昭和仮面ライダーシリーズの過激なトラウマシーンをまとめた一覧。初期の仮面ライダーシリーズは、ホラー映画や怪奇ドラマのような猟奇的で陰惨な殺害シーンや恐怖の残酷描写が満載でトラウマシーンの宝庫になっています。現代の地上波放送の子供枠では放送がとうてい無理な猟奇的な残酷描写も多数含んでいます。
仮面ライダー
仮面ライダー 第01話[公式](仮面ライダー50周年記念)
【昭和・平成・令和】仮面ライダーシリーズ(第1話)無料配信中!
本郷猛は改造手術を施されてしまう。
悪の秘密結社・ショッカーに拉致された「本郷猛」はバッタの能力を持つ改造人間(仮面ライダー1号)にされてしまう。
ショッカーのアジトに拉致されてしまった本郷猛は改造手術を施されてしまう。脳改造手術の直前、ショッカーに捕えられていた緑川博士の機転により脱出に成功する(『仮面ライダー』第1話「怪奇蜘蛛男」(1971年4月3日)より)。
優秀な科学者にしてオートレーサーの大学生・本郷猛(ほんごう たけし)は、世界征服を企てる悪の秘密結社・ショッカーに捕われてしまう。本郷の能力に着目していたショッカーは、アジトで1週間かけて彼をバッタの能力を持つ改造人間に改造した。
ショッカー首領「我々が求めている人間は、知能指数600、スポーツ万能の男。君は選ばれた栄光の青年だ。」
ショッカー首領「遅いのだ、本郷。君の意志に関わらず、君はショッカーの一員にほぼなってしまっているのだ。君が意識を失って既に1週間。その間に、ショッカーの科学グループは君の肉体に改造を施した。君は今や改造人間なのだ。改造人間が世界を動かし、その改造人間を支配するのが、私だ。世界は私の意のままになる。」
本郷猛(ほんごう たけし)は、ショッカーに目を付けられ、バッタの能力を持った改造人間にされてしまった。だが脳改造寸前に恩師・緑川博士の手引きで脱出し、親から貰った体を奪い去られ異形の怪物にされた悲しみを乗り越えて、ショッカーと戦うことを誓った。本郷猛(ほんごう たけし)は、ショッカー首領の「君は今や改造人間なのだ!」という言葉にどん底に突き落とされる。
ショッカーの怪人による殺人描写 / 現代では放送できないトラウマ必至の残酷な殺人描写が多い。かなりグロい。
初期の仮面ライダーシリーズは、「怪奇アクションドラマ」というダークでシリアスな作風であったため、現代の明るい特撮ヒーロー番組とは異なり、ホラー映画や恐怖映画のような猟奇的で陰惨な殺害シーンや恐怖の残酷描写が満載だった。
蜘蛛男に殺される緑川博士(第1話)
緑川ルリ子の父親の緑川博士は、ショッカーに拉致され、改造人間開発の研究に携わっていた。脳改造直前の本郷を助け出した。
追いかけてきた蜘蛛男に蜘蛛の糸を絡まれ死亡。死体は泡となって消滅した。
初期の怪奇アクションドラマ路線の仮面ライダーは、死体が解けて消滅するグロい描写が非常に多い。緑川ルリ子の父親の緑川博士の死体は泡となって消滅…。
初期の仮面ライダーは、驚くほど死体が解けて消滅するグロい描写に凝っていた。
緑川ルリ子は、第1話で緑川博士が蜘蛛男に殺害されるのを目撃するが、博士を助けようとした本郷が近くにいたため、「本郷が緑川博士を絞殺した」と思い込み、本郷を父の仇として付け狙うようになる。
ライダーキックを食らい敗れた蜘蛛男も泡になって溶けて消滅した。
蝙蝠男(人間蝙蝠)によって吸血鬼化されるマンションの住人達とヒロインの緑川ルリ子(第2話) / 特撮史に残るトラウマ必至の恐怖映像。
