アニメ史に残る伝説のトラウマ回・鬱回の中でも特に衝撃的なトラウマ・エピソードや有名な鬱回を紹介する特集の第五弾です。前作同様にトラウマ必至の鬱アニメ・トラウマアニメの代表作(定番人気作品)の衝撃的な鬱展開が満載です。

『マジンガーZ』第92話「デスマッチ!! 甦れ我等のマジンガーZ」 / 突如姿を現した戦闘獣たちの前にマジンガーZは太刀打ちできず敗北を喫する。

オープニングテーマ「マジンガーZ」

『マジンガーZ』第92話「デスマッチ!! 甦れ我等のマジンガーZ」 / 突如姿を現した戦闘獣たちの前にマジンガーZは太刀打ちできず敗北を喫する。飛行要塞グールの大爆発と共にドクターヘルの野望は潰え、地下帝国も滅び去った。光子力研究所では勝利と平和を祝うパーティーが開かれている。だが、ゴーゴン大公が生き延びて戦場を逃れていた。彼はミケーネ帝国の本拠地に戻ると、暗黒大将軍に地上を征服するよう進言する。ついに動き出した暗黒大将軍の前に、マジンガーZは奮戦むなしく敗れ去ってしまう。その時、人類の危機を救うために新たなるスーパーロボットが姿を現した!(C)ダイナミック企画・東映アニメーション

Dr.ヘルとの激闘で深い傷を負っていたマジンガーZは戦闘獣たちに太刀打ちできない。マジンガーZがボコボコにやられる衝撃的な展開。

第91話でDr.ヘル一味を壊滅させたが、地球制圧を目論むミケーネ帝国が一行の隙を突き、本格的に地上侵攻を開始。その先兵として突如姿を現した戦闘獣たちの前に、ヘルとの激闘で深い傷を負っていたマジンガーZは太刀打ちできず敗北を喫する。

無敵であったマジンガーZが一方的にやられてしまうショッキングな展開

新たな敵ミケーネの戦闘獣によってマジンガーZは戦闘不能に陥る。マジンガーはもはや立っていることもできず前のめりに倒れてしまう。地底に潜んでいたミケーネ帝国が地上侵略へと乗り出す。彼らの兵器「戦闘獣」の前にマジンガーZはたちまち追いつめられてしまう。新たな敵ミケーネの戦闘獣によってマジンガーZは戦闘不能に陥る。マジンガーはもはや立っていることもできず前のめりに倒れてしまう。パイルダー号は、マジンガーの頭部から外れてしまった。パイルダー号は、マジンガーの頭部から外れてしまった。甲児は意識を失ってしまった。マジンガーZはまったく太刀打ちできず敗北を喫する。甲児は意識を失ってしまった。マジンガーZはまったく太刀打ちできず敗北を喫する。

剣鉄也のグレートマジンガーは初出撃で戦闘獣を一蹴してその力を示した。主役ロボの電撃的な交代劇。

グレートマジンガーと名乗る超巨大ロボットが姿を現し、甲児とマジンガーZの危機を救う。グレートマジンガーと名乗る超巨大ロボットが姿を現し、甲児とマジンガーZの危機を救う。以後、マジンガーZに代わってグレートマジンガーが地上を防衛する任に就き、ミケーネとの新たな戦いが始まったのである。

『科学忍者隊ガッチャマン』 第97話「明日なき宇宙船レオナ3号」 / 伝説のエピソード。ガッチャマンの苦渋の判断。当時のファンは衝撃を受けた。

世界征服を企む悪の組織ギャラクターの野望を阻止するため、国際科学技術庁の南部博士によって秘密裏に組織された、少年少女5人による科学忍者隊。大鷲の健をリーダーに、コンドルのジョー、白鳥のジュン、燕の甚平、みみずくの竜のメンバーは南部博士の指令を受け、飛行空母ゴッドフェニックスで発進。科学の力を駆使してギャラクターに戦いを挑む。

ガッチャマンの歌
ヒーロー物らしい勇ましい曲調で人気を集め、エンディング曲からオープニング曲に変更された。昭和のアニソンの名曲として高い評価を得ている。

宇宙船レオナ3号の打ち上げは成功したが・・・ 宇宙船レオナ3号の打ち上げは成功したが・・・

『科学忍者隊ガッチャマン』 第97話「明日なき宇宙船レオナ3号」(1974年8月4日)
銀河星雲の謎を解くべく、二人の若者を乗せ宇宙へと打ち上げられた有人ロケット・レオナ3号。その発射に立ち会っていた南部博士が、カッツェにさらわれてしまった。

捜索を開始する科学忍者隊であったが、時を同じくして大気圏外のレオナ3号で事故が発生。このままでは地球へ墜落し、甚大な被害が出ると予測された。それを止められるのは南部博士しかおらず、忍者隊は博士の捜索を急ぐのだが……。(c)タツノコプロ

有人ロケット・レオナ3号の発射に立ち会っていた南部博士が、カッツェにさらわれてしまった。有人ロケット・レオナ3号の発射に立ち会っていた南部博士が、カッツェにさらわれてしまった。 宇宙船レオナ3号は起動を外れだし、ロケットの向かう先は地球のシャーク半島辺り(核施設)へと変えられてしまった。このままでは大惨事は間違いなしだ。 宇宙船レオナ3号は起動を外れだし、ロケットの向かう先は地球のシャーク半島辺り(核施設)へと変えられてしまった。このままでは大惨事は間違いなしだ。
軌道修正ができないと、1時間足らずでロケットは地球のシャーク半島辺り(南部博士が幽閉されている核施設)に墜落する。墜落後の被害を計算すると200万人以上の死傷者が出るという。

