スプラッター・スラッシャー、サイコサスペンス、オカルト、SFホラーといったジャンル別に名作ホラー映画 / 恐怖映画をご紹介。ジャンルを再定義したクラシカルな名作ホラー映画や新しいジャンルを生み出した革新的な名作ホラー映画が勢揃い。1970年代のオカルトブームを牽引した「エクソシスト」や80年代のスプラッターブームの火付け役の「13日の金曜日」、ジャパニーズホラーの火付け役となった中田秀夫監督の『リング』など。

スラッシャー / スプラッターホラー映画の名作

悪魔のいけにえ(1974年) / 人喰い一家の狂気が描かれた田舎ホラー・孤島ホラー系グロ・スプラッター作品

レザーフェイスは、『悪魔のいけにえ』に登場するトラウマキャラクター。本名はババ・ソーヤー。人肉を売りさばく肉屋に産まれた4人兄弟(内2人は双子)の4男。人間の顔面の皮を剥いで作ったマスクを被った大男。先天性の皮膚病と梅毒を患っており、病気により醜くなった自身の素顔を隠すため人皮のマスクを被っている。レザーフェイスは、『悪魔のいけにえ』に登場するトラウマキャラクター。本名はババ・ソーヤー。人肉を売りさばく肉屋に産まれた4人兄弟(内2人は双子)の4男。人間の顔面の皮を剥いで作ったマスクを被った大男。先天性の皮膚病と梅毒を患っており、病気により醜くなった自身の素顔を隠すため人皮のマスクを被っている。

『悪魔のいけにえ』(原題:The Texas Chain Saw Massacre)は、トビー・フーパー監督による1974年のアメリカのホラー映画。米国テキサス州に帰郷した5人の男女が、近隣に住む人皮のマスクを被った大男「レザーフェイス」に襲われ殺害されていく様子が描かれたホラー作品。レザーフェイスは、チェーンソーやハンマーで侵入者を惨殺し、殺した人間や動物を解剖して家具の材料に利用している。

ソーヤー一家の狂気の晩餐ソーヤー一家の狂気の晩餐。恐るべき地獄の宴。

殺人鬼・レザーフェイスは、カークの恋人パムを、フックで吊るした後、冷蔵庫の中に閉じ込めて殺害した。フックに吊るされるシーンは、観客にトラウマを刻み付けた残虐シーンとして有名。殺人鬼・レザーフェイスは、カークの恋人パムを、食肉を吊るす巨大な鉤針のフックで吊るした後、冷蔵庫の中に閉じ込めて殺害した。フックに吊るされるシーンは、観客にトラウマを刻み付けた残虐シーンとして有名。

何が起こっているのかわからず泣き叫んでいるパムを「屠殺場のフック」にひっかけるシーンは、かなり痛々しい。ホラー映画史に残る「痛いシーン」として語り草になっている。

現代スラッシャー映画の原点『ハロウィン』(1978年)

現代スラッシャー映画の原点『ハロウィン』(1978年)現代スラッシャー映画の原点『ハロウィン』(1978年)

『ハロウィン』(Halloween)は、1978年のアメリカ映画。「ハロウィンシリーズ」の第1作目である。多くの批評家からは、アルフレッド・ヒッチコック監督作の『サイコ』から着想を得たスプラッター映画作品群における最初の作品として認知されている。1978年公開の『ハロウィン』でローリーを演じたジェイミー・リー・カーティスは、絶叫クイーンとして名前を挙げられることが多い。カーティスは『ハロウィン』で高評価を得て以降、『ザ・フォッグ』や『プロムナイト』などホラー映画の人気作品へ立て続けて出演した。

殺人鬼「ブギーマン」(本名は、マイケル・マイヤーズ)

暗闇の中、無表情のマイケルが迫る。いつもの日常の風景に怪しい人影(マイケル)が突如現れ、何もせずにじっとたたずんでいる。ひたひたと、残虐なストーカー(殺人鬼)が忍び寄る恐怖を犠牲者同様に観客も味合わされる。

マイケル・マイヤーズの姿、白い無表情の仮面は、得体の知れない化け物感を漂わすホラー史に残る伝説のシンボル・アイコンとなった。マイケルが何かやるごとに客席(観客)から悲鳴が起こった。マイケル・マイヤーズの姿、白い無表情の仮面は、得体の知れない化け物感を漂わすホラー史に残る伝説のシンボル・アイコンとなった。マイケルが何かやるごとに客席(観客)から悲鳴が起こった。

殺人鬼「ブギーマン」は、映画『ハロウィン』シリーズに登場する架空の殺人鬼(サイコキラー)である。本名は、マイケル・マイヤーズ(Michael Myers)。ごく普通の人間の顔であるが、素顔をさらすことは滅多にない。トレードマークの白塗りのハロウィンマスクを愛用している。銃弾を何発受けても平然と起き上がる尋常でない屈強な身体をしており、ガス爆発に巻き込まれても、10年の時を経て復活している。また、大柄な男性の人間を片腕で持ち上げる怪力の持ち主で、様々な物を武器にして殺人を犯す。


『ハロウィン』予告編 (2018年)
緊迫感を生み出す主観映像、そして白いマスクの男・マイケルの襲い掛かるタイミングとじらし演出を巧みに繰り返し、視聴者の心を揺さぶってくる。

殺人現場に置かれたマイヤーズ家の長女の墓石。ブギーマンは人間離れした怪力の持ち主として描かれている。殺人現場に置かれたマイヤーズ家の長女の墓石。ブギーマンは人間離れした怪力の持ち主として描かれている。

15年前、包丁で自らの姉を殺害したマイケルが精神病院を脱走し、ハロウィンの夜に故郷に戻る。担当医ルーミスの追跡をよそに、白いマスクをつけ、包丁を手にしたマイケルは殺戮を繰り返すことに。ベビーシッターのアルバイトをしていた女子高生ローリーも命を狙われるが……。ジョン・カーペンター監督の名前を世界中に轟かせることになった大ヒット・ホラー。神出鬼没のマイケルのキャラクターは人気を博し、シリーズ化された。

1963年、イリノイ州ハドンフィールドで殺人事件が起こった。マイヤーズ家で殺害されたのは、その家の長女、ジュディス・マイヤーズ。そして、彼女を殺した犯人は6歳の「マイケル・マイヤーズ」であった。1963年、イリノイ州ハドンフィールドで殺人事件が起こった。マイヤーズ家で殺害されたのは、その家の長女、ジュディス・マイヤーズ。そして、彼女を殺した犯人は6歳の「マイケル・マイヤーズ」であった。

『ハロウィン』(1978年)の結末は、幻想怪奇な余韻を残して終わる結末。『ハロウィン』(1978年)の結末は、幻想怪奇な余韻を残して終わる結末。

ラストシーンでは、殺人鬼マイケル(ブギーマン)は、妹のローリーの命を狙うが、宿敵である精神科医ルーミス医師の活躍によって、失敗に終わる。ピストルで撃たれて2階から庭に落下して死亡したと思われたマイケルは、不思議なことに消え去っていた。やや後味が悪い幻想的なファンタジー色を残した趣のあるラストシーンになっている。ジェイソンとは異なり、ラストシーンで見せるマスクの下の素顔は端正な部類に入る。生身の人間であるにも関わらず異様に強靭な肉体を持っているため、拳銃やショットガンや挙句の果てには迫撃砲を喰らってもなお生存している。

ラストシーンでは、6発の銃弾を撃ち込まれ、2階から落下したにも関わらず、忽然と姿を消してしまう。ファンタジーとリアルの世界を行き来するマイケルは伝説のブギーマンなのだろうか?ラストシーンでは、マイケルは、ルーミス医師に6発の銃弾を撃ち込まれ、2階から落下したにも関わらず、忽然と姿を消してしまう。ファンタジーとリアルの世界を行き来するマイケルは伝説のブギーマンなのだろうか?

『ハロウィン KILLS』

映画『ハロウィン KILLS』特報

巨匠ジョン・カーペンター監督による『ハロウィン』(1978)から40年後を舞台にした3部作の第2弾。殺人鬼ブギーマンが業火の中から生還し、再びハドンフィールドの街に恐怖が襲う。2021年10月29日(金)公開。TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開。配給:パルコ ユニバーサル映画。

イタリアのジャーロ映画の金字塔『サスペリアPART2』(1975年) 映画史に残る傑作ミステリー。

『サスペリアPART2』の最初の惨劇のシーン。切れ味のある残酷描写になっている。『サスペリアPART2』の最初の惨劇のシーン。窓ガラスにガチャンと顔を叩きつける残酷殺人。切れ味のあるスプラッター描写になっている。

『サスペリアPART2』(原題:Profondo Rosso、英題:Deep Red)は、1975年公開のイタリアのダリオ・アルジェント監督によるサスペンス映画である。日本では本作が『サスペリア』の前に作られたにもかかわらず、2作目という題がつけられた。本作はあくまでも生身の人間の犯罪者による猟奇殺人を描いたサイコホラー作品であり、現代に潜む魔女を描いたオカルト映画の記念碑的名作「サスペリア」とは内容にも全く関連性がない。理由としては本作が『サスペリア』より後に日本に輸入されたことと、配給会社が『サスペリア』のヒットを受け、『サスペリア』の続編として公開したほうが売れると考えたためである。本作は、スプラッター・ホラー映画としても傑作であるが、推理劇として見ても、映画史に残る「傑作ミステリー」として語り継がれている。

気味の悪い子供の絵。ホラー要素満載の極上のミステリーになっている。気味の悪い子供の絵。ホラー要素満載の極上のミステリーになっている。実は冒頭で流れたクリスマスの惨劇を描いた絵。


サスペリアPART2(1975年)のトラウマキャラ「笑い人形」 バーンと扉が開いて、笑い人形が迫ってくる。一度見たら忘れられない恐ろしいシーン。全く意味不明な人形が笑いながら歩いてくるシーンは視聴者にトラウマを植え付けた。

イギリスからローマにやってきた若いピアニストが、次々と起こる異常な殺人事件に巻きこまれるサスペンス・ホラー。女予言者が殺されたのを手始めに連続殺人が発生。事件に巻き込まれたピアニストは謎の犯人像に迫るが……。鋭利な刃物で切り裂かれる肉体、熱湯でただれる顔、奇怪なからくり人形など、これまでに見たことのないショッキング描写が全編を彩る、サスペンス・ホラー。

実は物語の序盤で大胆にも犯人が一瞬映りこんでいる。異様な絵が多く飾られた廊下にある鏡には、実は犯人が映っていた。超有名なネタとして語り継がれている。実は物語の序盤で大胆にも犯人が一瞬映りこんでいる。異様な絵が多く飾られた廊下にある鏡には、実は犯人が映っていた。超有名なネタとして語り継がれている。

『サスペリアPART2』は、ホラー的な要素を巧みに取り入れたサスペンス映画の傑作。スラッシャー映画の源流のひとつ。『サスペリアPART2』は殺人などの残酷描写を主眼とするサスペンス・スリラー映画=「ジャーロ映画」の代表作であり、アルジェント映画の最高傑作と讃えるファンも多数いる作品。

