主人公の仮面ライダーと主役ではないサブライダーの戦死シーン・殉職シーン・悲惨な死亡シーンのまとめ。酷い死に方・壮絶な最期を迎えた仮面ライダーのまとめ。
主人公の仮面ライダーが死亡(生き返らない)
庵野秀明が監督を務める映画『シン・仮面ライダー』の緑川ルリ子と本郷猛は、肉体が溶解して跡形もなく消え去ってしまう。優しすぎる戦士、その壮絶な生涯。
緑川ルリ子も存在を知らなかったK.Kオーグに隙を突かれ、ナイフで刺されてしまう。自らのマフラーで止血を施しルリ子を救おうとする本郷だったが、自分の死期を悟った緑川ルリ子は拒否し、本郷の目の前で溶解して消えていった。
死の直前にルリ子は遺言と兄のイチローを止める為のデータを仮面ライダー第1号のマスクに遺していた。ルリ子の想いを知り、涙を流す本郷。そして、本郷はルリ子の遺志を継いでイチローを止める事を誓う。
本郷「ルリ子さんは消えていません・・・!」
緑川イチロー「ルリ子が信じた人間を信じることにしよう…」
表面上は死亡したかのように思われたルリ子だったが、肉体を失いつつも彼女のプラーナ=魂は本郷のマスクの中に固定されて生き続けており、ダブルライダーとの死闘の末に敗れた緑川イチローが本郷にマスクを被せられたことで、ルリ子は兄と再び邂逅を果たす。
イチローの身体が既に限界を迎えていることを悟ったルリ子は、肉体が完全に崩れる前に同じく瀕死の本郷のプラーナと共にマスクに留まるようイチローに求めるが、イチローはルリ子と本郷をマスクに留め、自らは消えることを選択する。必死に呼び止めるルリ子であったがイチローの意志は固く、兄と今生の別れとなった。
1971年放送開始の特撮テレビドラマ「仮面ライダー」を、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ゴジラ」の庵野秀明が監督・脚本を手がけて新たに映画化。
主人公・本郷猛/仮面ライダー役に「宮本から君へ」の池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子役に「賭ケグルイ」シリーズの浜辺美波、一文字隼人/仮面ライダー第2号役に「ハケンアニメ!」の柄本佑を迎え、新たなオリジナル作品として描き出す。
浜辺美波演じる緑川ルリ子の兄・緑川イチロー役の森山未來。イチローはラスボスのチョウオーグ/仮面ライダー第0号に変身する。
激闘の末にプラーナを急速に消耗したイチローの命は既に尽きようとしていたが、本郷もイチローを止める為に大量のプラーナを消耗、更にベルトの破損でプラーナの制御ができなくなった本郷は自らの死を悟る。
一文字「本郷…?」
本郷猛「後を頼む……一文字」
一文字「本郷ッ!!…何だよ、また一人かよ…」
一文字の目の前で、本郷とイチローは肉体が溶解して跡形もなく消え去ってしまう。
漫画版の仮面ライダーをオマージュした感動のラストシーンへ
一文字「これがあんたの心なんだな本郷…」「俺たちはいつもふたりだ。ふたりでショッカーと戦おう」
修復されたマスクは一文字が「ただ1人の仮面ライダー」として再び被り、本郷の魂は一文字と新たなサイクロンと共に人類の平和を守るため走るのであった。
漫画版の仮面ライダーにおいても本郷はショッカーライダーとの戦いで死亡するが、こちらでは脳髄だけが残り、終盤で脳髄をアンドロイドのボディに組み込むことで復活している。洗脳が解けて仮面ライダー2号となった一文字と通信により会話や五感を共有する事でサポートしており、『シン・仮面ライダー』ラストでの本郷と一文字の会話のオマージュ元となっている。
『仮面ライダー龍騎』の主人公「城戸真司 / 仮面ライダー龍騎」 / 最終回を前にして主人公「城戸真司」の死亡という異例の衝撃的な展開になった。
特撮番組『仮面ライダー龍騎』第49話「叶えたい願い」では、最終回を前にして主人公「城戸真司」の死亡という異例の衝撃的な展開になった。主役ライダーが最終回前に、さらにサブライダーよりも先に死亡するというかなり異例の事態となった。
主人公の城戸真司は、最終回前話の第49話でモンスターから少女を庇って致命傷を負い、敵の駆逐後に力尽きて息を引き取っている。
城戸真司は、レイドラグーンに襲われていた女の子を庇い背中を刺される。
城戸真司は、現実世界に溢れ出たレイドラグーンから少女を庇って致命傷を負いながらも変身、レイドラグーンを倒した後に蓮に看取られて死亡する。
最終回を前にして、サブライダーよりも先に敵に殺されてしまうという最期を迎えた。
城戸真司「やっとちょっとは、答らしいもんが見つかったかもしんない。でも、何か俺…駄目かもしんない」
城戸真司は、血反吐を吐きながらもナイトサバイブと共にモンスターを駆逐したが遂に力尽きてしまった・・・。
城戸真司「俺さ…昨日から…ずっと、考えてて…それでも、わかんなくて…でも…さっき思った…やっぱり、ミラーワールドなんか閉じたい…闘いを止めたいって…きっと、すげぇ辛い思いしたり…させたりすると思うけど…それでも止めたい…それが正しいかどうかじゃなくて…俺の、ライダーの一人として、叶えたい願いが、それなんだ…」
秋山蓮「だったら生きてその願いを叶えろよ!死んだら…終わりだぞ!!」
城戸真司「そうなんだよなぁ…蓮…お前はなるべく…生きろ…」
秋山蓮「お前こそ生きろ! 城戸…死ぬな…死ぬな!!」
城戸真司「お前が、俺に…そんな風に言ってくれるなんてな…ちょっと…(続きを言おうとしてここで真司は力尽きる)」
秋山蓮「城戸…おい城戸! 城戸ぉーーーーーーー!!!」
「仮面ライダーアマゾンズ シーズン2」の「仮面ライダーアマゾンズネオの変身者・千翼(ちひろ)」
4分でわかる仮面ライダーアマゾンズ
『仮面ライダーアマゾンズ』は、仮面ライダーシリーズのVOD向けオリジナルビデオ作品で『仮面ライダーアマゾン』のリブート作品。Amazonプライム・ビデオにて毎週金曜にシーズン1(全13話)が2016年4月1日から6月24日まで、シーズン2(全13話)が2017年4月7日から6月30日まで配信された。
千翼(ちひろ) / 仮面ライダーアマゾンネオは、『仮面ライダーアマゾンズ』第2シーズンより登場する仮面ライダー。シーズン2の主人公。『仮面ライダーアマゾンズ』season2は、season1よりも残虐描写が増加・過激化している。