南部博士なら宇宙船レオナ3号の地球に向かっている起動を修正できるだろう。南部博士の救出にガッチャマンは向かった。ガッチャマンは南部博士の奪還に成功し、なんとか核施設からも脱出することができた。ガッチャマンは南部博士の奪還に成功し、なんとか核施設からも脱出することができた。 高笑いしているベルク・カッツェは、あまりにも恐ろしいことを画策していた。高笑いしているベルク・カッツェは、あまりにも恐ろしいことを画策していた。 ベルク・カッツェは、地球のシャーク半島辺りの核施設(ウラン貯蔵庫)へ宇宙船レオナ3号を激突させて、核大爆発を引き起こそうと画策しているのである。ベルク・カッツェは、地球のシャーク半島辺りの核施設(ウラン貯蔵庫)へ宇宙船レオナ3号を激突させて、核大爆発を引き起こそうと画策しているのである。 南部博士はロケットの軌道を修正する方法はなく、最終的な手段としてロケットを地上で撃ち落とすしかないと言う。 南部博士はロケットの軌道を修正する方法はなく、最終的な手段としてロケットを地上で撃ち落とすしかないと言う。
なんということか…ガッチャマンが罪のない民間人・宇宙飛行士が乗ったロケットを撃墜しないといけないとは…。

当時の視聴者はあまりにも衝撃的な展開に驚いた。宇宙船レオナ3号の二人の乗組員は死を覚悟していた…。宇宙船レオナ3号の二人の乗組員は死を覚悟していた…。 南部博士「ケン、超バードミサイルでレオナ3号を爆破するんだ」  ケン「俺にはできない・・・できません」南部博士「ケン、超バードミサイルでレオナ3号を爆破するんだ」 
ケン「俺にはできない・・・できません」
南部博士「分かってくれ、ケン。君の気持ちは分からなくもないが大勢の人の命が関わっているんだ。宇宙飛行士たちを立派に地球の空に散らしてやろう」
ケン「俺にはできない・・・できません」 あれはレオナ3号だ。落下地点まであと1分・・・ 南部博士「ケン・・・これが限界だぞ」あれはレオナ3号だ。落下地点まであと1分・・・ 南部博士「ケン…これが限界だぞ」 コンドルのジョー「くっそお、カッツェめ、俺にこのボタンを押させるのか・・・恨むんならギャラクターを恨めよ」 コンドルのジョー「くっそお、カッツェめ、俺にこのボタンを押させるのか…恨むんならギャラクターを恨めよ
早くロケットを爆破しないといけない。どうしても撃てないケンの代わりに、ジョーが超バードミサイルを撃とうとする。ギリギリのところまで悩み、心の葛藤をしていたケンが、ジョーを押しのけて、超バードミサイルを撃つ。はたして間に合うのか? ギリギリのところまで悩み、心の葛藤をしていたケンが、ジョーを押しのけて、超バードミサイルを撃つ。はたして間に合うのか?
泣く泣くケンは、限界ギリギリのところで、超バードミサイルの発射ボタンを叩いた。ギリギリのところでレオナ3号は爆破された。ギリギリのところでレオナ3号は爆破された。あまりにもギリギリなので、ガッチャマンたちも、死を覚悟するような状況。一体どうなったのか分からない…。 あまりにもギリギリなので、ガッチャマンたちも、死を覚悟するような状況。一体どうなったのか分からない…。間に合ったかどうか分からない程、ギリギリで爆破されたため、ガッチャマンは皆、びびって固まっていた。 間に合ったかどうか分からない程、ギリギリで爆破されたため、ガッチャマンは皆、びびって固まっていた。地球の空で散っていった宇宙飛行士が身に着けていた十字架が地上に落下した。衝撃的な悲しい結末。地球の空で散っていった宇宙飛行士が身に着けていた十字架が地上に落下した。衝撃的な悲しい結末。
核の大惨事は防ぐことができたが、ガッチャマンの心は深く傷ついた…。

『勇者ライディーン』第28話「地獄の巨烈獣大あばれ!」 / ライディーンの激しい損傷の影響で、洸も命を落としてしまった(後に復活する)。

『勇者ライディーン』(ゆうしゃライディーン)は1975年(昭和50年)4月4日から1976年(昭和51年)3月26日まで、金曜日19時00分-19時30分にNETテレビ系列で放送されたテレビアニメ。全50話。

勇者ライディーン OP
豪雷巨烈(ごうらいきょれつ)が操る「豪雷巨烈獣コーカツ」の猛攻撃を顔面に食らうライディーン・・・これは見るからに痛い攻撃だ。豪雷巨烈(ごうらいきょれつ)が操る「豪雷巨烈獣コーカツ」の猛攻撃を顔面に食らうライディーン・・・これは見るからに痛い攻撃だ。

