SFホラー映画の金字塔『エイリアン』シリーズ(6作品)のトラウマシーン・名場面・最大の見せ場(各作品の最恐の瞬間やシガニー・ウィーバーが演じるエレン・リプリーのアクションとラスボス戦など)のまとめ。

SFホラーの金字塔『エイリアン』(1979)

全世界を震撼させたSFホラーの金字塔。衝撃の第1作! 宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない…

惑星LV-426の宇宙船(ジャガーノート)にいた異星人のミイラ、スペースジョッキーを発見するシーン

船長ダラス、副長ケイン、操縦士ランバートの3人が船外調査に向かい、謎の宇宙船と化石となった宇宙人(スペースジョッキー)を発見。船長ダラス、副長ケイン、操縦士ランバートの3人が船外調査に向かい、謎の宇宙船と化石となった宇宙人(スペースジョッキー)を発見。

船を制御するAI「マザー」が、知的生命体からのものと思われる信号をキャッチし発信元の惑星LV-426に向かったノストロモ号。その惑星LV-426には宇宙船「ジャガーノート」があり、中を探索すると砲台らしきところに化石化した異星人、スペースジョッキーがいた。スペースジョッキーは、小惑星で発見された異星人の死骸。全長8メートルあるこの異星人は、映画の冒頭でいきなり得体の知れない恐怖感を煽る重要な役割を果たした。スペースジョッキーは、小惑星LV-426で発見された異星人の死骸。全長8メートルあるこの異星人は、映画の冒頭でいきなり得体の知れない恐怖感を煽る重要な役割を果たした。その宇宙人(スペースジョッキー)には体内から何かが飛び出したような傷痕があった。その宇宙人(スペースジョッキー)には体内から何かが飛び出したような傷痕があった。スペースジョッキーの正体については『プロメテウス』および『エイリアン: コヴェナント』で描写されている。

スペースジョッキーの正体は、『エイリアン』(1979年)の前日譚『プロメテウス』に登場する宇宙服を着て馬蹄型の宇宙船「ジャガーノート」を操縦をしていた「エンジニア」であることが分かる。エンジニアは、ヒューマノイド型の異星人。

ケインの顔にへばりついた謎の物体(フェイスハガー)。エイリアンに寄生された最初の犠牲者のギルバート・ケイン。

調査を進めるうち船の底に続く穴があることを発見。ギルバート・ケインがそこに降りると、巨大な卵のような物体(エイリアン・エッグ)が無数に乱立する空間へ辿り着く。卵から飛び出した謎の生物がケインに飛びつき、ヘルメットを突き抜けケインの顔にのしかかった。ギルバート・ケインは、謎の宇宙船の中でエイリアンに寄生された最初の犠牲者。卵から飛び出した謎の生物(フェイスハガー)がケインに飛びつき、ヘルメットを突き抜けケインの顔にのしかかった。

ギルバート・ケインは、謎の宇宙船の中でエイリアンに寄生された最初の犠牲者。卵から飛び出した謎の生物がケインに飛びつき、ヘルメットを突き抜けケインの顔にのしかかった。顔に謎の物体(フェイスハガー)がくっついたままのケイン。フェイスハガーはケインに酸素を供給しており、ケインは昏睡状態となっていた。その物体の一部を切り取ると強い酸が出てきた。危険だと判断し引き剥がすのは断念したが、フェイスハガーはその後、自然にケインの顔から剥がれ落ちて死んだ。

ケインの体から飛び出したエイリアンの幼体(チェストバスター)。ホラー映画史に残る伝説のトラウマシーン。ケインの胸から小さなエイリアンが飛び出してくる。

体内で卵から孵化したエイリアンの幼体(チェストバスター)が腹を突き破って飛び出してくる恐怖のトラウマシーン。体内で卵から孵化したエイリアンの幼体(チェストバスター)がケインの腹を突き破って飛び出してくる恐怖のトラウマシーン。

ギルバート・ケインは、船外活動でエイリアン・エッグに近づき、フェイスハガーに寄生され、体内に幼体(チェストバスター)を産み付けられていた。最期はチェストバスターにより胸部を食い破られ、エイリアンの最初の犠牲者となる。チェストバスターにより胸部を食い破られるケイン。その返り血を浴びるジョーン・ランバート。チェストバスターにより胸部を食い破られるケイン。その返り血を浴びるジョーン・ランバート。

チェストバスターが飛び出してきた際にランバートが悲鳴を上げるシーンで、血糊が彼女の顔にかかったのは台本通りではなく、全くの偶然だった。ケインの胸からチェストバスターが飛び出す有名なトラウマシーン。ケインの胸からチェストバスターが飛び出す有名なトラウマシーン。

人間の体内に寄生したエイリアンが誕生するシーンは、一度見たら忘れられないホラー史に残る伝説のトラウマシーン。人間の体内に寄生したエイリアンが誕生するシーンは、一度見たら忘れられないホラー史に残る伝説のトラウマシーン。SFホラー映画『エイリアン』 / エイリアンがケインの胸部を食い破って飛び出してくる映画史に残るトラウマシーン。ケインは意識を取り戻しみんなと普通に食事をするが、突然苦しみ出したかと思うと、胸部からヘビのような物体が飛び出す。

ケインはフェイスハガーによって体内に幼体(チェストバスター)を産み付けられて、その出現によって死亡した。ケインの体から飛び出したエイリアンは、そのまま行方をくらました。

