宇宙戦艦ヤマトの最高傑作『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』では劇場で、ガチ泣きする人が続出。絶望感いっぱいのトラウマシーンと涙が止まらない名シーンのまとめです。

劇場アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』 / アニメ映画史上に残る大ヒットとなった。素晴らしいロマンと感動。想像を超えた驚愕のラスト。

劇場アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』 / アニメ映画史上に残る大ヒットとなった。『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』は、1978年8月5日に東映系で公開されたアニメーション映画。総集編だった劇場版第1作と異なり、完全新作のオリジナルストーリー。

当時の宣伝内容「話題爆発!あれから1年…世界中を熱いブームに叩きこんだあのヤマトがついに最後の旅へ ー 前作をしのぐスケールと限りないロマンでつづる愛と感動の最新作」当時の宣伝内容「話題爆発!あれから1年…世界中を熱いブームに叩きこんだあのヤマトがついに最後の旅へ ー 前作をはるかにしのぐスケールと限りないロマンでつづる愛と感動の最新作

脚本と絵コンテに4か月をかけ、1978年5月24日に製作発表が行われた。配給を担当する東映の岡田茂社長は配給収入の目標を15億円としたが、目標を上回り前作の2倍以上の21億円とアニメ映画史上に残る大ヒットとなった。アニメ映画として当時初となる観客動員数400万人を記録した。

シリーズ最大最強の敵・白色彗星帝国ガトランティスとヤマトとの壮絶極まる激闘を描く。主要人物が次々と戦死してゆくショッキングな展開に、劇場内では啜り泣く声が絶えず、アニメ界の話題を独占した。

「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」と「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が4Kリマスターで劇場上映。4K UHD BD&BD【特別限定版】も発売。

「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」と「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が4Kリマスターで劇場上映。「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」と「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が最新鋭の4Kスキャン&4Kリマスター技術で蘇り、2カ月連続劇場再上映が決定。

「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」が2023年12月8日より、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が2024年1月5日よりそれぞれ期間限定で公開となる。

4K UHD BD&BD【特別限定版】も発売。

「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」は上映劇場では12月8日、その他の販売店では12月15日に発売となる。価格は14,080円。

「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は上映劇場では’24年1月5日、その他の販売店では’24年1月12日に発売する。価格は14,080円。

「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」と「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が最新鋭の4Kスキャン&4Kリマスター技術で蘇る「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」と「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が最新鋭の4Kスキャン&4Kリマスター技術で蘇る。

UHD BD、BDともに本編と特典映像を収録。アスペクト比4:3で、UHD BDはHDR収録。音声はともにDTS HD Master Audio(モノラル・ステレオ)。日本語字幕付き。

それぞれ封入ブックレット(16P)が用意されるほか、「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」は複製アフレコ台本(約260P)、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は複製絵コンテ(約500P)を用意する。

ヤマト発進!テレザート星に幽閉されていた「テレサ」を救出する。

西暦2201年。地球はガミラスとの戦いの傷も癒え、かつて無い繁栄の道を進んでいた。かつてのヤマト戦士古代、島、真田らは惑星間資源輸送船団の護衛任務にあたっていた。そんな折り、古代は地球への輸送航海の途中、未知の星から地球に救いを求めるな発信をキャッチした。危機を感じたヤマト戦士たちは、海底ドックに眠るヤマトに乗り込み、新たなる旅へと発進する!

ズォーダーは、2201年、白色彗星の進路上にある星々を征服し、銀河系に侵略を進める。帝国の脅威となる反物質世界の住人テレサをテレザート星に幽閉するが、ヤマトにテレサを解放されてしまう。
テレザート星に到着した古代たちは、幾多の戦闘の果てに地下に幽閉されていたテレサを解放する。

彼女は古代らに白色彗星帝国の存在と彼らの次の狙いが地球である事、および自分が反物質人間ゆえ、共に手を取り合えばエネルギー化し消滅してしまう事を告げると、不思議な力で超状現象を起こしつつ天空へと消えた。

シリーズ最大最強の敵・白色彗星帝国の恐ろしさ!アンドロメダほか地球防衛軍が全滅!

