観客に恐怖とトラウマを植え付けた映画史に残る残酷な酷い死に方、一度見たら二度と忘れられない衝撃的な死亡シーンや今思い出しても悲しい映画の主要キャラ・登場人物が死亡するシーンをホラー映画やSF映画を中心にまとめた46選。
『ロッキー4/炎の友情』 / イワン・ドラゴの強打を浴び続けた末にアポロ・クリードはリングに倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
『ロッキー4/炎の友情』(原題: Rocky IV)は、1985年製作のアメリカ合衆国の映画。宿敵であり親友であるファイター、アポロを絶命させたソ連の殺人マシーンドラゴに挑戦するロッキーの雄姿を描く。
アポロ・クリード対イワン・ドラゴのエキシビションマッチはラスベガスで開催された。最初はアポロが往年のテクニックでドラゴを翻弄し余裕を見せつけていたが、冷徹で戦闘マシーンのようなドラゴが反撃に転じると、アポロはその強烈なパンチになす術もなく打ちのめされてゆく。
もはやエキシビションなどではなく、ドラゴが本気でアポロを叩き潰そうとしている事に気付いたロッキーは試合を止めさせようとするが、ボクサーとしての闘志に火が付いたアポロはそれを拒否し、諦めずに立ち向かっていく。だがそれも空しく、ソビエト連邦の巨漢ボクサーのドラゴの強打を浴び続けた末にアポロはリングに倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
最新鋭科学の粋を駆使したトレーニングを積んだ巨大な肉体をもつドラゴは、アポロを打ちのめし、アポロはリング上で絶命した。血に染まったアポロを抱きながら、ロッキーは復讐の炎に燃えた。
予想をはるかに越えるドラゴの攻撃を受け、アポロは命を落としてしまう。
ソ連のメディアは「あからさまな反ソ、反共宣伝映画」としてスタローンを非難するなど、東西冷戦という当時の社会情勢を盛り込んだ本作は政治的にも大きな話題となった。
『自殺サークル』(2002) / 新宿駅で女子高生54人が手を繋いで一斉に電車に飛び込む集団自殺が起こる。
『自殺サークル』は、2002年の日本映画。園子温監督作品。R-15指定。国内で流行しはじめた、集団自殺をテーマにした映画。54人もの女子高校生が一斉に電車に飛び込む謎の事件をきっかけに、各地で頻発する集団自殺の前に騒乱状態と化すさまを描く衝撃のホラー・ミステリー。
新宿のプラットホーム。楽しげにおしゃべりをする女子高校生の集団。電車がホームに入ってきた瞬間、彼女たち54人の女子高校生たちは手をつないだまま飛び降りた。
54人の女子高校生を轢き殺してしまった電車は真っ赤に染まる…血みどろの地獄絵図に。
アドベンチャー映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 / アーノルド・エルンスト・トートの生きたまま溶解された壮絶な最期。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は、1981年のアメリカ映画。アドベンチャー映画。『インディ・ジョーンズ シリーズ』の第1作である。
ベロックが聖櫃のフタを開くと砂が入っているばかりである。ディートリッヒは激怒し、トートは嘲笑したが、直後に精霊が飛び出してドイツ兵たちの間を飛び回る。すぐさまインディはマリオンに目を閉じるように言って自らも目を閉じる。
直後に精霊は豹変し、聖櫃から飛び出した雷撃がドイツ兵を皆殺しにした。そして、聖櫃を開けたべロックは頭部が爆発し、生きたまま体が干からびたディートリッヒや、生きたまま溶解されたトート共々殺されたのである。
アークが真の力を解き放ったとき、トートは悲鳴を上げた。トートの顔はアークから放たれる激しい炎によって顔が溶かされていく。
悪役トートの顔面溶解シーンに度肝を抜かれた人は多い。生きたまま溶解されたトートは、有名なトラウマシーン。
クローネンバーグの出世作『スキャナーズ』(Scanners) / ストーリー序盤の頭部を破裂させるシーンと終盤の対決シーンは有名。
レボックがスキャンによって、相手の頭部を血しぶきを飛び散らせながら内側から破裂させる…ホラー映画史に残る壮絶なグロ描写。
『スキャナーズ』(Scanners)は、1981年のカナダの映画。デヴィッド・クローネンバーグ監督・脚本によって超能力者達の闘いを描いた SFホラー映画である。
レボックがスキャンによって、相手の頭部を血しぶきを飛び散らせながら内側から破裂させるという、残虐かつ斬新なシーンは多方面に衝撃を与えた。
レボックは、かつて混乱から自己破壊的になり自ら眉間に穴を開け、その傷跡が残っているのが特徴の男である。その後、更に破壊的になった彼は、コンセックのスキャナー公開実験に単身潜入し、その席上でレボックにスキャンを試みたスキャナーに対して逆にスキャンし返し、頭部を内部から破裂させて吹き飛ばし、彼を取り押さえようとした銃を持った屈強なガードマン達をも次々と操り、易々と現場から逃走した、他を圧倒する強大な力量を持つスキャナーであった。
衝撃のラスト…レボックの肉体をのっとったベイルの逆転勝利
レボックの拠点で「自分はベイルの兄である」ことと、「ルース博士は2人の父親で、スキャナーを生み出した張本人である」ことを告げ、共闘を持ちかけられるが、ベイルはこれを拒否。共闘を断念し、ベイルをスキャンして己の身体に取り込もうとするレボックとの間で、壮絶なスキャン対決が展開される。
目を覚まし、ベイルを捜すキムが見たものは、苦悶の表情を浮かべながら横たわる灰と化した一体の焼死体であった。呆然とするキムに、部屋の隅で外套に身を包む男から声がかかる。外套を取ったその男の顔はレボックで、眉間の傷は消えていた。彼は訝しがるキムに、「僕達は勝ったんだ」と語るのだった。
遂に二人のスキャナー・パワーの対決が開始する。激闘の末、ベイルの肉体が焦げ、レボックがうち勝ったように見えた。しかし、それはレボックの肉体をのっとったベイルなのであった。
バイオレンスSFアクション映画「ロボコップ」 / 主人公アレックス・マーフィ巡査は、凶悪犯のクラレンスの一味に惨殺されてしまう。
『ロボコップ』(RoboCop)は、1987年に公開されたアメリカのバイオレンスSFアクション映画。