より大型に成長したエイリアンの恐怖…ダラス船長がエイリアンに襲われる有名なトラウマシーン

恐るべき事態が発生したことを認識した乗組員達は船内を捜索するが、その間に脱皮し、より大型に成長したエイリアンは機関士のサミュエル・ブレットを襲い、通気口へ身を潜める。

ブレットは、猫のジョーンズを捜している最中にエイリアンの抜け殻を発見する。その直後に成体となったエイリアンに襲われ連れ去られる。ブレットは、猫のジョーンズを捜している最中にエイリアンの抜け殻を発見する。その直後に成体となったエイリアンに襲われ連れ去られる。より大型に成長したエイリアンの恐怖…機関士のサミュエル・ブレットは、成体となったエイリアンに襲われ連れ去られる。より大型に成長したエイリアンの恐怖…機関士のサミュエル・ブレットは、成体となったエイリアンに襲われ連れ去られる。

乗組員達はアッシュのアドバイスに従い、エイリアンをエアロックへ追い込み、宇宙空間へ放出する事に決定。

追い立てるためにノストロモ号船長のアーサー・ダラスが単身通気口に進入するが、エイリアンの能力は彼らの想像を遥かに上回っており、返り討ちに遭う。ダラスは狭いダクトの中で身動きに苦心する中、エイリアンに襲われ行方不明となる。船長を失った一同は団結力を失う。

ランバートが探知機でダラスとエイリアンの位置を確認する。探知機ではエイリアンがダラスに近づいていくものの、ダラスには何も見えない。ランバートが探知機でダラスとエイリアンの位置を確認する。探知機ではエイリアンがダラスに近づいていくものの、ダラスには何も見えない。突如としてダラスの前に姿を現したエイリアンは、ダラスに襲いかかる。緊迫感のあるトラウマ必至の恐怖の名シーン。突如としてダラスの前に姿を現したエイリアンは、ダラスに襲いかかる。ホラー映画史に残る緊迫感のあるトラウマ必至の恐怖の名シーン。

首だけになっても動くアンドロイドの科学主任のアッシュ…白い液体にまみれた首だけになったアッシュは、グロい有名なトラウマシーン。

ノストロモ号の真の目的は軍事利用のための異星人の捕獲であり、そのためには乗組員の犠牲も厭わない、というもの。リプリーがふと気づくと、横にアッシュがいたためリプリーは怒りに任せアッシュを突き飛ばした。

アッシュが近くにあった雑誌を丸め、リプリーの口に詰め込み窒息させようとするが、そこにパーカーとランバートがやってきてアッシュを鉄パイプで殴る。アッシュの首が落ちるが頭部は動いている。するとアッシュの体から白い液体がこぼれ落ちる。アッシュはアンドロイドだったのだ。アッシュが近くにあった雑誌を丸め、リプリーの口に詰め込み窒息させようとするが、そこにパーカーとランバートがやってきてアッシュを鉄パイプで殴る。アッシュの首が落ちるが頭部は動いている。

首だけになっても動くアンドロイドの科学主任のアッシュ…白い液体にまみれた首だけになったアッシュは、グロい有名なトラウマシーン。リプリーはアッシュの配線をつなぎ、エイリアンの情報を聞くとアッシュはこう答えた。

アッシュ「エイリアンは完璧な生命体で殺す方法はない。君たちも生き延びることはできない。同情する

リプリーがアッシュの配線を抜き、パーカーは火炎放射器でアッシュを焼いた。

エイリアンとの闘い

エレン・リプリー(演:シガニー・ウィーバー)は、猫のジョーンズとともにノストロモ号(母艦)から脱出艇「ナルキッソス」で脱出し、母艦を自爆装置によりエイリアンもろとも爆発させようと考えていた。

ジョーン・ランバートは、脱出艇の発進準備中にエイリアンに遭遇し、恐怖で身動きが取れなくなったところをデニス・パーカーと共に殺された。ジョーン・ランバートは、脱出艇の発進準備中にエイリアンに遭遇し、恐怖で身動きが取れなくなったところをデニス・パーカーと共に殺された。

デニス・パーカーは、脱出の準備中にエイリアンと遭遇したが、ランバートとの距離が近かったために火炎放射器を使う事ができず、彼女を救うために飛びかかったものの、エイリアンの尻尾で叩きつけられた上にインナーマウスで頭部を貫かれて死亡した。デニス・パーカーは、脱出の準備中にエイリアンと遭遇したが、ランバートとの距離が近かったために火炎放射器を使う事ができず、彼女を救うために飛びかかったものの、エイリアンの尻尾で叩きつけられた上にインナーマウスで頭部を貫かれて死亡した。デニス・パーカーは、脱出の準備中にエイリアンと遭遇したが、ランバートとの距離が近かったために火炎放射器を使う事ができず、彼女を救うために飛びかかったものの、エイリアンの尻尾で叩きつけられた上にインナーマウスで頭部を貫かれて死亡した。

船長のアーサー・ダラスとブレットがエイリアンによって繭にされていた有名なトラウマシーン

船長のアーサー・ダラスは、ディレクターズ・カット版では自爆直前にはまだ生きており、船の下層でサミュエル・ブレットと共に繭にされていた。ブレットに息はなかったが、ダラスはかろうじて息があり、リプリーに自分を殺してくれと頼む。リプリーは意を決しダラスを火炎放射器で焼き、脱出艇シャトル「ナルキッソス」へと急いだ。

