懐かしい1970年代から90年代の昭和の特撮ドラマの中で、特撮史に残る衝撃的なトラウマ回(トラウマシーン)を振り返ってみましょう。現代の地上波では放送が不可能な過激で衝撃的かつトンデモない面白いネタが勢ぞろいです。前作同様に衝撃的なトラウマが満載の昭和特撮のトラウマ回(トラウマシーン)特集のまとめ第2弾。

『ジャッカー電撃隊』第3話「5フラッシュ!!ほえろパンサー」 / 人間爆弾にされた小野夏子(志穂美悦子)の弟(大葉健二)の悲劇。

オープニングテーマ「ジャッカー電撃隊」
作詞:石森章太郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:ささきいさお、こおろぎ’73
戦闘シーンに使われることも多い。
『ジャッカー電撃隊』第3話「5フラッシュ!!ほえろパンサー」(1977年4月23日) カレンの友人・小野夏子は、人間爆弾にされた弟の仇をうつために兎島基地へ潜入。(C)石森プロ・東映『ジャッカー電撃隊』第3話「5フラッシュ!!ほえろパンサー」(1977年4月23日)

カレンの友人・小野夏子(志穂美悦子)は、人間爆弾にされた弟の仇をうつために兎島基地へ潜入。(C)石森プロ・東映

70年代前半、アイドル的な特撮ヒロインとして活躍した志穂美悦子さんがゲスト出演。天才空手家・小野夏子(志穂美悦子)の弟・小野隼人(大葉健二)。後に、バトルケニアやデンジブルー、ギャバンで大活躍する大葉健二さんの貴重なゲスト出演。天才空手家・小野夏子(志穂美悦子)の弟・小野隼人(大葉健二)。後に、バトルケニアやデンジブルー、ギャバンで大活躍する大葉健二さんの貴重なゲスト出演。小野夏子(志穂美悦子)の弟・小野隼人(大葉健二)は救出された病院で急に苦しみだす。小野夏子(志穂美悦子)の弟・小野隼人(大葉健二)は救出された病院で急に苦しみだす。 小野隼人(大葉健二)は体内に爆弾を埋め込まれ人間爆弾にされていた。隼人は学生選手権の優勝と引き換えにコマンドとしてメカを埋め込まれてしまったのだ。小野隼人(大葉健二)は体内に爆弾を埋め込まれ人間爆弾にされていた。隼人は学生選手権の優勝と引き換えにコマンドとしてメカを埋め込まれてしまったのだ。 小野隼人(大葉健二)は皆を爆発に巻き込まないために病院の窓から外に飛び出した。小野隼人(大葉健二)は皆を爆発に巻き込まないために病院の窓から外に飛び出した。 姉の目の前で人間爆弾にされた弟が爆死する・・・残酷すぎる展開。姉の目の前で人間爆弾にされた弟が爆死する・・・残酷すぎる展開。

人間爆弾と言うと、ロボットアニメ史上に残る凄惨なトラウマ回『無敵超人ザンボット3』第17話「星が輝く時」(1978年2月4日)が有名ですが、実は『ジャッカー電撃隊』の人間爆弾(1977年4月23日)の方が先に放送されています。

初期の仮面ライダーシリーズのショッカーの怪人による殺人描写 / 現代では放送できないトラウマ必至の残酷な殺人描写が多い。かなりグロい。

初期の仮面ライダーシリーズは、「怪奇アクションドラマ」というダークでシリアスな作風であったため、現代の明るい特撮ヒーロー番組とは異なり、ホラー映画や恐怖映画のような猟奇的で陰惨な殺害シーンや恐怖の残酷描写が満載だった。

蝙蝠男(人間蝙蝠)によって吸血鬼化されるマンションの住人達とヒロインの緑川ルリ子(第2話) / 特撮史に残るトラウマ必至の恐怖映像。

怖すぎるトラウマキャラの蝙蝠男大人が見ても怖すぎるトラウマキャラの蝙蝠男

蝙蝠男(人間蝙蝠)は、人間の首筋に噛みつき、吸血行為をするのと同時に、牙に仕込まれた“新種のビィールス”を感染させ、感染した人間を体から発する超音波を使い自在に操ることができ、自身に危険が及ぶと自己催眠で深い眠りにつき、その身を守るのと同時に情報漏えいを防ぐことができる能力を持つ。