『勇者ライディーン』第28話「地獄の巨烈獣大あばれ!」
ライディーンとひびき洸とは一体であり、初めて強化された巨烈獣(コーカツ)と戦った際には、ライディーンの激しい損傷の影響で、洸も命を落としてしまった(後にムートロンの力により復活)。 コーカツの車輪(歯車)のトゲで串刺しに…コーカツの車輪(歯車)のトゲで串刺しに… コーカツの車輪のトゲに挟まれて、まさにライディーンの上半身が串刺しに…見た目が痛い演出だ。コーカツの車輪のトゲに挟まれて、まさにライディーンの上半身が串刺しに…見た目が痛い演出だ。 さらにコーカツのダムダム弾(中央のドリルが発射されたもの)を食らいライディーンは内部が破壊されていく。亀裂が全身に入っていく。さらにコーカツのダムダム弾(中央のドリルが発射されたもの)を食らいライディーンは内部が破壊されていく。亀裂が全身に入っていく。 コーカツのダムダム弾が内部で爆発してライディーンの全身が倒壊していく。コーカツのダムダム弾が内部で爆発してライディーンの全身が倒壊していく。

相討ち覚悟でゴッドバード形態に変形するライディーン。体当たり。ゴッドバードの回転ドリル攻撃で豪雷巨烈獣コーカツを撃破したが…。 ひびき洸の安否は…ひびき洸の安否は… ライディーンは全身ボロボロ。トラウマ必至のあまりにも衝撃的な展開。ライディーンは全身ボロボロ。トラウマ必至のあまりにも衝撃的な展開。 ライディーンの激しい損傷の影響で、ひびき洸も命を落としてしまった。ライディーンの激しい損傷の影響で、一心同体のひびき洸も命を落としてしまった。 突然、ライディーンは謎の光に吸い寄せられ、宇宙空間のような別次元の世界を漂う この戦いが始まる前、ライディーンが格納されている人面岩の地下で「ムー帝国の遺跡」が発見されました。そこから謎の光が出ています。突然、ライディーンは謎の光に吸い寄せられ、宇宙空間のような別次元の世界を漂う。この戦いが始まる前、ライディーンが格納されている人面岩の地下で「ムー帝国の遺跡」が発見されました。そこから謎の光が出ています。 ムートロンの作用により、ライディーンの激しい損傷がみるみるうちに修復されていく。
ムートロンの作用により、ライディーンの激しい損傷がみるみるうちに修復されていく。全能の神「ムートロン」の奇跡の力が発動する。ライディーンの材質はムートロン金属で、動力源となる神秘のエネルギー、ムートロンの作用により、戦闘で受けたダメージは素体状態の時に自己修復される。 ライディーンの全身が元通りに修復された。ライディーンの全身が元通りに修復された。

『美少女戦士セーラームーン』(旧アニメ版無印)第45話「セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦」 / 当時の女児やファンに深いトラウマを残した伝説回。

【公式】美少女戦士セーラームーン 第1話「泣き虫うさぎの華麗なる変身」

『美少女戦士セーラームーン』(旧アニメ版無印)第45話は主人公以外のセーラー戦士4人が次々と戦死、最終話である第46話においては主人公の月野うさぎ(セーラームーン)と地場衛(タキシード仮面)も死亡という衝撃的な展開。当時の視聴者を呆然とさせた。

また、セーラー戦士たちの悲鳴と断末魔もリアルで怖い。

木野まこと / セーラージュピターは、DDガールズの触手に絡められたまま、シュープリーム・サンダーを使用し自分まで巻き添えにして死亡した。木野まこと / セーラージュピターは、DDガールズの触手に絡められたまま、シュープリーム・サンダーを使用し自分まで巻き添えにして死亡した。

「ダメ! ダメよ! みんな一緒でなきゃ!」
「まこちゃんあたしに言ったよ。この戦いが終わったら恋をするんだって!そう言ったじゃない…ダメだよウソついちゃ。ウソついたら閻魔様に舌抜かれるんだから…」

「泣いてるヒマはないよ…プリンセス…!さあ…元気を…出して…」 ジュピターは先に進むように言いながら息を引き取る。「泣いてるヒマはないよ…プリンセス…!さあ…元気を…出して…」

ジュピターは先に進むように言いながら息を引き取る。
水野亜美 /セーラーマーキュリーは、仲間の死で自暴自棄になっているうさぎに喝を入れ、DDガールズリーダーの幻影術の根源をポケコンを使って破壊して死亡した。 「これも…今日が使い納めかもね…ふん!」水野亜美 /セーラーマーキュリーは、仲間の死で自暴自棄になっているうさぎに喝を入れ、DDガールズリーダーの幻影術の根源をポケコンを使って破壊して死亡した。

「これも…今日が使い納めかもね…ふん!」

水野亜美 /セーラーマーキュリーは、第45話で仲間の死で自暴自棄になっているうさぎに喝を入れ、DDガールズリーダーの幻影術の根源をポケコンを使って破壊して死亡した。渾身の力でポケコンを振り上げ、DDガールズの幻覚の源を叩き壊して力尽きる。

愛野美奈子 / セーラーヴィーナスは、DDガールズにクレッセント・ビームを発射して自分も巻き添えにして死亡した。 「…クレッセント・ビーーーム!!!」愛野美奈子 / セーラーヴィーナスは、DDガールズにクレッセント・ビームを発射して自分も巻き添えにして死亡した。

…クレッセント・ビーーーム!!!

