ゾンビ映画の歴代名作・傑作のまとめ。ゾンビ映画の萌芽期の傑作(1960年代から70年代)、ジョージ・A・ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や『ゾンビ』などゾンビ映画の金字塔、2000年代のゾンビ・サバイバル・アクション映画の傑作『バイオハザード』、新世代ゾンビ映画(新しいフォーマットのゾンビ映画)の『28日後…』や『ショーン・オブ・ザ・デッド』から最新作の『新感染 ファイナル・エクスプレス』まで。

ゾンビ映画の萌芽期の傑作

1960年代は、ホラー映画ファンから絶大な支持を得ているカルト映画『恐怖の足跡』が生まれ、SFホラーブームとともに、『地球最後の男』などのSFホラー系ゾンビ映画が多数生まれた。そして、モダン・ゾンビ映画の始まりとなるジョージ・A・ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が登場し、ブードゥー教を元にした古典的なゾンビ像が現代風のゾンビ像へと徐々に刷新されていく。70年代以降は、人を喰らい人を襲うゾンビが定番化していく。

恐怖の足跡(1962年) / ゾンビ映画の元祖。衝撃的な結末のオチは語り草になっている。

カルト・ホラー映画の元祖としてキング・オブ・カルトと称えられる、永遠の傑作「恐怖の足跡」(1962年)カルト・ホラー映画の元祖としてキング・オブ・カルトと称えられる、永遠の傑作「恐怖の足跡」(1962年)

突然の交通事故に巻き込まれたメアリー『恐怖の足跡』(原題:Carnival of Souls) は、1962年に製作されたハーク・ハーヴェイ監督のカルトホラー映画である。『シックス・センス』の元ネタとして、さらにはゾンビ映画の元祖として“カルトの王様”と称される。生と死の狭間に迷い込んでしまった九死に一生を得た主人公メリー・ヘンリー(Mary Henry)の恐怖を描いている。

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「シックス・センス」へ影響を与えたのは、あまりにも有名。カルト・ホラー映画の元祖としてキング・オブ・カルトと称えられる、永遠の傑作。

オカルト色溢れるミステリー・ホラー。衝撃的な結末のオチは語り草になっている(『シックス・センス』の衝撃のラストと同じ)。

メリー(演:キャンディス・ヒリゴス)ら3人の娘を乗せた車が誤って川へ転落。エンジンを吹かす2台の車。それぞれ男女の若者たちが乗った車は、勢いよくスタートを切って小道を驀走する。かなりのスピードで走りまくる2台の車だったが、メリー(演:キャンディス・ヒリゴス)ら3人の娘を乗せた車が誤って川へ転落。警察たちの必死の捜査も空しく、車や遺体は発見されなかった。しかししばらくしてからメリーだけが自力で川から生還。 フルスピードで驀走する2台の車があった。そして3人の娘たちを乗せた車は運転をあやまって河中に転落…。フルスピードで驀走する2台の車があった。そして3人の娘たちを乗せた車は運転をあやまって河中に転落…。捜索隊の捜査も空しく車体すら発見されなかった。乗っていたのは女性3人…捜索隊の捜査も空しく車体すら発見されなかった。 メリーだけは数時間の後、砂浜に這いあがり、応急手当をうけた。メリーだけは数時間の後、砂浜に這いあがり、応急手当をうけた。 奇跡の生還を遂げたメリー。しかし川へ落ちてから岸へ上がるまでの記憶が全くない。

突然の交通事故に巻き込まれたメリーは、友人の死が忘れられず遠く離れた村で暮らし始める。事故以来、彼女は他人に冷たく接するようになっていた。ある日、朽ち果てた遊園地を訪れた時より不気味な男の影が付きまとい始める。幻覚なのか、現実なのか、日に日に男の影がメリーに迫り…。

彼女は“幽魂の祭典”を見た。さながら霊場の景観である。亡霊どもが喚声をあげながら彼女を捕らえようとする。それは彼女を生と死との間の未知の世界へ連れ去ろうというのである。メリーは懸命に逃げた。だが結局彼女は捕らえられた。

衝撃のラスト…最後に物語は現実に戻る。実は自動車事故の数日後、3人の娘たちの死体が見つかったのである。

メリーたち3人の娘が乗った自動車の事故があった数日後、自動車が引き上げられた。メリーたち3人の娘が乗った自動車の事故があった数日後、自動車が引き上げられた。引き上げられた車には3人の女性の遺体が…。実は、主人公のメリーは死んでおり、メリーの姿は成仏できない、この世の幽霊だったのであった。引き上げられた車には3人の女性の遺体が…。実は、主人公のメリーは死んでおり、メリーの姿は成仏できない、この世の幽霊だったのであった。

メリーは成仏できず、この世とあの世の狭間を漠然と彷徨い続けた末、死者の群れに捕まり、黄泉の世界(あの世)へと引き戻されていった。

地球最後の男(1964年) / のちの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」にも影響を与えたゾンビ映画の原点

人類の未来を賭けた”生きる屍”たちとの死闘。のちの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」にも影響を与えたゾンビ映画の原点。人類の未来を賭けた”生きる屍”たちとの死闘。『地球最後の男』の終末的な世界観は、のちの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」にも影響を与えたゾンビ映画の原点・原型

『地球最後の男』(原題:The Last Man on Earth)は、SFホラー作家のリチャード・マシスンが1954年に発表した小説 “I Am Legend” (邦題は『吸血鬼』、のち『地球最後の男』、『アイ・アム・レジェンド』と改題)を原作とした1964年公開のイタリア・アメリカ合作のSFホラー映画。

夜になると徘徊、襲撃してくる吸血鬼の描写は、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968年)に多大な影響を与えた。ゾンビのように見える吸血鬼たちが主人公の自宅を取り囲んで襲う様、終末的な世界観が、ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」に継承され、ゾンビのキャラクターやイメージが刷新される。

『吸血ゾンビ』(1966年)

モダン・ゾンビ映画に通じる腐りかけたゾンビ像が提示された。おどろおどろしい外見の不気味なゾンビは1966年公開の「吸血ゾンビ」で登場した。依然としてブードゥー教の影響が強く残る旧態依然なゾンビ像だった。白濁した瞳の生ける屍たちの特殊メイクや不気味な動作…モダン・ゾンビ映画に通じる「腐りかけたゾンビ像」が提示された。

『吸血ゾンビ』(原題:The Plague of the Zombies)はイギリスのハマー・フィルム・プロダクション制作のホラー映画。おどろおどろしい外見の不気味なゾンビは1966年公開の「吸血ゾンビ」で登場した。おどろおどろしい外見の不気味なゾンビは1966年公開の「吸血ゾンビ」で登場した。特に日本では多くの図鑑や雑誌などにスチル写真が掲載されたため、本作のゾンビのビジュアルは非常に有名。ジャクリーン・ピアースが演じるゾンビジャクリーン・ピアースが演じる墓場から蘇ったゾンビ。墓から死人が這い出すショッキング描写。

ハイチ渡来のミステリアスなブードゥー教の妖術を題材に描く怪奇譚。実は村の大地主ハミルトン(J・カーソン)がブードゥー教の呪術で村人をゾンビ化し、錫鉱山の奴隷に仕立てていたのだ。ハイチ渡来のミステリアスなブードゥー教の妖術を題材に描く怪奇譚。実は村の大地主クライヴ・ハミルトン卿(ジョン・カーソン)がブードゥー教の呪術で村人をゾンビ化し、錫鉱山の奴隷に仕立てていたのだ。

ヴードゥーの妖術が生み出したゾンビの恐怖! イギリスの片田舎を舞台に、ハイチ渡来のブードゥの秘儀をめぐる怪事件を描いたミステリー・ホラー。本作で発案されたメイキャップや動作、首を落とすといった退治法がジョージ・A・ロメロ監督などのモダン・ゾンビ映画に大きな影響を与えた。

ジョージ・A・ロメロ監督「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」(1968年) / ゾンビ映画の始まりにして金字塔。

ゾンビになってしまうと家族でさえ殺してしまう感染性を備えたことで、主人公やヒロインたち登場人物がサバイバルすることに緊張感と緊迫感が生まれた。最後まで次は誰がゾンビにされてしまうのかハラハラドキドキ。ゾンビになってしまうと(ゾンビに噛まれる)家族や恋人でさえ殺してしまう「伝染性」を備えたことで、主人公やヒロインたち登場人物がサバイバルすることに緊張感と緊迫感が生まれた。最後まで次は誰がゾンビにされてしまうのかハラハラドキドキ。

本作のアイコン的な存在として人気のゾンビガールである「カレン・クーパー」は、可憐な美少女であったが、ゾンビ化すると恐ろしい残酷性・攻撃性を見せつけた。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(原題: Night of the Living Dead )は、ジョージ・A・ロメロ監督による1968年公開のアメリカのホラー映画である。本作は、近年のゾンビ映画やアニメや漫画、ゲームにテレビドラマなどあらゆるゾンビ物に強い影響を与えた。この映画から、モダン・ゾンビ映画の歴史は始まった。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 4Kリマスター版』予告編

日本においては、長らく劇場未公開であったが、2022年6月に4Kリマスター版が劇場公開された。

容赦なく押し寄せてくるゾンビの群れ。彼らは生き延びることができるのか……?父の墓参りにやってきたバーバラと兄のジョニーに、突然よみがえった死体が襲い掛かる。ジョニーは抵抗するも殺害され、バーバラは恐怖と悲しみに襲われながら近くの民家に逃げ込む。彼女に続けて飛び込んできたのは、黒人青年のベン。地下室には、若いカップルのトムとジュディ、クーパー夫妻と大きな傷を負った娘のカレンが隠れていた。外部との連絡も取れないまま、民家はゾンビの群れに取り囲まれていく。ベンはゾンビの侵入を食いとめながら脱出の方法を探るが、クーパー夫妻の夫ハリーは救助が来るまで地下室に隠れていることに強くこだわり、対立を深める。容赦なく押し寄せてくるゾンビの群れ。彼らは生き延びることができるのか……?
ゾンビの行動原理は「生きている人間を追い求めて襲う」ことであり、その肉を喰らうという「カニバリズム」的な特性も「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」によって浸透していった。より一層強烈な残酷描写(人体破壊描写)が可能になった。ゾンビの行動原理は「生きている人間を追い求めて襲う」ことであり、その肉を喰らうという「カニバリズム」的な特性も「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」によって浸透していった。より一層強烈な残酷描写(人体破壊描写)が可能になった。「一度死んでいるので動きが鈍い」「火を恐れる」「頭部を破壊すると動きを停止する」といったゾンビの新しい特徴が加味され、従来のゾンビ像から刷新された。

人類とゾンビの戦い、終末的な世界観。バリケードの音に引き寄せられる死者たち…70年代の終末感を体現したゾンビ映画。人類とゾンビの戦い、終末的な世界観。

衝撃のラスト…ゾンビによって殺されるのではなく、人間によって撃ち殺された主人公のベン。救いのない無常感の漂うラスト。

夜明けと共に「死者」を制圧していくゾンビ制圧部隊の保安官たち夜明けと共に「死者」を制圧していくゾンビ制圧部隊の保安官たち。嫌な予感…。

主人公のベンは、ロメロ映画には頻出の強くて賢い黒人男性の元祖主人公のベンは、ロメロ映画には頻出の強くて賢い黒人男性の元祖であり、リメイク版のベンは勿論、後続作の『ゾンビ』(1979年)のSWAT隊員ピーター・ワシントンジョン、映画「ランド・オブ・ザ・デッド」に登場するゾンビ「ビッグ・ダディ」にもその役割は受け継がれることになる。なんと最後の生き残りであった主人公のベンは、ゾンビ制圧部隊の保安官にゾンビと誤解され撃ち殺される…。なんと最後の生き残りであった主人公のベンは、ゾンビ制圧部隊の保安官にゾンビと誤解され撃ち殺されてしまう…衝撃的な結末に。

