ウルトラシリーズ漫画作品のまとめ。ウルトラシリーズのコミカライズ作品を「昭和ウルトラシリーズ」の有名なコミカライズ版(内山まもる版「ウルトラマン」4作品など)を中心にご紹介。20作品。

ウルトラ兄弟総出演のオリジナル企画もの

内山まもる『ザ・ウルトラマン』第1巻「ジャッカル対ウルトラ兄弟」(通称「ジャッカル編」) 第1話から第4話

内山まもるの代表作にしてウルトラマンコミックの金字塔、『ザ・ウルトラマン』ザ・ウルトラマン 単行本初収録&傑作選(上) 出版日は2022年5月20日

内山まもるの代表作にしてウルトラマンコミックの金字塔、『ザ・ウルトラマン』。内山まもるは、代表作『ザ・ウルトラマン』で知られる、ウルトラマンのコミカライズ作品の第一人者です。

今回は、その中でも特に人気のある「ジャッカル対ウルトラ兄弟」編など、内山まもるによるオリジナルストーリ-作品と、これまで単行本未収録だった「決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣」など、現在は読むことが難しくなってしまった作品を上下巻2冊にまとめて刊行します!

上巻では、内山まもるのオリジナルキャラクター、メロスが活躍する「ジャッカル対ウルトラ兄弟」と、そのメロスを原点としたアンドロメロスが登場する「ウルトラ戦士銀河大戦争」を同時収録。また、「コロコロコミック」特別増刊号に掲載された「若きファイタスの挑戦」や、一部を除いてこれまで単行本未収録となっていた「小学五年生」版『ウルトラマンタロウ』全話も初収録します!

収録作品(目次順)
ジャッカル対ウルトラ兄弟
「若きファイタスの挑戦」
「ウルトラ戦士銀河大戦争」
「ウルトラマンタロウ(「小学五年生」版)」

内山 まもるは、1975年、『小学三年生』4月号から『さよならウルトラ兄弟』の連載を開始する。この作品は後年に『ザ・ウルトラマン』と改題されて『コロコロコミック』に再掲載され、第三次ウルトラブームの一翼を担うことになり、内山も一気にブレイクする。

宇宙最凶のジャッカル大魔王は、みんなのトラウマ。ウルトラ兄弟とジャッカルの壮絶な戦い。ウルトラの国が壊滅させられるハードな展開。

「ジャッカル対ウルトラ兄弟」(通称「ジャッカル編」)内山まもる『ザ・ウルトラマン』第1巻「ジャッカル対ウルトラ兄弟」(通称「ジャッカル編」)

「ジャッカル対ウルトラ兄弟」(通称「ジャッカル編」)における敵宇宙人は、ジャッカル大魔王とも呼ばれる宇宙人であり、かつてウルトラマンキングに敗れ、「宇宙の地獄」と称されるブラックホールへ追放されたが、そのエネルギーを吸収することで強大な力を得て復活し、ウルトラの国を壊滅に追い込む。まず、ゼットン、ブラックキング、バードン、エースキラーなどの強力な怪獣へ変身し、ウルトラ兄弟を次々と倒していく。

ゼットンの伝説の必殺技「一兆度の火の玉」いきなり、死んだはずのゼットンが復活し、初代ウルトラマンが応戦するが、ゼットンの伝説の必殺技「一兆度の火の玉」を食らってしまう…。初代ウルトラマンが応戦するが、一兆度の火の玉にやられてしまう。実は、ジャッカル大魔王がゼットンに変身している。ジャッカル大魔王はウルトラ兄弟が敗れた強敵に変身して現れる。ナックル星人とブラックキングが登場するが本体はブラックキングの方で、ナックル星人は分身だった。ナックル星人とブラックキングが登場するが本体はブラックキングの方で、ナックル星人は分身だった。ウルトラマンジャック(新マン)の前にはナックル星人とブラックキングジャッカル大魔王は、ウルトラマンジャック(新マン)の前にはナックル星人とブラックキングとして…