愛野美奈子 / セーラーヴィーナスは、DDガールズにクレッセント・ビームを発射して自分も巻き添えにして死亡した。渾身の力でDDガールズの一人を消滅させたヴィーナスは、吹き上がったマグマに飲み込まれていく。

火野レイ / セーラーマーズは、うさぎ以外では最後まで生き残り、DDガールズの一人を「ファイヤー・ソウル」で倒すも、もう一人のDDガールズによって致命傷を負う。しかし、最後の力を振り絞って残りのDDガールズも倒して死亡した。火野レイ / セーラーマーズは、うさぎ以外では最後まで生き残り、DDガールズの一人を「ファイヤー・ソウル」で倒すも、もう一人のDDガールズによって致命傷を負う。しかし、最後の力を振り絞って残りのDDガールズも倒して死亡した。

「やっぱり…うさぎの言う通り、雄一郎にキス…しとけば…よかった…ね」

火野レイ / セーラーマーズは、うさぎ以外では最後まで生き残り、DDガールズの一人を「ファイヤー・ソウル」で倒すも、もう一人のDDガールズによって致命傷を負う。しかし、最後の力を振り絞って残りのDDガールズも倒して死亡した。力を使い果たして虫の息になったマーズは、氷柱の上で眠るように息を引き取る。 月野うさぎ / セーラームーンはクイン・ベリルを倒す際、銀水晶の真の力を解放したことで死亡している。月野うさぎ / セーラームーンはクイン・ベリルを倒す際、銀水晶の真の力を解放したことで死亡している。

「普通の生活に戻りたい」という願いを銀水晶が叶えたことで、セーラー戦士たちは全員転生・復活しているが、元の仲間であった記憶は失っている。

『重戦機エルガイム』第54話「ドリーマーズアゲン」 / 主人公のダバ・マイロードの義妹のクワサン・オリビーが精神崩壊してダバの介護を受けなくてはいけなくなる。

『重戦機エルガイム』は、1984年2月4日から1985年2月23日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜17:30 ‐ 18:00(JST)に全54話が放送された、日本サンライズ制作のロボットアニメ。
ダバ・マイロードが精神崩壊して人形に成ってしまった妹の面倒を一生見るという有名なバッドエンド。

ラストは、ダバ・マイロード自身は新たな統治者となる道を選ばなかったうえ、人格が崩壊した義妹かつ許婚のクワサン・オリビーとともに生まれ故郷の惑星コアムで隠棲するという結末を迎えている。

ダバ・マイロード「さ…… クワサン・オリビー、故郷へ帰ろう」
クワサン・オリビー「うん、お兄ちゃん」

バイオリレーションの後遺症か、オリビーがミアンと同じ仕草で耳元を撫でる。ダバがオリビーを抱き上げ、オリビーが子供のように笑い転げる。

精神崩壊したクワサン・オリビー「アハハハ! アハハハッ……」

クワサン・オリビーは、第22話から登場する本作品の真のヒロイン。ダバ・マイロードの義妹で婚約者(ダバはオリビーの父親に引き取られた設定なので血は繋がっていない)。物語終盤あたりから、精神改造による負担からか精神崩壊の兆しが現れ始め、最終回では遂に人格が崩壊。結局、精神は元に戻らぬまま、ダバと静かに故郷の惑星コアムへ去る。
ギャブレー「あれは…一生治らん! ダバめ…」ギャブレー「あれは…一生治らん! ダバめ…

反乱軍兵たちに見送られ、ダバとオリビーを乗せたターナが飛び立つ。

レッシィ「アマンダラは、ヤーマンの血族者全てに対して、復讐を完成させたのよ……」
アム「復讐を…… 完成させた!?」
レッシィ「今日から一生、人形になってしまったオリビーの面倒を見るのよ…… そして、歳をとって死んでゆくのよ。2人とも……」

『機動戦士Ζガンダム』第50話「宇宙を駆ける」 / カミーユ・ビダンは死闘の末、シロッコを撃破するが精神疾患を発症する。視聴者に衝撃を与えた。

シロッコ「ジ・O、動け、なぜ動かん」シロッコ「ジ・O、動け、なぜ動かん」
『機動戦士Ζガンダム』第50話「宇宙を駆ける」(最終回)

シロッコは死者の意思を吸収したΖガンダムの超常的威力の前にジ・Oの制御を失う。シロッコは死者の意思を吸収したΖガンダムの超常的威力の前にジ・Oの制御を失う。

シロッコはウェイブライダー形態に変形したΖガンダムの突撃を受け、ジ・Oの装甲ごと肉体を貫かれる。シロッコはウェイブライダー形態に変形したΖガンダムの突撃を受け、ジ・Oの装甲ごと肉体を貫かれる。

「わ、私は1人では死なん…き、貴様も連れて行くぞ…カミーユ・ビダン!」わ、私は1人では死なん…き、貴様も連れて行くぞ…カミーユ・ビダン!

シロッコの断末魔と共に発せられた青い光(シロッコのニュータイプの力と言われている)を浴びる。シロッコが絶命の寸前に放った断末魔の思念はカミーユの精神を崩壊させた。カミーユ・ビダンは、シロッコの断末魔の悪意(青い光)まで自分の精神に取り込んでしまう。
シロッコの断末魔と共に発せられた青い光(シロッコのニュータイプの力と言われている)を浴びる。シロッコが絶命の寸前に放った断末魔の思念はカミーユの精神を崩壊させた。

カミーユ・ビダンが精神疾患を発症して終わるという結末は、視聴者に衝撃を与えた。

『キン肉マン』第20回超人オリンピック編 ラーメンマンvsブロッケンマン

ブロッケンマンは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場したドイツ出身の超人。残虐超人の代表的存在。ナチス将校を彷彿とさせる軍服に軍帽といういで立ちで、両肩にはかつてのナチスのシンボルだったハーケンクロイツの刺青が彫られており、今の時代に登場していれば大問題になっていた可能性もあるだろう。口から吐く毒ガスと凶器攻撃を得意としている。

