アニメ史に残る伝説のトラウマ回・鬱回の中でも特に衝撃的なトラウマ・エピソードや有名な鬱回を紹介する特集の第七弾です。前作同様にトラウマ必至の鬱アニメ・トラウマアニメの代表作(定番人気作品)の衝撃的な鬱展開が満載です。
劇場版『銀河鉄道999』 / 星野鉄郎の母・星野加奈江は、機械伯爵の人間狩りによって殺害され、剥製にされてしまう。
映画 銀河鉄道999 特報・劇場用予告篇
『銀河鉄道999』は、松本零士作のSF漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ番組、アニメ映画である。略称は「999(スリーナイン)」。
1977年から1981年にかけて、少年画報社「少年キング」にて、同誌の看板作品として連載された。ヒットコミックス全18巻。第23回(1977年度)小学館漫画賞を受賞した松本零士の代表作。連載中にテレビアニメ化、劇場アニメ化されて大ヒットしてアニメブームの原点を確実なものとし、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』とともに昭和50年代の松本零士ブームをも巻き起こした。
原作およびテレビアニメ版では、人間の愚かさや孤独、弱さや、経済格差や実力社会を背景としたこの世の不条理を題材にしたエピソードが多く見られる。
鉄郎の母 / 星野加奈江は、雪の晩、星野鉄郎とメガロポリスに向かう途中のところを機械伯爵に襲われ、物語冒頭で射殺されてしまう。
『銀河鉄道999』の舞台は、銀河系の各惑星が銀河鉄道と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれた未来世界(テレビアニメ版では第1話冒頭のナレーションで西暦2221年と設定)。宇宙の多くの裕福な人々は機械の身体に魂を移し替えて機械化人となり永遠の生を謳歌していたが、貧しい人々は機械の身体を手に入れることができず、機械化人の迫害の対象にされていた。
そんな中、機械化人に母親を殺された主人公の星野鉄郎が無料で機械の身体をくれるという星を目指し、謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込む。鉄郎の母 / 星野加奈江は、機械伯爵に射殺されてしまう。
最も有名なハンティングトロフィーにされた女性キャラクターは、『銀河鉄道999』における星野鉄郎の母・星野加奈江が機械伯爵による人間狩りの末に剥製にされてしまった姿だろう
「たしか、このあたりだったな」
「はっ。伯爵、あそこです。」
「うーーん、素晴らしい。こんな綺麗な人間は見たことがない。素晴らしい獲物だ。私の居間の壁に飾ろう。生涯誇りにできるコレクションだ。」
劇場版『銀河鉄道999』では、星野鉄郎は、機械伯爵の時間城にたどり着き、そこで見たものは・・・剥製にされた亡き母親・加奈江の姿であった。
剥製にされた亡き母親・加奈江の姿に対峙した鉄郎…。人間狩りによって、剥製にされた母親と対峙するシーン…これは現代のコンプライアンス・倫理的基準ではかなり猟奇的な危険シーン扱いとなり、地上波テレビ放送はかなり難しいだろう。
アニメ史に残る残酷な母子の対面シーン。鉄郎の母は、原作漫画と映画1作目においては機械伯爵によって剥製にされているが、テレビ版では剥製にはされていない。
機械化人の元の生身の姿が埋められている冥王星
冥王星に立ち寄った際、メーテルが何かを見ていた…。鉄郎が近寄っていくと、そこにはたくさんの生身の体が埋まっていた。
墓場の番人のシャドウ「ここには、機械の体をもらった人が置いていった、元の生身の体があるの。私は墓場の番人、シャドウ。私も機械の体にしたのだけど、気に入らなくて、元の体のそばにいたくて、ここの管理人になったのよ」
この冥王星に、メーテルの生身の体も埋まっているのだろうか…
メーテル「私、冥王星に行って生身の体を取り戻すわ」
『覇穹 封神演義』第4話「武成王造反」 / 妲己(だっき)は、伯邑考(はくゆうこう)を使って人肉ハンバーグを作り、父親の姫昌(きしょう)に食べさせる。
妲己(だっき)「伯邑考(はくゆうこう)、わらわがここまでやって誘惑されなかったのはあなたが初めてよ~ん。」「でも…それも終わり」