ウルトラマンAにはエースキラーウルトラマンAにはエースキラーとして…

ウルトラマンタロウにはバードンウルトラマンタロウにはバードンとして現れた。

ウルトラ兄弟が次々と殺されていくトラウマ展開に。悲しみにくれるゾフィーたち宇宙警備隊。

あまりにも強すぎる宇宙最凶のジャッカル大魔王は、みんなのトラウマ。あまりにも強すぎる宇宙最凶のジャッカル大魔王は、みんなのトラウマ。

そんなとき、月からあやしい光が! ゾフィーたちが駆けつけると、そこには宇宙魔王ジャッカルがいた。じつはこのジャッカルが、怪獣に変身して、ウルトラ兄弟を葬った張本人だったのだ! 戦いが始まるが、かつてウルトラキングに挑んだほどの強敵に、ゾフィーたちは歯が立たない。必死の思いでウルトラの国へにげ帰るが……!!皆が憧れた、孤高の戦士、宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長のメロス皆が憧れた、孤高の戦士、宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長のメロス

関連情報:内山まもるさんのマンガが原作の短編アニメ「ザ・ウルトラマン」が、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの公式YouTubeチャンネルで限定配信

内山まもるさんのマンガが原作の短編アニメ「ザ・ウルトラマン」が、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの公式YouTubeチャンネルで限定配信内山まもるさんのマンガが原作の短編アニメ「ザ・ウルトラマン」が、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの公式YouTubeチャンネルで2022年5月30日午前10時~6月30日に配信。

期間限定配信
5/30(月)~6/30(木)

https://www.youtube.com/user/tsuburaya

「ザ・ウルトラマン」は、庵野さん率いるアニメ制作会社「カラー」とドワンゴの企画「日本アニメ(ーター)見本市」で制作された短編アニメ。庵野秀明さんが企画・脚本を担当した特撮ドラマ「ウルトラマン」の映画「シン・ウルトラマン」のヒットと、コミックス「ザ・ウルトラマン 単行本初収録&傑作選(上)」(小学館)の発売を記念して配信されることになった。

ウルトラ兄弟たちが何者かによって次々と殺害されてしまう。<あらすじ>
1975年、宇宙は平和を取り戻していた。 そんな時、ウルトラ兄弟たちが何者かによって次々と殺害されてしまう。 犯人の名は宇宙大魔王ジャッカル。 遠い昔、ウルトラマンキングに敗れブラックホールに追放された宇宙人である。 やがて地球に侵攻したジャッカル軍は人間態で潜伏するウルトラ戦士たちを炙り出すため、 捕虜にした人間たちの処刑を決行しようとする。 諦めかけたその時、頭上に謎の鎧戦士が現れた…。ウルトラ兄弟たちが何者かによって次々と殺害されてしまう。ウルトラ兄弟たちが何者かによって次々と殺害されてしまう。

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かたおか徹治による漫画作品『ウルトラ兄弟物語』のエピソードの一つ「決闘ウルトラ兄弟」 / 酒に酔った新マンのセリフ「どうせおれはだめなウルトラ族さ!」が有名

作品自体の知名度は漫画媒体ということもあって、ウルトラシリーズの中ではかなり低い方ではあるが、このエピソード中における「自暴自棄になって酒浸りの日々を送る新ウルトラマン」は、そのインパクトから当時の読者間で語り草となっており、作品を知らずとも何処かでネタを見たという人もいると思われる。

酒に酔った新マン「ふん、それでいいんだ。どうせおれはだめなウルトラ族さ!」

新マン「ふん、それでいいんだ。どうせおれはだめなウルトラ族さ!」酒に酔っている自暴自棄の新マン「ウルトラの血がなんだ! おれはもう昔のおれじゃないっ!」
ゾフィー「ウルトラマンからわけは聞いたが……」
新マン「ほっといてくれ! 一人にしてくれ!」
ゾフィー「しかし、このままではきみはますますだめになってしまうぞ!」
新マン「ふん、それでいいんだ。どうせおれはだめなウルトラ族さ!

「死なないだろ…多分。」は、SNSに投稿された有名なコラ画像であり、元々のセリフは「しまったっ!!」

宇宙人「ガキが死んでもいいのかっ!?」
スペシウム光線を放つジャックに向けて子供を盾にする。

ネタのコラ画像部分…「死なないだろ…多分。

スペシウム光線が子供に命中。
子供「キャッ!!」
ぼうやーーーっ!