主人公のベンは、保安官にゾンビと誤解され撃ち殺された。主人公のベンは、唯一生き残っていたのだが、ゾンビ制圧部隊の保安官にゾンビと誤解され撃ち殺された。

主人公のベンは唯一生き残っていたのだが、夜明けと共に「死者」を制圧していく保安官たちによって、ゾンビと勘違いされた主人公は射殺されてしまう救いようのないラスト。保安官と民兵たちは、ゾンビになったものを強制排除する。まるで魔女狩り的なテイストのラスト。

ゾンビによってではなく、人間によって撃ち殺されたベンはゾンビたちと一緒に火葬されてしまう…あまりにも無残な主人公の最期。なんとも哀しいバッドエンド。ゾンビによってではなく、人間によって撃ち殺されたベンはゾンビたちと一緒に火葬されてしまう…あまりにも無残な主人公の最期。なんとも哀しいバッドエンド。

カレン・クーパー(演:カイラ・ショーン)は、ゾンビとなって蘇り、父親の内臓を食べて、母親を殺す。ゾンビになってしまえば、人間的な理性は失われ、家族も恋人も関係なく人間を襲い、内臓を喰らう怪物になってしまうことを象徴づけた。カレン・クーパー(演:カイラ・ショーン)は、ゾンビとなって蘇り、父親の内臓を食べて、母親を殺す。

愛情を断ち切れずゾンビと化した娘に殺される母親…全編を通して救いのなさが際立つ。「世界一有名な女性ゾンビ」とまで言われたカレン・クーパー世界一有名な女性ゾンビ」とまで言われたカレン・クーパー。カレン・クーパー(演:カイラ・ショーン)は、ゾンビとなって蘇り、父親の内臓を食べて、母親を殺す。グール化したカレン・クーパーの姿はゾンビ映画屈指の怖さ。グール化したカレン・クーパーの姿はゾンビ映画屈指の怖さ。

ゾンビになってしまえば、人間的な理性は失われ、家族も恋人も関係なく人間を襲い、内臓を喰らう怪物になってしまうことを象徴づけた。

世界初のゴア・ゾンビ映画『悪魔の墓場』(1974年) / 人喰いゾンビが徘徊暗躍するグロ・ゴア・スプラッター映画として悪名を轟かした。

ジョージは、エドナが入院した病院へ向かうが、そこでも蘇生した死者による殺戮が始まっていた。3人のゾンビに襲われた受付の女性は乳房を引きちぎられ、腹も引き裂かれた。ジョージは、エドナが入院した病院へ向かうが、そこでも蘇生した死者による殺戮が始まっていた。人間の内臓を欲する3人のゾンビに襲われた受付の女性は、無残にも乳房を引きちぎられ、腹も引き裂かれていた。心臓や内臓を食いちぎる人体破壊描写・スプラッター描写のゴア度合いは当時としては非常に高く、過激であった。80年代のスプラッター映画・ゾンビ映画と比べても遜色がない。

『悪魔の墓場』(原題:Non si deve profanare il sonno dei morti)は、1974年に公開されたイタリア・スペインのSFホラー映画、ゾンビ映画。死者の大群と人間の攻防を描く他のゾンビ映画と違って、ゾンビの発生に気付いているのがごく一握りで、主人公のジョージらが殺人犯と疑われるサスペンス風(ジャッロ・ジャーロ映画)の異色作になっている。

ジョージ・A・ロメロの古典的名作『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を、スプラッター大国・イタリアがスペインと共同でカラーリメイク。害虫駆除用の音波に反応して墓地から蘇った死体が、次々に人々を襲って内蔵を食い荒らしていく。襲われた人もゾンビと化し、その恐ろしい事態は広がっていった…。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』でもゾンビによるカニバリズムの映像化はされていたが、天然色・カラーでカニバリズムが映像化された最初のゾンビ映画が『悪魔の墓場』。

日本で初公開当時、人喰いゾンビ映画は殆ど知られておらず、強烈なインパクトがあった。人喰いゾンビが徘徊暗躍するグロ・ゴア・スプラッター映画として悪名を轟かした1本。元祖スプラッター映画として内臓と鮮血が飛散る残酷描写が、リアルで衝撃的だった。

検死解剖の縫い跡が生々しいゾンビがフラフラと迫ってくるショックシーンは語り草になっている。手術跡が生々しい。検死解剖の縫い跡とかなり濃い目の胸毛が生々しいゾンビがフラフラと迫ってくるショックシーンは語り草になっている。

悪魔の墓場は、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の影響下にある作品。人間を襲い内臓を喰らう「カニバリズム性」、ゾンビに噛まれる(ゾンビに傷を受ける)とゾンビになってしまう「伝染性・感染性」などのゾンビ像を受け継いでいる。

ゾンビ映画の金字塔「ゾンビ」(1978年)

全米各地で突如死体がよみがえり、生者を次々と襲い始めてから3週間。生ける死体「ゾンビ」に噛まれて死んだ者たちもゾンビ化して急速に数を増やし、社会に混乱が広がっていた。全米各地で突如死体がよみがえり、生者を次々と襲い始めてから3週間。生ける死体「ゾンビ」に噛まれて死んだ者たちもゾンビ化して急速に数を増やし、社会に混乱が広がっていた。

『ゾンビ』(原題: Dawn of the Dead, 国際題: Zombie)は、1978年9月にイタリアで公開されたジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画。日本では1979年3月に公開された。巨大なショッピングモールを舞台に、人間対ゾンビの死闘を描いた。ロメロ監督の「ゾンビ」には、以降のモダン・ゾンビ映画の基本・雛形となる残酷描写の数々がお手本のように配されている。ゾンビが人間を襲い噛みつき食い殺す、内臓やバラバラになった手足を食べるグロテスクなカニバリズム描写ゾンビが人間を襲い噛みつき食い殺す、内臓やバラバラになった手足を食べるグロテスクなカニバリズム描写、ショットガンでゾンビの頭部を次々と破壊するなど人間側もゾンビに反撃する大殺戮が描かれた。
大人気になったナタで頭を割られるゾンビ役のレナード・ライズは、アメリカで開催されているホラー映画コンベンションの常連。人気ゾンビの代表格は、頭かちわりゾンビ、マチューテゾンビ。大人気になったナタ(マチューテ)で頭を割られるゾンビ役のレナード・ライズは、アメリカで開催されているホラー映画コンベンションの常連。

「ゾンビ」 劇場予告編。懐かしい1979年の日本の当時の貴重な劇場予告。

カニバリズムという特徴を備え過激な人体破壊描写で見どころや見せ場を作りやすいゾンビは、80年代スプラッターブームの理想とする怪物像であった。「ゾンビ」(1978年)の大ヒットによって、殺人鬼ホラーであるスラッシャー映画同様に、ゾンビ映画が80年代に大量に生産されることになる。

映画「ゾンビ-日本初公開復元版-」本予告|2019/11/29(金)公開


「ゾンビ-日本初公開復元版-」のストーリー
惑星から降り注いだ光線によって地球上の死者が“ゾンビ”として復活。その群れは生者に襲いかかり、噛みつかれた者もまたゾンビへと変貌する。生ける屍たちは瞬く間に世界を覆いつくした。テレビ局員のフラン(ゲイラン・ロス)と彼女の恋人でヘリコプター・パイロットのスティーヴン(デヴィッド・エムゲ)、そしてSWAT隊員のロジャー(スコット・H・ライニガー)とピーター(ケン・フォーリー)はヘリで脱出し、郊外の巨大ショッピングモールにたどり着く。彼らはモール内のゾンビを排除し、何不自由の無い楽園を手に入れた。だが彼らの前に物資を狙う暴走族の一団が現れ、扉をこじ開け乱入してきた。ゾンビ、暴走族、フランたちの三つ巴の殺戮戦がはじまり、血しぶきが壁を染め、肉塊が床を埋めつくす。夜明けとともに生き残るのは果たして……。SWAT隊員のピーター(ケン・フォーリー)とロジャー(スコット・H・ライニガー)SWAT隊員のピーター(ケン・フォーリー)とロジャー(スコット・H・ライニガー)SWAT隊員のロジャー(スコット・H・ライニガー)も死亡し、ゾンビに…SWAT隊員のロジャー(スコット・H・ライニガー)も死亡し、ゾンビに…

かつては、仲間であった、人間であった者を撃たなければいけないピーターの苦渋に満ちた顔・・・かつては、仲間であった、人間であった者を撃たなければいけないピーターの苦渋に満ちた顔・・・

冒頭の惑星爆発ゾンビ発生が惑星イオスの爆発による光線という設定で追加。冒頭の惑星爆発:ゾンビ発生が惑星イオスの爆発による光線という設定で追加。

説明テロップタイプライターで打った英文により死者が復活した理由を説明。説明テロップ:タイプライターで打った英文により死者が復活した理由を説明。

ホラー映画の金字塔『ゾンビ』には“幻のバージョン”があった!
日本公開から40周年──「米国劇場公開版」「ダリオ・アルジェント監修版」
「ディレクターズカット版」とも異なる「第4のバージョン」=日本劇場初公開版がついに蘇る!

それは惑星の爆発と共に始まり、エンディングは唐突にブチ切れた。

90年代以降は劇場で上映されることがなかったばかりか、過去に一度もソフト化されたことがない、文字通り“幻のバージョン”である「日本初公開版」。今回、海外の権利元との粘り強い交渉により、その復刻・再現の許諾を特別に得ることができた。
公式サイト:https://www.zombie-40th.com/

『ゾンビ』(1978年 アメリカ・イタリア合作 / 監督 ジョージ・A・ロメロ / 出演 デイヴィッド・エムゲ、ケン・フォリー、スコット・H・ライニガー / 音楽 ゴブリン)のサウンドトラック盤。

『サンゲリア』(1979年) / 目玉串刺しは、スプラッター映画の目玉。カニバリズムなどの残酷描写も話題を呼んだ。

『サンゲリア』(原題:ZOMBIE)は、ルチオ・フルチ監督のゾンビものホラー映画。1979年イタリア・アメリカ合作映画、日本劇場公開は1980年5月24日。『サンゲリア』では古典的な吸血鬼映画のストーリーを土台として用いながら、目玉串刺し、カニバリズム、顔面切断など極端まで過激化した残酷描写によって話題を呼んだ。ルチオ・フルチ監督はこの後、『地獄の門』『ビヨンド』と立て続けにゾンビ映画を製作し残酷描写の創造に精を出した。

ジャネット・デ・ロッシの特殊メイク・特殊効果による見るもおぞましい腐乱ゾンビ

ジャネット・デ・ロッシの特殊メイク・特殊効果による見るもおぞましい腐乱ゾンビは語り草になっている。ウジやミミズがたかる全身が腐乱した汚らしいゾンビ、血管引きずり出しといった数々のグロテスクなシーンが多い。ジャネット・デ・ロッシの特殊メイク・特殊効果による見るもおぞましい腐乱ゾンビは語り草になっている。ウジやミミズがたかる全身が腐乱した醜くおぞましい、汚らしい腐乱ゾンビ、血管引きずり出しといった数々のグロテスクなシーンが多い。

サメVSゾンビ…海中で人喰い鮫と死闘を繰り広げるゾンビ

サメVSゾンビの名シーン…海中で人喰い鮫と死闘を繰り広げるゾンビというとんでもないシーンもある。サメVSゾンビの名シーン…海中で人喰い鮫と死闘を繰り広げるゾンビというとんでもないシーンもある。人喰い鮫に左腕を食われるゾンビ…。人喰い鮫に左腕を食われるゾンビ…。

