『地獄先生ぬ〜べ〜』はトラウマの宝庫。妖怪や悪霊を退治する学園コメディーアクションの『地獄先生ぬ〜べ〜』に登場した数多くの妖怪・悪魔・鬼・神・霊の中から、視聴者にトラウマを植え付けたグロテスクで恐ろしい妖怪とトラウマ回(トラウマシーン・ストーリー)を厳選したまとめ。生々しい存在感の妖怪、死体や虫などのグロテスクな表現も。

次元妖怪・まくらがえし 分岐した未来の一つとはいえ、ぬ~べ~が廃人になっているシーンはトラウマに。

次元妖怪・まくらがえしの巻

次元妖怪・まくらがえしの巻

『地獄先生ぬ〜べ〜』は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による漫画作品、およびそれを原作とした各種作品群。略称は「ぬ〜べ〜」。集英社『週刊少年ジャンプ』にて1993年38号-1999年24号まで連載された。「鬼の手」を持つ霊能小学校教師の「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介(ぬえの めいすけ)が児童を守る為に、妖怪や悪霊を退治する学園コメディーアクション。

まくらがえしは、眠っている人の枕を裏返し、その人物の魂をパラレルワールドへと飛ばす。飛ばされた人物が困惑するさまを見て楽しむ妖怪。
作中では稲葉 郷子(いなば きょうこ)の魂を26歳頃に飛ばした。郷子はいきなりOLになっており、戸惑いながらも生活に溶け込もうとする。この未来では立野 広(たての ひろし)は細川 美樹(ほそかわ みき)と結婚しており、ぬ~べ~は妖怪との戦いでほぼ全身がマヒした状態になっていた。ぬ~べ~は郷子がまくらがえしの力でこの未来に来てしまったと語り、「この世界は数ある未来の一つ」だと言って鬼の手で郷子を元の世界に戻した。

稲葉 郷子(いなば きょうこ)の魂は、パラレルワールドのぬーべーが廃人状態になった世界に飛ばされた。小学校からOLになるまでの記憶は確かにあるが、どうしてもこの世界が自分の世界だとは思えずに苦悩する郷子。

稲葉 郷子(いなば きょうこ)の魂は、パラレルワールドのぬーべーが廃人状態になった世界に飛ばされた。小学校からOLになるまでの記憶は確かにあるが、どうしてもこの世界が自分の世界だとは思えずに苦悩する郷子。

その未来では美樹と広が結婚しており、ぬ~べ~は悪霊の除霊に失敗して全身の殆どをマヒした状態であった。

その未来では美樹と広が結婚しており、ぬ~べ~は悪霊の除霊に失敗して全身の殆どをマヒした状態であった。

ぬ~べ~が廃人になっている世界は現実ではないと泣き叫ぶ響子。

ぬ~べ~が廃人になっている世界は現実ではないと泣き叫ぶ響子。

ぬ~べ~は郷子がまくらがえしの力でこの未来に来てしまったと真実を語り、「この世界は数ある未来の一つ」だと言って鬼の手で郷子を元の世界に戻した。

ぬ~べ~は郷子がまくらがえしの力でこの未来に来てしまったと真実を語り、「この世界は数ある未来の一つ」だと言って鬼の手で郷子を元の世界に戻した。

第137話「次元妖怪・まくらがえし」で郷子がまくらがえしによって精神を送り込まれた、パラレルワールドの未来に存在するぬ〜べ〜は、悪霊の除霊に失敗して重傷を負ったために会話もほとんどできなくなり、車椅子に座って点滴を受けながらリツコ先生に介護されるなど、ほぼ廃人と化している。

『霊媒師いずな』において、白虎からの傷の呪いで廃人となったぬ~べ~。

白虎に受けた傷には強い呪いがかかっており、3年後にその呪いが発動し、ぬ~べ~が廃人に。

白虎に受けた傷には強い呪いがかかっており、3年後にその呪いが発動し、ぬ~べ~が廃人に。

『霊媒師いずな』は、『地獄先生ぬ〜べ〜』で中学生だった霊媒師イタコ少女・葉月いずなが高校生となった現代で、迷える人々の霊や妖怪に関する悩みや事件を解決していく物語。『霊媒師いずな』に登場する鵺野 鳴介(ぬえの めいすけ)は、葉月 いずな(はづき いずな)と初めて出会った年に彼女達が引き起こしてしまった白虎事件で負った傷により、3年後に発症した呪いで重傷を伴う後遺症を患い、会話もほとんどできなくなり車椅子に乗って点滴を受けながら、かつての同僚にして想い人だったリツコ先生に介護されている。後に妖怪チャブクロの力で過去改変に成功したいずなの努力で、過去の事件自体がなくなり助かっている事が判明し、本編終盤の展開通り九州の小学校に転勤した。