ブロッケンマンの得意技「殺超人ミスト(毒ガス攻撃)」は、口から毒ガスを吐いて相手を苦しめる技。技名はキン肉マンⅡ世でブロッケンJr,が使用した際に判明している。ナチスのガス室の恐怖を再現」しているブロッケンマンの得意技「殺超人ミスト(毒ガス攻撃)」は、口から毒ガスを吐いて相手を苦しめる技。技名はキン肉マンⅡ世でブロッケンJr,が使用した際に判明している。ブロッケンマンの得意技「殺超人ミスト(毒ガス攻撃)」は、口から毒ガスを吐いて相手を苦しめる技。技名はキン肉マンⅡ世でブロッケンJr,が使用した際に判明している。テレビアニメでもブロッケンマンの毒ガス攻撃は再現された。ブロッケンマンにはナチスのシンボルであるハーケンクロイツの刺青があったため、アニメが放送禁止になる国があったほか、日本国内での再放送でも時期によってはカットされている。
最期はキャメルクラッチで胴体を真っ二つにされ死亡した。第20回超人オリンピックでドイツ代表として出場し、同じく残虐超人と知られているラーメンマンと対決し、最初こそは凶器攻撃と毒ガス攻撃でブロッケンマンが優勢であったが、僅かなスキを突かれ形勢逆転され最期はキャメルクラッチで胴体を真っ二つにされ死亡した。

アニメ版では残虐描写の自主規制として真っ二つにはされなかったが、ラーメンマンが何処からか出した麺棒で平たく伸ばされこねられ、最終的にラーメンの麺にされ食べられるしまう。アニメ版では残虐描写の自主規制として胴体を真っ二つにはされなかったが、ラーメンマンが何処からか出した麺棒で平たく伸ばされこねられ、最終的にラーメンの麺にされ食べられるしまう。

キャメルクラッチで二つ折りにされるまでは原作と同じだが、その体は分断されること無くグニャリと曲がりキャメルクラッチで二つ折りにされるまでは原作と同じだが、その体は分断されること無くグニャリと曲がり、更にはラーメンマンの取り出した麺棒で平たく伸ばされ、小麦粉の塊に見立ててこねられ、最終的に「ラーメンの麺となって食べられる」というカニバリズム的な描写に変更された。ラーメンマンの取り出した麺棒で平たく伸ばされ、小麦粉の塊に見立ててこねられ、最終的に「ラーメンの麺となって食べられる」という描写に変更された。 ラーメンマンの取り出した麺棒で平たく伸ばされ、小麦粉の塊に見立ててこねられ、最終的に「ラーメンの麺となって食べられる」という描写に変更された。 最終的に「ラーメンの麺となって食べられる」という描写に変更された。

確かに流血描写はなかったが、普通に考えてアニメ版の方が遥かに残虐・猟奇的であり、子供たちに与えたトラウマは上であろう。

【全滅エンド】敵味方ともに主要キャラが全滅するロボットアニメの衝撃的な最終回。

『伝説巨神イデオン』は、1980年5月8日から1981年1月30日まで、東京12チャンネルで全39話が放送された、日本サンライズ制作のテレビアニメ。

『伝説巨神イデオン』第39話「コスモスに君と」 / 39話で打ち切られ、最後は決戦の最中にイデが発動して全人類が滅亡するという衝撃的な幕引き。

イデが発動した瞬間。突然「その瞬間であった、イデの発動が起こったのは」というナレーションと共に、 敵味方全ての登場人物が宇宙の果てに吹き飛ばされていく。 『伝説巨神イデオン』第39話「コスモスに君と」(テレビ版最終話)イデが発動した瞬間。突然「その瞬間であった、イデの発動が起こったのは」というナレーションと共に、 敵味方全ての登場人物が宇宙の果てに吹き飛ばされていく。
『伝説巨神イデオン』第39話「コスモスに君と」(テレビ版最終話)

イデが仕組んだカララとドバの会談が決裂、ドバがソロ・シップの撃滅を命じたところで、唐突にイデが発動して両人類が滅亡するという内容。いきなりイデが発動して全人類が滅亡するという衝撃的な幕引きとなった。この悲劇的エンディングがその後,その名を轟かせる「皆殺しの富野」としてアニメ界を席巻し、後発のアニメ作品に強い影響を及ぼすことになる(新世紀エヴァンゲリオンなど)。いきなりイデが発動して全人類が滅亡するという衝撃的な幕引きとなった。この悲劇的エンディングがその後,その名を轟かせる「皆殺しの富野」としてアニメ界を席巻し、後発のアニメ作品に強い影響を及ぼすことになる(新世紀エヴァンゲリオンなど)。 最後に「イデ」が発動し、人類とバッフ・クランの双方が滅亡する。最後に「イデ」が発動し、人類とバッフ・クランの双方が滅亡する。 さらに劇場版ではテレビシリーズでは放送されなかった物語の終盤に当たる部分も映像化され、登場人物全員が次々と壮絶な死を迎える。さらに劇場版ではテレビシリーズでは放送されなかった物語の終盤に当たる部分も映像化され、登場人物全員が次々と壮絶な死を迎える。新作映画『THE IDEON 発動篇』が最終回の完全版となっている。