怪奇アクションドラマ路線だったため、視聴者を震え上がらせる、怖すぎるホラー演出になっている。怪奇アクションドラマ路線だったため、視聴者を震え上がらせる、怖すぎるホラー演出になっている。

山野美穂が居住していたマンション内は、ショッカーの新型ビールスの実験場と化していた。このビールスに感染した人々は吸血鬼化し、ショッカーの僕となり、他の人を襲って仲間の吸血鬼を増やしていく。山野美穂が居住していたマンション内は、ショッカーの新型ビールスの実験場と化していた。このビールスに感染した人々は吸血鬼化し、ショッカーの僕となり、他の人を襲って仲間の吸血鬼を増やしていく。まるで吸血鬼ドラキュラやゾンビ映画のような怖さ。ヒロインの緑川ルリ子は、蝙蝠男に噛みつかれる。ヒロインの緑川ルリ子は、蝙蝠男に噛みつかれる。これを現代の地上波の子供向き枠で放送したら苦情の電話が鳴りやまないだろう。放送当時はブラウン管テレビ時代であり、暗いぼやけた画面であったため、怖さはさらに倍増。

この時、ルリ子は、ショッカー首領から「貴様の父親・緑川博士は我々ショッカーを裏切ったため、殺したのだ」と真実を聞かされた。これによって本郷に対する誤解は解けた。蝙蝠男のビールスを感染させられたルリ子。蝙蝠男のビールスを感染させられたルリ子。ヒロインピンチ。かなりのリョナ・シーンと言えそうだ。

蝙蝠男が倒され血清を打たれて助かった後、ルリ子は、本郷に謝罪をする。それ以降、本郷の協力者としてショッカーに立ち向かっていく。ライダー投げを食らった蝙蝠男の最期。血しぶきが舞い上がる。ライダー投げを食らった蝙蝠男の最期。血しぶきが舞い上がる。尋常ではない量の血液。ここまでやっていた。さすが70年代初期の昭和特撮ならではの過激なスプラッター描写。

さそり男は人間を溶かす毒を吹き出す人喰いさそりを操る(第3話) / 毒を食らうと体が解けて死亡する。完全にホラー映画レベルのトラウマ描写。

さそり男(さそり人間)は、尾から人体を溶かす毒液を噴射する人喰いサソリを操る。さそり男(さそり人間)は、尾から人体を溶かす毒液を噴射する人喰いサソリを操る。あまりにもヤバすぎる。

さそり男は、性能テストとしてショッカーの強制労働者たちを人喰いサソリで殺害した。人喰いサソリから噴射される人体を溶かす毒液を浴びる強制労働者たち。さそり男は、性能テストとしてショッカーの強制労働者たちを人喰いサソリで殺害した。人喰いサソリから噴射される人体を溶かす毒液を浴びる強制労働者たち。

ショッカーの強制労働者たちの人体が溶けていく…。恐ろしくグロい描写。なんと、ショッカーの強制労働者たちの人体が溶けていく…。恐ろしくグロい描写。初期の仮面ライダーは、恐怖映画のようにホラーテイスト、猟奇的な怪奇色が強かった。

ショッカーの強制労働者たちが、人体が溶けて消えてなくなり、赤い液体になってしまう。ショッカーの強制労働者たちが、人体が溶けて消えてなくなり、赤い液体になってしまう。あまりにもグロい。現代の地上波では放送不可能な猟奇的なホラー展開。本郷に敗れた早瀬五郎・さそり男の壮絶な最期。完全にホラー映画レベルの人体破壊描写。最後はライダーシザースで岩に叩きつけられ、赤い液体となって消滅する。本郷に敗れた早瀬五郎・さそり男の壮絶な最期。気持ち悪すぎる…。完全にホラー映画レベルの人体破壊描写。最後はライダーシザースで岩に叩きつけられ、赤い液体となって消滅する。

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『帰ってきたウルトラマン』の特撮史に残る陰惨なトラウマ回