仮面ライダー 第02話[公式](仮面ライダー50周年記念)
怖すぎるトラウマキャラの蝙蝠男
蝙蝠男(人間蝙蝠)は、人間の首筋に噛みつき、吸血行為をするのと同時に、牙に仕込まれた“新種のビィールス”を感染させ、感染した人間を体から発する超音波を使い自在に操ることができ、自身に危険が及ぶと自己催眠で深い眠りにつき、その身を守るのと同時に情報漏えいを防ぐことができる能力を持つ。
怪奇アクションドラマ路線だったため、視聴者を震え上がらせる、怖すぎるホラー演出になっている。
山野美穂が居住していたマンション内は、ショッカーの新型ビールスの実験場と化していた。このビールスに感染した人々は吸血鬼化し、ショッカーの僕となり、他の人を襲って仲間の吸血鬼を増やしていく。まるで吸血鬼ドラキュラやゾンビ映画のような怖さ。
ヒロインの緑川ルリ子は、蝙蝠男に噛みつかれる。これを現代の地上波の子供向き枠で放送したら苦情の電話が鳴りやまないだろう。放送当時はブラウン管テレビ時代であり、暗いぼやけた画面であったため、怖さはさらに倍増。
この時、ルリ子は、ショッカー首領から「貴様の父親・緑川博士は我々ショッカーを裏切ったため、殺したのだ」と真実を聞かされた。これによって本郷に対する誤解は解けた。蝙蝠男のビールスを感染させられたルリ子。ヒロインピンチ。かなりのリョナ・シーンと言えそうだ。
蝙蝠男が倒され血清を打たれて助かった後、ルリ子は、本郷に謝罪をする。それ以降、本郷の協力者としてショッカーに立ち向かっていく。ライダー投げを食らった蝙蝠男の最期。血しぶきが舞い上がる。尋常ではない量の血液。ここまでやっていた。さすが70年代初期の昭和特撮ならではの過激なスプラッター描写。
改造人間本郷猛のショッカーとの孤独な戦いは続く。
さそり男は人間を溶かす毒を吹き出す人喰いさそりを操る(第3話) / 毒を食らうと体が解けて死亡する。完全にホラー映画レベルのトラウマ描写。
さそり男(さそり人間)は、尾から人体を溶かす毒液を噴射する人喰いサソリを操る。あまりにもヤバすぎる。
さそり男は、性能テストとしてショッカーの強制労働者たちを人喰いサソリで殺害した。人喰いサソリから噴射される人体を溶かす毒液を浴びる強制労働者たち。
なんと、ショッカーの強制労働者たちの人体が溶けていく…。恐ろしくグロい描写。初期の仮面ライダーは、恐怖映画のようにホラーテイスト、猟奇的な怪奇色が強かった。
ショッカーの強制労働者たちが、人体が溶けて消えてなくなり、赤い液体になってしまう。あまりにもグロい。現代の地上波では放送不可能な猟奇的なホラー展開。
本郷に敗れた早瀬五郎・さそり男の壮絶な最期。気持ち悪すぎる…。完全にホラー映画レベルの人体破壊描写。最後はライダーシザースで岩に叩きつけられ、赤い液体となって消滅する。
サラセニアンに拉致された宮下雪江さんの人体実験(未遂)(第4話)
人喰いサラセニアン(サラセニア人間)は、人体実験用の人材として、宮下雪江をショッカーの秘密基地へ拉致する。
雪江は、人体実験の生贄に…。大ピンチ。
間に合った。本郷が助けに来てくれたので未遂で済んだ。
サラセニアンはショッカーの掟により戦闘員N0.3を捕食する / ホラーテイストの戦闘員の処刑方法
姉、雪江をさらわれた健二の為に、オランジェリーで起こった失踪事件を調べていた本郷により配下である戦闘員N0.3が捕えられ、捕虜になってしまったという報告をうける。ショッカーの掟により、このマヌケを始末するように首領から命令を受け、緑川ルリ子の部屋へ侵入、命令通りに戦闘員を処刑する。
