懐かしい1970年代から90年代の昭和の特撮ドラマの中で、特撮史に残る衝撃的なトラウマ回(トラウマシーン)を振り返ってみましょう。現代の地上波では放送が不可能な過激で衝撃的かつトンデモない面白いネタが勢ぞろいです。昭和特撮のトラウマ回(トラウマシーン)特集のまとめ第4弾。

「スーパー戦隊シリーズ」第3作目『バトルフィーバーJ』の衝撃的なトラウマ回

オープニングテーマ『バトルフィーバーJ』
『バトルフィーバーJ』は、1979年2月3日から1980年1月26日まで、テレビ朝日系列で毎週土曜18:00 – 18:30(JST)に全52話が放送された

『バトルフィーバーJ』第29話「見たか!? 口裂け女」 / 放映当時の1979年に社会問題にまで発展した恐怖の都市伝説「口裂け女」をモチーフ。

1979年放映開始の特撮作品「バトルフィーバーJ」には、恐怖の都市伝説「口裂け女」をモチーフとした特撮史上唯一の存在、口裂け怪人が登場する回がある。
タクシーの運転手はマスクをしている美女を見て「夏風邪ですか」タクシーの運転手はマスクをしている美女を見て「夏風邪ですか」

口裂け女(くちさけおんな)は、1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説。

口元を完全に隠すほどのマスクをした若い女性が、学校帰りの子供に 「私、綺麗?」と訊ねてくる。

「きれい」と答えると、「……これでも……?」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けていた、というもの。
「きれいじゃない」と答えると包丁や鋏で斬り殺される。
美女「夏風邪じゃないのよ・・・」と言ってマスクを外す。美女「夏風邪じゃないのよ・・・」と言ってマスクを外す。 口が裂けて・・・口裂け女(口裂け怪人)に。タクシーの運転手「ぎゃああああー!口裂け女だあ!」口が裂けて・・・口裂け女(口裂け怪人)に。タクシーの運転手「ぎゃああああー!口裂け女だあ!」「口裂け怪人」の人間体:香坂静香「私、美人かしら?」「口裂け怪人」の人間体:香坂静香「私、美人かしら?」 「口裂け怪人」の人間体:香坂静香「じゃあ、マスクを取るわ。これでも美人かしら?」「口裂け怪人」の人間体:香坂静香「じゃあ、マスクを取るわ。これでも美人かしら?」 女子高生「きゃああああー!口裂け女!」女子高生「きゃああああー!口裂け女!」 「お嬢さん、私、美人?」 連絡員の上野トモコ(演:菅野啓子)と妹のユキ「び・び・・美人です・・・」「お嬢さん、私、美人?」
連絡員の上野トモコ(演:菅野啓子)と妹のユキ「び・び・・美人です・・・」

『バトルフィーバーJ』第33話『コサック愛に死す』 / 謙作のまゆみちゃんに対する優しさ、思いやりが仇となってしまった悲劇。

『バトルフィーバーJ』第33話『コサック愛に死す』(1979年9月15日)

エゴスは三村教授のドリルミサイルの設計図を奪い、バトルシャークの撃墜を計画。教授の娘・まゆみは父を殺されたショックから入院。一方、教授の助手だった神誠は国防省からスパイの疑いをかけられる。身の潔白を証明するため単身エゴスを追う誠。まゆみを気分転換させようと謙作はダムを訪れるが、エゴスの罠に落ちてしまう!謙作の無念を晴らすべく強化服を手にした誠が、バトルコサックとしてバトルフィーバーに合流する!(C)東映

白石謙作(初代コサック)は、血のにおいをまゆみに感じさせないために、戦闘服を持っていかなかった。謙作のまゆみちゃんに対する優しさ、思いやりが仇となってしまった悲劇。
マユミをかばって、カットマンに向かって駆け出した丸腰の謙作は集中砲火を浴びる。マユミをかばって、カットマンに向かって駆け出した丸腰の謙作は集中砲火を浴びる。強化服を届けに来たケイコとトモコが駆け寄るが時すでに遅し・・・。
まゆみをかばい敵の凶弾に倒れた謙作は、もはや手の施しようが無かった。まゆみをかばい敵の凶弾に倒れた謙作は、もはや手の施しようが無かった。