「重要なものを見ているのにもかかわらず見過ごしている」という監督の初監督作品『歓びの毒牙』のオマージュとされる映像トリック。マークは、あの時見たのは絵ではなく、犯人が映った鏡だったことに気付く。「重要なものを見ているのにもかかわらず見過ごしている」という監督の初監督作品『歓びの毒牙』のオマージュとされる映像トリック。マークは、あの時見たのは絵ではなく、犯人が映った鏡だったことに気付く。


カルロの母親の映画史に残る壮絶な最期。とても丈夫な恐ろしいネックレス。ネックレスがエレベータにひっかかり、首が切断される。

13日の金曜日

スラッシャー映画の金字塔『13日の金曜日』(1980年)スラッシャー映画の金字塔『13日の金曜日』(1980年)

『13日の金曜日』(英語: FRIDAY THE 13TH)は、1980年に第1作が公開されたアメリカ合衆国のホラー映画(スプラッター映画)シリーズ。特殊効果と特殊メイクの革新的な進化によって、残酷な殺害描写を露骨に、人体破壊描写(ゴア・スプラッター描写)を丹念に細密に見せたことが売りとなった。当時の観客を大いに刺激しトラウマを刻み込んだ。試写を見た学生が「私は死んでしまった」(17才、学生)という意味不明なすごいコメントを残したことも有名。

巨匠トム・サヴィーニによる血みどろ特殊メイクアップを駆使した革新的な人体破壊描写(血まみれ効果/ゴア・エフェクト)が続出

ジャック・バーレル(当時は無名だったケヴィン・ベーコン)は、マーシーとの性交後、二段ベッドの下に潜んでいたパメラに鋭い矢で喉を貫かれ死亡した。当時、この場面は「本当に俳優を殺したに違いない」とまで言われた。ジャック・バーレル(当時は無名だったケヴィン・ベーコン)は、マーシーとの性交後、二段ベッドの下に潜んでいたパメラに鋭い矢で喉を貫かれ死亡した。当時、この場面は「本当に俳優を殺したに違いない」とまで言われた。

売れっ子の特殊メイクアーティストの「トム・サヴィーニ」の得意とする究極のゴア・エフェクト(血まみれ効果)とトリック的な撮影が冴えわたる人体破壊描写は、世界を震撼させ観客にトラウマを植え付けた。殺害場面の出来があまりにも良すぎてリアルに見えすぎる(本当に人を殺していると誤解される)とレイティングでもめることになり、一番の見せ場がカットされることにもなった。

マーシー・カニンガム(ジャニーヌ・テイラー)は、ジャックとの性交後、トイレで忍び込んだパメラによって顔面に斧を叩き込まれ死亡した。マーシー・カニンガム(ジャニーヌ・テイラー)は、ジャックとの性交後、トイレで忍び込んだパメラによって顔面に斧を叩き込まれ死亡した。

第1作目『13日の金曜日』の殺人鬼の正体は、ボーヒーズ夫人/パメラ・ボーヒーズ

第1作目『13日の金曜日』の殺人鬼の正体は、ジェイソンの母親である「パメラ・ボーヒーズ」。第1作目『13日の金曜日』の殺人鬼の正体は、ジェイソンの母親である「パメラ・ボーヒーズ」。 息子がクリスタルレイク湖で溺死して行方知れずになってからパメラは精神に異常をきたして二重人格になってしまう。

ボーヒーズ夫人/パメラ・ボーヒーズは、第一作目の主人公でありキャンプ場の監視員候補生を次々と殺害する殺人鬼の正体。最後の生存者アリスに首を切断されて死亡した。1作目はジェイソンの母親のパメラ・ボーヒーズが復讐鬼となるサイコサスペンス調のスラッシャーものであった。最後の生存者アリスに首を切断されて死亡した。2作目以降からジェイソン・ボーヒーズ本人が殺人鬼として活躍する。

ジェイソンの母パメラ·ボーヒーズ(ベッツィ・パーマー)は最後の一人(通称「ラスト・ガール」「ファイナル・ガール」)となったアリス・ハーディー(エイドリアン・キング)を追い詰めるが、アリスの反撃によって首をナタ(マチェーテ)で切断され、死亡する。ジェイソンの母パメラ·ボーヒーズ(ベッツィ・パーマー)は最後の一人(通称「ラスト・ガール」「ファイナル・ガール」)となったアリス・ハーディー(エイドリアン・キング)を追い詰めるが、アリスの反撃によって首をナタ(マチェーテ)で切断され、死亡する。

13日の金曜日(1980年)の映画史に残る伝説的な衝撃のラスト(アリスの幻覚)

13日の金曜日(1980年)の伝説的な衝撃のラスト。心臓が止まるほどビックリした観客が多数。警察も到着し、もう絶対的に事態は安全だと観客は油断をしていた。アリスが目覚めると、背後から突然・・・13日の金曜日(1980年)の伝説的な衝撃のラスト。心臓が止まるほどビックリした観客が多数。警察も到着し彼女に声をかけて呼んでいる。警察も来て、もう絶対的に事態は安全だと観客は油断をしていた。アリスが目覚めると、背後から突然・・・この心臓破りの衝撃のラストの恐怖感を忘れられない人は多い。

「13日の金曜日」は、惨劇は終わったと油断していると・・・恐怖のオチが襲う「衝撃のラスト」で有名。湖から飛び出してきた腐乱したジェイソンがアリスを湖に引きずり込む「衝撃のラスト」は、一生忘れられないトラウマとして視聴者の心に刻まれた。観客は完全に安心しきっていたので、不気味なジェイソンが突然飛び出してきた時点で心臓が止まりそうになった。

第1作目『13日の金曜日』のラストシーンにて、主人公のアリスに襲い掛かるジェイソンの素顔(このシーンは主人公のアリスが見た一種の幻覚という扱い)第1作目『13日の金曜日』のラストシーンにて、主人公のアリスに襲い掛かるジェイソンの素顔(このシーンは主人公のアリスが見た一種の幻覚という扱い)。スプラッター映画の金字塔『13日の金曜日』では、ラスト、惨劇が終わり湖畔のボートでうなだれるヒロインを、死んでいるはずの不気味な様相のジェイソン少年が水中に引き入れるシーンが、観客に大きな衝撃を与えた。『キャリー』(1976年)の衝撃のラストと同様に不意打ちで心臓に悪い衝撃のラストとなった。

映画史に残る伝説の衝撃のラスト。この衝撃的なラストの恐怖演出が「13日の金曜日」の差別化・ブランド強化に一躍買った。映画史に残る伝説の衝撃のラスト。この衝撃的なラストの恐怖演出が「13日の金曜日」の差別化・ブランド強化に一躍買った。強烈なドッキリ演出により観客席から悲鳴が上がった。客席は湧きあがった。

ボーヒーズ夫人を倒し、ただ一人生き残ったアリスは湖に浮かぶボートで目を覚ます。すべては終わったのだ(観客はみな、そう思い油断していた)。その刹那、醜く歪んだおぞましい顔をしたジェイソン少年が湖から飛び出してくる。湖に引きずり込まれるアリス(観客はみな、驚きのあまり飛び上がって絶叫した)。気が付くとアリスは病院のベッドの上で絶叫している。すべてはアリスが見た夢だったのだろうか?

不気味なジェイソン少年にアリスは湖に引き込まれてしまった・・・というのは病院で静養中のアリスの見た悪夢であった。不気味なジェイソン少年にアリスは湖に引き込まれてしまった・・・というのは病院で静養中のアリスの見た悪夢であった。不気味なジェイソン少年の登場は、アリスの幻覚に過ぎなかったというオチ。

連続殺人鬼「ジェイソン・ボーヒーズ」

『13日の金曜日 PART2』に登場するジェイソン・ボーヒーズ。片目を覗かせる穴を開けた白い麻布袋のマスクを被って顔を隠している。『13日の金曜日 PART2』に登場するジェイソン・ボーヒーズ。片目を覗かせる穴を開けた白い麻布袋のマスクを被って顔を隠している。

ボーヒーズ夫人の息子。35年前にクリスタル湖で溺れ行方不明となった少年。顔面に先天的な奇形を患っている。作中では殺人鬼やアリスの幻覚として登場する。続編『13日の金曜日 PART2』では実は生き延びていたことが判明し、母親を殺された復讐のため、殺人鬼となる。クリスタルレイク付近へやってくる人間を母親の仇と見なし、一人ずつ殺害していく。

ホッケーマスクをかぶったジェイソン(「13日の金曜日 PART3」以降)

ジェイソン・ボーヒーズの象徴とも言えるホッケーマスクが初めて登場した歴史的な作品の「13日の金曜日 PART3」ジェイソン・ボーヒーズの象徴とも言えるホッケーマスクが初めて登場した歴史的な作品の「13日の金曜日 PART3」。シリーズ第三作目『13日の金曜日 PART3』にて、ジェイソンの容姿が前作から変更され、ホッケーマスクをかぶった大男として設定されており、のちにこのホッケーマスクは彼のトレードマークとして知られるようになる。

スラッシャー映画の記念碑的作品「エルム街の悪夢」(1984年)

スラッシャー映画の記念碑的作品「エルム街の悪夢」(1984年)スラッシャー映画の記念碑的作品「エルム街の悪夢」(1984年)

『エルム街の悪夢』(原題:A Nightmare on Elm Street)は、1984年にアメリカで公開されたホラー映画。夢の中で人々を襲う殺人鬼、フレディ・クルーガー(Freddy Krueger)の恐怖を描いている。2010年にはリメイク・リブート版が公開された。

殺人鬼「フレディ・クルーガー」

殺人鬼フレディ(エルム街の悪夢)は、夢の中に住む殺人鬼なので、その殺し方はリアルというよりも、ぶっ飛んだ奇想天外なものばかりである。そこが面白さの広がりになった。殺人鬼フレディ(エルム街の悪夢)は、夢の中に住む殺人鬼なので、その殺し方はリアルというよりも、ぶっ飛んだ奇想天外なものばかりである。そこがフレディの面白さの広がりになった。

電話の受話器から殺人鬼フレディの舌が出てくる有名なシーン。電話の受話器から殺人鬼フレディの舌が出てくる有名なシーン。気が付いたら悪夢の真っただ中にいるという恐怖を感じられるイメージ。

フレディ・クルーガーは、ホラー映画『エルム街の悪夢』シリーズに登場するキャラクター。眠っている人の夢に出現し、右手の庭師用手袋にはめられた鉄の爪で相手を引き裂く殺人鬼。夢の中で彼に殺された者は、現実でも同様の傷を負って死に至る。第一作目のフレディは、後のシリーズで見られるブラックジョークなどは一切なく、冷酷な殺人鬼として描かれている。