『仮面ライダーアマゾンズ season2』Last Episode(13話)
イユ / カラスアマゾンは幼き日の思い出であるふれあいパークで、最後に家族と過ごした楽しい記憶を思い出し、笑顔を浮かべて千翼に看取られて息を引き取る。イユを看取った千翼は、彼女の遺体を背負い1人さまよっていたが‥‥。最後のオリジナルである千翼を殺し、溶原性細胞の蔓延を止めるために水澤 悠(みずさわ はるか) / 仮面ライダーアマゾンオメガと鷹山仁(たかやまじん) / 仮面ライダーアマゾンアルファが現れる。千翼は最後まで自分の生を全うするため、たった一人で悠と仁に立ち向かう。
七羽と千翼が住んでいた隠れ家には、七羽のストール、千翼とイユのネオアマゾンズレジスターが置かれていた。このラストは千翼が死んだ瞬間を明確に描いていない。
戦いの結末は描写されていないが、水澤 悠・鷹山仁共に千翼が死んだとされる発言をしており、これまでの戦況から考えても千翼は命を落としたとされる可能性が非常に高い。
戦いの現場には夥しい量の血液・そしてシグマタイプのアマゾンであるイユが死亡後に溶解したものと思われる黒い液体があり、近くの建物には七羽の描いた天使の絵に見守られる様な構図で七羽のストール・そして千翼とイユの物と思われるネオアマゾンズレジスターが並んで置かれていた。
白石和彌監督による『仮面ライダーBLACK』のリブート作品『仮面ライダーBLACK SUN』の主人公「南光太郎/仮面ライダーBLACKSUN」が「新創世王」に変貌する…。
南光太郎/仮面ライダーBLACKSUNが創世王となった姿。信彦からキングストーンを受け継いだ状態で創世王の心臓にとどめを刺した結果変貌してしまった。
先代の創世王と同じく意識は薄く、怪人たちの食糧であり不老をもたらす“ヒートヘブン”の材料である体液をただ搾り取られるだけの存在と成り果てているが、辛うじて光太郎の自我も残されており、駆け付けた葵を認識して「コロシテ……クレ……」と殺害を願った。
最期は和泉葵の手によってサタンサーベルの折れた刀身を突き立てられ絶命。亡骸も完全に灰化した。
『仮面ライダーBLACKSUN』のヒロイン「和泉葵」は、一人創世王の部屋へ向かう。
最後の戦いに向かった光太郎が新たな創世王になってしまう。彼の願いを受け止め、彼にサタンサーベルを突き刺す。
「もう…泣かないで…」
最期に彼女の目に映ったのは、心優しい光太郎の姿だった…。新創世王は塵となり絶命。
2022年春に展開予定の『仮面ライダーBLACK』のリブート作品。
「仮面ライダーBLACK SUN」が2022年秋より、「Prime Video」にて200以上の国・地域で一挙世界独占配信されることが決定。
1987年から放送され人気を博した『仮面ライダーBLACK』が、白石和彌監督のもと、主演に西島秀俊、中村倫也を迎え、新たに『仮面ライダーBLACK SUN』としてリブート。
「仮面ライダー史上最も黒い仮面ライダー」
主人公の仮面ライダーが死亡するが生き返る(復活する)パタン
『仮面ライダークウガ』EPISODE18「喪失」 / メ・ギノガ・デに毒を注入され、のたうち回って苦しむクウガ。全身の痙攣、変身解除。五代雄介は、急に様態が悪化し、心肺停止に。
【ストーリー】
すがすがしく晴れ渡ったある日、1808番目の技であるストンプの練習をしていた雄介の元に一条から未確認生命体出現の知らせが入る。雄介は現場に急行、確認生命体第26号怪人メ・ギノガ・デと対決。赤いクウガに変身した雄介は第26号に対して優位に立ったと見えたが、怪人が吐いた毒胞子を吸い込んでしまった…。
毒を注入され、のたうち回って苦しむクウガ。搬送直前に見られた、五代雄介の青ざめた生々しい硬直顔は、やはりトラウマになった子供も大勢いたという。一条刑事が現場に駆けつけた時には五代雄介は真っ青な顔をして動かなくなっていた。
びくびくと痙攣する全身、開きっぱなしで硬直した口と眼、あきらかにおかしい呼吸の音…。オダギリジョー渾身の「死」の演技には、子供どころかその親御さんまで恐怖した。未確認生命体第26号怪人メ・ギノガ・デに毒胞子を吹きかけられ、緊急入院した雄介…。
『仮面ライダークウガ』EPISODE19「霊石」 / 懸命の救急措置を受けたにも関わらず心停止状態に陥り、遂に死亡してしまう。
未確認生命体第26号怪人メ・ギノガ・デに毒胞子を吹きかけられ、緊急入院した雄介は、懸命の救急措置を受けたにも関わらず心停止状態に陥り、椿の努力も空しく、遂に死亡してしまう。
五代雄介の死亡が確認された。
「仮面ライダードライブ」物語中盤の第31話でまさかの殉職。
『仮面ライダードライブ』第32話「進化の果てに待つものはなにか」では、主人公「泊 進ノ介」が死亡する衝撃の超展開。
主人公のドライブ役の泊進之介が、殉職するという特撮ヒーローシリーズにとっては予想外の展開に驚きの声が上がった。戦いに敗れたことでフリーズは「屈辱」の感情が極限まで高まり超進化態へと覚醒。「フリーズ・ロイミュード超進化態」の高エネルギーの破壊光線の強烈な一撃に貫かれたドライブは変身を解除、泊 進ノ介は死亡した。
超進化態フリーズの強烈な一撃に貫かれた仮面ライダードライブは変身を解除
泊 進ノ介はピクリとも動かない…泊 進ノ介は殉職した。
『仮面ライダーBLACK』 第47話「ライダー死す!」 / 仮面ライダーシリーズ史上類のない明確にライダーの死を描いた衝撃的なトラウマ・エピソード。
仮面ライダーBLACK 第01話[公式](仮面ライダー50周年記念)
仮面ライダーBLACK 第1話「BLACK!!変身」
大都会の人込みを必死に逃げる青年・南光太郎。彼を追う3つの不気味な影は、暗黒結社ゴルゴムの大神官ダロム・バラオム・ビシュム。ダロムは光太郎が世紀王ブラックサンであると告げるが、光太郎は信じることが出来ない。「お前の体は人間ではない。その証拠を見せてやる。」痛め付けられた光太郎は、三神官の前で仮面ライダーBLACKに変身した。
仮面ライダーBLACK 第47話「ライダー死す!」
光太郎と信彦、2人の青年をのみ込んだ悪の神話の最後のページが創生王によって開かれた。運命の対決にのぞむ二人の戦士。だが、創生王の策略の前にライダーは苦戦する。そして今、シャドームーンの魔剣がライダー目がけて振り下ろされた。