謙作「カキ氷食いてえなぁ、体中がカッカするぜ、エゴスの野郎、今度会ったら承知しねえぞ……今度あったら……ぐふっ」謙作「カキ氷食いてえなぁ、体中がカッカするぜ、エゴスの野郎、今度会ったら承知しねえぞ……今度あったら……ぐふっ」

敬礼をする5人。バトルケニア「謙作・・・ゆっくりと眠れよ・・・」敬礼をする5人。バトルケニア「謙作・・・ゆっくりと眠れよ・・・」

テレビ埼玉は、最終話の第26話を放送せず、第25話「アイアンキング大ピンチ!」で番組を打ち切る。結果「アイアンキング」が東京を大破壊して番組終了。都市伝説級の打ち切りとなった。

オープニングテーマ:「アイアンキング」

侵略者の「タイタニアン」に洗脳された「霧島五郎」(きりしま ごろう)は「静弦太郎」(しずか げんたろう)に襲い掛かる。侵略者の「タイタニアン」に洗脳された「霧島五郎」(きりしま ごろう)は「静弦太郎」(しずか げんたろう)に襲い掛かる。

「タイタニアン」に洗脳された状態の「霧島五郎」(きりしま ごろう)が「アイアンキング」に変身するが、やはりアイアンキングも洗脳された状態だった・・・(番組内では、「ボディジャック」されているという表現が使われる)
クリケットンとともに東京を破壊するアイアンキング。第25話「アイアンキング大ピンチ!」では、クリケットンとともに東京を破壊するアイアンキング。

…これが後に「ウルトラマンが東京の街を破壊して終わる最終回がある」という都市伝説と化した。

(1985年 – 1986年)再放送を行ったテレビ埼玉では、放送が第25話「アイアンキング大ピンチ!」(1986年2月23日)で打ち切られ、最終回の第26話「東京大戦争」が未放送となった。

「静弦太郎」(しずか げんたろう)「アイアンキングが裏切った・・・アイアンキングまで洗脳されたのか・・・」「静弦太郎」(しずか げんたろう)「アイアンキングが裏切った・・・アイアンキングまで洗脳されたのか・・・

アイアンキングは怪獣と一緒に仲良く東京を破壊しまくる・・・東京がどんどん燃えていく演出。アイアンキングは怪獣と一緒に仲良く東京を破壊しまくる・・・東京がどんどん燃えていく演出。

アイアンキングは東京をとことん破壊しまくる・・・演出も凝っています・・・凄い大ピンチだ。もう東京は火の海だ。アイアンキングは東京をとことん破壊しまくる・・・演出も凝っています・・・凄い大ピンチだ。もう東京は火の海だ。

アイアンキングと怪獣に東京が蹂躙されまくる絶望的な展開・・・ここでテレビ埼玉は番組を打ち切り終了!アイアンキングと怪獣に東京が蹂躙されまくる絶望的な展開・・・なんと、ここでテレビ埼玉は番組を打ち切り終了!

実際の1986年2月23日のテレビ埼玉は、第25話の最後の「つづく」の文字が出る前に、再放送を打ち切りした。1986年2月23日の実際のテレビ埼玉の放送では、第25話の最後の「つづく」の文字が出るよりも、かなり早いタイミングで画面がブラックアウトしていく。

