ヘルハウス(1973年)

『ヘルハウス』(原題:The Legend of Hell House)は、1973年制作のイギリスのホラー映画。悪霊が支配する大邸宅に乗り込んだ物理学者と霊媒師ら男女4人のチームが、悪霊と対決を繰り広げる。


「The Legend of Hell House」Trailer

パメラ・フランクリンが演じる女霊媒師のフローレンス・タナーの交霊術。交霊中、彼女の両手の指先から心霊体が糸の様に出てくる。フローレンスは、心霊術を使って男の霊を呼び寄せる、そして霊は「何しに来たんだ」「出て行かないと殺すぞ」とフローレンスの口を通して叫ぶ。
パメラ・フランクリンが演じる女霊媒師のフローレンス・タナーの交霊術。交霊中、彼女の両手の指先から心霊体が糸の様に出てくる。フローレンスは、心霊術を使って男の霊を呼び寄せる、そして霊は「何しに来たんだ」「出て行かないと殺すぞ」とフローレンスの口を通して叫ぶ。

<ストーリー>
極悪非道の限りを尽くし、27人もの惨殺死体を出して姿を消してしまったべラスコの屋敷で次々と起こる奇怪な現象。物理学者と霊媒師ら4人のチームがこの館の調査に乗り出す。やがて一行を次々と襲い始めるポルターガイスト現象。若い女性霊媒師フロレンスは、霊を解放するため、べラスコの息子の霊に身を任せようとするが……。

魔鬼雨(1975年)

魔鬼雨(原題:The Devil’s Rain)は、1975年制作のアメリカ合衆国のオカルトホラー映画。悪魔の血判書を所有するがために邪教の集団に呪われる一家の恐怖を描いたオカルト映画。悪魔崇拝のカルト集団を描いた。クライマックスで人間を溶かす魔鬼雨の描写はさすがにグロテスクさ満開で、適度な衝撃を与えることに成功している。


魔鬼雨(原題:The Devil’s Rain)予告編

「人間が溶ける」トラウマ必至の怪奇映像の強烈なインパクトによって、未だに語り継がれるカルト作品となっている。悪魔教徒を罰する魔鬼雨が降ってきて、彼らがドロドロに溶けていくシーンは公開当時話題になった。信者たちの頭や指先から溶け始め、呻きながらアメーバのようになっていく姿はおぞましい。

キャリー(1976年)

青春ホラー映画の傑作として今も語り継がれている「キャリー」(1976年)キャリーが鮮血を浴びて真っ白いドレスが真っ赤に染まるシーンは、ホラー史に残る伝説のトラウマシーン・本作の象徴的な名場面として名高い。
青春ホラー映画の傑作として今も語り継がれている「キャリー」(1976年)。キャリーが鮮血(豚の血)を浴びて真っ白いドレスが真っ赤に染まるシーンは、ホラー史に残る伝説のトラウマシーン・本作の象徴的な名場面として名高い。

『キャリー』(原題: Carrie)は、1976年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。スティーヴン・キングの同名小説を映画化した作品。超能力をもった少女キャリーが引き起こす惨劇を描いた青春オカルトホラー。念動力を持つ内気な女子高生キャリーが、同級生たちの執拗ないじめに耐えかねて、最後には怒りとともに力を爆発させる。

プロムでひどい目に遭ったいじめられっ子のキャリーが、隠された念動力を大爆発させる。分割画面などの過剰な演出でクライマックスシーンをいっそう盛り上げる。
プロムでひどい目に遭ったいじめられっ子のキャリーが、隠された念動力を大爆発させる。分割画面などの過剰な演出でクライマックスシーンをいっそう盛り上げる。

キャリーは、悲しみと怒りの極限となり、秘めていた超能力を解放し、プロムの参加者の大多数を殺害、街に破壊と恐怖をもたらす。凝ったカメラワーク、スローモーションや分割画面を駆使したクライマックスのすさまじさは今も語り草になっている。