シャドームーンのサタンサーベルが、二度、三度と、仮面ライダーBLACKの無防備な体を切り刻む(『仮面ライダーBLACK』 第47話「ライダー死す!」(1988年9月4日)より)。
シャドームーン「ブラックサン、いよいよ最期の時がきた様だな」
仮面ライダーBLACK「信彦…この地球は、ゴルゴムの物では無い…。人類の…いや、生きるもの全ての為にこの地球が在るのだ…分かってくれ…」
シャドームーンは、仮面ライダーBLACKにサタンサーベルで止めを刺す…。
虫の息の仮面ライダーBLACKへのとどめの一撃。サタンサーベルを両手で持ったシャドームーンは、BLACKの腹を深々と貫き通す。
仮面ライダーBLACKはシャドームーンに敗れた。シャドームーンは、サタンサーベルの連続斬撃により、BLACKを倒した。
杏子「死なないで光太郎さん、死なないで! 死んじゃイヤーっ!」 克美「死んじゃイヤよ、光太郎さん!」
地鳴りが起きBLACKの遺体は断崖を転がり落ち転落。あまりにも無残な最期…。
崖から転落したBLACKが激流に飲み込まれ、海へと流されていった。あまりにも残酷なシーン。
崖から転落した仮面ライダーBLACK(の亡骸)が激流に飲み込まれ、海へと流されていった。あまりにも残酷なシーン。
ナレーション「仮面ライダーは死んだ…。長く苦しい戦いの末、死んだのだ。最早、この地球を救う者はいない。ゴルゴムの横暴に任せるしかないのか?誰がこの美しい地球を救うのだ…。」
『仮面ライダーW』の片割れ「フィリップ(園咲来人)」役:菅田将暉 / ユートピア・ドーパント撃破後、存在強度が限界を迎え、変身解除と共に消滅した。
『仮面ライダーW』(かめんライダーダブル)は、2009年9月6日から2010年8月29日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8:00 – 8:30(JST)に全49話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ作品。左翔太郎とフィリップが、ダブルドライバーと複数のガイアメモリを使用して変身する仮面ライダー。決め台詞は、戦闘開始時に2人で同時に発声する「さあ、お前(たち)の罪を数えろ!」。
フィリップ / 仮面ライダーWは、史上初となる「二人で一人の仮面ライダー」の片割れ。相棒の左翔太郎とは「二人で一人の探偵」でもある。
第15・16話の偽仮面ライダー事件にて言及され、第38話にて正式に判明したその正体は、「ミュージアム」の首領である園咲琉兵衛の長男にして末子の園咲来人(そのざき らいと)であり、園咲冴子と園咲若菜の実弟にあたる。
第45話では、12年前地球意思とのアクセスポイント(通称「泉」)に転落して死亡していたという事実が判明。そして転落死した彼の肉体は、偶然地球の情報に触れたことによって奇跡的にデータとして再構築された。現在の園咲来人=フィリップは、「地球の本棚」を素に再構成された、いわばデータ人間である。
『仮面ライダーW』第48話「残されたU / 永遠の相棒」 / ラスボスである加頭順ことユートピアドーパントとの決戦。フィリップが消滅…Wの変身解除のシーンは視聴者の涙腺を崩壊させた。
園咲琉兵衛によるガイアインパクト計画の際、クレイドールエクストリームに制御データとして取り込まれたが、シュラウドの助言・翔太郎の機転・エクストリームメモリの力によって再び肉体を取り戻し、琉兵衛 / テラー・ドーパントを撃破する。しかし、「地球の記憶」に近づき、データの集合体として分解された代償は大きく、消滅は時間の問題となり、Wへの変身もあと一度きりの状態であった。そして、若菜を拉致してガイアインパクト計画を乗っ取った加頭順 / ユートピア・ドーパントの野望を阻止した直後、変身解除と同時に「僕たちは永遠に相棒だ、この地球がなくならない限り」と翔太郎に言い残し、消滅した。
フィリップ「これが最後の…」
翔太郎「あぁ…最後のっ!!」
「「変身っ!!」」
加頭順 / ユートピア・ドーパントの野望を阻止する。
Wの変身解除のシーンは視聴者の涙腺を崩壊させた。フィリップは、変身解除と同時に「僕たちは永遠に相棒だ、この地球がなくならない限り」と翔太郎に言い残し、消滅した。
フィリップ「大丈夫。これを閉じても、僕達は永遠に相棒だ。この地球が失くならない限り・・・泣いているのかい?翔太郎」
翔太郎「馬鹿言うな・・・閉じるぜ・・・」
フィリップ「さよなら」
翔太郎「おう・・・。」
悲しそうに空を見上げる翔太郎…視聴者は涙腺崩壊した。
事務所に戻った翔太郎はフィリップが残したプレゼントを見つけます。箱の中身は新しい変身ベルトと1冊の本。
本を開いてみると最後のページにメッセージが…最後の最後にもう一回涙腺崩壊させられる。
フィリップの声「僕の好きだった、街をよろしく。仮面ライダー…左翔太郎。君の相棒より…。」
翔太郎『ありがとよ…フィリップ…大事にするぜ…。』
「俺はこれからもずっと街を守る。仮面ライダーとして…。見ててくれよ…なぁ…フィリップ…」
『仮面ライダーW』第49話「Eにさよなら / この街に正義の花束を」
その後、フィリップが消滅した事実を知った若菜の意思によって密かに新たな肉体を授けられ、復活することになった。肉体の再構成には約1年を要したが、その間は人知れず新たなエクストリームメモリの中から翔太郎を見守っていた。ガイアスペースの中で父・琉兵衛をはじめとする家族と再会し、以前の絆を取り戻した彼らから地球の未来を託され、家族の想いを背負って戦い続けることを誓う。
「さぁ行くよ 翔太郎」
「ハードボイルドに決めるぜ」
「決め台詞は…忘れてないだろうね?翔太郎」
「当たり前さ、フィリップ…。街を泣かせる悪党に俺達が永遠に投げ掛け続けるあの言葉…」
『さぁ、お前の罪を数えろ!』
二人で一人の仮面ライダーが復活を遂げ、「街を泣かせる悪党に、俺達が永遠に投げかけ続けるあの言葉」…「さあ、お前の罪を数えろ!」を発したところでTV本編は幕を閉じる。
仮面ライダー史上初のシリーズアニメ化!「仮面ライダーW(ダブル)」の正統続編『風都探偵』を2022年8月よりU-NEXTで独占配信決定!