映画「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」のトラウマ曲の最高峰「白色彗星帝国」 パイプオルガン 『白色彗星』

巨大な彗星が荘厳なパイプオルガンの曲と共に近づいてくる演出は当時の視聴者に相当なインパクトを与えた。さらば宇宙戦艦ヤマトはメインキャラクターの大半が戦死するという衝撃的な展開。白色彗星に立ち向かうアンドロメダほか地球防衛軍白色彗星に立ち向かうアンドロメダほか地球防衛軍。白色彗星に立ち向かうアンドロメダほか地球防衛軍。白色彗星に全艦、拡散波動砲、発射!

白色彗星にはまったく効かなかった・・・全艦隊、アンドロメダも白色彗星に飲み込まれていく・・・白色彗星に全艦、拡散波動砲、発射…白色彗星にはまったく効かなかった。

全艦隊、アンドロメダも白色彗星に飲み込まれていく

古代進「全滅だ・・・」

地球に迫り来る白色彗星に対し、出撃した新造戦艦アンドロメダを旗艦とした地球防衛軍宇宙艦隊は、前衛のバルゼー艦隊を拡散波動砲にて撃破し一時的に有利に進めるものの、直後の彗星本体との直接対決には敗れ壊滅してしまう。

戦う力を失った地球は降伏か死かの選択を要求される。ズォーダーは、自ら白色彗星で地球艦隊を全滅させ、地球に「無条件降伏か絶滅か」の二者択一を要求する。

デスラー総督との戦い

デスラーが生きていた!デスラー総督「ヤマトの諸君・・・待っていたぞ対面できて光栄の至りだ・・・

デスラー総統の名曲

小ワープでデスラー砲を回避し、デスラー艦に特攻したヤマト

旧ガミラス帝国の総統。白色彗星帝国に身を寄せており、ヤマトへの雪辱戦を仕掛ける。激闘の末に古代との一騎打ちになるが、既にひどく傷ついており、銃を落とし自らの敗北を悟る。ガミラス総統としての自身の思いの丈を吐露した後、古代に白色彗星の弱点を教え、自ら宇宙空間に身を投げ死亡した。

宇宙空間へと身を投げたデスラー総統の伝説の最期…「いいか古代、白色彗星の渦の中心核を狙え・・・」

デスラーは、ヤマトとの戦いに敗北したのち、自身の復讐が終わったことと、彗星帝国攻略のヒントを対峙した古代に告げ、宇宙空間へと身を投げた。

デスラー「古代、私の負けだな・・・。」
古代「傷ついていたのか、デスラー。」
デスラー「ガミラスの再建とヤマトへの復讐。それが私の悲願だった。彗星帝国に身を寄せ、屈辱の日々に甘んじてきたのも、その日が来るのを信じてのことだった。しかしもう良い。私は十分に戦った。私の戦いは、終わったのだ・・・。」
古代「総統・・・。」
デスラー「お前の恋人か・・・。許せ、古代。ヤマトの諸君に伝えてくれ。白色彗星に身を寄せていたとはいえ、私の心は遥かに君たち地球人類に近い!古代!戦え!」
デスラー「お前の恋人か・・・。許せ、古代。ヤマトの諸君に伝えてくれ。白色彗星に身を寄せていたとはいえ、私の心は遥かに君たち地球人類に近い!古代!戦え!
古代「デスラー総統!」
デスラー「ヤマトなら戦う方法はいくらでもあるはずだ。いいか、古代、白色彗星の渦の中心核を狙え!
古代「渦の中心核?」
デスラー「この戦闘、ヤマトが勝つ!成功を祈る!」
古代「デスラーーーーーーーーー」

古代に白色彗星の弱点を教え、自ら宇宙空間に身を投げ死亡した。古代に白色彗星の弱点を教え、自ら宇宙空間に身を投げ死亡した。 デスラーは、古代に白色彗星の弱点を教え、自ら宇宙空間に身を投げ死亡した。

白色彗星と対峙する人類最後の希望であるヤマト。白色彗星の渦の中心核に波動砲を発射!