サラセニアンは、人間を体に押し付けることで、押し付けられた人間を溶かして吸収し、捕食してしまうことが出来る。
サラセニアンの次の標的は、ルリ子さんたちだ。初期の仮面ライダーは、「ヒロインピンチ」(リョナ)のシーンが多い。
コブラ男が溶解ガスの実験をショッカーの戦闘員を使って行う(第9話)
右腕のコブラアームはコブラの形をしており、5メートルまで伸ばして攻撃することもできる。また、口に牙を装着することにより、牙のA物質と耳のB物質が合わさって右腕の口からあらゆる物質を溶解するガスを吐けるようになる。
あらゆる物質を溶解するガスを吐く右腕のコブラアーム
戦力外通告されていたショッカーの戦闘員でテストすると見事に人体は溶けてしまった。ショッカーの戦闘員はあまりにも過酷な労働を強いられている。
コブラ男の火炎でショッカーの科学者の綾小路律子が焼き尽くされる(第10話)
ショッカーの科学者である綾小路律子は、ショッカー首領からは用済みと判断され、改造コブラ男(再生コブラ男)の火炎で返り討ちにされる。最後は業火の中、骨一つ残さず焼き尽くされるという無残な最期を遂げた。
ショッカー大首領「綾小路律子、お前の役目は終わった。死んでもらう」
改造コブラ男は、ショッカー大首領の命で綾小路を処刑する。
綾小路律子は、完全に焼き尽くされてしまった。全く容赦ない。幹部であっても用済みだと消されてしまう。初期の仮面ライダーは、このようなホラー映画級の恐怖の残酷描写が満載だった。
『仮面ライダー』第79話「地獄大使!!恐怖の正体?」 / 地獄大使のギロチン処刑
「首領!?これはどういう事なのです!」
ガラガランダからの報告で今回の毒水道作戦を仮面ライダーにリークした造反者がいる。 そしたら、この作戦を知っているのはボスと最高幹部の地獄大使だけ。 これでリークしたとすれば、地獄大使しかいない。
「違う!私じゃない!首領!!!」
首領「 死刑執行まで監禁しておくのだ」これよりショッカー元幹部 地獄大使の死刑を執り行う。「本郷くん、好敵手である君が私の死刑執行に立ち会ってくれて有難く思う。ありがとう。」
ギロチンで斬首する死刑
死刑執行!!
あわや斬首の瞬間に爆薬と発煙筒を滝が放り込み会場は大騒ぎに。どさくさに紛れて、本郷猛は地獄大使を救い出す。ライダー隊本部に保護された地獄大使。「信頼無くして何が世界征服だ!ショッカーに嫌気が差した」
「鳩は蛇を怖がる、それもただの蛇ではない。ガラガラヘビの音」「なんだと?すると貴様!?」
ショッカー最高幹部 地獄大使! その実体は、ガラガランダ。
「敵を欺くからにはまず味方からだ!」
砂塵逆巻き、現れたのは地獄大使。 「地獄大使、これまた一体どういう訳だ」と驚く本郷。
「その訳はあれだ!」
砂丘に埋められたライダーチームの面々。
砂丘に埋められていたライダーチームのみんなは、滝が助けた。手で掘り出している。
ライダーキックで止めを刺す。「おのれライダーめ!必ず甦って貴様を倒してやる!」「ショッカー軍団!バンザーイ!」
ショッカー首領の声「ショッカー日本支部はたったいま放棄する!そして恐るべき組織が作られるのだ!」
『仮面ライダー』第80話「ゲルショッカー出現!仮面ライダー最後の日!!」 / 用無しとなったショッカー戦闘員を虐殺するガニコウモル
キャンプを楽しむライダーガールズの女の子たち