マンガ『風都探偵』は、『仮面ライダーW(ダブル)』の正統続編であるマンガ作品。青年マンガ誌連載作品として始めるという意向のもとにタイトルにはあえて「仮面ライダーW」を入れず、特撮ファン以外も巻き込む大人のストーリーが展開される。
“バディ探偵” 左翔太郎とフィリップとおなじみのメンバーに加え、謎の美女「ときめ」が加わり、風の街「風都」で巻き起こる新たな怪事件に立ち向かう仮面ライダーWの活躍が描かれる。
<Story>
風の街「風都」に現れた魔性の美女・ときめ。時同じくして突如出現したのは、風の止まった見知らぬ「風都」であった。左翔太郎とフィリップ=仮面ライダーWの新たな事件が幕を開ける!!
アニメ「風都探偵」公式サイト – 仮面ライダーWeb
「風都探偵」公式 (@fuutokoushiki) / Twitter
「仮面ライダーゴースト」 / 主人公が1話目に死亡し、その後は生き返るために戦っていくという珍しい設定。
「天空寺 タケル(てんくうじ タケル) / 仮面ライダーゴースト」は、18歳の誕生日に龍が送ったブランク眼魂を受け取ったことを機に眼魔が見えるようになるが、その直後に眼魂を狙う刀眼魔と槍眼魔との戦いに敗れて死亡する。しかし、仙人によって肉体の消滅と引き換えにゴーストとして復活。その後は生き返るためにゴーストハンターとなり、仮面ライダーの力で眼魔による怪奇事件をアカリたちと共に調査して眼魂を集めている。
『仮面ライダーV3』第2話「ダブルライダーの遺言状」 / 1号と2号(ダブルライダー)はカメバズーカと共に消滅したが(生死不明)…
1号「カメバズーカ!貴様に東京の平和は乱させん!」
2号「それが私達の使命だ!」
やはりカメバズーカの砲撃はいかんともしがたい。
1号「このまま戦っていれば、カメバズーカの体内の原子爆弾がタイムリミットになるぞ。なんとかしなければ!」
「カメバズーカを倒さん限り、東京を救う方法はない! 2号!俺達はいい後継者ができた!行くぞ!」動けないカメバズーカを捉えたダブルライダーは空に飛んだ!!東京からカメバズーカを引き話すために海に向かって飛翔してる。
離せ!離せー! 藻掻くカメバズーカ
「あのままでは1号2号が危ない!」と ハリケーンで追跡するV3!しかし、とても間に合わない!カメバズーカの体内の原爆が爆発してしまった。本郷さああん! 一文字さああん!
だがV3の耳には本郷猛と一文字隼人の声が聞こえる。
「風見志郎くん!いや仮面ライダーV3よ!」
「俺達は死なない!いつの日か、必ず帰ってくる!」
「3人の仮面ライダーが揃って戦う日まで全ては君の力にかかっている!」
「頑張れ!仮面ライダーV3!」 「俺達は君を見守っているぞ!」
主役ではない仮面ライダー・サブライダーの壮絶な最期・酷い死に方
『仮面ライダーV3』に登場した「結城丈二 / ライダーマン」 / ライダーマンの壮絶な最期。ライダーマンの自己犠牲によって人類は救われた。
『仮面ライダーV3』第43話「敵か味方か?謎のライダーマン」(1973年12月8日)では、ヨロイ元帥の罠にはまりデストロンの科学者・結城丈二は右腕を硫酸で失う。結城丈二が右腕を硫酸で失うシーンは、現在ではテレビ放送できないレベルの残虐描写。
デストロンの科学者の仲間が命懸けで結城丈二を救出するが、すでに右腕は硫酸で溶けてなくなっている。右腕を失った結城丈二が改造手術でライダーマンになる
『仮面ライダーV3』第51話「ライダー4号は君だ!!」(1974年2月2日)では、命を懸けて人類を救うライダーマン。プルトン爆弾を安全な場所で自爆させる。ライダーマン(結城丈二)の壮絶な最期。
手持ちの爆弾でロケットを自爆させたライダーマンは炎に包まれていく…プルトンロケットは爆発した…ライダーマンの壮絶な最期。ライダーマンの自己犠牲によって人類は救われた。
『仮面ライダーアギト』に登場する「木野薫 / 仮面ライダーアナザーアギト」
アナザーアギトに変身するのは、アギトの力に目覚めた闇医師の木野薫。
終盤でファルコンロードの攻撃を生身で受けてしまう。瀕死の重傷を負いながらもヘッジホッグロードの針を受けた翔一を緊急手術で救い、アギトらと協力しアンノウンを倒す。
しかし既に限界を迎えていた彼は、自宅で真島に「コーヒーを淹れてくれ」と頼んだ後、静かに息を引き取った。
木野薫の最後の台詞「浩二……コーヒーを頼む……」
そして自宅で真島にコーヒーを頼んだ後、涼と真島に看取られて静かに息を引き取った。
「……どうした? ……木野?」「……おいっ!? 木野ォォッ!!」
力なく木野の顔から落ちるサングラス。……その奥にある閉じた瞳が、開かれることはなかった。
『仮面ライダー龍騎』に登場する多人数ライダー
「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続ける」という人間同士の競争、それに付随する人間関係の描写を重視した作品になっている。
「須藤 雅史(すどう まさし) / 仮面ライダーシザース」 / ボルキャンサーに捕食される
仮面ライダーシザースの最期は因果応報だが、ナイトが目を背けるくらい悲惨かつ凄惨な最期だった。
「馬鹿な!私は、絶対生き延びて…!」という悲痛な台詞と悲鳴、須藤のもがき苦しむ手のみを映したリアルな咀嚼音を伴う捕食シーンという朝8時の時間帯におよそ似つかわしくない一連の描写は、ライダーシリーズ屈指のトラウマシーンとして挙げられるに至っている。
偶然ナイトに直接斬りつけられて傷ついていたカードデッキが、必殺技の相殺の衝撃に耐えきれずに割れて地面に崩れ落ちてしまう。
同時にボルキャンサーとの契約が打ち切られ、野良に返ったボルキャンサーに変身が解除された生身の状態で頭から捕食されるという悲惨な最期を迎えてしまった。
「佐野 満(さの みつる) / 仮面ライダーインペラー」 / ミラーワールドから消滅する場面は作中屈指のトラウマシーン
『仮面ライダー龍騎』第44話「ガラスの幸福」 佐野 満(さの みつる) / 仮面ライダーインペラーが最期を迎えるシーンはみんなのトラウマとして有名な名シーン。
仮面ライダー王蛇は、物語の後半では、ただ幸せな暮らしを送りたいと願ってライダーとなり、幸せの絶頂にいた仮面ライダーインペラー(佐野満)も殺害した。彼が恋人の名前を叫びながらミラーワールドから消滅する場面は作中屈指のトラウマシーンである。出してくれっ!出してくれよっ!