『エルム街の悪夢』の有名なバスシーン。ナンシー、目を覚まして!アワの中からゆっくり主人公の「ナンシー・トンプソン」に近づくフレディの鉄の爪。『エルム街の悪夢』の有名なバスシーン。ナンシー、目を覚まして!アワの中からゆっくり主人公の「ナンシー・トンプソン」に近づくフレディの鉄の爪。この有名なシーンは2010年のリブート版でも再現されている。

当初、フレディは冷徹な殺人鬼として描かれていたが、シリーズを追うごとにブラックジョークを口にし、残虐ながらもコミカルな殺害方法を見せるようになっていく。
「キャリー」や「13日の金曜日」の有名なラストシーンをオマージュしたような、「エルム街の悪夢」のラストシーン。衝撃のラスト…「キャリー」や「13日の金曜日」の有名なラストシーンをオマージュしたような、「エルム街の悪夢」のラストシーン。「サスペリア」のパットの殺害シーンの影響も受けている。

ナンシーが最後の手段として、グレンの言った「背を向けてエネルギーを奪う」の言葉通りにするとフレディは消滅。ナンシーが目覚めるとそこでは死んだはずの友人も母親も生きていた。すべては元通りの世界に見えたが、そこに突如フレディが現れたのだった。物語は現実と虚構の境目が分からなくなる。

シリーズ最大のヒットになった『エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃』(1988年)

アリスの友人のデビー・スティーヴンスは、ゴキブリになってしまうという酷い死に方。ゴキブリにされて、フレディに 握り潰されてしまう。アリスの友人のデビー・スティーヴンスは、ゴキブリになってしまうという酷い死に方。ゴキブリにされて、フレディに 握り潰されてしまう。

次々とフレディの毒牙に倒れた仲間の力を一身に背負った新女主人公アリスが敢然とフレディに立ち向かうクライマックスはシリーズの方向性を決定づける物になる。アリスの友人のデビー・スティーヴンスは、フレディの悪夢に会い、無残な最期を遂げてしまう。

ヘル・レイザー(1987年)

伝説の魔道士“ピンヘッド"、降臨!ホラー映画史に暗黒の炎が輝く名作ホラー『ヘル・レイザー』(1987年)伝説の魔道士“ピンヘッド”、降臨!ホラー映画史に暗黒の炎が輝く名作ホラー『ヘル・レイザー』(1987年)

『ヘル・レイザー』(原題:Hellraiser、イギリス:Clive Barker’s Hellraiser)は、1987年のイギリスのホラー映画。ヘルレイザーシリーズ第1作。これまでに7作の続編が作られ、2007年にはこの作品のリメイク計画が発表された。「13日の金曜日」のジェイソン、「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス、「エルム街の悪夢」のフレディと並ぶホラー界の超人気キャラクター”ピンヘッド”が大暴れする「ヘルレイザー」。

不気味な皮膚がない血みどろフランク。謎の小箱の力で肉体を消失したフランクだったが、ジュリアの誘惑してきた男達の血と肉を喰べて蘇生しつつあった。不気味な皮膚がない血みどろフランク。謎の小箱の力で肉体を消失したフランクだったが、ジュリアの誘惑してきた男達の血と肉を喰べて蘇生しつつあった。

郊外に住むフランク(オリヴァー・スミス)は、ある日街で謎の小箱を手に入れた。それは伝説のパズルで、組み替えによって“究極の性官能”を経験できるものだった。フランクは、早速パズルに取り組んだ。組み合わされた瞬間、フランクの体は一瞬の内に破壊された。

魔導士(セノバイト)たちは、フランクが蘇った部屋で殺人鬼と化したフランクを見つけ、また快楽と苦痛を彼に与えた。フランクは鉤のついた鎖を全身に引っかけられ八つ裂きにされる(2度目の死を迎える)。魔導士(セノバイト)たちは、フランクが蘇った部屋で殺人鬼と化したフランクを見つけ、また快楽と苦痛を彼に与えた。フランクは鉤のついた鎖を全身に引っかけられ八つ裂きにされる(2度目の死を迎える)。

有名なグロ映画。苦痛に泣き叫ぶ男、うごめく皮膚のない人体、2つの頭を持つ怪物、繰り返される猟奇殺人など、見ていて顔を背けたくなるようなシーンもある。

30年以上にわたり愛され続ける「チャイルド・プレイ」シリーズ

連続殺人鬼の邪悪な魂が宿った人形チャッキーが、母子を恐怖に陥れる! 連続殺人鬼の邪悪な魂が宿った人形チャッキーが、母子を恐怖に陥れる!

『チャイルド・プレイ』(Child’s Play または Chucky)は、アメリカ合衆国のホラー映画のフランチャイズであり、ドン・マンシーニ(英語版)発案による7本のオリジナルシリーズと2019年公開のリメイク版が製作された。シリーズではブードゥー教の秘術によって死から免れるために「グッドガイ人形」に魂を移したシリアルキラーのチャッキー(声:ブラッド・ドゥーリフ)に焦点が当てられる。第1作となる『チャイルド・プレイ』は1988年11月9日に公開された。

スラッシャー映画ブームを復活させた記念碑的な名作「スクリーム」(1996年)

『スクリーム』(Scream)に登場する死神の仮面をかぶった謎の殺人鬼「ゴーストフェイス」 その正体は作品ごとに違う。『スクリーム』(Scream)に登場する死神の仮面をかぶった謎の殺人鬼「ゴーストフェイス」 その正体は作品ごとに違う。

『スクリーム』(Scream)は、1996年のアメリカ映画。この映画では10代の若者たちが描かれる。そして謎の殺人鬼が現れたとき、映画マニアの彼らは「スプラッター映画のお決まりのパターン」を会話の中で紹介し、情け容赦なく批判する。そして若者たちはそのパターンに、時には擬えられ、また時には裏切られながら一人ずつ殺されていく。この絶妙な設定によって、すでに飽きられていたスプラッター映画を1990年代半ばに復活させることに成功した。この作品のヒットによって続編『スクリーム2』『スクリーム3』も作られた。

『スクリーム』シリーズの殺人鬼「ゴーストフェイス」

ゴーストフェイスとは、アメリカのスプラッター・ホラー映画作品『スクリーム』シリーズに登場する殺人鬼。死神のような衣装と幽霊かムンクのような仮面を着用しており、その姿から「ゴーストフェイス」の異名で呼ばれているが、本編ではそのような呼称は無く、終始「殺人鬼」と呼ばれていた。

恐怖映画に異常な愛情を注ぐ狡猾なサイコキラーに命を狙われる。この死神の仮面をかぶった殺人鬼はホラー映画を真似ながら、現実世界を恐怖に陥れる。80年代スラッシャー映画のお約束を元ネタにしたメタ構造の痛快なノリが当時の若者を魅了した。


スクリーム – 予告編

拷問を題材にしたスプラッター映画(拷問ポルノ)

ソウ(2004年)/ ソリッドシチュエーションホラーブームの原点

ソリッドシチュエーションスリラー第1弾「ソウ」(2004年)連続殺人ゲームによる予想できない展開が話題を呼んだソリッドシチュエーションスリラー第1弾「ソウ」(2004年)

『ソウ』 (SAW) は、2004年に公開されたアメリカ合衆国のサイコスリラー映画。ソウシリーズの1作目。老巧化したバスルームに横たわり、足首には鋼鉄の鎖、対角線上にはもう一人の男、そして間には自殺死体…という理解不能な状況におかれた二人の男と、連続殺人犯を追う刑事を描いた、恐怖の限界に挑むソリッド・シチュエーション・スリラー。猟奇殺人鬼ジグソウによって密室に閉じ込められ、ゲームを強要させられた2人の男性を主軸に話が展開する。残酷なシーンが多いため、日本ではR15+指定。

天使の罠(「ソウⅢ」):「天使の羽」は、saw3内で登場したゲーム。被験者は「ケリー」。「天使の羽」は、ケリーの腹部、胸部に直接突き刺さっている。「天使の羽」の装置が作動すると外側に向け一気に開き、腹部を炸裂させる。天使の罠(「ソウⅢ」):「天使の羽」は、saw3内で登場したゲーム。被験者は「ケリー」。「天使の羽」は、ケリーの腹部、胸部に直接突き刺さっている。「天使の羽」の装置が作動すると外側に向け一気に開き、腹部を炸裂させる。

『ソウ』の特徴は、殺人鬼が直接殺害に手を下さないこと。犠牲者を部屋に閉じ込め多様な拷問装置やトラウマ級の残虐すぎる罠(トラップ)の餌食にする。恐ろしい拷問装置の数々が痛々しい苦痛を犠牲者に味合わせる。拷問装置というよりも救いのない処刑装置と言った方が良いトラップ・罠も多い。


5分でわかる! 「ソウ集編 ザ・ファイナル 2D」

ソウシリーズ
  • ソウ (2004年) – ソウシリーズの1作目。
  • ソウ2 (2005年) – 猟奇殺人鬼によって、毒ガスが充満しつつある館に閉じ込められた8人の男女を主軸に展開するソリッドシチュエーション映画
  • ソウ3 (2006年) – 猟奇殺人鬼によって食肉加工工場に閉じ込められた、交通事故で息子を失った男を主軸に展開するサイコスリラー映画。
  • ソウ4 (2007年) – 前作『ソウ3』とほぼ同じ時間軸を描くサイコスリラー映画。
  • ソウ5 (2008年) – 猟奇殺人鬼によって密室に閉じ込められた5人の男女を主軸に展開するサイコスリラー映画。
  • ソウ6 (2009年) – 今は亡きジグソウの遺品の謎が解かれる中、ジグソウの真の後継者は誰なのか? といった疑問にスポットが当てられていく。
  • ソウ ザ・ファイナル 3D (2010年) – シリーズ初の3D作品。『ソウ』シリーズの最終作として製作されたものであった。ジグソウの最後の遺言がついに明かされる…。
  • ジグソウ:ソウ・レガシー (2017年) – 2004年の第1作以来、世界中の人々を震え上がらせてきたホラー『ソウ』シリーズの新章。残酷なゲームを仕掛けてきた男ジグソウが死んで十数年後、何者かによる新たな惨劇が繰り広げられる。

関連オススメ:『ソウ』シリーズの「殺人ゲーム(トラップ・拷問装置・死亡者)」と「壮絶な死亡シーン」のまとめ

ホステル(2005年)

ホステル(2005年)は、見知らぬ街を訪れた若者たちが、次々と失踪し、むごたらしく拷問され殺されていく様を追う「トーチャーポルノ(拷問ポルノ)」と呼ばれる、残酷シーンに特化したジャンルの作品の代表格。『ホステル』(原題:Hostel)は、2005年に制作されたアメリカ合衆国のサスペンス・ホラー映画。見知らぬ街を訪れた若者たちが、次々と失踪し、むごたらしく拷問され殺されていく様を追う「トーチャーポルノ(拷問ポルノ)」と呼ばれる、残酷シーンに特化したジャンルの作品の代表格。

『ホステル2』(2007年)