海中でトップレスの美女がゾンビに襲われる珍しい名シーン

トップレスにTバックの水着で海中を探索する美女。トップレスにTバックの水着で海中を探索する美女。トップレスにTバックの水着で海中を探索する美女。 トップレスの美女が、海中でゾンビに襲われるシーンは珍しい…。スラッシャー映画やスプラッター映画では、リア充のトップレスの美女が殺人鬼に即座に殺されるのはお約束。トップレスの美女が、海中でゾンビに襲われるシーンは珍しい…。スラッシャー映画やスプラッター映画では、リア充のトップレスの美女が殺人鬼に即座に殺されるのはお約束。

オルガ・カルラトスは、ホラー史に残る「サンゲリア」の残酷描写の見せ場「目玉串刺し」シーンからゾンビに食べられる「カニバリズム」描写まで見事に演じた。さらにヌードも見せる。

オルガ・カルラトスが演じるポーラ・メナードのシャワーシーン…ホラー映画ではシャワーシーンでヌードを見せる女優(リア充的な行為)は、たいてい殺されてしまうというお約束がある…オルガ・カルラトスが演じるポーラ・メナードのシャワーシーン…ホラー映画ではシャワーシーンでヌードを見せる女優(リア充的な行為)は、たいてい殺されてしまうというお約束がある…
ホラー史に残る「サンゲリア」の残酷描写の見せ場「目玉串刺し」シーン。白人美女の眼球に尖がった木片が迫りくるショッキングな映像は、トラウマ必至の残酷描写。白人美女の眼球に尖がった木片が迫りくるショッキングな映像は、トラウマ必至の残酷描写。

映画「サンゲリア」公開当時、この目玉串刺しシーンを売りにしたテレビCMは、あまりにも残酷すぎるということで民放各局から放送拒否された。それほどまでにインパクトのある有名なトラウマシーンだった。ホラー史に残る「サンゲリア」の残酷描写の見せ場「目玉串刺し」シーン。オルガ・カルラトスが演じるポーラ・メナードの「目玉串刺し」シーンは、ホラー史に残る「サンゲリア」の残酷描写の見せ場。最恐の瞬間。ホラー史に残る「サンゲリア」の残酷描写の見せ場「目玉串刺し」シーン。目玉串刺しは、スプラッター映画の目玉であった。オルガ・カルラトスが演じるポーラ・メナードの目玉串刺しは、スプラッター映画の目玉であった。放映当時、観客の全員がみな驚かされた。目玉を串刺しにされた彼女は、その後、ゾンビ達に食べられてしまう(カニバリズム)。壮絶な最期を迎える。目玉を串刺しにされた彼女は、その後、ゾンビ達に食べられてしまう(カニバリズム)。壮絶な最期を迎える。当時としてはかなりグロいトラウマ映像。オルガ・カルラトスが演じるポーラ・メナードのゾンビによるカニバリズムシーン。オルガ・カルラトスが演じるポーラ・メナードのゾンビによるカニバリズムシーン。彼女の美しい腕がゾンビに食われる…彼女の美しい腕がゾンビに食われる…ゾンビたちに内臓も食われてしまうオルガ・カルラトスが演じるポーラ・メナード。足をおいしそうに食べるゾンビ…。彼女の美しい足をおいしそうに食べるゾンビ…。
目玉を串刺しにされた上に、ゾンビたちに食われてしまう。あまりにも無残な最期。シャワーシーンを見せる女優は、その後、酷い目に合う…まさに目玉を串刺しにされた上に、ゾンビたちに食われてしまう。あまりにも無残な最期を迎えた。


映画『サンゲリア』サンゲリア (ZOMBI 2)のテーマ(1979/伊)EP

数多ある「ゾンビ」の亜流の中では間違い無しの傑作。

ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」の影響下の作品例(亜流・便乗)

フランス発のゴア・ゾンビ映画『殺戮謝肉祭/屍肉の晩餐』(1978年)

フランス初のスプラッター映画とも評される本作の最大の見せ場「盲目の少女の生首」あまりにも過激な残酷描写のため、公開当時彼方此方で、上映禁止を食らった問題作。フランス初のスプラッター映画とも評される『殺戮謝肉祭/屍肉の晩餐』の最大の見せ場「盲目の少女の生首」。手斧でぶった切られて血吹雪を上げる盲目美女の生首。あまりにも過激な残酷描写のため、公開当時彼方此方で、上映禁止を食らった問題作。

『殺戮謝肉祭/屍肉の晩餐』(原題:LES RAISINS DE LA MORT/THE GRAPES OF DEATH)は、1978年のフランスのカルト的な監督ジャン・ローランのゾンビ・ホラー映画。フランス初のスプラッター映画であると言われている。手斧による生首切断(切株)、ピッチフォークによる胴体串刺しなどの残酷描写が描かれる。残酷描写の度に、美女のおっぱいを露出するお色気サービスも充実している点が画期的。

盲目女の同居人の男が、突然発狂し、彼女の首に紐を括り、引きずり回した挙句、惨殺死体を家の戸に磔にする(腰から上の半身)。更に手斧で生首を切断し、頭首を持ち歩き、銃撃を受け、死ぬ間際にその生首に接吻するという猟奇性と偏執的な愛情表現に驚愕。盲目女の同居人の男が、突然発狂し、彼女の首に紐を括り、引きずり回した挙句、惨殺死体を家の戸に磔にする(腰から上の半身)。更に手斧で生首を切断し、頭首を持ち歩き、銃撃を受け、死ぬ間際にその生首に接吻するという猟奇性と偏執的な愛情表現に驚愕。

凄まじい肉体美で男性ファンを魅了した謎の全裸美女(演:フランスのポルノ女優ブリジット・ラーエ)。物語に関係なく登場する女性の裸(お色気サービス)。凄まじい肉体美で男性ファンを魅了した謎の全裸美女(演:フランスのポルノ女優ブリジット・ラーエ)。物語に関係なく登場する女性の裸(お色気サービス)。ジャン・ローラン作品のミューズとして知られる「ブリジット・ラーエ」はフランスではセックス・アイコン的な存在に。

全欧で上映禁止処置を受けたスプラッター・ノワール。恋人を訪ねるためエリザベスが乗った列車内で、同席した男性客が突然ゾンビと化した。逃げ出した彼女は、汚染されたワインでゾンビ化した人々が跋扈する、呪われた迷宮地帯へ迷い込む…。

ゾンビ3(1980年)

最後まで残った夫婦も、人間としての生存は絶望的と思えるラストシーン。終末感漂う残酷ゾンビ映画らしい結末。特殊効果師、ジノ・デ・ロッシが腐臭漂う残酷シーンを作り上げたゾンビホラー。最後まで残った夫婦も、人間としての生存は絶望的と思えるラストシーン。終末感漂う残酷ゾンビ映画らしい結末。

ゾンビ3(原題:Le Notti del terrore / Nights of Terror)は、1980年のイタリアのゾンビ映画。エロティックな要素も満載の残酷ゾンビ映画。最後に母親の乳首を噛みきるマザコン息子のマイケルがエキセントリックなキャラクターで大人気。

考古学者がある古文書を解読したために封印が解かれ、ゾンビ軍団が地獄の門から続々と蘇った!ヤツらは次々と人間を襲い、喰いついていく…。『サンゲリア』の特殊メイクアーチスト、J・デ・ロッシが生み出した、残酷で不気味なゾンビ軍団は必見。

身動きができなくなったメイドが、ゾンビの巨大な鎌で生首を断頭される残酷描写身動きができなくなったメイドが、ゾンビの巨大な鎌で生首を断頭される残酷描写。殺害手口として珍しい。

ゾンビ3に登場するゾンビの造形は、腐敗し半ミイラ化した「サンゲリア」に倣ったもの。中盤の見せ場は、ゾンビが投げた楔によって腕を固定されたメイドが大きな鎌で首を切り落とされる切株シーン。

ピーター・バークが演じる少年マイケルは、「んママァ〜? んママァ〜?」と繰り返ししつこく未亡人の母親につきまとい、恋人とイチャつく母親の寝室までストーカーするほどのエキセントリックなマザコン息子。マイケルは、攻防の末にゾンビに殺され自らもゾンビになってしまう。

「お母さん!」「私のマイケル!」

変態親子のラスト、ゾンビになってしまった息子のマイケルに乳首を食いちぎられる圧巻のラスト。未亡人の母親とマザコンの息子の禁断の愛。変態親子のラスト、ゾンビになってしまった息子のマイケルに乳首を食いちぎられる圧巻のラスト。

終盤に感動の再会となる。息子が生き返ったんだと思い込んだ現実逃避の母親は、マイケルに思うがままに乳首を吸わせる。息子に乳首を吸われて感じている母親の顔が、突如、苦悶した顔に豹変する。人喰いゾンビに変貌している息子マイケルが、乳首を激しくかじり、とうとう乳首を食いちぎってしまう。変態マザコン息子のマイケルの魅力も合わさって、この伝説の乳首食いちぎりシーンは、語り草になっている。

救いのないラスト。最後まで生き残った二人も、もう助からないだろうという絶望的なラストシーンで物語は終了する。

ゾンビ99(1980年) / エロティック・ゾンビ映画。過激な残虐行為とSEXシーンの連続は圧巻。局部(男性器)の噛みちぎりも。

“褐色のエマニエル”ことラウラ・ジェムサーが、男性器を食いちぎる衝撃的な残酷描写。廃屋でゾンビの群れを撃退したジョンは、浜辺に居た娘に迫るが性器を食いちぎられ絶命、追ってきたゾンビたちに喰われてしまう。知る人ぞしる「黒いエマニエル」(褐色のエマニエル)ことラウラ・ジェムサーが演じる謎の美女が、フェラチオをすると見せかけて、男性器を食いちぎる衝撃的な残酷描写。廃屋でゾンビの群れを撃退したジョンは、浜辺に居た娘に迫るが性器を食いちぎられ絶命、追ってきたゾンビたちに喰われてしまう。

ゾンビ99(原題:LE NOTTI EROTICHE DEI MORTI VIVENTI / EROTIC NIGHTS OF THE LIVING DEAD / SEXY NIGHTS OF THE LIVING DEAD/ISLAND OF THE ZOMBIES)は、ジョー・ダマト監督による1980年のイタリアのエロティック・ゾンビ映画。

その呪われた島に足を踏み入れた者は、決して生きて帰ってはこれない……。そしてゾンビうごめく怪異の島に、妖しくたたずむ女の正体とは?南の孤島へバカンスにやって来た若者たちが体験する惨劇を描いた超過激ホラー。過激な残虐行為とSEXシーンの連続は圧巻。局部(男性器)の噛みちぎりも。

『死霊のはらわた』(1981年) / 80年代のスプラッターブームの火付け役。

悪霊に憑依されて死霊と化したシェリルを地下室へ閉じ込めるが・・・悪霊に憑依されて死霊と化したシェリルを地下室へ閉じ込めるが・・・ゾンビになって復活。

『死霊のはらわた』(原題: The Evil Dead)は、1981年公開のアメリカのスプラッター映画。80年代のスプラッターブームの火付け役。森を疾走する主観映像、飛び散りまくる肉片、画面を赤く染める血まみれ映像は、「スプラッター」というジャンルを確立させ、後続の映画に多大な影響を与えた。

かってないほどの飛び散る肉片と大出血は、「スプラッター」というジャンルを確立させ、後続の映画に多大な影響を与えた。かってないほどの飛び散る肉片と大出血は、「スプラッター」というジャンルを確立させ、後続の映画に多大な影響を与えた。