佐野 満の絶望的な最期は、後味の悪い特撮界におけるみんなのトラウマ。名シーンとして語り草になっている。仮面ライダー王蛇にカードデッキを破壊された佐野満(仮面ライダーインペラー)は・・・ミラーワールドから消滅する。
「友里恵さん!友里恵さん!出してくれ…出してくれぇ!」
「出してくれ…出してくれぇ!友里恵さん!友里恵さん!出してくれぇ!」
「友里恵さん!友里恵さん!友里恵さん!友里恵さん!出してくれっ!出してくれよっ!俺は帰らなくちゃいけないんだ、俺の世界に!」
「……なんでこうなるんだよ……俺は……俺は……『しあわせ』になりたかっただけなのに……」
手塚海之(てづかみゆき) / 仮面ライダーライア
手塚海之は、コインなどを使った占いで未来を見通す能力(所謂、予知能力)を持つ。その占いが百発百中な為、「俺の占いは当たる」が口癖。
当初は秋山蓮が新しいライダーに倒される未来を見る。そのことを巡り城戸真司とも対立するが、最終的にこれを覆した真司に希望を寄せる。
しかし次の脱落者を占うと、表情を一変。その場にいた真司に「次に消えるのは…俺だ」と伝え、その後の戦いで王蛇のファイナルベントから龍騎を庇い、致命傷を負ってしまう。
変身解除された手塚は、「運命に決められた通りに死ぬのかよ!」と半ば憤るような真司に真実を伝える。
「次に消えるライダーは…本当はお前だった。しかし運命は…変わる」
そう、手塚の占った結果では、本来の次の犠牲者は真司であった。満身創痍ながらも満足気な笑みを浮かべる手塚。その後現場に駆けつけた優衣の鏡像を指し示し、何かを伝えようとするが声を出すことすらままならない。
代わりに真司を見て、「お前なら」と心の中で呟く。そして亡き親友に「今ならわかる。お前は俺の運命を変えてたんだ…そしてそれがもっと大きな運命を変えるかもしれない」と思いを馳せながら、真司達に希望と未来を託して息絶えた。
「俺の占いが……、やっと……、外れる……」
最期に優しい『嘘』をついた手塚。「ライダー同士の戦いを止める」という同志とも呼べる者の死に、真司の叫びが響き渡った。
東條 悟(とうじょう さとる) / 仮面ライダータイガ
ナイトやゾルダ、王蛇を罠にかけた後、次に為すべきことがわからないまま街を彷徨ううち、前を行く親子に突っ込んできた暴走トラックから咄嗟に父子を守り、身代わりとなってトラックに轢かれて死亡する。翌日の新聞の記事の片隅に小さな見出しで「親子を救った英雄」と記され、皮肉にも自身が望んだ形とはほど遠いものではあるものの願いが叶った。
秋山 蓮(あきやま れん) / 仮面ライダーナイト
最後に勝ち残ったライダーとしてオーディンと戦った末に致命傷を負うが、オーディンが消滅したことで勝者となった。新しい命を手に入れ、恵里を蘇生させることには成功したが、自らは恵里のベッドの傍らで穏やかな笑みを浮かべ、眠るように息を引き取った。
北岡 秀一(きたおか しゅういち) / 仮面ライダーゾルダ
不治の病に侵されており、永遠の命を手に入れるために仮面ライダーとなった。事務所のソファで眠るように息絶え、カードデッキは吾郎に受け継がれた。
芝浦 淳(しばうら じゅん) / 仮面ライダーガイ
「近くにいたお前が悪い」は、仮面ライダーゾルダのファイナルベント「エンドオブワールド」を喰らいそうになった仮面ライダー王蛇がその辺にいた仮面ライダーガイをとっ掴んで盾にした直後の台詞。後に龍騎ファンがネタとしてガイのことを「王蛇専用ガードベント」と呼ぶようになっている。
『仮面ライダー龍騎』19話での仮面ライダー王蛇(浅倉威)の名台詞「近くにいたお前が悪い」
仮面ライダー王蛇は、仮面ライダーゾルダのファイナルベント「エンドオブワールド」による爆発に巻き込まれそうになった際に「近くにいた」と仮面ライダーガイを盾にして爆風を防いだ。
王蛇のファイナルベント「ベノクラッシュ」
ガイは王蛇のファイナルベント「ベノクラッシュ」を喰らい爆散した
盾にされたガイは激昂して王蛇に襲いかかったが、逆に返り討ちにされてファイナルベント「ベノクラッシュ」を受けて爆発四散した。
講談社のテレビ絵本「仮面ライダー龍騎」4巻「あくのライダー、おうじゃに たちむかえ!」では、当該シーンが大幅に簡略化かつ改変されており、
「みんなよけろ、おうじゃだけはゆるせない」ととても本編では言いそうにないゾルダの台詞に、王蛇は「やれるものならやってみろ!」と挑発。発射されたエンドオブワールドを「おまえがくらえー!」と本編同様ガイを盾にする。そのままガイは死亡し、「ゆかいだぜ」とメタルゲラスを奪う。
仮面ライダー斬鬼(ザンキ)の衝撃的な最期(『仮面ライダー響鬼』第四十四之巻「秘める禁断」) / お尻丸出しの全裸で死亡
仮面ライダー斬鬼(ザンキ)の衝撃的な最期。戦死の場面で変身を強制解除されて全裸になり倒れた姿(特に尻)は語り草に。仮面ライダー斬鬼(ザンキ)の戦死(全裸になり倒れた姿)はある意味、特撮史に残る衝撃的な最期となった。お尻丸出しの全裸で死亡する壮絶な最期。
斬鬼(ザンキ)の死亡シーンは、全裸になってうつ伏せで砂浜に倒れる。特に尻が目立つアングルであったため、今なおネタにされる。
『仮面ライダー555』
草加雅人 / 仮面ライダーカイザ
木場勇治が変身している仮面ライダーカイザが現われ、草加雅人の首をへし折る。草加雅人の壮絶な最期。草加雅人が木場勇治に殺害されるシーンで挿入された字幕(首が折れる音)は、みんなのトラウマ。
草加は驚愕の表情を浮かべながら、自分を掴み上げるカイザの正体に気づく。
「……木……場…!?」
カイザ(木場勇治)は返答せずに、草加の首を容赦なくへし折った。
このシーンで字幕をonにすると(首が折れる音)とだけ表示される。
悲惨過ぎる草加の最期は仮面ライダーの歴史の中でも特にインパクトのあったライダーの戦死シーンのひとつとして、今も多くのファンの間で語り草となっている。
木村沙耶(きむらさや) / 仮面ライダーデルタ
木村沙耶(きむらさや)は、特撮作品『仮面ライダー555』に登場した少女。仮面ライダーデルタに変身した。
木村沙耶が変身した仮面ライダーデルタは極めて高い戦闘力を発揮していた。その強さはフロッグオルフェノクを瞬殺したほか、ラッキークローバーのセンチピードオルフェノクにトラウマを与えるほど。
木村沙耶(きむらさや)は、『仮面ライダー555』の第26・27・28話に登場した人物である。仮面ライダーデルタに変身していた。「西洋洗濯舗 菊池」でアルバイトをしつつ、デルタとして乾 巧(いぬい たくみ)を影からサポートしていたが、巧の人柄を知ってデルタギアを託そうとした瞬間、スパイダーオルフェノクに殺され、オルフェノクのように青白い炎を発しながら灰化。デルタギアは北崎に奪われた。