ライダーガールズの二人が川でお米を研いでいると…「助けてくれー!」 と水上に現れたのはショッカー戦闘員。 「東京の仮面ライダー隊本部に連れて行ってくれー!」 と敵たるライダー隊本部の保護を求めるぐらいだから余程のこと。彼はガニコウモルから逃げていたのだ。
ガニコウモルは「ショッカーにとって変わる新組織にとって貴様らは必要ないのだ!」と言って、逃げるショッカー戦闘員を捕まえて処刑した。
ガニコウモルに殺されたショッカー戦闘員の血で水面が赤く濁る。完全に血まみれのスプラッターホラーのような恐ろしさ。
もはやキャンプどころではない。あたり一面に、ガニコウモルに用済みとして処刑されたショッカー戦闘員の遺体が…。首を吊った遺体も…。
首を吊っているショッカー戦闘員の遺体を見上げて、悲鳴を上げるライダーガールズの女性たち。これは酷い!現代では放送できないレベルの猟奇的なホラー展開。
4人の悲鳴を聞いて、こんな山奥なのに駆けつけたこの地区の担当の少年ライダー隊員。
ガニコウモルに虐殺されたショッカー戦闘員の遺体を見て、さすがに驚く。あまりにも無残。
『仮面ライダー』第96話「本郷猛 サボテン怪人にされる!!」 / サボテンバットの人間サボテン化作戦
鉢植えのサボテンに変身して人間を襲い、サボテンに変えてしまう「人間総サボテン作戦」の実行がサボテンバットの任務。サボテン博士と呼ばれている科学者の松田善一郎を改造した姿。
科学者の松田善一郎の友人である地球平和科学者委員会のメンバーである科学者の鈴木と安岡を松田の姿で油断させてサボテンに変えてしまう。「ライダー、貴様と戦っている暇はない。人間総サボテン計画を実行しなければならないのだ、さらば!」
自体を察知した仮面ライダー新1号と一度は戦うが、作戦続行を優先したため撤退。
次は日本中の人間をサボテン化してしまう「総サボテン化作戦」の開始だ
少年ライダー隊によってサボテンが持ち込まれたことで立花藤兵衛の片腕をサボテン化。そして子供を襲っていたところを1号と再戦する。片腕の爪を切り落とされたが、直前に1号の腕を針で突き刺していたため本郷猛の片腕をサボテン化させた。
住宅地でマダム達がどんどんとサボテンにされていく。
ワクチン製造に苦心する本郷と鈴木。
主婦の次は子供を追いかけまわすサボテン。
鈴木さんのワクチンでみんな元に戻った。サボテンバットの人間サボテン化作戦は仮面ライダーによって阻止された。
桜島1号 / 仮面ライダー1号 (桜島ver.)
桜島1号は、特撮番組『仮面ライダー』の第40話から第41話までにおける仮面ライダー1号の姿のこと(俗称)。旧1号に比べて黒っぽい外見をしており、目もピンクではなく深紅である。
『仮面ライダー』第41話「マグマ怪人ゴースター 桜島大決戦」 / 脳波コントロールされる本郷。ライダー同士の死闘に。
桜島で再生怪人軍団に捕えられ脳波コントロール(洗脳)される本郷
死神博士は桜島とえびの高原を結ぶトンネル工事のため、怪人ゴースターを送り込んだ。しかしトンネル内の温度が高いことから労働者が次々と倒れてしまい、作業は難航。ショッカーは再生アルマジロングを使い、人々の誘拐を始めた。一文字と本郷は調査を開始するが、本郷は怪人たちの襲撃を受け脳波コントロールを施される。本郷(1号)は、再生怪人軍団たちの襲撃を受ける。待ち構えていた新怪人ゴースターに圧倒されたライダー1号は噴火口へ…。
捕らえられた本郷は、ショッカーのアジトで、死神博士によって、脳波コントロールを施される。
「これで本郷猛は我々の人形にすぎん!」
「裏切り者と裏切り者が戦うのだ!」