『帰ってきたウルトラマン』第31話「悪魔と天使の間に…」 / ゼラン星人は子供に変身して、周囲を欺き、ウルトラマンである郷秀樹を苦しめる侵略者

人間の善意と悪意を如実に描き出した、ウルトラシリーズでも指折りの傑作。

聾唖者の少年・風間輝男に化けて伊吹隊長の娘の美奈子と友人関係になることでMATや郷秀樹に近づいた。

伊吹美奈子「伊吹美奈子です、はじめまして! それから、風間輝男君です」
伊吹隊長「娘が通ってる教会で友達になったんだそうだ」

風間輝男は不気味に目を光らせて、テレパシーで郷に語りかけてくる。風間輝男は不気味に目を光らせて、テレパシーで郷に語りかけてくる。

ゼラン星人「(郷秀樹、いや、ウルトラマン、私は今、テレパシーでお前に話しかけている。だから、私の声はお前にしか聞こえない。私の使命はお前を殺すことだ)」

郷「(貴様は誰だ?)」

ゼラン星人「(我々ゼラン星人はお前を葬った後、この地球を侵略する。私はプルーマと言う怪獣を連れてきている。しかしこれは単なるおとりだ。お前はこの怪獣に勝つだろう、そしてウルトラマン、その時がお前の最期だ。わかるか、プルーマに勝った時、お前は死ぬのだ)」

郷「待て! 貴様ーっ! お嬢さん、こいつは……」

ゼラン星人「(私が宇宙人だとでも言うつもりかね、やめたほうがいい。キチガイ扱いされるだけだ)」…この作品が放送された1971年当時は、「キチガイ」という表現がまだ普通に使われていた。

郷「黙れ!」

少年を攻撃しようとする郷の考えは伊吹隊長に理解されず処分を受けてしまう(ただし上野隊員は郷の事を信じていた)。

病院のベッドに横たわる輝男のもとへ郷が訪れる。

ゼラン星人「(はははは、どうした、郷、ウルトラマンになるのが怖くなったのか。明日はこの病院の鼻先に出してやるぞ)」
郷「やめろ、この病院には何十人という重病患者がいるんだぞ!」
ゼラン星人「(病人を助けたいならウルトラマンになることだな)」
郷「ウルトラマンになる前に、貴様を殺してやる!」

郷はまたすぐ挑発に乗って輝男を殺そうとするが、医者や看護婦に止められる。郷はまたすぐ挑発に乗って輝男を殺そうとするが、医者や看護婦に止められる。

伊吹「いい加減にするんだな。子供の首など絞めてどうするつもりなんだ」
郷「子供ではありません。あいつは宇宙人です」
伊吹「宇宙人か、宇宙人だってことを強引に白状させようとしたわけか」
郷「白状などさせる気などありません。殺すつもりでした!
伊吹「(絶句する)……」

郷「明日、あの病院の近くに怪獣が出てくる筈です。もしこの予言どおりに怪獣が現われたら、僕の言ってることを信じて頂けますか」
伊吹「正直言って、私はあの少年よりむしろ君の方が宇宙人じゃないのかと言う気になってるよ」
郷「どう思おうと隊長の勝手です、あの宇宙人はウルトラマンを抹殺するのが目的なんです。ウルトラマンがピンチになったらあの少年を捕まえてください」

上野「おい、郷、俺はお前を信じるぜ!」
郷「ありがとう!」

ブレスレットが主人であるはずのウルトラマンに襲いかかる!! ウルトラマンにブレスレットを使わせて、プルーマを倒させると、何とブレスレットが主人であるはずのウルトラマンに襲いかかる!!ウルトラマン(しまった、ブレスレットがコントロールされている)ウルトラマン「(しまった、ブレスレットがコントロールされている)」

ウルトラマンは、バリアでそれを防ぎつつ、初めてゼラン星人の真の狙いを悟る。ゼラン星人はウルトラマンのブレスレットを操って、ウルトラマンを倒そうという奇抜な作戦を立てていたのだ。

岸田「誰かが強力な磁力であのブレスレットを誘導しているとしか思えません」
伊吹「誰かが?」

伊吹「輝男君、こんなところで何をしてるんだ!」

光線を放ち抵抗するもマットシュートで装置を破壊され、更に輝男少年の姿のまま喉を撃ち抜かれた。光線を放ち抵抗するもマットシュートで装置を破壊され、更に輝男少年の姿のまま喉を撃ち抜かれた。輝男少年は、最後に極めて醜悪で悍ましい異星人の姿を晒して絶命した。あまりにもグロテスクなゼラン星人の正体が明らかに…。みんなのトラウマ。
致命傷を負った彼は喉から流血し、悲痛な表情で伊吹隊長の下へにじり寄ったものの、直後に極めて醜悪で悍ましい異星人の姿を晒して絶命した。