伯邑考(はくゆうこう)「(父上…俺はこれまでのようです)」
「妲己」「喜媚の」「昼食!バンザイ!」「さ~て今日はハンバーグを作るわ~ん」
「まずは美味しそうなひき肉を用意します」…「強火で焼き色を付けたら弱火で蓋をしてこびりつかないように焼くわ~ん」「これでハンバーグができちゃった」
妲己(だっき)は、伯邑考(はくゆうこう)を使って「人肉ハンバーグ」を作り、父親の姫昌(きしょう)に食べさせる。
「昼飯だ、姫昌(きしょう)…今日は妲己様のお手製だぞ。心して食え」
「おおありがたい。私はハンバーグが大好物なのだ」
息子の伯邑考がハンバーグになってしまった…
(伯邑考…)
ジョジョ ダイヤモンドは砕けない 第16話 / 仗助はドブネズミのスタンド使い「虫喰い」の作った「ネズミの煮凝り」を見つけてしまう。ドブネズミ回。原作でもトラウマ必至のグロさで有名な話。
「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するドブネズミのスタンド使い「虫喰い」は、レッド・ホット・チリ・ペッパーの本体・音石明が虹村形兆から奪い取った『弓と矢』を、杜王町郊外の用水路に棲んでいたドブネズミに、遊び半分で使用した結果誕生した『スタンド使い』。
ドブネズミのスタンド使い「虫喰い」の作った「ネズミの煮凝り」(スタンドで溶かした肉塊)。原作でもトラウマ必至のグロさで有名な話。
スタンドで溶かした肉塊(虫喰い達の標的となった老夫婦)を冷蔵庫に入れ保存食にする。表現規制のため、肉塊は、黒塗りになっている。
人肉の味まで覚えたらしく、自身と同じくスタンド使いとなった仲間と共に、田園地帯の農家に住む老夫婦をスタンドで襲撃し、冷蔵庫に生きたまま監禁して保存食としていた。
ネフェルピトーが、ハンター・ポックルの頭蓋を切り開いて脳みそをクチュクチュ掻き混ぜて情報を聞き出していたシーンは、HUNTER×HUNTERを代表する有名なグロシーン。
ネフェルピトーとは、漫画「HUNTER×HUNTER」の登場人物である。通称ピトー。キメラアントの王・メルエムの直属護衛隊三戦士のうちの1匹であり、猫の遺伝子が非常に濃く出ているキメラアントである。序盤のピトーはかなり猟奇的なキャラクターであった。
HUNTER×HUNTERを代表する有名なグロシーンである、ゴンと同期の幻獣ハンター・ポックルの頭蓋を切り開いて脳みそをクチュクチュ掻き混ぜて「あっあっあっ」と鳴かせて、情報を聞き出していたシーンは他ならぬピトーの仕業。テレビ放送するにはかなり猟奇的で残虐なシーンなので、表現に軽く自主規制がされている。
ポックル「あっあっあっあっ」
ピトー「6つの系統の判別方法は?」
ポックル「あっ、水見式という方法が あっ最も簡単で あっあっ 一般的な あっあっ」
登場した当初はカイトやポックルの殺害で、読者には絶望的な恐怖感を与え、無邪気で容赦のない残酷さが際立つキャラクターだったが、話が進むにつれどんどん人間味を増し、大切なものを守るために戦う姿が描かれた。
原作漫画「HUNTER×HUNTER」でのネフェルピトーに脳みそをいじくられるポックル。この残酷なシーンは、ハンターハンターの中でも1位、2位を争う衝撃的なトラウマシーンとして名高い。
カイトの生首シーンは、衝撃的だった。
カイトの生首シーンは、衝撃的だった。
カイトは、女王の巣の目前に迫ったところでネフェルピトーの強襲を受け、ゴンとキルアを逃がし奮戦するも死亡。ネフェルピトー「うんっ 僕ちょっと強いかも。」
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『一休さん』(1975年)第20話 母親の伊予の局の「あなたは父も母もない」という厳しい言葉に衝撃を受けた末に、一休は琵琶湖へ身を投げる。
ホームシックにかかり母親の元に帰ってきた一休。甘えようとする一休に対して母親の伊予の局は心を鬼にして厳しく対応する。
伊予の局「あなたはもう父も母もないのです。その代わり、御仏があなたを慈しんでくださるのです。」
『一休さん』(1975年)第20話「おっぱいと兄弟げんか」(1975年3月31日)