完全に画面が数秒ブラックアウトすると…

次回特撮アワー第2部「星雲仮面マシン・マン」を、お送りします。」という次回放送作品の案内告知が表示されて、番組は終了した。

最終話の26話を放送することなく、25話で打ち切り終了した。

アイアンキングと怪獣が東京を破壊しまくる第25話で番組打ち切り・・・これは酷い・・・当然、局に抗議が殺到した・・・。

1985年 – 1986年に再放送を行ったテレビ埼玉の『特撮アワー』では、放送が第25話「アイアンキング大ピンチ!」で打ち切られ、最終回の第26話「東京大戦争」が未放送となったまま次番組『星雲仮面マシンマン』に移行した。「アイアンキング大ピンチ!」はアイアンキングがタイタニアンに憑依(劇中ではボディジャックと呼称されている)されて町を破壊し続けるシーンで終わるエピソードである。そのため、結果として「ウルトラマンが町を破壊する最終回がある」という誤謬が視聴者を通じて都市伝説まがいの形で広まっていた。

引用元: ウィキペディア(Wikipedia)『アイアンキング』

怪奇大作戦の最恐のトラウマ回

【イッキ見!】怪奇大作戦 全オープニング・エンディング
この時代のテレビCMを観ることができるのは大変貴重。毎回その話の内容に応じてOPとED映像を変えている所に、当時のクリエイター魂を感じる。

『怪奇大作戦』第7話「青い血の女」 / 孤独な老人と謎の殺人人形の話。

夜道を歩くサラリーマンが、道に置かれた人形を見つける。
サラリーマンが歩き出すと、人形から奇妙な音が響く。サラリーマンが振り返ると、たちまち人形の表情が恐ろしいものに変わり腕から刃物を出して切りつけた。
頚動脈を切られて倒れたサラリーマンの横を人形は歩いて去っていく。強力な電波で操られている殺人人形。竹彦の家にいる黒髪の謎の少女が、この殺人人形を操っている。
竹彦が4歳の女の子だと語っていた黒幕の正体は、ベッドに横たわる人形だった。

三沢らが見たのは、ベッドに横たわる人形のような何かだった。全員が見守る中、突如それが喋りだした。

「老人ヲ捨テタ、老人ノ子供タチヲ殺サナキャ…アタシハ大人ヨ。イツマデモ子供扱イサレチャ、カナワナイワ…アタシモ、老人ヲ捨テテ独立スルノ。ダカラ、アタシモ殺サナキャ」

そういうと人形のようなものは起き上がり、窓を破って屋根に登る。

「殺サナキャ、殺サナキャ、殺サナキャ…」

それはそう呟きながら、オルゴールの音の中悲鳴を上げて身を投げた。

三沢らが駆けつけた時には、すでにそれは動かなくなっていた。それからは青い血が流れ出ていた。三沢らが駆けつけた時には、すでにそれは動かなくなっていた。それからは青い血が流れ出ていた。

的矢「なあ町やん、現代ほど、老人にとって孤独な時代はなかったかもしれないよ。だから決して裏切らない、そんなつもりで、あの老人はあれを作って孤独を忘れようとしたんだ。結局はあれも老人を捨てたがね
町田「老人がフッと抱いた殺意をあれは老人に代わって実行し続けたんだ」
的矢「だが、あれ自身、いつの間にか老人を捨てようとしていた・・・」牧史郎(演:岸田森)「あれは、一体なんだったんだ……」牧史郎(演:岸田森)「あれは、一体なんだったんだ……
小川さおり(演:小橋玲子)「人形じゃないわ。もちろん人間でもないし…
野村洋(演:松山省二)「世の中がだんだん奇妙になると、みんな「あれ」になるんですよ……

『怪奇大作戦』第16話「かまいたち」 / 犯人の心の闇をテーマとした作品。大した理由も無く女性をバラバラにしておきながら、何を聞かれても答えない犯人の不気味さが際立っている。