てけてけ

てけてけの怪の巻

てけてけの怪の巻

てけてけは、中学生の少女の霊。電車に轢かれ、体を上半身と下半身に真っ二つにされて死んだため、上半身だけで現れる。その悲惨な死に方ゆえに怪談話が広まり、彼女を怖れる人々の念によって現世に縛り付けられ成仏できずにいる。まことの前に姿を現したが、ぬ〜べ〜に真意を伝えられたまことが早く成仏出来るようにと祈ったため和解。その後、「てけてけを追い払う呪文」をネタに児童から金を巻き上げていた不良高校生の前に現れ、身勝手な噂を撒き散らされたことに対する怒りと恨みから両足を引きちぎり、どこかへと去って行った。

赤いチャンチャンコ

ぬーべーの怖い見開き画像。赤いチャンチャンコの巻

ぬーべーの怖い見開き画像。赤いチャンチャンコの巻

赤いちゃんちゃんこは、30年前に自殺した女子児童の悪霊。
転校続きに加えて内気だった為にいじめられ、それを苦にしてカッターで自らの首を切り裂いて自殺した後に悪霊となった。
いじめられた怨みを晴らすために日本各地の小学校を徘徊しては生徒を無差別に襲っており、「『赤いちゃんちゃんこ着せましょか』の問いに答えると殺される」という七不思議として全国で知られるようになった。そして童守小学校にやってきた際、彼女を長期間の除霊で成仏させようと試みたぬ~べ~の手であかずの間の奥に封じられていた。
結解を破られたため再び表に出てきてしまい、問いに答えた郷子を殺そうと付け狙ったが、万が一のためぬ~べ~が郷子に教えておいた呪術的歩行術「禹歩」の力によって退散する。その後、学校の隅でうずくまっていたところをぬ~べ~に見つけられ、再び開かずの間に封印された。

ブキミちゃん

ブキミちゃん

ブキミちゃん

ブキミちゃんは、縮れた髪に醜悪な小鬼のような顔をした女子児童の悪霊。生前はクラスメイトの持ち物を隠して喜ぶ意地悪な性格だったと噂されている。交通事故で死んだ際に大切なハーモニカを無くしたことで悪霊となり、クラスメイトの夢の中で複雑な迷路のゴール地点にある排水口の中にあるハーモニカを見つけさせるゲームを強要し、道順を間違えた罰として魂を抜き取って殺してしまったという。その噂を聞いた人の夢の中に現れ、同様の手口で恐怖に引きずり込む。
美樹が噂話をクラスメートに聞かせたことで学校中に広まってしまい、道順を間違えた広の魂を抜き取ろうとするが、現実の事故現場を夢のゲームの通りにたどりハーモニカを見つけたぬ〜べ〜の手により、すんでのところで強制成仏させられた。

メリーさん

メリーさんの巻(前編・後編)

メリーさんの巻(前編・後編)

メリーさんは、強力な霊能力を持つ女子児童の霊。生前の強い霊力を残したまま悪霊化したサイコゴーストであり、霊となったことで相乗的に倍加した強力な霊力ゆえに経文も一切通用せず、除霊を頼まれた霊能師はことごとく殺されたという。また、幻覚を見せたり、ポルターガイストのように物を浮かせてぶつけることも出来る。
生前、並外れた霊能力を発揮していたために気味悪がった級友たちに化け物扱いされて酷薄ないじめにあい、大切な人形をバラバラにされて隠されたことが決定打となって自殺、悪霊と化してしまい、それ以来、毎年自殺した月になると全国の小学校に出没し、標的にした子供に手足が欠けた人形を渡して1週間以内になくなった部位すべてを見つけるように命じ、達成できなかった場合は標的にした子供の体からその部分を引き裂いて人形に着けるようになった。もっとも、端から相手の殺害を目的としているらしく、容易に目的を達成させないよう妨害霊波を出して霊能力による探索を妨害するなどの狡猾な一面も持つ。
童守小に現れ法子を標的とし、その強力な霊能力と、悲惨な境遇故に対峙したぬ~べ~を苦悩させ、最終的に除霊を断念し、鬼の手を通じて法子の身代わりを申し出てきたぬ~べ~が自分と同じ境遇にあったことを知って、涙ながらに心を開き、その後ぬ~べ~の経文を受け入れ消えていったものの、成仏できたかは不明のままであった。

メリーさんの巻(前編・後編)

メリーさんの巻(前編・後編)