母親の伊予の局の「あなたは父も母もない」という厳しい言葉に衝撃を受けた末に、一休は琵琶湖へ身を投げる。
一休「その通りです・・・私には母親はいないんです・・・御仏もおりません・・・もう二度と参りません。」
伊予の局「一休・・・」
御仏も信じられなくなり・・・一休は琵琶湖で入水自殺をしようと考えた・・・。
嵐が起こり、一休は船外へ吹き飛ばされる・・・荒波に飲み込まれる。
一休「助けて・・・助けて・・・母上・・・」
伊予の局は御仏へ祈る「一休を守らせたまえ・・・一休を守らせたまえ・・・一休を守らせたまえ・・・」
岸に打ち上げられてた一休…生死不明のまま第20話終了(1975年3月31日)。
本放送では時間帯が移動しており、かつ特別番組の放映で第20話と第21話の間が数週間開いていたため、一休さんは死んで終わってしまった(唐突な打ち切り終了)と勘違いする人が続出した。
『ガンバの冒険』第26話「最後の戦い大うずまき」 / 日本のアニメ史上でも屈指の恐ろしい悪役「ノロイ」の最期。
『ガンバの冒険』第26話「最後の戦い大うずまき」(1975年9月29日)
日本のアニメ史上でも屈指の恐ろしい悪役「ノロイ」の最期。 ノロイとガンバを始めとする勇敢な7匹の仲間の最終決戦。殺戮そのものを楽しむ残虐なノロイを見て泣き出す子供が続出した。
ガンバはノロイの喉元に食らいつく
ノロイとともに渦に飲み込まれるガンバ。ガクシャの立てた作戦通りノロイの部下のイタチたちは渦に巻き込まれ沈んでいく。ノロイも渦に巻き込まれて沈んでいく。
ノロイたちは海の藻屑となり消えた・・・しかしガンバも・・・
驚くことにノロイは生きていた。ノロイだけは部下は全滅したにもかかわらず生き残り、ネズミ達が泳ぎ着いた浜辺に上陸。
ガンバも生きていた
ノロイとガンバたちの最後の戦い。ノロイは凶暴な本性を丸出しにしたまま狂ったように暴れ回る。
かみついたままのガンバに加え、仲間のヨイショ達6匹もノロイの全身に組みついて、死に物狂いでかみつく。 ノロイは絶命した
大波にさらわれるノロイの残骸 死んだ姿も恐ろしいノロイ。
ノロイの本当の最期。ノロイの巨大な骸は、渦の中に沈んでいった。
『新機動戦記ガンダムW』第10話「ヒイロ閃光に散る」 / ためらいなく自爆をする主人公のヒイロ・ユイ「任務…了解…」。大量に出血した上に瞳孔は開き、生きてるとは思えないが…。
「新機動戦記ガンダムW」第10話「ヒイロ閃光に散る」にて、ドクターJから「ガンダムを自爆させろ」と暗に指令されたことにより、ヒイロ・ユイは16.3mあるウイングガンダムのコックピットの上に乗り、パイロットスーツやワイヤーといった安全措置も無く、何時ものタンクトップ姿で自爆スイッチを押す。
ドクターJ「降伏はする、しかしガンダムは渡せん。繰り返す、降伏はする、しかしガンダムは渡せん。」
ヒイロ「任務…了解…」
ヒイロはためらいなく自爆スイッチを押しウイングは大破。ヒイロも爆風に飛ばされ落下し、目の瞳孔は開き、頭から多量出血による血だまりを作っていた。トロワ・バートンに救助され、重傷ではあるも生還した。
自爆するガンダムウイングは大破。
自爆の爆風で数十メートルぶっ飛ばされて落下していくヒイロ
ヒイロも爆風に飛ばされ落下し、目の瞳孔は開き、頭から多量出血による血だまりを作っていた。
大量に出血した上に瞳孔は開き、生きてるとは思えないヒイロ。どう見ても死んでいるようだがトロワ・バートンに救助され、重傷ではあるも生還した。
『名探偵コナン』第11話「ピアノソナタ『月光』殺人事件」 / コナンが唯一犯人の自殺を止められなかった事件。最も悲しい結末を迎えた事件。
ピアノソナタ『月光』殺人事件は、主人公・江戸川コナンが解決した中でも、特に印象的な事件の一つとして有名であり、最も悲しい結末を迎えた事件である。
意外な真犯人。コナンが唯一犯人の自殺を止められなかった事件。このピアノソナタ「月光」殺人事件は作者も「お気に入りの話」として挙げており、ファンの間でもコナン史上屈指の名作、コナンを語る上で絶対に外せない話、とまで呼ばれている。
浅井成実(あさいなるみ)は実は、女性のような容姿をした男性。