グロテスクな生肉を背景として全裸の女性が恐ろしい形相の生首を抱えている「ホステル2」の残虐性の高い(刺激が強すぎる)ポスターが猛烈に批判を受けた。グロテスクな生肉を背景として全裸の女性が恐ろしい形相の生首を抱えている「ホステル2」の残虐性の高い(刺激が強すぎる)ポスターが猛烈に批判を受けた。

『ホステル2』(原題:HOSTEL PART II)は、2007年に公開されたアメリカ映画。純粋に娯楽として拷問と殺人を楽しむための金持ち達のクラブを舞台にしたサスペンス・ホラー映画。大ヒットした前作『ホステル』の製作チームが再集結して作り上げた、戦慄のホラームービー第2弾。アメリカ人女子大生3人が標的となり、むごい拷問にかけられるさまを徹底的に見せる。

「上映禁止になる前に、劇場に急げ!」 拷問ポルノに限らず、ホラー映画は誇張されたハッタリ広告が多い。「上映禁止になる前に、劇場に急げ!」 拷問ポルノに限らず、ホラー映画は誇張されたハッタリ広告が多い。

最初の犠牲者になるローナが拷問を受ける。最初の犠牲者になるローナが拷問を受ける。

ベスの巨大な斧による復讐の一撃で、アクセルの生首が吹き飛ぶ。ベスの巨大な斧による復讐の一撃で、アクセルの生首が吹き飛ぶ。

世界を震撼させた凶悪な「フレンチ・スプラッター映画」

屋敷女(2007年)

『屋敷女』(やしきおんな、原題:À l’intérieur、英題:Inside)は、2007年のフランスのスプラッター・サスペンス映画。R-18指定。謎の女に襲われた妊婦の壮絶なサバイバルを描いているホーム・インベージョン系(家宅侵入系)スプラッター・サイコ・サスペンス映画。残虐表現が激しいため、いくつかの国では当該シーンの修正やカットを余儀なくされている。

『屋敷女』 予告編

出産直前の妊婦を襲う最凶の殺人鬼をベアトリス・ダルが熱演する衝撃のサイコ・ホラー・スプラッター映画。日本劇場公開版とレンタルDVD版では、クライマックスのあるシーン(妊婦のお腹を裂くシーン)が、黒いぼかしで修正されている。無修正の映像はアンレイテッド(未審査)のセル版DVDのみで鑑賞が可能となっている。

マーターズ(2008年)

究極の残酷フレンチ・スプラッターホラー映画「マーターズ」(2008年)
『マーターズ』(原題: Martyrs)は、2008に公開されたフランスとカナダのスプラッター映画。『ハイテンション』『屋敷女』とエクストリームな残酷映画を次々と生み出すフランスから、ホラーの概念を覆す超問題作が誕生。2人の美少女が拷問と虐待を受けるスプラッターホラー。肉体と精神の両面を痛めつけ、映像表現の限界を打ち破る極限の流血表現と、今まで味わったことのない新感覚ショック演出で全世界的が激震。

 

『マーターズ』予告編

[STORY]1970年初頭のフランス。少女リュシーが、傷だらけの衰弱しきった姿で路上を彷徨っているところを発見される。何者かの手で廃墟に監禁され、長時間拷問と虐待を受けた彼女は激しいショック状態にあり、自力で脱出したこと以外は一切、事件の詳細を語ろうとしない。リュシーに性虐待の痕跡はなく、犯人の正体も動機も不明。一体、誰が?なぜ惨い仕打ちを・・・?施設に収容されたリュシーは、同じ年頃の少女アンナの献身的な介護で、平穏な日常を取り戻してゆく。だが、リュシーは気づいていた。夜の闇に身を潜め、自分をつけ狙う、おぞましい者が存在することを。15年後のある朝、ごく普通の家庭の玄関で呼び鈴が響く。そこには猟銃を構えたリュシーが立っていた。忘れもしない虐待者たちの面影。復讐の銃弾を浴び、朝食を楽しんでいた家族は一瞬で血の海に沈んだ。しかし、リュシーは背後に異様な気配を感じ取った。屋敷のなかで、今再び想像を絶する地獄への扉が開かれようとしていた。

オカルトホラー映画の名作

エクソシスト / 少女に取り憑いた悪魔とキリスト教の神父との壮絶な死闘を描いた伝説のオカルトホラー。

リーガンがブリッジをしたまま階段を下りていく通称「スパイダーウォーク」はホラー映画史に残る伝説の恐怖シーン。オカルト映画の名場面中の名場面。リーガンがブリッジをしたまま階段を下りていく通称「スパイダーウォーク」はホラー映画史に残る伝説の恐怖シーン。オカルト映画の名場面中の名場面。

『エクソシスト』(The Exorcist)は、1973年のアメリカのホラー映画。少女に憑依した悪魔と神父の戦い(悪魔祓い)を描いた世界中で大ヒットしたオカルト映画の代表作。悪魔が取り憑いてグロテスクな姿に豹変した史上もっともこわい幽霊映画、という評価がある。公開から40年以上たった現在でも多くのファンを魅了し続けている不朽の名作となった。

世界を震撼させたオカルト映画の金字塔「エクソシスト」が描いた少女リーガンが悪魔パズズに憑依される恐怖。あまりにも迫真に迫る悪魔憑きとエクソシストの死闘は徹底的にリアルであり、観客は完全に打ちのめされた。上映中に観客は大いに震え上がり、悲鳴を上げ、嘔吐したり、キリスト教国家では失神する観客が続出したと言われる。

少女リーガンが悪魔パズズに憑依されおぞましい姿に変貌する

悪魔に取り憑かれ恐ろしい顔に変貌してしまったリーガンが緑色の体液を口から吐き出すおぞましい恐怖シーンもホラー映画史に残る伝説の名場面として名高い。悪魔に憑依されたヒロイン。悪魔パズズに取り憑かれ恐ろしい顔に変貌してしまったリーガンが緑色の体液を口から吐き出すおぞましい恐怖シーンもホラー映画史に残る伝説の名場面として名高い。

ディレクターズカット版では、悪魔パズズの白い顔がサブリミナル効果風に挿入されている。ディレクターズカット版では、悪魔パズズの白い顔がサブリミナル効果風に挿入されている。

映画「エクソシスト」の冒頭のイラクの古代遺跡の発掘現場で、悪魔パズズの像を発見したメリン神父は、不吉な予兆を感じる。映画「エクソシスト」の冒頭のイラクの古代遺跡の発掘現場で、悪魔パズズの像を発見したメリン神父は、不吉な予兆を感じる。

悪魔に憑依された少女リーガンの腹に現れた「help me」の文字。独創的な特殊メイクの演出として話題になった。悪魔に憑依された少女リーガンの腹に現れた「help me」の文字。独創的な特殊メイクの演出として話題になった。

『エクソシスト』の悪名高い「十字架オナニー」

少女リーガン(演:リンダ・ブレア)が悪魔に取り憑かれて悪魔のような形相に変貌し、卑猥な言葉を口走り、180度回転するリーガンの首という演出も当時話題を呼んだ。実にリアルに見える。

悪魔に取り憑かれたリーガン(演:リンダ・ブレア)が股間に何度も十字架を突き刺す自慰シーンは、問題視され物議を醸し出した。悪魔に取り憑かれたリーガン(演:リンダ・ブレア)が股間に何度も十字架を突き刺す自慰シーンは、問題視され物議を醸し出した。

リーガンに憑依した悪魔は、暴れながら「fuck me ! 」(ファックミー)、「lick me !」(母親を股間におしやり、舐めろ!)、「Let Jesus fuck you !(キリストにファックさせてやれ!)」といったとんでもない言葉を繰り返し絶叫し、リーガンの股間に何度も十字架を突き刺す(想像を絶する血みどろの自慰シーン)。悪魔の仕業で部屋の中はモノが飛び散り、ポルターガイスト現象も起きている。

ポルターガイスト現象が起きて、家具などが襲い掛かってくる中で、リーガンの首が180度回転するというおぞましい展開に。ホラー史に残る伝説の恐怖演出として語り継がれている。ポルターガイスト現象が起きて、家具などが襲い掛かってくる中で、リーガンの首が180度回転するというおぞましい展開に。ホラー史に残る伝説の恐怖演出として語り継がれている。

緑色のおぞましい反吐を吐き、十字架を陰部に突き立てて神を冒涜する恐ろしい(悪魔が憑依した)リーガンの姿に、当時の観客たちは度肝を抜かれた。特にキリスト教圏の観客に失神者や嘔吐客が続出した。


『エクソシスト』テーマ曲「チューブラー・ベルズ」

エクソシストは、ワシントンのジョージタウンに住む少女リーガン(演:リンダ・ブレア)が「悪魔パズズ」に憑依された現象を、特殊効果および特殊メイクを駆使してリアルに描写し、世界の観客にトラウマを刻み込み、震え上がらせた。日本でもエクソシスト(日本での公開は1974年)は公開され大ヒットし、70年代の日本を席巻した「オカルトブーム」を牽引した。

あまりにもリアルで迫真に迫る悪魔祓い(悪魔憑きと神父たちの死闘)のため観客はパニックに…衝撃のラストには世界が震撼した

ランカスター・メリン神父は心臓の病気をおして悪魔祓いの儀式にのぞむ。ランカスター・メリン神父は心臓の病気をおして悪魔祓いの儀式にのぞむ。

「ザ・パワー・オブ・クライスト・コンペルス・ユー」
「ザ・パワー・オブ・クライスト・コンペルス・ユー」
神父の呪文が響く中、リーガンの体が宙に浮く。
「ザ・パワー・オブ・クライスト・コンペルス・ユー」(神の力が汝を滅ぼす!)と二人の神父は叫び続ける。

メリンとカラスの両神父は、少女リーガンから悪霊を追い払う儀式を行う。リーガンの体が宙に浮く。メリンとカラスの両神父は、少女リーガンから悪霊を追い払う儀式を行う。神父たちが呪文を唱えると、リーガンの体が宙に浮く。リアリティが徹底的に追及された迫真の演技。悪魔の邪悪さも際立っていた。

「キリストの力によって貴様に命ずる。悪霊よ、この少女の身体から出ていくのだ!」
まるでドキュメントのような迫真に迫るリアリティ。全編にみなぎる異常な緊張感・緊迫感。

今度は、リーガンの首が360度回転する。今度は、リーガンの首が360度回転する。

恐るべき衝撃のラスト:悪魔と刺し違えるカラス神父の壮絶な最期。

少女リーガンの首を絞める激怒したカラス神父少女リーガンの首を絞める激怒したカラス神父

悪魔祓い師のメリン神父は力尽きて倒れる。助士のカラス神父は激怒して少女リーガンの首を絞めて叫ぶ。「卑怯者の悪魔め!俺に取り憑いてみろ!」(Take me!)と悪魔パズズを挑発し、悪魔を自分に乗り移らせたカラス神父は窓から身を投げて、悪魔もろとも死亡する。神父たちの壮絶な自己犠牲によってリーガンはとうとう救われた。自己犠牲でカラス神父が突入する窓ガラスに一瞬、幽霊に見える顔が写り込む。