ゼラン星人が銃殺されると,ウルトラマンは光の輪から開放された。ブレスレットはウルトラマンの腕に戻った。

宇宙人とはいえ、子供が喉から血を溢れさせながら死んでいくという現代の地上波では放送が難しい過激な表現になっている。

子供に変身して、周囲を欺き、ウルトラ戦士である主人公を苦しめる侵略者」は次作『エース』ではレギュラーのヤプールによるバキシムやサイモン星人として描かれる。

『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」/人種差別・偏見・迫害といった非常に重いテーマを扱った作品。ウルトラマンを絶望させてしまう程の人間の醜い業…。

佐久間良はボロボロの衣服を身に纏い、河原の土を掘り返していた。周りからは「宇宙人の子供」という根拠のない噂が立ち、不良から凄惨ないじめにあう。本作は、差別や未知なるものへの恐怖心、集団心理の恐ろしさを描いたトラウマ・エピソード。佐久間良はボロボロの衣服を身に纏い、河原の土を掘り返していた。周りからは「宇宙人の子供」という根拠のない噂が立ち、不良から凄惨ないじめにあう。本作は、差別や未知なるものへの恐怖心、集団心理の恐ろしさを描いたトラウマ・エピソード。

特撮史に残る伝説のトラウマ展開。あまりにも後味が悪いシリアスなドラマ。ウルトラ史上最大の問題作と言われることもしばしば。巨大魚怪獣ムルチの登場エピソードの暗さと後味の悪さは、ジャミラやシルバーブルーメなどに勝るとも劣らない。そのため、ファンの間ではトラウマ怪獣として有名。

パン屋「悪いけど、よその店行ってよ・・・後で色々言われるの嫌なのよ・・・早く帰ってちょうだい」閉鎖的な事なかれ主義の村の住民たち。パン屋の女性「悪いけど、よその店行ってよ・・・後で色々言われるの嫌なのよ・・・早く帰ってちょうだい

宇宙人と噂され異端視されている少年の「佐久間良」は、閉鎖的な村社会化した街の住民から迫害を受けていた。まさに日本人の村社会的な閉鎖性(圧迫感・同調圧力)と事なかれ主義を描いている。現代にも通じる日本社会に蔓延する心の闇の問題。生きづらい世の中になっている。

良は商店街にパンを買いにやってきたが、パン屋の女性は「巻き込まれたくない」とパンを売らなかった。するとパン屋の娘が後を追い、彼にパンを渡したのだった。良は商店街にパンを買いにやってきたが、パン屋の女性は「巻き込まれたくない」とパンを売らなかった。するとパン屋の娘が後を追い、彼にパンを渡したのだった。

優しい娘「同情なんかじゃないわ。売ってあげるだけよ。だってうちパン屋だもん」。

町の男達が大挙して押し寄せてきた。MATがいつまでも宇宙人を倒さないなら自分たちでやっつけてやると武器を片手に攻め入ってきたのだった。

我を忘れ、暴徒と化した人々に少年・佐久間良が引きずられていく。我を忘れ、暴徒と化した村の人々に少年・佐久間良が引きずられていく。暴徒と化す村人たち(住民たちのリンチ)…。人間の醜い一面、おぞましい姿をくっきりと描写し、当時も今も多くの視聴者に強烈な印象を残した。

人々に引きずられていく良の悲鳴も、郷の静止の声も、我を忘れ、暴徒と化した人々には届かなかった。だがそこに金山が飛び出してくる。

市民を守るはずの警官までもが暴徒と化し金山(メイツ星人)に発砲、命を奪ってしまう。市民を守るはずの警官までもが暴徒と化し金山(メイツ星人)に発砲、命を奪ってしまう。

「待ってくれ!宇宙人は私だ!その子は私を守ってくれていただけだ、宇宙人じゃない!さあ、その子を自由にしてやってくれ!」

金山(メイツ星人)が絶命した。暴徒はメイツ星人を取り囲み、とうとう拳銃でメイツ星人を撃ち殺してしまった。金山(メイツ星人)が絶命した。暴徒はメイツ星人を取り囲み、とうとう拳銃でメイツ星人を撃ち殺してしまった。