ヤマトシリーズ最強の敵「白色彗星帝国」は、地球連邦(ひいてはヤマトと視聴者)にこれ以上ない絶望感を叩きつけた。ヤマトシリーズ最強の敵「白色彗星帝国」は、地球連邦(ひいてはヤマトと視聴者)にこれ以上ない絶望感を叩きつけた。
ワープで白色彗星の真正面に出て、出力最大のヤマトの波動砲を集約して中心核に打ち込む。デスラーが死ぬ間際に教えてくれた白色彗星のウィークポイントが、白色彗星の渦の中心核。ワープで白色彗星の真正面に出て、出力最大のヤマトの波動砲を集約して中心核に打ち込む

白色彗星が真の姿を現した。

ヤマトの波動砲は中心核をとらえたが…とうとう白色彗星が真の姿を現した。

白色彗星の上下の接合面が回転することで発生する宇宙気流はあらゆる攻撃をシャットアウトし、その回転を利用して放たれるガトリング式の回転ミサイルは凄まじい力を誇る。激しく発光するその内部から、鋭角的な線で縁取られた異様な姿の要塞都市帝国が出現した。

ズォーダー大帝「ここまでは敵ながらあっぱれ。良くやったとほめてやろう。だがもはやエネルギーも残ってはいまい。次はどうする!ヤマトよ!

ヤマトは白色彗星の渦の中心核に波動砲を打ち込む。彗星は火の玉となって炎上するが、その中から巨大な要塞、都市帝国が出現する。

白色彗星の上下の接合面が回転することで発生する宇宙気流はあらゆる攻撃をシャットアウトし、その回転を利用して放たれるガトリング式の回転ミサイルは凄まじい力を誇る。

全力で攻撃を仕掛けるヤマトだったが、都市帝国の戦力はあまりに圧倒的であり、機関長をはじめ、佐渡酒蔵、アナライザー、新米と、乗組員は次々と戦死してしまう。そしてついに森雪さえも死亡してしまう。

古代達は帝国の艦載機発進口から進入し、内部からの破壊工作を開始する。決死の戦いの末、加藤、山本、真田や斎藤達、多くの乗組員の犠牲と引き換えに遂に動力炉を破壊、都市帝国の機能を停止することに成功した。

白色彗星内部へ突入!激しい戦闘の中で次々と乗組員たちが戦死していく絶望的な展開。

激しい戦闘の中で次々と乗組員たちが戦死していく。古代たちは都市帝国内部に侵入して動力炉を破壊する。しかし、その都市帝国の内部から超巨大戦艦が出現する。

古代の恩師でもあるヤマトの艦長の土方 竜の最期

対ガミラス帝国戦役時に宇宙戦士訓練学校で古代進の教官を務めていた。古代の恩師。白色彗星帝国軍に敗北して死ぬ寸前だったところをヤマトに救出される。その後ヤマトの艦長に就任し、幾多の戦闘を潜り抜けるが、都市帝国との交戦中に戦死する。

第一艦橋への被弾による致命傷で死亡するが、その直前には古代を次の艦長に任命し、都市帝国攻略の大きな手掛かりを彼らへ与えている。

徳川 彦左衛門の最期

徳川機関長「エンジン出力低下、しかし航行に・・・支障なし・・・」徳川機関長「エンジン出力低下、しかし航行に・・・支障なし・・・

機関室から波動エンジンの状態を報告し、徳川機関長はそのまま息絶えたシーン。徳川 彦左衛門(とくがわ ひこざえもん)は、炎上する機関室の復旧指揮のために機関室内を走り回っていたが、機関部被弾による爆発に巻き込まれて致命傷を負い、最後の報告を残して死亡する。

古代機の盾になり、活路を開いた『山本明』

山本 明(やまもと あきら)は、最終決戦における都市帝国突入の際には対空砲火から古代と真田志郎の搭乗機をかばって被弾し、キャノピー越しに古代へ敬礼を残すと、愛機とともに都市帝国の下部へ激突死する。

山本の左腕が飛び出ている有名な作画崩壊。

古代機の盾になり、活路を開いた『山本明』都市帝国を内部から破壊する為ヤマトから出撃したコスモタイガー第二次攻撃隊。都市帝国艦載機発進口へ接近中、古代・真田の搭乗するコスモタイガーを山本機が庇って被弾──。山本!!山本ーッ!!!