エイリアンとリプリーの最終決戦…エイリアンの撃退

脱出艇シャトル「ナルキッソス」に乗り込んだリプリー。安堵したリプリーだったが、シャトルの中にエイリアンがいるのを発見。

「事態が解決したと見せかけてさらにもう一幕がある」という手法は成功し、以降のホラー映画に新しい定番をもたらした。

リプリーは宇宙服を着て椅子に体を固定させ、エアロックを開けてエイリアンを排出しようとする。だがエイリアンは入口にしがみつく。リプリーがエイリアンにボウガンを刺し、ジェット噴射してようやくエイリアンは宇宙の彼方へ消えていった。

エイリアン2(1986) / エイリアンと戦ったノストロモ号6人のうちの唯1人の生存者リプリーとエイリアンの壮絶な再戦を描くSFアクション。

「アバター」ジェームズ・キャメロン監督が切り開いた全く新しいSFホラーの世界。誰の追随も許さないキャメロン・ワールドの完成形!2144年。57年間の冷凍催眠状態から救出されたリプリーは、音信不通となった殖民惑星・LV-426の調査の為、海兵隊員と共に旅立つ。そこでリプリーたちが遭遇したのは、卵を生んで繁殖し続けるエイリアン・クイーンの姿だった……!

未知の生命体の不気味さを強く描いた前作に比べて、エイリアンとの戦いを主軸にアクション感が強い作品となった。

リプリーが無事に保護される。

西暦2179年、宇宙空間を彷徨中の避難船ナルキッソス号が発見され、ハイパースリープ状態の2等航海士リプリー(シガニー・ウィーヴァー)が無事に保護される。

エイリアンが宇宙貨物船ノストロモ号を襲った惨事から唯1人生き残ったリプリー(シガニー・ウィーヴァー)は、57年後、催眠カプセルの中で眠りながら宇宙空間を漂っているところを発見され、ゲッタウェイ・ステイションに連れてこられた。

彼女は貨物船会社の上層部にエイリアンの話をするが、誰も信じようとはしない。そればかりか、エイリアンの卵の巣である未踏の惑星LV426に宇宙技術者やその家族が住みついていると聞いて驚愕するのだった。

リプリーは倉庫で作業員として働くことになったが、毎晩チェストバスターが自分の胸を突き破る悪夢にうなされる。リプリーは倉庫で作業員として働くことになったが、毎晩チェストバスターが自分の胸を突き破る悪夢にうなされる。

リプリーと植民地海兵隊が通信が途絶えた悪夢の惑星LV-426に向かう。

通信が途絶えた惑星LV-426に調査のため、ウェイランド・ユタニ社が顧問としてリプリーと宇宙海兵隊を送り込む。

両親と兄をエイリアンに殺されたという7歳の少女ニュート(キャリー・ヘン)を発見、救出した。母船スラコ号から荒れ果てた惑星の表面へと向かう着陸船と装甲兵員輸送車。植民地の主だったビルを探検するうち、両親と兄をエイリアンに殺されたという7歳の少女ニュート(キャリー・ヘン)を発見、救出した。

建物全体をくまなく探索するうち、ほぼ全体がエイリアンとその卵に占拠されているのを知り、愕然とする。建物全体をくまなく探索するうち、ほぼ全体がエイリアンとその卵に占拠されているのを知り、愕然とする。

さすがの勇猛な兵士も敵の多勢に押され、次々と倒れていった。そして、前作よりもはるかに凄絶な戦いが始まった。さすがの勇猛な兵士も敵の多勢に押され、次々と倒れていった。エイリアンクイーンは、産卵をおこない、エイリアンを数多く生み出す女王。エイリアンクイーンは、産卵をおこない、エイリアンを数多く生み出す女王。リプリーとの一騎打ちを迎える。

貨物船会社のバークはエイリアン研究のため、リプリーとニュートにエイリアンを宿らせようと企む。会社側のあまりの非人間性に怒るリプリーと兵士たち。

エイリアン・クイーンとの死闘

スラコ号のデッキに降り立ったリプリーは、ビショップに感謝を伝える。突然現れたエイリアン・クイーンがビショップを尻尾で串刺しに…。突然現れたエイリアン・クイーンがビショップを尻尾で串刺しに…。降下艇の格納脚にしがみついていたエイリアン・クイーンがビショップを尻尾で串刺しにし、真っ二つに引き裂く。降下艇の格納脚にしがみついていたエイリアン・クイーンがビショップを尻尾で串刺しにし、真っ二つに引き裂く。エイリアンクイーンに真っ二つに引き裂かれたビショップの上半身。エイリアンクイーンに真っ二つに引き裂かれたビショップの上半身。リプリーはパワーローダーに乗り込んでエイリアンクイーンと肉弾戦を展開する。エイリアンクイーンはニュートに襲いかかろうとするが、リプリーはパワーローダー(正式名称は「キャタピラー・P-5000」)に乗り込んでエイリアンクイーンと肉弾戦を展開する。左右の連打でエイリアンクイーンを吹き飛ばす。熾烈な格闘戦に。
リプリーはパワーローダーに乗り込んでエイリアンクイーンと肉弾戦を展開する。エイリアンクイーンの首を掴み、エアロックに叩き落そうとするリプリー。

辛うじてエアロックからエイリアンクイーンを宇宙空間に放逐する事に成功する。

ビショップは、エイリアンクイーンとの死闘を終えた後、リプリーに対し「人間にしては上出来だ」と賛辞を送る。

リプリーと開拓団の生存者ニュート、宇宙海兵隊のヒックス伍長ならびにアンドロイドのビショップが生き残り、ドロップシップで脱出する。

エイリアン3(1992)

囚人惑星での激闘虚しく、寄生を余儀なくされたリプリーの結末とは…。デイビッド・フィンチャーの映像センスが冴える、衝撃の第3作!