『聖戦士ダンバイン』第49話「チャム・ファウ」(最終回) / ショウ・ザマは黒騎士と相討ち。敵味方ともに主要キャラが全滅する。

ショウ・ザマの駆る「ビルバイン」とバーン・バニングスの駆る「ガラバ」が死闘を繰り広げ大破したために、最後はお互いに剣を持った白兵戦で決着をつけることになる。ショウ・ザマ「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!」ショウ・ザマ「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!」 黒騎士は最終決戦では仮面を脱ぎ捨て、素顔のバーン・バニングスとして白兵戦でショウと刺し違える黒騎士は最終決戦では仮面を脱ぎ捨て、素顔のバーン・バニングスとして白兵戦でショウと刺し違える。ショウ・ザマは黒騎士と相討ちになってしまう。

ショウ・ザマ「シーラ・ラパーナ、浄化を・・・」ショウ・ザマ「シーラ・ラパーナ、浄化を・・・シーラ・ラパーナの浄化によりバイストン・ウェルに関係する全ての者が消滅。シーラ・ラパーナの浄化によりバイストン・ウェルに関係する全ての者が消滅。

チャム・ファウは、ただ独り地上に残され海上を漂っていたところをアメリカ海軍に救出される。チャム・ファウは、ただ独り地上に残され海上を漂っていたところをアメリカ海軍に救出される。

『火垂るの墓』(1988年) / 栄養失調で節子を失い、清太自身も三宮駅構内で衰弱死した。鬱アニメの殿堂入り。

アニメ映画『火垂るの墓』は1988年に公開されたスタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画で高畑勲監督の長編アニメーション映画第6作。

清太の死が冒頭で描かれ、幽霊になった清太の「僕は死んだ」というナレーションから始まってカットバックしていき、神戸大空襲から清太が死地となる駅構内へ赴くまで原作の構成をほぼ忠実になぞっている。衰弱する節子。意識が朦朧として、サクマ式ドロップスと勘違いして、おはじきをしゃぶってしまう。おはじきをドロップと思って舐めたり、石を御飯だと勘違いするほど思考力が落ちており、死の直前は清太の言葉もほとんど通じていなかった。栄養失調で衰弱する節子。意識が朦朧として、サクマ式ドロップスと勘違いして、おはじきをしゃぶってしまう。おはじきをドロップと思って舐めたり、石を御飯だと勘違いするほど思考力が落ちており、死の直前は清太の言葉もほとんど通じていなかった。清太自身も三宮駅構内で衰弱死した。 清太もまた栄養失調に侵されており、身寄りも無いため三ノ宮駅に寝起きする戦災孤児の一人として野垂れ死んだ。清太自身も三宮駅構内で衰弱死した。 清太もまた栄養失調に侵されており、身寄りも無いため三ノ宮駅に寝起きする戦災孤児の一人として野垂れ死んだ。 清太自身も三宮駅構内で衰弱死した。 清太もまた栄養失調に侵されており、身寄りも無いため三ノ宮駅に寝起きする戦災孤児の一人として野垂れ死んだ。節子の幽霊が三宮駅構内で倒れている清太を見つけて駆け寄ろうとする。その時に、節子の後ろから清太の幽霊が現れる。

『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第40話「終極の譚歌 さら小僧」 / 禁忌を犯してしまったものの末路を描いた歴代でも屈指のトラウマエピソード。


ビンボーイサムが歌う「ぺったらぺたらこ」の歌が妖怪さら小僧の歌であることを知り、彼の元に訪れて忠告する。

ゲゲゲの鬼太郎「これ以上あの歌を歌うと、今に大変なことになりますよ……。」
「忠告はしましたからね。」

ビンボーイサム「おれは……、妖怪の歌を、盗んでしまった……。」「だが、あれは俺だけの歌だ!次に歌ったら命はないと思え!!」

ゲゲゲの鬼太郎「勘違いしないでください。あなたを助けたのは、あなたの奥さんに頼まれたからです。」
「さら小僧の歌を盗んだあなたが悪いという事実に変わりはありません。」
もう2度と、ぺったらこの歌を歌わないと、ここで約束してください。

そんな鬼太郎に対しイサムは……。

「あのう……、今日のグランプリだけ、あのネタをやらせてもらえないでしょうか……?」

「今から新しいネタを作る時間なんてない……。ずっと、この日を夢見てやってきたんです!」

「あのネタなら、優勝だって夢じゃ……!!」

「ダメです。」

彼のあまりにも身勝手な、しかしこれ以上ない必死の訴えは、まるで醜いものでも見るような目をした鬼太郎の一言で退けられた。

かつて彼が語った「僕は誰の味方でもない」という言葉が、
今回最も顕著に表れており、今話のゲゲゲの森の外にいる殆どのシーンの彼の目元は影がかかった様に暗く、怒りとも呆れともとれる複雑な表情を演出している。

鬼太郎の説得も家族の存在も、承認欲求を求める中毒に似た症状の男には最早届かず…

「はい!♪ぺったらぺたらこぺったっこ~ ぺったらぺたらこぺったっこ~♪」

一気に笑い声に包まれる会場。

再び禁忌を犯してしまった彼の脳裏に浮かんだのは、約束を破った後悔でも妖怪の報復への恐怖でもなく、ぺったらこの歌を使ったことで、再びスターダムに上りあがった記憶だった。

(これだ……!僕はこれが欲しかったんだ……!!)