悪魔に取り憑かせたカラス神父は、窓から身を投げて自殺を図る。悪魔に取り憑かせたカラス神父は、窓から身を投げて自殺を図る。窓から飛び降りたカラス神父は、階段を転げ落ちて絶命する。悪魔と刺し違える壮絶なカラス神父の最期。階段を落ちるシーンもあまりにもリアルな演出。

メリンは持病の心臓病が悪化して息を引き取る。カラス神父は格闘の末、悪霊をわが身に乗り移らせると窓から身を投げ、階段を転げ落ちて絶命する。想像を絶する壮絶な衝撃的な結末に。メリンは持病の心臓病が悪化して息を引き取る。カラス神父は格闘の末、悪霊をわが身に乗り移らせると窓から身を投げ、階段を転げ落ちて絶命する。想像を絶する壮絶な衝撃的な結末に。観客の多くは打ちのめされ、一生忘れられないトラウマを植え付けられた。

ラストシーンで、(自己犠牲で悪魔に憑依された)カラス神父が転げ落ちた階段は、エクソシスト・ステップス(Exorcist steps)として有名になり、呪われた場所と感じる人もいる。

オーメン(1976年)

悪魔の子ダミアンがもたらす恐怖を描いた「オーメン」(1976年)悪魔の子ダミアンがもたらす恐怖を描いた「オーメン」(1976年)

『オーメン』(The Omen)は、1976年に製作されたアメリカ合衆国のオカルト映画作品。6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。エクソシストとともに70年代のオカルト映画ブームを牽引した大ヒット作。


オーメンの恐怖音楽/サウンドトラックは大ヒット!悪魔の讃美歌といえる重々しい合唱が印象的であり、後続の悪魔が登場する映画の基本スタイルとして踏襲されることが多くなった。

ホラー史に残る伝説のスプラッター(人体破壊・切株)シーン「ガラスで首を切断」

真相を探ろうとしていたカメラマンの首をガラスで切断するなど、悪魔の子「ダミアン」の悪行は加速していった。この芸術性の高い首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。真相を探ろうとしていたカメラマンの首をガラスで切断するなど、悪魔の子「ダミアン」の悪行は加速していった。この芸術性の高い首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。ホラー史に残る有名な首チョンパ。

悪魔に殺害されていくシーンは、どれも視覚的なインパクトが強い、一度見たら忘れられないものばかり。首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。生々しく、痛々しい。悪魔に殺害されていくシーンは、どれも視覚的なインパクトが強い、一度見たら忘れられないものばかり。首の切断シーンは、ホラー史に残る名スプラッターシーンとして語り継がれている。生々しく、痛々しい。

ホラー史に残る「オーメン」(1976年)の伝説の首チョンパ。オーメンの最大の見せ場のスプラッター描写。ホラー史に残る「オーメン」(1976年)の伝説の首チョンパ。首が飛ぶ。オーメンの最大の「見せ場」のスプラッター描写。この首が切れるシーンはとにかく衝撃的だった。

教会の避雷針が折れて、真相を掴んだ神父を直撃した。悪魔に殺害されていくシーンは視覚的なインパクトが高い印象深いものだった。教会の避雷針が折れて、真相を掴んだ神父を直撃した。伝説の串刺しシーン。悪魔に殺害されていくシーンは視覚的なインパクトが高い印象深いものだった。

オカルト映画「オーメン」(1976年) 衝撃的な死亡シーン映像集
ダミアンの誕生日パーティで出席者の面前に屋根から飛び降りて首を吊る宙吊りのメイド、トラックに積んであったガラス板で首を切断される記者、暴風雨の中で落ちてきた教会の避雷針に串刺しの神父など、悪魔の子ダミアンによって、次々と巻き起こる奇怪な殺人は、どれも衝撃的でトラウマを植え付けた。

衝撃のラスト。ソーン夫妻の葬儀にて、大統領に引き取られたダミアンが墓前で微笑む。人類を滅ぼすために送られて来た悪魔の子・ダミアンの勝利で終わる。衝撃のラスト。ソーン夫妻の葬儀にて、大統領に引き取られたダミアンが墓前で微笑む。人類を滅ぼすために送られて来た悪魔の子・ダミアンの勝利で終わる。終末感漂う後味の悪いバッドエンド。

キャリー(1976年)

青春ホラー映画の傑作として今も語り継がれている「キャリー」(1976年)キャリーが鮮血を浴びて真っ白いドレスが真っ赤に染まるシーンは、ホラー史に残る伝説のトラウマシーン・本作の象徴的な名場面として名高い。青春ホラー映画の傑作として今も語り継がれている「キャリー」(1976年)。キャリーが鮮血(豚の血)を浴びて真っ白いドレスが真っ赤に染まるシーンは、ホラー史に残る伝説のトラウマシーン・本作の象徴的な名場面として名高い。

『キャリー』(原題: Carrie)は、1976年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。スティーヴン・キングの同名小説を映画化した作品。超能力をもった少女キャリーが引き起こす惨劇を描いた青春オカルトホラー。念動力を持つ内気な女子高生キャリーが、同級生たちの執拗ないじめに耐えかねて、最後には怒りとともに力を爆発させる。

プロムでひどい目に遭ったいじめられっ子のキャリーが、隠された念動力を大爆発させる。分割画面などの過剰な演出でクライマックスシーンをいっそう盛り上げる。プロムでひどい目に遭ったいじめられっ子のキャリーが、隠された念動力を大爆発させる。分割画面などの過剰な演出でクライマックスシーンをいっそう盛り上げる。

キャリーは、悲しみと怒りの極限となり、秘めていた超能力を解放し、プロムの参加者の大多数を殺害、街に破壊と恐怖をもたらす。凝ったカメラワーク、スローモーションや分割画面を駆使したクライマックスのすさまじさは今も語り草になっている。

プロム会場内の至る所が破壊され、会場全体が阿鼻叫喚の恐怖のどん底へと叩き落される。分割画面によって、絶望感・悲壮感、終末感は高まった。プロム会場内の至る所が破壊され、会場全体が阿鼻叫喚の恐怖のどん底へと叩き落される。分割画面によって、絶望感・悲壮感、終末感は高まった。

『キャリー』(1976年)の衝撃のラスト・恐怖映画のドッキリ演出・エンド

『キャリー』(1976年)の衝撃のラストは有名。『キャリー』(1976年)の衝撃のラストは有名。

キャリーの血塗られた手が墓場から飛び出して・・・観客を永遠に醒めない悪夢に引きずり込んだ。後日、生き残ったスーは、キャリーの自宅跡地に出向く。スーが花を手向け弔おうとしたとき、突如地面から手が伸びて彼女の腕を掴む。そんな夢かパニックを起こしながら目覚めたスーは、なだめようとする母親の腕の中で泣き叫ぶのであった。キャリーの衝撃のラストの手法は、13日の金曜日(1980年)などに模倣されるなど、その後のホラー映画の定番となるなど多大な影響を与えた。

『キャリー』(1976年)の衝撃のラスト、突然、墓場から手が出てくる・・・『キャリー』(1976年)の衝撃のラスト、突然、墓場から手が出てくる・・・ドッキリ演出

ジョーズなどの有名なショッキングシーンもそうだが、完全に観客が油断しているときの不意打ち(唐突・突然)の恐怖展開は恐ろしい。『キャリー』の衝撃のラストのような演出は、心臓に悪い。ジョーズなどの有名なショッキングシーンもそうだが、完全に観客が油断しているときの不意打ち(唐突・突然)の恐怖展開は恐ろしい。『キャリー』の衝撃のラストのような演出は、心臓に悪い。場内が湧いた。

『キャリー』(1976年)のラストも、あまりの衝撃から名シーンとして今もなお語り継がれている。劇場では多くの観客が座席からとび跳ねた。ラスト直前までが、あの惨劇から明けて穏やかな曲が流れホッとするシーンであり、みんなが完全に油断していた。不意打ちを食らった心臓に悪い驚きのドッキリ演出。

サスペリア(1977年)

サスペリア(1977年)は、「決してひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズで、日本でも大ヒットを記録したオカルト・サスペンス・ホラー。美少女スージー・バニヨン(演:ジェシカ・ハーパー)が踏み込んでしまった美しく彩られた恐怖の世界。鋭い洞察力で秘密の扉を発見し、魔女の会合を目にする。サスペリア(1977年)は、「決してひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズで、日本でも大ヒットを記録したオカルト・サスペンス・ホラー。美少女スージー・バニヨン(演:ジェシカ・ハーパー)が踏み込んでしまった美しく彩られた恐怖の世界。鋭い洞察力で秘密の扉を発見し、魔女の会合を目にする。

サスペリア(Suspiria)は、1977年制作のイタリアのホラー映画。ダリオ・アルジェント監督。現代社会に潜む魔女を描いたゴシックホラー映画の金字塔。映画音楽で知られるイタリアのプログレッシブ・ロック・バンドの「ゴブリン」(Goblin)が奏でる恐怖の音楽が音響立体移動装置(サーカム・サウンド・システム)により増幅され一世を風靡した。ドイツのバレエ名門校に入学した若い娘を襲う恐怖を描き、大ヒットした。日本でも「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズと、あまりにも激烈な恐怖・残酷表現の為、1000万円のショック保険をつけ大ヒットした。

残酷美を極めた殺人描写が『サスペリア』の最大の見せ場のひとつ

魔女の仕業で、パット・ヒングル(演:エヴァ・アクセン)は、何度もナイフで胸部を刺され、天井のステンドグラスをぶち破って首吊りされる有名なショックシーン。魔女の仕業で、パット・ヒングル(演:エヴァ・アクセン)は、何度も何度もナイフで執拗に胸部を刺され、天井のステンドグラスをぶち破って首吊りされる有名なショックシーン。殺害シーンは、残酷かつ視覚的インパクト抜群。加えてまるで死体アートのような耽美的な美しさ。残酷美を極めた人体破壊描写は最大の見せ場となっている。

パットの悲鳴を聞きつけて駆けつけた友人も、不運な惨死の道づれとなって鮮血に染まった。パットの悲鳴を聞きつけて駆けつけた友人も、不運な惨死の道づれとなって鮮血に染まった。ステンドグラスの破片が頭に突き刺さった殺人描写。一度見たら一生忘れられない痛々しいトラウマを刻み込んだ。

当時のオカルト映画としては、屈指の残酷なスプラッター描写。サスペリアは、魔女の仕業によって、不条理なまでに美しい美少女ヒロインたちをサディスティックに痛めつける。

魔女の仕業で、盲目のピアニストが盲導犬にかみ殺されるという異変が起きた。魔女の仕業で、盲目のピアニストのダニエル(演:フラヴィオ・ブッチ)がいつもは大人しく忠実な盲導犬にかみ殺されるという異変が起きた。クラスメイトが失踪するなど様々な怪異にみまわれる。