「真面目で、大人しくて、イタチのようなおどおどした目をしたこの男が、どうして…」

現代でも時折大きな事件として取り上げられる「理由の分からない殺人事件」とその犯人の心の闇をテーマとした作品。

終電も過ぎた深夜、一人の女性が足早に歩いていた。暗い夜道の中、何者かの気配を感じた女性はさらに足を速める。女性が橋に差し掛かった時、突然風が吹き…終電も過ぎた深夜、一人の女性が足早に歩いていた。暗い夜道の中、何者かの気配を感じた女性はさらに足を速める。女性が橋に差し掛かった時、突然風が吹き街灯が割れ、女性の体はあっという間にバラバラになってしまった。女性が橋に差し掛かった時、突然風が吹き街灯が割れ、女性の体はあっという間にバラバラになってしまった。 女性が橋に差し掛かった時、突然風が吹き街灯が割れ、女性の体はあっという間にバラバラになってしまった。的矢所長は警官がゴーッという音を聞いていた事、また街灯が割れていたこと、切り口の鋭さからかまいたちのような現象ではないかと推理。三沢も、かまいたちの現象を応用したものではないかと続く。野次馬の中にこちらをじっと見つめる青年を見つけ、目を留める。その青年は、口元は隠れていたが目はかすかに笑っていたのだ。

その青年は近くの工場で働く小野松夫(演:加藤修)という男だった。

最早一刻の猶予も無いと考えた的矢所長により、さおりを使った囮作戦を決断する。

現場を歩くさおりを、物陰から見ている男がいた。男が箱にパイプのような物がつながった機械を取り出しスイッチを入れると何とさおりはバラバラになってしまう。現場を張り込んでいた牧らによって取り押さえられた男のマスクを剥ぎ取ると、そこにいたのはやはり松夫だった。野村はさおりがバラバラにされたために怒りを爆発させたが、実際に歩いていたのはリモコン操作の吊り人形であり、さおりは無事だった。
松夫は何も答えない。イタチのようにおどおどした目をしながら…小野松夫の取調べが始まった。町田警部が厳しく問い詰める。

三人の殺しを考えついた理由は何だ!!
他人に恨みでもあるのか!?
社会に不満でもあるのか!?
何でそう平気な顔をしていられるんだ!!

しかし、小野松夫は何も答えない。イタチのようにおどおどした目をしながら…

殺人の方法こそ近未来的な機械が使われているが、大した理由も無く女性をバラバラにしておきながら、何を聞かれても答えない犯人の不気味さが際立っている。

『超電子バイオマン』第10話「さよならイエロー」 / 特撮史上例のないイエローヒロインの唐突な殉職。女優の突然の失踪のため。

「矢島由紀」が演じる「小泉 ミカ(こいずみ みか) / イエローフォー(初代)」は、バイオマンのサブリーダー的ポジションにあったが、仲間を救うため、反バイオ粒子を用いたバイオキラーガンの犠牲となり、凄絶な最期を遂げる。『超電子バイオマン』は、1984年(昭和59年)2月4日から1985年(昭和60年)1月26日までテレビ朝日系列で全51話が放送された。

ジャパンアクションクラブ(現、ジャパンアクションエンタープライズ)に所属していた女優の「矢島由紀」が演じる「小泉 ミカ(こいずみ みか) / イエローフォー(初代)」は、バイオマンのサブリーダー的ポジションにあったが、仲間を救うため、反バイオ粒子を用いたバイオキラーガンの犠牲となり、凄絶な最期を遂げる。

通常、役者不在における降板劇はその数話前から何らかの事情で出られなくなり、そのまま降板に流れるケースが多いが、矢島の件は第9話「人を消すなわ跳び」まで確実に出演していたにもかかわらず、翌週で不在・降板というあまりにも突発的なケースだった。その後、矢島は消息を絶っており、公式な形での事情は明らかになっていない。

引用元: ウィキペディア(Wikipedia)「矢島 由紀」

スーパー戦隊シリーズ初のイエローヒロインが一方的に敵の攻撃の犠牲になる展開。女性戦士史上初の「戦死」扱い。イエローフォーだけが反バイオ粒子エネルギーの一方的な被害者となる。