いい加減なセリフの「死なないだろ…多分。」は、SNSに投稿された有名なコラ画像であり、元々のセリフは「しまったっ!!」であり、ジャックはその事で自分を責め、飲んだくれてしまう。

初代ウルトラマン

現代コミクス版ウルトラマン

現代コミクス版ウルトラマン 上 「ウルトラマン」放映の1966(昭和41)年から1967(昭和42)年当時、現代芸術社から子ども向け月刊誌として刊行されていた雑誌『ウルトラマン』。 毎号2本のコミカライズ作品を収録していたこの雑誌は、今では希少性も高く、古書価で付録欠けでも1冊あたり約15,000円の値付けがされているほどのマニア垂涎のシリーズとして知られています。今回はその全9冊のうち収録作のほとんどを手がける井上英沖による作品を上下2巻に分けて一気に収録!

上巻では、創刊号(昭和41年11月号)から昭和42年3月号までに掲載された「ネロンガ・バルタン星人・ジラース・ギャンゴ・ドドンゴ・ガボラ・ぺスター・新バルタン星人・ヒドラ」の回を収録。

現代コミクス版ウルトラマン 下下巻には、1967(昭和42)年3月号から7月号までに掲載された「アボラス&バニラ」「怪獣無法地帯」「ケムラー」「ジャミラ」「スカイドン」「サイゴ&キーラ」「シーボーズ」の7作を収録。各号の巻頭作のカラーページをかつての色調で再現し、当時の雰囲気を極力生かして再構成した復刻版です。

ホラーマンガの巨匠・楳図かずお版『ウルトラマン』

さまざまなウルトラマンコミカライズシリーズのなかでも 一、二を争う人気を誇るマガジン楳図版ウルトラマンを完全復刻。 ジャパンホラーマンガの巨匠が少年誌に怪獣ブームをもたらした伝説の異色作を扉絵、カラーページまで初めて再現!さまざまなウルトラマンコミカライズシリーズのなかでも一、二を争う人気を誇るマガジン楳図版ウルトラマンを完全復刻。ジャパンホラーマンガの巨匠が少年誌に怪獣ブームをもたらした伝説の異色作を扉絵、カラーページまで初めて再現!

『ウルトラマン』放映開始に先立ち、本放送にとらわれず作者独自の視点からコミカライズされた本作は、ホラーマンガの開拓者としての作者の本領が発揮された怪奇色の色濃いシリーズとなり、怪奇ホラーものになれていなかった当時の少年読者に強いインパクトを与えました。

陰影まで細かく描きこまれたバルタン星人ウルトラマンの活躍もさることながら、陰影まで細かく描きこまれたバルタン星人をはじめとする怪獣のフォルムは著者の独擅場で、その存在感は圧倒的です。テレビ放映とあいまって、少年誌の「ウルトラマン」人気を決定づけた記念碑作を、扉絵もふくめて初めて全頁再現した「完全版」となります。

一峰大二版『ウルトラマン』

一峰大二先生による不朽の名作『ウルトラマン』ヒーローコミカライズ界のレジェンド・一峰大二先生による不朽の名作『ウルトラマン』謎の巨人ウルトラマンが深海人(深海人+ネロンガ)と戦う。【最終巻】AKITA特撮SELECTION ウルトラマン 最終決定版 下【最終巻】AKITA特撮SELECTION ウルトラマン 最終決定版 下

下巻では現存するカラー画稿を網羅しているばかりか、まだ誰も読んだことのない未発表新作「烈風怪獣ゴルダーの逆襲の巻」、そして“一峰版ゼットン”が登場するもうひとつの最終回「さらばウルトラマンの巻」までも収録、世界初公開!!“一峰版ゼットン"が登場するもうひとつの最終回「さらばウルトラマンの巻」までも収録、世界初公開!!

高田裕三版『ウルトラマン THE FIRST』

『ウルトラマン THE FIRST 』は、特撮テレビ番組『ウルトラマン』を原作とする高田裕三の漫画作品。角川書店の雑誌『特撮エース』創刊号より連載。同誌休刊後は、『特撮ニュータイプ』に掲載紙を移した。

「特撮エース」時代は、原作TV版の第1話~第5話、第7話をコミカライズ。顔だけでウルトラマンの身長を上回る程の巨体のラスボスのゼットン。「特撮ニュータイプ」に移ってからは『第2部 さらばウルトラマン』と題し、TV版最終回を中心にアレンジしたストーリーになっている。顔だけでウルトラマンの身長を上回る程の巨体のラスボスのゼットン。