ワイヤーの中に飛び込み身動きが取れなくなっていくサラ(演:ステファニア・カッシーニ)。もがけばもがくほどにワイヤーが体に食い込む痛々しい演出。ワイヤーの中に飛び込み身動きが取れなくなっていくサラ(演:ステファニア・カッシーニ)。もがけばもがくほどにワイヤーが体に食い込む痛々しい演出。喉を引き裂かれて死亡した。エレナの黒魔術によってサラは、死んでもおぞましい姿でスージーに襲い掛かる。

本物の幽霊が映っていると話題になったシーン

最初にスージーがタクシーに乗り、運転手に行き先を伝えるシーンで、タクシー運転手の後頭部に「叫ぶような青い顔」が映る。日本では当時本物の幽霊が映っていると話題となったが、ダリオ・アルジェント監督本人が意図的に演出したものである。最初にスージーがタクシーに乗り、運転手に行き先を伝えるシーンで、タクシー運転手の後頭部に「叫ぶような青い顔」が映る。日本では当時本物の幽霊が映っていると話題となったが、ダリオ・アルジェント監督本人が意図的に演出したものである。


ダリオ・アルジェント監督『サスペリア 4Kレストア版』劇場予告篇

バレリーナ志望のスージーは、ドイツにあるバレエの名門校に入学するためにニューヨークからやって来た。入学直後から厳しいレッスンが始まる中、スージーは体調に異変が起きて倒れたり、友人になったサラとともに怪しいうめき声や足音を聞くなど、異常な事態に巻き込まれるようになる・・・。魔女の異常さを最大限に盛り上げるのがゴブリンの音楽。魔女が囁くようなコーラスはとても恐ろしい。

「青いアイリス」が魔女たちが集う「隠し部屋」に通じる「秘密の扉」の鍵だった

応接室には、魔女たちが夜な夜な集う隠し部屋へ通じる秘密の扉があった。アールヌーボー調の応接室には、魔女たちが夜な夜な集う「隠し部屋」へ通じる「秘密の扉」があった。いったいどこに「秘密の扉」があるのか?

パットの謎の叫び「秘密のドア、アイリス、青いの……。」(アイリスが3つ。青いのを回すのよ……。)魔女の秘密を知りすぎて殺されたパットの謎の叫び「秘密のドア、アイリス、青いの……。」(「秘密のドアがある。アイリスが3つあるから、青いのを回すのよ」)をスージーは思い出す。応接間にある鏡に「青いアイリス」が映っていることに気が付くスージー。鏡に重要なヒントや鍵となる要素が写り込む映像トリックは、『サスペリアPART2』のオマージュだろう。また「サスペリア」のモチーフ・ネタのひとつである「白雪姫」の「真実を告げる鏡」のオマージュでもあるだろう。見事な演出。

諸悪の根源である「エレナ・マルコス」(溜息の母)との戦い

スージーは、別の部屋に逃げ込む。そこには長老のエレナ・マルコス(溜息の母)がカーテン越しのベッドにいた。スージーは、別の部屋に逃げ込む。そこには長老のエレナ・マルコス(溜息の母)がカーテン越しのベッドにいた。

スージーは、意を決してカーテンを開けたが、そこには誰もいなかった。姿が見えないエレナの嘲笑と共に突然、サラの死体が動きだし、スージーに向かって襲い掛かってきた。絶体絶命のピンチ。サラはエレナの黒魔術で操られたゾンビ状態だった。スージーは、意を決してカーテンを開けたが、そこには誰もいなかった。姿が見えないエレナの嘲笑と共に突然、サラの死体が動きだし、スージーに向かって襲い掛かってきた。絶体絶命のピンチ。サラはエレナの黒魔術で操られたゾンビ状態だった。

スージーは全力を振り絞り、クリスタル(水晶)製の孔雀の置物の羽根を取って、エレナ・マルコスの喉を突き刺す。チャンスを逃さないスージーは全力を振り絞り、クリスタル(水晶)製の孔雀の置物の羽根を取って、エレナ・マルコスの喉を突き刺す。

やっとのことで館の外に逃げ出したスージー。激しい雨のなか、スージーは笑みを浮かべた。やっとのことで館の外に逃げ出したスージー。彼女が外に出た後、建物は火を噴き大火災に。激しい雨のなか、魔女を倒したスージーは笑みを浮かべた。スージーの最後の微笑は何を意味しているだろうか?

『死霊館』シリーズ

『死霊館』(2013年)

『死霊館』(しりょうかん 原題: The Conjuring)は、2013年のアメリカの超自然ホラー映画。『悪魔の棲む家』で有名なアミティヴィル事件など多くの超常現象を調査・解明してきた、アメリカでは非常に有名な超常現象研究家のウォーレン夫妻が、これまでに調査したものの中で「最も邪悪で恐ろしい事例」としてこれまで封印してきた、1971年に体験した衝撃の事件を基に描く。「死霊館ユニバース」の1作目である。

死霊館ユニバース(The Conjuring Universe)は、超常現象を題材にしたホラー映画を中心とした、アメリカのメディア・フランチャイズであり、シェアード・ユニバースである。本シリーズは、超常現象の調査員であり作家でもあるエド、ロレイン・ウォーレン夫妻の身に、実際に起きた事件をドラマ化したものである。

死霊館シリーズ

  • 死霊館 (2013年)/『死霊館』は1971年にロードアイランド州ハリスヴィルでウォーレン夫妻が遭遇した事件を題材とした作品
  • 死霊館 エンフィールド事件(2016年)/ ホラー映画としては『エクソシスト』に次ぐヒット作となった。
  • 死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年)/ 1980年代を舞台にした作品

アナベルシリーズ

  • アナベル 死霊館の人形 (2014年)/『死霊館』に出てきたアナベル人形の由来に焦点を当てた映画
  • アナベル 死霊人形の誕生(2017年)/『アナベル 死霊館の人形』の前日譚
  • アナベル 死霊博物館(2019年)/『死霊館』冒頭のシーン直後の出来事を描いた作品

スピンオフ作品

    • 死霊館のシスター (2018年)/『死霊館 エンフィールド事件』に登場した悪魔の尼僧、ヴァラクに焦点を当てたスピンオフ映画
    • ラ・ヨローナ〜泣く女〜 (2019年)
心霊ホラー映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』本予告 2021年10月1日(金)全国公開

興収2,200億円超えの人気シリーズ「死霊館」ユニバース、待望の最新作!

〈事件概要〉
1981年、アメリカ コネチカット州ブルックフィールド。
被告人(当時:19歳)は家主を刃物で22回刺し殺害。
証言台で被告人は、まっこうから無罪を主張。
事件の真相をあばく手掛かりは、
現場に残された3本の凶悪な爪痕、若いじょせいの水死体、
黒いバラ、謎のトーテム、破かれたウォーターベッド…。
全米震撼、前代未聞の実話。
その真相は…。

サイコサスペンス・スリラーの名作

アルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』

サイコ(日本初出時の題名「気ちがい」、後に「サイコ」に改題)

「サイコ」(1960年)の主演女優のジャネット・リーがシャワールームで惨殺される有名な「シャワーシーン」が後のスプラッター映画につながっていったと見る意見は多い。「サイコ」(1960年)の主演女優のジャネット・リーがシャワールームで惨殺される有名な「シャワーシーン」が後のスプラッター映画につながっていったと見る意見は多い。

『サイコ』(Psycho)は、1960年に製作されたアメリカ合衆国の映画。アルフレッド・ヒッチコック監督によるサイコ・スリラー系のサスペンス映画で、全編モノクローム映像。『サイコ』と『血を吸うカメラ』(1960年)がきっかけとなって、世界的に精神異常者による猟奇犯罪を描いた「サイコ・スリラー」が流行した。

「シャワールーム殺人」を完璧な演出で撮った『サイコ』をスプラッターの元祖と見る意見もある。

「サイコ」に登場する精神異常者の殺人鬼であるノーマン・ベイツが、シャワー・ルームで主演女優のジャネット・リーを惨殺するシーンは世界中にショックを与えた。ジャネット・リーの肌をナイフが直接切り裂く具体的な人体破壊描写(スプラッター描写)は見られないが、当時としては画期的と言えるほど過激な暴力描写が物議を醸した。この映画の殺人シーンが後のスプラッター映画・スラッシャー映画というジャンルにつながっていった原点だったと論評されることが多い。以降の恐怖映画は、『サイコ』のシャワーシーンを超える衝撃を観客に与える効果を模索し、従来の恐怖映画よりも猟奇色を強めた作風を突き進めて行った。

ホラー映画やスリラー映画における「絶叫クイーン」の元祖は本作『サイコ』に出演したジャネット・リーであり、今日でも有名なシャワーシーンでの演技が高く評価された。

観客を震撼させた恐怖のショックシーン「ミイラ化したノーマンの母親」ホラー映画史に残る残酷表現、観客を震撼させた恐怖のショックシーン「ミイラ化したノーマンの母親

羊たちの沈黙(1990年)

『羊たちの沈黙』(The Silence of the Lambs)は、1991年公開のアメリカ映画。監督はジョナサン・デミ。原作はトマス・ハリスの同名小説。主演はジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス。第64回アカデミー賞で主要5部門を受賞。アカデミー賞の主要5部門すべてを独占したのは『或る夜の出来事』、『カッコーの巣の上で』に次いで3作目である。

元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)若い女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇的な殺人事件が続発。捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に示唆を受けようとする。

連続殺人事件を追う女性FBI訓練生「クラリス・スターリング」(ジョディ・フォスター)と、彼女にアドバイスを与える猟奇殺人犯で元精神科医「ハンニバル・レクター」(アンソニー・ホプキンス)との奇妙な交流を描く。物語の主役である精神科医のレクター博士はアンソニー・ホプキンスが演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した。続編である『ハンニバル』でもホプキンスがレクターを演じている。腹を裂かれ、内臓を晒して磔にされたボイル警部補の無残な姿。レクターは、移送の隙をついて警備の警察官や救急隊員たちを殺害して脱獄を果たす。腹を裂かれ、内臓を晒して磔にされたボイル警部補の無残な姿。レクターは、連続誘拐殺人犯バッファロー・ビルに娘を誘拐されたマーティン上院議員への情報提供の見返りとして条件の良い特殊監房に移ったが、2人の看守を殺害して逃亡。

セブン 後味の悪い衝撃のラスト。

『セブン』(Seven, 劇中の表記は”Se7en”)は、猟奇殺人を描いた1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。

キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンス。先鋭的な映像センスと、ノイズを活用した音響により、シリアスかつダークな独特の世界観を描いている。

箱の中にはミルズ(演:ブラッド・ピット)の妻である「トレイシー・ミルズ」夫人の生首が入っていた。箱の中にはミルズ(演:ブラッド・ピット)の妻である「トレイシー・ミルズ」夫人の生首が入っていた。

「ENVY(嫉妬)」「WRATH(憤怒)」が残る中、サマセットらが勤める警察署に血塗れの服を着たジョンが自首してくる。彼は取り調べを受けるが、本名、経歴、目的は一切不明であった。ジョンは弁護士を通じてミルズとサマセットの2人を指名し、彼らに残る2つの死体の隠し場所を教えるという。