スーパー戦隊シリーズ初のイエローヒロインが一方的に敵の攻撃の犠牲になる展開。女性戦士史上初の「戦死」扱い。イエローフォーだけが反バイオ粒子エネルギーの一方的な被害者となる。

イエローフォーは、バイオキラーガンを用いたメイスンの攻撃で致命傷を負いながらもバイオキラーガンの反バイオ粒子を全て使い切らせることに成功。カメレオンカンス撃破後に息を引き取り、イエローフォーの姿のままで葬儀が行われた。

なぜイエローフォーだけが一方的に敵の攻撃を受けるのか・・・なぜイエローフォーだけが一方的に敵の攻撃を受けるのか・・・ 第7話以降のアフレコを前にし矢島由紀が突然降板。このような状況下で制作された第10話では、矢島演じるミカは終始イエローフォーの姿のまま、女性戦士史上初の「戦死」扱いになり、埋葬シーンでも採石場にてスーツ状態のまま弔いが行われ遺影も飾られていない。第7話以降のアフレコを前にし矢島由紀が突然降板。このような状況下で制作された第10話では、矢島演じるミカは終始イエローフォーの姿のまま、女性戦士史上初の「戦死」扱いになり、埋葬シーンでも採石場にてスーツ状態のまま弔いが行われ遺影も飾られていない。 イエローフォーは死んでしまった。スーツ姿のまま弔われた。女優が失踪していないため、女優パートの撮影ができないため。 ラストシーンでも採石場にてスーツ状態のまま弔いが行われるというショッキングなかたちとなった。 イエローフォーは死んでしまった。スーツ姿のまま弔われた。女優が失踪していないため、女優パートの撮影ができないため。

ラストシーンでも採石場にてスーツ状態のまま弔いが行われるというショッキングなかたちとなった。イエローフォー・小泉ミカ役の女優の矢島由紀さんが突然、失踪してしまったからだった・・・。このイエローの酷い死に方に視聴者は誰一人納得がいかなかった。なぜ、こんな展開になったのか?イエローフォー・小泉ミカ役の女優の矢島由紀さんが突然、失踪してしまったからだった・・・。

イエローフォーを演じていた矢島が「スタッフと駆け落ちして失踪」という都市伝説(真相は不明)が発生した。

シルバー仮面

【イッキ見!】シルバー仮面 全オープニング

『シルバー仮面』第1話は画面が終始暗すぎる異常な展開。放送事故レベル。チグリス星人の着ぐるみが想像以上に燃えすぎてスーツアクターが大火傷した。

シルバー仮面の第一話は画面が終始暗すぎて、何がなんだか良くわからない状況が続いた。シルバー仮面の第一話は画面が終始暗すぎて、何がなんだか良くわからない状況が続いた。

タイトルが出るまで実に6分強ものプロローグは特に画面が暗い。放送事故だと思った視聴者は大勢いた。

特に最初の数分は真っ暗で、視聴者はびっくり。この画像は番組開始1分ごろのもの。真っ暗。特に最初の数分は真っ暗で、視聴者はびっくり。この画像は番組開始1分ごろのもの。真っ暗。

真っ暗なシーンが続く中、最初の変身シーンにびっくりさせられた。ホラー番組としか思えない印象を持たれてしまう。真っ暗なシーンが続く中、最初のシルバー仮面への変身シーンにびっくりさせられた。ホラー番組としか思えない印象を持たれてしまう。

レントゲン写真のような人骨が徐々に肉付けされシルバー仮面に変身していく演出・・・怖い。レントゲン写真のような人骨が徐々に肉付けされシルバー仮面に変身していく演出・・・怖い。

シルバー仮面に変身しても、まだ画面が暗い・・・。シルバー仮面に変身しても、まだ画面が暗い・・・。チグリス星人が全身火だるまになって、のた打ち回りながら死んでいくシーンチグリス星人が全身火だるまになって、のた打ち回りながら死んでいくシーン。スーツアクターの戸知章二は背中に大火傷を負った。