脳波コントロールされて死神博士に操られている仮面ライダー1号は、仮面ライダー2号に襲い掛かる。互角の戦いを展開する1号と2号。
ライダーキック対ライダーキック。
テレパシーで本郷の潜在意識にコンタクトし、脳波を切り替えるよう促す一文字。わざとやられる2号。
一文字「とんだ見込み違いだったな!」
本郷「俺たち二人は!何千キロ離れていてもテレパシーが通じあってるんだ!」
ラスボス:ショッカー首領・ゲルショッカー首領
ゲルショッカー首領は、最終回(第98話)では浜名湖地下の日本ゲルショッカー本部に突入した仮面ライダー1号と2号の前に、赤いフードで姿を隠して登場する。
ショッカー首領は「秘密結社ショッカー」を率いる首領。『仮面ライダー』後半では「ゲルショッカー」、『仮面ライダーV3』では「デストロン」へと組織を鞍替えしている。その正体は謎に包まれ、昭和仮面ライダーシリーズの映像作品中では明らかにされていない。
無数の蛇をまとっている形態のゲルショッカー首領。赤いフード下の素顔は、無数の蛇をまとった単眼の怪物となっていた。
ゲルショッカー首領の頭部の無数の蛇を剥がすと、単眼の怪物の姿に。
追い詰められたゲルショッカー首領は顔面から閃光を放ち、体から毒ガスを噴出して抵抗するがダブルライダーにはかなわず、最期は「わしと一緒に死ね!」と自爆する。
仮面ライダーV3
仮面ライダーV3 第01話[公式](仮面ライダー50周年記念)
ハサミジャガーに皆殺しにされる風見一家
デストロン怪人のハサミジャガーは、カメバズーカに内蔵された原子爆弾による「東京都全滅作戦」の準備をしていたが、通行人を殺害し、その現場をたまたま目撃した風見志郎及び自分達のアジトを目撃した珠純子(たまじゅんこ)の口を封じようとする。
ハサミジャガーは、珠純子を匿っていた風見家を襲撃、その際に志郎の家族を惨殺し、純子も殺害しようとするがそこへ間一髪本郷猛が乱入、彼が変身した仮面ライダー1号と交戦し、逃げ出した。
いきなり、ハサミジャガーのハサミが風見達治さんを刺す
風見志郎「父さん!!」ハサミジャガー「我々の姿を見たものは全て死んでもらう!」
珠純子は、デストロンの秘密活動を目撃したために命を狙われていたところを風見志郎に救われ、彼の自宅に保護される。
だが彼女を追ってきたデストロン怪人ハサミジャガーによって、巻き添えを食う形で志郎の家族が殺害されてしまう。
風見志郎「母さん!! ゆきこ!!」
ハサミジャガーのハサミが母と妹を刺し貫いた。
本郷の後輩である風見志郎は新組織デストロンに家族(父・母・妹)を殺された。次は純子さんに刃が向かう。間一髪、本郷猛が到着する。「風見!」 「先輩!」
「変身!」
「先輩がライダー!?」
「風見!逃げろ!」 ハサミジャガーと戦う仮面ライダー
ライダー2号も遅れて徒歩で駆けつける。
「風見の家族が皆殺しだ!」
「なんだって!?」
眼前で家族を一瞬にして殺害されてしまった風見志郎は 「俺は今日限り人間である事を捨てる!復讐の鬼となって、親父たちの仇は必ず取る!…….仮面ライダー!お願いだ!俺を改造人間にしてくれ!」
「風見、お前の気持ちはよくわかる。だが、個人の復讐の為だけに力は貸せない」
「しかし!俺は」
「改造人間は俺たち二人だけでいい。人間でありながら人間でない。それは私たち二人だけで十分だ」
「戦うのは、私たちがやる!」
命を失う覚悟で罠にはまった1号、2号を助けた風見志郎は瀕死の状態に。改造手術を受けて「仮面ライダーV3」として蘇る!