劇中ではムルチは気象観測のために訪れた善良な宇宙人、メイツ星人によって封印されていた。しかし、メイツ星人は宇宙人を敵視する人間たちによって殺害されてしまう。それによってムルチの封印が解け、町を破壊し始める。

人間の身勝手さに呆れる郷秀樹(帰ってきたウルトラマン)「何て身勝手なことを…。怪獣を呼び覚ましたのはあんたたちじゃないか。まるで、怪獣に金山さんの怒りが乗り移ったかのようだ。」人間の身勝手さに呆れる郷秀樹(帰ってきたウルトラマン)「何て身勝手なことを…。怪獣を呼び覚ましたのはあんたたちじゃないか。まるで、怪獣に金山さんの怒りが乗り移ったかのようだ。

ウルトラマンを絶望させてしまう程の人間の醜い業…。闇が深い。ウルトラマンが人間に絶望し、一度は戦いを放棄してしまうという衝撃の展開で知られている。

ウルトラマンが人間に絶望し、一度は戦いを放棄してしまうという衝撃の展開。ムルチに驚いた人々はMATの隊員である郷秀樹=(帰ってきたウルトラマン)に「早く怪獣を退治してくれ」とせがむ。その身勝手な態度に郷は心の中で「勝手なことを言うな。怪獣をおびき寄せたのはあんた達だ」とつぶやき、戦意を喪失してしまう。歴代ウルトラシリーズでも他に類を見ない、ウルトラマンが人間に絶望し、一度は戦いを放棄してしまうという衝撃の展開。

あまりにも過激な演出と救いようのない陰惨な結末ゆえ、TBSの上層部から痛烈な酷評を受け、監督の東條昭平は助監督に降格、脚本を担当していた上原正三も最終回まで仕事を干される羽目になった。

引用元: 怪獣使いと少年 (かいじゅうつかいとしょうねん)とは【ピクシブ百科事典】

差別・人権問題を扱った本話はウルトラシリーズの中でも陰惨なエピソードとして有名であり、同作の脚本を手がけた上原によると当時は「局内から『これは放送してはいけないんじゃないか』という声もあった」という。また、内容の陰惨さから放送局側が受け取りを拒否し、制作側が編集をやり直したという。

予告では良の前を女の子が泣きながら走るシーンや、街に出た彼に人々が石を投げるシーンがあるが、前述の理由から本編ではカットされている。

引用元: メイツ星人 (めいつせいじん)とは【ピクシブ百科事典】

誰もいなくなった河川敷。(人間に絶望しウルトラマンに変身することを拒否して)座り込みを続ける郷の前に、一人の僧侶が近づいてきた。

僧侶の姿をした伊吹隊長「郷、町が大変なことになっているんだぞ。郷、解らんのか?」

顔を上げる郷。その僧侶は伊吹隊長だった。

豪雨の中でウルトラマンとムルチが泥臭い戦いを続ける様をカメラを動かしながら1分以上ワンカットで映すシーンは特に有名。

豪雨の中でウルトラマンとムルチが泥臭い戦いを続ける様をカメラを動かしながら1分以上ワンカットで映すシーンは特に有名。ウルトラマンの涙を雨で表現している…。

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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年)

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は、2001年(平成13年)12月15日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第25作。

「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」 | 予告編 | ゴジラシリーズ 第25作目

第1作で東京に襲撃して以来、約50年ぶりにゴジラが日本に再上陸するという設定に民間伝説「護国聖獣伝記」を絡めて描く。防衛軍准将・立花は社会の諸現象からゴジラの復活を警告するが、平和に慢心した軍は彼を黙殺。一方、超常現象番組を担当するTVスタッフの由里も奇妙な事件に遭遇。ゴジラを迎え撃つ怪獣にモスラ、バラゴン、キングギドラが登場。