百々目鬼

篠崎愛は、後ろめたさが原因で、罪を犯した者の肉体に表出する妖怪「百々目鬼」が憑いてしまい、体に不気味な目玉が浮き出るようになった。

篠崎愛は、後ろめたさが原因で、罪を犯した者の肉体に表出する妖怪「百々目鬼」が憑いてしまい、体に不気味な目玉が浮き出るようになった。

篠崎愛の初登場は『百々目鬼の巻』。周囲から「お嬢様」「才女」等と特別扱いされるのが嫌になっていたある日、ほんの出来心でつい万引きをしてしまい、それがきっかけで「自分も悪い事をする普通の人間だ」と実感し万引きを繰り返すようになる。
しかしその行為に対する後ろめたさが原因で、罪を犯した者の肉体に表出する妖怪「百々目鬼」が憑いてしまい、体に不気味な目玉が浮き出るようになった。

とうとう全身に目玉が浮き出てしまい、ぬ~べ~に助けを求め、万引きの常習犯だと素直に白状した事で、全身の目玉は全て消えた。

とうとう全身に目玉が浮き出てしまい、ぬ~べ~に助けを求め、万引きの常習犯だと素直に白状した事で、全身の目玉は全て消えた。

人面疽

人面疽女の子の霊体から人面疽を切り離すも、今度は油断したぬ~べ~に人面疽が憑いてしまう…。左半身を人面疽により支配されてしまったぬ~べ~の姿はトラウマシーンとして名高い。

人面疽女の子の霊体から人面疽を切り離すも、今度は油断したぬ~べ~に人面疽が憑いてしまう…。左半身を人面疽により支配されてしまったぬ~べ~の姿はトラウマシーンとして名高い。

人面疽(じんめんそ)は、人間の幽体に寄生する悪霊。寄生された人間の肉体の一部には人面疽の顔が浮き上がり時間と共に浸食され激しく衰弱していく。本体は無数の触手を生やした顔面。幽体と融合していて手術で除去してもすぐに再生するため、幽体離脱時に本体を切り離さなければならないが、取り除かれても即座にまた別の対象に寄生しようとする。
ぬ~べ~によって寄生した少女から切り離された直後に、隙をつい彼の左半身に取り付く。鬼の手を使用不能に追い込んでじわじわと右半身まで痺れさせ追い詰めていたが、はたもんばの妖刀を利用して広たちに切り離された後、ぬ~べ~の鬼の手で倒された。

人食いモナリザ

人食いモナリザ

人食いモナリザ

人食いモナリザは、人型故に魂が宿った名画の画霊。自身は目を動かしたりする程度で悪さはしていなかったが、同じタイミングで飼育小屋のウサギが変質者に殺されたことで「人食いモナリザ」の噂が立ち、画霊に影響が出て動き出すようになってしまった。ぬ〜べ〜は彼女のストレスを解消させるために観音経を唱えて絵から出し、毎晩死んだ魚を食べさせていたが、絵に戻る際に絵の向きを間違えるのが癖になっているため、落ち着くまで封印されることになった。

寄生虫 キモすぎるグロテスクなトラウマキャラ

寄生虫が立野 広(たての ひろし)の口から出てくるところは屈指のトラウマシーン。

寄生虫が立野 広(たての ひろし)の口から出てくるところは屈指のトラウマシーン。

寄生虫は、妖怪でも異生物でもない、ごく普通の虫。童守小学校の郷土資料室にあった乾燥食に幼虫が入っており、それを食べた広の消化器官に寄生して成虫となった。サナダムシやエキノコックスに酷似した生態で、アゲハチョウの幼虫に似た頭部と産卵管が無数にあり産卵管を使って卵を産み繁殖する。

寄生虫は、広の消化器官全体を占拠するほど巨大化しており、広の体を突き破って体外に出ようとした

寄生虫は、広の消化器官全体を占拠するほど巨大化しており、広の体を突き破って体外に出ようとした

寄生虫の凶悪な性質と凄まじい繁殖力

寄生虫の凶悪な性質と凄まじい繁殖力

広の消化器官全体を占拠するほど巨大化しており、広の体を突き破って体外に出ようとしたが、ぬ〜べ〜の鬼の手と美奈子のヒーリングの合体技で広の体から弾き出される。それでもなお郷子たちに向かっていったが、ぬ〜べ〜の蹴りで机と壁の間に挟み潰され、更に郷子の蹴りで追撃されて絶命。戦闘力は弱いが体内に一度寄生されてしまうと現代医術でも手の施しようがなく、その凶悪な性質と凄まじい繁殖力はぬ〜べ〜すら戦慄させ、ぬ~べ~に「二度とお目にかかりたくない」と言われた。