リプリーの乗る宇宙船スラコ号が、フィオリーナ161流刑惑星に墜落。

リプリーの乗る宇宙船スラコ号が、フィオリーナ161流刑惑星に墜落。ニュートの死体。ニュートやヒックスは不時着の衝撃によって死亡していた。ニュートの凄惨な死体。ニュートやヒックスは不時着の衝撃によって死亡していた。アンドロイドのビショップは機能を維持できなくなる。不時着の衝撃によって機能を停止したビショップはゴミ捨て場へ廃棄されていた。不時着の衝撃によって機能を停止したビショップはゴミ捨て場へ廃棄されていた。

同乗していたニュートとヒックスが死んだことを知り深く悲しむが、事故に不信を抱き、医師のクレメンス(チャールズ・ダンス)にニュートの死体を検死してもらったが異常はなかった。

「エイリアン2」のラストで地球への帰途に着いたスラコ号の船内に実はエイリアンが隠れていた…。

宇宙船に潜んでいたフェイスハガーによって新種のエイリアンが誕生し、囚人たちはエイリアンとの戦いを強いられる。

刑務所惑星に不時着したリプリーは、武器無し逃げ場無しの状況で、犬に寄生したため四足で走るドッグ・エイリアンと戦う事になる。

実は救命艇内部にはエイリアンが潜んでおり、囚人の飼い犬の体を借りて新たな姿へと成長していたのだ。逃げ場もなく、武器すらない状況下でエイリアンとリプリーの最後の死闘が始まろうとしていた。

武器のない囚人たちはリプリーを中心に怪物に戦いを挑む。

自身の異常を自覚したリプリーは、EEVの体内透視装置を使い、エイリアンの胎児に寄生されていたのを知る。

不時着の原因はスラコ号の脱出ポッド内にエイリアン・クイーンが生み落としていた卵から生まれたフェイスハガーによるものだったうえ、エイリアンによって囚人たちが次々と虐殺されていく惨劇の中、自らはそれに寄生されていたことや次代のエイリアン・クイーンを産む母体として殺されずに生かされていることが、物語中盤で判明する。

ウェイランド・ユタニ社は現地にビショップと同型のアンドロイドを送り込み、体内に幼虫を宿していたリプリーを捕らえようとするが、リプリーはエイリアンもろとも溶鉱炉に身を投げる。

エイリアンは空気管の中で第一の犠牲者を出した後、地下道で次々と囚人たちを襲う。リプリーたちは多くの犠牲者を出しながらエイリアンを溶鉱炉に誘い込み、鉛を浴びせることに成功したが、強靱なエイリアンは這い上がって来る。囚人の機転でリプリーが水を浴びせると、怪物は粉々になってしまった。

衝撃のラスト…リプリーは、エイリアン・クイーンを体内に宿したまま溶鉱炉に身を投じ、永きに渡るエイリアンとの戦いに幕を下ろした。

救援隊が駆けつけ、リプリーの体内から幼虫を取り出し、リプリーの命を救うと約束するが、エイリアンの軍事利用を懸念した彼女は溶鉱炉の中に身を投じるのだった。エイリアンの軍事利用を懸念したエレン・リプリー(演:シガニー・ウィーバー)は溶鉱炉の中に身を投じるのだった。最後は自らの体内のクイーンをウェイランド・ユタニ社に生物兵器として悪用されないよう、鉛の溶鉱炉へ飛び込んでクイーンもろとも自殺した。最後は自らの体内のエイリアン・クイーンをウェイランド・ユタニ社に生物兵器として悪用されないよう、鉛の溶鉱炉へ飛び込んでクイーンもろとも自殺した。

『エイリアン4』(1997) / リプリーとエイリアンの復活

前作で命と引き換えに地球を救ったリプシーは、軍の科学者によってクローンとして蘇る。しかし軍の目的はリプシーの体内にあるエイリアンを繁殖させることだった。見事復活してしまったエイリアンを地球に降り立たせないようにするため、再びリプシーとエイリアンの戦いが始まる。

2470年。あの日から200年後、軍の科学者達によってリプリーはクローンとして再生する。しかし、彼らの真の目的はエイリアンの繁殖であり、その軍事利用だった。実験は成功し、エイリアンは見事にその「復活」を遂げてしまう……。

リプリーのクローン体「リプリー8号」…目的はリプリー8号の体内に寄生するエイリアン・クイーンの摘出。

前作の舞台であるフューリーの宇宙刑務所において、主人公リプリーはエイリアン・クイーンを体内に宿したまま溶鉱炉に身を投じ、永きに渡るエイリアンとの戦いに幕を下ろした。

クローン技術により誕生した、エレン・リプリーの8体目のクローン。クローン技術により誕生した、エレン・リプリーの8体目のクローン。クイーン・チェストバスターに寄生されていた時の状態を再現する形で誕生しており、その過程でエイリアンの遺伝子が混ざっている。

舞台はそれから200年後の2470年。フューリーの宇宙刑務所に残されていたリプリーの血液をもとに、軍の実験宇宙船「オーリガ」で、科学者らの手によりクローン体「リプリー8号」として再生される。その目的は、リプリー8号の体内に寄生するエイリアン・クイーンの摘出であり、エイリアンを繁殖させて軍事兵器として利用することであった。リプリー8号の体内に寄生するエイリアン・クイーンの摘出 リプリー8号の体内に寄生するエイリアン・クイーンの摘出。クイーン・チェストバスターが摘出される。クイーン・チェストバスターが摘出される。