プロム会場内の至る所が破壊され、会場全体が阿鼻叫喚の恐怖のどん底へと叩き落される。分割画面によって、絶望感・悲壮感、終末感は高まった。
プロム会場内の至る所が破壊され、会場全体が阿鼻叫喚の恐怖のどん底へと叩き落される。分割画面によって、絶望感・悲壮感、終末感は高まった。

『キャリー』(1976年)の衝撃のラスト・恐怖映画のドッキリ演出・エンド

『キャリー』(1976年)の衝撃のラストは有名。
『キャリー』(1976年)の衝撃のラストは有名。

キャリーの血塗られた手が墓場から飛び出して・・・観客を永遠に醒めない悪夢に引きずり込んだ。後日、生き残ったスーは、キャリーの自宅跡地に出向く。スーが花を手向け弔おうとしたとき、突如地面から手が伸びて彼女の腕を掴む。そんな夢かパニックを起こしながら目覚めたスーは、なだめようとする母親の腕の中で泣き叫ぶのであった。キャリーの衝撃のラストの手法は、13日の金曜日(1980年)などに模倣されるなど、その後のホラー映画の定番となるなど多大な影響を与えた。

『キャリー』(1976年)の衝撃のラスト、突然、墓場から手が出てくる・・・
『キャリー』(1976年)の衝撃のラスト、突然、墓場から手が出てくる・・・ドッキリ演出
ジョーズなどの有名なショッキングシーンもそうだが、完全に観客が油断しているときの不意打ち(唐突・突然)の恐怖展開は恐ろしい。『キャリー』の衝撃のラストのような演出は、心臓に悪い。
ジョーズなどの有名なショッキングシーンもそうだが、完全に観客が油断しているときの不意打ち(唐突・突然)の恐怖展開は恐ろしい。『キャリー』の衝撃のラストのような演出は、心臓に悪い。場内が湧いた。

『キャリー』(1976年)のラストも、あまりの衝撃から名シーンとして今もなお語り継がれている。劇場では多くの観客が座席からとび跳ねた。ラスト直前までが、あの惨劇から明けて穏やかな曲が流れホッとするシーンであり、みんなが完全に油断していた。不意打ちを食らった心臓に悪い驚きのドッキリ演出。

観客に大きな衝撃を与えたスプラッター映画の金字塔『13日の金曜日』の衝撃のラストは、『キャリー』のラストの手法のパクリと言える。
観客に大きな衝撃を与えたスプラッター映画の金字塔『13日の金曜日』の衝撃のラストは、『キャリー』のラストの手法のパクリと言えるドッキリ演出。

スプラッター映画の金字塔『13日の金曜日』では、ラスト、惨劇が終わり湖畔のボートでうなだれるヒロインを、死んでいるはずのジェイソン少年が水中に引き入れるシーンが、観客に大きな衝撃を与えた。あれは、この『キャリー』の衝撃のラストの演出手法をパクッて成功した有名なシーンといえる。

オーメン(1976年)

悪魔の子ダミアンがもたらす恐怖を描いた「オーメン」(1976年)
悪魔の子ダミアンがもたらす恐怖を描いた「オーメン」(1976年)

『オーメン』(The Omen)は、1976年に製作されたアメリカ合衆国のオカルト映画作品。6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。エクソシストとともに70年代のオカルト映画ブームを牽引した大ヒット作。


オーメンの恐怖音楽/サウンドトラックは大ヒット!悪魔の讃美歌といえる重々しい合唱が印象的であり、後続の悪魔が登場する映画の基本スタイルとして踏襲されることが多くなった。