殉職した警官の遺体を利用したサイボーグ警官「ロボコップ」が活躍する。映画「ロボコップ」は、公開当時、これまでのヒーロー作品に無かった残虐描写が話題となった。激しい暴力描写でR指定を受けたことなどが話題になった。
主人公アレックス・マーフィ巡査の右手がショットガンで吹っ飛ばされる映画史に残る痛すぎるトラウマシーン。
主人公アレックス・マーフィ巡査は、凶悪犯のクラレンスの一味に惨殺されてしまう。まず右手をショットガンで吹っ飛ばされ、頭の側面も撃ち抜かれる。そしてそのまますぐにオム二社によってロボコップにされてしまうマーフィー。 アレックス・マーフィ巡査は、凶悪犯のクラレンスの一味に頭の側面を撃ち抜かれ、惨殺されてしまう。
黒幕のオムニ社(OCP)副社長のリチャード(ディック)・ジョーンズの壮絶な最期 / ロボコップに発砲され高層階から転落死する。
ロボコップは再びオムニ社へ乗り込み、モートンの抹殺に続いてロボコップの抹殺を目論むジョーンズのビデオ映像を経営陣に見せ、悪役のオムニ社(OCP)副社長リチャード(ディック)・ジョーンズが黒幕である証拠をつきつける。ジョーンズは会長を人質にして逃走を図るが、会長がジョーンズに「お前はクビだ!」と叫んだことでプログラムの規定が消滅し、ロボコップはジョーンズを射殺する。
最後はプレゼンの場に乗り込んで来たロボコップに自身の悪事を暴露され追い詰められた事で会長を人質に逃亡を図ろうとするが、激怒した会長に解雇を告げられた事で逆らえない制約が無効化されロボコップに発砲され高層階から転落死する。
オカルト映画「オーメン」 / 悪魔の仕業で、ジェニングスの首がガラスで切断されるシーン
フォトグラファーのジェニングス(デイヴィッド・ワーナー)は、ガラス板を満載したトラックが暴走し、ガラス板で首を切断された。忘れられない衝撃のトラウマシーン。
『オーメン』(The Omen)は、1976年に製作されたアメリカ合衆国のオカルト映画作品。6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。駐英アメリカ人大使夫妻の養子が、5歳の誕生日を迎えてから、次々と勃発する不吉な事件を描いた恐怖映画。
ジェニングス(デイヴィッド・ワーナー)は、ガラス板を満載したトラックが暴走し、ガラス板で首を切断された。
「オーメン」の最大の見せ場のひとつ伝説の「首チョンパ」。悪魔の仕業で超常現象的に首が切断された。
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オカルトホラー映画の金字塔「サスペリア」(1977年) / 魔女の秘密を知りすぎたパットが殺される「パットの首吊り処刑」は映画史に残る残酷美を極めた殺人描写。
友達の住むアパートに逃げ込んだパット(パトリシア)
バレエ学校から逃げ出したパットは、友達の住むアパートに逃げ込んだ。友人のところに来ても不安な気持ちでいっぱい。不安のために窓から外の様子を伺う。魔女たちがまるでサバトをやっている最中(呪いをかけている)かのような囁き声、唸り声が混ざった不吉な恐怖音楽がBGMとして炸裂している。魔女が囁くようなコーラスが恐ろしく夜一人では聞けないほど。
暗闇の中に光る眼が・・・カーテンのない窓の外に広がる暗闇の中に光る眼が、パットを覗き込む・・・パットのことを追っかけてきた謎の殺人鬼。悲鳴を上げるパット。
突然、カーテンのない窓からガラスを突き破って毛むくじゃらの腕がパットを襲う。衝撃的な展開。人間とは思えない何かに襲われるパット。「キャリー」(1976年)の衝撃のラストの墓場から血みどろの腕が飛び出すシーンも思い出させられる。
魔女の使い魔にめった刺しにされるパット
パットやサラを殺した犯人は映画では明かされないが、「魔女の使い魔」の可能性が高い。謎の刺客に執拗にナイフで何度も何度も刺される。美女がサディスティックに痛めつけられるのは、いかにもジャッロ・ジャーロ映画の巨匠であるダリオ・アルジェント監督の演出。
胸元を引き裂かれ、露見した心臓を何度も突き刺す。かなり執拗な殺害方法。この殺人者は一体何者なのか・・・。
「パットの首吊り処刑」は、最大の見せ場のひとつ。映画史に残る残酷美を極めた殺人描写・魔女のメッセージも。
パット(パトリシア)は、バレエ学校の「青いアイリス」の秘密を知ったばかりに、魔女の使い魔にめった刺しにされて「首吊り処刑」される。魔女の使い魔と思われる謎の殺人鬼は、絶命寸前のパットの体にロープを回すと天井のステンドグラスから突き落とす。パットの死体は天井のガラスを突き破って首吊り状態になった。
「オーメン」(1976年)の首吊りシーン同様に、ホラー映画史に残る「サスペリア」の最初の殺人ショックシーン「首吊り死体となったパット」。序盤の最大の見せ場。絶世の美女、美少女が美しくも無残に殺されていくのが70年代のイタリアンホラー/ジャッロ映画の特徴。サスペリアは、現代に潜む魔女を題材としたオカルト映画だが、文法的にはイタリアのジャッロ映画の延長上にある作品。
天井のステンドグラスをぶち破って首吊り死体になったパットから滴る鮮血によって「箒に乗った魔女」を描いている。魔女の呪いを示す見立て殺人的な血だまりの残酷アート。
パットの悲鳴を聞きつけて駆けつけた友人のソニアも、壊れたステンドグラスの破片を浴びて、不運な惨死の道づれとなって鮮血に染まった。
ソニアの顔面に割れたステンドグラスの破片が深々と突き刺さり、さらに鉄柱が首と下腹部を貫いている。当時のオカルト映画としては、屈指の残酷なスプラッター描写。サスペリアは、不条理なまでに美しい美少女ヒロインたちをサディスティックに痛めつける。
ゴブリン(Goblin)の映画音楽『サスペリア』 – Suspiria (1977年)
ゴブリンが奏でる恐怖の音楽が「音響立体移動装置」(サーカム・サウンド・システム)により増幅された。恐怖のメロディが多くの人の脳裏に刻まれた。
「サスペリアPART2」(原題:Profondo Rosso、英題:Deep Red) / 映画史に残る印象的な殺人方法「ネックレスで首チョンパ」。ミステリー史に残る酷い死に方と評される。
主人公マークの友人であるカルロの母親の映画史に残る壮絶な最期。ネックレスがエレベータにひっかかり、首が切断される。映画史に残る残酷なショックシーンとして語り草になっている。ネックレスで首チョンパ。口から白い液体も吐き出していた。ミステリー史に残る酷い死に方と評される。