「特撮ニュータイプ」に移ってからは『第2部 さらばウルトラマン』と題し、TV版最終回を中心にアレンジしたストーリーになっている。

関連情報:映画『シン・ウルトラマン』公開記念特番【大ヒット上映中】

映画『シン・ウルトラマン』の公開を記念し、TVで放送された映画公開記念!『シン・ウルトラマン』誕生SP特番をYouTubeでも配信!
豪華キャストが『シン・ウルトラマン』の魅力に迫るほか、撮影中の裏話も披露。また、主題歌「M八七」を歌う米津玄師さんのインタビューも!
映画をまだ観ていない人はもちろん、すでに観た人も楽しめる盛りだくさんの内容です。
ぜひご覧ください!

映画『シン・ウルトラマン』大ヒット上映中
映画公式サイト:https://shin-ultraman.jp
映画公式Twitter:https://twitter.com/shin_ultraman

ウルトラセブン

桑田次郎版『ウルトラセブン』 / 全体的にはスタイリッシュな内容だが、一部、トラウマ必至なハードな展開も。

桑田次郎版『ウルトラセブン』 / 全体的にはスタイリッシュな内容だが、一部、トラウマ必至なハードな展開も。昭和42年のテレビ放映当時、「週刊少年マガジン」にリアルタイムで連載された桑田次郎のオフィシャルコミックが初めて完全版として甦る!!「桑田次郎」は旧ペンネームで、現在は「桑田二郎」名義となっている。

「マンガショップ」発行の『ウルトラセブン』は上中下の3巻構成。上中巻が『エイトマン』でも知られる巨匠・桑田次郎先生、下巻が『黒い秘密兵器』でも知られ、桑田先生と同年代の巨匠・一峰大二先生によるもの。

『ウルトラセブン』第2話『湖の秘密』 / 後半のエレキングの絵が正解で、前半の狂暴なエレキングの方が間違いだという…

前半に登場した狂暴なエレキングの方が間違い

ウルトラアイを敵に盗まれて、セブンに変身出来ないモロボシ・ダンに迫るエレキング!テレビ放送版と比べて、怪奇性と狂暴性を高めたエレキングのデザイン。

個人的には、こちらも好きです。テレビ放送のコミカライズ(マンガ化)として、これくらいのアレンジは良いのではないかと思いますが…。

終盤に登場したテレビ版とほぼ同じデザインのエレキングが正解とのこと…

終盤に登場したエレキングの絵は、前半のものと比べて、テレビ放送版に近いものに変更されている。

連載当時の「週刊少年マガジン」に掲載された、問題のお詫び広告!

連載当時の「週刊少年マガジン」に掲載された、問題のお詫び広告!

通常、単行本収録の際にはこれらの広告やお知らせは削除されてしまうため、掲載誌を入手して調べるしかないのだが、実は前半に登場した狂暴なエレキングの方が間違いであり、やはり終盤に登場したテレビ版と同じデザインのエレキングが正しかったことが、この広告で証明されている。

てっきり、桑田次郎先生の独自の発想とアレンジによるものだとばかり思っていた、この狂暴なエレキングの登場。果たして単なる間違いだったのか?それとも確信犯的にあえて凶暴にしたものの、後で読者からの投書やクレームが殺到したので元に戻したのか?

どちらにせよ、単行本収録の際にも修正されず、こうして今でも狂暴なエレキングが読めることは、我々ファンにとっては幸運だったと言えるだろう。

引用元: コミカライズ版『ウルトラセブン』のエレキングが異常に狂暴で怖い!その意外な理由って? – Middle Edge(ミドルエッジ)

『ウルトラセブン』第9話「狙われた街」 / メトロン星人が登場。彼の仕組んだ罠により人々が凶暴化。残虐なスプラッターホラー展開に。

メトロン星人の影響を受けた小さな女の子が両親をオノで叩き殺した…

タバコとマッチを父親に持ってくるように頼まれた娘(ミヨ子)。途中で、明らかに何者かに洗脳されて操られているように見えるが…斧を持ち出して、あまりにも物騒な雰囲気に…。タバコとマッチを父親に持ってくるように頼まれた娘(ミヨ子)。途中で、明らかに何者かに洗脳されて操られているように見えるが…斧を持ち出して、あまりにも物騒な雰囲気に…。

