解な点が多いこの事件の真相を探るため、教会はバーク神父とシスターの見習いアイリーンを修道院へ派遣する。二人は事件を調査していくにつれ、この修道院に隠された想像を絶する秘密へとたどりつく。バーク神父とアイリーンは、決して関わってはいけない恐るべき存在“悪魔のシスター”と対峙することになる―。

アナベルシリーズ

アナベルは、悪魔が取り憑いた呪いの人形。実在する呪いの人形。ウォーレン夫妻のオカルト博物館のガラスケースに収納されている。強い呪いを持ち、極めて危険な存在の為、現在も毎週神父が祈祷を施している。

  • アナベル 死霊館の人形 (2014)
  • アナベル 死霊人形の誕生 (2017)
  • アナベル 死霊博物館 (2019)

『アナベル 死霊博物館』(2019年9月20日公開)

『アナベル 死霊博物館』(Annabelle Comes Home)は2019年のアメリカ合衆国のホラー映画。


映画『アナベル 死霊博物館』予告編

<あらすじ>
留守番の夜、少女たちに襲いかかる悪霊の数々――
導くのは、“あの人形”

超常現象研究家ウォーレン夫妻の家に、強烈な呪いを持つ一体の人形が運び込まれた。その人形の名は、アナベル。アナベルは地下の“博物館”で、他の呪われし品々とともに厳重に封印された。

夫妻が仕事で家を空ける、ある日。娘のジュディは年上の少女のメアリー、ダニエラの3人で一夜を過ごすことに。しかし、ダニエラが“警告 決して触るな“と書かれた博物館に勝手に入り込み、アナベルの封印を解いてしまう。それは、少女たちの想像を絶する悪夢のはじまりとなった……。史上最強の呪いの力を持つアナベルが、数々の悪霊たちを呼び覚まし、呪われし品々を従え、少女たちに襲いかかる!

イット・フォローズ(2014年)


『イット・フォローズ』(原題: It Follows)は、2014年のアメリカ合衆国のホラー映画である。

[内容解説]
19歳のジェイは男と一夜をともにするが、その後、男が豹変。縛り付けられたジェイは「“それ”に殺される前に誰かにうつせ」と命令される。
“それ”は人にうつすことができる。
“それ”はうつされた者にしか見えない。
“それ”はゆっくりと歩いて近づいてくる。
“それ”はうつした相手が死んだら自分に戻ってくる。
そして、“それ”に捕まったら必ず死が待っている。
果たしてジェイは、いつ、どこで現れるかわからない“それ”の恐怖から逃げきることが出来るのか―。


少女を狙う見えない存在!『イット・フォローズ』冒頭映像

“それ”はずっとずっと憑いてくる。マイカ・モンロー主演による青春ホラー。ジェイは好意を寄せるヒューから“それ”をうつされ、その日以降、ほかの人には見えないはずのモノが見え始める。捕まると確実に死が待ち受ける“それ”は、時と場所を選ばずに姿を変えて襲って来て…。

クリムゾン・ピーク(2015年)

『クリムゾン・ピーク』(原題: Crimson Peak)は、ギレルモ・デル・トロ監督による2015年のゴシックホラー映画。

ギレルモ・デル・トロ監督は本作を「古典的である一方、現代的でもある」と説明し、ロバート・ワイズの『たたり』、ジャック・クレイトンの『回転』を理想に、彼が鑑賞して育った『オーメン』『エクソシスト』『シャイニング』の伝統を取り入れた作品を目指した。

ジェーン・ドウの解剖(2016年)

『ジェーン・ドウの解剖』(ジェーンドウのかいぼう、The Autopsy of Jane Doe)は、2016年製作のアメリカ合衆国のホラー映画。謎の美女“ジェーン・ドウ”の変死体に解剖のメスを入れる度に、説明のつかない怪奇現象が発生…遺体安置所という閉ざされた空間で逃げ場のない恐怖が始まろうとしていた――


映画「ジェーン・ドウの解剖」予告編

ベテラン検死官トミーは、同じく検死官の息子オースティンと遺体安置所を営んでいる。ある嵐の夜、警察から緊急の依頼が入る。それは、謎の惨殺事件の現場から全裸で見つかった身元不明の美女“ジェーン・ドウ”の死体の検死解剖だった。通常の検死だと思われたが、メスを入れ解剖を進めるにつれ、体内が焼かれ切断されているなど、異常な状態が判明。やがてあり得ない物の数々が体内で見つかり、起こり得ない現象が次々と発生、衝撃と戦慄が走る。外は暴風雨、通信も途絶えていた。隔絶され、閉ざされた空間で、逃げ場のない恐怖が始まる…。

ヘレディタリー/継承(2018年)

アニーの印象的なショット。燃え盛る自分の夫を見て絶叫。
アニー(トニ・コレット)の印象的な顔芸ショット。燃え盛る自分の夫を見て絶叫。

『ヘレディタリー/継承』(原題:Hereditary)は、2018年のアメリカ合衆国の悪魔・悪魔崇拝を題材としたオカルトホラー映画。

悪魔崇拝者たちは、エレン(悪魔ペイモンの崇拝者の核となる人物だったことが判明する)の死後、ペイモンを宿す生贄である「ピーター」にペイモンが宿される瞬間を心待ちにしながら「グラハム家」をずっと監視していた。悪魔崇拝者の祖母であるエレンによる悪魔ペイモンのピーターへの継承(悪魔ペイモンの復活)が主題。劇中のオカルト的な現象は遺伝的な脳の病気が引き起こした精神の崩壊が見せた幻覚ではないか説もある。

グラハム家の祖母・エレンが亡くなった。娘のアニーは夫・スティーブン、高校生の息子・ピーター、そして人付き合いが苦手な娘・チャーリーと共に家族を亡くした哀しみを乗り越えようとする。自分たちがエレンから忌まわしい“何か”を受け継いでいたことに気づかぬまま…。やがて奇妙な出来事がグラハム家に頻発。不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声がする、暗闇に誰かの気配がする…。祖母に溺愛されていたチャーリーは、彼女が遺した“何か”を感じているのか、不気味な表情で虚空を見つめ、次第に異常な行動を取り始める。まるで狂ったかのように…。そして最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が一家を襲う。“受け継いだら死ぬ” 祖母が家族に遺したものは一体何なのか?

本物の幽霊が写り込んでると話題になった。
本物の幽霊が写り込んでいると話題になった。

映画『へレディタリー 継承』に「本物の幽霊」が映りこんでいると一部界隈では、話題になった。アニーがピーターの背後を飛び去っていく演出がある。おそらくはその部分を指して「本物の幽霊」と言われているのだろう。

関連項目・関連リンク

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