一番災難なのはアッシュの妹シェリル。木の枝にレイプされてしまう。一番災難なのはアッシュの妹シェリル。木の枝にレイプされてしまう。 霊感体質のシェリルは、自分を呼ぶ声に導かれ、夜の森に出てしまう。そこでなんと、シェリルは木々に手足を抑え込まれて、身動きができなくなり、足を開かれレイプされます。霊感体質のシェリルは、自分を呼ぶ声に導かれ、夜の森に出てしまう。そこでなんと、シェリルは木々に手足を抑え込まれて、身動きができなくなり、足を開かれレイプされます。樹木によるお色気触手プレイ。非常に有名なショックシーンであり、リニューアル版でも再現されている。

『ゾンゲリア』(1981年) / 主人公の保安官のダンの正体などが明らかになる衝撃のラストも有名。

昏睡状態で入院したジョージ・ルモインの目に看護婦は、注射器を突き刺し殺害する。『ゾンゲリア』の最大の見せ場「目玉への注射」シーン。火だるまになり、昏睡状態で入院したジョージ・ルモインの目に看護婦は、注射器を突き刺し殺害する。

『ゾンゲリア』(原題:Dead & Buried)は、1981年のアメリカのゾンビ映画。「ゾンゲリア」は、ブードゥー・ゾンビ映画の味わいも残しつつも、注射器を眼球に突き刺し、強酸を皮下に注入するなどの惨たらしい残酷描写も実現した。ジョージ・A・ロメロが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で創出した、いわゆる「ロメロゾンビ」が登場するものとはかなり異なる。全編に漂う陰鬱とした雰囲気や激しい残虐描写も特徴だが、一方でミステリー的要素もある。旅行者のカメラマンがガソリンをかけられて焼やされるという異常な事件が起きた。テキサス州の小さな村ボッターズ・ブラフに勤務する保安官のダンは、妻で小学校教師のジャネットと共に幸せな生活を送っていた。しかし、一見平和なこの村で、旅行者のカメラマンがガソリンをかけられて焼やされるという異常な事件が起きた。病院に担ぎ込まれた男は!一命は取り留めるも、酷い火傷のために昏睡状態だ。犯人の情報を聞き出そうと、ダンは彼の意識が回復するのを待っていたが、そんな中、男は何者かによって殺されてしまう・・・。集団リンチをされ、更に火炙りにされたカメラマンは奇跡的に生きていたが…看護婦は、注射器を眼球に突き刺して殺害した。集団リンチをされ、更に火炙りにされたカメラマンは奇跡的に生きていたが…看護婦は、注射器を眼球に突き刺して殺害した。

若い美しい女性が顔を潰されて殺されてしまう。ドップスは早速彼女の顔を修復する。そして美しくなった姿に満足のドップスは、その場を去る。すると・・死体が起き上がり・・。若い美しい女性が顔を潰されて殺されてしまう。ドップスは早速彼女の顔を修復する。そして美しくなった姿に満足のドップスは、その場を去る。すると・・死体が起き上がり・・。

主人公の保安官のダンの正体などが明らかになる衝撃のラストも有名。

『恐怖の足跡』の結末と同じ。町全体、妻のジャネットや果ては主人公のダン自身までゾンビだったという驚愕のオチ。

ゾンビ化は村全体に広がっており、なんと妻のジャネットもすでにゾンビ化していた。ドッブスの部屋に戻った彼は映像の続きを見て衝撃を受けます。ラストで、ダンは映写機の映像で、ゾンビ化した妻に、自分自身が殺されるシーンを見る…。主人公のダンもゾンビだったのだ。主人公のダンもゾンビだったのだ…。主人公が実は死んでいた・幽霊だったオチは非常に多い。

80年代の最盛期のスプラッターブームを支える「残酷ゾンビ映画」 / カニバリズム描写などの残虐なスプラッター描写が満載

世界に量産されたゾンビ映画は、80年代のスプラッター・ブームの牽引役を担ったが、90年代に入るとホラー映画のトレンドは、「羊たちの沈黙」の大ヒットなどにより、「スプラッター(殺人鬼映画・ゾンビ映画)」から「サイコキラー(サイコサスペンス映画)」ものへ移り変わっていった。しかしながら根強いファンを持つゾンビ映画は作られ続け、多くの珍作や名作が生まれた。

地獄の門(1980年)

ルチオ・フルチ映画で殺される美女役が多いダニエラ・ドリアが演じるローズ・ケルヴィンが、目から血を流し、口からゲロのように血みどろの内臓を吐き出す。意味不明だが凄まじくグロテスクであり、ホラー史に残る猟奇的な残酷シーンとして語り草になっている。ルチオ・フルチ映画で殺される美女役が多いダニエラ・ドリアが演じるローズ・ケルヴィンが、目から血を流し、口からゲロのように血みどろの内臓を吐き出す。意味不明だが凄まじくグロテスクであり、ホラー史に残る猟奇的な残酷シーンとして語り草になっている。

『地獄の門』(原題:Paura nella città dei morti viventi)は、ルチオ・フルチ監督のゾンビ物ホラー映画。イタリアン・ゾンビ映画の中でもとりわけ残酷描写に力を入れていたのはルチオ・フルチ監督であった。グロ・ゾンビ映画として名高い「地獄の門」では「知恵遅れの男が電動ドリルで頭部を貫かれる」「ゾンビに睨まれた女性が目から血を流し内臓を口から吐き出す」「ウジの大群が降り注ぐ」といった常道を逸する地獄のような残酷描写が描かれた。

知恵遅れの男が電動ドリルで頭部を貫かれる凄惨な残酷描写。知恵遅れの男が電動ドリルで頭部を貫かれる凄惨な残酷描写。

舞台となる「ダンウィッチ」は、ラヴクラフトによる『ダンウィッチの怪』などクトゥルフ神話作品に登場するアメリカの田舎町と同名である。

ビヨンド(1981年)

イタリアンホラーの帝王ルチオ・フルチの最高傑作『ビヨンド』の残酷描写の見せ場の一つである「硫酸で顔面が溶ける」シーン。イタリアンホラーの帝王ルチオ・フルチの最高傑作『ビヨンド』の残酷描写の見せ場の一つである「硫酸で顔面が溶ける」シーン。

『ビヨンド』(原題:…E tu vivrai nel terrore! L’aldilà, 英題:The Beyond)は、1981年4月29日公開のイタリア映画。ルチオ・フルチ監督による、ゾンビもののホラー映画。ルチオ・フルチ監督の最高傑作の残酷ゾンビ映画とも評される「ビヨンド」では、「冒頭の凄惨なリンチシーン」「顔面握りつぶし」「硫酸シャワー(硫酸で顔面が溶ける)」「タランチュラの大群が人肉を喰らう、タランチュラによる眼球えぐり出し」「犬に喉笛を噛み切られる」「ゾンビの頭を拳銃で吹っ飛ばす」などの壮絶な残酷シーン、血みどろ描写が満載。

盲目の女性エミリー(サラ・ケナー)は、犬に喉を噛まれドクドク血を流しながら絶叫する。犬に喉笛を噛み切られるホラー史に残る残酷シーン。「サスペリア」の盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されるシーンのオマージュかもしれない。盲目の女性エミリー(サラ・ケナー)は、犬に喉を噛まれドクドク血を流しながら絶叫する。犬に喉笛を噛み切られるホラー史に残る残酷シーン。「サスペリア」の盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されるシーンのオマージュかもしれない。

恐怖の顔面握りつぶし。指で目玉が押し出される。恐怖の顔面握りつぶし。指で目玉が押し出される。

ジョンはバンバン拳銃を撃ちまくるが胸に当たっても腹にあたってもゾンビは死なない。ゾンビの頭をぶちぬくと倒れた。ゾンビの急所は頭なのだ。頭を吹き飛ばす。ジョンはバンバン拳銃を撃ちまくるが胸に当たっても腹にあたってもゾンビは死なない。ゾンビの頭をぶちぬくと倒れた。ゾンビの急所は頭なのだ。頭を吹き飛ばす。

墓地裏の家(1981年)

本作のキービジュアルにも使われている残酷描写「頭から口に突き抜けるナイフ」本作のキービジュアルにも使われている残酷描写「頭から口に突き抜けるナイフ」

墓地裏の家(原題:THE HOUSE BY THE CEMETERY)は、1981年のルチオ・フルチ監督によるイタリアのゾンビホラー映画。
ジョージ・A・ロメロ、ダリオ・アルジェントらと並び、空前のスプラッター映画ブームの立役者として一時代を築いたルチオ・フルチ。

流血のマエストロ、フルチ監督が「ビヨンド」に続き撮ったゾンビ映画の傑作。頭から口に突き抜けるナイフ、喉に突き刺さる火かき棒、包丁で切断される生首等々、観客の期待を裏切らない仕事ぶりはさすが!

舞台を一軒家に限定したことで、他の作品にはない閉所恐怖症的なスリル、緊張感を生むことに成功している。古典的な幽霊屋敷物をモチーフとしながらも、フルチ印の血みどろ描写も満載。頭から口に突き抜けるナイフ、喉に突き刺さる火かき棒、包丁で切断される生首等々、観客の期待を裏切らない仕事ぶりはさすがである。

ミイラ転生 死霊の墓(1981年)

結婚式で賑わう村が、ゾンビ達(ミイラ達)の襲撃で大パニックになるクライマックス。結婚式で賑わう村が、ゾンビ達(ミイラ達)の襲撃で大パニックになるクライマックス。

ミイラ転生 死霊の墓(原題:DAWN OF THE MUMMY)は、1981年のイタリア・エジプトの映画。エジプトで製作され、ミイラとゾンビを融合させたアイデアが話題を呼んだカルトホラー。

グロい食人描写の連続。花嫁がまるで「女体盛りの活け造り」のようにミイラ(ゾンビ)達の餌食になってしまう。グロい食人描写の連続。花嫁がまるで「女体盛りの活け造り」のようにミイラ(ゾンビ)達の餌食になってしまう。

結婚式の宴の席で、花嫁がまるで「女体盛りの活け造り」のようにミイラ(ゾンビ)達の餌食になってしまうショックシーンが最大の見せ場。ミイラ(ゾンビ)達が人肉と内臓を貪り食う。

マイケル・ジャクソンのミュージックビデオの金字塔「スリラー」(原題:Thriller) / ゾンビ・ホラーコンテンツの大衆化・知名度向上に大きく貢献したエンタメ作品。

ゾンゲリアの主人公のようにマイケルも実はゾンビだった。さらに夢オチに見せて、ラストシーンでやはりマイケルはゾンビだった2重・3重のオチ。ゾンゲリアの主人公のようにマイケルも実はゾンビだった。さらに夢オチに見せて、ラストシーンでやはりマイケルはゾンビだった2重・3重のオチ。

「スリラー」(原題:Thriller)は、1983年にマイケル・ジャクソンが発表した楽曲、及び同曲を収録したシングル。1982年のアルバム『スリラー』からの第7弾シングル。ミュージック・ビデオに使われる予算は当時5万$(当時のレートで1150 – 1200万円)程度だったのに対し、マイケル・ジャクソンのシングル『スリラー』のミュージック・ビデオは50万$(同 1億1500万 – 1億2000万円)をかけて作られた。

このミュージック・ビデオは13分34秒にも及ぶ「ホラー映画風のショートフィルム」であり、マイケル本人がスターリング、特殊メイクによるマイケルの狼男やゾンビが話題となった。

ゾンビ・ホラーの知名度向上に大きく貢献したエンタメ。ゾンビ・ホラーコンテンツの大衆化・知名度向上に大きく貢献したエンタメ作品。


Michael Jackson – Thriller (Official Music Video)