浅井成実(あさいなるみ)は『名探偵コナン』のゲストキャラクターである。月影島診療所の医師。26歳。実は、有名ピアニスト麻生圭二の息子で、女性のような容姿をした男性である。元々の名前は麻生成実で、成実(せいじ)と読む。医師免許にはふりがながない事を利用し、成実(なるみ)を名乗っていた。
川島英夫 EP011「ピアノソナタ『月光』殺人事件」
村長
黒岩辰次 EP011「ピアノソナタ『月光』殺人事件」
コナンによってトリックを暴かれると、公民館に火をつけ音楽室で自殺を図る。
助けに来たコナンの説得にも応じず「もう遅いよ、オレの手はあの4人と一緒、もう血みどろなんだよ…」言い、コナンを窓へと投げ飛ばして脱出させ、最後はコナンへの感謝を暗号化した楽譜をピアノで弾きながらこの世を去った(内容は「ありがとな、小さな探偵さん」)。
コナンを燃え盛る公民館から十数メートルの距離を投げ飛ばして脱出させ、自身は炎の中に残る。
これ以降コナンは彼の死を受け、二度と犯人を推理で自殺に追い込まないように決意するのだった…。
結果は、犯人を推理で追い詰めて自殺させてしまっただけで、助けることができなかった己の非力さを悔やむ事になってしまう。
コナンは後の名家連続変死事件で、服部に対して「お前、人を殺しちまった事はあるか?」「犯人を推理で追い詰めてみすみす自殺させちまう探偵は…殺人者とかわんねーよ…」と語り、この件での成実の姿を思い浮かべていた。
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『鉄腕アトム』 第193話「地球最大の冒険の巻」 / 地球を救うため太陽に突入するアトム(生死不明)
『鉄腕アトム』第193話「地球最大の冒険の巻」(1966年12月31日)
最終回「地球最大の冒険」の内容は、地球を救うための太陽活動を抑える装置を載せたロケットをアトムが抱えて太陽に突入するというもので、当時の子供達に与えた影響は大きかった。アトムは、地球のため、そして人類のために、ロケットを抱いて、太陽へと飛び込んでいく。
地球を救うため太陽に突入するアトム(生死不明)
地球を救うため太陽に突入したアトム(生死不明)のその後を描いた作品
小学四年生版「鉄腕アトム」は単行本掲載時に『アトム還る』に改題される。太陽に突入して溶けたアトムの描写がショッキング。単行本「アトム還る」より
TV最終回の後日談で、「小学四年生」の’72年度で一年間連載された。アトムは、超科学力を持つ三つ目族の宇宙人ルルル星人に修復改造され、13倍の硬度を持つプロテクター状の人工皮膚とタイムマシン機能のある額の第三の目を得て、新たな姿で甦った。
テレビ版で最後となったアトムを、サンケイ新聞版「鉄腕アトム」ではどのように復活したか…太陽熱で溶けたまま金属の塊となって宇宙を漂っていたアトム。イナゴの形をした宇宙人に拾われます…。
『ぼのぼの』第37話「洞くつの恐怖」 / しまっちゃうおじさんが大量に現れる。
『ぼのぼの』(BONOBONO)は、いがらしみきおによる日本の4コマ漫画作品。テレビアニメは、1995年4月20日〜1996年3月28日にテレビ東京系列『アニメ缶』(木曜19:00-19:30)枠内で『ビット・ザ・キューピッド』と共に放映された。独特な作風は子供を中心に人気を集め、現在でも根強いファンを持つ。
『ぼのぼの』第37話「洞くつの恐怖」では、「しまっちゃうおじさん」が大量に現れる。主人公・ぼのぼのが自らの妄想によりだんだんと狂っていくさまが表現されており、大人でも背筋が凍る血の表現こそないが子供向けアニメとしては十分トラウマレベル。これが週末の夕方に放送されていたアニメというのだから恐ろしい。
子供のトラウマキャラ「しまっちゃうおじさん」が大量に現れる(『ぼのぼの』第37話「洞くつの恐怖」)。
「しまっちゃうおじさん」というのは、ぼのぼのが想像している謎の存在。「しまっちゃうからね~」と言って、悪い子をどんどん岩の中にしまってしまうキャラクター。
アニメ「ぼのぼの」では何回も登場し、多くの子供のトラウマに。「さあ、〜〜な子は、どんどんしまっちゃおうねー」という台詞が有名で、当時視聴していた子供達のトラウマとして知られている。