木村沙耶は、澤田=スパイダーオルフェノク(人間態:綾野剛)と遭遇。急遽デルタドライバーを装着してデルタに変身しようとするが、その隙を付かれてスパイダーオルフェノクに手裏剣状の剣で腹部を刺され、車に串刺しにされる。
駆けつけた巧と草加の前で地面に崩れ落ち、「乾…さん…草加君…」と呟きながら、青い炎を上げながら灰化し消滅、死亡した。
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』
レオ / 仮面ライダーサイガ
激闘の末にサイガスラッシュを繰り出そうとするが、真理にファイズエッジを手渡されたファイズに受け流された挙げ句、カウンターのスパークルカットで胴を両断され、サイガギアごと灰化、死亡した。
木場 勇治 / 仮面ライダーオーガ
木場 勇治は、物語終盤に仮面ライダーオーガに変身し、巧の前に立ちはだかる。当初は圧倒的な力で巧 / ファイズを追い詰めたが、決意を固めた巧がブラスターフォームに変身したことで敗北。戦いの中で、真理を庇ってエラスモテリウムオルフェノクをオーガストランザーで抑えつけるが、無数の毒針を全身に受けてしまい致命傷を負う。その状態で最期の力を振り絞ってエラスモテリウムオルフェノクを吹き飛ばし一矢報いた後、巧と真理の眼前で力尽き、倒れ伏してしまう。そして巧に自らの理想を託して息絶えた。
『仮面ライダーカブト』
影山瞬(仮面ライダーザビー/仮面ライダーパンチホッパー):内山眞人
影山瞬は、仮面ライダーザビー3代目の資格者を経て、後にZECTが内密で開発した仮面ライダーパンチホッパーの資格者となる。
「返せ!俺のザビーゼクター返してくれよぉぉぉ~…返せよ!返してくれよ俺のザビー…」と過去の栄光に縋るかのように泣きつく姿は何かとネタにされる。
最終話直前、ZECTが「ワーム感知能力を有する」と嘯いて配布していたネックレス(実際は人類をネイティブ化させる代物)を複数装着していたため、その影響から早くもネイティブになりかけた事で絶望し、矢車に自身を倒すように懇願。ライダーキックで倒される道を選ぶが、生死の明確な描写はされなかった。
矢車は、最終話直前に首飾りの影響でネイティブと化そうとしていた影山の懇願を汲み、彼をライダーキックで打ち倒した後、一人何処かへと旅立っていった。
神代剣(仮面ライダーサソード/スコルピオワーム):山本裕典
神代剣は姉と共に一年前(2005年)に殺害されていた。
スコルピオワームは、剣の姉と剣本人を殺害したワームであり、剣が仇敵として追っている存在。しかし実は二人を殺害した後スコルピオワームが剣に擬態した際、コピーした神代剣としての記憶と人格に飲み込まれてしまい、人間態でいる間は自分を剣だと思い込んでしまった。
つまり本編に登場していた神代剣こそがスコルピオワームその人であり剣は自分自身を仇として探していた事になる。
劇中では戦闘中に生命の危機に陥ったりライダースラッシュを使うと発作に襲われワームの姿に戻っていた。じいやもあくまで『神代剣』の執事としての忠節を通すためにこの真実については知ってなお語ろうとはしない。
物語終盤の岬との初デート当日、カッシスワームとの戦いで敗北後に不思議な光に包まれた剣。岬の元に現れた剣、だが苦しみ出した後スコルピオワームに変貌してしまう。自らがスコルピオワームと悟った剣は天道に「望み」を叶えるように頼む。躊躇する天道に「約束」を思い出せと促す剣。ハイパーカブトのマキシマムハイパータイフーンによって討たれる。自身の望みである「全てのワームを倒す」という夢をあえてワームとなりカブトに倒される事で果たしたのだった。
その後神代家にてじいやに見守られながら、穏やかな表情で永遠の眠りについた…。
擬態天道総司(仮面ライダーダークカブト/ネイティブ):水嶋ヒロ
三島と根岸に拉致され、エリアXに幽閉された擬態天道。両手足に鎖を繋がれている。
擬態天道(ぎたいてんどう)は、仮面ライダーダークカブトの資格者で、天道総司に擬態しているネイティブ。天道に擬態しているため彼の「妹」である日下部ひよりに好意的に接し、彼女を守ろうとする。
天道と再度交戦するもハイパーカブトによる返り討ちに遭う。そして力尽きた所を三島と根岸に拉致され、再びエリアXに幽閉された。「カブト!この世界を頼んだよ!」
ダークカブトは炎の中から復活し炎の中に消える。三島と結託していた根岸も擬態天道によって道連れにされて死亡。
擬態天道(ぎたいてんどう)はグリラスワームへと変貌した三島の圧倒的な力の前に敗れ去り、人類ネイティブ化の装置に渋谷隕石とともに組み込まれた。その後グリラスワームの爆発と共に起こった装置の破壊で自由となるが、根岸を道連れにするべく「この世界を頼んだよ」と天道に後を託し基地の爆炎の中へと消えた。
『仮面ライダーキバ』 第46話「終止符・さらば音也」(過去編完結編) / ダークキバの負担による「紅音也 / 仮面ライダーダークキバ」の最期。
仮面ライダーサガと同じく所謂シャドームーン的ポジションの仮面ライダー。その圧倒的な強さやダークな演出(夜中の豪雨の中での変身)などダークライダーの中でも非常に人気が高い。
1986年。キングのファンガイア態=バットファンガイアに追いつめられる渡と音也。変身を解除させられながらも渡はキバに、音也もダークキバへと変身しバットファンガイアに立ち向かう。
紅音也と親密になった真夜からクイーンの力を剥奪したキングの酷薄さに、キバットバットII世が疑問を覚えて離反し、鎧を音也に与えてしまう。紅音也は3度にわたってダークキバの鎧を装着してキングに挑んだが、本来ならばファンガイアの王にしか扱えない鎧を人間の身でまとった代償は大きく、ついに命を落とすことになった。
「そうだ・・・それだ・・・それが俺の本当の、音楽だ・・・」
普通の人間では本来扱うことのできないダークキバの負担が彼の命を蝕んでいき、確実に命を縮める事になる。それでもなんとか渡との共闘でバットファンガイアを撃破するも、3回も変身した(その間にイクサにも変身している)彼の身体はすでに限界を超えており、ゆりや次狼達に別れを告げた後、真夜の膝の上で真夜と音也の合作であるヴァイオリン「ブラッティ・ローズ」を抱えながら眠るように息を引き取った。
仮面ライダーレーザーこと九条貴利矢の退場(『仮面ライダーエグゼイド』第12話)
「仮面ライダーエグゼイド」第12話にて、仮面ライダーレーザーこと九条貴利矢はゲンム・ゾンビゲーマーレベルXに変身した檀黎斗の前に敗れ、永夢たちの目の前で「Game Over」の音声とともに死亡・消滅。