幼い少女が、父親に向かって斧を振り上げて…幼い少女が、父親に向かって斧を振り上げて…

幼い娘が、いきなり斧で父親を惨殺した…いきなり残虐なスプラッター展開に。幼い娘が、あっさりと斧で父親を惨殺した…いきなり残虐なスプラッターホラー展開に。

そのまま別室に寝ている母親も血祭りにあげるという、衝撃的な展開に…。そのまま別室に寝ている母親も血祭りにあげるという、衝撃的な展開に…。

フルハシ隊員「すごいのなんのって小さな女の子が両親をオノで叩き殺したそうだ
アンヌ隊員「まあおそろしい…

今回の凶悪事件以外にも、駅で日本刀を振り回す男や旅客機で爆弾を爆発させた男など、凶悪な事件が連続して起きていることに気がついたウルトラ警備隊。

メトロン星人の仕業だった。メトロン星人の仕業だった。

一峰大二版『ウルトラセブン』

一峰大二版『ウルトラセブン』

講談社テレビコミックス ウルトラセブン

講談社テレビコミックス ウルトラセブン(上)

講談社テレビコミックス ウルトラセブン(上)『ウルトラセブン』放映当時の1967年12月~1968年5月まで「ぼくら」編集部が毎月発売した「講談社テレビコミックス ウルトラセブン」全6集。3名の漫画家による描き下ろしコミックス―福元一義「クール星人の巻」など全6編、伊東章夫「ビラ星人の巻」など全5編、中沢啓治「絵物語ピット星人の巻」など全3編という、幻の14作品を秘蔵のオリジナル原稿と誌面復刻によりA5判《上・下巻同時刊行》で初単行本化!!

1、クール星人の巻     福元一義      P.3
2、絵物語 ピット星人の巻  中沢啓治     P.39
3、ビラ星人の巻      伊東章夫       P.55
4、ペガッサ星人の巻    伊東章夫      P.95
5、キュラソ星人の巻    福元一義       P.135
6、宇宙龍ナースの巻    伊東章夫      P.171
7、アイロス星人の巻    福元一義/智プロ  P.211
8、星人特集 地球SOS    活版特集     P.247

講談社テレビコミックス ウルトラセブン(下)

講談社テレビコミックス ウルトラセブン(下)1、怪獣アンノンの巻    伊東章夫      P.3
2、地底ロボットの巻    福元一義/智プロ  P.43
3、アイアンロックスの巻  福元一義      P.79
4、ボーグ星人の巻     中沢啓治     P.123
5、プラチク星人の巻    福元一義     P.163
6、絵物語 宇宙細菌ダリの巻 中沢啓治    P.200
7、ぺガ星人の巻      伊東章夫     P.213
8、地球をねらう宇宙怪人  活版特集     P.199

帰ってきたウルトラマン

森藤よしひろ版『帰ってきたウルトラマン』(小学五年生 1971年8月号 – 1972年4月号、小学六年生 1971年7月号 – 1972年4月号) / (ナックル星人ではなく)ナック星人とブラックキングに敗れた新マンが「首つり」状態にされている…。処刑シーンが残酷に。

テレビ放送された『帰ってきたウルトラマン』第38話「ウルトラの星光るとき」において、ナックル星人とブラックキングに敗れ、逆さ磔にされる新マンだが、本作では(ナックル星人ではなく)ナック星人とブラックキングに敗れた新マンが「首つり」状態にされている(「小学五年生」1972年1月号掲載「帰ってきたウルトラマン」より)。

高須れいじ版『帰ってきたウルトラマン』(小学三年生 1971年5月号,11月号-1972年3月号)

高須れいじ版『帰ってきたウルトラマン』(小学三年生 1971年5月号,11月号-1972年3月号)ナックル星人に逆さに吊り下げられた新マンがバラバラ処刑される前に、ウルトラセブンと初代ウルトラマン(「まえのウルトラマン」という表記)が助けに来る。

居村真二版『帰ってきたウルトラマン』

居村 眞二(いむら しんじ、1949年1月6日 – 2005年9月)は、日本の漫画家。大阪府出身。「COM」などへの投稿を経て、1971年上京、つのだじろうのチーフアシスタントを経験した後、独立。つのだじろうの「恐怖新聞」には「笑う骸骨」というエピソードがあり、劇中に居村真右ェ門という居村の名前を使った人物が登場する。