『サスペリアPART2』は、血生臭い残酷描写が売りのジャッロの最高傑作と言われるだけに、ネックレスで「首チョンパ」という殺害方法も斬新であり一度見たら忘れられないスプラッター描写になっている。
ラストシーンは、首チョンパされた真犯人であるカルロの母親が流した血だまりに映る放心状態のマークの顔。かなりシュールでアートな残酷美で終わる終幕。『サスペリアPART2』の原題の「Profondo Rosso」は、「赤い深淵」といった意味なので、原題通りのラストシーンとも言える。
『サスペリア2 – 赤い深淵』 – Profondo Rosso (1975年) 映画『サスペリアPART2』サントラ
ゴブリンは、初めのうちはチェリー・ファイヴと名乗っていたが、『サスペリアPART2』の映画音楽を作曲するために呼ばれ、バンド名をゴブリンに変え、ジョルジオ・ガスリーニによって書かれた有名なメイン・テーマを含むオリジナルの譜面の多くを書き直した。1975年、『サスペリアPART2』のサウンドトラック・アルバムは爆発的なヒットを記録する。
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SF恐怖映画の古典的名作「蠅男の恐怖」 / 衝撃のラスト…蜘蛛の巣に絡まっている「人間バエ」(頭がアンドレのハエ)が石で叩き潰される。
『ハエ男の恐怖』(ハエおとこのきょうふ、原題: The Fly)は、1958年のアメリカ映画。ジョルジュ・ランジュランの小説『蝿』を映画化したSF映画作品。配給は20世紀フォックスが担当した。
物質転送装置を開発した科学者アンドレ(アル・ヘディソン)は、自らの身体を使って実験中、装置に一匹の蝿が紛れ込んでしまう。アンドレは人間と蝿両方の特徴を持つ蠅男となり苦悶する。
後にデヴィッド・クローネンバーグ監督がリメイクした(「ザ・フライ」)、SF怪奇映画の名作。
映画『ザ・フライ』(1986年のアメリカ映画、本作のリメイク)
映画『ザ・フライ2 二世誕生』(1989年のアメリカ映画、上記作品の続編)
蠅の頭が人間になっている人間バエ(頭がアンドレのハエ)がクモの巣に引っかかっているのが見つかる。クモに狙われている人間蠅は助けてくれと叫ぶが、見つけた警部は拾った石を落して人間バエを潰してしまった。
物質電送機内にハエが紛れ込んでいたため、電送の最中に両者が交じり合い、アンドレは頭と片腕がハエで、ハエは頭と足の1本(片腕)が人間という異形の体になってしまい、実験室から飛び去ってしまった。アンドレとヘレンは、アンドレと入れ替わったハエを捕まえて再度物質電送機にかけることで元に戻そうと考えたが、頭がアンドレのハエはなかなか見つからないうえ、アンドレは自分の意識がハエの意識に変わっていくことに危機感を抱き始める。やがて、研究をすべて破棄したアンドレは自身の痕跡も残らないよう、ヘレンに懇願して上半身を圧搾機で潰させたという。
ヘレンの意外な話をフランソワとチャラス警部は信じられなかったが、庭で衝撃的な証拠を目撃する。そこでは、頭がアンドレのハエがクモの巣にかかり、助けを請うていた。
クモに狙われている人間蠅(頭がアンドレのハエ)は助けてくれと叫ぶ(HELP ME…)…そして驚愕のラストシーン。映画史上最も悲しい「HELP ME…」のセリフが発せられる。その衝撃は脳裏に焼き付くこと必至。
クモに人間蠅(頭がアンドレのハエ)が捕食される寸前のところでチャラスは石を落とし、そのハエを殺してしまう。
フランソワは、「頭がハエの人間を殺すことも、頭が人間のハエを殺すことも同じことで、あなたも人殺しだ」とチャラスに告げ、事件は自殺として処理された。
【閲覧注意・グロ注意】オムニバス形式のホラー映画『クリープショー』(英語: Creepshow)第5話「奴らは群がり寄ってくる」(They’re Creeping Up on You!) / 潔癖症の老人を襲うゴキブリの群れは、伝説のトラウマシーンとして名高い。
第5話「奴らは群がり寄ってくる / 這い寄るやつら」(They’re Creeping Up on You!)/ 短気で傲慢な会社社長のアプソン・プラット。潔癖症で大のゴキブリ嫌いである彼の日課は自宅でのゴキブリ駆除だが、その数は減るどころか次第に増えていく。
会社経営者のアプソン・プラットは選民思想・エリート主義で人種差別主義者であり、自分以外の人間を虫ケラのように扱うのだが、最後に虫ケラそのものであるゴキブリに殺される、という皮肉になっている。
20,000匹のゴキブリが男の体から這い出しスクリーンを埋め尽くすラストシーンは、今でもホラーファンにはトラウマである。
彼の体内に侵入していた大量のゴキブリが皮膚を食い破って飛びだしてくる…
高圧的で潔癖症の会社経営者がゴキブリの群れに殺される。
真っ白で潔癖な部屋を埋め尽くす茶褐色のゴキブリたち…大量発生したゴキブリの大群に飲まれ死亡する…
世界を席巻したソリッド・シチュエーション・スリラーの最高峰『ソウ』シリーズ
『ソウ』シリーズに登場する連続猟奇殺人鬼「ジグソウ」が仕掛けるゲーム(トラップ・装置)は、参加者全員が命の危険にさらされる、凄惨でグロテスクで狂気に満ちたゲーム。死を回避するために体の一部を犠牲にしなければならない無慈悲な殺人ゲーム。このゲームに参加させられた者の殆どが脱出できずに無惨な最期を遂げている。
『ソウ6』(2009年) :酸の部屋 / ウィリアムに生きる価値はあるのか見極めるゲーム
最後の審判装置。ウィリアムの家族とは「囚われた母子」の方ではなく、妹の「女性記者パメラ・ジェンキンス」の方だった。どんでん返し。
最後の審判をする「囚われていた母子」は、ウイリアムにとって赤の他人であり、父親を殺された怨みを持っている。ウイリアムを母親が裁こうとするができず、父親を殺された恨みを晴らそうと息子が裁く。
息子が「地獄へ落ちろ」と叫び、処刑レバーを下げると…
ウィリアムの体内に酸が注入される。体の内部から溶けていくウィリアムの壮絶な最期。
ウィリアム・イーストンの下半身は、フッ化水素酸を注入されたことで内部から融解し命を落とす。
ウィリアムの背中に注射針が大量に刺さり、そこから人間を溶かす威力を持つフッ化水素酸が注入されて絶命したのであった…ウィリアムの酷く溶けた下半身は、崩れ落ちた。