「忘れんなよ…お前が笑顔でいる限り、お前はお前だ!お前の運命は永夢…お前が変えろ!」
『ゾンビゲーマーレベルX』に変身した檀黎斗に敵うはずもなく、『ギリギリチャンバラガシャット』と『ガシャコンスパロー』を奪われた末、必殺技「クリティカルエンド」の直撃を受けた貴利矢は敗北。
『仮面ライダードライブ』第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」 / チェイスの死…刺し違えるつもりの壮絶な自爆。
「チェイス / 仮面ライダーチェイサー」は、特撮番組『仮面ライダードライブ』に登場するロイミュードの1人。当初はドライブのライバル戦士として現れたが、紆余曲折を経て仮面ライダーの1人となり、ドライブの仲間として活躍していた。
「何やってんだよ!」と困惑し声を荒げる詩島剛(しじまごう)に「霧子が愛する者たちを守れるなら本望だ」と告げるチェイス。
「人間が俺にくれた……宝物だ」
「俺とお前は“ダチ”ではないが…持っていてくれ。燃えてしまうと、勿体ない」
チェイスは剛に免許証とシグナルチェイサーを手渡す。
自らの最期を悟ったチェイスは、剛に免許証とシグナルバイクを手渡し、蛮野天十郎に組み付き自爆…。
チェイスの最後の突撃…刺し違えるつもりの自爆…。
爆炎と共に蛮野の叫びが木霊する中、身体を失ったチェイスのコアは空中で破砕した。
チェイスは仮面ライダードライブ第45話において最期を迎えることになる。チェイスの最期は本当に涙無しでは観られなかった…。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』の「初瀬亮二(はせ りょうじ) / 仮面ライダー黒影 / ヘキジャインベス」の哀しき最期
初瀬亮二は城乃内秀保(=仮面ライダーグリドン)とコンビを組むことで、自らを下僕のように扱っていた駆紋戒斗(=仮面ライダーバロン)に反逆し、仮面ライダー黒影としてのデビューを華々しく飾る。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』第14話「ヘルヘイムの果実の秘密」 / 初瀬亮二がインベスへと変貌…哀しき最期
ヘキジャインベスは、ヘルヘイムの森で果実を口にした初瀬亮二がインベスへと変貌した姿。戦闘中のインベスがヘルヘイムの実を食べる事でパワーアップしているのを見た彼は、力を求めるが故に、幻覚を打ち勝つため、その実を自分も食べるという凶行に走る。そうして生まれたのがヘキジャインベスである。
インベスになってしまった初瀬を救おうとする「葛葉紘汰(かずらば こうた) / 仮面ライダー鎧武」。
「もうあいつは怪物だ」とインベスを殺そうとする「呉島貴虎(くれしま たかとら) / 仮面ライダー斬月・真」。
この対立に、斬月・真に借りがあると鎧武を初瀬の元に行かせてくれた「駆紋戒斗(くもん かいと) / 仮面ライダーバロン」。
紘汰「なぁ初瀬… お前は今病気だ。一緒に病院へ行こう」
後に紘汰と再戦するが、彼の必死の叫びも虚しく理性は戻らず、紘汰は戦意を喪失。
紘汰「俺は人殺しなんて出来ない… 出来るわけねぇだろぉ!こいつは初瀬だ!」
その直後に初瀬は突如として現れた新世代アーマードライダーに狙われてしまい、最後は静止の声すら全く気にも止めない「仮面ライダーシグルド / シド」の手によって、無情にも殺されてしまうのであった。
紘汰「やめてくれ!そいつは人間だ!俺たちの仲間なんだよ!!」
紘汰「やめろぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!!」
紘汰の悲痛な叫びも届かず、初瀬インベスは「仮面ライダーシグルド / シド」に倒されてしまう。
紘汰「どうして…どうして殺した!!そいつはっ…!」
変身解除したその仮面ライダーシグルドの正体はシド。
シド「何故かだって?いったい何がおかしいんだってんだ」
シド「人を襲う化け物を始末したんだぜ?こいつがいわゆる、正義って奴だろ」
紘汰「この野郎!ふざけんな!!」
『仮面ライダー鎧武』の「シド / 仮面ライダーシグルド」の悲惨な最期 / 岩壁に押し潰されて圧死。
『仮面ライダー鎧武』第31話にて、「禁断の果実」を手に入れるべくシグルドに変身しロシュオに迫るシド。しかし、ロシュオの圧倒的力によりゲネシスドライバーは破壊され、変身は解除。なおも執念で立ち向かおうとするも、「その過ち、死を以って贖え」というロシュオの言葉と共に吹き飛ばされ、岩壁に押し潰されて死ぬという無惨な最期を遂げた。
その愚かさに呆れたロシュオによって「それが貴様の覚悟なら、その過ちは死をもってあがなえ」と岩壁に開かれた亀裂へと吹き飛ばされ、そのまま念力で亀裂の中へ封じ込められて圧死。「仮面ライダー鎧武」のシドの悲惨な最期…余りの壮絶な最期が視聴者に与えたインパクトは絶大。
『仮面ライダー鎧武』の「駆紋 戒斗(くもん かいと) / 仮面ライダーバロン」が進化し、さらなる強さを獲得…ラスボス「ロード・バロン」に…。
「駆紋 戒斗(くもん かいと) / 仮面ライダーバロン」は、ユグドラシル、オーバーロードと敵を変えながらも「葛葉 紘汰(かずらば こうた) / 仮面ライダー鎧武」の良きライバルにして相棒として戦い続けるが、そのさなかにレデュエによって種を植え付けられ、ヘルヘイム症を発症してしまう。
以後はゲネシスドライバーで侵攻を抑制しながら、常人では耐えられないほどの苦痛に苛まれ、それを周囲に隠匿しつつ行動していた。
終盤はその秘密も知った耀子と行動を共にし、舞を殺害した凌馬に戦いを挑んだ際にゲネシスドライバーを破壊され、あわや敗北という窮地においても屈しないことを選び、その場に生えていたヘルヘイムの果実を口にした。ヘルヘイムの毒にゲネシスドライバーによる抑制効果で長期間耐え続けた結果耐性が出来ていたため、初瀬のように通常のインベスにはならず、その知性を失わずにオーバーロードインベスロード・バロンへと進化、凌馬の理解を超えた存在となる。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』第46話「運命の勝者」 / 鎧武対ロードバロン、最後の決戦。
駆紋 戒斗(くもん かいと)は、インベスを支配する手段を得たことで耀子とともに、舞をめぐっての紘汰との決戦に乗り出す。同じオーバーロードとなった紘汰と互角以上に戦うが、自分を止めようとする彼にすんでのところで敗北し、紘汰の腕の中で「お前は本当に強い」と心からの賞賛を送り、生涯を終えた。
振り下ろされる両手剣「グロンバリャム」。それを受け止めた鎧武は、その刀身を叩き折り、ロード・バロンに突き刺す!