罠にはまった1号と2号。「その光はデストロン科学陣が開発した「改造人間分解光線」だ!もう二度と再び、お前達の姿を見ることは無い!同時に立花藤兵衛も後を追う!」
ダブルライダーの体はあと15秒で分解!と思われたが…。
風見志郎「先輩!」
1号と2号「来るな!風見!来るなあ!」
ライダーを助けた風見志郎は生身で改造人間分解光線を受けてしまった!このままでは死ぬぞ! 風見は死を覚悟で私たちを助けた!死なせたくない! とすれば方法は一つ!
ダブルライダーの改造手術により風見志郎は、改造人間「仮面ライダーV3」として蘇った。
カメバズーカの前に立ちはだかる「仮面ライダーV3」。仮面ライダーV3とデストロンの長い戦いの日々が始まった。
無念にも殺されてしまった父・達治、母・綾、妹・雪子の墓の前に立つ風見志郎。
改造人間になった志郎「志郎は心ならずも御両親よりいただいた体を無くしました。しかし、人々の平和を守る為に役立てる事でお許しください」
そこへ純子も現れる。
志郎「貴女が気にする事ではない」
純子 「私にも何か手伝わしてください」
志郎は「僕の周りには近づかない事だ!貴女を危険な目には遭わせたくない」と告げて立ち去る。
『仮面ライダーV3』第2話「ダブルライダーの遺言状」
1号「カメバズーカ!貴様に東京の平和は乱させん!」
2号「それが私達の使命だ!」
やはりカメバズーカの砲撃はいかんともしがたい。
1号「このまま戦っていれば、カメバズーカの体内の原子爆弾がタイムリミットになるぞ。なんとかしなければ!」
「カメバズーカを倒さん限り、東京を救う方法はない! 2号!俺達はいい後継者ができた!行くぞ!」動けないカメバズーカを捉えたダブルライダーは空に飛んだ!!東京からカメバズーカを引き話すために海に向かって飛翔してる。
離せ!離せー! 藻掻くカメバズーカ
「あのままでは1号2号が危ない!」と ハリケーンで追跡するV3!しかし、とても間に合わない!カメバズーカの体内の原爆が爆発してしまった。本郷さああん! 一文字さああん!
だがV3の耳には本郷猛と一文字隼人の声が聞こえる。
「風見志郎くん!いや仮面ライダーV3よ!」
「俺達は死なない!いつの日か、必ず帰ってくる!」
「3人の仮面ライダーが揃って戦う日まで全ては君の力にかかっている!」
「頑張れ!仮面ライダーV3!」 「俺達は君を見守っているぞ!」
デストロンの恐怖の大幹部の「ドクトルG」(ドクトルゲー)「仮面ラァーイダV3」
「おのれ仮面ラァーイダV3!!」
ドクトルGは、『仮面ライダーV3』第13話から第30話まで登場する本編に登場した唯一のデストロン生え抜きの大幹部。元ナチスの軍人。「G作戦」によって秘密裏に来日した。来日早々V3抹殺作戦を展開、緻密な作戦でV3を追い込む。
V3のことを「仮面ラァーイダV3」と呼ぶ。当時の児童誌では、「日本に来たばかりであるため、日本語が上手に話せない」という設定であった。
ショッカーやゲルショッカーの大幹部4人が復活させられた際には共に「ギラードガンマー」を用いた日本全滅作戦に臨み、自身は東京を担当するが、個々のプライドの高さから協調性は低かったため、作戦を失敗したうえに自分以外の4幹部も戦死してしまう。
細菌兵器『デビルスプレー』を使った人類抹殺計画『デビルスプレー作戦』
ドクトルGが開発したペストに酷似した新種の細菌を用いた細菌兵器『デビルスプレー』を使った人類抹殺計画『デビルスプレー作戦』。