『スパイラル:ソウ オールリセット』:アンジー・ガーサ署長(演:マリソル・ニコルズ)は、物凄く熱いワックスのトラップの餌食に。
アンジー・ガーサ署長(演:マリソル・ニコルズ)は、物凄く熱いワックスのトラップの餌食に。脊髄に刃物を突き立てたまま顔に沸騰した熱いワックス(ロウ)をかけて窒息死させる殺人トラップ。
物凄く熱いワックスが顔面に注がれる…悲鳴を上げるアンジー・ガーサ署長。あまりにも恐ろしい拷問装置。
脊髄を切断するレベルまで刃物を首に深く突き刺せば、顔面に流れ続ける熱いワックスを止めることができる。脊髄損傷で、二度と歩くことはできなくなるが。
灼熱のロウが顔面に注がれ続けて、アンジー・ガーサ署長の皮膚が焼けただれていく。ついにワックスが完全に顔面を覆いつくしたことで、彼女は窒息死した。
顔面の損傷が激しいアンジー・ガーサ署長の遺体。
『グリーンマイル』 / スポンジを濡らさずに電気椅子による死刑執行…処刑が残酷な結果に…派手に惨死する
『グリーンマイル』(The Green Mile)は、スティーヴン・キングが1996年に発表した、1932年の大恐慌時代の死刑囚が収容されている刑務所を舞台とするファンタジー小説。
エデュアール・ドラクロアは、南部系フランス人の死刑囚。通称「デル」。ミスター・ジングルスと名付けたネズミを飼育している。少女を強姦し、死体をアパートの裏で燃やしたところ、建物に燃え移り、中の住人6人が更に死亡。うち2人は子供だったという。
看守のパーシーとの相性が非常に悪く、デルの死刑執行の際、パーシーの悪戯により、処刑が残酷な結果になってしまい、派手に惨死する末路を迎える。
電気椅子による処刑では、確実に脳天から電気を通すべく頭と電極の間に濡らしたスポンジを挿むのだが、この一件においてパーシーはスポンジを濡らさずに挿んだ。
SFホラー映画『エイリアン』 / エイリアンがケインの胸部を食い破って飛び出してくる映画史に残るトラウマシーン。
『エイリアン』(Alien)は、リドリー・スコット監督による1979年公開のSF映画。大型宇宙船の薄暗い閉鎖空間の中で、そこに入り込んだ異星人(エイリアン)に乗組員たちが次々と襲われる恐怖を描いたSFホラーの金字塔。
体内で卵から孵化したエイリアンの幼体(チェストバスター)が腹を突き破って飛び出してくる恐怖のトラウマシーン。
ギルバート・ケインは、船外活動でエイリアン・エッグに近づき、フェイスハガーに寄生され、体内に幼体(チェストバスター)を産み付けられていた。最期はチェストバスターにより胸部を食い破られ、エイリアンの最初の犠牲者となる。
「羊たちの沈黙」(91年)の続編『ハンニバル』 / ポール・クレンドラーの映画史に残る猟奇的な殺され方。自身の脳を、美味そうに食べる。
まだ意識が朦朧としているFBI特別捜査官クラリスは、ハンニバル・レクター博士が生きた人間の脳味噌を料理しているのを目にして驚愕する。
『ハンニバル』(Hannibal)は2001年のアメリカ・イギリス・イタリア合作映画。猟奇的なシーンが多く、日本公開時はR-15指定された。医学博士の肩書きを持つ連続猟奇殺人鬼とFBI捜査官の女性の宿命的な対決を描く、大ヒット・スリラー「羊たちの沈黙」(91年)の続編。
ハンニバル・レクターは司法省のポール・クレンドラー(レイ・リオッタ)の頭蓋骨を切り開き、切り取った彼の脳を見事な手際で調理した。与えられた自身の脳を、正気を失ったクレンドラーは美味そうに食べるのだった。
メイスン・ヴァージャー(Mason Verger)の壮絶な最期 / 猪に生きたまま食べられ死亡
政財界に絶大な影響力をもつボルティモアの大富豪メイスン・ヴァージャーは、自分の主治医であるコーデル・ドームリング医師がレクターに唆され、車椅子ごと豚舎に落とされ、自ら創りだした猪に生きたまま食べられ死亡する。
原形をとどめていないほど酷い見た目になってしまったメイスン・ヴァージャーは、自分の主治医に裏切られ、車椅子ごと豚舎に落とされ、猪に生きたまま食べられる。
『俺たちに明日はない』 / クライド・バロウとボニー・パーカーは87発の銃弾を浴びて絶命する(通称「死のバレエ」)。
『俺たちに明日はない』(原題:Bonnie and Clyde)は、1967年製作のアメリカ映画。世界恐慌時代の実在の銀行強盗であるボニーとクライドの、出会いと死に至るまでを描いた犯罪映画。怪我から回復した後、買い物をするため隠れ家から出てきたボニーとクライドは、待ち伏せしていたヘイマーたちの一斉射撃を浴びて絶命する。蜂の巣となる有名なシーン。
映画のラストシーンで87発の銃弾を浴びて絶命するボニーとクライドの姿(通称「死のバレエ」)は、当時の若者の反響や後続の映画製作者に大きな影響を与えた。
87発の銃弾を浴びて絶命する2人の壮絶なラストシーンは強烈な印象を与え、製作・主演のウォーレン・ベイティと、フェイ・ダナウェイを一躍スターダムに押し上げた。
アクション映画「コマンドー」 / ベネットは背後のボイラーごと蒸気が煙を上げる鉄パイプ(配管)で胸を貫かれる。
ベネットとは1985年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画「コマンドー」に登場する悪役である。主人公のジョン・メイトリックス(演者:アーノルド・シュワルツェネッガー)が島に乗り込んできた際にはジェニーを人質に取って一度は優位に立つが、挑発に乗せられてナイフでの一騎討ちに応じるも惨敗。
その果てにメイトリックスを隠し持っていたマシンガンで射殺しようとするも逆に鉄パイプで背後のボイラーごと刺され、多量に噴出する蒸気と共に呻き声を上げながら息絶える。
死亡したベネットに対してメイトリックス(演者:アーノルド・シュワルツェネッガー)の名言「ガス抜きをしな!」(Let off some steam, Bennett. / 蒸気を抜け・これで腐ったガスも抜けるだろう・地獄に堕ちろ、ベネット)
動物パニック映画の金字塔『ジョーズ』 / サメに派手に喰い殺される漁師のサム・クイント。
『ジョーズ』(Jaws)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年のアメリカのパニック映画。平和なビーチを襲う巨大人食い鮫(ホオジロザメ)の恐怖と、それに立ち向う人々を描いた作品である。スリラー映画、ホラー映画、パニック映画など様々なジャンル分けがなされる。