グロンバリャムの破片に貫かれて人の姿に戻った戒斗…。
戒斗「何故だ・・・葛葉、何がお前をそこまで強くした・・・」
葛葉「守りたいという祈り、見捨てないという誓い・・・それが俺の全てだ」 戒斗「・・・なぜ泣く」
葛葉「泣いていいんだ。それが俺の弱さだとしても、拒まない。俺は・・・泣きながら進む!」
戒斗「お前は、本当に強い・・・!」
『仮面ライダービルド』第47話にて視聴者を襲ったグリスショック…「仮面ライダーグリス / 猿渡一海」の衝撃的な最期。
グリスブリザードは、仮面ライダーグリスの強化形態にして、グリスの本編最強フォーム。初登場は『仮面ライダービルド』第46話。猿渡一海(演:武田航平)がノースブリザードフルボトルをセットしたグリスブリザードナックルをビルドドライバーに装填して変身する。
猿渡一海「悪ィな戦兎……約束破るわ」
『Are you ready(覚悟はできたか)?』
猿渡一海「できてるよ…!」
猿渡一海(さわたり かずみ)は桐生戦兎(きりゅう・せんと)から変身には絶対に使うなと釘を刺されていたブリザードナックルを使用し、禁断のグリスブリザードに変身。もはや後戻りはできなくなってしまい、次回に続くという展開になる。どうにか第46話は生き延びたが……
「仮面ライダービルド」第47話「ゼロ度の炎」
翌47話、戦いを見守る美空の制止にもかかわらず、グリスはもはや助からぬ身と戦闘を続行。
「みーたんが最後の大舞台を見てくれるんだ。全力でカッコつけねえとなア!!」
子分の偽物を一掃し、その身体はついに限界を迎える。
猿渡一海の消滅を目前にして、泣きつく美空の呼びかけは「グリス」のままであった。「最後まで、グリスかよ…」と落胆しかける一海に、彼女はついに真意を打ち明ける。
「当たり前でしょ!名前を呼んだらいなくなっちゃう気がして……だから呼べなかった 」
生きて欲しいという美空の必死の願いをよそに、「推しに看取ってもらえるなんて、幸せ者だな……あいつらに、あいつらに自慢してやんねえとな」と言い残し、とうとう消滅。
仮面ライダーグリスブリザードの圧倒的な力によって見事勝利を収めるものの、グリスブリザードに変身した反動により肉体が限界に来てしまう。己の命を賭して猿渡一海は、大切なものを守り切り、愛するみーたんに看取られ三羽ガラスの元へ召されていった。
その後に美空が初めて「カズミン!」と呼んだのを、彼がこの世で耳にすることはなかった。
『仮面ライダージオウ』LAST「2019:アポカリプス」(最終話) / 「明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ」は、「常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ」を庇い致命傷を負ってしまう。
明光院ゲイツは、「仮面ライダージオウ」に登場する2068年からやってきた青年。18歳。ジクウドライバーを用いて、仮面ライダーゲイツに変身する。
順一郎が修理したしたことで復活したグランドジオウとアナザーディケイド率いるボス怪人軍団との戦いで、痛恨の一撃を喰らい変身解除したソウゴにアナザーディケイドがとどめの一撃を放ったところにゲイツリバイブ疾風で駆けつけ、ソウゴを庇い致命傷を負ってしまう。
常磐ソウゴ「ゲイツ…ゲイツ!しっかりしろっ!」
明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツは、号泣するソウゴに対し、その命が尽きようとしている中、力を振り絞るように語りかけた。
明光院ゲイツ「オーマジオウになれ……『時の王者』に……お前なら、最高最善の魔王になれる……」
明光院ゲイツ「幸せだったぞ、この時代に来て……ソウゴ…お前の仲間に…友になれて…」
今まで『オーマジオウにさせない』という決意を胸に戦ってきた明光院ゲイツ。彼は最期にソウゴを『オーマジオウにさせる』道を選び、彼の腕の中で息絶えたのだった。
石ノ森章太郎原作の漫画『仮面ライダー』 / 1号ライダー・本郷猛はショッカーの刺客「12人のショッカーライダー」による銃撃を全身に受けて凄惨な最後を迎えた。
ショッカーライダーは、死と裏切りを指す「13」人目の本郷を抹殺するために造られた、一文字隼人を含む12人の仮面ライダー(改造人間部隊)。
1号ライダー・本郷猛はショッカーの刺客「12人のショッカーライダー」に取り囲まれてしまう。
「12人のショッカーライダー」(12人の仮面ライダー)に取り囲まれた「1号ライダー・本郷猛」は一斉射撃を受けて、蜂の巣状態に・・・。
2号ライダー・一文字隼人が救出するが、もはや手遅れ・・・。
研究所のカプセル内で本郷猛の脳髄は辛うじて生きているが…
命の蘇生措置が取られたが、かろうじて生き残っていた脳(脳髄)だけを取り出すことに・・・。
ショッカーライダーとの戦いで命を落とすが脳死には至っておらず、まもなく研究所のカプセル内に保管された脳髄のみで生き続けることとなる。
本郷猛の脳髄は地下研究所のガラスの器の中で生きている・・・。本郷猛の脳髄と一文字隼人はテレパシーで交信する。研究所のカプセル内の本郷猛の脳髄は、一文字隼人とテレパシーで交信することで状況を把握し、時には彼に助言を与えたりもする。
一文字隼人「いくぞ猛、俺たちはもう一人ぼっちじゃない!いつも二人だ、二人でショッカーと戦おう・・・」
研究所のカプセル内で本郷猛の脳髄は辛うじて生きているが…その姿は壮絶で、悲惨としか言いようがない。この衝撃的な展開に、当時の1号ライダーファンはトラウマを植え付けられた。
庵野秀明が監督・脚本を担当する『シン・仮面ライダー』
『シン・仮面ライダー』 2023年3月公開
映画公式サイト:https://shin-kamen-rider.jp
映画公式ツイッター:https://twitter.com/Shin_KR
懐かしい昭和の特撮作品の衝撃的なトラウマ回シリーズ
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