A

Aの明確な正体については判明していない。火だるまになって高所から転落するも元通りに復活している他、ぬ~べ~ともみ合った際に首を180度捻転させ、反動で体を回転させてぬ〜べ〜を殴りつけるなど、もはや人間ではなく妖怪と化しているかのような描写もなされた。

Aの明確な正体については判明していない。火だるまになって高所から転落するも元通りに復活している他、ぬ~べ~ともみ合った際に首を180度捻転させ、反動で体を回転させてぬ〜べ〜を殴りつけるなど、もはや人間ではなく妖怪と化しているかのような描写もなされた。

「A」は、妖怪ではなくれっきとした人間で、中学1年生以下の子供を狙う連続殺人鬼。噂によると、元は床屋だったが子供の悪戯で店を全焼させられた上に大火傷を負わされた恨みから犯行に及ぶようになったという(真偽は不明)。
これまでに優に100人以上もの子供達を惨殺しているものの40年以上経った今も捕まっていないため、子供たちがパニックになるのを恐れた大人たちは「A」の存在を子供たちに隠し、Aが出現した際には大人だけで対抗することを決めた。

「A」は、「赤が好き?青が好き?白が好き?」という質問に答えた子供を標的にし、「赤が好き」と答えた子を切り刻んで殺し、「青が好き」と答えた子を溺死させ、「白が好き」と答えた子を失血死に追い込んで殺す。

「A」は、「赤が好き?青が好き?白が好き?」という質問に答えた子供を標的にし、「赤が好き」と答えた子を切り刻んで殺し、「青が好き」と答えた子を溺死させ、「白が好き」と答えた子を失血死に追い込んで殺す。

「A」は、妖怪ではなくれっきとした人間で、中学1年生以下の子供を狙う連続殺人鬼。

「A」は、妖怪ではなくれっきとした人間で、中学1年生以下の子供を狙う連続殺人鬼。

「白が好き」と答えた響子を襲う「A」

「白が好き」と答えた響子を襲う「A」

「A」の残虐ぶりは、鬼の手を生身の人間に対して使うことを禁忌としているぬ〜べ〜を激怒させ、やむなく幽体摘出を実行させたほどである。

「A」の残虐ぶりは、鬼の手を生身の人間に対して使うことを禁忌としているぬ〜べ〜を激怒させ、やむなく幽体摘出を実行させたほどである。

火だるまになって高所から転落するも元通りに復活している「A」…もはや人間ではないのか…。

火だるまになって高所から転落するも元通りに復活している「A」…もはや人間ではないのか…。

「赤が好き?青が好き?白が好き?」という質問に答えた子供を標的にし、「赤が好き」と答えた子を切り刻んで殺し、「青が好き」と答えた子を溺死させ、「白が好き」と答えた子を失血死に追い込んで殺す。
偶然道端で遭遇し質問に答えた美樹、郷子、広の3人に襲い掛かり、それぞれ「身動きできないよう両手足に石を括り付けて貯水槽に落とす」「逆さづりにした上で頸動脈に先端の鋭利な管を突き刺す」「手にした大鎌で切りつける」という残虐な手口を用いて死の寸前に至らしめた。その残虐ぶりは、鬼の手を生身の人間に対して使うことを禁忌としているぬ〜べ〜を激怒させ、やむなく幽体摘出を実行させたほどである。

トイレの花子さん

立野 広(たての ひろし)と読者を驚かせる為にだけ唐突に出てきたおかっぱの幽霊の花子さん。広(は勇気にあふれ恐いもの知らずな反面、花子さんをみたトラウマで夜一人でトイレに行けない。

立野 広(たての ひろし)と読者を驚かせる為にだけ唐突に出てきたおかっぱの幽霊の花子さん。広(は勇気にあふれ恐いもの知らずな反面、花子さんをみたトラウマで夜一人でトイレに行けない。

トイレの花子さんは、戦死した女児の霊が成仏した直後に広が目撃した女子児童の霊(大百科では第2のトイレの花子さん)。
彼女の存在は後に広のトラウマになった。花子さんの正体ではないかと推測されていた他校の女子児童「山田花子」の霊ではなく、山田花子もこの花子さんを見て心臓発作を起こして死亡している。

『怪談・木登り幽霊の巻』に登場する若い侍の霊

『怪談・木登り幽霊の巻』に出てきた侍がトラウマ。昔、仕えていた姫と恋に落ちたが、それを知られて7日7晩の拷問の末に殺された(姫も斬り殺されてる)。それ以来、毎年殺された日に「会いたや…恋しや…」と姫の遺体を求めて埋葬場所を掘っていた幽霊。拷問の結果、顔は爛れて舌は裂けてて眼球に釘が刺さってる惨すぎる有様。