後の多くの調査でミュージックビデオの最高傑作と目される「Thriller」がMTVで初公開された。 約14分の大作であるこのビデオではマイケルが狼男に変身したり、ゾンビとダンスを踊ったりと、特殊効果を多用したその映画的な構成が話題となった。 1999年のMTVによる「今まで作られたビデオの中で最も偉大なベスト100」でも1位に輝いている。また、この年の年末にはペプシと大型スポンサー契約も結んでいる。

『バタリアン』(1985年) / 衝撃のラスト…破滅的な結末。

バタリアンに登場する人気キャラ「タールマン」。日本公開の際にタール状に肉が腐敗したタールマンや、上半身のみの老女ゾンビのオバンバ、禿頭でタフなハーゲンタフ、小柄なチビバタなど、独自の名前が付けられ宣伝された。バタリアンに登場する人気キャラ「タールマン」の名言「もっと脳味噌を(MORE BRAIN!)」。

日本公開の際にタール状に肉が腐敗したタールマンや、上半身のみの老女ゾンビのオバンバ、禿頭でタフなハーゲンタフ、小柄なチビバタなど、独自の名前が付けられ宣伝された。

バタリアン(Battalion、原題:The Return of the Living Dead)は、1985年にアメリカで製作されたホラー映画で、コメディ要素も持ち合わせている。登場するゾンビにはそれぞれ個性があり、コールタール漬けにされていた「タールマン」、上半身だけの老女ゾンビ「オバンバ」、パンク娘「トラッシュ」など、そのキャラクター性が強く描かれている。コメディ・ゾンビ映画の先駆者。

上半身だけの老女ゾンビ「オバンバ」。ゾンビ映画「バタリアン」のラジオCMは「あたしオバンバ、あなたの脳味噌食べさせて〜」というものだった。上半身だけの老女ゾンビ「オバンバ」。ゾンビ映画「バタリアン」のラジオCMは「あたしオバンバ、あなたの脳味噌食べさせて〜」というものだった。

「バタリアン」での墓地で、おっぱい丸出しの踊りを披露したパンクゾンビの「トラッシュ」(trash)嬢は大人気キャラ。「バタリアン」での墓地で、おっぱい丸出しの踊りを披露したパンクロックな「トラッシュ」(trash)嬢は大人気キャラ。

トラッシュは墓場から蘇った大量の死体に群がられ、死亡し、その後、「全裸女のゾンビ」として蘇る。

「バタリアン」での墓地で、おっぱい丸出しの踊りを披露する「トラッシュ」。全裸になって踊る。「バタリアン」での墓地で、おっぱい丸出しの踊りを披露する「トラッシュ」。全裸になって踊る。

裸踊りを見せたトラッシュは、ゾンビの群れに殺されたが、「全裸のゾンビ」として生まれ変わる。裸踊りを見せたトラッシュは、ゾンビの群れに殺されたが、「全裸のゾンビ」として生まれ変わる。

ゾンビ映画「バタリアン」の衝撃のラスト…破滅的な結末。

ユーニーダ医療品倉庫の社長のバートから連絡を受けた陸軍の高官のグローバー大佐は、バタリアンを倒すためにとんでもない手段に打ってでる。 なんと、まだ生きている人間がいるにも関わらず、ユーニーダ医療品倉庫にミサイル(核弾頭 / W19核砲弾)を撃ち込んだのである。核ミサイルの爆発に巻き込まれ、生存していた人間も、そして、バタリアンも全て燃え尽き一掃された。
ユーニーダ医療品倉庫の社長のバートから連絡を受けた陸軍の高官のグローバー大佐は、バタリアンを倒すためにとんでもない手段に打ってでる。

なんと、まだ生きている人間がいるにも関わらず、ユーニーダ医療品倉庫にミサイル(核弾頭 / W19核砲弾)を撃ち込んだのである。核ミサイルの爆発に巻き込まれ、生存していた人間も、そして、バタリアンも全て燃え尽き一掃された。きのこ雲が立ちのぼる。

有無を言わさず核ミサイル攻撃を行い、ゾンビもろとも町全体を消し飛ばして、すべてをなかったことに…。

そして、被害を最小限に抑えることができた、と満足げに世間に発表するのだった。しかし、彼らは知らなかった。ミサイルの炎によって焼かれたバタリアンの煙が雲となり、そして、雨となり降り注いだことを…。

軍のあまりにも短絡的な思考のせいで、より広い範囲でゾンビ化現象が起きる悪夢、事態の悪化が示された破滅的な結末…。

『死霊のえじき』(1985年) / ゾンビ映画の残酷美を極めたクライマックス。

バブ(死霊のえじき)は、ゾンビ映画『死霊のえじき』に登場する人気キャラクター。ゾンビを研究しているローガン博士に飼いならされており、彼の教育によってわずかながら人間の感覚や知能を取り戻し始めていく。愛されゾンビの「バブ」の敬礼する名場面。バブ(死霊のえじき)は、ゾンビ映画『死霊のえじき』に登場する人気キャラクター。ゾンビを研究しているローガン博士に飼いならされており、彼の教育によってわずかながら人間の感覚や知能を取り戻し始めていく。

『死霊のえじき』(原題:Day of the Dead)は、1985年7月3日にアメリカで公開されたゾンビ映画。監督はジョージ・A・ロメロ。生者と死者の数が逆転した終末世界で、地下基地で生き延びていた数少ない人類の壮絶な生き様を描く。クライマックスの大量虐殺シーンは、ゾンビ3部作シリーズで一番のエグさになっている。

残された人類とゾンビの架け橋となる大人気キャラ「バブ」は、その後に続々と登場する「ゾンビ(ラブ)コメディ系作品」に登場する人間との間に友情を育む友愛的なゾンビ像(キャラ)として受け継がれていく。

悪役のヘンリー・ローズ大尉は、ゾンビ達に捕縛され生きたまま貪られる。体を真っ二つに引き裂かれ、内臓丸出しになる名スプラッターシーン(ゾンビのカニバリズムシーン)は語り草になっている。悪役のヘンリー・ローズ大尉は、ゾンビ達に捕縛され生きたまま貪られる。体を真っ二つに引き裂かれ、内臓丸出しになる名スプラッターシーン(ゾンビのカニバリズムシーン)は語り草になっている。ローズ大尉がゾンビの大群の餌食となって、下半身を引きちぎられ、内臓がこぼれ落ちていくクライマックスは、ゾンビ映画の残酷美を極めた名シーンとして名高い。

ローズ大尉がゾンビの大群の餌食となっていくシーンで使用された豚の内臓は、クリスマス休暇による撮影中断中は冷蔵庫に保管されていたが、何者かが誤って電源を切ったため、撮影再開時には腐ってしまっていた。代わりを用意する時間がなかったため、撮影はそれを使って行われた。異臭を放つ内臓を目の前に置かれたローズ大尉役のジョセフ・ピラトーは、酸素マスクを使って呼吸しながら撮影に臨んだ。

引用元: ウィキペディア(Wikipedia)『死霊のえじき』

『バタリアン リターンズ』 / 既存のコミカル路線から一転し、シリアスなタッチで美女ゾンビを巡る愛を描く。悲劇の女ゾンビ・ジュリーの妖艶かつ衝撃的なボディ・ピアッシングがファンに強烈な印象を残した。

『バタリアン リターンズ』 / 既存のコミカル路線から一転し、シリアスなタッチで美女ゾンビを巡る愛を描く。悲劇の女ゾンビ・ジュリーの妖艶かつ衝撃的なボディ・ピアッシングがファンに強烈な印象を残した。バタリアン リターンズ(RETURN OF THE LIVING DEAD III)は、1993年公開のアメリカのゾンビ・ホラー映画。日本では劇場未公開の「バタリアン」シリーズ第3作。「ゾンビ版ロミオとジュリエット」とでも呼ぶべき恋愛ものの要素を加え、かつてないゾンビ・スプラッター映画を創り上げた。

前作までとは一別し、ラブロマンス風に仕上げている。コメディ要素が抑えられ、恋愛要素を盛り込んだシリアス路線となるなど、以前の作品とは一線を画したものとなっている。

事故で即死させてしまった恋人をゾンビにして蘇らせた若者が、悲惨な結末を迎えることに……。

カート・レイノルズは恋人であるジュリー・ウォーカーをバイク事故で亡くしてしまう。カートの父は軍の研究施設で働いており、そこでは死体をゾンビ化させる物質・トライオキシンを兵器として転用する研究を行っていた。その事を知るカートは施設に忍び込み、トライオキシンを使ってジュリーを蘇生させるが、蘇ったジュリーは人を襲い出してしまう……。

「 外骨格の装着 」を 完了した ゾンビ・リバーマン。軍人・シンクレア は、「 ゾンビの兵器化 」を計画 している、マッド・サイエンティスト。「 外骨格の装着 」を 完了した ゾンビ・リバーマン。

ゾンビ化する恋人ジュリーに扮するミンディ・クラークの衝撃的ボディ・ピアッシングも必見。妖艶かつ衝撃的な姿がファンに強烈な印象を残した。

ゾンビ化する恋人ジュリーに扮するミンディ・クラークの衝撃的ボディ・ピアッシングも必見。妖艶かつ衝撃的な姿がファンに強烈な印象を残した。絶望的な飢えを忘れさせてくれるのは苦痛(ペイン)だけ・・・悲劇の女ゾンビ、ジュリー。痛みが空腹をやわらげる。

他のバタリアンと違って自我を保っているものの、体温が無く心臓が止まっている他、「人を喰らいたい」という空腹感に襲われて、身も心も怪物と化してしまう。

『バタリアン リターンズ』のジュリー・ウォーカーは、人間と絆を結んだ美女ゾンビ。カートを食べないように、自分を傷付けるジュリーの葛藤シーン。痛みで自我を保つ。『バタリアン リターンズ』のジュリー・ウォーカーは、人間と絆を結んだ美女ゾンビ。カートを食べないように、自分を傷付けるジュリーの葛藤シーン。痛みで自我を保つ。自らの肉体を傷つけ感じる苦痛によって人間性を保とうとするその姿は痛々しくも美しい。

蘇生後は生前のバカップルぶりが鳴りを潜め、人間でなくなった疎外感や理性を失う不安に苛まれ、行く先々で衝動的に人間を襲いかかる有様。

その後、痛みによってかろうじて食欲を抑えることが出来ると気付き、途中から自傷行為を繰り返していた。だが、それが次第にエスカレートしていき、最終的にはボディピアスのようにガラスや金属片を全身に突き刺し、ヘルレイザーを彷彿させるような文字通り痛々しい外見へと変貌してしまう。

最後にカート・レイノルズは、ゾンビのジュリー・ウォーカーと炎で心中する悲恋の物語。カートもゾンビ化が進行する…。

「行こう」「二人の世界へ」

最後にカート・レイノルズは、ゾンビのジュリー・ウォーカーと炎で心中する悲恋の物語。

デモンズ’95(1994年) / ダークかつスタイリッシュな映像美。全ては精神を冒されたフランチェスコの幻想なのだろうか?ヒロインの美しさも魅力。

スーパーモデル出身のアンナ・ファルチが、一人三役のファムファタル的ヒロイン役を演じる。スーパーモデル出身のアンナ・ファルチが、一人三役のファムファタル的ヒロイン役を演じる。

デモンズ’95(原題:Cemetery Man/Dellamorte Dellamore)は、1994年のイタリア・フランスのオカルト・ゴジックホラー映画。カルトなダークファンタジー映画。90年代のホラー映画を代表するイタリアン・ゾンビの隠れた傑作。墓地管理人の青年が、墓場より蘇ったゾンビと肉体と精神の両面で対抗し、「死と愛」の渦巻く悪夢に苦悩する姿を描いた異色ホラー。「デモンズ」シリーズとは全く別物の別個の独立した作品。ダリオ・アルジェントの弟子であるミケーレ・ソアヴィ監督の作品なので耽美的で退廃的なビジュアルホラーとしての完成度は高い。