失敗作のリプリー1号から7号までは失敗作だった…。

リプリー7号は、リプリー8号を生産するまでに生み出された7体の失敗作の1体。1~6号に比べてまだ人間らしさは残っていたが、腕や下半身がエイリアン化しているなど奇形を生じていた。リプリー7号は、リプリー8号を生産するまでに生み出された7体の失敗作の1体。1~6号に比べてまだ人間らしさは残っていたが、腕や下半身がエイリアン化しているなど奇形を生じていた。そのため人間として扱われず、臓器を抜き取られた挙句に生命維持装置にくくりつけられ、苦しみ続けていた。標本となっていた失敗作のリプリー1~6号標本となっていた失敗作のリプリー1~6号

リプリー7号は、脱出途中のリプリー8号と出会った際に殺してほしいと懇願し、標本となっていた1~6号とともに火炎放射器で焼却され、断末魔の叫び声を上げながら絶命した。

今度のエイリアン「ニュー・ウォーリアー」は泳ぐ

復活した無数のエイリアンは、仲間のエイリアンを殺してその体液の酸で床を溶かすという巧妙な手口で逃亡し、研究者や軍人たちを次々と虐殺していく。リプリー8号は本能的にエイリアンを「敵」と見なし、エイリアンを植えつける苗床である生きた人間を輸送してきた宇宙貨物船「ベティ」のクルーと共に、オーリガからの脱出を試みる。

初めて水中を泳ぐ姿を見せたエイリアンでもあり「アクア・エイリアン」とも呼ばれる。ニュー・ウォーリアーは、元から人間のリプリーの遺伝子が組み込まれたクローンのエイリアン・クイーンから生まれたフェイスハガーが、実験体である人間に寄生して生まれたものであり、他のエイリアンと比べて人間の遺伝子をより多く含んでいる。初めて水中を泳ぐ姿を見せたエイリアンでもあり「アクア・エイリアン」とも呼ばれる。

エイリアンの一群が自らの強酸性の血液を使って檻から逃亡。次々とエイリアンの犠牲になるオーリガ号の乗組員たち。異変を察知して独房を脱出したリプリーと合流したベティ号クルーたちもひとりまたひとりとエイリアンの餌食になっていく。

レンによってオーリガ号は緊急時に自動的に地球に向かうよう設定されていることがわかった。タイムリミットはあと3時間。生き残ったリプリー、コール、ジョーナー、ブライエス(ドミニク・ピノン)、そして人質たちは必死にベティ号を目指して迷路のような船内を進む。

しかしエイリアンの産卵場を突破したところで、先頭にいたレンがコールを撃って逃亡、ドアをロックしてしまう。迫るエイリアンに死を覚悟したクルーたちだが、扉を開けたのは死んだと思われたコールだった。彼女はアンドロイドだったのだ。コールが直接コンピュータにアクセスすることによってベティ号を乗っ取ろうとするレンを足止めした。

ニューボーンとの戦い

脱出の最中、リプリー8号は進化の末に子宮を得たエイリアン・クイーンから、人間とエイリアンのハイブリッド生物「ニューボーン」が誕生するのを目撃する。ニューボーンは生みの母であるクイーンを殺害し、自分と同じ人間とエイリアンの遺伝子を併せ持つリプリーを母親と思い込む。自分は人間なのか怪物なのか、その答えを出しかねていたリプリー8号は、仲間を救うためにニューボーンへ立ち向かう。

今作ではエイリアンによる人体破壊シーンや臓物露出シーンが大量に描かれ、シリーズ中最もゴア描写が多い作品となっている。

ベティ号に急ぐ途中で、リプリーは突然現れたエイリアンに巣まで運ばれる。そこでは人間のDNAを受け継いで子宮を持つようになったエイリアン・クイーンが人間とエイリアンの完璧なハーフである新世代のニューボーン・エイリアンを今まさに産み落としたところだった。

ニューボーンはクイーンを殺し、リプリーを母親と思って近づく。リプリーは逃げてベティ号に乗り込む。ベティ号ではレンたち人質がエイリアンに殺されていた。オーリガ号は地球を目前にして爆発。

安心したのも束の間、ふたりは倉庫でいつの間にか潜入したニューボーンと対峙。最後は、リプリー8以外の人間に対して、無差別に殺害しようと行動するニューボーンの凶暴性を危険視したリプリー8が処分を決意し、自分の強酸性の血液を用いてベティ船内の窓に小さな穴を開けたことで、そこから真空の宇宙へ体組織を一片残らず吸い出されて死亡する。最後は、リプリー8以外の人間に対して、無差別に殺害しようと行動するニューボーンの凶暴性を危険視したリプリー8が処分を決意し、自分の強酸性の血液を用いてベティ船内の窓に小さな穴を開けたことで、そこから真空の宇宙へ体組織を一片残らず吸い出されて死亡する。真空の宇宙へ体組織を一片残らず吸い出されて死亡する。リプリーは悲しみをこらえてニューボーンを宇宙空間に放り出す。

ニューボーンの最期を見届けた後はアナリー・コール、ロナルド・ジョナー、ドム・ブリースと共に荒廃している地球へ生還した。

今作ではシリーズ中初めてリプリーが地球に降下している。この時代の地球は荒廃して人類の多くは去っていることが示唆されており、作中でジョナーに「掃き溜め」「あんなところに行く位なら此処(オーリガ)の方がマシ」と言わしめている。