ホラー史に残る伝説のスプラッター(人体破壊・切株)シーン「ガラスで首を切断」

真相を探ろうとしていたカメラマンの首をガラスで切断するなど、悪魔の子「ダミアン」の悪行は加速していった。この芸術性の高い首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。
真相を探ろうとしていたカメラマンの首をガラスで切断するなど、悪魔の子「ダミアン」の悪行は加速していった。この芸術性の高い首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。ホラー史に残る有名な首チョンパ。
悪魔に殺害されていくシーンは、どれも視覚的なインパクトが強い、一度見たら忘れられないものばかり。首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。生々しく、痛々しい。
悪魔に殺害されていくシーンは、どれも視覚的なインパクトが強い、一度見たら忘れられないものばかり。首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。生々しく、痛々しい。
ホラー史に残る「オーメン」(1976年)の伝説の首チョンパ。オーメンの最大の見せ場のスプラッター描写。
ホラー史に残る「オーメン」(1976年)の伝説の首チョンパ。首が飛ぶ。オーメンの最大の「見せ場」のスプラッター描写。この首が切れるシーンはとにかく衝撃的だった。
教会の避雷針が折れて、真相を掴んだ神父を直撃した。悪魔に殺害されていくシーンは視覚的なインパクトが高い印象深いものだった。
教会の避雷針が折れて、真相を掴んだ神父を直撃した。伝説の串刺しシーン。悪魔に殺害されていくシーンは視覚的なインパクトが高い印象深いものだった。

オカルト映画「オーメン」(1976年) 衝撃的な死亡シーン映像集
ダミアンの誕生日パーティで出席者の面前に屋根から飛び降りて首を吊る宙吊りのメイド、トラックに積んであったガラス板で首を切断される記者、暴風雨の中で落ちてきた教会の避雷針に串刺しの神父など、悪魔の子ダミアンによって、次々と巻き起こる奇怪な殺人は、どれも衝撃的でトラウマを植え付けた。
衝撃のラスト。ソーン夫妻の葬儀にて、大統領に引き取られたダミアンが墓前で微笑む。人類を滅ぼすために送られて来た悪魔の子・ダミアンの勝利で終わる。
衝撃のラスト。ソーン夫妻の葬儀にて、大統領に引き取られたダミアンが墓前で微笑む。人類を滅ぼすために送られて来た悪魔の子・ダミアンの勝利で終わる。終末感漂う後味の悪いバッドエンド。

センチネル(1977年)

本物のフリークス(本物の奇形者や障害者)が登場している倫理的な問題のため、長らく封印されていた伝説のオカルト映画「センチネル」 (1977年)
本物のフリークス(本物の奇形者や障害者)が登場している倫理的な問題のため、長らく封印されていた伝説のオカルト映画「センチネル」 (1977年)

センチネルは、1977年のアメリカのオカルト・ホラー映画。地獄(悪魔)の見張り番を定めとされた女性の末路を描く。伝説のオカルト・ホラー大作、ついに封印解除。特殊メイクアップの重鎮ディック・スミスによる戦慄のショック描写と本物のフリークス(本物の奇形者や障害者)大挙登場の伝説のクライマックス・シーンは圧巻。

映画のクライマックスは、センチネル(悪魔の見張り役)になる前にアリスンを殺そうとチャーリーが大人数の悪魔を引き連れてくるシーン。悪魔として本物のフリークス(本物の奇形者や障害者)が登場しているために問題視された。
映画のクライマックスは、センチネル(悪魔の見張り役)になる前にアリスンを殺そうとチャーリーが大人数の悪魔を引き連れてくるシーン。悪魔として本物のフリークス(本物の奇形者や障害者)が登場しているために問題視された。

長らくDVD化されなかった理由の一つとして、クライマックスにおいて本物のフリークス(本物の奇形者や障害者)が登場していることがあげられる。本作の場合、フリークスの扱いが、地獄の門から這い出た異形の魑魅魍魎とした不気味な悪魔として登場しているという点も(差別的として)非難され、大きく問題視された。また当時のメジャー映画としては異例とも思えるほどの過激な性描写や暴力描写や、残酷描写の数々が含まれる。

サスペリア(1977年)