ディズニーアニメのトラウマ必至の怖いシーン
『ファンタジア』(1941年)/ 伝説の恐怖シーン「はげ山の一夜」(悪役「チェルナボーグ」が悪魔・幽霊を誘い夜会を催す)
アニメ映画のクラシック『ファンタジア』に登場する暗黒の王チェルナボーグの恐ろしさは、子供向きとは思えない。
「禿山の一夜」のシーンについて、ディズニー社は60年間もの間子供を持つ親たちからクレームを言われ続けた。「あのシーンは子供には怖すぎる」と。
『ファンタジア』の「はげ山の一夜」/ Night On Bald Mountain – Fantasia (1941) (Theatrical Cut)
『ファンタジア』のディズニー・ヴィランズ(悪役)であるチェルナボーグは、真夜中に悪魔や幽霊を禿山に誘い、夜会を催す。
あのスティーブン・スピルバーグ監督も『ファンタジア』の「はげ山の一夜」が怖くて泣いたという。
ディズニー映画『ダンボ』(1941年)/ 伝説のトラウマシーン「ピンク・エレファンツ・オン・パレード」(ピンクのゾウの幻覚)
『ダンボ』のトラウマシーン「ピンクのゾウの幻覚」(ピンク・エレファンツ・オン・パレード)
ディズニー映画「ダンボ」の挿入歌(原題:Pink Elephants On Parade)日本語歌詞付き
映像だけでも不気味なのに、歌ってる人の歌声も不気味だから余計怖さがある。ダンボがあやまってお酒の入った桶に入ってしまい、酔ってしまう場面があります。このとき、親友のティモシーも一緒にいますが、ティモシーもまた桶の中に入ってしまい酔ってしまいます。
その後、酔いつぶれた両者は、大量に現れるピンクのゾウの幻覚を見ることになります。この幻覚こそが、今回問題となるトラウマシーンです。
『バンビ』(1942年)/ バンビの母親が人間に殺される…映画史に残る悲劇として語り継がれる
バンビの母親は、美しく大変優しい性格で、息子であるバンビを愛情一杯に育てるが、物語の途中人間達に殺害されてしまう。母親の死という普遍性の高い出来事であり、多くの人が感情移入しました。
映画史に残る最も悲しいシーンのひとつとして語り継がれている。
「イカボード先生の怖い森の夜」/ みんなのトラウマ「首なし騎士」の登場・ディズニー史上稀に見るバッドエンドで終わる
『イカボードとトード氏』(イカボードとトードし、原題:The Adventures of Ichabod and Mr. Toad)は、1949年10月5日公開のディズニー作品である。ディズニー長編アニメーション第11作。
株式会社ポニー発売のビデオとレーザーディスク「ディズニーのこわ~いお話」に「イカボード先生の怖い森の夜」と改題して収録された。絶版。ブエナ・ビスタ発売のDVD「とっておきの物語」シリーズの「ミッキーの王子と少年」に「イカボード先生のこわい森の夜」と改題して収録されている。
首なし騎士は炎のついたカボチャの頭を投げつけてきます。それが画面いっぱいに広がったところでブラックアウト。
「結局、先生は行方不明になった」というナレーションで終わってしまう。
『リトル・マーメイド』 / アースラの凄惨な感電死
『リトル・マーメイド』の悪役「アースラ」の最期 / The Little Mermaid Final Battle Ursula’s Death
アースラ(Ursula)は、『リトル・マーメイド』のディズニー・ヴィランズ。かつて王宮を追放されたことからトリトンを恨み、その復讐も兼ねて海の支配権を奪おうと企む海の魔女。
アリエルを追い詰めるものの、エリックによって難破船の舳先に激突させられ、海の底へ沈みながら滅びた。
難破船に突き刺されたあげく、感電死というのは、子供向きにしては、かなり残酷であった。
鬱アニメ・トラウマアニメに関連するコンテンツ

エルフェンリート、進撃の巨人、another、コープスパーティー、ジェノサイバー、BLOOD-C、デビルマンなど人体破壊描写(スプラッターシーン)や(内臓が生々しく細密に描写されるなど)グロテスクな残虐描写(不気味な造形)が多いトラウマ級のグロアニメの一覧(50音順・159作品以上)。各作品ごとにグロ度合い評価の参考となる猟奇的・残虐シーン画像もまとめています。