着込んだ着ぐるみに火薬を仕込んで撮影した際に火が内部へ燃え移り、着ぐるみの半分以上が燃えて溶けてしまった。」・・・という撮影時の事故になっているシーン。

『シルバー仮面』第9話「見知らぬ町に追われて」 / 卒塔婆ファイトが有名な回。ドミノ星人が「春日兄弟に化けて、葬列の参加者を機関銃で皆殺しにする」という陰欝な始まり方。

『シルバー仮面』第9話 / 卒塔婆ファイトが有名な回ドミノ星人との戦闘シーンは、「シルバー仮面が卒塔婆を使って宇宙人をブッ叩く」という、なんともシュールなものであった。卒塔婆(そとうば、そとば)を武器にした墓地での戦いは伝説。

『シルバー仮面』第9話「見知らぬ町に追われて」OPテーマがいきなり葬列で始まり、直後に参加者が皆殺しにされる、子供向け番組とは思えない陰欝な始まり方。OPテーマがいきなり葬列で始まり、直後に参加者が皆殺しにされる、子供向け番組とは思えない陰欝な始まり方。

『シルバー仮面』第9話「見知らぬ町に追われて」OPテーマがいきなり葬列で始まり、直後に参加者が皆殺しにされる、子供向け番組とは思えない陰欝な始まり方。

春日兄妹が墓地でライフルを乱射して葬列の参加者を皆殺し・・・というあまりにもショッキングな始まり方。特撮史に残る壮絶なオープニング。ドミノ星人は「春日兄弟に化けて、葬列の参加者を機関銃で皆殺しにする」

ドミノ星人は「春日兄弟に化けて、葬列の参加者を機関銃で皆殺しにする」。その後も、春日兄弟に化けたまま犯罪を繰り返す。

春日兄弟の社会的信用を奪うことがドミノ星人の狙いだ。ドミノ星人の悪辣な陰謀により無実でありながら、警察に終われる身となった春日兄弟。

超人バロム1

『超人バロム・1』オープニングテーマ「ぼくらのバロム・1」 / エンディングテーマ「友情のバロム・クロス」

特撮史に残るグロくて、怖すぎるデザインのドルゲ魔人達。あまりにキモすぎて全国から苦情が殺到した。

あまりにキモすぎて全国から苦情が殺到したという伝説の怪人たちである。
あまりにキモすぎて全国から苦情が殺到したという伝説の怪人たちである。ヒャクメルゲ

ドルゲがドルゲ細胞そのものから作りだした魔人。人体や他生物の体の一部がモチーフとなっている。(ハサミルゲやハネゲルゲなど一部は元々動植物魔人として予定されていた者もいる)

他のヒーロー作品に比べて、リアルで非常に不気味かつ生理的嫌悪感を催すデザイン・造形のものが多く、強烈な印象を残している。フランケルゲフランケルゲノウゲルゲノウゲルゲクビゲルゲクビゲルゲ ウデゲルゲ ハサミルゲハサミルゲクチビルゲ

ドルゲ事件 → 風評被害『”魔人ドルゲ”は僕じゃない』

魔人ドルゲドルゲは、善を憎み、愛を嘲る、地底に降り立った悪の化身。人間をドルゲ細胞で冒すことによって悪のエージェントであるドルゲ魔人を作り出す。「ルロロロロロロ、ドールゲー」という不気味な声とともに登場する。瞬間移動能力を持ち、角のようなテレパシー発振器によってアントマンとドルゲ魔人に命令を下す。20メートルまで巨大化し、地震や雷を起こすことができる(第34話、最終話)。バロム・1と同じ善悪濾過器を持っているが正反対の作用を持ち、決して善に染まることはない。