ウルトラシリーズのコミカライズ作品の他、『紺碧の艦隊』など戦争漫画を多く描いていたが、2005年9月初頭頃に不審死した。

内山まもる版『帰ってきたウルトラマン』

中城けんたろう版『帰ってきたウルトラマン』(幼稚園 1971年5月号 – 1972年3月号連載、小学一年生 1971年4月号 – 1972年3月号連載)

中城けんたろう版『帰ってきたウルトラマン』(幼稚園 1971年5月号 - 1972年3月号連載、小学一年生 1971年4月号 - 1972年3月号連載)中城 けんたろう(なかじょう けんたろう、1938年4月12日 – 2020年1月19日)は、1956年に中城たてお名義で『ロボット狂時代』(冒険王)で漫画家デビュー。タツノコプロ創成期に作画家として参加した事もある。

1970年代は梶原一騎原作作品を多く手がけたが、中城は生前の梶原と最も深く交流し、梶原にひけを取らない巨漢で酒も強いということもあって、彼と対等に話ができた数少ない漫画家と言われている。

坂口尚版『帰ってきたウルトラマン』(小学五年生 4月号-6月号)

坂口尚版『帰ってきたウルトラマン』坂口 尚(さかぐち ひさし、1946年5月5日 – 1995年12月22日)は、日本の漫画家・アニメーター。東京都出身。1963年 虫プロ入社、『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』で原画・演出等を担当。

坂口尚版『帰ってきたウルトラマン』

ウルトラマンA(エース)

蛭田 充(ひるた みつる)版『ウルトラマンA』(別冊少年サンデー 1972年6月号-1973年3月号)

蛭田 充版『ウルトラマンA』(別冊少年サンデー 1972年6月号-1973年3月号)蛭田 充(ひるた みつる)は、福島県いわき市出身の漫画家。本名、蛭田幸充。別名:浅井ゆきお、浅井幸雄、旭日充、浅井孝男。小沢さとるのアシスタントを経て、1968年ダイナミックプロ入社。1970年『七〇式戦闘機』(少年ジャンプ)でデビュー(浅井ゆきお 名義)。

内山まもる版『ウルトラマンA』

内山まもる版『ウルトラマンA』

ウルトラマンタロウ

石川賢の漫画版「ウルトラマンタロウ」 / 特撮ヒーロー物のコミカライズ版の中でも屈指のトラウマ漫画として有名

『ウルトラマンタロウ』がテレビ放映された1973年、小学館発行の「週刊少年サンデー」および「小学一年生」に『ウルトラマンタロウ』のコミカライズが連載されました。描き手は『ゲッターロボ』シリーズなどの代表作をもつ石川賢氏です。石川賢版『ウルトラマンタロウ』は石川流のアクション描写やストーリーアレンジが話題となり、今なおマニア人気の高い作品です。『ウルトラマンタロウ』がテレビ放映された1973年、小学館発行の「週刊少年サンデー」および「小学一年生」に『ウルトラマンタロウ』のコミカライズが連載されました。描き手は『ゲッターロボ』シリーズなどの代表作をもつ石川賢氏です。石川賢版『ウルトラマンタロウ』は石川流のアクション描写やストーリーアレンジが話題となり、今なおマニア人気の高い作品です。ウルトラマンタロウに変身し奇形獣の上顎と下顎を持ち、バリーン!と引き裂く。ウルトラマンタロウに変身し奇形獣の上顎と下顎を持ち、バリーン!と引き裂く。石川賢先生らしいすさまじい残酷描写が満載のグロ漫画になっている。串刺しにされたバルタン星人とメフィラス星人。串刺しにされた哀れな死に様のバルタン星人とメフィラス星人。

TVシリーズの怪獣や宇宙人、ウルトラ兄弟が続々登場するという比較的シンプルなストーリーラインではあるものの、怪獣や宇宙人を容赦なく串刺しやミンチにするタロウ達の戦闘スタイルなど、やはり石川賢らしさが所々に垣間見える。バードンのクチバシに刺されるゾフィー。客演ウルトラ兄弟の殉職率が尋常ではない。バードンのクチバシに刺されるゾフィー。客演ウルトラ兄弟の殉職率が尋常ではない。