完全版のエンディングでは、丘の上でコールがリプリーと共に荒れ果てたパリを見つめながら、リプリーが軍に追われることを心配していると告げ、「これからどうするの?」と問いかける。それに対して、リプリーが「分からない…地球は初めてだもの」と返してエンドロールというものである。

前日譚シリーズ

『プロメテウス』(2012) / エイリアンの誕生と人類の起源を描く。

時系列ではシリーズで一番最初の話となる。壮大な舞台でエイリアンの誕生と人類の起源を描く。

科学者のエリザベス(ノオミ・ラパス)は複数の古代遺跡で知的生命体と思われるサインを発見する。そこから浮かび上がった未知の惑星の存在を確かめるため、宇宙船プロメテウス号で地球を旅立つ。惑星にたどり着いたエリザベスたちは、人類誕生の真相に触れていく。

『エイリアン』の原点― 全ての謎が明らかに! リドリー・スコットが挑んだ新たなSF金字塔!!

エンジニアが巨大宇宙船ジャガーノートに乗って地球に到来。自分たちのDNAを地表に蒔き、人類の誕生をうながす。

エンジニアは、ヒューマノイド型の異星人。不毛の惑星に生命の種を宿し、人類を創造したとされる神のごとき存在。エンジニアは、ヒューマノイド型の異星人。不毛の惑星に生命の種を宿し、人類を創造したとされる神のごとき存在。太古の昔、岩山と激流しか見当たらない惑星。その地表に降り立った人型の異星人のエンジニアが半球形の容器に満たされた黒い液体を飲むと、その体は急激に変貌し始め、滝壺に投げた身は溶けてゆき、自らのDNAを惑星に拡散させた。

紀元前35000年頃、エンジニアが人類とコンタクトをはかり、文明を授けていたことが当時に描かれた壁画から判明。

西暦2023年、ウェイランド社のピーター・ウェイランド社長が、TED(テクノロジー・エンタテインメント・デザイン)カンファレンスで講演。アンドロイドの商品化と惑星の植民地化を推し進めるイノベーターとして注目される。

プロメテウス号、惑星LV-223に到着。

数学者エリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)らのチームは、地球上の場所も年代も異なる数々の遺跡から、共通のサインを発見する。それを知的生命体からの招待状だと判断した彼女は、サインが示す惑星へと、クルーと共に宇宙船プロメテウス号で旅立つのだが……。

西暦2089年、エリザベス・ショウ博士は、スコットランドの古代遺跡で星図を発見する。ショウ博士らの乗ったウェイランド社のプロメテウス号が、惑星LV-223に向けて出発する。

西暦2093年、プロメテウス号は、惑星LV-223に到着。調査を始める西暦2093年、プロメテウス号は、惑星LV-223に到着。調査を始めるが、エンジニアの開発した生物兵器(エイリアンの雛形)に次々と殺されていく。

惑星LV-223はもともとエンジニア達の母星ではなく、彼らが作りだした病原体(黒い液体)をテストするための試験場だった。

エンジニアが作った生物兵器:黒いスライム状の生物(黒い液体) が人間に寄生すると「トリロバイト」という多足型の生命体に。

エンジニアが作った黒いスライム状の生物は、人間に寄生すると「トリロバイト」という多足型の生命体として人の体内から生まれる。そのトリロバイトがエンジニアに寄生して生まれた「ディーコン」は、長い頭部と細長い手足、そして二重構造の口を持ち、その容姿は何かを想像せずにはおれない。

デヴィッドは採取した黒い液体の正体を確かめるべく、それをシャンパンに密かに混入しチャーリー・ホロウェイにすすめ、彼はシャンパンを一気に飲み干した。デヴィッドは採取した黒い液体の正体を確かめるべく、それをシャンパンに密かに混入しチャーリー・ホロウェイにすすめ、彼はシャンパンを一気に飲み干した。ショウも自室に戻ってくつろいでいるところへホロウェイが現れ、二人はそのまま性交する。

ホロウェイの体調は急速に悪化し、調査隊は彼をプロメテウス号に連れ帰る。ホロウェイの体調は急速に悪化し、調査隊は彼をプロメテウス号に連れ帰る。しかし、船内感染を恐れた冷徹なメレディス・ヴィッカーズは火炎放射器を向けて彼の乗船を拒み、押し問答の末もう助からないと覚悟を決めたホロウェイは彼女の前に進み出し、放たれた炎で焼け死んでしまう。

劇中、敬虔なクリスチャンである考古学者エリザベス・ショウ博士がゼノモーフ(異生物=エイリアン)の子を宿し、それを堕胎するというどす黒い描写がある。

体内スキャンの結果、わずか10時間前のチャーリー・ホロウェイとの性交で、彼女は先天的不妊症にもかかわらず妊娠3ヶ月の状態と知らされ、しかもそれは人間外の生命体だという。体内で未知の恐るべきものが急速に成長していると確信したショウは、堕胎させず地球に戻るまで長期睡眠させようとするクルーたちから逃れ、ヴィッカーズの居室兼専用の帰還モジュール内にある全自動手術装置で手術を受ける。