ジョーズ(1975年)において、直接的に描写されたサメが人を噛み殺す唯一のシーン。その餌食になるのは、最も頼りになる男のはずだった漁師サム・クイント。
船に乗り上げてきた鮫に噛み付かれ、血を吐きながら派手に喰い殺されるという最期を迎える。
死霊のえじき / ローズ大尉をゾンビ達が八つ裂きに。
『死霊のえじき』(原題:Day of the Dead)は、1985年7月3日にアメリカで公開されたゾンビ映画。監督はジョージ・A・ロメロ。生者と死者の数が逆転した終末世界で、地下基地で生き延びていた数少ない人類の壮絶な生き様を描く。クライマックスの大量虐殺シーンは、ゾンビ3部作シリーズで一番のエグさになっている。
悪役のヘンリー・ローズ大尉は、ゾンビ達に捕縛され生きたまま貪られる。体を真っ二つに引き裂かれ、内臓丸出しになる名スプラッターシーン(ゾンビのカニバリズムシーン)は語り草になっている。
『西太后』(1984年) / 生殺し(なまごろし)状態の麗妃。西太后がライバルの麗妃の手足を切り落として甕の中で飼うという衝撃的なシーンがある
『西太后』(せいたいごう、原題:火焼圓明園 / 垂簾聴政)は1984年の中国・香港合作映画である。西太后の半生を描いたものであるが、西太后の悪女ぶりを過剰に強調しており、史実と異なる残虐シーンが描かれている。映画では西太后がライバルの麗妃の手足を切り落として甕の中で飼うという衝撃的なシーンがあるが、これは完全なフィクションであり、呂后や則天武后のイメージと混同されているに過ぎない。
甕の中で飼われ、生かさず殺さずの生殺し(なまごろし)状態にされている麗妃の姿(だるま女・生首さらしシーン)は、あまりにも猟奇的であり、みんなのトラウマ。
「(あの女を始末しますか?)」
「いいえ」
「あの女を生かしたまま、もっと苦しめたいの。」
北野武監督のヤクザ映画「アウトレイジ」 / 大友組若頭 水野は車を使った処刑に近い恐ろしい方法で絞殺された。
『アウトレイジ』(Outrage) は、2010年6月12日に公開された日本映画。北野武の15本目の監督作品。過激なバイオレンスシーンや拷問シーンが数多く含まれるため、映倫でR15+指定を受ける。
ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる、「世界のキタノ」こと北野武監督が放つ本格バイオレンス・アクション。
山王会大友組若頭 水野(演:椎名桔平)の壮絶な最期は、視聴者にトラウマを植えつけた。
山王会大友組若頭 水野(演:椎名桔平)は、「処刑」に近い形で惨殺されるという最期を遂げた。
首がほとんどもぎ取れるような絞殺。首に縄かけられて、そのまま車を急発進させて首チョンパに近い状態で車外に飛び出した。
映画版『バイオハザード』 / トラウマとして有名な「レーザートラップ」によって切り刻まれる凄惨なシーン
『バイオハザード』 (Resident Evil) は、2002年公開のアメリカ・イギリスの合作映画。日本のゲームメーカーであるカプコンのゲームソフト『バイオハザード』を原案とした、サバイバルアクションホラー映画である。2000年代のホラー系ヒロイン・アクション映画の代表格。
レーザートラップとは、映画版「バイオハザード」に登場する警備システムのこと。みんなのトラウマとして語り草になっている。
レーザートラップによって特殊部隊が全滅する。唯一生き残った隊長は3回目のトラップに挑むも、3回目はなんと逃げ場のない網目状のレーザーでそのままその隊長の体は細切れになってしまう…(通称、サイコロステーキ)。この場面は仲間や多くの視聴者に衝撃を与え、心にトラウマを植えつけた。
元来ゾンビ映画は、カニバリズム描写などの残虐なスプラッター描写が満載になるところを、『バイオハザード』に関しては、残酷描写を極力抑えめにして(際立った残酷描写は「レーザー・トラップ」など)、ゲームのようなスピーディーな展開にして、美貌のヒロインのアリスのサバイバル・アクションとしての比重を高くしている。
「ゴーストシップ」 / 「ゴーストシップ」の冒頭でワイヤーによる輪切りで大量のバラバラ死体…ダンスフロアーで踊っていた人たちの胴体や頭部が真っ二つに。
『ゴーストシップ』(Ghost Ship)は、幽霊船を舞台にしたホラー映画作品 。
「ゴーストシップ」の冒頭、開始五分で起きる惨劇で、視聴者の度肝を抜いた。船上のワイヤー(ロープ)による輪切りで大量のバラバラ死体…ダンスフロアーで踊っていた人たちの胴体や頭部が真っ二つに。切断されても少しの間は生きて動いているのが生々しく怖い…。
SF映画『トータル・リコール』 / コーヘイゲンは火星の地表へ吸い出され、低圧・低酸素の大気で苦悶の内に死亡。
コーヘイゲンは、1990年のアメリカのSF映画『トータル・リコール』(原題: Total Recall)に登場する悪役・独裁者・外道。火星の採掘会社の総督。空気を利用して火星社会を支配するが、クアトーの革命運動に悩まされていた。友人でもある部下ハウザーの記憶を消し、ダグラス・クエイド(演 – アーノルド・シュワルツェネッガー)として地球へ送り込んだ。
リアクターの起動を試みるダグラスを阻止しようとして、床に設置した自爆装置をリモコンで作動させたが、ダグラスに自爆装置を投げ捨てられた。爆発で壊れたドームから火星の真空状態の地表へ吸い出され、低圧・低酸素の大気で膨張し、苦悶の内に死亡。目玉や舌が飛び出し風船のように崩れて死んでいった。
『ダイ・ハード』 / ハンス・グルーパーは高層ビルから落下して死亡。
『ダイ・ハード』(原題:Die Hard)は、1988年のアメリカのアクション映画。テロリストのハンス・グルーバーがビルから宙づりになり、その後落下する有名なシーン。
ホリーを助け上げようとするジョン・マクレーンを道連れにしようとするハンスだが、最期はマクレーンがハンスが掴んでいたホリーの腕時計を外したため単身ビルから落下して死亡する。
サイコサスペンス映画『サイコ』 / マリオン・クレイン(演:ジャネット・リー)の映画史に残るシャワー室での惨殺シーン。