「小さな独裁者」 / タロウの顔にヒビが入る衝撃的な展開。ウルトラマンの顔は実はマスクだった…。

操られた子供達が、大人に反旗を翻した。
物を略奪し、暴行を働き、放火に殺戮を繰り返した。
子ども達を止めようと前に出てくる光太郎、しかし、相手がどんなに酷いことをしていても操られている子どもなので手を出す事が出来ない。
全国から特殊な電波で操られた子どもが集まって来たが、大人は誰も手が出せない。

「ダメだ…撃てない」

この一連の描写はホラー以外の何物でも無く、大人すら今読んだら恐怖に慄くだろう。

ああっ!!タ、タロウがっ!?タロウの顔にヒビが入る。ああっ!!タ、タロウがっ!?

最終的にタロウに変身するのだが、子ども達が動かす戦車の砲撃で、なんとタロウの顔にヒビが入る。衝撃的な展開に…。
そのヒビからフェイスフラッシュの如く光が発し、子どもたちが正気に戻った。しかしタロウの顔面のヒビから漫画『キン肉マン』に登場する技「フェイスフラッシュ」の如く光が発し、子どもたちが正気に戻った。

この際、石川版ウルトラマンタロウの衝撃の事実が語られる。

ウルトラマンの顔は実はマスクだった

ウルトラマンの顔から出る光によって、霊長類は人類に進化したらしい。

内山まもるの「小学五年生」版「ウルトラマンタロウ」 / 幻の作品。「話の筋が陰鬱かつハード」「終盤になるにつれウルトラマンタロウはおろか怪獣や宇宙人すら殆ど出番が無くなる」という鬱漫画として有名。

内山まもるの「小学五年生」版「ウルトラマンタロウ」円谷プロの特撮番組『ウルトラマンタロウ』の、「小学五年生」誌にて連載された内山まもるによるコミカライズ版。一部エピソードを除き「幻の作品」とも言える扱いに近い状況だった本作だが、著者没後11年経った2022年5月20日に小学館より刊行された書籍『ザ・ウルトラマン 単行本初収録&傑作選』上巻に、当時連載された全エピソードが収録されることが叶った。

あらすじ

宇宙からの侵略者「インベーダー」は自身らの存在を察知した大堀博士を、地球侵略の邪魔になる障害として暗殺し、その魔の手を研究データを引き継いだ息子のタケルにも伸ばそうとしていた。インベーダーからの逃避行の最中、タケルはたまたま助けてくれた青年・東光太郎に、自身の身に降りかかった災難と、インベーダーの存在のあらましを伝えるが、光太郎に打ちのめされたインベーダーが呼び出した怪獣アストロモンスの襲撃で、光太郎は致命傷を負ってしまう。

しかし、タケルを助けたその姿を見たウルトラの母によって光太郎はウルトラ6番目の弟の生命を与えられ、ウルトラマンタロウへと変身。圧倒的な力でアストロモンスを撃退したタロウは、タケルに自身を呼び出す事の出来るテレパシー能力を与える。

父を殺したインベーダーの野望を追うタケル、彼を陰ながら支える光太郎、そして彼らを狙うインベーダー。タケルの逃避行の行方は……

漫画版『ウルトラマンタロウ』の「涙のストリウム光線」(バードン登場) / テレビとはまた違った形でゾフィーの死が描かれている。

本放送当時に『小学二年生』で内山まもるが執筆していた漫画版『ウルトラマンタロウ』の「涙のストリウム光線」(てんとう虫コミックス『ザ・ウルトラマン』第2巻に収録)では、バードンは、タロウにウルトラの国での治療が必要な重傷を負わせた後、彼に代わって相手となったゾフィーにもカラータイマーの破壊という重傷を負わせるが、治療を終えて戻ってきたタロウの目の前でゾフィーに羽交い絞めにされ、彼の「私ごと撃て!!」との決死の叫びを受けたタロウが涙ながらに放ったストリウム光線で倒される。なお、ゾフィーの遺体はまもなく飛来したウルトラの母にねぎらいの言葉をかけられ、彼女と銀十字軍団によってウルトラの星へ運ばれている。

ウルトラマンレオ

内山まもる版「ウルトラマンレオ」(「小学二年生」「小学三年生」版)

おおとりゲンが変身するレオ、その弟アストラ、そして、ゲンを鍛えるウルトラセブン=モロボシ・ダンが地球を救う!

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