「もう、他に何もいらない……」

幸せの絶頂にいるイサムを、舞台袖からさら小僧が怒りに満ちた表情で睨みつけていた……。

幸せの絶頂にいるイサムを、舞台袖からさら小僧が怒りに満ちた表情で睨みつけていた……。

物語は、怒り狂ったさら小僧が舞台に飛び出しイサムに襲いかかったところで終わりを告げる。

『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第43話「永遠の命おどろおどろ」 / 後味の悪いラスト。

おどろおどろの回は原作(1期でも同様)からして「科学者が変貌したおどろおどろに吸血されるも、逆に吸血し返して倒し、科学者の息子だった少年から石を投げられる」というオチであり、元人間である妖怪を倒すという展開上、少なからず後味の良くない展開になる事が多い。

ある日、鬼太郎のもとに手紙が届いた。
その内容は、鬼太郎の手で自分を殺して欲しいと願うもので…!?
頻発する吸血事件を探る鬼太郎は、まなと同級生の美琴に会う。頻発する吸血事件を探る鬼太郎は、まなと同級生の美琴に会う。頻発する吸血事件を探る鬼太郎は、まなと同級生の美琴に会う。美琴に微かな妖気を感じる鬼太郎だが…。

おどろおどろ(声:増谷康紀)は、人間の生き血を求める巨大な頭部のみの妖怪。おどろおどろ(声:増谷康紀)は、人間の生き血を求める巨大な頭部のみの妖怪。元は人間で遺伝子研究者の小野崎博士。不死細胞を証明する為、自分の体で実験をした結果、おどろおどろに変異してしまう。元は人間で遺伝子研究者の小野崎博士。不死細胞を証明する為、自分の体で実験をした結果、おどろおどろに変異してしまう。鬼太郎に自分を殺してくれと懇願するが… 美琴は自分は襲われないので父としての愛は残っている筈だと譲らず、ある手段を考えていると言い、スマホの画面を見せる。そのページでは自殺願望のある人間達の書き込みが沢山あり…

こういう人たちを集めて、父に血を吸わせるんです。」「それならいいでしょ?

そんな常軌を逸した美琴の提案に対して、目玉おやじは…

目玉おやじは…「バカモノ!」 「自殺したい人なら血を吸ってもいい、そんな理屈がこの世にあるものか!!」 「親子2人で道を外れる気か!?」目玉おやじ「バカ者。自殺したい人なら血を吸ってもいい、そんな理屈がこの世にあるものか!!親子2人で道を外れる気か!?

と声を荒げて美琴に説教をした。だが美琴はどうすればいいのかと泣きじゃくる。既にもう父としての意識もないのかと思われたが、おどろおどろは鬼太郎の方を見上げ、悲しげな唸り声をあげる。「私を止めてくれ、殺してくれ」と訴えんばかりに…

指…鉄砲!!!

断腸の思いで鬼太郎は上半身の拘束から逃れ指鉄砲を発射。彰悟の体は紫色の煙となって跡形もなく消滅。直撃を受けて吹き飛ばされたおどろおどろは倒れ、小野崎彰悟の姿に戻る。そんな彼に駆け寄る美琴、そして…

「これでいい、これでいいんだ…」
「これを…ありがとう…!」

美琴からもらったプレゼントのネクタイピンを掲げた。美琴は父の手を握ろうと手を伸ばすも、彼女の手が触れる寸前、彰悟の体は紫色の煙となって跡形もなく消滅。

後には彼の着ていたスーツと美琴が渡したネクタイピンだけが転がっていた。そして夜の川辺には、美琴の泣き叫ぶ声だけがいつまでも響いていた……

これ以上小野崎彰悟を苦しめられないし、被害も抑えないといけない。そう考えたら、この結末は致し方ないのかもしれない。

ラストシーンでは、小野崎美琴に恨み言を言われてしまった鬼太郎…後味の悪い結末を迎えることに…

後日。鬼太郎は、小野崎の墓参りをしていると、入れ替わりで、美琴がやってきます。

美琴「私はあなたを許さない。絶対に。」小野崎彰悟の娘の小野崎美琴「私はあなたを許さない。絶対に。」小野崎美琴「私はあなたを許さない。絶対に。」身内からすれば家族を殺した相手を恨むなという方が酷であろう。美琴だってあのままじゃいけないことはわかっていただろうし、この結末も予想してなかったわけではないであろう。
それでも鬼太郎を恨まずにはいられない、そうでもしないと心の整理がつかないのであろう。

アニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」の3大トラウマエピソード

ゲゲゲの鬼太郎(第2作)第37話「地相眼」 / 人間の味方の鬼太郎が、何も出来なかった。

「地相眼」になるために化けミミズのとぐろの中へ入る息子。 ゲゲゲの鬼太郎(第2作)第37話「地相眼」「地相眼」になるために化けミミズのとぐろの中へ入る息子。
ゲゲゲの鬼太郎(第2作)第37話「地相眼」

安井という大金持ちが鬼太郎に相談を持ちかけてきた。彼が財を為したのには、ある理由があった。ふとしたきっかけで魑魅魍魎の世界に迷い込み、そこで地相を知ることができる地相眼という秘宝を手に入れたのだ。

時が経ち、地相眼は新しく作り替える必要に迫られていた。安井はそのために息子の安男を犠牲にするか、自らの命と財産を差し出すか、化けミミズから選択を迫られていたのだ。
(C)水木プロ・東映アニメーショントラウマエピソードとして名高い原作版「ゲゲゲの鬼太郎」の「地相眼」トラウマエピソードとして名高い原作版「ゲゲゲの鬼太郎」の「地相眼」化けミミズ「我々は、お前の息子を新たな「地相眼」に作り変えるであろう。お前が、それを拒否するのならば、お前の命と財産のすべては失われるだろう。」