「サイコ」(1960年)の主演女優のジャネット・リーがシャワールームで惨殺される有名な「シャワーシーン」が後のスプラッター映画につながっていったと見る意見は多い。
『サイコ』(Psycho)は、1960年に製作されたアメリカ合衆国の映画。アルフレッド・ヒッチコック監督によるサイコ・スリラー系のサスペンス映画で、全編モノクローム映像。『サイコ』と『血を吸うカメラ』(1960年)がきっかけとなって、世界的に精神異常者による猟奇犯罪を描いた「サイコ・スリラー」が流行した。
「サイコ」に登場する精神異常者の殺人鬼であるノーマン・ベイツが、シャワー・ルームで主演女優のジャネット・リーを惨殺するシーンは世界中にショックを与えた。
ジャネット・リーの肌をナイフが直接切り裂く具体的な人体破壊描写(スプラッター描写)は見られないが、当時としては画期的と言えるほど過激な暴力描写が物議を醸した。この映画の殺人シーンが後のスプラッター映画・スラッシャー映画というジャンルにつながっていった原点だったと論評されることが多い。
ホラー映画やスリラー映画における「絶叫クイーン」の元祖は本作『サイコ』に出演したジャネット・リーであり、今日でも有名なシャワーシーンでの演技が高く評価された。
ホラー映画史に残る記念碑的な名作『悪魔のいけにえ』(1974年) / 「屠殺場のフック」にひっかけるシーンは、ホラー映画史に残る「痛いシーン」として語り草になっている。
『悪魔のいけにえ』(あくまのいけにえ、The Texas Chain Saw Massacre)は、1974年のアメリカ映画。米国テキサス州に帰郷した5人の男女が、近隣に住む人皮のマスクを被った大男「レザーフェイス(本名はババ・ソーヤー)」に襲われ殺害されていく様子が描かれたホラー作品。真に迫った殺人の描写やそのプロットは後に数多くのフォロワーを生み、マスターフィルムがその描写の芸術性のためにニューヨーク近代美術館に永久保存されることとなった。
玄関先でレザーフェイスに取っ捕まるパム。狂った人食一家に捕まったらもう、あとは地獄。かつて見たことがない陰惨かつ凄惨な場面と展開の連続。
狂った殺人鬼レザーフェイスになぶり殺される犠牲者たちの絶叫、白目をむいて激しく痙攣する姿を執拗に追ったドキュメンタリー風の映像によって、全編にわたって殺気と緊張感そして不気味な不快感が漂い、観客は哀れな犠牲者たちと同じ不条理な恐怖と痛みを味わうことになる。今までにない恐怖の殺戮映画であった。
食肉を吊るす巨大な鉤針のフックが・・・パムは背中からグサリと食肉のように引っかけられ吊るされてしまう。ホラー史に残る痛々しい伝説の残酷描写・ショックシーン。圧倒的なリアリズムで迫る。真に迫った自然な反応に見えるため、痛さが視聴者にダイレクトに伝わる。
何が起こっているのかわからず泣き叫んでいるパムを「屠殺場のフック」にひっかけるシーンは、かなり痛々しい。ホラー映画史に残る「痛いシーン」として語り草になっている。
アンディ・ウォーホルのBAD(1977年) / 赤ちゃんを高層アパートの窓から捨てる残酷シーン
高層アパートの窓の外に赤ちゃんを放り投げてしまう。地上に落下した赤ちゃんの頭が割れて血が飛び散る。衝撃的な残酷シーンは話題になった。
アンディ・ウォーホルのBAD(原題:ANDY WARHOL’S BAD)は、1977年のアメリカのサイコ・サスペンス映画。大都会ニューヨークに潜む狂気を冷酷非情に描くカルト映画の傑作。
アンディー・ウォーホルのプロダクションにより製作されたサイコ・スリラー。さえない美容院の経営者エイカン夫人はそこを根城に殺人請負業という恐ろしい仕事を行っていた。彼女は情け無用の女殺人集団を組織し、依頼さえ受ければ男を車の下敷きにし指を切り取ったり、映画館に火をつけたりと無法の限りを尽くすのだが……。
「アンディ・ウォーホルのBAD」の赤ちゃんを高層アパートの窓から捨てるシーン(地面に叩きつけられた赤ちゃんは砕け、下にいた女性に血がビチャーッとかかる。通りがかった犬が死体をペロペロなめる)は、衝撃的なショックシーンとして話題になった。
日本のテレビCMでも放送された「高層マンションの窓から赤ん坊を投げ捨てる残酷シーン(残虐なスプラッター描写)」の予告が物議を醸しだした。
カニバリズム映画・モンド映画の金字塔「食人族」(1980年) / 有名なのは「女体串刺しシーン」。
「食人族」の残酷描写は衝撃的だが、中でも有名なのは「女体串刺しシーン」。このカットは、本作のメインビジュアルとして利用されている。
『食人族』(原題:Cannibal Holocaust)は、イタリアの映画監督、ルッジェロ・デオダートによる食人や強姦を題材にしたセクスプロイテーション、ホラー映画、カニバリズム(人喰い・食人)を題材にしたモンド映画である。日本では1983年1月に公開され、インパクトの強いCMの影響もあり、驚くほどの大ヒットを記録した。本作は、動物虐待、人肉食、強姦シーンが盛り込まれた映画であり、強姦や女性器への拷問など猟奇的な性描写が含まれているが、ポルノの代替として観客の性的興奮を煽り興行収入を得ようとする本作のような手法はセクスプロイテーション映画と呼ばれている。
『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』 / 牛裂きの刑を最大の見せ場とした残酷ショー
『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』(英題:Shogun’s Sadism)は、1976年公開の日本映画。東映京都撮影所製作。R−18作品。悪趣味なまでの猟奇エログロを全面に出しつつもただのグロ映画に終わらせなかったところに今でも支持者が多く、一部ではカルトになるほどの人気がある。
この年日本でも大きな話題を呼んだ『スナッフ/SNUFF』を狙い、当時の東映社長・岡田茂が、牧口雄二に「牛裂き」をテーマに撮れと指示を出して製作された映画。「残酷ショーを」という岡田社長の狙いに応えて、水責め、火責め、蛇責め、釜煮、磔、鋸挽きとあらゆる残虐の極地を繰り広げる一大残酷絵巻を表現した。牛裂き刑を扱った内村レナ主演の前半と、鋸引き刑を扱った川谷拓三主演の後半の2話オムニバス構成である。