サスペリア(1977年)は、「決してひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズで、日本でも大ヒットを記録したオカルト・サスペンス・ホラー。美少女スージー・バニヨン(演:ジェシカ・ハーパー)が踏み込んでしまった美しく彩られた恐怖の世界。鋭い洞察力で秘密の扉を発見し、魔女の会合を目にする。
サスペリア(1977年)は、「決してひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズで、日本でも大ヒットを記録したオカルト・サスペンス・ホラー。美少女スージー・バニヨン(演:ジェシカ・ハーパー)が踏み込んでしまった美しく彩られた恐怖の世界。鋭い洞察力で秘密の扉を発見し、魔女の会合を目にする。

サスペリア』(Suspiria)は、1977年制作のイタリアのホラー映画。ダリオ・アルジェント監督。現代社会に潜む魔女を描いたゴシックホラー映画の金字塔。映画音楽で知られるイタリアのプログレッシブ・ロック・バンドの「ゴブリン」(Goblin)が奏でる恐怖の音楽が音響立体移動装置(サーカム・サウンド・システム)により増幅され一世を風靡した。ドイツのバレエ名門校に入学した若い娘を襲う恐怖を描き、大ヒットした。日本でも「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズと、あまりにも激烈な恐怖・残酷表現の為、1000万円のショック保険をつけ大ヒットした。

残酷美を極めた殺人描写が『サスペリア』の最大の見せ場のひとつ

魔女の仕業で、パット・ヒングル(演:エヴァ・アクセン)は、何度もナイフで胸部を刺され、天井のステンドグラスをぶち破って首吊りされる有名なショックシーン。
魔女の仕業で、パット・ヒングル(演:エヴァ・アクセン)は、何度も何度もナイフで執拗に胸部を刺され、天井のステンドグラスをぶち破って首吊りされる有名なショックシーン。殺害シーンは、残酷かつ視覚的インパクト抜群。加えてまるで死体アートのような耽美的な美しさ。残酷美を極めた人体破壊描写は最大の見せ場となっている。
パットの足元に滴り落ちるおびただしい量の鮮血。この床にできた鮮血が描いているのは、箒に乗った魔女の姿。鮮血が描く魔女の姿は、邪悪な魔女の呪いによって、パットは殺されたことを示している。
パットの足元に滴り落ちるおびただしい量の鮮血。この床にできた鮮血が描いているのは、箒に乗った魔女の姿。鮮血が描く魔女の姿は、邪悪な魔女の呪いによって、パットは殺されたことを示している。
パットの悲鳴を聞きつけて駆けつけた友人も、落ちてきたガラスの破片が刺さり不運にも惨死の道連れとなってしまった。ガラス片が顔面に突き刺さり、ポールで串刺しになって凄惨すぎる美少女の死体。魔女の残忍性を象徴している。
パットの悲鳴を聞きつけて駆けつけた友人も、落ちてきたガラスの破片が刺さり不運にも惨死の道連れとなってしまった。ガラス片が顔面に深々と突き刺さり、腹部にはポールが串刺しになっている凄惨すぎる美少女の死体。魔女の残忍性を象徴している。
パットの悲鳴を聞きつけて駆けつけた友人も、不運な惨死の道づれとなって鮮血に染まった。
パットの悲鳴を聞きつけて駆けつけた友人も、不運な惨死の道づれとなって鮮血に染まった。ステンドグラスの破片が頭に突き刺さった殺人描写。一度見たら一生忘れられない痛々しいトラウマを刻み込んだ。
魔女の仕業で、盲目のピアニストが盲導犬にかみ殺されるという異変が起きた。
魔女の仕業で、盲目のピアニストのダニエル(演:フラヴィオ・ブッチ)がいつもは大人しく忠実な盲導犬にかみ殺されるという異変が起きた。クラスメイトが失踪するなど様々な怪異にみまわれる。
ワイヤーの中に飛び込み身動きが取れなくなっていくサラ(演:ステファニア・カッシーニ)。もがけばもがくほどにワイヤーが体に食い込む痛々しい演出。
ワイヤーの中に飛び込み身動きが取れなくなっていくサラ(演:ステファニア・カッシーニ)。もがけばもがくほどにワイヤーが体に食い込む痛々しい演出。喉を引き裂かれて死亡した。エレナの黒魔術によってサラは、死んでもおぞましい姿でスージーに襲い掛かる。