息子が10歳になったある日、魑魅魍魎の使者である化けミミズが安井の元を尋ねる。息子の安男を犠牲にするか、自らの命と財産を差し出すか、化けミミズから選択を迫られる。息子が10歳になったある日、魑魅魍魎の使者である化けミミズが安井の元を尋ねる。息子の安男を犠牲にするか、自らの命と財産を差し出すか、化けミミズから選択を迫られる。

息子の安男は地相眼になった。虚無感を感じるラストシーンには後味の悪さが残った。息子の安男は地相眼になった。虚無感を感じるラストシーンには後味の悪さが残った。

地相眼になっていく息子「どうして勝つか負けるかの社会になってしまったのだろう。どうして日本人は集団でエコノミックキチガイを発症したのだろう。どうしてみんなで幸せになる方法を見つけないのだろう。あぁ意識が遠ざかっていく・・・。」そうして地相眼が出来上がる。

妖怪側の言い分に正当性があるため、鬼太郎は何もできなかった。

『ゲゲゲの鬼太郎』第38話「隠れ里の死神」 / 鬼太郎が子供達を救えなかった悲しきバッドエンド。想定外のウラシマ効果で子供たちが白骨化。

隠れ里に来た鬼太郎は、何百年も昔に隠れ座頭にさらわれた子供たちに出会う。隠れ里に来た鬼太郎は、何百年も昔に隠れ座頭にさらわれた子供たちに出会う。

鬼太郎はついに隠れ座頭と対決する。「子供たちのためを思ってやっている」「ただ幸せにしてやりたいだけだ」と嘯く隠れ座頭だが、結局それは、当の子供たちの意志を無視した善意の押しつけでしかなかった。

隠れ座頭の神通力に苦戦する鬼太郎だったが、ふとした事で現世へ続く「時の橋」を見つける事に成功。追いすがる隠れ座頭だが、髪の毛針で顔面を撃ち抜かれ、血まみれになって絶命した。隠れ座頭を倒した鬼太郎は、子供たちと一緒に時の橋を渡るが・・・。隠れ座頭を倒した鬼太郎は、子供たちと一緒に「時の橋」を渡るが…。

時の橋を渡り、人間界に戻った鬼太郎と子供たちに数百年の年月の重みが襲い掛かる・・・。「鬼太郎さん、ありがとう」涙ながらに感謝を述べる子供たちと「時の橋」を渡り、現世に帰還した鬼太郎。
……だが、現実は残酷だった。

想定外のウラシマ効果。人間界に戻った鬼太郎が見たものは、白骨死体となった子供達の姿だった。想定外のウラシマ効果。人間界に戻った鬼太郎が見たものは、白骨死体となった子供達の姿だった。

現世に着いた瞬間、400年分の時の流れが一気に押し寄せたのだ。それは、何の力も持たない子供たちの肉体を崩壊させるには十分すぎる重さだった。
子供たちは白骨となり、そして風化していく。

子供たちを弔った墓前で「こんな事になるなら、救わない方がよかったかもしれない」と涙する鬼太郎。 そんな鬼太郎に、猫娘と目玉の親父は優しく語りかける。子供たちを弔った墓前で「こんな事になるなら、救わない方がよかったかもしれない」と涙する鬼太郎。
そんな鬼太郎に、猫娘と目玉の親父は優しく語りかける。

猫娘「でもねぇ、こうやってみんなお父さんやお母さんの側に行けたんですもの……」
親父「なあ鬼太郎……人が死ぬのは悲しい事じゃが、もし永遠に死なない事があるとすれば、それはもっと悲しい事に違いない。わしはそう思うぞ」

『ゲゲゲの鬼太郎』第43話「足跡の怪」 / ゲゲゲの鬼太郎史上最恐のトラウマ回。

『ゲゲゲの鬼太郎』(2期・1971年)第43話「足跡の怪」
とある農村にはタイタン坊という妖怪をまつる守護石があった。科学者の中村と山田はそれを隕石とみて、一部を叩き割って持ち帰る。その日から恐ろしい祟りが起こり始める。

鬼太郎はタイタン坊の怒りを鎮めるため、中村たちに石を返すよう説得に向かうが、功名心に憑かれた中村は聞く耳を持たない。そのうちに、祟りは二人の身にも及び始める。山田の肉体が少しずつ崩壊し始めたのだ…。(C)水木プロ・東映アニメーション
山田「こっ、小指がないッ!!」「耳が、耳がなくなったんだよ……!!」…さらに鬼太郎たちの目の前で、山田の右目…そして鼻が次々と溶けてなくなってゆく。鬼太郎史上最恐のトラウマ回として有名。そして鼻が次々と溶けてなくなってゆく。鬼太郎史上最恐のトラウマ回として有名。くっ、首がないッ!!!

顔が、首が、全身が段々と溶けてなくなっていくという様は非常にグロテスクであり、当時の子供たちに強いトラウマを与えることとなった。 現在であれば間違いなく規制が入る描写である。

中村の鼻と耳があの時の山田の様に溶けてなくなっていたのだ。

「タイタンボウ」に対して散々バカにした態度をとった結果、その報いを受けて無惨な最期を迎えた2人の男。目がなくなった中村は、まるでゾンビの様にフラフラとよろめいた末、山田「だった」足跡が続く穴へと真っ逆さまに落ちていった。目がなくなった中村は、まるでゾンビの様にフラフラとよろめいた末、山田「だった」足跡が続く穴へと真っ逆さまに落ちていった。

「ゲゲゲの鬼太郎」第3期(1985年~1988年)のエンディングテーマ「おばけがイクゾー」

みんなのトラウマ…最後の最後で妖怪たちが視聴者を驚かしにかかる。

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