森雪も古代に看取られつつ戦死

森雪は、デスラーとの戦いで彼を狙撃しようとしたミルの銃撃から古代を庇って重傷を負い、ブリッジで戦死。後に古代の胸に抱かれて、満身創痍のヤマトと共に白色彗星帝国の超巨大戦艦に特攻する。森雪は、デスラーとの戦いで彼を狙撃しようとしたミルの銃撃から古代を庇って重傷を負い、ブリッジで戦死。後に古代の胸に抱かれて、満身創痍のヤマトと共に白色彗星帝国の超巨大戦艦に特攻する。白色彗星帝国に身を寄せていたデスラーとの戦いでは、彼を狙撃しようとしたミルの銃撃から古代を庇おうとして重傷を負う。治療後は手負いのまま第一艦橋でレーダー手を務めるが、都市帝国戦での激しい攻防の中で限界が来て、古代に看取られつつ戦死する。

元ヤマト生活班長。科学局生活部に勤めている。古代との結婚式を間近にヤマトが無断発進することになり、結婚式が延期になってしまう。地球に残ったと思われたが、こっそりヤマトに乗り込み佐渡に匿われていた。乗り込み判明後は古代と和解し旧任務に就く。

仁王立ちしたまま息絶えている斉藤始

仁王立ちしたまま息絶えている斉藤始斉藤始(さいとう はじめ)は、真田技士長を守り抜いて絶命。

最後は都市帝国の動力炉に真田志郎とともに残り、動力炉へ爆弾を取り付ける彼を援護しながら全身に銃弾を浴びたことで、立ったまま戦死を遂げる。

真田志郎の戦死シーン 日本のアニメ史上、屈指の名シーン

真田「 古代、行け!! 行かんかあー!! 」真田「 古代、行け!! 行かんかあー!!

「古代、俺はおまえを実の弟の様に思ってきた。」…古代と真田と斉藤の三人が都市帝国の動力室に入り込んだシーンでの言葉。自爆をきめた真田が、古代をヤマトへ戻るように諭す際に使った言葉。

古代「真田さーーんーー!」「だあああ…」

古代は泣きながらヤマトへ戻っていく。

斎藤「技師長、慌てず急いで正確にな。」斎藤「技師長、慌てず急いで正確にな。仁王立ちしたまま息絶えている斉藤始・真田志郎の戦死シーン。古代たちは都市帝国内部に侵入して動力炉を破壊する。真田志郎は、古代に対し、弟のように思っていたことを告げた後、斉藤とともに動力部の中枢まで乗り込み、自身もろとも爆破し戦死する。真田志郎は、古代に対し、弟のように思っていたことを告げた後、斉藤とともに動力部の中枢まで乗り込み、自身もろとも爆破し戦死する。

真田「隊長、ありがとう。」真田「隊長、ありがとう。

斉藤始は、真田が爆弾を仕掛け終わるまでの敵兵の足止めを受け持ち、仁王立ちのまま戦死する。

古代に対し、弟のように思っていたことを告げた後、斉藤とともに動力部の中枢まで乗り込み、自身もろとも爆破し戦死する。真田志郎は、都市帝国との決戦では古代たちとともに都市帝国に侵入し、動力室まで到達。古代に対し、弟のように思っていたことを告げた後、斉藤とともに動力部の中枢まで乗り込み、自身もろとも爆破し戦死する。真田 志郎(さなだ しろう)は、最後は敵兵を食い止めつつ立往生した斉藤の亡骸を抱えながら、仕掛けた爆弾に点火して爆死する。 真田 志郎(さなだ しろう)は、最後は敵兵を食い止めつつ立往生した斉藤の亡骸を抱えながら、仕掛けた爆弾に点火して爆死する。

加藤 三郎はコックピットで絶命していた。

加藤 三郎(かとう さぶろう)は、ヤマトが地球防衛軍司令部を無視して強行出発した際、月面基地から多くの部下を引き連れて新鋭機のコスモタイガーIIで駆けつけ、そのままコスモタイガー隊の隊長に就任する。