ドルゲ事件

放送開始から4ヶ月が過ぎた1972年8月25日、朝日新聞社が「『”魔人ドルゲ”は僕じゃない』『友だちがいじめる』『同姓の坊や 仮処分申請』『偶然の一致、変更ムリ』」などの見出しで、「神戸市に在住していたドルゲ姓の音楽大学教授のドイツ人が、魔人ドルゲがもとで息子がいじめられると放送局に抗議し、名称使用差し止めの仮処分申請をした」と報道し、社会問題となった。放送開始から4ヶ月が過ぎた1972年8月25日、朝日新聞社が「『”魔人ドルゲ”は僕じゃない』『友だちがいじめる』『同姓の坊や 仮処分申請』『偶然の一致、変更ムリ』」などの見出しで、「神戸市に在住していたドルゲ姓の音楽大学教授のドイツ人が、魔人ドルゲがもとで息子がいじめられると放送局に抗議し、名称使用差し止めの仮処分申請をした」と報道し、社会問題となった。

1972年9月26日には「『悪玉ドルゲ、童心に降参』『11月で姿消します』『読売テレビが和解 君の言い分通る』『生き生きとした顔で学校へ』」などの見出しで、弁護士を通じ和解が成立したと報道した。1972年9月26日には「『悪玉ドルゲ、童心に降参』『11月で姿消します』『読売テレビが和解 君の言い分通る』『生き生きとした顔で学校へ』」などの見出しで、弁護士を通じ和解が成立したと報道した。第29話以降、番組オープニング・タイトルのラストに「このドラマにでてくるドルゲはかくうのものでじっさいのひととはかんけいありません」と、フィクション作品であることを示す注意テロップが挿入されるようになった。

 

特撮ホラー映画『マタンゴ』 / SFやホラー映画マニアの間で語り継がれるカルト映画。

『マタンゴ』は、1963年8月11日に公開された日本の特撮ホラー映画。変身人間シリーズの番外編的作品。

ヨット旅行中の男女7人が暴風雨により絶海の孤島に漂着。カビと不気味なキノコに覆われたその孤島は、人間を襲う“第三の生物”マタンゴが生息する島だった。

【動画】『マタンゴ』 予告編

東宝特撮映画の最高傑作でありジャパニーズホラーの最高傑作。

大海原にヨットで乗り出した男女七人のグループ。しかしヨットは突然の嵐に遭遇し、絶海の孤島に漂着してしまう。水と食料を求めてその島を探索する七人は、島の反対側の入り江で難破船を発見する。

だが、乗組員は一切行方不明、船内には少量の缶詰と”マタンゴ”と表示された謎のキノコの標本があるのみで、なぜか船内の鏡はことごとく割られていた。いったいこの島にはどんな秘密があるのか? やがて食料は底をつき、彼らは、不信感と欲望をむき出しにして仲間割れを始める。絶望的な飢餓の中、次々と禁断のキノコを口にするのだった…。

マタンゴ(変身途上):天本英世(あまもと ひでよ)マタンゴ(変身途上):天本英世(あまもと ひでよ)

変身途上のマタンゴを演じたのは、後に『仮面ライダー』で死神博士役を演じる天本英世。

変身途上のマタンゴは、ドアを開けたり背後から人を襲って島の内陸部に拉致する程度の知能は残っているが、言葉は発さずうめき声程度しか起こさない。薬品や火、光に弱いとされており、銃弾では死なないが、銃身で殴られて腕がもげるなど、骨肉の強度は人間のそれより劣る。
ヨットで島を脱出した青年にもキノコが生え始めていた。この救いのないラストシーンではキノコを食べなくても(胞子を浴びたことで)キノコになってしまう可能性があることが示唆されている。ヨットで島を脱出した青年にもキノコが生え始めていた。この救いのないラストシーンではキノコを食べなくても(胞子を浴びたことで)キノコになってしまう可能性があることが示唆されている。

懐かしい昭和の特撮作品の衝撃的なトラウマ回シリーズ

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