スプレーネズミは、『仮面ライダーV3』第17話『デビルスプレーは死神の武器』、第18話『悪魔の裏切り あやうしV3!』に登場するネズミとスプレーの能力をもつ機械合成怪人。クサリガマテントウのサポートを受けつつ細菌兵器『デビルスプレー』を街中へと散布して犠牲者を次々に増やして行く。
毒ガス兵器「ギラードガンマー」による東京都半壊
デストロンが開発した新型毒ガス兵器『ギラードガンマー』を使った一大計画『日本全滅作戦』。この作戦のためにデストロンは、陣頭指揮役としてゾル大佐、死神博士、地獄大使、ブラック将軍を蘇らせた。日本全土を攻撃する予定だったがV3が防いだ。しかし都民の半数が死亡。サソリマークの散布車が到着
ギラードガンマー散布開始
ギラードガンマーは、デストロンが新開発した、黄色い猛毒ガス。吸った人間は呼吸困難に陥る。1日で東京の半分を死の街に変える威力を誇り、如何なる防毒マスクもこのガスには通用しない。
公園で遊んでいた子供たちがギラードガンマーの犠牲に…。
城東地区に来た風見志郎。風見が到着した時には、すでに死屍累々の惨状。実に都民の約半数が殺された。
デストロン怪人のワナゲクワガタは、ギラードガンマーが散布されて住民が全滅した街に潜み、人間に化けて風見志郎を奇襲。彼が変身しようとしたところをガス弾で昏倒させてアジトへ連行する。
硫酸のプールで右腕を溶かされた結城丈二と右腕手術シーン
ヨロイ元帥の妬みにより、硫酸のプールで死刑にされそうな結城丈二
ライダーマンに変身する「結城丈二」は、その才能と人望をヨロイ元帥に嫉まれ、最高幹部会議でデストロンを裏切ったという無実の罪を着せられる。硫酸のプールで右腕を溶かされてしまった。
デストロンの科学者の仲間が命懸けで結城丈二を救出するが、すでに右腕は硫酸で溶けてなくなっている。右腕を失った結城丈二が改造手術でライダーマンになる。
結城丈二は隠れ家に逃亡した後、秘密裏で開発していたカセットアーム(人口義手)の移植を懇願し、実験なしで移植する。カセットアームを右腕に取り付ける手術は無事に終了した。結城はライダーマンに変身し、自らを「復讐の鬼」と名乗る。
デストロンからの花輪(3話)、ヨロイ元帥からの年賀状(47話)
デストロンによってライダー隊本部を破壊されたV3たちはスポーツ店の奥に新しい本部を作る。そこに大きな花輪が贈られてきました。贈り主は、なんと、秘密組織デストロン。
花輪を届けてきたデストロン。花屋に聞くと住所の控えに「中央区高千穂1-13」とある。
「年賀状が結城くんにも来ているぞ」
ヨロイ元帥から届いた物騒な年賀状「結城丈二 新年おめでとう。今年こそ裏切者は殺す。デストロンを代表して。ヨロイ元帥」
「ご丁寧に住所まで書いてあるぞ。」
仮面ライダーV3 第41話「あッ!人間が溶ける!ヨロイ元帥登場」
虜囚がガルマジロンの能力テストで処刑される。ガルマジロンの鱗を投げつけられた人は体が溶けてしまう。『仮面ライダー』3話「怪人さそり男」のリメイクシナリオ。ガルマジロンは、ヨロイ元帥最初の刺客である改造人間。人間を溶かしてしまう猛毒が含まれた鱗を飛ばして敵を攻撃する。この鱗は怪人の脳波で操る事ができ、遠隔操作をすることも可能。
デストロンに拉致され無理やり強制労働を強いて使い物にならなくなった囚人達をガルマジロンの能力テストとして処刑した。
ライダーマンの最期
命を懸けて人類を救うライダーマン。プルトン爆弾を安全な場所で自爆させる。ライダーマン(結城丈二)の壮絶な最期。
ライダーマン「さらばだV3。後を頼むぞ!」