『怪談・木登り幽霊の巻』に出てきた侍がトラウマ。昔、仕えていた姫と恋に落ちたが、それを知られて7日7晩の拷問の末に殺された(姫も斬り殺されてる)。それ以来、毎年殺された日に「会いたや…恋しや…」と姫の遺体を求めて埋葬場所を掘っていた幽霊。拷問の結果、顔は爛れて舌は裂けてて眼球に釘が刺さってる惨すぎる有様。

若い侍の霊は、童守寺の神木に7月の満月の夜に現れる若い侍の霊。400年前に北条氏の愛妾である佐々姫と恋に落ちたために7日7晩のむごい拷問の末に死亡した。
佐々姫の遺体を掘り起こしにやって来るが見つからずに泣きながら帰るという行動を繰り返し、怨念から木を切りに来た人々を事故に巻き込んでいた。指先は骨が見えている。
広、郷子、美樹、克也が肝試しをして木の上で霊を見ようと待っていた際、克也のくしゃみに気づき木を登って追ってくる。木の先へ上って逃げる途中に滑り落ちてしまった美樹が剥がれ落ちた木の皮を剥がしたことで、木の上に押し上げられていた佐々姫の白骨死体が見つかり、再会を果たして成仏した。

覇鬼(ばき)

ぬ〜べ〜の「鬼の手」はこの鬼を左手に封印したもの

ぬ〜べ〜の「鬼の手」はこの鬼を左手に封印したもの

覇鬼(ばき)は、鬼三兄妹の長男。巨大な体躯の赤鬼。人間形態は黒い革ジャンを着飾った逞しい風貌の長身の男性。地獄で美奈子の魂を餌食にした。ぬ〜べ〜の「鬼の手」はこの鬼を左手に封印したもので、美奈子の協力により外側と内側から二重の封印を施すことでかろうじて押さえ込んでいる。

覇鬼はぬ~べ~の恩師・美奈子先生の魂を吸収しており、その意志は鬼の中で生き続けていた。

覇鬼はぬ~べ~の恩師・美奈子先生の魂を吸収しており、その意志は鬼の中で生き続けていた。

ぬ~べ~の左手に封印されている鬼。ぬ~べ~が新米教師だった頃に女生徒に取り憑いていた。なんと覇鬼はぬ~べ~の恩師・美奈子先生の魂を吸収しており、その意志は鬼の中で生き続けていた。美奈子先生が鬼の動きを止めている内に自分ごと封印するようぬ~べ~に命じる美奈子先生。躊躇するぬ~べ~だったが美奈子先生の決意を汲み、その左手に鬼を封印し、これを用いて子供達を守り続け、いつの日か美奈子先生の魂を救う事を固く心に決めた。

口裂け女

口裂け女は、1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説ですが…

口裂け女は、1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説ですが…


口裂け女は、生前、口が裂けている事で周囲から迫害を受けて自殺した女性の霊。低級な動物霊取り憑かれた狐憑きだったが、取り憑かれたまま死んだ為、動物霊と融合して半妖怪化してしまった哀れな存在。ぬ~べ~の部分除霊によって元の美しい姿に戻るが、一度妖怪化してしまった霊はそう簡単には成仏出来ないと説明されている。後のエピソードで三姉妹だという事が判明する。

恐怖の口裂け女の巻

恐怖の口裂け女の巻

ナースの霊


ナースの霊は、生前は心優しいがドジ気味なナースだった女性。ある日患者の男性を誤って毒を注射し殺してしまい、それを苦に飛び降り自殺する。自責の念が余りに強かった為に霊となり病院を彷徨い、新しい患者が来るたび謝罪しながらつきまとった。後にぬ〜べ〜により患者の男性霊と引き合わされ、男性が死んだ本当の原因を知り成仏していった。

自殺したハイカーの亡骸を蘇らせた反魂の術

切ない話となっている。ぬ~べ~の必死の叫びも空しく、瞬く間に琴美の肉体は崩れ去り、再び物言わぬ屍と化したのだった。

切ない話となっている。ぬ~べ~の必死の叫びも空しく、瞬く間に琴美の肉体は崩れ去り、再び物言わぬ屍と化したのだった。

反魂の術は、大昔の高僧が編み出した、死者を蘇らせる忌まわしき術。遠足の下見にきた際、遭難して孤立したぬ〜べ〜が、話し相手を欲するあまり、ハイカーの亡骸をこの術で蘇らせた。
蘇った死者に生への気力を取り戻させることが術の効果を継続させる鍵であることを突き止め順調に生き永らえさせていたものの、隠して持っていたハイカーの遺書を手に取らせ生前の記憶を戻してしまったために失敗に終わっている。