本物の幽霊が映っていると話題になったシーン

最初にスージーがタクシーに乗り、運転手に行き先を伝えるシーンで、タクシー運転手の後頭部に「叫ぶような青い顔」が映る。日本では当時本物の幽霊が映っていると話題となったが、ダリオ・アルジェント監督本人が意図的に演出したものである。
最初にスージーがタクシーに乗り、運転手に行き先を伝えるシーンで、タクシー運転手の後頭部に「叫ぶような青い顔」が映る。日本では当時本物の幽霊が映っていると話題となったが、ダリオ・アルジェント監督本人が意図的に演出したものである。


ダリオ・アルジェント監督『サスペリア 4Kレストア版』劇場予告篇

バレリーナ志望のスージーは、ドイツにあるバレエの名門校に入学するためにニューヨークからやって来た。入学直後から厳しいレッスンが始まる中、スージーは体調に異変が起きて倒れたり、友人になったサラとともに怪しいうめき声や足音を聞くなど、異常な事態に巻き込まれるようになる・・・。魔女の異常さを最大限に盛り上げるのがゴブリンの音楽。魔女が囁くようなコーラスはとても恐ろしい。

「青いアイリス」が魔女たちが集う「隠し部屋」に通じる「秘密の扉」の鍵だった

応接室には、魔女たちが夜な夜な集う隠し部屋へ通じる秘密の扉があった。
アールヌーボー調の応接室には、魔女たちが夜な夜な集う「隠し部屋」へ通じる「秘密の扉」があった。いったいどこに「秘密の扉」があるのか?
パットの謎の叫び「秘密のドア、アイリス、青いの……。」(アイリスが3つ。青いのを回すのよ……。)
魔女の秘密を知りすぎて殺されたパットの謎の叫び「秘密のドア、アイリス、青いの……。」(「秘密のドアがある。アイリスが3つあるから、青いのを回すのよ」)をスージーは思い出す。応接間にある鏡に「青いアイリス」が映っていることに気が付くスージー。鏡に重要なヒントや鍵となる要素が写り込む映像トリックは、『サスペリアPART2』のオマージュだろう。また「サスペリア」のモチーフ・ネタのひとつである「白雪姫」の「真実を告げる鏡」のオマージュでもあるだろう。見事な演出。
青いアイリスを回すと秘密のドアが開く。奥の部屋では教師たちがスージーを呪う儀式をしている。
青いアイリスを回すと秘密のドアが開く。奥の部屋では教師たちがスージーを呪う儀式をしている。