古代は加藤機を駆って都市帝国を脱出し、ヤマトに帰艦した。「生きて帰ってきたのは、どうやら俺たちだけらしいな」と声を掛けたが、加藤三郎はコックピットで絶命していた。古代は加藤機を駆って都市帝国を脱出し、ヤマトに帰艦した。「生きて帰ってきたのは、どうやら俺たちだけらしいな」と声を掛けたが、加藤三郎はコックピットで絶命していた。

古代の操縦するコスモタイガーIIでヤマトへ帰還するが、彼が後部銃座を振り返った時にはすでに息絶えていた。

古代進「着いたよ加藤。生きて帰ったのはどうやら俺たちだけらしいな。加藤ーーー!」古代進「着いたよ加藤。生きて帰ったのはどうやら俺たちだけらしいな。加藤ーーー!

絶望的な巨大さと強さの超巨大戦艦を前にヤマトはなす術がない・・・

最後の力を振り絞ったヤマトの砲撃により白色彗星は崩壊する。多大な犠牲を払いつつ白色彗星の動力炉爆破に成功したヤマト。

最後の力を振り絞ったヤマトの砲撃により白色彗星は崩壊する。燃えさかる都市帝国を見つめ、古代が静かに口にする。

燃えさかる都市帝国を見つめ、古代が静かに口にする。古代進「大きな…大きな代償だった。艦長…真田さん…斉藤…コスモタイガー……。」古代進「大きな…大きな代償だった。艦長…真田さん…斉藤…コスモタイガー……。

ズォーダー大帝の高笑いと「超巨大戦艦」は、地球連邦(およびヤマト乗組員全員と視聴者)にこれ以上ない絶望感を叩きつけた。

超巨大戦艦は、ヤマトクルーの眼前で、炎に包まれた都市帝国より艦首をもたげ、都市帝国下部の岩盤を割り砕きながら上部の超高層ビル群をなぎ倒して浮上し、ヤマトと対峙する。超巨大戦艦は、彗星帝国の都市要塞を崩壊させ、やっと勝てたと安堵した地球軍の目の前にこの悪夢のような姿を現し、古代進たちを再び絶望のどん底に叩き込んだ。超巨大戦艦は、彗星帝国の都市要塞を崩壊させ、やっと勝てたと安堵した地球軍の目の前にこの悪夢のような姿を現し、古代進たちを再び絶望のどん底に叩き込んだ。
超巨大戦艦の圧倒的な存在感!地球連邦(およびヤマト乗組員全員と視聴者)にこれ以上ない絶望感を叩きつけた。崩壊した白色彗星帝国の中から「超巨大戦艦」が出現した…超巨大戦艦の圧倒的な存在感!地球連邦(およびヤマト乗組員全員と視聴者)にこれ以上ない絶望感を叩きつけた。

これこそが白色彗星帝国の中枢部にして最後の切り札、「超巨大戦艦ガトランティス」の姿である。
なお当初は「超巨大戦艦」としか名付けられておらず、ガトランティスという名称が付いたのは『PS版さらば』から。

超巨大砲を月に向けて発射する。超巨大戦艦は、超巨大砲を月に向けて発射する。 超巨大戦艦の底部には伸縮式の単装砲である「超巨大砲」を持つ。主砲「超巨大砲」で見せしめに月を破壊、破片でヤマトをじわじわと嬲り殺しにしていく。 満身創痍で戦闘不能のヤマトに威力を見せつけるため、超巨大砲を月に向けて発射し、表面を破壊された月の破片がヤマトをさらに破損させる。
ズォーダー大帝「宇宙の絶対者はただ一人、この全能なる私なのだ。」高笑いするズォーダー大帝「どうだ、わかっただろう。宇宙の絶対者はただ一人、この全能なる私なのだ。

ズォーダー大帝「命あるものは、その血の一滴まで俺のものだ・・・宇宙はすべて我が意思のままにある・・・私が宇宙の法だ、宇宙の秩序だ・・・よって、当然、地球も私のものだ・・・あっはっはっはっはっ・・・あっはっはっはっはっ・・・