エリザベス・ショウは苦悶しながらも何とか摘出手術に成功、体内から取り出されたのは、タコのような触手を持つ異形の生命体であった。パニックに陥ったショウはそれを全自動手術装置の中に閉じ込め逃げる。エリザベス・ショウは苦悶しながらも何とか摘出手術に成功、体内から取り出されたのは、タコのような触手を持つ異形の生命体であった。パニックに陥ったショウはそれを全自動手術装置の中に閉じ込め逃げる。行方不明だったファイフィールドが突如プロメテウス号に戻ってきた。しかし、彼はもはや人間ではなくなっていた。知性は失われ、顔は融解したように変貌し、人間以上の身体能力を身に着けていた。彼に歩み寄った隊員がまず殺され、暴れ回ったファイフィールドはさらに数人を殺したが、ヤネックらによって車両で轢き潰された上に焼き殺された。

エンジニアを目覚めさせたが…生物兵器を使って地球の破壊に向かう…

エンジニアは、話も半ばに突然デヴィッドの頭部を引きちぎり、ウェイランドたちを次々と襲って殺害してしまう。デヴィッドは冷凍冬眠中のエンジニアを目覚めさせウェイランドの要求を申し入れるが、エンジニアは、話も半ばに突然デヴィッドの頭部を引きちぎり、ウェイランドたちを次々と襲って殺害してしまう。
エンジニアは、巨大宇宙船ジャガーノートの操縦室に乗り込みハッチを閉め、離陸の準備を始める。エンジニアは、巨大宇宙船ジャガーノートの操縦室に乗り込みハッチを閉め、離陸の準備を始める。

ショウは宇宙船から脱出するが、機能し続けるデヴィッドから、エンジニアが生物兵器を地球に拡散させるつもりであると連絡を受ける。デヴィッドはエンジニアの行動をずっと監視し続けていたのだった。

ショウはエンジニアが地球の破壊に向かうとヤネックに報告し、飛び立とうとする宇宙船を阻止するよう説得する。

ヤネックと副操縦士二人はプロメテウス号でエンジニアの宇宙船を追跡し、それに衝突して見事撃墜した。ヤネックと副操縦士二人はプロメテウス号でエンジニアの宇宙船を追跡し、それに衝突して見事撃墜した。ヤネックと副操縦士二人はプロメテウス号でエンジニアの宇宙船を追跡し、それに衝突して見事撃墜した。すんでのところでプロメテウス号から脱出したヴィッカーズだが、そこへ爆発した宇宙船の破片が降り注ぎ、果ては墜落してきた宇宙船の下敷きとなり死亡する。すんでのところでプロメテウス号から脱出した女性監督官メレディス・ヴィッカーズだが、そこへ爆発した宇宙船の破片が降り注ぎ、果ては墜落してきた宇宙船の下敷きとなり死亡する。

墜落から生き延びたエンジニアが復讐にやって来て、ショウに襲い掛かるが、彼女は絶妙なタイミングで手術室の扉を開放し、巨大化した生命体がエンジニアを襲っている間に逃げ出す。
エンジニアは7本の太い触手を持つ生命体と格闘するうちに頭部に絡みつかれて昏倒する。エンジニアは7本の太い触手を持つ生命体と格闘するうちに頭部に絡みつかれて昏倒する。

残された居住モジュール内で倒れていたエンジニアの胸を突き破り、尖った頭を持つ新たな生命体が出現した。残された居住モジュール内で倒れていたエンジニアの胸を突き破り、尖った頭を持つ新たな生命体が出現した。

ショウ博士とアンドロイドのデヴィッドの乗船したジャガーノートがLV-223を脱出。ここに来てはいけないという信号を発信させる。

『エイリアン:コヴェナント』(2017) / 宇宙船コヴェナント号が発見した未知の惑星。その宇宙の楽園に隠された恐るべき秘密とは…。

『エイリアン:コヴェナント』は、前作『プロメテウス』と第1作『エイリアン』のミッシング・リンクをつなぐ重要作品。この作品で、我々がよく知る“エイリアン”がその姿を現し、それがどのようにこの世に誕生したのかまでが解き明かされる。

広大な宇宙を舞台に、“完璧な生命体”との遭遇を描き、映画史上に金字塔を打ち立てた『エイリアン』。ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーといったヒットメーカーを輩出した伝説的なシリーズの創造主、リドリー・スコットが自らメガホンを執った最新作は、ついに“エイリアン誕生”の秘密が解き明かされる衝撃的な物語だ。滅びゆく地球を後にして、宇宙の楽園を発見したはずの移住船クルーに未知の新種エイリアンが牙を剥き、観る者はシリーズ最大のミステリーと極限のスリルを体感するとともに、新たな伝説の目撃者となる!

『プロメテウス』の続編。エイリアンの登場が少なかった前作に比べ、原点を想起させるエイリアンの恐怖が描かれる内容となっている。

人類希望の惑星で、史上最凶のクリーチャー誕生!迫りくる極限のスリルとリアルな恐怖!究極のサバイバル・バトルが今始まる――!人類初の宇宙移住計画により、宇宙船コヴェナント号は新たな植民地となる惑星オリガエ-6を目指していた。ところが突然のアクシデントで、船長が命を落としてしまい、その直後コヴェナント号は謎の電波を受信する。船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻であるダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である近くの惑星へと向かうが、それは人類の生存を賭けた想像を絶する戦いのはじまりだった…。

コヴェナント号の乗組員は調査のため、LV-426に降り立つ

西暦2104年、オリガエ−6に向かう途中の入植船コヴェナント号がニュートリノ・バーストの事故に遭い、ジェイコブ船長以下47名が死亡。

コヴェナント号は、「カントリー・ロード』を奏でる謎の発信音を傍受。発信元を探ったところ、移住可能な惑星の存在を確認する。

コヴェナント号の乗組員は調査のため、LV-426に降り立つコヴェナント号の乗組員は調査のため、LV-426に降り立つが、現地で謎の生物=エイリアンの襲撃を受け、同惑星を脱出したはずのデヴィッドと遭遇する。