諸悪の根源である「エレナ・マルコス」(溜息の母)との戦い

スージーは、別の部屋に逃げ込む。そこには長老のエレナ・マルコス(溜息の母)がカーテン越しのベッドにいた。
スージーは、別の部屋に逃げ込む。そこには長老のエレナ・マルコス(溜息の母)がカーテン越しのベッドにいた。
スージーは、意を決してカーテンを開けたが、そこには誰もいなかった。姿が見えないエレナの嘲笑と共に突然、サラの死体が動きだし、スージーに向かって襲い掛かってきた。絶体絶命のピンチ。サラはエレナの黒魔術で操られたゾンビ状態だった。
スージーは、意を決してカーテンを開けたが、そこには誰もいなかった。姿が見えないエレナの嘲笑と共に突然、サラの死体が動きだし、スージーに向かって襲い掛かってきた。絶体絶命のピンチ。サラはエレナの黒魔術で操られたゾンビ状態だった。
雷の光がエレナ・マルコスの透明な身体を光で浮かび上がらせた。
雷の光がエレナ・マルコスの透明な身体を光で浮かび上がらせた。神が与えてくれたチャンス。スージーは、彼女こそが諸悪の根源・ラスボスと判断した。
スージーは全力を振り絞り、クリスタル(水晶)製の孔雀の置物の羽根を取って、エレナ・マルコスの喉を突き刺す。
チャンスを逃さないスージーは全力を振り絞り、クリスタル(水晶)製の孔雀の置物の羽根を取って、エレナ・マルコスの喉を突き刺す。
クリスタル(水晶)はパワーストーン業界的には、浄化・魔除けの効果があるという。さすがの魔女エレナもただでは済まなかった。
クリスタル(水晶)はパワーストーン業界的には、浄化・魔除けの効果があるという。さすがの魔女エレナもただでは済まなかった。油断のし過ぎであった。
とうとう魔女エレナの素顔が現れる。
とうとう魔女エレナの素顔が現れる。
エレナ・マルコス(溜息の母)の衝撃的な素顔。あまりにも不気味でおぞましい。
エレナ・マルコス(溜息の母)の衝撃的な素顔。あまりにも不気味でおぞましい。かなりの衝撃的なショックシーンになっている。
魔女エレナ・マルコスの死とともに館が崩れはじめる。
魔女エレナ・マルコスの死とともに魔女たちの恐怖の館が崩れはじめる。
教師たちも阿鼻叫喚の様子だ。
教師たちも阿鼻叫喚の様子だ。バレエ学院の建物は倒壊していく。逃げるスージー。
やっとのことで館の外に逃げ出したスージー。激しい雨のなか、スージーは笑みを浮かべた。
やっとのことで館の外に逃げ出したスージー。彼女が外に出た後、建物は火を噴き大火災に。激しい雨のなか、魔女を倒したスージーは笑みを浮かべた。スージーの最後の微笑は何を意味しているだろうか?

オードリー・ローズ(1977年)

オードリー・ローズ(1977年)は、我が子が実は11年前に死んだ少女の生まれかわりではないか、という輪廻転生(リーインカーネーション)をテーマにした心霊サスペンス映画。
オードリー・ローズ(1977年)は、我が子が実は11年前に死んだ少女の生まれかわりではないか、という輪廻転生(リーインカーネーション)をテーマにした心霊サスペンス映画。

『オードリー・ローズ』(原題:Audrey Rose)は、1977年制作の輪廻転生(リーインカーネーション)をテーマにしたアメリカ合衆国のホラー映画。

自分の娘がかつて交通事故で死んだ少女の生まれ変わりだと知らされた両親が、少女の霊に苦しめられる心霊サスペンス映画。

<ストーリー>
ある日突然、ニューヨークの広告代理店に勤めるビルと妻ジャニスのもとに、霊魂不滅を確信するフーバーが現れる。フーバーによれば、11年前のある日、5 歳になる娘のオードリー・ローズが母親もろとも自動車事故で惨死したにもかかわらず、なぜかその魂が再生して、テンプルトン家の一人娘アイビーに乗り移っていると言うのだ。むろん、狂気じみたフーバーの話をテンプルトン夫妻が信じるわけがなく、彼がアイビーに近づくことを拒む。やがて11歳を迎えたアイビーは、原因不明の高熱に幾度となくうなされるようになる……。アイビーの身にいったい何が起こったのか? フーバーの娘オードリー・ローズとの関連は?