手持ちの爆弾でロケットを自爆させたライダーマンは炎に包まれていく・・・プルトンロケットは爆発した・・・ライダーマンの壮絶な最期。ライダーマンの自己犠牲によって人類は救われた。
ライダーマン「プルトン爆弾は安全な場所で爆発させてやる」
ライダーマン「ライダーマン・結城丈二の最期を見ろ!」手持ちの爆弾でロケットを自爆させる。
仮面ライダーV3「ライダーマン...君は人類を守った。君は英雄だ!俺は君に、仮面ライダー4号の名を送るぞ!ライダーマーン!!」
ラスボス:デストロン首領(ショッカー首領)
ショッカー首領は『仮面ライダー』最終話で基地とともに自爆したかに思われていたが『仮面ライダーV3』では新組織・デストロンを結成し、再び世界征服に乗り出す。
最終話で現したその実体は、原始人の白骨体に心臓と電子頭脳を擁した正体不明の怪人であった。自身を地球の人類に死をもたらす死神と称していたが、V3の攻撃によってバラバラになり心臓も破壊され、アジトごと自爆した。
仮面ライダーX
仮面ライダーX 第01話[公式](仮面ライダー50周年記念)
14話「アポロガイスト くるい虫作戦」 / くるい虫で日本国民を狂わせ殺人鬼へ変貌させる「日本キチガイ作戦」
古代ギリシャのくるい虫を使った「日本キチガイ作戦」を指揮するのはGOD秘密警察第一室長アポロガイスト。宿命のライバル 仮面ライダーXとアポロガイスト、ここに直接対決!
狂い虫に刺されて気が狂ったオジサン「ヒヒヒヒヒ!俺は無敵の戦士だ!不死身の戦士だ!殺して殺しまくる!」
GODの総司令「日本中を狂わせるこの作戦を日本キチガイ作戦と名付けよう」
狂い虫で日本国民を狂わせ殺人鬼へ変貌させる。放送禁止用語そのままな「日本キチガイ作戦」・・・ヤバ過ぎる。
立花藤兵衛がマスターの喫茶店「COL」に狂い虫が放たれ、お客さんが全滅…。
アポロガイストに捕まった立花藤兵衛は、狂い虫拷問を受けるが・・・男の中の男である立花藤兵衛「俺は夢を抱いて死んでいく!殺せ!俺は何もしゃべりゃあせんぞ!」
第7話「恐怖の天才人間計画!」 / 鳥人イカルスの「少年少女自殺計画」によって、子供たちが次々と飛び降り自殺する衝撃的な展開。
1人の少年が白い衣をまとい、鉄塔から飛び降りて死んだ。
そして鉄塔から、ビルから、次々と飛び降りる少年少女たち。23人もの小中学生が飛び降りた。
天才人間の研究を続ける大門寺博士。その研究に協力する子供たちが次々と謎の死を遂げた。将来ある小中学生がこんなにも飛び降り自殺した。
現代の地上波テレビ放送では倫理的、コンプライアンス的に放送できない過激な描写となっている。
鳥人イカロス「飛べるのだ!飛べるのだ!あやこ。その白い服さえ着れば、お前は自由に空を飛べるのだ!」 イカルスの恐ろしい「少年少女自殺計画」。イカルスに唆されたあやこちゃんはついに飛び降りて死んでしまった。
飛び降りて死んだ子供達は皆、大文字博士の「天才人間になる薬」を服用していた。飛び降りたのは、その副作用と見られてしまうだろう。
イカルスはバイクで移動中の敬介を上空から爆撃したが、敬介は辛うじて難を逃れ無事だった。続けて大門寺を襲撃しようとしたイカルスの前に現れ、大門寺殺害を阻止。イカルスはその場を戦闘工作員に任せて早々に離脱し、冬子を暗示にかけてそれまでの犠牲者同様墜落死させようとしたが、間一髪で霧子がそれを防いだ。
敬介は冬子を霧子に任せ、イカルスと対峙。宙を飛び回るイカルスをライドロープで引きずり下ろし、Xキックを浴びせてイカルスは爆死。