白目を剥いたゴジラ及び怖すぎる破壊活動の数々

ゴジラは太平洋戦争で命を落とした人々の怨念の集合体として登場。日本を襲う理由は、戦争犠牲者の叫びと無念を、現代人が忘れ去ってしまったからだという。

通称GMKゴジラは、感情移入を拒絶する「悪の権化」を強調するため、眼は白目のみで黒目が存在しない。通称GMKゴジラは、感情移入を拒絶する「悪の権化」を強調するため、眼は白目のみで黒目が存在しない。白目の凶悪無人なゴジラ。

本作のゴジラはずる賢く残忍な性格。最大の特徴は黒目が存在しない白眼だけの凶悪無比なビジュアル。通称GMKゴジラ。恐怖の対象や「悪の権化」として描かれている。初代ゴジラに匹敵するトラウマを植え付けた。別名は、「トラウマゴジラ」、「白目ゴジラ」、もしくは「総攻撃ゴジラ」。

清水中央総合病院を通過すると見せかけて尻尾で破壊する無慈悲なゴジラ…特撮史に残る凄惨なシーン

病院を通過すると見せかけて、尻尾で破壊するゴジラ…。ゴジラの悪意、残忍さを表現しているシーン。病院を通過すると見せかけて、尻尾で破壊するゴジラ…。ゴジラ(製作者)の悪意、残忍さを最も表現(体現)しているシーン。

本作は、ゴジラの出現により命を落とす犠牲者が多く描かれているのも特徴。人間を憎悪しているような描写が目立ち、人間めがけて熱線を吐いたり、清水中央総合病院を通過すると見せかけて尻尾で破壊したりする。明確に怪獣が消滅させられるシーンが登場する等、凄惨さはシリーズでも屈指。

病院に迫り来るゴジラの恐怖…絶望的。しかしゴジラは通り過ぎる…。病院に迫り来るゴジラの恐怖…絶望的。しかしゴジラは通り過ぎる…。

清水中央総合病院の窓の外に見える迫りくるゴジラ。あまりにも恐ろしいシーン。

篠原ともえさんが演じる身動きが取れない入院患者の運命は…。篠原ともえさんが演じる身動きが取れない入院患者の運命は…。

ゴジラが通過したので、ほっと一安心!と思ったら…まさかの不意打ち。ゴジラの尻尾で病院を破壊。映画館の観客は度肝を抜かれた。ゴジラが通過したので、ほっと一安心!と思ったら…まさかの不意打ち。ゴジラの尻尾で病院を破壊。映画館の観客は度肝を抜かれた。病院を素通りすると見せかけて、病室の女性患者が油断したところに尻尾で病院を破壊。あまりの恐怖に、子供は泣きまくった。劇場で多くの観客が恐怖に震えた場面。病院を素通りすると見せかけて、病室の女性患者が油断したところに尻尾で病院を破壊。あまりの恐怖に、子供は泣きまくった。劇場で多くの観客が恐怖に震えた場面。ゴジラは通り過ぎた、助かった…と油断させてからの、不意打ちの殺戮・恐怖演出。これはホラー映画ではよく使われる演出方法ですが、やはり心を折られてしまう。ゴジラは通り過ぎた、助かった…と油断させてからの、不意打ちの殺戮・恐怖演出。これはホラー映画ではよく使われる演出方法ですが、やはり心を折られてしまう。

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ファイヤーマン

『ファイヤーマン』第17話「マグマに消えたファイヤーマン」

とうとうファイヤーマンはエネルギーがなくなってしまった・・・エネルギーが切れて立ち尽くしているファイヤーマンに溶岩が迫る。岬 大介はファイヤーマンに変身して戦うが、ファイヤーマンの攻撃をことごとくうけつけないキングザウラの前に、敗北してしまう。

とうとうファイヤーマンはエネルギーがなくなってしまった・・・エネルギーが切れて立ち尽くしているファイヤーマンに溶岩が迫る。ファイヤーマンに溶岩の炎が燃え移るなんと立ち尽くしているファイヤーマンに溶岩の炎が燃え移る。『ファイヤーマン』の第17話「マグマに消えたファイヤーマン」
炎に包まれるファイヤーマン・・・壮絶すぎる死に方。ファイヤーマンが炎で焼け尽くしていく衝撃的な展開・・・ファイヤーマンが火葬されているような描写だ。ファイヤーマンが炎で焼け尽くしていく衝撃的な展開・・・ファイヤーマンが火葬されているような描写だ。