七人ミサキ

七人ミサキの巻

七人ミサキの巻

七人ミサキは、七人で一体の妖怪で、山伏の衣を身にまとい錫杖を持つ。一人一人が生前と同じ死因でもう一度死ぬことで成仏する。
7人が互いの強力な怨念で縛られているため経文程が通用せず、ぬ〜べ〜を叩きのめして鬼の手を封じるほどの力を持つ強敵。ぬ〜べ〜曰く七人ミサキに引き込まれた者は成仏出来ず、未来永劫彷徨い続けるという。
仲間の内の二人を強盗殺人犯の若い男女二人組にひき殺されて成仏させられたため、生じた穴を埋めるべく、逃げた二人組の後を追って童守小に侵入してきた。ぬ〜べ〜も児童たちも追い詰められるが、二人組が窓を伝って逃げようとした際に落雷を受けて死亡したため穴埋めに二人を引き込み、立ち去っていった。

はたもんば

はたもんばの呪いの巻(前編・後編)

はたもんばの呪いの巻(前編・後編)

はたもんばは、2巻にて初登場。童守町3丁目にある江戸時代の処刑場「はたもん場」跡の祠に納められていた、罪人の首を斬るために使われていた日本刀の変化。長い時の中で人を切ることだけに使われ続けてきたため、人を切ることへの執着心によって刀の付喪神となり、罪人を切ることだけに血道をあげる妖怪に変化した。刀の鞘から引き抜かれることで輪状になった刃にまたがり裂けた腹から臓物がはみ出した落ち武者のような姿に変化しあらゆる物を刃物に変える能力で罪人を殺そうと迫り来る。

7巻では人面疽に取り憑かれたぬ〜べ〜を救うための武器として広たちが使用した。

舞首

3人が口喧嘩している舞首

3人が口喧嘩している舞首

舞首は、小三太、又重、悪五郎の3人の武士がいがみ合いの末に死んだ後に生首の悪霊と化した姿。
1200年前の新月に3人が口喧嘩をした挙句にお互いに首を切り落としあって死亡、その後は新月の晩に関東の海辺で3人の名前を呼ぶと生首で絡み合い未だいがみ合いながら現れる。
決着をつける為に生きた人間の体を求めていると言われており、取り憑かれると小さな事ですらいがみ合いを始めてしまい、やがては凶器を振りかざしての殺し合いにまで発展してしまう。
広、克也、金田がそれぞれに3人の名前を呼んだ事で現れて3人に取り憑き、いがみ合いの決着をつけるために殺し合いを繰り広げていたが、凶器を振りかざして互いを殴りあおうとした際、体を張って止めに入ったぬ~べ~を見て3人の憎しみの感情が雲散霧消したことで離脱、そのままいがみ合いを続けながらどこかへ消えていった。成仏させられるのかは不明。

海難法師

ぬーべーの怖い見開き画像。海難法師

ぬーべーの怖い見開き画像。海難法師

海難法師は、「見たら死ぬ妖怪」として取り上げられており、ぬ~べ~がまともに相手をすることができない妖怪の一体である。最後も社に封印するだけで完全には消滅せず、死者の集合体という設定上いずれ新しい海難法師が出没すると語られており、いかに恐ろしい存在かということが分かる。封印の直前の見開き2ページはトラウマになっている人も。

おとないさん

君は「おとないさん」を知っているか?「おとない」とは「訪(おとな)う」「訪れる」という意味である。それはふすまや戸が半開きになっているとやってくるという。

君は「おとないさん」を知っているか?「おとない」とは「訪(おとな)う」「訪れる」という意味である。それはふすまや戸が半開きになっているとやってくるという。

「来る、来るよ」とうなされる圭介。ぬ~べ~を呼ぼうと広がふすまを開けると、半開きになっていた奥のふすまに何かが見える。目を凝らしてよく見ると、誰かの手のようだ。「誰か」は次第に全身を現す。それは、死に装束をまとった幽霊。おとないさんは実在したのだ。

「来る、来るよ」とうなされる圭介。ぬ~べ~を呼ぼうと広がふすまを開けると、半開きになっていた奥のふすまに何かが見える。目を凝らしてよく見ると、誰かの手のようだ。「誰か」は次第に全身を現す。それは、死に装束をまとった幽霊。おとないさんは実在したのだ。

以津真天(いつまで)