孤独な墓守青年フランチェスコ(R・エヴェレット)の管理する共同墓地で、突然、死者たちが甦り始めた。彼らに安らかな眠りを与えるため、助手のナギ(F・H・ラザロ)を引き連れ、殺戮に明け暮れるフランチェスコ。そんな彼の前に、夫を亡くしたミステリアスな美女が現れる。互いの喪失感を埋めるように体を重ね合う二人。だが彼女は墓場から這い出したゾンビに襲われ、
無残にも噛み殺されてしまった。

主人公のフランチェスコと夫を亡くした美女(演:アンナ・ファルチ)は、亡くなった旦那の墓前で不謹慎にもセックスをする。騎乗位で夢中になっているところに、ゾンビとなった旦那が襲い掛かる。主人公のフランチェスコと夫を亡くした美女(演:アンナ・ファルチ)は、互いの喪失感を埋めるように体を重ね合う。亡くなった旦那の墓前で不謹慎にもセックスをする。騎乗位で夢中になっているところに、ゾンビとなった旦那が襲い掛かる。ジャッロのようなイタリア・ホラーらしくセックス&バイオレンスな展開も。彼女は亡くなった旦那のゾンビの餌食となり、生ける死者の仲間入りをする。ミステリアスな美女(アンナ・ファルチ)は亡くなった旦那のゾンビの餌食となり、生ける死者の仲間入りをする。

フランチェスコもゾンビと化した彼女に噛まれ生と死をさまよう。幻想の中で彼女と同じ顔の女性に手痛くフラれ精神を犯された彼はやがて殺人を繰り返す。幻想の中で彼女と同じ顔の女性に手痛くフラれ精神を犯された彼はやがて殺人を繰り返す。幻想の中で彼女と同じ顔の女性に手痛くフラれ精神を犯された彼はやがて殺人を繰り返す。

生首だけのゾンビ女性生首だけのゾンビ女性は話題に。

生首だけのゾンビ女性

死神…精神を侵され始めたフランチェスコに「生ある者を殺せ」と、死の声が毎夜囁く。死神…精神を侵され始めたフランチェスコに「生ある者を殺せ」と、死の声が毎夜囁く。

全編を通じてエログロ要素、ブラックユーモア、耽美的で幻想的なダークファンタジー・怪奇譚が描かれる。ヒロインの美しさがもたらした功績も大きい。

フランチェスコは、ナギと共に村を去る決意をする。フランチェスコは、生と死について限りない自問自答を繰り返すのだった。

ラストではスノードームのような箱庭の世界に閉じ込められているシュールかつ幻想的な世界観の演出がなされた(主人公たちは、外の世界へ逃げることが許されていなかった。)。シュールなゾンビ映画の傑作らしい幕引き。ヨーロッパ世紀末のオカルト的世界観をビジュアライズしている。

錯綜する現実と幻影。全ては精神を冒されたフランチェスコの幻想なのだろうか?

ザ・コンヴェント(2000年) / 蛍光ゾンビが暴れ回るスプラッター・アクション・ホラー・コメディ。

ザ・コンヴェント(原題:THE CONVENT)は、1999年製作・2000年公開のアメリカの映画。別題は、ザ・コンヴェント 死・霊・復・活(DVD題)。蛍光ゾンビが暴れ回るスプラッター・アクション・ホラー・コメディ。
最初に死霊化するオカルト好きのゴスロリ娘のモー。最初に死霊化するオカルト好きのゴスロリ娘のモー。
最初に死霊化するオカルト好きのゴスロリ娘のモー。悪魔崇拝者の4人に拉致され魔法陣の上で生贄にされる。ゴスロリ娘のモーは、サタニスト(悪魔主義者)・悪魔崇拝者の4人に拉致され魔法陣の上で生贄にされる。封印されていた悪魔が甦る。
刺されて死亡したゴスロリ娘は蛍光ゾンビになって蘇る。悪魔の復活のための生贄として刺されて死亡したゴスロリ娘のモーは、蛍光ゾンビになって蘇る。

少女・クリスティーンのショットガンによって惨殺された尼僧たちが、40年の時を経てゾンビとして復活した。死霊化するとシスター服を着た尼僧ゾンビになる。少女・クリスティーンのショットガンによって惨殺された尼僧たちが、40年の時を経てゾンビとして復活した。死霊化するとシスター服を着た尼僧ゾンビになる。

少女・クリスティーンのショットガンによって惨殺された尼僧たちが、40年の時を経てゾンビとして復活した。廃墟だった修道院に忍び込んだ学生たちが、次々と襲われていく。彼女たちを闇へと葬るため、クリスティーンが再び修道院へと訪れる。

【ストーリー】
40年前、少女クリスティーンが起こしたむごたらしい大量殺人事件により閉鎖された修道院。廃墟となったその修道院にある日、数人の大学生が侵入し、気づかぬうちに邪悪な死霊を呼び覚ましてしまう。死んだ尼たちの不気味な死霊が目を覚まし、新鮮な「生肉」に猛然とむさぼりつく。残虐極まる大量の蛍光ゾンビにまったく無力な若者達。最後の一人となった少女クラリッサに魔の手が伸びようとした時、突如武装した女性が現われた! そう40年前のあの日のように……。

『バイオハザード』(2002年) / 2000年代のホラー系ヒロイン・アクション映画の代表格。

アリス・アバーナシー(Alice Abernathy)は、カプコンの実写映画『バイオハザード』シリーズの主人公。T-ウィルスの開発者の娘であるアリシア・マーカスのクローン(そのため幼少期の記憶がない)。アリス・アバーナシーは偽名であり、本名はジェイナス・プロスペロー (Janus Prospero) 。元アンブレラ社特殊部隊員であり、当時から高い戦闘能力を持っていた。21世紀になるとゾンビ映画がホラー映画の主流となる。中でも世界的に大ヒットしたのは、『バイオハザード』。ウィルス感染したアンデッド(=ゾンビ)と戦うゾンビ・ウィルス・パンデミック・ホラーアクション映画。

アリス・アバーナシー(Alice Abernathy)は、カプコンの実写映画『バイオハザード』シリーズの主人公。T-ウィルスの開発者の娘であるアリシア・マーカスのクローン(そのため幼少期の記憶がない)。アリス・アバーナシーは偽名であり、本名はジェイナス・プロスペロー (Janus Prospero) 。元アンブレラ社特殊部隊員であり、当時から高い戦闘能力を持っていた。

『バイオハザード』 (Resident Evil) は、2002年公開のアメリカ・イギリスの合作映画。日本のゲームメーカーであるカプコンのゲームソフト『バイオハザード』を原案とした、サバイバルアクションホラー映画である。2000年代のホラー系ヒロイン・アクション映画の代表格。

元来ゾンビ映画は、カニバリズム描写などの残虐なスプラッター描写が満載になるところを、『バイオハザード』に関しては、残酷描写を極力抑えめにして(際立った残酷描写は「レーザー・トラップ」など)、ゲームのようなスピーディーな展開にして、美貌のヒロインのアリスのサバイバル・アクションとしての比重を高くしている。レイン・オカンポ(Rain)レイン・オカンポ(Rain)は、アンブレラ社特殊部隊女性隊員。アリスとは戦友の様な絆で結ばれていく。劇中中盤でT-ウイルスに感染する。その後もアリスらと行動を共にし、抗ウィルス剤を投与されるも間に合わずゾンビ化し、マットの手で射殺される。

レーザートラップとは、映画版「バイオハザード」に登場する警備システムのこと。みんなのトラウマとして語り草になっている。レーザートラップとは、映画版「バイオハザード」に登場する警備システムのこと。みんなのトラウマとして語り草になっている。

レーザートラップによって特殊部隊が全滅する。唯一生き残った隊長は3回目のトラップに挑むも、3回目はなんと逃げ場のない網目状のレーザーでそのままその隊長の体は細切れになってしまう…(通称、サイコロステーキ)。この場面は仲間や多くの視聴者に衝撃を与え、心にトラウマを植えつけた。レーザートラップによって特殊部隊が全滅する。唯一生き残った隊長は3回目のトラップに挑むも、3回目はなんと逃げ場のない網目状のレーザーでそのままその隊長の体は細切れになってしまう…(通称、サイコロステーキ)。この場面は仲間や多くの視聴者に衝撃を与え、心にトラウマを植えつけた。

「バイオハザード」シリーズ

2作目、3作目になるにつれ、暴力描写や残酷描写がエスカレートしてきた。シリーズ化でホラー・ファンに浸透していった。

  • 『バイオハザードII アポカリプス』
  • 『バイオハザードIII』
  • 『バイオハザードIV アフターライフ』
  • 『バイオハザードV リトリビューション』
  • 『バイオハザード: ザ・ファイナル』

2000年代のアクション・ゾンビ

『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)

『ドーン・オブ・ザ・デッド』(原題:Dawn of the Dead)は、2004年にアメリカ合衆国で製作されたホラー映画。『ドーン・オブ・ザ・デッド』(原題:Dawn of the Dead)は、2004年にアメリカ合衆国で製作されたホラー映画。(原題は同じ)ゾンビ(1978年)をリメイク。「走るゾンビ」という新たな設定により、1978年のオリジナルとは違ったサバイバルアクションとなっている。オリジナルファンをも唸らせる残酷描写とスタイリッシュな映像が見どころだ。ゾンビとの死闘と終末へ突き進む人類の姿をスピーディーに描く。猛ダッシュするゾンビとの息つけぬ攻防戦。魅せるエンディングは傑作。大型ショッピングモール「クロスロード・モール」に立て籠る生存者たち。大型ショッピングモール「クロスロード・モール」に立て籠る生存者たち。

当初は主人公の看護師アナ・クラーク、黒人の警察官ケネス・ホールをはじめとする外部から来た5人とCJ率いる3人の警備員がモールに立て籠もる。

その後、フォート・パスター基地から逃げてきた6人の生存者とモール地下駐車場で出会った犬のチップスが加わり、14人と1匹になるが、その途中で生存者が次々と命を落としていく。モールの向かいにある「アンディ・ディアヘッド銃砲店」の店主のアンディ。日にちが経つにつれ食料が尽き、ケネスらのアイディアでチップスに食料を運ばせるが、チップスを店内に入れた際にゾンビが侵入して咬まれ、そのままゾンビ化してしまい、ニコールの救出に来たケネスに射殺される。 アンディは、ケネスと意気投合し、互いにチェスの愛好家と知ってからは、ホワイトボードで互いの駒を伝え合う回りくどい方法ながらもチェスを楽しんでいた。 アンディと仲の良かったケネスがゾンビ化したアンディの頭を吹き飛ばし止めを刺した。

クルーザーに向かう直前にはCJとマイケルが犠牲となり、最終的にはアナ、ケネス、テリー、ニコール、チップスの4人と1匹が生き残った。

CJは、アナたちと序盤は敵対していたが中盤以降は、男前の戦闘隊長並みに活躍。最後は、大勢のゾンビを道連れに自爆した。死を覚悟したCJは、ダイナマイトに火をつけた後に、プロパンガスを銃撃し大爆発…数多くのゾンビを道連れにした。CJは、アナやケネスたちと序盤は敵対していたが中盤以降は、頼もしい男前の戦闘隊長並みに活躍。最後は、大勢のゾンビを道連れに自爆した。