エネルギーもほとんど尽きているヤマトを嘲笑するズォーダー大帝に向かい、古代は徹底抗戦を宣言。

古代進「違うっ!!断じて違う!!宇宙は母なのだ。そこで生まれた生命は、全て平等でなければならない!それが宇宙の真理であり、宇宙の愛だっ!お前は間違っている!それでは、宇宙の自由と平和を、消してしまうものなのだ!俺たちは戦う!断固として戦うっ!!」古代進「違うっ!!断じて違う!!宇宙は母なのだ。そこで生まれた生命は、全て平等でなければならない!それが宇宙の真理であり、宇宙の愛だっ!お前は間違っている!それでは、宇宙の自由と平和を、消してしまうものなのだ!俺たちは戦う!断固として戦うっ!!」

沖田艦長が語りかけてくる

沖田艦長(沖田十三)「お前にはまだ武器が残されているではないか、戦うための武器が。 命だよ。」沖田艦長(沖田十三)「お前にはまだ武器が残されているではないか、戦うための武器が。 命だよ。

戦力として満身創痍のヤマトしか残されていない古代は、沖田の肖像に向かい「自分はこれからどうすればいいのか」と問いかけると、そこに沖田の面影が現れ「人間の命だけが邪悪な暴力に立ち向かえる最後の武器なのだ」と古代を諭した。

沖田艦長(沖田十三)「お前にはまだ命が残っているじゃないか。なぁ古代。人間の命だけが、邪悪な暴力に立ち向かえる最後の武器なのだ。素手でどうやって勝てる?死んでしまって何になる?誰もがそう考えるだろう。わしもそう思う。なぁ古代。男はそういう時でも立ち向かっていかねばならない時もある。そうしてこそ初めて不可能が可能になってくるのだよ。

古代。お前はまだ生きている。生きているじゃないか。ヤマトの命を生かすのは、お前の使命なんだ。命ある限り戦え!わかるな、古代。

古代進は他の乗組員を退避させて、一人で「超巨大戦艦」に特攻することを決める。

超巨大戦艦を倒すための自分の決意と、島ら生存者十数名を退艦させるために古代が言ったセリフ。

超巨大戦艦を倒すための自分の決意と、島ら生存者十数名を退艦させるために古代が言ったセリフ。古代進「命というのは、たかが何十年の寿命で終わってしまうような、ちっぽけなものじゃないはずだ。この宇宙いっぱいに広がって、永遠に続くものじゃないのか?俺はこれからそういう命に、自分の命を換えに行くんだ。これは死ではない!

世の中には、現実の世界に生きて、熱い血潮の通う幸せを作り出すものもいなければならん。君たちは、生き抜いて地球へ帰ってくれ。そして俺たちの戦いを、永遠に語り継ぎ、明日の素晴らしい地球を作ってくれ。

生き残ることは、時として死を選ぶより辛いこともある。だが、命ある限り、生きて、生きて、生き抜くこともまた、人間の道じゃないのか。」

島 大介(しま だいすけ)は、彗星帝国の超巨大戦艦を倒す最後の手段として古代と共にヤマトと運命を共にすることを志願するが、彼に諭され、相原、太田、南部らと共に生き残ることになる。

永遠の宇宙の中での森雪と古代進の結婚式

古代進「雪。やっと二人きりになれたね。君には苦しい思いばかりさせて、ごめんね。古代進「雪。やっと二人きりになれたね。君には苦しい思いばかりさせて、ごめんね。これからいつも一緒にいるよ。人間にとって一番大切なものは愛することだ。でも、僕が一番大切なものは君だ。君への愛だ!雪、好きだ。大好きだ。大きな声で言える。雪。僕たちはこの永遠の宇宙の中で、星になって結婚しよう。これが二人の結婚式だ。」永遠の宇宙の中での森雪と古代進の結婚式森雪の遺体はその後、古代とともに満身創痍のヤマトで超巨大戦艦に特攻する。

衝撃のラスト…テレサに導かれ、超巨大戦艦と刺し違える。アニメ史に残る伝説のラストシーン

古代進は迷いなく「超巨大戦艦」に向け「ヤマト」を特攻させていく。先に逝った仲間たちの熱き魂や思いが集まる。古代進は迷いなく「超巨大戦艦」に向け「ヤマト」を特攻させていく。先に逝った仲間たちの熱き魂や思いが集まる。