寛永5年の6月。長崎奉行所与力佐々木伊織は狩りの最中まむしに噛まれた。その時、野良着姿の登世が通りかかり、なんのためらいもなく伊織の肌から毒を吸い出すのだった。数日後、伊織は登世の家を訪れるが、邪宗徒として登世の家族は長崎奉行所に連れ去られていた。長崎奉行所、お仕置場。ついに登世の父・茂造が選び出される。滑車で吊り上げられた巨大な石の下に座らされると、一気に岩が落ちてくる、岩石落しの刑だ。あっけなく終る処刑。つづいて登世の母・よしは裸にされたうえ両手足を縛られ、熱した鉄板の上に放り投げられる。鉄板焼きの刑である。その後、登世と伊織の関係を知った高坂はそれを引き裂くように登世を側女にし、毎夜、伊織を寝室に呼び寄せては、その目の前で登世を責めるのだった。思い余った伊織は登世を連れて逃亡するが、すぐに捕まってしまう。登世は、姦通の罪により最も恐れられていた股裂きの刑に処せられた…。 [お宝作品] (C)東映
最大の見せ場が牛裂きの刑。板の上に大の字にされた女囚の両足を綱で縛り、二頭の猛牛に身体を裂かせるもの。
内村レナの体にホルモンを巻きつけたが、京都には当時屠殺場があり、小道具係が新鮮なホルモンを手に入れ特に臭くはなかった。
ジャンク 死と惨劇(1980年) / 暴行・殺人犯の電気椅子処刑シーン。牛や豚、にわとりや羊などの残酷な屠殺シーン。世界中の悲惨かつ残虐な“死の瞬間”の一部始終を収録。
暴行・殺人犯の電気椅子処刑シーン。囚人は、84歳の老女を暴行・殺害したラリー・デ・シルバ。手足を固定され、両眼にガーゼをあてがわれて2000ボルトの電流が送り込まれる。囚人は絶命した。
ジャンク(原題:Faces of Death)は、アメリカと日本の映画作品シリーズ。作品内容は幅広いが、解剖、処刑、事故、屠殺といった「死」の風景ばかりを扱うのが特徴。なおドキュメンタリーの体裁を取っているが、1999年のインタビュー等でシュワルツ監督が語ったところによれば、特撮を用いたやらせも数多い。飛行機衝突・墜落事故現場の惨劇や、自然公園で熊に襲われ喰いちぎられる男など、世界の各地で起こった“死”の残酷な情景を追ったドキュメンタリー映画。
牛や豚、にわとりや羊などの残酷な屠殺シーン。動物を本当に殺す「アニマル・スナッフ」映画の側面も持つ。
本作は当時のモンド映画ブーム、スプラッタ映画ブームの中で製作されているが、その中にあっても過激さで特筆され、DVDボックスの宣伝文句によれば46ヶ国で上映禁止処分を受けている。世界中の悲惨かつ残虐な“死の瞬間”の一部始終を収録。
猿の脳みそ料理。中東のシーンにおいて、伝統的な食事をしている一団が猿脳(えんのう)を食するため穴の開いたテーブルを使っている。猿の頭を殴って殺すシーンでは猿が悲鳴を上げており、とても見ていられない。
死体解剖のシーン
モンド映画『グレートハンティング』 / ライオンによって人が喰い殺される…
『グレートハンティング』は、1970年代のオカルト映画、動物パニック映画などで刺激的な描写に慣れていた観客の度肝を抜いた、ライオンによって人が喰い殺されるシーンを売り物にしたドキュメンタリー映画である。
アフリカのアンゴラでは、バスから降りてライオンを撮影していた観光客が、背後からライオンに襲われ、家族の目の前で食い殺された。
売り物となったライオンの人喰いシーンや人間狩りのシーンは、偶発事故を撮った割には丹念なカット割りや編集、演技にしか見えない不自然な行動などが散見され、明らかなやらせである。
引用元: ウィキペディア(Wikipedia)『グレートハンティング』 (Ultime grida dalla savana)
サイコ・サスペンス『セブン』 / 「GLUTTONY(暴食)」の犠牲者は、死ぬまでスパゲティを食べ続けさせられる壮絶な最期。
『セブン』は、猟奇殺人を描いた1995年のアメリカのサイコサスペンス映画。犯人が「七つの大罪」をモチーフにして殺人を行っていた。
第一の殺人(暴食)、最初の死体は信じられないほど肥満の男であり、彼は食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。死因は食物の大量摂取とその状態で腹部を殴打されたことによる内臓破裂。状況から、何者かによって手足を拘束され、銃で脅されながら食事を強制されていた。
死ぬまでスパゲティを食べ続けさせられる壮絶な最期。
ソニー・コレルオーネ(『ゴッドファーザー』) 殺し屋のマシンガンの一斉射撃を受けて殺される。
『ゴッドファーザー』(原題: The Godfather)は、1972年に公開されたアメリカ映画。
コルレオーネ家の長男、ソニー・コレルオーネは敵から一斉に弾丸を浴びて息絶える。
サンティノ・“ソニー”・コルレオーネは、ヴィトー・コルレオーネの長男でアンダーボス。ヴィトーが銃撃されると代理でドンの地位に就くが、短気で逆上しやすい性格が災いし、確執のあった妹の夫のカルロの罠にはめられ、ハイウェイの料金所で待ち伏せていた殺し屋のマシンガンの一斉射撃を受けて殺される。
蜂の巣にされた後、最後に頭を蹴られる。
「人喰いナメクジ」が顔を食い破り飛び出してくる(生物パニックホラー映画「スラッグス」) 人喰いナメクジが、顔を突き破り大量に噴き出してくる強烈にグロテスクなトラウマシーン。
「スラッグス」は、サラダに混入した人喰いナメクジを知らずに食べちゃった人の体内で、寄生虫が異常繁殖して、ディナーの席で突如顔を突き破り春雨の如く噴き出してくる…壮絶なグロシーン。
「スラッグス」(Slugs)は、1988年のアメリカ/スペインの生物パニックホラー映画。カルト的に人気がある悪趣味な作品。骨の髄まで喰う人喰いナメクジが大群で襲いかかる。本物のナメクジを床を埋め尽くすほど大量に集めて撮影された、伝説の衝撃作『スクワーム』と双璧をなす、映画史上に残る超・悪趣味映画。
サラダに混入した「人喰いナメクジ」を知らずに食した人の体内で、寄生虫が異常繁殖して、ディナーの席で突如顔を突き破り大量に噴き出してくる強烈なトラウマシーン。映画史に残る屈指のグロテスクなシーンになっている。最高に気持ち悪くなること間違いなし。
<ストーリー/解説>
アメリカの片田舎で、食い荒らされ、骨だけになった変死体が発見される。
衛生局に勤めるマイクは、工場廃棄物によって突然変異したナメクジの仕業であること突き止め、凶悪ナメクジ絶滅作戦を決行すべく下水道をへ潜入したが、そこで想像を絶する光景を眼にする・・・。
ゾンビ映画の中の恐怖の「眼球串刺し」!