終盤で生存者を逃がすための時間稼ぎを率先して担当し、陽動に乗ってきたゾンビたちを大量のダイナマイトとプロパンガスを用いた自爆に巻き込んで死亡する。
アナと恋仲になるが、終盤にてアナを助ける際にゾンビに咬まれ、クルーザーに乗らず、一人湖畔で朝日を眺めながら自ら命を絶つ。マイケル・ショーネシーは、アナと恋仲になるが、終盤にてアナを助ける際にゾンビに咬まれ、クルーザーに乗らず、一人湖畔で朝日を眺めながら自ら命を絶つ。

エンディングではたどり着いた島でゾンビの群れに襲われ、応戦した後の生死・消息は不明となっている。しかし、エンディングではたどり着いた島でゾンビの群れに襲われ、応戦した後の生死・消息は不明となっている。

『ワールド・ウォーZ』(2013年)

『ワールド・ウォーZ』(World War Z)は、2013年公開のマーク・フォースター監督、マシュー・マイケル・カーナハン(英語版)脚本のアメリカのゾンビ・アクション映画。日本では劇場公開に際し、本作がゾンビ映画であることは極力伏せる方針が取られ、「主人公がウイルスによる世界の終末的なパニックに立ち向かう」という内容が強調されて宣伝された。


『ワールド・ウォー Z』予告編
中国僻地で発生した謎のウィルスが人類を滅亡へと追いやる──ブラッド・ピット製作・主演、文明への警鐘を鳴らすパニック大作。

新世代ゾンビ(新しいフォーマットのゾンビ映画)

ゾンビ・ラブコメやPOV(主観撮影)方式のモキュメンタリーなど新しいフォーマットのゾンビ映画も生まれ続けている。

『28日後…』(2002年) / 疾走するゾンビが誕生。死のウィルスにより廃墟になった世界での生き残りを描く新感覚バイオ系サバイバル・ホラー。


『28日後…』(原題:28 Days Later)は、2002年製作のイギリスのSFホラー映画。若者に絶大な支持のあるダニー・ボイル監督が人類滅亡を描くゾンビ・アクション映画に挑戦した。人間を凶暴化させるウイルスが蔓延し、感染者が人々を襲ったために壊滅状態になったロンドンを舞台に、生き残った人々のサバイバルを描く。

「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督が放つ新感覚バイオ系サバイバル・ホラー。

怒りを抑制する薬を開発中のとある霊長類研究所。ある夜、精神を冒し即効性の怒りを発するウィルスに感染している実験用チンパンジーが、侵入した動物愛護活動家たちによって解放されてしまう。その直後、活動家の一人がチンパンジーに噛まれて豹変、仲間に襲い掛かる…。そして28日後。交通事故で昏睡状態に陥っていた自転車メッセンジャーのジムは、ロンドン市内の病院の集中治療室で意識を取り戻す。ベッドから起き廊下をさまようジムだったが、院内にはまったく人の気配がなかった。人の影を求めて街へ飛び出したジムは、そこで驚くべき光景を目にする…。

俊敏に動く、疾走するゾンビが誕生する。『28日後…』の大ヒット以降、ゾンビは俊敏というパタンの映画が多くなった。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年) / 「ロマンティック・ゾンビ・コメディ」ブームのさきがけ

母との関係がうまくいかず、パブに入り浸る自堕落な生活を送るショーンは、恋人に振られたことをきっかけに更正を決意する。しかし、突如として死者が甦り彼を襲い始めてしまう。母との関係がうまくいかず、パブに入り浸る自堕落な生活を送るショーンは、恋人に振られたことをきっかけに更正を決意する。しかし、突如として死者が甦り彼を襲い始めてしまう。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(Shaun of the Dead)は2004年に製作されたホラー映画。監督はエドガー・ライト。ゾンビ映画の金字塔『ゾンビ』(原題: Dawn of the Dead)をパロディにした作品。ゾンビ・コメディの『ショーン・オブ・ザ・デッド』の大ヒットがきっかけで、「ロマンティック・ゾンビ・コメディ」と呼ばれるゾンビをテーマにしたコメディ映画が各国でブームとなった。

舞台はイギリス。恋人のリズに振られて落ち込んでいるショーン。だがそんな時になんと死人たちがよみがえって街はゾンビだらけに。そこでショーンはリズをゾンビたちの手から救い出し、愛を取り戻そうと決意するが…。人間と絆を結んだゾンビとして人気の『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエド人間と絆を結んだゾンビとして人気の『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエド

『ランド・オブ・ザ・デッド』(2005年) / 富裕層と貧困層に分かれた人類に、進化したゾンビが襲いかかる。

『ランド・オブ・ザ・デッド』 / 富裕層と貧困層に分かれた人類に、進化したゾンビが襲いかかる。『ランド・オブ・ザ・デッド』(Land of the Dead)は、ジョージ・A・ロメロ監督によるサバイバルホラー映画。

“ゾンビ”の生みの親ジョージ・A・ロメロ監督が、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「ゾンビ」「死霊のえじき」の三部作に続く新たなるゾンビ映画として放つ衝撃のサバイバル・ホラー。ゾンビで溢れた近未来の地球を舞台に、高層ビルの中で安全に暮らす裕福な支配者層と常に死の恐怖に怯えて生きる貧困層、そしてより“進化”したゾンビの三者による三つ巴の戦いが妥協のない演出で描かれてゆく。

ある日突然、謎の原因で死者が甦り、人間を襲ってはその新鮮な肉に喰らいつく。襲われた人間もまた生ける屍=ゾンビとなり果てしのない増殖を繰り返し、もはや生き残った人間はごく少数にまで減っていた。人間たちは二つの川に挟まれた土地に要塞都市を築きゾンビの侵入に怯えながら生活していた。そんな中にあって都市の中心にそびえる高層ビルでは一部の金持ちと権力者が贅の限りを尽くした優雅な暮らしを満喫していた。彼らは高級な生活を維持するために傭兵軍を組織し、都市の警備と、外の世界から物資を調達してくる任務に当たらせていた。ところが、こうした生活に不満を抱く人間が一部に出始める一方、ゾンビの中にもある驚くべき変化が起こっていた。

『ランド・オブ・ザ・デッド』のビッグ・ダディは、自我と感情を持つゾンビ。仲間のゾンビに対して慈愛の精神を持つ。小銃で人間を銃撃する、川底を歩いて渡る、炎を武器として利用するなど高い知性を持つ。『ランド・オブ・ザ・デッド』のビッグ・ダディは、自我と感情を持つゾンビ。仲間のゾンビに対して慈愛の精神を持つ。小銃で人間を銃撃する、川底を歩いて渡る、炎を武器として利用するなど高い知性を持つ。

ピッツバーグの近隣の街ユニオンタウンではビッグ・ダディをリーダーとするコミュニティが形成されている。ピッツバーグ近隣の街ユニオンタウンに住むゾンビ達のリーダー的存在。主人公のチョロ・デモーラは、逃げようとした本作の悪役である街の支配者のポール・カウフマンの前にゾンビ化して現れ、彼を道連れにしてビッグ・ダディの手によって爆殺された。主人公のチョロ・デモーラは、逃げようとした本作の悪役である街の支配者のポール・カウフマンの前にゾンビ化して現れ、彼を道連れにしてビッグ・ダディの手によって爆殺された。

カウフマンの車が停まる駐車場に給油パイプを見つけ、自分がかつて行っていたことはガソリンの給油であったと気付くビッグダディ。あたりをガソリンで満たした彼はそこへ火を投げ込み駐車場は爆発。その場でもみ合っていたゾンビ化したチョロと街を牛耳るカウフマンは爆散する。

プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年)

ゾンビたちが次々と人々を襲う中、片足がM16マシンガンになっている人気ストリッパーのチェリー(ローズ・マツゴーワン)が立ち上がる。ゾンビたちが次々と人々を襲う中、片足がM16マシンガンになっている人気ストリッパーのチェリー(ローズ・マツゴーワン)が立ち上がる。

『プラネット・テラー in グラインドハウス』(原題:Planet Terror)は、2007年のアメリカ合衆国のゾンビ・アクション・ホラー映画。

ダンサーのチェリーはゾンビに片足を食われるが、義足代わりにマシンガンを装着。追っ手の米兵やゾンビたちに戦いを挑む。ダンサーのチェリーはゾンビに片足を食われるが、義足代わりにマシンガンを装着。追っ手の米兵やゾンビたちに戦いを挑む。

【ストーリー】
テキサスの田舎町。軍事基地で極秘裏に実験が行われていた生物化学兵器が流出・拡散、そのガスを浴びた人々が次々と凶暴なゾンビへ姿を変えていく。一方、ゴーゴーダンサーをしていたチェリーは、ゾンビ化した人間に右脚を喰いちぎられてしまう。彼女は元カレ、レイの助けを借り、木製テーブルの脚を義足代わりにして逃げ延びる。やがてチェリーは失われた脚にマシンガンを装着、次々と襲いかかるゾンビや兵士に向けて怒りの弾丸をブッ放すのだった…。軍の部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)のゾンビ化。軍の部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)のゾンビ化。

『REC/レック』(2007年)

『REC/レック』(原題:[Rec])は、2007年にスペインで公開されたゾンビ・ホラー映画。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』と同じく、全編ビデオカメラを用いた主観撮影によるモキュメンタリー作品で、本国スペインでは大ヒットを記録した。本作は感染を題材にしているが、単なる病原菌のウイルスではなく、古来よりの悪魔憑きの原因生物由来の感染症として描かれている。そのため、噛まれた者がゾンビのように他人を襲い噛み付くシーンが含まれるが、臓器を食べる要素は含まれない。


REC/レック 予告編

一軒のアパートが突然惨劇の場と化す戦慄のスペイン製パニック・ホラー。主人公の女性レポーターが取材現場で人間を凶暴化させる伝染病の恐怖に巻き込まれるさまを、手持ちカメラによる主観映像でリアリスティックに描く衛生士は、アパートの住人の少女・ジェニフェルが飼っていた犬に未知の病原菌が感染したと話す。その場にいた少女・ジェニフェルは母親の顔に血を吐き、警官に襲いかかった。感染者は時間を追うごとに増加、残忍な生物へと変貌する。衛生士は、アパートの住人の少女・ジェニフェルが飼っていた犬に未知の病原菌が感染したと話す。その場にいた少女・ジェニフェルは母親の顔に血を吐き、警官に襲いかかった。感染者は時間を追うごとに増加、残忍な生物へと変貌する。少女・ジェニフェルは残忍な生物へと変貌する少女・ジェニフェルは残忍な生物へと変貌する。ゾンビ化したジェニフェルはトラウマキャラ。

『アイ・アム・レジェンド』(2007年) / 古典的傑作『地球最後の男』をウィル・スミス主演で映画化したSFアクション。

『アイ・アム・レジェンド』 / 古典的傑作『地球最後の男』をウィル・スミス主演で映画化したSFアクション。『アイ・アム・レジェンド』(I Am Legend)は、2007年に製作された、ワーナー・ブラザース製作のSFサバイバルアクション映画。

リチャード・マシスンの古典的傑作『地球最後の男』をウィル・スミス主演で映画化したSFアクション。地球規模の災厄によって人類が絶滅してしまった近未来を舞台に、世界でただひとり生き残った科学者の主人公が、孤独なサバイバルを続けながら人類再生への可能性を探る姿を描く。