「いつまで」って鳴く妖怪

「いつまで」って鳴く妖怪

以津真天(いつまで)は、人間のような顔をした鳥に似た妖怪。その正体は供養されずに放置された亡骸が呼び寄せる怪鳥。
彼らの唱える「いつまで」とは、「いつまで死体を放っておくのか」という意味であり、死なせた生き物の供養を怠る人間に対し「いつまで。いつまで」と連呼しながらまとわりつく。
多くの生き物を死なせたまま放置した金田の元に現れ、彼が言葉の意味を理解できないでいる内に襲いかかろうとするが、ぬ~べ~が原因を突き止め、死体を供養したことで去っていった。

いつまで

いつまで

人体模型

自分のことを人間だと思い込む人体模型

自分のことを人間だと思い込む人体模型

人体模型(じんたいもけい)は、長い間、童守小におかれていた為に魂が宿り、自分のことを人間だと思い込む。一人称は「僕」。ぬ〜べ〜は穏便な形で分からせようと児童達と協力して一時クラスの一員にさせる。純粋で心優しく児童達からは恐れられるものの嫌われることはなかった。最後はぬ〜べ〜に戻されるものの観音様に願いが通じたらしく人間となった。だがまだ不完全なようで半分の皮が張られていなかった。アニメ版では「友達なら身体を譲ってくれ」と広に襲うようにして懇願するが、ぬ〜べ〜からは「そんな友情はお前の身体と同じ作り物の友情でしかない」と容赦ない言葉とともに阻まれた。

自分のことを人間だと思い込んでいる人体模型

自分のことを人間だと思い込んでいる人体模型

稀望(けもう)

エリート、リア充に対し強い嫉妬心を抱くけもう

エリート、リア充に対し強い嫉妬心を抱くけもう

稀望(けもう)は、餓鬼の一種で、生前に他者の成功や幸福を妬み、悪事を働いた者が稀望になるという。エリート、リア充に対し強い嫉妬心を抱く。喫茶店でまことが愛に法科大学院生になり、法律事務所でアルバイトをしていると嘘をついた時、彼の自慢話に嫉妬して現れた。念力で工場現場にぶら下がっていた鉄棒をまことと愛に向けて落とすが、まことが命懸けで愛を守り、自慢話の内容がすべて嘘で、自分を駄目人間だと告白するや彼と泣いて抱き合った。最後はぬ~べ~によって成仏した。

紫ばばあ


紫ばばあは、包丁を持った鬼のような怖い顔をした老女の姿の悪霊。
元々は孫思いの老女だったが、孫がいじめられた挙句に殺された現場を目撃し、それを事故として片付けようとした挙句事故だと言い聞かせようとする周囲に怒り、誰の話も聞くまいと耳を切り落とし亡くなった。死後に生前の怒りや憎しみから悪霊・半鬼化し子供を無差別に切りつけるようになった。

紫の鏡

紫の鏡

紫の鏡

紫の鏡

紫の鏡

鏡の中の悪魔

鏡の中の悪魔…郷子と美樹が合わせ鏡をしてしまいどんどん衰弱していく。

鏡の中の悪魔…郷子と美樹が合わせ鏡をしてしまいどんどん衰弱していく。

鏡の悪魔は、鏡の中に住む小さな悪魔。妖術を使い、0時0分(アニメでは4時44分44秒)に童守小の合わせ鏡を覗いた人に未来の姿を見せるが徐々にその姿を老けさせ、心身共に疲れさせて衰弱死させる。
郷子と美樹にも暗示をかけて殺そうとするが、ぬ~べ~には通じず鏡の中から出た瞬間に万華鏡に閉じ込められる。その万華鏡は長らく童守小の祠に封印されていたが、ボールが当たって割れたことで解放される。今度はプリクラの筐体に取り憑き、広が撮ったシールに彼の魂を16分割して印刷しシールが破れる度に寿命が減っていく呪いをかける。しかし、ぬ~べ~に見つかり鬼の手で握り潰された。

沙裏鬼(じゃりき)

沙裏鬼

沙裏鬼

事故車にヤドカリの様に寄生した妖怪。本来は霊会の表層部にいて現世との間を往復する無害な妖怪。高圧電流によって鬼門が閉じてしまった為、暴走して走行する車を襲っていた。ぬ~べ~が鬼の手で電線を切断し、鬼門が開いた事で帰っていった。

しょうけら

しょうけら

しょうけら

しょうけらは、疫病神の一種で家に災いをもたらす妖怪。自身の姿を目撃した風間に取り付いて病を患わせ殺そうとする。
風間を守るために立ちはだかった律子先生に襲い掛かるが、ぬ~べ~に倒された。