家(1976年)

ひと夏の予定で借りた白亜の豪邸で起こる不可解な現象を描いた「家」(1976)。高校教師一家が貸別荘を訪れる。だがその家は彼らに対して……。
ひと夏の予定で借りた白亜の豪邸で起こる不可解な現象を描いた「家」(1976)。高校教師一家が貸別荘を訪れる。だがその家は彼らに対して……。

『家』(原題:Burnt Offerings)は、1976年制作のアメリカ合衆国のホラー映画。悪霊に取り憑かれた家を描いた。別荘を舞台に怪現象に襲われる家族が体験する恐怖を描く。

高校教師一家が、夏休みに格安の貸別荘で休暇を過ごすことになった。条件は家主の老母に毎日食事を作ることであったが、別荘の二階に閉じこもった老女は顔を見せようとはしない。ある日、老女のオルゴールをふとしたはずみで妻が開けた時から、怪現象が家族を襲い始める。豪華キャストのオカルト映画。

悪魔の棲む家(1979年)

実際にあったニューヨーク郊外での怪奇現象を描いたオカルト映画「悪魔の棲む家」(1979年)
実際にあったニューヨーク郊外での怪奇現象を描いたオカルト映画「悪魔の棲む家」(1979年)

『悪魔の棲む家』(The Amityville Horror)は、1974年にロングアイランドのアミティヴィルで起きたと言われる超常現象を題材にしたジェイ・アンソン著のベストセラー『アミティヴィルの恐怖』を映画化した1979年のアメリカ合衆国のホラー映画。

オカルト映画ブームに乗って、変種のオカルト映画も盛り上がる

悪魔の追跡(1975年)

バカンス中に偶然、邪教集団の儀式を目撃してしまった二組の夫婦に、正体不明の襲撃が始まった。カー・チェイスを主軸にした、小品ながらなかなか楽しめるB級オカルトホラー映画。
バカンス中に偶然、邪教集団の儀式を目撃してしまった二組の夫婦に、正体不明の襲撃が始まった。カー・チェイスを主軸にした、小品ながらなかなか楽しめるB級オカルトホラー映画。

『悪魔の追跡』(あくまのついせき、原題:Race with the Devil)は、1975年制作のアメリカ映画。オカルトとカーチェイスを融合させた恐怖がノンストップで襲う傑作。最後には驚きの結末が。

1970年代に到来したオカルト映画ブームの潮流に乗って制作された作品。『オーメン』や『エクソシスト』のようなおどろおどろしいスプラッター映画の描写はないが、オカルト・スリラーをベースにしてカーアクションや銃撃戦を織り込んだ、ロードムービー的雰囲気も醸しだしているB級映画である。カーチェイス&銃撃戦が炸裂する過激アクション・ホラー!

<ストーリー>
キャンピングカーでスキー場をめざしていたロジャーたち2組の夫婦は、旅の途上で邪教集団の儀式殺人を目撃してしまう。彼らは警察に通報するが、保安官は殺人の証拠はないと捜査を打ち切る!実は邪教集団の力はすでに街中に及んでいた!次々に襲い掛かる邪教集団の魔の手!愛する者を守り、無事、逃げ切るためロジャーたちは銃を手に戦いを決意する!

ザ・カー(1977年)

中西部の田舎町に突然出現した黒塗りの車は無差別に殺人を繰り返す。ザ・カー (1977年)は、オカルト・ブーム末期に登場した変種ホラーで“陸のジョーズ”を狙った造り。道路封鎖したパトカーを横転して叩き潰すシーンが最大の見もの。
中西部の田舎町に突然出現した黒塗りの車は無差別に殺人を繰り返す。ザ・カー (1977年)は、オカルト・ブーム末期に登場した変種ホラーで“陸のジョーズ”を狙った造り。道路封鎖したパトカーを横転して叩き潰すシーンが最大の見もの。

ザ・カー(原題:The Car)は1977年、ユニバーサル・ピクチャーズ制作の映画。悪魔が取り憑いた車が人々を襲う。自動車とホラーを結びつけた史上初めての映画である。この作品以降、「自動車ホラー」として、「クリスティーン」(1983年)、「地獄のデビルトラック」(1986年)、「処刑ライダー」(1986年)などが作られた。

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