012年。廃墟と化したマンハッタンを、赤いムスタングが駆け抜けてゆく。運転しているのはロバート・ネビル(ウィル・スミス)、助手席には愛犬サムがいる。…3年前、ガン細胞を撲滅するため開発されたウイルスの暴走によって人類は滅亡の危機に瀕してした。ネビルの妻と娘も、その犠牲となった。ウイルスの感染者は凶暴化したダーク・シーカーとなり、太陽の光を避けながら闇の世界に蠢いている。ネビルは要塞化させた自宅の地下にある研究室で、生体実験を繰り返しながら抗体ワクチンの完成に勤しんでいた。ただひとりの生存者かもしれないネビルは、同じように免疫を持って生き延びている者の存在を信じて、ラジオ放送で自身のメッセージを流し続けている。

劇場公開版のエンディングでは、ウィル・スミス演じるロバート・ネヴィルは亡くなっています。

研究の成果が出たと知ったロバート・ネビルは、アナに血清を託し、安全な小部屋へ避難させ、自分はダークシーカーのボスのアルファ・メイルと共に爆死しました。ロバート・ネビルはダーク・シーカーを人間に戻す薬の開発により、伝説の人となった。

『アイ・アム・レジェンド 別エンディング』 / 劇場版とは異なるもうひとつの別エンディングが存在。ダーク・シーカーは、ただの怪物ではなく、人の心が残っている…。

『アイ・アム・レジェンド 別エンディング』のダーク・シーカーたちのリーダー格の男「アルファ・メイル(alpha male)」『アイ・アム・レジェンド 別エンディング』のダーク・シーカーたちのリーダー格の男「アルファ・メイル(alpha male)」は、自我と感情を持つゾンビの代表格の一人。

ダーク・シーカーは、ただの怪物ではなく、人の心が残っていることをそこで知るのだった…本当にひどいのは、ダーク・シーカーではなく、彼らを実験の道具にしていた自分であった事に、ロバート・ネヴィルは気が付いたのだ。そして、ロバート・ネヴィル、アナとイーサンは、車でまだ見ぬ生存者を見つけるため、17号線を北上する…。

『ゾンビランド』(2009年)

ゾンビとの戦いを軸に、娯楽映画の要素をふんだんに盛り込んだホラーコメディ。ウイルス感染により人類の大半が人喰いゾンビとなった世界。偶然知り合った4人の男女が、ゾンビがいないと噂される遊園地を目指して決死のサバイバルを繰り広げる。ゾンビとの戦いを軸に、娯楽映画の要素をふんだんに盛り込んだホラーコメディ。ウイルス感染により人類の大半が人喰いゾンビとなった世界。偶然知り合った4人の男女が、ゾンビがいないと噂される遊園地を目指して決死のサバイバルを繰り広げる。

『ゾンビランド』(Zombieland)は、2009年のアメリカ映画。ゾンビ・コメディ映画。娯楽映画の要素をふんだんに盛り込んだホラーコメディ。ウイルスで人類の大半がゾンビになった世界。偶然知り合った4人の男女が、ゾンビが居ないと噂される遊園地を目指して決死のサバイバルを繰り広げる。

新型ウイルスの爆発感染で人類の大半が人喰いゾンビになってしまった世界で、引きこもり青年のコロンバスは、“生き残るための32のルール”を作り実践して生き延びてきた。両親の住むコロンバス州オハイオへ向かっていたコロンバスは、最強のハンターのタラハシー、美人詐欺姉妹ウィチタとリトルロックと出会い、ゾンビがいないと噂されるロサンゼルス郊外にある遊園地“パシフィックランド”を目指すことにする。

『ゾンビランド:ダブルタップ』予告2 2019年11月22日 (金) 全国ロードショー
『ゾンビランド:ダブルタップ』(Zombieland: Double Tap) は、2019年のアメリカ映画。2009年に公開された『ゾンビランド』の続編。全米公開は2019年10月18日、日本公開は2019年11月22日を予定している。パシフィック・プレイランドでのゾンビとの対決から10年後、ゾンビはさらに進化していた。コロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックは73まで増えたルールでゾンビ社会を生き抜き、新たな生存者や“ファミリー”になる困難と立ち向かいながら、アメリカの中心地を目指す。

処刑山 デッドスノウ(2009年)

バカンスを楽しもうと冬山へ出掛けた8人の医学生たちが、第二次世界大戦末期に極悪非道の限りを尽くしたナチス兵軍団をよみがえらせてしまい、血で血を洗う死闘を繰り広げる残虐ホラー。バカンスを楽しもうと冬山へ出掛けた8人の医学生たちが、第二次世界大戦末期に極悪非道の限りを尽くしたナチス兵軍団をよみがえらせてしまい、血で血を洗う死闘を繰り広げる残虐ホラー。

『処刑山 -デッド卐スノウ-』は、2009年のノルウェーのゾンビ映画。『キル・ビル』のパロディ映画で注目を浴びた若手映画監督のトミー・ウィルコラが手掛けるホラー映画。ゾンビと化したナチスの残党の恐怖を描いた、ノルウェー発のスプラッターホラー。

「処刑山 -デッド・スノウ-」は、ハードな残酷描写の乱れ打ちでゾンビ映画の系譜に新機軸を打ち出す。「処刑山 -デッド・スノウ-」は、ハードな残酷描写の乱れ打ちでゾンビ映画の系譜に新機軸を打ち出す。

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年)

『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』は、ノルウェーの鬼才トミー・ウィルコラによるゾンビホラー「処刑山 デッド卍スノウ」の続編。『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』は、ノルウェーの鬼才トミー・ウィルコラによるゾンビホラー「処刑山 デッド卍スノウ」の続編。

カルト的な人気を誇る傑作ゾンビコメディ『処刑山 デッドスノウ』(2009)の続編『DEAD SNOW 2: RED VS DEAD DVD』(2014)が、待望の日本上陸! 邦題『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』として、2020年1月よりスタートする特集上映『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映される。

【ストーリー】
仲間やガールフレンド、さらには自分の右腕を失い悪夢のような一夜を過ごしたマーティン。奇跡的に一命を取り留めたが、病院で目を覚ますとゾンビの腕が移植されてしまっていた……。マーティンに移植された腕はナチゾンビ軍団のリーダーであるヘルツォーク大佐のものであり、コントロール出来ずに殺戮を繰り返してしまう。が、次第に腕に宿るパワーを使いこなし、アメリカのゾンビ専門家『ゾンビスクワッド』と共にナチゾンビ軍団へ復讐を開始する!

ゾンビアス(2011年)

子役時代に出演したNHK教育「天才てれびくん」で知られ、現在は女優・モデルとして活動する中村有沙が、汚物まみれのゾンビと戦う女子高生役を熱演。子役時代に出演したNHK教育「天才てれびくん」で知られ、現在は女優・モデルとして活動する中村有沙が、汚物まみれのゾンビと戦う女子高生役を熱演。

ゾンビアス(原題:ZOMBIE ASS: TOILET OF THE DEAD)は、2011年の日本のゾンビ映画。「片腕マシンガール」「富江アンリミテッド」「電人ザボーガー」などで知られる井口昇監督が手がけた異色ゾンビ映画で、恐ろしい寄生虫により誕生した排泄物まみれのゾンビ=ウンデッドが、キャンプを楽しみにやってきた若い男女を襲う様子を描いたショッキングホラー。

キャンプにやって来た女子高生・恵たちに、パラサイトに寄生された汚物まみれのゾンビ“ウン・デッド”が襲い掛かる。美少女たちによる体当たりの下ネタも満載。キャンプにやって来た女子高生・恵たちに、パラサイトに寄生された汚物まみれのゾンビ“ウン・デッド”が襲い掛かる。美少女たちによる体当たりの下ネタも満載。

【ストーリー】
妹の死から立ち直れずにいる女子高生の恵(中村有沙)は、先輩の亜矢(菅野麻由)に誘われ、真希(護あさな)、タケ(岸健太朗)、直井(ダニー)とキャンプへ出かけることに。すると旅先の山中で彼らの前に奇声を上げる不気味な男が登場。危険を感じた5人は急いで近くの村に逃げ込むが、なんとそこにはパラサイト(寄生虫)に寄生されたウ○チまみれのゾンビ“ウン・デッド”たちが!次々襲いかかって来るウン・デッド相手に果たして生きて帰ることはできるのか!?

『ムカデ人間』をオマージュしているシーン。『ムカデ人間』をオマージュしているシーン。

『ウォーム・ボディーズ』(2013年)

ニンゲンに恋をしたイケメンゾンビの一途で不器用な恋の行方を描くゾンビラブコメディ。ある日、襲撃するはずの人間の女の子・ジュリーにひと目惚れしてしまったゾンビ男子・R。次第にジュリーも心を開き始めるが…。ニンゲンに恋をしたイケメンゾンビの一途で不器用な恋の行方を描くゾンビラブコメディ。ある日、襲撃するはずの人間の女の子・ジュリーにひと目惚れしてしまったゾンビ男子・R。次第にジュリーも心を開き始めるが…。

『ウォーム・ボディーズ』(原題:Warm Bodies)は、2013年のアメリカ合衆国の恋愛・ゾンビ・コメディ映画。


『ウォーム・ボディーズ』予告編(HD)

STORY:ゾンビと人間が敵対する近未来―。
ゾンビ男子〝R″は、ある日、襲撃するはずのニンゲン女子〝ジュリー″に一目ぼれ、助けてしまう。最初は恐れをなし、徹底的に拒絶していたジュリーも、Rの不器用全開な純粋さや優しさに次第に心を開き始める。出会ってはいけなかった、けれど、うっかり出会ってしまった二人の恋。それは、最終型ゾンビの”ガイコツ軍団”、そしてニンゲンたちのリーダーであるジュリーの父親にとっても許されることではなかった!彼らの恋は、ゾンビの死に絶えた”冷たい”ハートを打ち鳴らすことができるのか!?終わりかけている世界に、もう一度”温かな”希望をよみがえらせることができるのか!?

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)

『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、2016年の韓国のアクションホラー映画。監督はヨン・サンホ。2017年9月1日には日本で劇場公開された。

時速300キロメートル以上で走行中の高速鉄道の車内を主な舞台として、ゾンビのパンデミックによる恐怖と、それに巻き込まれた人々の人間模様を描く。

口から血をまき散らし、全速力で追いかけてくる感染者軍団…。とにかく逃げて逃げて逃げる、それしか道はない。口から血をまき散らし、全速力で追いかけてくる感染者軍団…。とにかく逃げて逃げて逃げる、それしか道はない。

ソウル発プラン行きの高速鉄道KTXで突如起こった謎の感染爆発。列車内で凶暴化する感染者たち―乗り合わせたのは、妻のもとへ向かう父と幼い娘、出産間近の妻と夫、そして高校生の恋人同士…彼らは終着駅にたどり着くことができるのか―?目的地まであと2時間、絶体絶命のサバイバルが今はじまる!

ソウル発プラン行きの高速鉄道KTXに、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた。有名な一人目の女性感染者(ゾンビ変異者)。

1人の女性感染者が発車寸前に高速鉄道KTXの車内に飛び乗ったことから、車内は地獄絵図に…。1人の女性感染者が発車寸前に高速鉄道KTXの車内に飛び乗ったことから、車内は地獄絵図に…。発車直前に異様な様子で駆け込み倒れていた女が、介抱しようとした乗務員のミンジにゾンビのごとく襲いかかる事態が発生する。

恐るべき感染パニックが発生するきっかけとなる謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた。恐るべき感染パニックが発生するきっかけとなる謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた…。 病原体の潜伏期間は異常に短く、かまれたらすぐに凶暴化! 無差別に人間を襲い始める病原体の潜伏期間は異常に短く、かまれたらすぐに凶暴化! 無差別に人間を襲い始める 病原体に冒されると、人としての正常な思考が失われ、他の人間に襲いかかる凶暴な殺りく者と化す。病原体に冒されると、人としての正常な思考が失われ、他の人間に襲いかかる凶暴な殺りく者と化す。

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