餓鬼魂

餓鬼魂に取り憑かれてしまった白戸秀一

餓鬼魂に取り憑かれてしまった白戸秀一

白戸秀一とは、漫画『地獄先生ぬ~べ~』の登場人物である。初主演作は『餓鬼魂の巻』。
興味本位で餓鬼魂の除霊を覗いた際に餓鬼魂に取り憑かれてしまい、何を食べても腹が減るようになってしまう。
そのうちに段々と痩せこけていき、最後には誰なのか分からないほどガリガリになってしまう。
ぬ~べ~によって餓鬼魂が除霊された事で元の姿に戻り、今回の件を通じて食べ物の有難みを身をもって思い知る事となる。

魔の十三階段 / 不良の霊達

魔の十三階段…旧校舎の屋上に続く階段は、夜だけ13段に増える“魔の13階段”だと噂されていた。冗談まじりに「13階段は悪い子にしか見えない」と話すぬ~べ~。

魔の十三階段…旧校舎の屋上に続く階段は、夜だけ13段に増える“魔の13階段”だと噂されていた。冗談まじりに「13階段は悪い子にしか見えない」と話すぬ~べ~。

童守小学校旧校舎の屋上に続く階段に取り憑いている不良の霊達。

童守小学校旧校舎の屋上に続く階段に取り憑いている不良の霊達。

不良の霊達は、童守小学校旧校舎の屋上に続く階段に取り憑いている不良の霊達。ぬ~べ~クラスの不良・克也を仲間に引きずり込もうとした。ぬ~べ~は何度も成仏させようと試みているが、経文に耳を貸さない為、祓う事が出来ていなかった様子。今回も広や郷子の活躍で克也は助かったが、この霊達は依然としてそこに居ついたままである。

異次元の魔物

異次元の魔物は、異次元に潜む宇宙人のような見た目の怪物。時限の裂け目から標的を定め、人や生き物を引き込んでは肉体を裏返して元の世界に送り返すという行動を繰り返しており、世界中に伝わる魔物による神隠しの伝説の発祥の元になっている。
空間の裂け目はどこにでも発生させることができるため、一度狙われるときりがなく、広を標的にして異次元空間に引き込むが、後を追ってきたぬ〜べ〜によって阻止され逃げていった。

広がこの異次元の魔物に襲われる様になる。

広がこの異次元の魔物に襲われる様になる。

絶鬼(ぜっき)

玉藻とゆきめが絶鬼(ぜっき)に半殺しにされたシーンは絶望感いっぱい。

玉藻とゆきめが絶鬼(ぜっき)に半殺しにされたシーンは絶望感いっぱい。

絶鬼(ぜっき)は、ぬ〜べ〜の霊力のおよそ500倍という桁違いの戦闘力を持ち、玉藻とゆきめが加わっても全く歯が立たないほどの強さを持つ上に、破壊と蹂躙と殺戮を好む残忍無比な性格で、人間をひ弱な虫けらとみなし徹底的にいたぶることを無上の喜びとしている。原作では、御鬼輪で力の50%を封印するというぬ〜べ〜たちの策を知り、余裕から敢えて自ら取りつけたために一時的に無力になってしまい、動きを封じられて一度は鬼門に落とされるが、逆上して力を完全に開放し復活。本気を出した圧倒的な力でぬ〜べ〜と仲間たちを半殺しの目に合わせるが、その様を目撃し怒りに駆られたぬ〜べ〜が鬼の封印を完全に解き放ち、精神力で鬼の肉体を支配すると一転して圧倒されていく。鬼の肉体を支配したぬ〜べ〜の圧倒的な力と、人間の精神力を前に完全に戦意を喪失し、最後は渾身の一撃を受けて五体を八つ裂きにされ、泣き叫びながら再び地獄へと落ちて行った。

死神(しにがみ)

死神(しにがみ)は、寿命が来ると同時に、ぬ~べ~の命を奪い去る。

死神(しにがみ)は、寿命が来ると同時に、ぬ~べ~の命を奪い去る。

死神(しにがみ)は、あの世からの使い。ぬ〜べ〜に寿命の終わりを告げに来た。黒いローブを纏って巨大な鎌を持っていることを除けば、姿は人間の少女と大差ない。本来は人に姿を見せることは無いが、霊能者であるぬ〜べ〜には姿が見えてしまうため、口頭で残りの寿命を伝え、時間の訪れとともに彼の命を奪い去った。

死神から死亡宣告をされたぬ~べ~

死神から死亡宣告をされたぬ~べ~

ぬ~べ~は「あぎょうさん」の力(ぬ~べ~が死亡したことを嘘に変えてしまう=死んでいない)で復活する。