『ファイヤーマン』第30話「宇宙に消えたファイヤーマン」(最終回) / ファイヤーマンの最期。ファイヤーマンは物体Xを宇宙に運んで爆破する。

最終話で物体Xと共に消滅。自らの命と引き換えに地球を救ったファイヤーマン。
最終話で物体Xと共に消滅。自らの命と引き換えに地球を救ったファイヤーマン。

「帝都物語」と続編の「帝都大戦」の有名なトラウマシーン

『帝都物語』は、荒俣宏による日本の小説、またこれを原作とする映画、アニメ、漫画。平将門の怨霊により帝都破壊を目論む魔人・加藤保憲(かとう やすのり)とその野望を阻止すべく立ち向う人々との攻防を描いた作品。

映画版「帝都物語」は、1988年(昭和63年)1月30日公開。原作の「神霊篇」から「龍動篇」までを映画化。続編の「帝都大戦」は、1989年(平成元年)9月15日公開。原作の「戦争編」を映画化。
東京グランギニョルの演劇『ガラチア帝都物語』に出演したことがきっかけで加藤役に抜擢された嶋田久作はこれが映画デビュー作であったが、その強烈なキャラクターも評判となった。東京グランギニョルの演劇『ガラチア帝都物語』に出演したことがきっかけで加藤役に抜擢された嶋田久作はこれが映画デビュー作であったが、その強烈なキャラクターも評判となった。
人体に蟲(むし)を寄生させ、ひとを操る蠱術(こじゅつ)・腹中虫。その蟲を吐き出している有名なグロシーン。『帝都物語』のトラウマシーン「腹中虫」。人体に蟲(むし)を寄生させ、ひとを操る蠱術(こじゅつ)・腹中虫。その蟲を吐き出している有名な(エロ)グロシーン。
続編の「帝都大戦」の悪夢「女の子が虫になったシーン」続編の「帝都大戦」の悪夢「女の子が虫になったグロシーン続編の「帝都大戦」の悪夢「女の子が虫になったシーン」

『ミラーマン』第17話「罠におちたミラーマン」 / 鏡京太郎が殺人の現行犯として逮捕されてしまうトンデモナイ展開。

美人のジャズシンガーの取材に訪れた鏡京太郎。部屋には誰もいないようだが・・・。インベーダーからジャズシンガーの部屋に突然電話がかかってくる。インベーダー「京太郎、お前は地球人によって捕らわれる。」ミラーマン 第17話「罠におちたミラーマン」(1972年4月2日)
敵・インベーダーの仕掛けた罠に落ちた「鏡京太郎・ミラーマン」が殺人の現行犯として警察に逮捕されてしまうトンデモナイ展開が待っていたのだ。

美人のジャズシンガーの取材に訪れた鏡京太郎。部屋には誰もいないようだが・・・。インベーダーからジャズシンガーの部屋に突然電話がかかってくる。インベーダー「京太郎、お前は地球人によって捕らわれる。

インベーダーに言われた通り、風呂場を見に行くと・・・ ジャズシンガーの女性はシャワールームで死んでいた。インベーダーに言われた通り、風呂場を見に行くと・・・ ジャズシンガーの女性はシャワールームで死んでいた。

いかにも昭和な刑事ドラマのお色気展開。風呂場での全裸美女の死体。子供向けとは思えないなまめかしさだ。全裸美女の死体・・・夜の大人向けサスペンスドラマのような全裸美女の死体シーン・・・子供向きの特撮ヒーローものとは思えない展開。驚くことに、そこに警察がすぐに現れた・・・殺人の現行犯で逮捕される鏡京太郎・ミラーマン!これは酷い展開だ。驚くことに、そこに警察がすぐに現れた・・・殺人の現行犯で逮捕される鏡京太郎・ミラーマン!これは酷い展開だ。 警察に連行される鏡京太郎・ミラーマン 警察に連行される鏡京太郎・ミラーマン警察官「いいかげんに吐いたらどうだ、殺したのは僕ですと」  京太郎「犯人は僕じゃない!インベーダーだ!」 警察官「いいかげんに吐いたらどうだ、殺したのは僕ですと」
京太郎「犯人は僕じゃない!インベーダーだ!」