逆上したミルズはサマセットの制止を無視してジョンを射殺する。6番目の「ENVY(嫉妬)」はジョン自身、7番目の「WRATH(憤怒)」はミルズのことだったのだ。警察は取引に応じ、ジョンは2人を伴ってある荒野に連れて行かせる。3人が待っていると、宅配便の車がやってきて1つの小さな箱を置いていく。サマセットが調べると、箱の中にはトレイシーの生首が入っていた。ジョンはミルズに箱の中身を教え、自分は彼を羨んでトレイシーを殺したと明かした。逆上したミルズはサマセットの制止を無視してジョンを射殺する。6番目の「ENVY(嫉妬)」はジョン自身、7番目の「WRATH(憤怒)」はミルズのことだったのだ。

ジョンの目論みは成功し、彼の正体も動機も不明のまま事件は終結した。サイコスリラー映画「セブン」は、後味の悪いバッドエンド作品の代表格として名高い。ラストシーンは、衝撃のラストとして今でも名シーンとして語り草になっている。

ゾンビ映画の原点・金字塔

ジョージ・A・ロメロ監督「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」(1968年)

ゾンビになってしまうと家族でさえ殺してしまう感染性を備えたことで、主人公やヒロインたち登場人物がサバイバルすることに緊張感と緊迫感が生まれた。最後まで次は誰がゾンビにされてしまうのかハラハラドキドキ。ゾンビになってしまうと(ゾンビに噛まれる)家族や恋人でさえ殺してしまう「伝染性」を備えたことで、主人公やヒロインたち登場人物がサバイバルすることに緊張感と緊迫感が生まれた。最後まで次は誰がゾンビにされてしまうのかハラハラドキドキ。本作のアイコン的な存在として人気のゾンビガールである「カレン・クーパー」は、可憐な美少女であったが、ゾンビ化すると恐ろしい残酷性・攻撃性を見せつけた。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(原題: Night of the Living Dead )は、ジョージ・A・ロメロ監督による1968年公開のアメリカのホラー映画である。本作は、近年のゾンビ映画やアニメや漫画、ゲームにテレビドラマなどあらゆるゾンビ物に強い影響を与えた。この映画から、モダン・ゾンビ映画の歴史は始まった。

ゾンビの行動原理は「生きている人間を追い求めて襲う」ことであり、その肉を喰らうという「カニバリズム」的な特性も「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」によって浸透していった。より一層強烈な残酷描写(人体破壊描写)が可能になった。ゾンビの行動原理は「生きている人間を追い求めて襲う」ことであり、その肉を喰らうという「カニバリズム」的な特性も「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」によって浸透していった。より一層強烈な残酷描写(人体破壊描写)が可能になった。「一度死んでいるので動きが鈍い」「火を恐れる」「頭部を破壊すると動きを停止する」といったゾンビの新しい特徴が加味され、従来のゾンビ像から刷新された。

人類とゾンビの戦い、終末的な世界観。70年代の終末感を体現したゾンビ映画。人類とゾンビの戦い、終末的な世界観。

主人公のベンは、保安官にゾンビと誤解され撃ち殺された。主人公のベンは、唯一生き残っていたのだが、ゾンビ制圧部隊の保安官にゾンビと誤解され撃ち殺された。

主人公のベンは唯一生き残っていたのだが、夜明けと共に「死者」を制圧していく保安官たちによって、ゾンビと勘違いされた主人公は射殺されてしまう救いようのないラスト。保安官と民兵たちは、ゾンビになったものを強制排除する。まるで魔女狩り的なテイストのラスト。

カレン・クーパー(演:カイラ・ショーン)は、ゾンビとなって蘇り、父親の内臓を食べて、母親を殺す。ゾンビになってしまえば、人間的な理性は失われ、家族も恋人も関係なく人間を襲い、内臓を喰らう怪物になってしまうことを象徴づけた。カレン・クーパー(演:カイラ・ショーン)は、ゾンビとなって蘇り、父親の内臓を食べて、母親を殺す。ゾンビになってしまえば、人間的な理性は失われ、家族も恋人も関係なく人間を襲い、内臓を喰らう怪物になってしまうことを象徴づけた。

ゾンビ映画の金字塔「ゾンビ」(1978年)

全米各地で突如死体がよみがえり、生者を次々と襲い始めてから3週間。生ける死体「ゾンビ」に噛まれて死んだ者たちもゾンビ化して急速に数を増やし、社会に混乱が広がっていた。全米各地で突如死体がよみがえり、生者を次々と襲い始めてから3週間。生ける死体「ゾンビ」に噛まれて死んだ者たちもゾンビ化して急速に数を増やし、社会に混乱が広がっていた。

『ゾンビ』(原題: Dawn of the Dead, 国際題: Zombie)は、1978年9月にイタリアで公開されたジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画。日本では1979年3月に公開された。巨大なショッピングモールを舞台に、人間対ゾンビの死闘を描いた。ロメロ監督の「ゾンビ」には、以降のモダン・ゾンビ映画の基本・雛形となる残酷描写の数々がお手本のように配されている。ゾンビが人間を襲い噛みつき食い殺す、内臓やバラバラになった手足を食べるグロテスクなカニバリズム描写、ショットガンでゾンビの頭部を次々と破壊するなど人間側もゾンビに反撃する大殺戮が描かれた。


映画『ゾンビ』サントラ 〔音楽・演奏〕ゴブリン
GOBLIN – “ZOMBIE” DAWN OF THE DEAD – 7″ – 1979 – Japan – King Record Co. Ltd / Seven Seas FMS-90.

大人気になったナタで頭を割られるゾンビ役のレナード・ライズは、アメリカで開催されているホラー映画コンベンションの常連。人気ゾンビの代表格は、頭かちわりゾンビ、マチューテゾンビ。大人気になったナタ(マチューテ)で頭を割られるゾンビ役のレナード・ライズは、アメリカで開催されているホラー映画コンベンションの常連。


「ゾンビ」 劇場予告編。懐かしい1979年の日本の当時の貴重な劇場予告。
カニバリズムという特徴を備え過激な人体破壊描写で見どころや見せ場を作りやすいゾンビは、80年代スプラッターブームの理想とする怪物像であった。「ゾンビ」(1978年)の大ヒットによって、殺人鬼ホラーであるスラッシャー映画同様に、ゾンビ映画が80年代に大量に生産されることになる。

映画「ゾンビ-日本初公開復元版-」本予告|2019/11/29(金)公開


「ゾンビ-日本初公開復元版-」のストーリー
惑星から降り注いだ光線によって地球上の死者が“ゾンビ”として復活。その群れは生者に襲いかかり、噛みつかれた者もまたゾンビへと変貌する。生ける屍たちは瞬く間に世界を覆いつくした。テレビ局員のフラン(ゲイラン・ロス)と彼女の恋人でヘリコプター・パイロットのスティーヴン(デヴィッド・エムゲ)、そしてSWAT隊員のロジャー(スコット・H・ライニガー)とピーター(ケン・フォーリー)はヘリで脱出し、郊外の巨大ショッピングモールにたどり着く。彼らはモール内のゾンビを排除し、何不自由の無い楽園を手に入れた。だが彼らの前に物資を狙う暴走族の一団が現れ、扉をこじ開け乱入してきた。ゾンビ、暴走族、フランたちの三つ巴の殺戮戦がはじまり、血しぶきが壁を染め、肉塊が床を埋めつくす。夜明けとともに生き残るのは果たして……。

冒頭の惑星爆発ゾンビ発生が惑星イオスの爆発による光線という設定で追加。冒頭の惑星爆発:ゾンビ発生が惑星イオスの爆発による光線という設定で追加。

説明テロップタイプライターで打った英文により死者が復活した理由を説明。説明テロップ:タイプライターで打った英文により死者が復活した理由を説明。

ホラー映画の金字塔『ゾンビ』には“幻のバージョン”があった!
日本公開から40周年──「米国劇場公開版」「ダリオ・アルジェント監修版」
「ディレクターズカット版」とも異なる「第4のバージョン」=日本劇場初公開版がついに蘇る!

POV方式で撮影されたホラー映画(モキュメンタリー / フェイクドキュメンタリー / ファウンド・フッテージ)

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年)

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(The Blair Witch Project)は、1999年公開のアメリカ映画。日本公開は1999年12月23日(祝日)全国松竹・東急系にて。

1999年に6万ドルという超低予算で製作されながら、世界興行収入2億4,800万ドルという記録的なヒットをたたき出し、世界中でブームを巻き起こしたホラー映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。作品をウェブと連動させ、現実の映像と錯覚させる宣伝戦略で大ヒットした。虚構の物語を、あくまでも事実を伝えるドキュメンタリーとして構成する映像手法であるモキュメンタリー。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の成功により、ファウンド・フッテージの手法が広く知られた。ファウンド・フッテージは、撮影者が行方不明などになったため、埋もれていた映像という設定のフィクション作品。撮影者と無関係な者の手に渡り、そのまま公開されることになったという設定でもある。

1994年10月、映画学科の学生3人がドキュメンタリー映画制作中にメリーランド州バーキッツビル近くの森で消えた。一年後、彼らの残したフィルムが発見された。

映画製作にあたって、監督のダニエル・マイリックらは物語の根幹として「メリーランド州に伝わるブレア・ウィッチ伝説」という架空の伝説を創作し、映画は伝説を取材した学生たちが遺したフィルムであるという設定のもと製作された。

魔女伝説が残る森を舞台に、道に迷ったドキュメンタリー映画撮影隊の男女3人が直面する恐怖を描く。
ドキュメンタリータッチのとても生々しいリアリティのある緊迫したミステリーホラー映画。
1999年の公開当時には、この設定を本当に信じてしまった人もいたほどのリアリティ。

パラノーマル・アクティビティ

『パラノーマル・アクティビティ』(原題: Paranormal Activity)は、2007年のアメリカ映画。モキュメンタリーの手法が使われている。1万5千ドルの低予算で公開館数12館から始まりながらも5週目に全米1位を記録、興行収入1億ドル超えの大ヒットと、予想外の大成功で話題となったホラー。

ゲームデザイナーのオーレン・ペリが監督・脚本を務めた自主製作映画。映画全編が監督の自宅で撮影され、7日間で完了した。

一組のカップルが夜ごと悩まされる不可思議な現象の実態を突き止めようと部屋の中にビデオカメラを設置、はたして次々と彼らに降りかかる怪奇現象の数々を克明に捉えていくさまをドキュメンタリー・タッチで描く。

パラノーマル・アクティビティ:予告編

アメリカで社会現象を巻き起こした超常ムービーの予告編!