半物質のテレサに導かれ古代はヤマトとともに超巨大戦艦に特攻した・・・。テレサ「半物質の私の体が役に立つときが来ました。一緒に行きましょう。

古代は一人艦長として席に着きヤマトを静かに発進させるが、その時、美しい光と共にテレサが現れ、ヤマトの決意に手を差し伸べ、自らの反物質の身体が役に立つと語った。古代とヤマトはテレサにいざなわれるようにして超巨大戦艦に向かっていった。テレサは、ヤマトとともに超巨大戦艦に特攻する。古代とヤマトはテレサにいざなわれるようにして超巨大戦艦に向かっていった。 半物質のテレサに導かれ古代はヤマトとともに超巨大戦艦に特攻した・・・。

半物質のテレサに導かれ古代はヤマトとともに超巨大戦艦に特攻した・・・。

あの無敵のヤマトを満身創痍に追いやり、その乗員を尽く戦死させ、真っ向からの砲撃戦で事実上勝利し、ついにはヤマトそのものによる特攻という最終手段を取らざるを得ない状況に追いやったのは『2199』含めた全シリーズでも、白色彗星帝国が唯一無二である。宇宙の彼方で爆音と共に一筋の眩い閃光となって消えた。古代とヤマトはテレサにいざなわれるようにして超巨大戦艦に向かっていった。そして、宇宙の彼方で爆音と共に一筋の眩い閃光となって消えた。

宇宙の彼方で爆音と共に一筋の眩い閃光となって消えた。劇場アニメ「さらば宇宙戦艦ヤマト」では、追い詰められたヤマトはテレサと共に特攻し、ヤマトは白色彗星帝国と共に相打ちで最期を遂げ、古代も死亡する。

パラレルワールドであるテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト2」においてはテレサのみ特攻し、ヤマト及び乗組員は地球に帰還している。

ヤマトを 愛して下さった皆さん…さようなら もう二度と姿を現すことはありません でもきっと永遠に生きているでしょう あなたの胸に心に魂の中にヤマトを 愛して下さった皆さん…さようなら
もう二度と姿を現すことはありません

でもきっと永遠に生きているでしょう

あなたの胸に心に魂の中に

劇場用アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のエンディングテーマ『ヤマトより愛をこめて』

ラストシーンのあと、名曲『ヤマトより愛をこめて』と共にテロップが流れた時に涙を流した観客も多いはず。

主題歌の歌手には、一般の人気が高い沢田研二が起用された。当時はアニメに人気歌手を使うことは異例だったが、沢田が歌う「ヤマトより愛をこめて」はオリコンにもランクインするほどのヒットとなった。

テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』第1話 / 地球は今、最期の時を迎えようとしていた。

BS10 スターチャンネル公式【公式】宇宙戦艦ヤマト 第1話「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」

沖田艦長(沖田十三)「ダメだ…もう今は防げない。我々には、あの遊星爆弾を防ぐ力は無い。あれが我々の母なる地球の姿だとはなぁ

『宇宙戦艦ヤマト』第1話の有名なナレーション

時に西暦2199年、地球は今、最期の時を迎えようとしていた。
21世紀のはじめ以来、宇宙侵略を着々と進めてきた謎の宇宙艦隊は、遂に太陽系へその魔の手を伸ばし、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加え続けているのだ。
地球人は地下都市を築き必死に生き延びたが地球防衛軍の懸命の努力にもかかわらず謎の宇宙艦隊は圧倒的に強力であり、地球人の絶滅か奴隷かを要求して情け容赦のない攻撃を繰り返してきた。
次第に戦力を失っていく地球防衛軍にとって最後の頼みは地球防衛艦隊であったが、強大な謎の宇宙艦隊の攻撃の前に今や地球防衛艦隊は壊滅しようとしているのだ。
遊星爆弾による放射能の汚染は、地球の表面はもとより地下をも着実に侵し始めていたのである。
もはや地球に健康な土地はなくなった。

人類はただ、その絶滅の時を待つだけだろうか?
明日への希望はないのだろうか?

沖田艦長「見ておれ悪魔め、わしは命ある限り戦うぞ。決して絶望はしない。例え最後の1人になっても、わしは絶望しない。