取調べを受ける京太郎。 インベーダーが現れて京太郎に語る「地球人を救うはずのお前が地球人によって捕らわれる。まさしく世の中とは皮肉なものだ」インベーダーが現れて京太郎に語る「地球人を救うはずのお前が地球人によって捕らわれる。まさしく世の中とは皮肉なものだ

テレビ版『サンダーマスク』(1972年・日本テレビ系)は封印作品と化している。

『サンダーマスク』は、1972年(昭和47年)10月3日から1973年(昭和48年)3月27日まで日本テレビ系列局 (NNS) で放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する変身ヒーローの名前である。東洋エージェンシー(現・創通)とひろみプロダクションの共同製作。全26話。放送時間は毎週火曜 19:00 – 19:30 (日本標準時)。

テレビ版『サンダーマスク』第12話「残酷!サンダーマスク死刑」

流星鉄仮面はサンダーマスクの妹に化けて命光一に心理戦を挑み、巨大化後も魔獣メガトロンとの共同作戦で、サンダーマスクを圧倒。磔の刑にした。メガトロンの角で宙に放り出され、なんとその落ちた先がメガトロンの角の上。胸から流血しながら大声で叫び声をあげ、苦しむサンダーマスク。メガトロンの角で宙に放り出され、なんとその落ちた先がメガトロンの角の上。胸から流血しながら大声で叫び声をあげ、苦しむサンダーマスク。 サンダーマスクはメガトロンのツノに串刺しにされるサンダーマスクはメガトロンのツノに串刺しにされる 流星鉄仮面の槍にも串刺しにされる。サンダーマスク「ギャアーーーー!」流星鉄仮面の槍にも串刺しにされる。サンダーマスク「ギャアーーーー!」

そこに追い討ちをかけるように流星鉄仮面の槍が飛んできます。その槍があろうことかサンダーマスクのセンターバックルを直撃!そのままサンダーマスクの腹に突き刺さってしまいます。 流星鉄仮面の槍にも串刺しにされる・・・サンダーマスク死亡・・・散々もがき苦しんだ後、バッタリと絶命するサンダーマスク。流星鉄仮面の槍にも串刺しにされる・・・サンダーマスク死亡・・・散々もがき苦しんだ後、バッタリと絶命するサンダーマスク。 死んだサンダーマスクは見せしめに十字架に磔にされる。屈辱的なやられ方。死んだサンダーマスクは見せしめに十字架に磔にされる。屈辱的なやられ方。

コミカライズ版:「冒険王」版「残酷!サンダーマスク死刑」 / テレビ版より残虐性が高まっている。

冒険王 1972年10月号 – 1973年3月号(作画:長谷川猛)
魔王デカンダは、大魔王ベムキングの傀儡に過ぎないことが明らかとなり、後任幹部の流星鉄仮面に首を切断されて、一度は死亡するが、第16話で、新たな必殺技を身につけて復活した。 流星鉄仮面の魔剣流れ星で魔王デカンダの首は切断される。魔王デカンダは、大魔王ベムキングの傀儡に過ぎないことが明らかとなり、後任幹部の流星鉄仮面に首を切断されて、一度は死亡するが、第16話で、新たな必殺技を身につけて復活した。

流星鉄仮面の魔剣流れ星で魔王デカンダの首は切断される。残虐な描写になっている。 流星鉄仮面の魔剣流れ星で首を切断されるサンダーマスク魔王デカンダの最期と同様に、流星鉄仮面の魔剣流れ星で首を切り落とされるサンダーマスク。あまりにも残酷な最期。流星鉄仮面の魔剣流れ星で首を切り落とされるサンダーマスク。

『サンダーマスク』第26話「さらば勇者 輝く星よ」 / 最終回ではサンダーマスクは敵のボスと同士討ちで消滅・・・星になる

サンダーマスクは最終回で、敵と同士討ちして、消滅してしまいます・・・サンダーマスクは最終回で、敵と同士討ちして、消滅してしまいます・・・

サンダーマスクは、最終話で鉄人13号と共に、大魔王ベムキングと相討ちになった。

サンダーマスクは星になりましたサンダーマスクは星になりました・・・というナレーションが入る。ヒーローが最終回で自分の星に帰るのではなく、死んでしまい星になった・・・というのは、めずらしい最終回だと思います。さすがサンダーマスクです。

懐かしい昭和の特撮作品の衝撃的なトラウマ回シリーズ

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