SFホラー映画の金字塔

エイリアン(1979年)/ エイリアンシリーズ

人間の体に寄生したエイリアンが誕生するシーンは、一度見たら忘れられないホラー史に残る伝説のトラウマシーン。人間の体内に寄生したエイリアンが誕生するシーンは、一度見たら忘れられないホラー史に残る伝説のトラウマシーン。

「エイリアン」亜流・便乗作品 / 掟破りの下品すぎるレイプ・モンスター作品

悪魔の受胎(1979年)


「悪魔の受胎」(字幕版)予告編

悪魔の受胎(原題:Inseminoid)は、1979年のエロティックSFホラー作品。
惑星探査に降り立った調査隊に忍び寄るエイリアン。異星人に犯され妊婦となった女性隊員たちは胎児のエイリアンに支配され、次々を隊員を襲っていく……。

モンスター・パニック(1980年)

『モンスター・パニック』は、海洋モンスター軍団が、女性ばかりを襲うモンスターパニック映画。出産シーンは、エイリアンの名シーンのオマージュで、悪名高いレイプ・モンスター作品として語り草になっている。『モンスター・パニック』は、海洋モンスター軍団が、女性ばかりを襲うSFモンスター・パニック映画。出産シーンは、エイリアンの名シーンのオマージュで、悪名高いレイプ・モンスター作品として語り草になっている。

『モンスター・パニック』(原題:Humanoids from the Deep ,別題:Monster)は1980年のアメリカの恐怖パニック・怪物映画。漁村を襲撃する半魚人の群れと、それに立ち向かう人々との攻防を描いたモンスター・パニック映画である。全長2メートル、体を黒い粘液質で覆われ、脳はむき出し、手には水かきを持つ“モンスター”が、なぜか女性だけを狙い暴れだすモンスターパニック作品。

エイリアンのあの有名なシーンの悪趣味バージョンのオマージュ。エイリアンをの出産シーン。エイリアンのあの有名なシーンの悪趣味バージョンのオマージュ。エイリアンの出産シーン。

ラストシーンでは、ペギーの肉体から、世にも恐ろしい胎児が生まれたのだ。それは、種族保存のために女性ばかり襲っていたモンスターと人間の間に生まれた生き物だったのだ。町の不安は続いた……。

人喰い「カニバリズム映画」(食人映画)

食人族(1981年)

食人族(1980年)は、ジャングルなど未開の秘境を舞台にしたフェイクドキュメンタリー作品。作り物と分かっていても、気持ちが悪くて正視するのがキツイ映像が多い。もっとも有名な残酷ショックシーンは「女体串刺しシーン」。食人族(1980年)は、ジャングルなど未開の秘境を舞台にしたフェイクドキュメンタリー作品。モキュメンタリーの元祖。作り物と分かっていても、気持ちが悪くて正視するのがキツイ映像が多い。もっとも有名な残酷ショックシーンは「女体串刺しシーン」。女性器から口まで一本の杭で串刺しに突き刺された原住民の少女の死体の視覚的インパクトは絶大であった。このように本作は、狂気じみた残酷描写のオンパレードであった。言うまでもなく殺害場面は、特殊メイクなどによる演出であり作り物。見世物小屋の見世物そのもの。

『食人族』(原題:Cannibal Holocaust)は、イタリアの映画監督、ルッジェロ・デオダートによる食人や強姦を題材にしたセクスプロイテーション、ホラー映画である。本作は、焼却を命じられたフィルムが流出されたという設定(ファウンド・フッテージ手法)で、ドキュメンタリー映画調に構成されたフィクション(フェイク・ドキュメンタリー=モキュメンタリー)である。日本では1983年1月に公開され、インパクトの強いCMの影響もあり、大ヒットを記録した。配給側は意図的にスナッフフィルム(実際の殺人の様子を撮影した映像作品)のように宣伝したため、実際に起こった事件だと誤解する観客が続出した。

スナッフフィルムは「裏世界では娯楽のために人が殺され、その模様を収めたフィルムがひそかに売買されているらしい」などといった噂とともに知られるようになり、様々な作品の題材に取り上げられている。特に1975年のモンド映画『スナッフ/SNUFF』は実際のスナッフフィルムとの触れ込みで公開されたことで有名である。また『食人族』のように、劇中の映画撮影隊が殺人行為を撮影したり殺されたりする場面をリアルに演出し、さらに誇大宣伝をすることによって本物の殺人映像と思い込ませた例もある。

引用元: ウィキペディア(Wikipedia)「スナッフフィルム」

きわめてショッキングな内容と真贋論争が話題となり、「モキュメンタリー映画」(虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法の映画、「フェイクドキュメンタリー」と呼ばれる場合もある)の原点的存在となった。

劇中で、視覚的インパクトが抜群に高かった「原住民が立ったまま出産する場面」の撮影では、本物の妊婦と玩具の人形が使われている(種明かし)。劇中で、視覚的インパクトが抜群に高かった「原住民が立ったまま出産する場面」の撮影では、本物の妊婦と玩具の人形が使われている(種明かし)。

猟奇!喰人鬼の島(1980年) / 妊婦の腹から胎児を引き出して胎児食いなど凄惨な見せ場を連発する鬼畜系ホラーの代表格。

喰人鬼は、マギーの首を絞めて絞殺し、下半身に手を伸ばし、マギーの女性器に手を突っ込んで、まだ産まれる前の血まみれの胎児を掴み出してムシャムシャと喰らい尽くしてしまう。喰人鬼は、妊婦のマギーの首を絞めて絞殺し、妊婦の股間に手を伸ばし、マギーの女性器に手を突っ込んで、まだ産まれる前の血まみれの胎児を掴み出してムシャムシャと喰らい尽くしてしまう。へその緒をぶら下げた血まみれの胎児を喰らうシーンは、あまりにも凄惨な見せ場として悪名高い。倫理を超越したスプラッター映画史に残る伝説の残酷映像として語り草になっている。

猟奇!喰人鬼の島(原題:ANTROPOPHAGUS/THE GRIM REAPER)は、1980年のジョー・ダマト監督によるゴア・スプラッター・ホラー映画。(妊婦の腹から胎児を引き出して)胎児食い、喉笛噛みちぎりなど凄惨な見せ場を連発する鬼畜系ホラーの代表格。

妊婦の股間に手を突っ込み、胎児をズルズルと引きずり出す残酷シーン。妊婦の股間に手を突っ込み、胎児をズルズルと引きずり出す残酷シーン。

へその緒が母体とつながったまま垂れ下がっている血まみれの胎児。その胎児を喰らう悪趣味極まりない鬼畜描写。へその緒が母体とつながったまま垂れ下がっている血まみれの胎児。その胎児を喰らう悪趣味極まりない鬼畜描写。

生き残ったジュリーに飛び掛かった食人鬼は、逆にツルハシを下腹に打ち込まれて、溢れ出る自分の内臓に食らいつくと、そのまま倒れた。生き残ったジュリーに飛び掛かった食人鬼は、逆にツルハシを下腹に打ち込まれて、溢れ出る自分の内臓に食らいつくと、そのまま倒れた。溢れ出る自分の内臓を喰らうシーンも伝説の残酷シーンとして名高い。

バカンスで地中海の離島を訪れた一行は、島から住人が消えている事を知るが、それは血に飢えた食人鬼の仕業だった。食人鬼の正体が、海難事故で漂流して飢餓の果てに人肉を喰うようになった航海士らしいという事が判る……。

ジャパニーズホラーの金字塔

『リング』(1998年)

リング(1998年)

『リング』は、日本の作家である鈴木光司によるミステリ・ホラー小説。見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」の恐怖と、その来歴に迫ろうとする主人公を描く。1998年には東宝の配給で『リング』『らせん』が同時に映画化された。

リングシリーズ一覧
  • 『リング』(1998年)
  • 『らせん』(1998年)
  • 『リング2』(1999年)
  • 『リング・ウィルス』(1999年/韓国)
  • 『リング0 バースデイ』(2000年)
  • 『ザ・リング』(2002年/アメリカ)
  • 『Rings(原題)』(ショートフィルム)(2005年/アメリカ)
  • 『ザ・リング2』(2005年/アメリカ)
  • 『貞子3D』(2012年)
  • 『貞子3D2』(2013年)
  • 『貞子 vs 伽椰子』(2016年)
  • 『ザ・リング・リバース』(2018年)

映画史を代表する邦画のホラーアイコンと化した「貞子」の誕生。ジャパニーズホラーブームの火付け役となった。

山村貞子の登場シーンまとめ動画(リング 0, 1, 2)

山村 貞子(やまむら さだこ)は、終盤ではテレビから這い出てくる恐ろしげな怪物として描かれた。

山村 貞子(やまむら さだこ)は、終盤ではテレビから這い出てくる恐ろしげな怪物として描かれた。

映画版で描かれた「TV画面から現れる『貞子の恐怖』」については様々なメディアで扱われ、パロディーなども多く作られた。

ホラー史に残る山村 貞子のラストカットの有名な恐怖ビジュアル。恐ろしすぎる。

ホラー史に残る山村 貞子のラストカットの有名な恐怖ビジュアル。恐ろしすぎる。

「そのビデオを見ると、一週間後に死ぬ」
<ビデオに殺されるなんて。>ちまたに勃発する原因不明の突然死。呪いが込められたビデオテープの存在の噂は、都市の人々の間に急速に広まっていった。浅川玲子(松嶋菜々子)は、ある事件を追いかけるうちにそのビデオテープを観てしまう。そのビデオには観たものを7日間の期間で確実に死に追い込むという、恐怖の呪縛が潜んでいた。玲子は別れた夫の高山竜司(真田広之)に相談するが、彼もまたそのビデオを観てしまう。息詰まるような限られた時間の中で、彼らは生き残りをかけてその謎に挑む。

関連オススメ:「日本のホラー映画」年代記(クロニクル)

『呪怨』(2002年)

貞子と並んで根強い人気を誇る、ホラーキャラクターの「佐伯伽椰子」。布団の中は安心…という聖域にもとうとう現れた伽椰子。

呪怨 劇場版(2003年)

呪怨 劇場版(2003年)

『呪怨』(じゅおん)は、2000年に発売された清水崇監督・脚本によるホラーのビデオ作品。また、それを原作とする2003年1月25日に単館系で公開されたホラー映画。劇場版は、2003年8月23日に続編が公開された。みんなのトラウマの恐ろしい怨霊の佐伯伽椰子。「リング」シリーズとともに本格的なJホラーブームの到来を印象付けた。

『呪怨』シリーズ一覧
  • 『呪怨』(1999年・オリジナルビデオ版)
  • 『呪怨2』(1999年・オリジナルビデオ版)
  • 『呪怨』(2002年・劇場版)
  • 『呪怨2』(2003年・劇場版)
  • 『呪怨 白い老女』『呪怨 黒い少女』(2009年)
  • 『THE JUON/呪怨』(ハリウッドリメイク版・2004年)
  • 『呪怨 パンデミック』(ハリウッドリメイク版・2006年)
  • 『呪怨 ザ・グラッジ3』(ハリウッドリメイク版・2009年)
  • 『呪怨 ー終わりの始まりー』(2014年)
  • 『呪怨 ーザ・ファイナルー』(2015年)