ゾンビ映画『ゾンゲリア』 / ナース姿のゾンビが、注射器を左目に突き刺し殺害する。有名な残酷シーン。
火だるまになり、昏睡状態で入院したジョージ・ルモインの目に看護婦は、注射器を突き刺し殺害する。本作の最大の見せ場「目玉への注射」シーン。
『ゾンゲリア』(原題:Dead & Buried)は、1981年のアメリカのゾンビ映画。「ゾンゲリア」は、ブードゥー・ゾンビ映画の味わいも残しつつも、注射器を眼球に突き刺し、強酸を皮下に注入するなどの惨たらしい残酷描写も実現した。ジョージ・A・ロメロが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で創出した、いわゆる「ロメロゾンビ」が登場するものとはかなり異なる。全編に漂う陰鬱とした雰囲気や激しい残虐描写も特徴だが、一方でミステリー的要素もある。
主人公の保安官のダンの正体などが明らかになる衝撃のラストも有名。『恐怖の足跡』の結末と同じ。町全体、妻のジャネットや果ては主人公のダン自身までゾンビだったという驚愕のオチ。
ゾンビ化は村全体に広がっており、なんと妻もすでにゾンビ化していた。ラストで、ダンは映写機の映像で、ゾンビ化した妻に、自分自身が殺されるシーンを見る。主人公のダンもゾンビだったのだ。
ゾンゲリア(日本語)予告編
もうひとりでは寝られない。子供時代に見たら、トイレにいけなくなるレベルのトラウマ級の予告編。
(ストーリー)
テキサスの田舎町の保安官が、ある殺人事件を追及。検死官にして葬儀屋の男が、死体の美化蘇生に見入られ、殺しては墓をあばきゾンビに仕立てていることが判明する。だが時すでに遅く……。監督に「ザ・モンスター」のG・A・シャーマン、脚本に「エイリアン」のD・オバノン、そして特殊メイクに「ターミネーター」のS・ウィンストンという、通好みのスタッフが手掛けたゾンビものの怪作。
ゾンビ映画「サンゲリア」 / 木片で目玉を突き破られるシーン(眼球串刺し)は痛いシーンとして語り草になっている。
『サンゲリア』(原題:ZOMBIE)は、ルチオ・フルチ監督のゾンビものホラー映画。1979年イタリア・アメリカ合作映画、日本劇場公開は1980年5月24日。『サンゲリア』では古典的な吸血鬼映画のストーリーを土台として用いながら、目玉串刺し、カニバリズム、顔面切断など極端まで過激化した残酷描写によって話題を呼んだ。ジャネット・デ・ロッシの特殊メイク・特殊効果による見るもおぞましい腐乱ゾンビは語り草になっている。ルチオ・フルチ監督はこの後、『地獄の門』『ビヨンド』と立て続けにゾンビ映画を製作し残酷描写の創造に精を出した。
ホラー史に残る「サンゲリア」の残酷描写の見せ場「目玉串刺し」シーン。オルガ・カルラトが演じるポーラ・メナードの目玉串刺しは、スプラッター映画の目玉であった。放映当時、観客の全員がみな驚かされた。
映画『サンゲリア』サンゲリア (ZOMBI 2)のテーマ(1979/伊)EP
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実写映画版「ミスミソウ」 / 担任教師の南 京子は、通りがかりの除雪車に轢かれ、ミンチにされて死亡した。
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南 京子(みなみ きょうこ)は、野咲 春花(のざき はるか)達のクラスの担任教師。終盤では、妙子の遺体発見をきっかけに責め立ててきた保護者達の姿に、かつて受けたイジメの思い出が重なり、錯乱して一部の保護者に傷害を加え逃走するが、直後に通りがかりの除雪車に轢かれ、ミンチにされて死亡した。
笑える死に方…つい笑ってしまうコメディタッチの有名な死亡シーン
ジャッキー・チェン主演のカンフー・アクション映画『スネーキーモンキー 蛇拳』 / 宣教師(鷹牙流の秘密兵器)は、ジャッキーのとどめの急所(股間)攻撃を受けて死亡する。
ガンフー(簡福)(演:ジャッキー・チェン)は、猫拳と蛇形拳の合わせ技で宣教師を倒す。哀れな宣教師は、終盤は一方的にやられ、ガンフー(ジャッキー・チェン)のとどめの急所攻撃を受けて悶絶して気絶するように死亡する。
股間にとどめの一撃を食らった宣教師は悶絶して死亡した。半端ではない想像を絶する痛さだったに違いない。
映画「007 死ぬのは奴らだ」 / ラスボスのDr.カナンガ/Mr.ビッグは膨張し破裂して死亡。ひどい死に方としても、笑える死に方としても有名。
『007 死ぬのは奴らだ』は、イアン・フレミングの長編小説『007』第2作。および、それを翻案とした1973年公開、ガイ・ハミルトン監督のスパイアクション映画。『007』シリーズ第8作。ジェームズ・ボンド役をロジャー・ムーアが演じた初の作品である。
本作品のラスボスであるサン・モニークの大統領、Dr.カナンガは、自らハーレムの大物Mr.ビッグに変装し、レストランチェーン「フィレ・オブ・ソウル」を通じて麻薬を無料で配布し、アメリカに麻薬中毒患者を増加させ、その後に麻薬の値段を吊り上げることで荒稼ぎしようとしていた。
最後には、ボンドにサメ退治用圧縮ガス弾を飲まされ、どこまでも膨張し破裂して死亡した。ひどい死に方としても、笑える死に方としても有名。
ドクター・カナンガ / ミスター・ビッグは、どこまでも膨張し破裂して死亡した。非常にインパクトのある笑える死に方として有名。
SFホラー映画『デッドリー・フレンド』 / 怪力の人造人間サマンサの投げるバスケットボールで顔面・頭部が粉々に破壊される。
『デッドリー・フレンド』は、コンピュータ少年が、事故死したガールフレンドにロボットの回路を埋め込み蘇生させようとするストーリー。
母親とともに町に引っ越してきた天才少年ポールは、サマンサという少女に恋をする。しかし彼女は父親の虐待を受けたあげく、脳死状態に。悲しみに暮れるポールは彼女の体に、自ら作り上げたロボットのコンピューターを埋め込む。だが、ロボットとして復活したサマンサはやがて殺人を犯すことに……。少年の悲劇的な恋、そして惨劇を描く青春ホラー。
AIロボットのBBの能力を宿したサマンサが、復讐モンスターとなって大暴れ。近所で評判のキチガイおばあさんに目がけてバスケットボールを投げつけると、ボールは顔面に当たり、顔面・頭部が破壊される。
超怪力の人造人間となったサマンサが、意地悪婆の顔面をバスケット・ボールで粉砕する場面は、血肉が飛散る強烈なゴア場面として有名。
カルト映画『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』 / 人見広介と秀子の壮絶な最期(心中)…人間花火として空中に四散した。
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』は、1969年公開の日本のホラー映画。内容の過激さから、セックスシーンや流血シーンは少ないにもかかわらず、公開当時は成人映画に指定された。日本に於けるカルト映画の先駆けと評される。
人見広介と秀子の壮絶な最期(心中)は、衝撃的なラストシーンとして名高い。広介と秀子は、“兄妹と判っても離れられない”とメモを残すと、花火の筒から、火花と共に、空中に四散してしまった。「おかーさーん」と叫びながら…。
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』の人間花火シーンは、衝撃のラストシーンとして語り継がれている。
広介と秀子は、クライマックスで花火とともに空に舞い上がり、爆死。さらに千切れた生首は「お母さん」と叫びながら夕焼け空に消えていく伝説のラスト。
スパイアクション映画『トゥルーライズ』 / テロリストのリーダーのサリム・アブ・アジズは、人間ミサイルとしてぶっ飛ばされ、爆死
『トゥルーライズ』(True Lies)は、1994年のアメリカのアクション映画。アーノルド・シュワルツェネッガー扮する凄腕のスパイが、その身分を家族に隠しながらテロリストと戦う姿をコメディタッチで描くアクション映画。
テロリストのリーダーのサリム・アブ・アジズは、人間ミサイルとしてぶっ飛ばされ、爆死