初代エイリアン ネオモーフ / エイリアンがデヴィッドの手によって完成させられていた。

デヴィッドが実験を繰り返した結果誕生した第一世代のエイリアン。「エッグサック」という名の菌のような物体から出て来る胞子のような粉状の物体が人間に寄生し、数分から数時間後には様々な部分から幼体が出現する。

レドワードの背中を突き破って未知の異生物"ネオモーフ"が現れ彼は絶命する。レドワードの背中を突き破って未知の異生物”ネオモーフ”が現れ彼は絶命する。ネオモーフ(バックバスター)。ネオモーフはすぐカリンに襲いかかり、続いてドアのガラスを破り医療室から飛び出してファリスにも迫る。ネオモーフ(バックバスター)。

ネオモーフ(バックバスター)はすぐカリンに襲いかかり、続いてドアのガラスを破り医療室から飛び出してファリスにも迫る。ファリスはショットガンで必死に応戦するが、可燃物タンクを誤射してしまう。

ファリスの連絡でダニエルズらも着陸船に向かうが、目前で着陸船は爆発しファリスが絶命。

ネオモーフ(マウスバスター)。ハレットも苦しみ始め、口から2体目のネオモーフが出現。ネオモーフ(マウスバスター)。

ハレットも苦しみ始め、口から2体目のネオモーフが出現。事切れたハレットを後に走り去った。

プロトモーフ / ゼノモーフ

オラムに寄生したフェイスハガーによって誕生する最初のゼノモーフ。

後のエイリアンとは異なり、プロトモーフ / ゼノモーフのチェストバスターは誕生直後から既に成体と似た外見をしている。後のエイリアンとは異なり、チェストバスターは誕生直後から既に成体と似た外見をしている。後のエイリアンとは異なり、プロトモーフ / ゼノモーフのチェストバスターは誕生直後から既に成体と似た外見をしている。後のエイリアンとは異なり、プロトモーフ / ゼノモーフのチェストバスターは誕生直後から既に成体と似た外見をしている。コールを食い殺した後、四足歩行で船まで走りダニエルズと交戦する。バーナーで焼き殺そうとするも生き延び、頭突きでテネシーが乗るコックピットを破ろうとする。最終的にはダニエルズに注意を引き付けられている隙に作業用アームで握り潰された。

2体目のゼノモーフはロープに張り付いたフェイスハガーが短時間で産み付け、コヴェナント帰還後治療中に誕生。

コヴェナント号のAI「マザー」から、正体不明の生体反応を感知したと緊急事態が発せられ、ダニエルズとテネシーが医療室へ向かうと、ロープが胸を突き破られ死亡していた。アップワースの夫のリックスは、背後のガラス越しにインナーマウスで殺害される。

誕生したゼノモーフは、リックスとアップワーズをインナーマウスで殺害した後、船内を駆け回る。2体目のゼノモーフはシャワー室で逢引中だったリックスとアップワースを惨殺する。2体目のゼノモーフはシャワー室で逢引中だったリックスとアップワースを惨殺する。

ウォルター(デヴィッド)の監視の中、ダニエルズとテネシーによって、シャッターで閉じ込めるなどしてテラフォーミングベイの格納庫まで誘い出され、作業車輌の荷役フォークで串刺しにされた状態で宇宙空間に放り出された。

人類に代わる「完璧な生命体」の創造…デヴィッドは恐るべき計画を抱いていた。人類の始祖であるエンジニアたちを大虐殺する。

異星人(エンジニア)の宇宙船ジャガーノートでこの惑星LV-426へ到着したデヴィッド11年前、異星人(エンジニア)の宇宙船ジャガーノートでこの惑星LV-426へ到着したデヴィッドは、彼らが作り出してプロメテウス号の悲劇をもたらした黒い液体をばら撒き、エンジニアや動物を全滅させた(デヴィッドの回想シーン)。

ウェイランド・ユタニ社が生み出したアンドロイドのデヴィッドが暴走し、人類の始祖であるエンジニアたちを全員抹殺してしまった。

その後エンジニアの建物を研究施設とし、黒い液体を用いた遺伝子操作をエンジニアやネオモーフの身体で繰り返し、人類に代わる「完璧な生命体」の創造を研究していたのだった。レドワードとハレットが感染した胞子もその結果生み出されたものだった。

エリザベス・ショウ博士も実験体にされ、変わり果てたその遺体は施設内に保存されていた。

ショウ博士も実験体にされ、変わり果てたその遺体は施設内に保存されていた。デヴィッドは彼女の身体を宿主として利用し、エイリアンを創造。ショウ博士も実験体にされ、変わり果てたその遺体は施設内に保存されていた。デヴィッドは彼女の身体を宿主として利用し、エイリアンを創造。

意図的に信号を発信し、宿主となる人間が来るのを待っていたのだった。計画に気付いたウォルターはデヴィッドに詰め寄るが、隙を突いてデヴィッドはウォルターの機能を停止させてしまう。 デヴィッドの生体実験の研究室にエリザベス・ショウの死体が保存されていた。トラウマ必至の猟奇的なグロい遺体になっている。デヴィッドの生体実験の研究室にエリザベス・ショウの死体が保存されていた。トラウマ必至の猟奇的なグロい遺体になっている。

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